JP6088406B2 - 異物捕集装置 - Google Patents

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Description

本発明は、異物捕集装置に関する。
従来より、ダクト内を流通する空気中の異物をフィルターにより捕集する異物捕集装置は知られている(例えば、特許文献1参照)。この異物捕集装置は、ダクト内に空気を流通させるための送風ファンを備えている。ダクト内における送風ファンの上流側には、空気通路を遮るようにフィルターが配置されている。フィルターは、空気通路に直交する方向に移動可能に構成されている。フィルターの上流側又は下流側には、風速を検知するための風速計が配置されている。風速計は、上記駆動手段を制御するコントローラーに接続されている。コントローラーは、風速計により検知された風速が所定値以下であると判断したときには、駆動手段によりフィルターを所定量だけ移動させるように構成されている。これによれば、フィルターに目詰まりが生じてその上流側の風速が所定値以下になると、フィルターの使用済み領域が空気通路の外側に移動し、フィルターの未使用領域が空気通路内に移動する。したがって、フィルターによる異物捕集効率を長期間に亘って高く維持することができる。
特開2008−96885号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す異物捕集装置では、駆動手段によりフィルターを空気通路に直交する方向に移動させるようにしているため、ダクトの周囲に駆動手段を配置するための大きなスペースが必要となる。このため、装置全体が大型化するという問題がある。
また、フィルターを空気通路に直交方向する方向に移させようとすると、フィルター全体をダクト内に収めることが困難になる。このため、ダクト外に露出したフィルターから異物が飛散して、異物捕集効率が実質的に低下するという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置全体を大型化することなく、異物捕集効率を長期間に亘って高く維持することにある。
本発明に係る異物捕集装置は、ダクト内を流通する空気中の異物を捕集するための装置である。
そして、上記ダクト内に配置された第1フィルターと該第1フィルターよりも下流側に配置された第2フィルターとを連結部材を介して連結してなるフィルター連結体を備え、上記ダクトの壁部は、該ダクト内を流通する空気が上記第1フィルターをバイパスするための流路を形成する第1バイパス壁部と、当該空気が上記第2フィルターをバイパスするための流路を形成する第2バイパス壁部と、を有し、上記フィルター連結体は、上記第1フィルターが上記ダクト内における上記第1バイパス壁部よりも上流側に位置し、且つ、上記第2フィルターが上記ダクト内における上記第2バイパス壁部に対応する箇所に位置する第1の状態と、上記第1フィルターが上記ダクト内における上記第1バイパス壁部に対応する箇所に位置し、且つ、上記第2フィルターが上記ダクト内における上記第2バイパス壁部よりも下流側に位置する第2の状態とを有していて、上記第1の状態において、上記第1フィルターの異物捕集量が所定量を超えると、当該フィルター連結体が相対的に上記ダクトに対して空気流通方向の下流側に移動することにより上記第2の状態に移行するように構成されている。
本発明によれば、装置全体を大型化することなく、異物捕集効率を長期間に亘って高く維持することができる。
図1は、実施形態における異物捕集装置を備えたレーザープリンターを示す全体図である。 図2は、異物捕集装置を示す概略の縦断面図である。 図3は、第1フィルターに係合する第1トッパー部を示す拡大図である。 図4は、第2フィルターに係合する第2トッパー部を示す拡大図である。 図5は、異物捕集装置の動作を説明するための説明図である。 図6は、実施形態2を示す図2相当図である。 図7は、実施形態2を示す図5相当図である。 図8は、実施形態3を示す図2相当図である。 図9は、実施形態3を示す図5相当図である。 図10は、他の実施形態を示す図5相当図である。
《実施形態1》
−全体構成−
図1は、本実施形態における異物捕集装置100を備えたレーザープリンター1(以下、単にプリンターという)を示している。このプリンター1は、画像形成部20を有する装置本体60を有している。装置本体60内の下部には給紙部10が設けられ、装置本体60の上面には排紙部50が形成されている。給紙部10から排紙部50に至る用紙搬送経路には、用紙Pを挟持して搬送する複数の搬送ローラー対11〜13が配置されている。尚、以下の説明において、「左側」、「右側」はそれぞれ、図1の左側、右側を意味し、「前側」、「後側」は、図1の紙面に垂直な方向の手前側、奥側を意味する。
上記給紙部10は、シート状の用紙Pが収容される給紙カセット10aと、該給紙カセット10a内の用紙Pを取り出して該カセット外に送り出すためのピックアップローラー10bとを有している。給紙カセット10aよりカセット外に送り出された用紙Pは、搬送ローラー対11を介して画像形成部20に供給される。
画像形成部20は、感光体ドラム21、帯電器23、露光装置25、現像装置27、転写器29、及び定着器40を含んでいる。画像形成時には、先ず、帯電器23によって感光体ドラム21の周面が帯電され、その後、露光装置25によって感光体ドラム21の表面に原稿画像データ(例えば、外部端末より受信した原稿画像の画像データ)に基づくレーザー光が照射される。そうして、感光体ドラム21の表面には、上記画像データに対応する静電潜像が形成される。感光体ドラム21の表面に形成された静電潜像は、現像装置27によりトナー像として現像される。これにより、感光体ドラム21の表面にトナー像が形成(担持)される。このトナー像は転写器29によって、給紙部10から供給される用紙Pに対して転写される。トナー像が転写された後の用紙Pは、転写器29における転写ローラーの回転によって定着器40へ供給される。
定着器40では、転写器29より供給される用紙Pを定着ローラー40a及び加圧ローラー40b間で加熱及び加圧することにより、当該用紙Pにトナー像を定着させる。そして、定着器40にてトナー像が定着された用紙Pは、両ローラー40a,40bにより用紙搬送方向の下流側へと送り出される。定着器40より送り出された用紙Pは、複数の搬送ローラー対12,13を介して上記排紙部50に排出される。
−異物捕集装置の詳細−
上記異物捕集装置100は、装置本体60内における画像形成部20の右斜め上側に配置されている。異物捕集装置100は、例えば現像装置27から飛散したトナー等の異物を捕集するための装置である。
図2に示すように、異物捕集装置100は、ダクト101、送風ファン102、及びフィルター連結体103を備えている。ダクト101は上下方向に延びており、その断面は例えば円形状をなしている。送風ファン102は、ダクト101内の上端部に配置されている。送風ファン102は、ダクト101内に下側から上側へと向かう空気流を形成する。フィルター連結体103は、後述するようにダクト101内において上下方向に移動可能に構成されている。尚、図2〜図10では、便宜上、ダクト101の肉厚を省略して描いている。
上記ダクト101の壁部には、第1バイパス壁部101f及び第2バイパス壁部101gが全周に亘って形成されている。第1及び第2バイパス壁部101f,101gは、上下方向に間隔を空けて形成されている。該第1及び第2バイパス壁部101f,101gは、ダクト101の壁部を径方向外側に膨出させて形成されている。第1バイパス壁部101fは、ダクト101内の壁部近傍に第1バイパス流路部200fを形成する。第1バイパス流路部200fは、ダクト101内を流通する空気が第1フィルター104(後述する)をバイパスするための流路である。第2バイパス壁部101gは、ダクト101内の壁部近傍に第2バイパス流路部200gを形成する。第2バイパス流路部200gは、ダクト101内を流通する空気が、第2フィルター105(後述する)をバイパスするための流路である。
フィルター連結体103は、第1フィルター104及び第2フィルター105を、一対の連結シャフト106により連結して構成されている。フィルター連結体103は、ダクト101内の上下方向の中間部に配置されている。上記送風ファン102は、このフィルター連結体103の下流側に位置している。第1及び第2フィルター104,105は、上下方向(つまり空気流通方向)に間隔を空けて配置されている。第1及び第2フィルター104,105は、例えば網目状に形成されていて、空気の流通を許容する一方トナー等の異物の流通を遮るように構成されている。上記一対の連結シャフト106は、上下方向に延びるとともに左右に間隔を空けて配置されている。各シャフト106の上端部が第1フィルター104に固定され、各シャフト106の下端部が第2フィルター105に固定されている。そうして、一対の連結シャフト106は、第1及び第2フィルター104,105を互いに連結している。
フィルター連結体103は、第1の状態と第2の状態との2つの状態を有している。フィルター連結体103は、上記第1の状態において、第1フィルター104が第1バイパス壁部101fよりも上流側(下側)に位置し、且つ、第2フィルター105がダクト101内における第2バイパス壁部101gに対応する箇所に位置するように構成されている。ダクト101の壁部には、フィルター連結体103を重力に抗して上記第1の状態に保持するための第1ストッパー部101k(図3にのみ示す)が形成されている。ストッパー部101kは、例えば、第1フィルター104の周壁面に係合する三角柱状の突起部により構成することができる。上記第1の状態において、第1フィルター104はダクト101の断面全体を遮っている。
フィルター連結体103は、上記第2の状態において、第1フィルター104がダクト101内における第1バイパス壁部101fに対応する箇所に位置し、且つ、第2フィルター105がダクト101内における第2バイパス壁部101gよりも下流側に位置するように構成されている。ダクトの壁部101には、フィルター連結体103を第2の状態に保持するための第2ストッパー部101m(図4にのみ示す)が形成されている。上記第2の状態において、第2フィルター105はダクト101の断面全体を遮っている。
以上のように構成された異物捕集装置100の動作について図5を参照しながら説明する。異物捕集装置100の動作開始直後は、図5の左側図に示すように、フィルター連結体103は上述した第1の状態にある。この第1の状態において、送風ファン102の作動によりダクト101内に流入した空気は、先ず、第1フィルター104を通過する。これにより、空気中に存在するトナー等の異物が第1フィルター104により捕集される。第1フィルター104を通過した空気は、第2フィルター105に達するものの、第2フィルター105の周囲には第2バイパス流路200gが存在するため、該第2バイパス流路200gを通過して(第2フィルター105をバイパスして)ダクト101の出口へと向かう。
その後、第1フィルター104の異物捕集量が増加するにしたがって、第1フィルター104に作用する風圧が増加する。この結果、フィルター連結体103は、この風圧によりダクト101内を上流側(下側)から下流側(上側)に移動し始める(図3の中央図参照)。そして、第1フィルター104の異物捕集量が所定量を超えると、第1フィルター104がダクト101内における第1バイパス壁部101fに対応する箇所に達するとともに、第2フィルター105が、第2バイパス壁部101fよりも上流側に移動する。そして、ダクト101に形成された第2ストッパー部101m(図4参照)が第2フィルター105の周側面に係合することにより、フィルター連結体103の移動が停止する。こうして、フィルター連結体103が上記第1状態から第2の状態に移行する(図3の右側図参照)。この第2の状態においてダクト101内に流入した空気は、第1フィルター104を通過せずに、第1フィルター104の周囲に形成された第1バイパス流路部200fを通過する(第1フィルター104をバイパスする)。そうして、第1バイパス流路部200fを通過した空気は、ダクト101の断面全体を遮る第2フィルター105を通過してダクト101の出口へと向かう。このとき、空気中に含まれるトナー等の異物は、第2フィルター105により捕集される。
したがって、上記実施形態1では、第1フィルター104の異物捕集量が所定量以下の間は、第1フィルター104のみがフィルター機能を発揮して、第2フィルター105はフィルター機能を発揮しない。一方、第1フィルター105の異物捕集量が所定量を超えると、第1フィルター104に替えて第2フィルター105がフィルター機能を発揮するようになる。よって、異物捕集装置100の捕集効率を長期間に亘って高く維持することができる。しかも、フィルター連結体103を第1の状態から第2の状態に移行させる際に、第1フィルター104に作用する風圧を利用するようにしているので、モーター等のアクチュエーターを利用する場合に比べてコストを低減することができる。
また、上記実施形態1では、フィルター連結体103を、ダクト101内において空気流通方向に沿って移動させるようにしているので、該連結体103を空気流通方向に直交する方向に移動させる場合に比べて、装置100全体をコンパクト化することができる。
《実施形態2》
図6及び図7は、実施形態2を示している。この実施形態は、ダクト101を初期状態から上側に移動させることで、フィルター連結体103を第1の状態から第2の状態に移行させる点で上記実施形態1とは異なっている。尚、以下の実施形態において、図2及び図5と同じ構成要素には同じ符号を付して、その説明を省略する。
すなわち、本実施形態では、異物捕集装置100は、ダクト101、送風ファン102、及びフィルター連結体103に加えて、差圧センサー111とダクト駆動機構115とを有している。
上記ダクト101は、上側ダクト部101a、下側ダクト部101b及び中間ダクト部101cを有している。中間ダクト部101cの上端部は、上側ダクト部101aの下端部にスライド可能に内挿されている。中間ダクト部101cの下端部は、下側ダクト部101bの上端部にスライド可能に内挿されている。下側ダクト部101bの下端部の内周面には、フィルター連結体103が固定部材107を介して固定されている。尚、図6及び図7では、見易さの点から、上側ダクト部101aの内周面と中間ダクト101cの外周面との間、及び、下側ダクト部101bの内周面と中間ダクト101cの外周面との間に隙間を設けているが、実際には各部は互いに密着している。
上記差圧センサー111は、フィルター連結体103の上流側と下流側との差圧を測定して、その測定値をコントローラー110に出力する。
上記ダクト駆動機構115は、ギアー108とモーター109とを有している。ギアー108は、中間ダクト部101cの外周面に形成された不図示のギアー部に噛合している。ギアー108は、モーター109により駆動される。モーター109は、コントローラー110により制御される。
コントローラー110は、差圧センサー111より受信した測定値を基に、第1フィルター104の異物捕集量を算出する。コントローラー110は、算出した異物捕集量が所定量を超えるか否かを判定する。コントローラー110は、算出した異物捕集量が所定量以下であると判定した場合には、フィルター連結体103を第1の状態(図5の左側図参照)にするべく、モーター109の回転角度を制御する。コントローラー110は、フィルター連結体103が第1の状態にある場合において、上記算出した異物捕集量が所定量を超えていると判定したときには、モーター109によりギアー108を駆動して中間ダクト部101cを下側に移動させ、それによって、フィルター連結体103をダクト101に対して空気流通方向の下流側(上側)に相対移動させる。そうして、コントローラー110は、第1フィルター104の異物捕集量が所定量を超えた場合には、フィルター連結体103を第1の状態から第2の状態に移行させる(図7の右側図参照)。これにより、上記実施形態1と同様の作用効果を得ることができる。また、上記実施形態1の如く第1フィルター104に作用する風圧を利用する場合に比べて、フィルター連結体103を確実に第1の状態から第2の状態に移行させることができる。
《実施形態3》
図8及び図9は、実施形態3を示している。この実施形態は、ダクト101の伸縮動作によりフィルター連結体103を第1の状態から第2の状態に移行させる点で上記各実施形態とは異なっている。
すなわち、本実施形態では、異物捕集装置100は、ダクト101、送風ファン102、及びフィルター連結体103に加えて、差圧センサー111とダクト伸縮機構116とを有している。
ダクト101は、上側伸縮部101h及び下側伸縮部101jを有している。両伸縮部101h,101jは、ダクト101の壁部を蛇腹状に形成してなる。両伸縮部101h,101jは、第2バイパス壁部101fを挟むように上下に並んで形成されている。
ダクト伸縮機構116は、コントローラー110からの指令を受けて、ダクト101を上下方向に伸縮させる。具体的には、ダクト伸縮機構116は、電磁石117及び移動体118を有している。
電磁石117はコントローラー110により通電制御される。移動体118は、電磁石117により吸着可能な金属製のブロック片からなる。移動体118は、例えば第2バイパス壁部101fの外周面に固定されている。
コントローラー110は、差圧センサー111より受信した測定値を基に、第1フィルター104の異物捕集量を算出する。コントローラー110は、算出した異物捕集量が所定量を超えているか否かを判定する。コントローラー110は、算出した異物捕集量が所定量以下であると判定した場合には、フィルター連結体103を第1の状態(図7の左側図参照)にするべく、電磁石117により移動体118に対して反発力を作用させる。一方、コントローラー110は、算出した異物捕集量が上記所定量を超えていると判定した場合には、電磁石118より移動体118に対して吸引力を作用させることで、上側伸縮部101hを所定量だけ縮長させるとともに下側伸縮部101jを所定量だけ伸長させる。そうして、コントローラー110は、第1フィルター104の異物捕集量が所定量を超えた場合には、フィルター連結体103を第1の状態から第2の状態に移行させる(図9の右側図参照)。これにより、上記各実施形態と同様の作用効果を得ることができる。また、上記実施形態1の如く第1フィルター104に作用する風圧を利用する場合に比べて、フィルター連結体103を第1の状態から第2の状態に確実に移行させることができる。また、上記実施形態2の如くダクト101を3つに分割する必要もないので、ダクト101のシール性を向上させることができる。
《他の実施形態》
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、上記各実施形態では、フィルター連結体103は第1フィルター104と第2フィルター105との2つのフィルターを有しているが、これに限ったものではなく、例えば3つ以上のフィルターを有していてもよい。図10には、一例として、フィルター連結体103が第1及び第2フィルター104,105に加えて第3フィルター120を有する構成を示している。図10の左側図は、第1フィルター104のみがフィルター機能を発揮する状態を示している。この状態で、第1フィルター104の異物捕集量が所定量を超えると、第2フィルター105のみがフィルター機能を発揮する状態(図10の中央図の状態)に移行する。この状態、第2フィルター105の異物捕集量が所定量を超えると、第3のフィルターのみがフィルター機能を発揮する状態(図10の右側図の状態)に移行する。したがって、上記各実施形態に比べて、フィルター連結体103が第3のフィルター120を有する分、異物捕集効率を長期間に亘って高く維持することができる。
上記各実施形態では、ダクト101が上下方向に延びる例について説明したが、これに限ったものではなく、例えばダクト101が水平方向に延びていてもよい。
上記各実施形態では、第1ストッパー部101k、第2ストッパー部101mが、それぞれ、第1フィルター104、第2フィルター105に直接係合する例について説明したが、これに限ったものではなく、例えば、フィルター104,105の周囲に弾性部材(例えばウレタン)からなる枠状体を取付けて、この枠状態に形成した係合凹部にストッパー部101k,101mを係合させるようにしてもよい。
上記実施形態2では、ダクト駆動機構115の動力源としてモーター109を使用した例を示したが、これに限ったものではなく、例えば電磁石を使用するようにしてもよい。
上記実施形態2では、ダクト101が上側伸縮部101h及び下側伸縮部101jを有する例を説明したが、これに限ったものではなく、ダクト101全体が伸縮可能に構成されていてもよい。この場合、例えばダクト101全体を蛇腹状に形成すればよい。
上記実施形態3では、ダクト伸縮機構116の動力源として電磁石117を使用した例を示したが、これに限ったものではなく、例えばモーターを使用するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、送風ファン102によりダクト101内に強制的に空気流を形成する例について説明したが、これに限ったものではなく、空気流は自然流であってもよい。すなわち、送風ファン102は必ずしも必要ない。
また、上記各実施形態では、一例として、異物捕集装置100をプリンター1に適用した例を示したが、これに限ったものではなく、空気中に異物が存在する如何なる装置及び環境に対しても適用し得る。
また、本発明は上記実施形態1〜3に限定されるものでなく、本発明には、これらの実施形態1〜3を適宜組み合わせた構成が含まれる。
以上説明したように、本発明は、異物捕集装置に有用である。
100 異物捕集装置
101 ダクト
101f第1バイパス壁部
101g第2バイパス壁部
103 フィルター連結体
104 第1フィルター
105 第2フィルター
106 連結シャフト(連結部材)
108 ギアー
109 モーター
110 コントローラー(異物捕集量検出手段、制御手段)
111 差圧センサー(異物捕集量検出手段)
115 ダクト駆動機構
116 ダクト伸縮機構
200f第1バイパス流路(流路)
200g第2バイパス流路(流路)

Claims (4)

  1. ダクト内を流通する空気中の異物を捕集するための異物捕集装置であって、
    上記ダクト内に配置された第1フィルターと該第1フィルターよりも下流側に配置された第2フィルターとを連結部材を介して連結してなるフィルター連結体を備え、
    上記ダクトの壁部は、該ダクト内を流通する空気が上記第1フィルターをバイパスするための流路を形成する第1バイパス壁部と、当該空気が上記第2フィルターをバイパスするための流路を形成する第2バイパス壁部と、を有し、
    上記フィルター連結体は、上記第1フィルターが上記ダクト内における上記第1バイパス壁部よりも上流側に位置し、且つ、上記第2フィルターが上記ダクト内における上記第2バイパス壁部に対応する箇所に位置する第1の状態と、上記第1フィルターが上記ダクト内における上記第1バイパス壁部に対応する箇所に位置し、且つ、上記第2フィルターが上記ダクト内における上記第2バイパス壁部よりも下流側に位置する第2の状態とを有していて、上記第1の状態において、上記第1フィルターの異物捕集量が所定量を超えると、当該フィルター連結体が相対的に上記ダクトに対して空気流通方向の下流側に移動することにより上記第2の状態に移行するように構成されている、異物捕集装置。
  2. 請求項1記載の異物捕集装置において、
    上記フィルター連結体は、上記第1の状態において、上記第1フィルターの異物捕集量が上記所定量を超えた場合には、上記第1フィルターに作用する風圧により、上記ダクトに対して上記空気流通方向の下流側に移動することにより上記第2の状態に移行するように構成されている、異物捕集装置。
  3. 請求項1記載の異物捕集装置において、
    上記ダクトを上記空気流通方向に駆動するためのダクト駆動機構と、
    上記第1フィルターの異物捕集量を検出する異物捕集量検出手段と、
    上記異物捕集量検出手段により検出された上記第1フィルターの異物捕集量を基に、上記ダクト駆動機構を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、上記異物捕集量検出手段により検出された第1フィルターの異物捕集量が上記所定量以下である場合には、上記フィルター連結体が上記第1の状態になるように上記ダクト駆動機構を制御し、且つ、該フィルター連結体が上記第1の状態にある場合において、上記検出された第1フィルターの異物捕集量が上記所定量を超えたときには、上記フィルター連結体が上記第2の状態に移行するように、上記ダクト駆動機構によって上記ダクトを駆動するように構成されている、異物捕集装置。
  4. 請求項1記載の異物捕集装置において、
    上記ダクトを上記空気流通方向に伸縮させるためのダクト伸縮機構と、
    上記第1フィルターの異物捕集量を検出する異物捕集量検出手段と、
    上記異物捕集量検出手段により検出された上記第1フィルターの異物捕集量を基に、上記ダクト伸縮機構を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、上記異物捕集量検出手段により検出された第1フィルターの異物捕集量が上記所定量以下である場合には、上記フィルター連結体が上記第1の状態になるように上記ダクト伸縮機構を制御し、且つ、該フィルター連結体が上記第1の状態にある場合において、上記検出された第1フィルターの異物捕集量が上記所定量を超えたときには、上記フィルター連結体が上記第2の状態に移行するように、上記ダクト伸縮機構によって上記ダクトを縮長させるように構成されている、異物捕集装置。
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