JP6088907B2 - 揮散装置 - Google Patents
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Description
本発明に係る揮散装置は、送風口の正面に配置されるとともに通気口が貫設された背面壁部を有する支持部材と、前記背面壁部を間に挟んで前記送風口の反対側に配置されるとともに前記支持部材に鉛直方向に支持され、内部に収容する揮散剤を吐出する吐出容器と、前記吐出容器から吐出された揮散剤が含浸されるとともに、前記送風口からの空気が前記通気口を通して吹き付けられる含浸体と、を備え、前記吐出容器は、揮散剤が収容される容器体と、前記容器体に取り付けられた吐出器と、を備え、前記吐出器は、前記容器体の口部に装着された装着キャップと、前記装着キャップに上方付勢状態で下方移動可能に配設されたステムと、前記ステムに装着された押下ヘッドと、を備え、前記装着キャップには、前記ステムを、この吐出容器の径方向の外側から囲繞する起立筒部が立設され、前記含浸体は、前記起立筒部および前記押下ヘッドを前記径方向の外側から囲繞し、下端部が前記装着キャップの上面上に配置された円筒状に形成され、前記起立筒部の外周面と前記含浸体の内周面との間には、前記装着キャップの上面により下方から閉塞され、上方に向けて開口する開口隙間が設けられ、前記押下ヘッドには、揮散剤を前記含浸体に向けて吐出する複数の吐出孔が設けられ、前記吐出器は、前記押下ヘッドが押下されて前記ステムが下降させられることで、前記複数の吐出孔から同時に揮散剤を吐出させることを特徴とする。
また揮散剤が、含浸体に吹き付けられた空気の流れに伴って放散されるので、この流れの向きを調整することで、揮散剤を意図する場所に放散させ易くすることができる。
以上のように、揮散剤が無駄に揮散することを抑え、かつ揮散剤を意図する場所に放散させ易くすることが可能になり、揮散剤を効率的に揮散させることができる。
またこのように、押下ヘッドを押下するために必要な回動力を小さく抑えることができるので、押下ヘッドを押下して揮散剤を吐出するときに、吐出容器に過度に大きな力が加えられるのを抑えることができる。したがって、吐出容器から揮散剤を吐出させるときに、この揮散装置の姿勢を安定させることが可能になり、この揮散装置の操作性をより確実に向上させ易くすることができる。
また吐出容器が、通過孔を通過することで嵌合孔内に嵌合するので、吐出容器を嵌合孔の径方向の外側から内側に向けて移動させるという容易な作業により、吐出容器を嵌合孔内に嵌合させることが可能になり、この揮散装置の利便性を一層向上させることができる。
支持部材11は、送風口Aの正面に配置される。支持部材11は、背面壁部21と、底面壁部(保持部)22と、一対の第1側面壁部23と、を備えている。背面壁部21は、送風口Aを後方から覆う。背面壁部21は、鉛直方向Zに延在し前後方向Xを向いている。
庇部24は、鉛直方向Zを向く板状に形成され、庇部24の左右方向Yの大きさは、背面壁部21の左右方向Yの大きさと同等となっている。庇部24は、傾斜部26と、突出部27と、を備えている。
シリンダ41は、装着キャップ40から下方に向けて延在している。シリンダ41は、上側から下側に向かうに従い漸次、段状に縮径する多段筒状に形成されていて、容器体38内に連通可能とされている。
吐出容器13は、支持部材11に、正立状態で着脱可能に支持されていて、図示の例では、環状凹部56が嵌合孔33内に嵌合されることで、底面壁部22により支持されている。吐出容器13のうち、底部38a、胴部38b、肩部38cは、支持部材11から露出している。
以上のように、吐出容器13を支持部材11に着脱させることで、使用した吐出容器13を新しい吐出容器13に交換したり、使用していた吐出容器13を、異なる揮散剤を収容する他の吐出容器13に交換したりする。
また揮散剤が、含浸体14に吹き付けられた空気の流れに伴って放散されるので、この流れの向きを調整することで、揮散剤を意図する場所に放散させ易くすることができる。
以上のように、揮散剤が無駄に揮散することを抑え、かつ揮散剤を意図する場所に放散させ易くすることが可能になり、揮散剤を効率的に揮散させることができる。
またこのように、押下ヘッド43を押下するために必要な回動力を小さく抑えることができるので、押下ヘッド43を押下して揮散剤を吐出するときに、吐出容器13に過度に大きな力が加えられるのを抑えることができる。したがって、吐出容器13から揮散剤を吐出させるときに、取付け部材12に受け止めさせる必要がある力を小さく抑え、この揮散装置10の姿勢を安定させることが可能になり、この揮散装置10の操作性をより確実に向上させ易くすることができる。
また吐出容器13が、通過孔34を通過することで嵌合孔33内に嵌合するので、吐出容器13を後方から前方に向けて移動させるという容易な作業により、吐出容器13を嵌合孔33内に嵌合させることが可能になり、この揮散装置10の利便性を一層向上させることができる。
そして、吐出容器13を支持部材11から取り外すときに、カバー部材15を開放位置に保持することができるので、例えば支持部材11に支持された吐出容器13を後側から、カバー部材15に邪魔されることなく把持すること等が可能になり、吐出容器13を支持部材11に容易に着脱させることができる。
また前記実施形態では、吐出容器13は、嵌合孔33内に嵌合されているものとしたが、これに限られない。例えば吐出容器が底面壁部上に載置されていてもよい。
さらに前記実施形態では、押下ヘッド43の周壁部52が、起立筒部45を前記径方向の外側から囲繞するものとしたが、これに限られない。例えば、押下ヘッドの周壁部が、起立筒部内に挿入されていてもよい。
11 支持部材
12 取付け部材
13 吐出容器
14 含浸体
15 カバー部材(操作部材)
21 背面壁部
22 底面壁部(保持部)
31 通気口
33 嵌合孔
34 通過孔
38 容器体
38d 口部
39 吐出器
40 装着キャップ
42 ステム
43 押下ヘッド
45 起立筒部
47 開口隙間
47a 隙間底部分
49 吐出孔
50 頂壁部
52 周壁部
53 張り出し部
54 凹曲面部
A 送風口
L 回動軸
O 軸線
X 前後方向
Z 鉛直方向
Claims (8)
- 送風口の正面に配置されるとともに通気口が貫設された背面壁部を有する支持部材と、
前記背面壁部を間に挟んで前記送風口の反対側に配置されるとともに前記支持部材に鉛直方向に支持され、内部に収容する揮散剤を吐出する吐出容器と、
前記吐出容器から吐出された揮散剤が含浸されるとともに、前記送風口からの空気が前記通気口を通して吹き付けられる含浸体と、を備え、
前記吐出容器は、揮散剤が収容される容器体と、前記容器体に取り付けられた吐出器と、を備え、
前記吐出器は、前記容器体の口部に装着された装着キャップと、前記装着キャップに上方付勢状態で下方移動可能に配設されたステムと、前記ステムに装着された押下ヘッドと、を備え、
前記装着キャップには、前記ステムを、この吐出容器の径方向の外側から囲繞する起立筒部が立設され、
前記含浸体は、前記起立筒部および前記押下ヘッドを前記径方向の外側から囲繞し、下端部が前記装着キャップの上面上に配置された円筒状に形成され、
前記起立筒部の外周面と前記含浸体の内周面との間には、前記装着キャップの上面により下方から閉塞され、上方に向けて開口する開口隙間が設けられ、
前記押下ヘッドには、揮散剤を前記含浸体に向けて吐出する複数の吐出孔が設けられ、
前記吐出器は、前記押下ヘッドが押下されて前記ステムが下降させられることで、前記複数の吐出孔から同時に揮散剤を吐出させることを特徴とする揮散装置。 - 請求項1記載の揮散装置であって、
前記押下ヘッドには、前記ステムの上側に位置し、外周面から前記複数の吐出孔が前記径方向の外側に向けて開口する頂壁部と、前記頂壁部から下方に向けて延在し、前記起立筒部を前記径方向の外側から囲繞する周壁部と、が備えられていることを特徴とする揮散装置。 - 請求項2記載の揮散装置であって、
前記周壁部の下端部には、前記径方向の外側に向けて張り出す張り出し部が設けられ、
前記周壁部において前記張り出し部に上側から連なる部分には、上側から下側に向かうに従い漸次、前記径方向の外側に向けて延在し、前記径方向の内側に向けて凹となる凹曲面部が形成されていることを特徴とする揮散装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の揮散装置であって、
前記装着キャップの上面のうち、前記開口隙間を画成する隙間底部分は、前記径方向の内側から外側に向かうに従い漸次、下側に向けて傾斜していることを特徴とする揮散装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の揮散装置であって、
前記支持部材には、前記背面壁部から吐出容器側に向けて突出する操作部材が設けられ、
前記操作部材は、前記支持部材に回動軸回りに回動可能に連結され、前記回動軸回りに回動することで前記押下ヘッドを押下することを特徴とする揮散装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の揮散装置であって、
前記吐出容器は、前記支持部材に着脱可能に支持されていることを特徴とする揮散装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の揮散装置であって、
前記支持部材には、前記背面壁部から吐出容器側に向けて突出し、前記吐出容器を保持する保持部が備えられ、
前記保持部には、内部に前記吐出容器が嵌合する嵌合孔と、前記嵌合孔から、この嵌合孔の径方向の外側に向けて開口する通過孔と、が形成され、
前記吐出容器は、前記通過孔を通過することで前記嵌合孔内に嵌合されていることを特徴とする揮散装置。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の揮散装置であって、
前記送風口に取り付けられるとともに前記支持部材に固定された取付け部材を備えていることを特徴とする揮散装置。
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