JP2010009104A - 電子書籍ビューワ - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチスクリーン式の携帯電話や携帯音楽プレーヤで小説などを読む際、行や列を読み違えたり、読み位置を見失ったりしないようにする。
【解決手段】書籍表示部1に電子書籍の文書11と文書11の配列に沿って自動あるいは手動で移動するカーソル12を表示する。カーソル12は、マウスポインタのような矢印や傍線で示し、それを文字に当てて現在の読み位置を指定する。また、移動することにより文書を読むときの注視目線を行または列方向に案内する。
【選択図】図1
【解決手段】書籍表示部1に電子書籍の文書11と文書11の配列に沿って自動あるいは手動で移動するカーソル12を表示する。カーソル12は、マウスポインタのような矢印や傍線で示し、それを文字に当てて現在の読み位置を指定する。また、移動することにより文書を読むときの注視目線を行または列方向に案内する。
【選択図】図1
Description
本発明は、斬新な操作感が得られるタッチスクリーン式の携帯電話や携帯音楽プレーヤに書籍データを転送して小説などが読めるようにした電子書籍ビューワに関する。
近年、実際の書籍のページをめくりながら読書しているような操作感が得られるタッチスクリーン式の携帯電話や携帯音楽プレーヤに、書籍データを転送して小説などが読めるようにした電子書籍ビューワが普及してきている。
書籍データは、「青空文庫」など著作権切れ、あるいは作者が公開を許諾している小説の電子データをインターネット上に公開しているサイトからダウンロードできる。
書籍データは、「青空文庫」など著作権切れ、あるいは作者が公開を許諾している小説の電子データをインターネット上に公開しているサイトからダウンロードできる。
ところが、これらの電子書籍ビューワは小さな画面に多くの文字を表示するため、行や列の読み違えが頻繁に起こる。
また、タッチスクリーンを操作してページのスクロールや文字の拡大・縮小が容易にできるため、読み位置を見失うことが頻繁に起こる。
また、タッチスクリーンを操作してページのスクロールや文字の拡大・縮小が容易にできるため、読み位置を見失うことが頻繁に起こる。
解決しようとする問題点は以上のような点であり、本発明は、タッチスクリーン式の携帯電話や携帯音楽プレーヤで小説などを読む際、行や列を読み違えたり、読み位置を見失ったりしないようにすることを目的になされたものである。
そのため本発明は、タッチパネル操作可能な電子書籍の表示画面において、現在の読み位置を特定するカーソルを表示するカーソル表示手段と、カーソルを移動して注視目線を文字の配列方向に案内するカーソル移動手段とを備えることを最も主要な特徴とする。
本発明は、電子書籍の表示画面にカーソルを表示して現在の読み位置を特定するので、読書の途中でページのスクロールや文字の拡大・縮小をしても読み位置を見失うことがなくなる。また、カーソルを移動して注視目線を文字の配列方向に案内するので、行や列を読み違えることもなくなる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1に、本発明を実施した電子書籍ビューワの画面レイアウトを示す。
図は画面レイアウトの一例であり、これにより本発明の画面、操作方法を限定するものではない。
電子辞書ビューワは、画像を表示できる携帯電話や携帯音楽プレーヤにサードパーティが開発した独自アプリをインストールして実現する。
電子書籍は、テキスト、もしくはテキストに組版情報を付加したデータ形式で作成されたコンテンツであり、それをビューワに転送後、成形して表示する。
図は画面レイアウトの一例であり、これにより本発明の画面、操作方法を限定するものではない。
電子辞書ビューワは、画像を表示できる携帯電話や携帯音楽プレーヤにサードパーティが開発した独自アプリをインストールして実現する。
電子書籍は、テキスト、もしくはテキストに組版情報を付加したデータ形式で作成されたコンテンツであり、それをビューワに転送後、成形して表示する。
ビューワは、大容量のフラッシュメモリを内蔵し、「マルチタッチ」と呼ばれる全面タッチパネルを採用している。
全面タッチパネルは一般のタッチパネルとは異なり、画面のタッチ以外に画面をなでる速度と方向を認識でき、マウスのクリックに相当するタップ(指で軽く1回叩く操作)、ダブルクリックに相当するダブルタップ(2回叩く操作)、ドラッグ(指をずらせて表示内容を移動する操作)、フリック(指で軽く弾いて画面をスクロールする操作)、ピンチアウト(2本の指を広げて表示を拡大する操作)、ピンチイン(2本の指を狭めて表示を縮小する操作)などの操作を可能にしている。
また、内蔵の加速度センサで縦横を検知でき、ビューワの持ち方(縦持ち・横持ち)によって画面の表示方向を切り替えることもできる。
全面タッチパネルは一般のタッチパネルとは異なり、画面のタッチ以外に画面をなでる速度と方向を認識でき、マウスのクリックに相当するタップ(指で軽く1回叩く操作)、ダブルクリックに相当するダブルタップ(2回叩く操作)、ドラッグ(指をずらせて表示内容を移動する操作)、フリック(指で軽く弾いて画面をスクロールする操作)、ピンチアウト(2本の指を広げて表示を拡大する操作)、ピンチイン(2本の指を狭めて表示を縮小する操作)などの操作を可能にしている。
また、内蔵の加速度センサで縦横を検知でき、ビューワの持ち方(縦持ち・横持ち)によって画面の表示方向を切り替えることもできる。
画面は、書籍表示部1を中心に、その上部にページ表示部2、下部にコントローラ3を配置し、書籍表示部1には電子書籍の文書11と、文書11の配列に沿って自動あるいは手動で移動するカーソル12を表示する。
文書11は、通常1ページ分を横書きまたは縦書きで表示する。
あるいは、図3に示すように、ビューワを縦持ちしたときは1ページ分を表示し、横持ちしたときは見開きで2ページ分を表示するようにしてもよい。
書籍表示部1に1ページ分を表示できない場合は、ビューワの基本操作として画面を指でフリックして文書11の表示内容を上下左右に動かすことができる。
文書11は、通常1ページ分を横書きまたは縦書きで表示する。
あるいは、図3に示すように、ビューワを縦持ちしたときは1ページ分を表示し、横持ちしたときは見開きで2ページ分を表示するようにしてもよい。
書籍表示部1に1ページ分を表示できない場合は、ビューワの基本操作として画面を指でフリックして文書11の表示内容を上下左右に動かすことができる。
カーソル12は、マウスポインタのような矢印や傍線で示し、それを文字に当てて現在の読み位置を指定する。また、移動することにより文書を読むときの注視目線を行または列方向に案内する。
カーソル12の表示は、矢印や傍線の代わりに文字や文字列を反転表示させてもよい。
あるいは、文字や文字列だけでなく行または列全体を反転表示させてもよい。
カーソル12の表示は、矢印や傍線の代わりに文字や文字列を反転表示させてもよい。
あるいは、文字や文字列だけでなく行または列全体を反転表示させてもよい。
カーソル12の移動は、小説などを朗読、録音したオーディオブックの再生と連動させてもよい。これによりカーソル12の移動に合わせて正しい発音が聴けるので、外国語講座などのテキスト本を読む際に有効である。また、目だけでなく耳からも情報が入るので印象が強まり、単に受験用などのテキスト本を黙読するより学習効果が高まる。
ページ表示部2は、ページバー21と左右のページ枠22、23を表示する。
ページバー21は、現在表示されているページ位置を視覚的に示すもので、ポイントaを指でスライドすると高速に改ページして現在のページ位置を変えることができる。
左右のページ枠22、23には現在のページ番号と、全体のページ数が表示される。
ページバー21は、現在表示されているページ位置を視覚的に示すもので、ポイントaを指でスライドすると高速に改ページして現在のページ位置を変えることができる。
左右のページ枠22、23には現在のページ番号と、全体のページ数が表示される。
コントローラ3は、再生/一時停止ボタン31を中心に左右の巻戻しボタン32と早送りボタン33、その下部にスピード調節バー34を表示する。
また、両端にブックマークアイコン35とカーソル移動ボタン36を表示する。
また、両端にブックマークアイコン35とカーソル移動ボタン36を表示する。
再生/一時停止ボタン31は、指でタップするとカーソル12の自動移動が開始し、次に指でタップするとカーソル12の自動移動が停止する。
自動移動するカーソル12がページの終わりに到達すると自動的に改ページがなされ、カーソル12は次のページの先頭に表示される。
巻戻しボタン32と早送りボタン33は、改ページを操作するもので、指で1回タップすると前後のページが表示され、指で2回続けてタップすると前後の章が表示される。
また、長押しすると高速でページの巻戻し、早送りがなされる。
スピード調節バー34は、ポイントaを指でスライドすると自動移動するカーソル12の移動スピードを調節できる。
自動移動するカーソル12がページの終わりに到達すると自動的に改ページがなされ、カーソル12は次のページの先頭に表示される。
巻戻しボタン32と早送りボタン33は、改ページを操作するもので、指で1回タップすると前後のページが表示され、指で2回続けてタップすると前後の章が表示される。
また、長押しすると高速でページの巻戻し、早送りがなされる。
スピード調節バー34は、ポイントaを指でスライドすると自動移動するカーソル12の移動スピードを調節できる。
カーソル移動ボタン36は、図4に示すように、指でなでると速度に比例したスピードでカーソル12が移動する。
カーソル12は、指で1回なでる毎に行(または列)の始めから終わりまで移動し、行(または列)の終わりで改行(または列)がなされる。
また、自動移動のときと同様に、カーソル12がページの終わりに到達すると自動的に改ページがなされ、カーソル12は次のページの先頭に表示される。
カーソル12は、指で1回なでる毎に行(または列)の始めから終わりまで移動し、行(または列)の終わりで改行(または列)がなされる。
また、自動移動のときと同様に、カーソル12がページの終わりに到達すると自動的に改ページがなされ、カーソル12は次のページの先頭に表示される。
カーソル移動ボタン36を指でタップすると、書籍表示部1からカーソル12が消え、カーソル移動ボタン36は薄く表示される。
次に指でタップすると、書籍表示部1に再びカーソル12が現れ、カーソル移動ボタン36は元の表示に戻る。これによりカーソル12を表示したくない場合は任意にカーソル12を消去できる。
次に指でタップすると、書籍表示部1に再びカーソル12が現れ、カーソル移動ボタン36は元の表示に戻る。これによりカーソル12を表示したくない場合は任意にカーソル12を消去できる。
ブックマークアイコン35は、巻戻しボタン32や早送りボタン33を指でタップして手動で改ページしたときに表示される。これにより改ページする前にどこまで読んだのか記憶され、「しおり」が自動的にはさまれることになる。
改ページ後にブックマークアイコン35を指でタップすると、「しおり」をはさんだ場所のページが速やか表示される。
これにより読書の途中でいったん改ページして他のページを参照し、再び元のページを開いて続きから読むような操作が容易にできるようになる。
改ページ後にブックマークアイコン35を指でタップすると、「しおり」をはさんだ場所のページが速やか表示される。
これにより読書の途中でいったん改ページして他のページを参照し、再び元のページを開いて続きから読むような操作が容易にできるようになる。
図2に、本発明を実施した電子書籍ビューワのブロック図を示す。
電子書籍ビューワは、表示画面を制御する画面制御部4と、画面上の接触位置(タッチポイント)を定期的に検出して通知するパネル検知部5と、LCD等で構成し書籍データなどの画像を表示する表示部6と、フラッシュメモリ等で構成し書籍データなどを記憶する記憶部7で構成し、処理制御部4にはCPU41、ROM42、RAM43、VRAM44を備える。
CPU41は、ROM42に格納されたプログラムを必要に応じて読み出し、RAM43に展開して実行することにより、パネル操作に応答して表示画面を切り替える。
また、記憶部7から書籍データをアクセスしてVRAM44に展開し、カーソル12の描画処理を行った後、VRAM44から表示部6に転送して書籍データを表示する。
電子書籍ビューワは、表示画面を制御する画面制御部4と、画面上の接触位置(タッチポイント)を定期的に検出して通知するパネル検知部5と、LCD等で構成し書籍データなどの画像を表示する表示部6と、フラッシュメモリ等で構成し書籍データなどを記憶する記憶部7で構成し、処理制御部4にはCPU41、ROM42、RAM43、VRAM44を備える。
CPU41は、ROM42に格納されたプログラムを必要に応じて読み出し、RAM43に展開して実行することにより、パネル操作に応答して表示画面を切り替える。
また、記憶部7から書籍データをアクセスしてVRAM44に展開し、カーソル12の描画処理を行った後、VRAM44から表示部6に転送して書籍データを表示する。
CPU41は、カーソル移動ボタン36の操作スピードやスピード調節バー34の調節位置を検出してカーソル12の移動スピードを計算し、移動スピードに応じて一定の時間間隔でカーソル12の表示位置を変化させる。
また、VRAM44を走査して文字の配列を検出し、文字の配列に沿ってカーソル12の表示位置を変化させる。
また、VRAM44を走査して文字の配列を検出し、文字の配列に沿ってカーソル12の表示位置を変化させる。
1 書籍表示部
11 文書
12 カーソル
2 ページ表示部
21 ページバー
22 ページ枠
23 ページ枠
3 コントローラ
31 再生/一時停止ボタン
32 巻戻しボタン
33 早送りボタン
34 スピード調節バー
35 ブックマークアイコン
36 カーソル移動ボタン
4 画面制御部
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 VRAM
5 パネル検知部
6 表示部
7 記憶部
a ポイント
11 文書
12 カーソル
2 ページ表示部
21 ページバー
22 ページ枠
23 ページ枠
3 コントローラ
31 再生/一時停止ボタン
32 巻戻しボタン
33 早送りボタン
34 スピード調節バー
35 ブックマークアイコン
36 カーソル移動ボタン
4 画面制御部
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 VRAM
5 パネル検知部
6 表示部
7 記憶部
a ポイント
Claims (9)
- タッチパネル操作可能な電子書籍の表示画面において、
現在の読み位置を特定するカーソルを表示するカーソル表示手段と、
カーソルを移動して注視目線を文字の配列方向に案内するカーソル移動手段と、
を備えることを特徴とする電子書籍ビューワ。 - 前記カーソル移動手段に、
カーソルが一定の時間間隔で自動的に移動する自動移動手段と、
タッチパネル操作に応じて移動する手動移動手段と、
を備えることを特徴とする請求項1記載の電子書籍ビューワ。 - 前記自動移動手段に、
カーソルの移動スピードを調節するスピード調節手段を備えることを特徴とする請求項2記載の電子書籍ビューワ。 - 前記手動移動手段に、
カーソルの移動スピードをタッチパネルの操作スピードに応じて制御するスピード制御手段を備えることを特徴とする請求項2記載の電子書籍ビューワ。 - 前記カーソルを矢印、傍線、反転表示のいずれかで表示することを特徴とする請求項1記載の電子書籍ビューワ。
- 前記タッチパネルに再生/一時停止ボタンが表示され、
これをタップするとカーソルの自動移動が開始し、
次にタップするとカーソルの自動移動が停止することを特徴とする請求項1記載の電子書籍ビューワ。 - 前記タッチパネルにカーソル移動ボタンが表示され、
これをなでると毎回カーソルが行(または列)の始めから終わりまで移動し、
行(または列)の終わりで改行(または列)がなされることを特徴とする請求項1記載の電子書籍ビューワ。 - 前記カーソルがページの終わりに到達すると自動的に改ページがなされ、
次のページの先頭にカーソルが表示されることを特徴とする請求項1記載の電子書籍ビューワ。 - 前記タッチパネルにカーソル移動ボタンが表示され、
これをタップするとカーソルが表示されなくなることを特徴とする請求項1記載の電子書籍ビューワ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008164283A JP2010009104A (ja) | 2008-06-24 | 2008-06-24 | 電子書籍ビューワ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008164283A JP2010009104A (ja) | 2008-06-24 | 2008-06-24 | 電子書籍ビューワ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=41589557
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
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- 2008-06-24 JP JP2008164283A patent/JP2010009104A/ja active Pending
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