JP6086312B2 - シート搬送装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及びこれを用いた画像形成装置 Download PDF

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本発明は、積載されたシート束から最上位シートを分離搬送するシート搬送装置及びこれを用いた画像形成装置に関するものである。
従来、積載された原稿や記録材などのシート束から最上位シートを分離搬送する方法として、摩擦力を利用した摩擦給送方式、エア吸引を利用したエア分離給送方式、静電吸着を利用した静電給送方式などが知られている。
摩擦給送方式では、シートに対して高い摩擦係数が得られるゴムなどの材料で作られたローラやベルトなどのピックアップ部材をシート束の最上位シートに当接させ、シート束から最上位シートをピックアップする。摩擦給送方式は、構成が簡素であるが、ピックアップ部材とシートとの間で大きな摩擦力を得るために、バネなどの付勢手段によりピックアップ部材をシート面に対して強く圧接させることを必要とする。このようなバネなどの付勢手段は、通常、経時劣化によりその付勢力が経時的に減少するので、経時的にも安定した給送性能を得ることが難しい。また、ゴムなどからなるピックアップ部材は、経時的に又は環境に応じて劣化し、シートに対する摩擦係数が低下するので、この点でも安定した給送性能を得ることが難しい。
また、ユーザーの多様化により、画像を記録する記録材としては、普通紙だけでなく、コート紙やラベル紙など、様々な機能・用途をもつシートが用いられることが多くなってきている。記録材として用いられるシートの種類は、今後も増加することが予想される。特殊な機能や用途をもつシートは、ピックアップ部材に対する摩擦係数が極端に小さいものがあり、このようなシートは、摩擦給送方式により安定してピックアップすることが難しい。また、粘着ラベルなどのようにシート表面部がシート本体から剥離しやすいシートは、ピックアップ部材とシートとの間の摩擦力によりシート表面部がシート本体から剥離してしまい、摩擦給送方式により安定してピックアップすることが難しい。
エア分離給送方式は、シート束にエアを噴出してシート同士を互いに分離させ、浮上した最上位シートを吸着ベルトに吸引力によって吸着させて搬送する(例えば、特許文献1)。エア分離給送方式は、ピックアップ部材やシートの摩擦係数に依存しない非摩擦分離方式である。しかし、負圧を発生させてシートを吸着ベルトに吸引させているため、過度な負圧によってはシートの表面にダメージを与えたり、吸引ベルトに形成された吸引孔がシートの表面に転写したりする場合がある。
そこで、シート束にエアを噴出してシートを浮上させ、誘電体よりなる吸着ベルトの表面に最上位シートを静電吸着させる、静電給送方式の使用が注目されている。エアを用いた静電給送方式は、複数のローラに巻き掛けられた吸着ベルトに交番電荷を付与し、浮上した最上位シートを帯電した吸着ベルト吸着させる。最上位シートがベルトに吸着したら、吸着ベルトを回転駆動させて、吸着ベルトに吸着している最上位シートを搬送ローラ対に向けて搬送する。このように、静電給送方式も、ピックアップ部材やシートの摩擦係数に依存しない非摩擦分離方式である。
しかしながら、エアを使用した静電給送方式では、シート束のシート搬送方向下流側端部に向けてエアを噴出してシートを浮上させる。そのため、最上位シートが吸着ベルトのシート搬送方向下流側端部よりも先にシート搬送方向上流側端部に吸着することがあった。その結果、シート搬送方向下流側から噴き付けられたエアの通り道がその吸着した箇所によって塞がれ、吸着ベルトと最上位シートとの間にエアが滞留し、最上位シートを吸着ベルトに安定した状態で吸着することが難しくなる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、シート束から最上位シートを安定的に分離搬送することができるシート搬送装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、複数の張架ローラにより張架され、シートが積載されたシート束の上面に対向配置されて無端移動する吸着ベルトと、シート束に向けてシート搬送方向下流側からエアを噴出しシートを浮上分離させるエア噴出手段と、浮上分離した最上位シートを静電気力により該吸着ベルトに吸着させる吸着手段とを備え、浮上分離した最上位シートを該吸着ベルトに吸着させた後、該吸着ベルトの無端移動により最上位シートを搬送するシート搬送装置において、上記吸着ベルトのシート束の上面に対向する張架面は、上記エア噴出手段によるエア噴出時に、シート搬送方向上流側がシート搬送方向下流側に比べ上方となるように傾斜する構成であって、上記張架ローラの位置を移動させる張架ローラ移動手段を備え、該張架ローラ移動手段は、シートの種類に応じて上記エア噴出手段によるエア噴き付け時に該張架ローラを移動させることを特徴とする。
本発明においては、エア噴出手段からのエア噴出により浮上分離した最上位シートが、吸着ベルトのシート搬送方向上流側端部よりも先にシート搬送方向下流側端部に接触、吸着ベルトに吸着されることになる。よって、エア噴出時に吸着ベルトと最上位シートとの間にエア滞留が発生することがなく、最上位シートを吸着ベルトに安定的に吸着することができ、シート束から最上位シートを安定期に分離搬送することができる。
本実施形態に係る複写機の構成を示す模式図。 同複写機の給紙部の構成を示す模式図。 第一の参考構成例に係るシート搬送装置において、シート搬送動作スタート時の様子を説明する模式図、(b)は、エア噴出時の様子を説明する模式図、(c)はシート吸着時の様子を説明する模式図。 第二の参考構成例に係るシート搬送装置の構成を示す要部拡大模式図。 施形態に係るシート搬送装置において、(a)は、移動機構が上流側張架ローラを押し下げている時の構成を示す構成図、(b)は(a)のA−A断面図。 同シート搬送装置において、(a)は、移動機構が上流側張架ローラを押し上げている時の構成を示す構成図、(b)は(a)のA−A断面図。 同シート搬送装置において、エア噴出時に吸着ベルトの下側張架面が傾斜しているときの様子を説明する模式図。 同シート搬送装置において、エア噴出時に吸着ベルトの下側張架面が水平であるときの様子を説明する模式図。 同シート搬送装置において、シート搬送時に吸着ベルトの下側張架面が傾斜しているときの様子を説明する模式図。 同シート搬送装置において、シート搬送時に吸着ベルトの下側張架面が水平であるときの様子を説明する模式図。 従来のシート搬送装置のエア噴出時の様子を説明する模式図。
以下、本発明を、電子写真方式の画像形成装置である複写機に適用した実施形態について説明する。なお、本発明は、本実施形態に係る画像形成装置に限らず、例えばインクジェット方式の画像形成装置などにも適用することができることは言うまでもない。
図1は、本実施形態に係る複写機の構成を示す模式図である。図2は、複写機の給紙部の構成を示す模式図である。この複写機50は、図1に示すように、画像形成部51、給紙部52、原稿読取部58、自動原稿搬送部59などから主に構成される。給紙部52は、複数枚の記録材シート(以下、シートという)が積層されたシート束1を収容していて、このシート束1からその最上位に位置する最上位シート1aを画像形成部51に給紙する。画像形成部51は、給紙部52から給紙されたシートに対して、原稿読取部58によって読み取った原稿画像などの画像データに基づいて画像を形成する。自動原稿搬送部59は、原稿トレイ59aに載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分離して原稿読取部58上のコンタクトガラスに自動給紙する。原稿読取部58は、自動原稿搬送部59によってコンタクトガラス上に搬送された原稿を読み取る。なお、原稿読取部58は、図示しない開閉機構(例えばヒンジ)を介して開閉自在に取り付けられており、コンタクトガラス上に原稿を載置して原稿を読み取ることも可能である。
上記画像形成部51は、潜像担持体として感光体61のまわりに、帯電装置62、現像装置64、転写装置54、感光体クリーニング装置65などを備えている。また、画像形成部51は、感光体61にレーザー光63を照射するための光書込ユニット(不図示)、シート上のトナー画像を定着する定着装置55などを備えている。
上記構成の画像形成部51では、感光体61の回転とともに、まず帯電装置62で感光体61の表面を一様に帯電する。次いで、光書き込みユニットにより、原稿読取部58によって読み取った原稿画像の画像データや、パーソナルコンピュータなどから入力される画像データに基づいて感光体61上にレーザー光63が照射され、感光体61上に静電潜像を形成する。その後、現像装置64によりトナーを付着させ静電潜像を可視像化することで感光体61上にトナー画像を形成する。一方、給紙部52は、シートを1枚ずつ分離して搬送して、レジストローラ53に突き当てて止める。そして、画像形成部51のトナー画像形成のタイミングに合わせて、レジストローラ53に突き当てて止めたシートを感光体61と転写装置54とが対向する転写部に送り出す。転写部では、感光体61上のトナー画像を供給されたシートに転写する。トナー画像が転写されたシートは、定着装置55によりトナー画像を定着後、排紙ローラ対56により排紙トレイ57へ排出される。一方、トナー画像転写後の感光体61の表面は、感光体クリーニング装置65により残留トナーが除去され、再度の画像形成に備える。
上記給紙部52は、図2に示すように、複数枚のシートからなるシート束1を積載して収容する給紙カセット11と、給紙カセット11上のシート束1から最上位に位置する最上位シート1aを分離して搬送するシート搬送装置10とから主に構成される。
上記給紙部52の給紙カセット11内には、積層されたシート束1を積載する底板7が設置される。底板7と給紙カセット11の底部との間には、底板7を支持する支持部材8が回動自在に取り付けられ、支持部材8が回動することで底板7を昇降させることができる。
また、上記給紙部52には、シート束1の最上位シート1aが、所定の位置に来たことを検知するフィラーセンサ12が設けられている。フィラーセンサ12は、装置本体に設けられた軸12に回転自在に支持されたフィラー12と、フィラー12の回転経路を挟んで対向配置された発光部と受光部とを有する図示しない透過型光学センサとで構成されている。
上記シート搬送装置10は、給紙カセット11上のシート束1から最上位シート1aを分離するべく、シート束1に向けてシート搬送方向下流側からエアを噴出するエア噴出手段たるエア噴出部9を備えている。エア噴出部9は、所定のタイミングで、シート束1のシート搬送方向下流側からエアを噴き付けることにより、シート束1のシート1a、1b・・を浮上させてシート同士を分離させる。
また、上記シート搬送装置10は、シート搬送方向上流側に設置される上流側張架ローラ5と、シート搬送方向下流側に設置される下流側張架ローラ6とに張架される吸着ベルト2を備えている。上記吸着ベルト2の両側端縁の内側には図示しない寄止め用のリブが設けられており、張架ローラ5、6の両側端面と係合しベルトの寄りを防止している。
上記吸着ベルト2は、10Ω・cm以上の抵抗を有する誘電体、例えば、厚さ50μm程度のポリエチレンテレフタレートからなる表層と、アルミ蒸着により形成された10Ω・cm以下の抵抗を有する裏層とからなる2層構造となっている。吸着ベルトを上記のような2層構造とすることで、吸着ベルト2は良好な帯電状態を取るようになっている。
上流側張架ローラ5は、抵抗値が10Ω・cmとなる導電ゴム層が表面に設けられ、下流側張架ローラ6は金属ローラである。上流側張架ローラ5及び下流側張架ローラ6はともに接地されている。下流側張架ローラ6は、図示しない駆動モータにより電磁クラッチなどの駆動伝達部材を介して給紙信号に応じて間欠的に駆動される。上流側張架ローラ5は吸着ベルト2の回転に連れ回って従動回転する。これにより、吸着ベルト2は、上流側張架ローラ5と下流側張架ローラ6との間に張架される下側張架面2aをシート束1の上面と対向させて無端移動する。なお、本実施形態では、下流側張架ローラ6を駆動ローラとしているが、いずれの張架ローラを駆動源と連結させてもよい。
ここで、上流側張架ローラ5と下流側張架ローラ6は、略同じ径で構成され、上流側張架ローラ5の最下点が下流側張架ローラ6の最下点よりも上方にくるように配置されている。これにより、吸着ベルト2のシート束1の上面と対向する下側張架面2aは、搬送方向上流側が上方となるように、すなわち、図中左上がりとなるように傾斜している。
また、上記吸着ベルト2の表面には、下流側張架ローラ6に巻き回された位置で吸着ベルト2の表面に接触して電位パターンを形成する、吸着手段たるブレード状の電極部材3が当接している。電極部材3は交流を発生する帯電電源4に接続され、吸着ベルト2の表面に交流電源周波数と吸着ベルト2の周動速度に応じたピッチ(ピッチは2mm〜16mm程度とするのがよい)で交番する電位パターンを形成する。帯電電源4は交流の他、直流を高低交互の電位に変化させたものでもよく、矩形波、正弦波などが考えられる。本実施形態では、吸着ベルト2の表面に対して帯電電源4により4kVの振幅を持った正弦波を印加している。
なお、電極部材3は、上流側張架ローラ5及び下流側張架ローラ6を介して接地された吸着ベルト2の裏層を対向電極として使用しているため、吸着ベルト2の表層に接した位置であればどこに配置されていてもよい。また、電極部材3は、ブレード状に限らず、ローラ状に構成されていてもよい。ブレード状の電極部材は、ローラ状の電極部材と比較して、低コストに製造できるというメリットがある。また、ブレード状の電極部材は、交番した帯電間隔を小ピッチ化しやすく、吸着ベルトに微少な波打ちなどがあっても安定した帯電を行うことができる。一方、ローラ状の電極部材は、ブレード状の電極部材に比べ摩擦抵抗が少ない分耐久性が高いというメリットがある。また、ブレード状の電極部材は電極部材自体に波打ちがあると吸着ベルトに接触しなくなるが、ローラ状の電極部材はニップが形成される分確実に帯電できるなどのメリットがある。
[第一の参考構成例]
次に、第一の参考構成例のシート搬送装置を用いたシート搬送動作について、図3を用いて説明する。図3(a)は、シート搬送動作スタート時の様子を説明する模式図、(b)は、エア噴出時の様子を説明する模式図、(c)はシート吸着時の様子を説明する模式図である。
まず、図3(a)に示すように、給紙信号により不図示の駆動手段を駆動させて下流側張架ローラ6を回転させ、吸着ベルト2を回転させる。次に、回転する吸着ベルト2に電極部材3を介して帯電電源4により交番電圧を印加し、吸着ベルト2の表面に交流電源周波数と吸着ベルト2の周動速度に応じたピッチで交番する電位パターンを形成する。
吸着ベルト2への帯電が完了したら、吸着ベルト2の回転を停止する。そして、支持部材8を不図示の支持部材駆動モータにより回動させ、底板7の上昇を開始する。底板7に積載されたシート束1が上昇し、最上位シート1aがフィラー12と当接する。このとき、透過型光学センサの受光部は発光部からの光を受光している。さらに、底板7を上昇させると、フィラー12が発光部の光を遮り、受光部が光を受光しなくなる。これにより、シート束1の最上位シート1aが所定の位置に来たことが検知され、支持部材8の回転を停止する。
次に、図3(b)に示すように、シート束1の最上位シート1aが所定の位置にきたら、エア噴出部9によりシート束1に向けてシート搬送方向下流側からエアを噴き付ける。これにより、シート束1の上位位置にある数枚1a、1b・・が浮上し、浮上した最上位シート1aが吸着ベルト2の下側張架面2aに接触する。
最上位シート1aが吸着ベルト2に接触すると、誘電体である最上位シート1aには吸着ベルト2の表面の電位パターンにより形成される不平等電界により、Maxwellの応力が働き、最上位シート1aが吸着ベルト2に吸着する。この吸着力は、最上位シート1aのみに作用し、2枚目以降のシート1b・・には作用しない。このとき、図3(c)に示すように、吸着ベルト2の下側張架面2aは、搬送方向上流側が上方となるように傾斜している。そのため、最上シート1aは、吸着ベルト2が上流側張架ローラ5に巻き回された位置よりも先に下流側張架ローラ6に巻き回された位置で、吸着ベルト2に吸着されることになる。
ここで、図11を用いて吸着ベルト102の下側張架面102aが水平に構成されるシート搬送装置100について説明する。図11に示すように、シート搬送装置100は、エア噴出部109によるエア噴出時に、吸着ベルト102の下側張架面102aが水平である。そのため、上述したように、最上位シート101aが下流側張架ローラ106に巻き回された位置よりも先に上流側張架ローラ105に巻き回された位置で吸着ベルトに吸着してしまうことがある。その結果、図11中、Yで示す部分にエアが滞留し、最上位シート1aの吸着が不安定になってしまう。
これに対して、第一の参考構成例のシート搬送装置50は、図3(c)に示すように、上流側張架ローラ5の位置が下流側張架ローラ6の位置よりも上方にある。そのため、最上シート1aは、吸着ベルト2が上流側張架ローラ5に巻き回された位置よりも先に下流側張架ローラ6に巻き回された位置で、吸着ベルト2に吸着することになる。すなわち、最上位シート1aは、吸着ベルト2のシート搬送方向上流側端部よりも先にシート搬送方向下流側端部で、吸着ベルト2に吸着され、吸着ベルト2と最上位シート1aとの間にエア滞留を発生させることがない。
次に、吸着ベルト2の下側張架面2aに最上位シート1aを吸着させたら、エア噴出部9からのエア噴出を停止させる。そして、図示しない駆動モータにより吸着ベルト2を回転させ、吸着ベルト2に吸着している最上位シート1aを搬送ローラ対13に向けて搬送する。吸着ベルト2に吸着した最上位シート1aの先端が、吸着ベルト2の下流側張架ローラ6の巻き回し部分に到達すると、最上位シート1aは、曲率分離により吸着ベルト2から分離し、搬送ローラ対13へ向けて移動する。なお、吸着ベルト2と搬送ローラ対13との線速は同一にされており、搬送ローラ対13がタイミングを取って間欠駆動されているような場合は吸着ベルト2も間欠駆動されるように駆動モータを制御する。
なお、吸着ベルト2に吸着した最上シート1aの搬送時において、下流側張架ローラ6による曲率分離だけで吸着ベルト2から最上シート1aを分離させることが困難な場合には、下流側張架ローラ6に巻き回されている吸着ベルト2の表面に分離爪を設置してもよい。分離爪によって分離補助がおこなわれることで、吸着ベルト2から最上位シート1aを確実に分離させることができる。
また、吸着ベルト2の帯電は、吸着ベルト2のシート分離位置から搬送ローラ対13までの長さ分だけ行うようにして、それ以降は、電極部材3で吸着ベルト2を除電するようにしてもよい。これにより最上位シート1aは、搬送ローラ対13へ搬送された後は吸着ベルト2の影響を受けずに、搬送ローラ対13の搬送力のみによって搬送される。また、吸着ベルト2を除電することによって、2番目のシート1bが、離間した吸着ベルト2に静電吸着するのを抑制することができる。
ここで、周動する吸着ベルト2に交番電圧を印加することにより、帯電した吸着ベルト2の電荷を除電することができる原理を説明する。周動する吸着ベルト2などの被帯電体の外周面に電極部材3などの帯電電極を接触させ直流電源により直流電圧を印加した場合、被帯電体は印加される直流電圧がある電圧以下の電圧では帯電されない。この電圧を帯電開始電圧Vという。帯電開始電圧値Vは、被帯電体の厚さ、体積抵抗などにより変化する。次に上記帯電開始電圧Vをピーク値として持つような交番する電圧を帯電電極に印加したところ、帯電している被帯電体の表面電位がほぼ零Vに除電されることが確認されている。これは、印加電圧のピーク値を帯電開始電位Vとすることにより、この印加電圧では誘電体である被帯電体を帯電させる能力はないが、被帯電体に帯電している空間電荷には移動させる力が働き、除電できることを意味する。また、交互に交番する印加電圧を用いることから、被帯電体が(+)、(−)のどちらに帯電していても除電効果がある。しかし、帯電開始電圧V以下の印加電圧では、除電不足が発生し、帯電開始電圧以上では、印加周波数の帯電が生じ、零Vに除電できなかった。したがって、吸着ベルト2に除電のために印加する交番電圧は、ピーク値が吸着ベルト2に対する帯電開始電圧Vになるように制御すればよいことになる。
[第二の参考構成例
次に、第二の参考構成例のシート搬送装置について説明する。図4は、第二の参考構成例のシート搬送装置の構成を示す要部拡大模式図である。なお、図4中、図2で説明した部材と同一部材には、同一符号を付し説明を省略する。
第二の参考構成例のシート搬送装置20は、図4に示すように、上流側張架ローラ25の径が下流側張架ローラ26の径よりも小さく、上流側張架ローラ25の最下点が下流側張架ローラ26の最下点よりも上方となるように配置されている。これにより、吸着ベルト2の上側張架面2bは略水平で、吸着ベルト2の下側張架面2aがシート束1の上面に対して、搬送方向上流側が上方に位置するように、すなわち図中左上がりとなるように傾斜している。
このような構成のシート搬送装置20は、上流側張架ローラ25と下流側張架ローラ26の径が同径である第一の参考構成例に比べ、吸着ベルト2の上方に必要なスペース(図4中Xで示す部分)が少なくてすみ、省スペース化を図ることができる。なお、下流側張架ローラ26は、吸着ベルト2を無端移動させて吸着ベルト2に吸着した最上位シート1aを搬送するときに、吸着ベルト2から最上位シート1aを曲率により分離するのに適した径にされている。
[実施形態]
次に、実施形態に係るシート搬送装置について説明する。図5(a)は、移動機構が上流側張架ローラを押し下げている時の構成を示す構成図、(b)は(a)のA−A断面図である。図6(a)は、移動機構が上流側張架ローラを押し上げている時の構成を示す構成図、(b)は(a)のA−A断面図である。図7は、エア噴出時に吸着ベルトの下側張架面が傾斜しているときの様子を説明する模式図である。図8は、エア噴出時に吸着ベルトの下側張架面が水平であるときの様子を説明する模式図である。図9は、シート搬送時に吸着ベルトの下側張架面が傾斜しているときの様子を説明する模式図である。図10は、シート搬送時に吸着ベルトの下側張架面が水平であるときの様子を説明する模式図である。なお、図5乃至図10中、図2で説明した部材と同一部材には、同一符号を付し説明を省略する。
施形態に係るシート搬送装置30は、図5(a)(b)及び図6(a)(b)に示すように、上流側張架ローラ35の位置を移動させる移動手段たる移動機構31を備えている。この移動機構31は、上流側張架ローラ35の回転軸35aの上部に接触し回転可能に設けられたカム32と、カム32の回転軸32aを回転駆動させる図示しないカム駆動モータを備えている。また、この移動機構31は、上流側張架ローラ35の回転軸35aの下部に接触して回転軸35aをシート束1の上面から離れる方向(図中上方向)に付勢する付勢部材たるバネ33を備えている。さらに、この移動機構31は、上流側張架ローラ35の回転軸35aの図中上下方向の移動を規制する箱状の規制部材34と備えている。図5に示すように、カム32の長径部が上流側張架ローラ35の回転軸35aに接触するようにカム32を回転させると、上流側張架ローラ35は、回転軸35aがバネ33の付勢に抗して規制部材34にガイドされながら図中下方に移動する。一方、図6に示すように、カム32の小径部が上流側張架ローラ35の回転軸35aに接触するようにカム32を回転させると、上流側張架ローラ35は、回転軸35aがバネ33により図中上方に付勢され規制部材34にガイドされながら図中上方に移動する。このように、図示しないカム駆動モータによってカム32を回転させることによって、上流側張架ローラ35(の回転軸35a)がバネ33の付勢により、又はその付勢に抗して、規制部材34にガイドされて、図中上下方向に移動することができるのである。
なお、下流側張架ローラ36には、下流側張架ローラ36の回転軸36aに接触して回転軸36aを上流側張架ローラ35から離れる方向に付勢するバネ37と、回転軸36aの図中水平方向への移動を規制する規制部材38とを備えている。これにより、下流側張架ローラ36は、バネ37によって水平方向に上流側張架ローラ35とは離れる方向に向かって付勢されている。このように付勢された下流側張架ローラ36は、吸着ベルト2に対して上流側張架ローラ35から離れる方向へ付勢力を付与し、吸着ベルト2が所定のテンションで張架されるようにしている。
このように、移動機構31によって上流側張架ローラ35の移動が可能な構成を採用することにより、シートの紙種に応じた分離搬送を行うことができる。例えば、図7に示すように、厚紙のようなコシが強い(曲げ剛性が高い)シート1a’を搬送する場合には、吸着ベルト2の下側張架面2aが傾斜していると、シート1a’の曲げ剛性が吸着力に勝ってシート1a’が吸着ベルト2からはがれてしまうことがある。よって、コシが強いシート1a’を搬送する場合には、図8に示すように、上述した移動機構31によって上流側張架ローラ35を押し下げ、吸着ベルト2の下側張架面2aが水平となるようにするとよい。コシが強いシート1a’を用いる場合には、エア噴出時にシート1a’がばたつくことがないので、吸着ベルト2のシート搬送方向上流側端部から吸着することがなく、吸着ベルト2の下側張架面2aが水平でもエア滞留が発生することがない。
一方、薄紙のようなコシが小さい(曲げ剛性が低い)紙種のシートを搬送する場合には、エア噴出時に最上位シート1aがばたつきやすく、上述したように、吸着ベルト2の下側張架面2aが水平であるとエア滞留が発生しやすい。よって、コシが小さいシートを用いる場合には、上述した移動機構31によって上流側張架ローラ35を押し上げ、吸着ベルト2の下側張架面2aを傾斜させるようにするとよい。このように、シートの紙種に応じてエア噴出時に上流側張架ローラ35を移動させることにより、シートの分離を安定的に行うことができる。
ただし、シートの紙種毎に上流側張架ローラ35の位置を可変にした場合には、吸着ベルト2から分離された最上位シート1aが搬送ローラ対13に入る搬送角度が変わってしまう。そのため、図9に示すように、吸着ベルト2から分離された最上位シート1aの先端が搬送ローラ対13のニップに入らず、搬送ローラ対13の手前でジャムが発生してしまう虞がある。そこで、吸着ベルト2にシート吸着後は、搬送ローラ対13のニップが吸着ベルト2の下側張架面2aがある平面上に来るように、上流側張架ローラ35を所定の位置に移動させるとよい。例えば、図10に示すように、吸着ベルト2にシート吸着後には、移動機構31によって上流側張架ローラ35を下降させ、吸着ベルト2の下側張架面2aがある平面上に搬送ローラ対13のニップがくるようにするとよい。これにより、搬送ローラ対13の手前でジャムが発生することを防止することが可能となる。
なお、実施形態に係るシート搬送装置30では、張架ローラ35、36の径が略同一である構成について説明したが、第二の参考構成例で説明したように、上流側張架ローラ35の径が下流側張架ローラ36の径よりも小さくなるように構成してもよい。また、第一及び第二の参考構成例並びに実施形態では、吸着ベルト2を上流側張架ローラ5、25、35と下流側張架ローラ6、26、36で張架する構成を採用しているが、更に張架ローラを追加して3つ以上の張架ローラで張架する構成としてもよい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
上流側張架ローラ5、下流側張架ローラ6などの複数の張架ローラにより張架され、シートが積載されたシート束1などのシート束の上面に対向配置されて無端移動する吸着ベルト2などの吸着ベルトと、シート束に向けてシート搬送方向下流側端部からエアを噴出しシートを浮上分離させるエア噴出部9などのエア噴出手段と、浮上分離した最上位シート1aなどの最上位シートを静電気力により該吸着ベルトに吸着させる電極部材3などの吸着手段とを備え、浮上分離した最上位シートを該吸着ベルトに吸着させた後、該吸着ベルトの無端移動により最上位シートを搬送するシート搬送装置10、20、30などのシート搬送装置において、上記吸着ベルトのシート束の上面に対向する張架面は、上記エア噴出手段によるエア噴出時に、シート搬送方向上流側がシート搬送方向下流側に比べ上方となるように傾斜している。
これによれば、第一及び第二の参考構成例並びに実施形態で説明したように、エア噴出手段からのエア噴出により浮上分離した最上位シートは、吸着ベルトのシート搬送方向上流側端部よりも先にシート搬送方向下流側端部に接触、吸着ベルトに吸着されることになる。よって、エア噴出時に吸着ベルトと最上位シートとの間にエア滞留が発生することがなく、最上位シートを吸着ベルトに安定的に吸着することができる。また、第一の参考構成例のシート搬送装置は、上流側張架ローラ及び下流側張架ローラの位置が固定され、吸着ベルトの下側張架面の傾斜角度が一定である。そのため、吸着ベルトを回転駆動させる駆動系を設置するだけでよく、吸着ベルトとシート束の上面との間の距離を調整するべく、張架ローラを移動させる移動手段を設置する必要がない。よって、第一の参考構成例のシート搬送装置は、簡易な構成ですみ、省スペース化且つ低コスト化を図ることができるというメリットもある。
(態様B)
(態様A)のシート搬送装置において、複数の張架ローラのうちシート搬送方向最上流側にある張架ローラの径は、シート搬送方向最下流側にある張架ローラの径よりも小さい。
これによれば、第二の参考構成例で説明したように、吸着ベルトの上方に必要なスペースが少なくてすみ、省スペース化を図ることができる。
(態様C)
(態様A)又は(態様B)のシート搬送装置において、上記張架ローラの位置を移動させる移動機構31などの張架ローラ移動手段を備え、該張架ローラ移動手段は、シートの種類に応じて上記エア噴出手段によるエア噴き付け時に該張架ローラを移動させる。
これによれば、上記実施形態で説明したように、シートの種類に関係なく、吸着ベルトは最上位シートを安定した状態で吸着することができる。
(態様D)
(態様C)のシート搬送装置において、上記吸着ベルトから分離されたシートを搬送する搬送ローラ対13などの搬送ローラ対を備え、上記張架ローラ移動手段は、最上位シートが吸着ベルトに吸着した後、該搬送ローラ対のニップが該吸着ベルトのシート束の上面に対向する張架面がある平面上にくるように、上記張架ローラを移動させる。
これによれば、上記実施形態で説明したように、シートの種類に応じて張架ローラを移動させても、搬送ローラ対でジャムなどを発生することを防止することが可能である。
(態様E)
シートに画像を形成する画像形成部51などの画像形成手段と、積載されたシート束から最上位シートを分離し、上記画像形成手段へシートを搬送するシート搬送手段とを備えた画像形成装置において、上記シート搬送手段として、請求項1、2、3又は4のシート搬送装置を用いる。
これによれば、上記第一及び第二の参考構成例並びに実施形態で説明したように、シートの分離搬送性に優れ、安定した画像形成が可能となる。
1 シート束
2 吸着ベルト
3 電極部材
4 帯電電源
5、25、35 上流側張架ローラ
6、26、36 下流側張架ローラ
7 底板
8 支持部材
9 エア噴出部
10、20、30 シート搬送装置
31 移動機構
32 カム
33、37 バネ
34、38 規制部材
特開2010−89887号公報

Claims (4)

  1. 複数の張架ローラにより張架され、シートが積載されたシート束の上面に対向配置されて無端移動する吸着ベルトと、
    シート束に向けてシート搬送方向下流側端部からエアを噴出しシートを浮上分離させるエア噴出手段と、
    浮上分離した最上位シートを静電気力により該吸着ベルトに吸着させる吸着手段とを備え、
    浮上分離した最上位シートを該吸着ベルトに吸着させた後、該吸着ベルトの無端移動により最上位シートを搬送するシート搬送装置において、
    上記吸着ベルトのシート束の上面に対向する張架面は、上記エア噴出手段によるエア噴出時に、シート搬送方向上流側がシート搬送方向下流側に比べ上方となるように傾斜する構成であって、
    上記張架ローラの位置を移動させる張架ローラ移動手段を備え、
    該張架ローラ移動手段は、シートの種類に応じて上記エア噴出手段によるエア噴き付け時に該張架ローラを移動させることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 請求項1のシート搬送装置において、
    複数の張架ローラのうちシート搬送方向最上流側にある張架ローラの径は、シート搬送方向最下流側にある張架ローラの径よりも小さいことを特徴とするシート搬送装置
  3. 求項1又は2のシート搬送装置において、
    上記吸着ベルトから分離されたシートを搬送する搬送ローラ対を備え、
    上記張架ローラ移動手段は、最上位シートが吸着ベルトに吸着した後、該搬送ローラ対のニップが該吸着ベルトのシート束の上面に対向する張架面がある平面上にくるように、上記張架ローラを移動させることを特徴とするシート搬送装置。
  4. シートに画像を形成する画像形成手段と、積載されたシート束から最上位シートを分離し、上記画像形成手段へシートを搬送するシート搬送手段とを備えた画像形成装置において、
    上記シート搬送手段として、請求項1、2又のシート搬送装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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