JP2017138918A - コンテンツ表示制御方法、プログラム、及びコンテンツ表示制御装置 - Google Patents

コンテンツ表示制御方法、プログラム、及びコンテンツ表示制御装置 Download PDF

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教裕 植村
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資司 永田
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【課題】複数のページを有するコンテンツの見易さを向上することが可能なコンテンツ表示制御方法、プログラム、及びコンテンツ表示制御装置を提供する。【解決手段】表示単位指定受付部20は、一画面に表示するページ数の指定を受け付ける。表示制御部21は、指定されたページ数に基づいて、複数のページを有するコンテンツを画面に表示する。スクロール方向設定部22は、指定されたページ数に基づいて、画面のスクロール方向を設定する。スクロール実行部24は、画面をスクロール方向にスクロールさせる。【選択図】図3

Description

本発明はコンテンツ表示制御方法、プログラム、及びコンテンツ表示制御装置に関する。
電子書籍又は電子楽譜等のような複数のページを有するコンテンツを表示するコンテンツ表示制御装置が知られている。
特開2003−107986号公報
上記のようなコンテンツ表示制御装置では、一画面に表示するページ数(以下「表示単位」と呼ぶ。)を指定できる場合がある。一般的に、表示単位によって画面におけるページの配置状態が変わるが、従来のコンテンツ表示制御装置では画面のスクロール方向が固定されていたため、表示単位によっては、コンテンツを見るユーザの視線の動きと、スクロール方向とが合わなくなってしまう場合があった。その結果、コンテンツを見難くなってしまう場合があった。
例えば、コンテンツが電子楽譜又は横書きの電子書籍であり、かつ、表示単位が「2ページ」である場合、一般的に、当該2ページが画面内に左右に並んで配置されることが多い。この場合、当該2ページを見るユーザの視線は左から右へと動くことになるため、仮にスクロール方向が縦方向に固定されていると、ユーザの視線の動き(横方向)とスクロール方向(縦方向)とが合っていないことにより、スムーズにコンテンツを見ることができなくなってしまう。
また例えば、コンテンツが電子楽譜又は横書きの電子書籍であり、かつ、表示単位が「4ページ」である場合、一般的に、当該4ページが画面内に左上、右上、左下、右下の順で配置されることが多い。この場合、当該4ページを見るユーザの視線は上から下へと動くことになるため、仮にスクロール方向が横方向に固定されていると、ユーザの視線の動き(縦方向)とスクロール方向(横方向)とが合っていないことにより、スムーズにコンテンツを見ることができなくなってしまう。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、複数のページを有するコンテンツの見易さを向上することが可能なコンテンツ表示制御方法、プログラム、及びコンテンツ表示制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るコンテンツ表示制御方法は、一画面に表示するページ数の指定を受け付ける受付ステップと、指定された前記ページ数に基づいて、複数のページを有するコンテンツを画面に表示する表示制御ステップとを含み、前記表示制御ステップは、指定された前記ページ数に基づいて、前記画面のスクロール方向を設定する設定ステップと、前記画面を前記スクロール方向にスクロールさせるスクロール実行ステップとを含む。
また、本発明に係るプログラムは、一画面に表示するページ数の指定を受け付ける受付ステップと、指定された前記ページ数に基づいて、複数のページを有するコンテンツを画面に表示する表示制御ステップとをコンピュータに実行させ、前記表示制御ステップは、指定された前記ページ数に基づいて、前記画面のスクロール方向を設定する設定ステップと、前記画面を前記スクロール方向にスクロールさせるスクロール実行ステップとを含む。
また、本発明に係る情報記憶媒体は、上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体である。
また、本発明に係るコンテンツ表示制御装置は、一画面に表示するページ数の指定を受け付ける受付手段と、指定された前記ページ数に基づいて、複数のページを有するコンテンツを画面に表示する表示制御手段とを含み、前記表示制御手段は、指定された前記ページ数に基づいて、前記画面のスクロール方向を設定する設定手段と、前記画面を前記スクロール方向にスクロールさせるスクロール実行手段とを含む。
また、本発明の一態様では、前記設定ステップは、前記一画面に表示するページ数が変更された場合に、変更後の前記ページ数に基づいて、前記スクロール方向を変更するようにしてもよい。
また、本発明の一態様では、前記設定ステップは、指定された前記ページ数と、前記一画面におけるページの配置順序とに基づいて、前記スクロール方向を設定するようにしてもよい。
また、本発明の一態様では、前記表示制御ステップは、前記スクロール方向を示すオブジェクトを前記画面に表示するオブジェクト表示制御ステップを含むようにしてもよい。
本発明によれば、複数のページを有するコンテンツの見易さを向上することが可能になる。
本発明の実施形態に係るコンテンツ表示制御装置の外観の一例を示す図である。 コンテンツ表示制御装置のハードウェア構成の概要について説明するための図である。 コンテンツ表示制御装置の機能ブロック図である。 対応関係情報の一例を示す図である。 表示単位が「1ページ」である場合の画面の一例を示す図である。 表示単位が「2ページ」である場合の画面の一例を示す図である。 表示単位が「2ページ」である場合においてスクロールした画面の一例を示す図である。 表示単位が「4ページ」である場合の画面の一例を示す図である。 表示単位が「4ページ」である場合においてスクロールした画面の一例を示す図である。 表示単位が「8ページ」である場合の画面の一例を示す図である。 表示単位が「1/2ページ」である場合の画面の一例を示す図である。 コンテンツ表示制御方法の一例を示すフロー図である。 対応関係情報の他の一例を示す図である。 表示単位が「4ページ」である場合の画面の他の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図面では同一又は同等の要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態に係るコンテンツ表示制御装置は、例えば、タブレット型コンピュータ、ラップトップ型コンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、又はスマートフォン等によって実現される。図1はコンテンツ表示制御装置の外観の一例を示す。図1は、コンテンツ表示制御装置10がタブレット型コンピュータによって実現される場合について示している。
図2は、コンテンツ表示制御装置10のハードウェア構成の概要について説明するための図である。図2に示すように、コンテンツ表示制御装置10は制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、及び通信部15を含む。
制御部11は1又は複数のマイクロプロセッサを含み、記憶部12に記憶されたプログラムに従って処理を実行する。記憶部12は、例えば主記憶(RAM等)及び補助記憶(ハードディスクドライブ又はソリッドステートドライブ等)の情報記憶媒体を含み、制御部11によって実行されるプログラムを記憶する。記憶部12は制御部11のワークメモリとしても動作する。
例えば、プログラム又はデータは通信ネットワークを介してコンテンツ表示制御装置10に提供される。なお、コンテンツ表示制御装置10は、例えばメモリカード又は光ディスク等のコンピュータで読み取り可能な情報記憶媒体に記憶されたプログラム又はデータを読み出すための構成要素を含むようにしてもよい。そして、プログラム又はデータが情報記憶媒体を介してコンテンツ表示制御装置10に提供されるようにしてもよい。
操作部13はユーザの操作を受け付けるためのものであり、ユーザの操作に応じて当該操作の内容を制御部11に出力する。表示部14は、例えば液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ等であり、制御部11からの指示に従い画面を表示する。通信部15は他の装置と通信ネットワークを介してデータ通信するためのものである。
なお、図2では操作部13と表示部14とが別個に示されているが、操作部13と表示部14とはいわゆるタッチパネルとして一体的に構成されてもよい。この場合、ユーザは指又はタッチペン等でタッチパネルに接触することによって各種操作を行うことが可能である。タッチパネルとしては、例えば、タッチされた部分の容量変化を検出する静電容量結合方式、抵抗値変化を検出する抵抗膜方式、又はタッチにより遮蔽された部分の光量変化を検出する光センサ方式等の各種方式のタッチパネルを用いることが可能である。なお、操作部13と表示部14とをタッチパネルとして一体的に構成することは必須ではなく、操作部13は、例えばボタン、キー、レバー(スティック)、マウス、又はトラックパッド等のような表示部14と別個に設けられる操作子であってもよい。
また、コンテンツ表示制御装置10では、画面をユーザから見て縦長に見える状態で表示することも(後述の図5,8,9,11,14参照)、画面をユーザから見て横長に見える状態(後述の図6,7,10参照)で表示することも可能である。
上記構成を有するコンテンツ表示制御装置10では、例えば電子書籍又は電子楽譜等のような複数のページを有するコンテンツ(言い換えれば、複数のページに分割されたコンテンツ)を表示部14に表示する。特に、コンテンツ表示制御装置10では、一画面に表示するページ数に合わせて画面のスクロール方向を設定することによってコンテンツの見易さを向上するようになっている。以下、この点について詳細に説明する。
図3は、コンテンツ表示制御装置10で実現される機能のうち、本発明に関連するものを主に示す機能ブロック図である。図3に示すように、コンテンツ表示制御装置10は表示単位指定受付部20と表示制御部21とを含む。例えば、これらは主に制御部11によって実現される。すなわち、制御部11がプログラムに従って処理を実行することによって、制御部11が表示単位指定受付部20及び表示制御部21として機能する。
表示単位指定受付部20は表示単位の指定を受け付ける。先述の通り、ここでは、一画面に表示するページ数のことを「表示単位」と記載している。
表示単位の指定は操作部13(タッチパネル等)を用いて行われる。例えば、ユーザはピンチイン/アウト操作によって表示単位を変更する。「ピンチイン操作」とは、タッチパネルに接触させた2本の指を互いに近づけるようにしてスライドさせる操作である。一方、「ピンチアウト操作」とは、タッチパネルに接触させた2本の指を互いに遠ざけるようにしてスライドさせる操作である。
例えば、ユーザはピンチイン操作によって表示単位を減らし、ピンチアウト操作によって表示単位を増やす。例えば、表示単位は「1/2ページ」,「1ページ」,「2ページ」,「4ページ」,「8ページ」の間で変えることが可能である。現在の表示単位が「2ページ」である状態でユーザがピンチイン操作を行うと、表示単位指定受付部20は、表示単位を減少させることが指定されたと判断する。すなわち、表示単位指定受付部20は、「2ページ」よりも一段階少ない表示単位である「1ページ」が指定されたと判断する。一方、現在の表示単位が「2ページ」である状態でユーザがピンチアウト操作を行うと、表示単位指定受付部20は、表示単位を増加させることが指定されたと判断する。すなわち、表示単位指定受付部20は、「2ページ」よりも一段階多い表示単位である「4ページ」が指定されたと判断する。
ピンチイン/アウト操作以外の操作によって表示単位の指定が行われるようにしてもよい。例えば、ユーザがコンボボックス等によって提示される表示単位の一覧のうちからいずれかを選択することによって、所望の表示単位が指定されるようにしてもよい。この場合、表示単位指定受付部20は、表示単位の一覧のうちから選択された表示単位が指定されたと判断する。
なお、ユーザによって指定された表示単位を示す情報は記憶部12に記憶され、当該情報は表示制御部21によって参照される。
表示制御部21は、指定された表示単位に基づいて、複数のページを有するコンテンツを画面に表示する。表示制御部21は、指定された表示単位(ページ数)が一画面に表示されるようにしてコンテンツを画面に表示する。例えば、指定された表示単位が「nページ」(n:1/2,1,2,4,8等(これら以外の値であってもよい))である場合、表示制御部21は、一画面にnページずつ表示するようにしてコンテンツを画面に表示する(後述の図5〜11,14参照)。
図3に示すように、表示制御部21はスクロール方向設定部22とオブジェクト表示制御部23とスクロール実行部24とを含む。なお、オブジェクト表示制御部23は必須でなく、省略してもよい。
スクロール方向設定部22は、指定された表示単位に基づいて、画面のスクロール方向を設定する。オブジェクト表示制御部23は、スクロール方向を示すオブジェクトを画面に表示する。なお、「オブジェクト」とは、画像(例えばアイコン、標識、又は記号等)又はテキスト等である。スクロール実行部24は画面をスクロール方向にスクロールさせる。
例えば、表示単位とスクロール方向との対応関係を示す対応関係情報に基づいて、スクロール方向設定部22は、指定された表示単位に対応するスクロール方向を特定し、当該スクロール方向を画面のスクロール方向として設定する。
図4は対応関係情報の一例を示す図である。図4に示す対応関係情報では表示単位に適したスクロール方向が設定されている。なお、図4に示す対応関係情報では、コンテンツが楽譜又は横書きの書籍等を電子化したものである場合を想定している。また、図4に記載の「スクロール方向」は、画面(コンテンツ)に対する相対的なスクロール方向を示している。このため、対応関係情報では、表示単位に合わせて、スクロール方向が画面(コンテンツ)に対して相対的に変わるようになっている。言い換えれば、図4に記載の「スクロール方向」は、画面(コンテンツ)を正視するユーザから見たスクロール方向を示している。このため、対応関係情報では、表示単位に合わせて、ユーザから見たスクロール方向が変わるようになっている。
図4に記載の「縦方向」とは、画面(コンテンツ)の縦方向に画面がスクロールすることを示している。言い換えれば、「縦方向」とは、画面(コンテンツ)を正視するユーザから見て縦方向に画面がスクロールすることを示している。一方、図4に記載の「横方向」とは、画面(コンテンツ)の横方向に画面がスクロールすることを示している。言い換えれば、「横方向」とは、画面(コンテンツ)を正視するユーザから見て横方向に画面がスクロールすることを示している。
ここで、表示単位として「1ページ」が指定された場合を想定する。この場合の画面の一例を図5に示す。なお、ここでは、コンテンツが楽譜又は横書きの書籍等を電子化したものであることとする。また、実際には画面30にコンテンツの内容が表示されるが、図5では、説明の簡便のため、コンテンツの内容を省略して点線で示している。図5に記載の(P3)は、コンテンツの第3ページが表示されていることを便宜上示すものであり、実際の画面30に表示されるものではない。後述の図6〜11,14も同様である。
表示単位として「1ページ」が指定された場合、図5に示すように、表示制御部21はコンテンツを1ページずつ画面30に表示する。
図4に示す対応関係情報では、表示単位「1ページ」に対応するスクロール方向として「横方向」が設定されているため、スクロール方向設定部22は画面30(コンテンツ)の横方向をスクロール方向として設定する。
そして、オブジェクト表示制御部23は、スクロール方向が横方向であることを示す標識31L,31R(オブジェクトの一例)を画面30に表示する。標識31L,31Rはスクロール方向をユーザに案内する役割を果たしており、標識31L,31Rが表示されることにより、ユーザは左又は右方向に画面30がスクロールすることを一見して把握することができる。
左方向へのスクロールを指示する操作がユーザによって行われた場合に、スクロール実行部24は画面30を左方向にスクロールさせ、右方向へのスクロールを指示する操作がユーザによって行われた場合に、スクロール実行部24は画面30を右方向にスクロールさせる。例えば、「左方向へのスクロールを指示する操作」とは、右方向へのスワイプ操作であり、「右方向へのスクロールを指示する操作」とは、左方向へのスワイプ操作である。なお、「スワイプ操作」とは、タッチパネルに接触させた指等をスライドさせる操作である。
次に、表示単位として「2ページ」が指定された場合を想定する。この場合の画面の一例を図6に示す。この場合、図6に示すように、表示制御部21はコンテンツを2ページずつ画面30に表示する。例えば、2ページが画面30内に横に並べて表示される。
図4に示す対応関係情報では、表示単位「2ページ」に対応するスクロール方向として「横方向」が設定されているため、スクロール方向設定部22は画面30(コンテンツ)の横方向をスクロール方向として設定する。
そして、オブジェクト表示制御部23は、スクロール方向が横方向であることを示す標識31L,31Rを画面30に表示する。また、左方向へのスクロールを指示する操作がユーザによって行われた場合に、スクロール実行部24は画面30を左方向にスクロールさせ、右方向へのスクロールを指示する操作がユーザによって行われた場合に、スクロール実行部24は画面30を右方向にスクロールさせる。
図7は、図6に示す状態から右方向に1/2ページだけスクロールした場合の画面30の一例を示す。図6に示す状態ではコンテンツの第3,4ページが左から右へと並んで表示されているため、これらのページを見るユーザの視線は左から右へと移動していく。この点、図6,7に示す例では、画面30のスクロール方向が横方向に設定されており、スクロール方向がユーザの視線の動きと合っているため、ユーザは第4ページを見終えた後、スムーズに第5ページを見始めることができる。
次に、表示単位として「4ページ」が指定された場合を想定する。この場合の画面の一例を図8に示す。この場合、図8に示すように、表示制御部21はコンテンツを4ページずつ画面30に表示する。例えば、4ページが画面30内の左上、右上、左下、右下に順番に表示される。
図4に示す対応関係情報では、表示単位「4ページ」に対応するスクロール方向として「縦方向」が設定されているため、スクロール方向設定部22は画面30(コンテンツ)の縦方向をスクロール方向として設定する。
そして、オブジェクト表示制御部23は、スクロール方向が縦方向であることを示す標識31U,31D(オブジェクトの一例)を画面30に表示する。なお、図8に示す例では、標識31U,31Dが画面30の左端及び右端に表示されているが、標識31U,31Dを、スクロール方向(縦方向)に対応する位置、すなわち、画面30の上端及び下端に表示するようにしてもよい。
上方向へのスクロールを指示する操作がユーザによって行われた場合に、スクロール実行部24は画面30を上方向にスクロールさせ、下方向へのスクロールを指示する操作がユーザによって行われた場合に、スクロール実行部24は画面30を下方向にスクロールさせる。例えば、「上方向へのスクロールを指示する操作」とは、下方向へのスワイプ操作であり、「下方向へのスクロールを指示する操作」とは、上方向へのスワイプ操作である。
図9は、図8に示す状態から下方向に1/2ページだけスクロールした場合の画面30の一例を示す。図8に示す状態では、コンテンツの第3〜6ページを見るユーザの視線は上から下へと移動していく。この点、図8,9に示す例では、画面30のスクロール方向が縦方向に設定されており、スクロール方向がユーザの視線の動きと合っているため、ユーザは第6ページを見終えた後、スムーズに第7ページを見始めることができる。
次に、表示単位として「8ページ」が指定された場合を想定する。この場合の画面の一例を図10に示す。この場合、図10に示すように、表示制御部21はコンテンツを8ページずつ画面30に表示する。例えば、最初の4ページが画面30内の上段に左から右へと順番に表示され、次の4ページが画面30内の下段に左から右へと順番に表示される。
図4に示す対応関係情報では、表示単位「8ページ」に対応するスクロール方向として「縦方向」が設定されているため、スクロール方向設定部22は画面30(コンテンツ)の縦方向をスクロール方向として設定する。
そして、オブジェクト表示制御部23は、スクロール方向が縦方向であることを示す標識31U,31Dを画面30に表示する。また、上方向へのスクロールを指示する操作がユーザによって行われた場合に、スクロール実行部24は画面30を上方向にスクロールさせ、下方向へのスクロールを指示する操作がユーザによって行われた場合に、スクロール実行部24は画面30を下方向にスクロールさせる。
最後に、表示単位として「1/2」が指定された場合を想定する。この場合の画面の一例を図11に示す。この場合、図11に示すように、表示制御部21はコンテンツを1/2ページずつ画面30に表示する。図11に示す例では、コンテンツの第3ページの上半分が画面30に表示されている。また、図4に示す対応関係情報では、表示単位「1/2」に対応するスクロール方向として「縦方向」が設定されているため、スクロール方向設定部22は画面30(コンテンツ)の縦方向をスクロール方向として設定する。そして、オブジェクト表示制御部23は、スクロール方向が縦方向であることを示す標識31U,31Dを画面30に表示する。また、上方向へのスクロールを指示する操作がユーザによって行われた場合に、スクロール実行部24は画面30を上方向にスクロールさせ、下方向へのスクロールを指示する操作がユーザによって行われた場合に、スクロール実行部24は画面30を下方向にスクロールさせる。
次に、コンテンツ表示制御装置10で実行される処理(コンテンツ表示制御方法)の一例について説明する。図12は当該処理(コンテンツ表示制御方法)の一例を示すフロー図である。図12は、記憶部12に記憶されたプログラム(コンテンツ表示制御プログラム)が起動された場合に、制御部11が当該プログラムに従って実行する処理の一例を示している。なお、上記プログラムはユーザからの起動指示に応じて起動するようにしてもよいし、コンテンツ表示制御装置10の電源ONに伴って自動的に起動するようにしてもよい。制御部11が図12に示す処理を上記プログラムに従って実行することによって、表示単位指定受付部20及び表示制御部21が実現される。
図12に示すように、まず、制御部11は表示単位を取得する(S100)。例えば、制御部11は標準の表示単位(例えば1ページ)を取得する。または、制御部11はユーザによって予め指定された表示単位を取得する。なお、標準の表示単位、又は、ユーザによって予め指定された表示単位を示す情報が記憶部12に記憶されており、制御部11は当該情報を参照することによって表示単位を取得する。
また、制御部11は、ステップS100で取得された表示単位に対応するスクロール方向を図4に示す対応関係情報に基づいて特定し、画面30のスクロール方向として設定する(S101)。
そして、制御部11は画面30を表示する(S102)。すなわち、制御部11は、ステップS100で取得された表示単位でコンテンツを画面30に表示する。また、制御部11は、ステップS101で設定されたスクロール方向を示す標識(標識31L,31R又は31U,31D)を画面30に表示する。
画面30が表示された後、制御部11は表示単位の変更操作が行われたか否かを判定する(S103)。先述の通り、表示単位の変更操作は例えばピンチイン/アウト操作である。このため、制御部11はピンチイン操作又はピンチアウト操作が行われたか否かを判定する。なお、表示単位の変更操作はピンチイン/アウト操作以外の操作であってもよい。例えば、ユーザがコンボボックス等によって提示される表示単位の一覧のうちからいずれかを選択することによって、表示単位が変更されるようにしてもよい。
表示単位の変更操作が行われたと判定された場合、制御部11は変更後の表示単位を取得する(S104)。例えば、ピンチイン操作が行われたと判定された場合、制御部11は現在の表示単位よりも一段階少ない表示単位を取得し、ピンチアウト操作が行われたと判定された場合、制御部11は現在の表示単位よりも一段階多い表示単位を取得する。
そして、制御部11は、ステップS104で取得された表示単位に対応するスクロール方向を図4に示す対応関係情報に基づいて特定し、画面30のスクロール方向として設定する(S105)。
さらに、制御部11は画面30を更新する(S106)。すなわち、制御部11は、ステップS104で取得された表示単位でコンテンツを画面30に表示する。また、制御部11は、ステップS105で設定されたスクロール方向を示す標識(標識31L,31R31U,31D)を画面30に表示する。
ステップS106が実行された後、又は、ステップS103で表示単位の変更操作が行われたと判定されなかった場合、制御部11はスクロール指示操作が行われたか否かを判定する(S107)。先述の通り、スクロール指示操作は、例えば、ステップS101又はS105で設定されたスクロール方向に対応する方向へのスワイプ操作である。このため、制御部11はこのようなスワイプ操作が行われたか否かを判定する。
スクロール指示操作が行われたと判定された場合、制御部11は画面30をスクロールさせる(S108)。例えば、制御部11は、スワイプ操作の方向に対応するスクロール方向に画面30をスクロールさせる。
ステップS108が実行された後、又は、ステップS107でスクロール指示操作が行われたと判定されなかった場合、制御部11はコンテンツ表示の終了操作が行われたか否かを判定する(S109)。コンテンツ表示の終了操作が行われたと判定されなかった場合、制御部11はステップS103に戻る。一方、コンテンツ表示の終了操作が行われたと判定された場合、制御部11は本処理(プログラム)を終了する。この場合、表示部14はコンテンツが表示されていない状態になる。
以上説明したコンテンツ表示制御装置10(コンテンツ表示制御方法及びプログラム)によれば、表示単位(一画面に表示するコンテンツのページ数)に合わせて画面30のスクロール方向を設定することが可能になる。表示単位によって画面30におけるページの配置状態が変わり、画面30に表示されたコンテンツを見る際のユーザの視線の動きも変わるが、コンテンツ表示制御装置10によれば、表示単位(画面30におけるページの配置状態)に合わせて画面30のスクロール方向を設定することが可能になる。すなわち、画面30に表示されたコンテンツを見る際のユーザの視線の動きに合わせて、画面30のスクロール方向を設定することが可能になるため、コンテンツの見易さを向上することが可能になる。
さらに、コンテンツ表示制御装置10(コンテンツ表示制御方法及びプログラム)によれば、スクロール方向を示す標識31L,31R,31U,31Dが画面30に表示されるため、ユーザがスクロール方向を把握し易くなるように補助することが可能になる。コンテンツ表示制御装置10では、画面30のスクロール方向が一定でなく、表示単位に応じて変わるようになっているが、上記の標識31L,31R,31U,31Dが表示されることによって、ユーザはスクロール方向を一見して把握することができる。
本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではない。
(1)例えば、スクロール方向設定部22は、指定された表示単位と、一画面におけるページの配置順序とに基づいて、スクロール方向を設定するようにしてもよい。
図13は対応関係情報の変形例を示す。図13に示す対応関係情報では、表示単位と配置順序との組合せに対してスクロール方向が決められている。例えば、表示単位「4ページ」に関しては、「左上、右上、左下、右下」という配列順序である第1タイプと、「左上、左下、右上、右下」という配列順序である第2タイプとの各々に対して、互いに異なるスクロール方向が設定されている。
ここで、表示単位が「4ページ」であり、配置順序が「第1タイプ」である場合を想定する。この場合、例えば図8,9に示したようにコンテンツが画面30に表示される。
この場合の画面30に表示される4ページを見る際のユーザの視線の動きは画面30内を上から下へと移動することになる。この点、図13に示す対応関係情報では、この場合に対応するスクロール方向として「縦方向」が設定されているため、スクロール方向設定部22は画面30の縦方向をスクロール方向として設定する。その結果、スクロール方向がユーザの視線の動きと合うようになるため、ユーザは第6ページを見終えた後、スムーズに第7ページを見始めることができる。
次に、表示単位が「4ページ」であり、配置順序が「第2タイプ」である場合を想定する。図14はこの場合の画面30の一例を示す。
この場合の画面30に表示される4ページを見る際のユーザの視線の動きは画面30内を左から右へと移動することになる。この点、図13に示す対応関係情報では、この場合に対応するスクロール方向として「横方向」が設定されているため、スクロール方向設定部22は画面30の横方向をスクロール方向として設定する。その結果、スクロール方向がユーザの視線の動きと合うようになるため、ユーザは第6ページを見終えた後、スムーズに次のページ(第7ページ)を見始めることができる。
(2)また例えば、スクロール方向を示すオブジェクトは標識31L,31R,31U,31Dに限られない。オブジェクトは、ユーザがスクロール方向を認識できるようなものであれば、どのような態様であってもよい。例えば、スクロール方向を示すメッセージ(オブジェクトの一例)を表示するようにしてもよい。
(3)また例えば、図4,13に示す対応関係情報では、表示単位「1ページ」に対応するスクロール方向が「横方向」になっているが、「縦方向」であってもよい。
(4)また例えば、コンテンツ表示制御装置10は、電子楽譜の表示機能を備えた電子楽器として実現されるようにしてもよい。
(5)以上では、横書きのコンテンツを表示する場合について主に説明したが、本発明は、縦書きのコンテンツを表示する場合にも適用することが可能である。
10 コンテンツ表示制御装置、11 制御部、12 記憶部、13 操作部、14 表示部、15 通信部、20 表示単位指定受付部、21 表示制御部、22 スクロール方向設定部、23 オブジェクト表示制御部、24 スクロール実行部、30 画面、31L,31R,31U,31D 標識。

Claims (6)

  1. 一画面に表示するページ数の指定を受け付ける受付ステップと、
    指定された前記ページ数に基づいて、複数のページを有するコンテンツを画面に表示する表示制御ステップと、
    を含み、
    前記表示制御ステップは、
    指定された前記ページ数に基づいて、前記画面のスクロール方向を設定する設定ステップと、
    前記画面を前記スクロール方向にスクロールさせるスクロール実行ステップと、を含む、
    ことを特徴とするコンテンツ表示制御方法。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ表示制御方法において、
    前記設定ステップは、前記一画面に表示するページ数が変更された場合に、変更後の前記ページ数に基づいて、前記スクロール方向を変更する、
    ことを特徴とするコンテンツ表示制御方法。
  3. 請求項1又は2に記載のコンテンツ表示制御方法において、
    前記設定ステップは、指定された前記ページ数と、前記一画面におけるページの配置順序とに基づいて、前記スクロール方向を設定する、
    ことを特徴とするコンテンツ表示制御方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のコンテンツ表示制御方法において、
    前記表示制御ステップは、前記スクロール方向を示すオブジェクトを前記画面に表示するオブジェクト表示制御ステップを含む、
    ことを特徴とするコンテンツ表示制御方法。
  5. 一画面に表示するページ数の指定を受け付ける受付ステップと、
    指定された前記ページ数に基づいて、複数のページを有するコンテンツを画面に表示する表示制御ステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記表示制御ステップは、
    指定された前記ページ数に基づいて、前記画面のスクロール方向を設定する設定ステップと、
    前記画面を前記スクロール方向にスクロールさせるスクロール実行ステップと、を含む、
    ことを特徴とするプログラム。
  6. 一画面に表示するページ数の指定を受け付ける受付手段と、
    指定された前記ページ数に基づいて、複数のページを有するコンテンツを画面に表示する表示制御手段と、
    を含み、
    前記表示制御手段は、
    指定された前記ページ数に基づいて、前記画面のスクロール方向を設定する設定手段と、
    前記画面を前記スクロール方向にスクロールさせるスクロール実行手段と、を含む、
    ことを特徴とするコンテンツ表示制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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