JP6085284B2 - 空芯コイル挿入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源回路やインバータなどの交流機器における整流回路、雑音防止回路、共振回路等に装備されるコイル装置の製造装置に関するものであり、より具体的には、コアに空芯コイルを挿入する空芯コイル挿入装置に関するものである。
チョークコイルの如きコイル装置は、磁性材料から形成されたコアに巻線を施して構成される。巻線を容易にコアに装着するために、コアには、径方向を横断する隙間部が形成されている。そして、この隙間部を利用して予め巻線された空芯コイルをコアに挿入し(たとえば、特許文献1の図1及び図2参照)、その後、隙間部を磁性又は非磁性の充填部材によって埋め戻している(たとえば、特許文献1の図9参照)。
特開2011−135091号公報
空芯コイルをコアに挿入する作業は手作業で行なわれているが、隙間部寸法はインダクタンス値や磁気飽和特性などの磁気回路設計にて好適寸法を決定するために、コイルを挿入するために必要な隙間部寸法を確保する設計をすることができない。このためそのほとんどの場合、狭隙間部に空芯コイルを挿入することになり、空芯コイルの一部が伸びて変形してしまう形状崩れや、絶縁被膜表面こすれの発生、また挿入作業性の悪さからくる出来高のばらつきなど、作業者の熟練度合いによって、作製されるコイル装置の品質や数量にばらつきが生じることが課題である。
本発明の目的は、コアへの空芯コイルの挿入の自動化を図ることのできる空芯コイル挿入装置を提供することで係る課題を解決するものである。
本発明に係る空芯コイル挿入装置は、
環状に形成され、内周面から外周面まで横断する隙間部を有し、一端から予め巻回された空芯コイルを挿入可能なコア本体を保持する保持手段と、
前記保持手段に保持された前記コア本体に挿入される前記空芯コイルが嵌装されるコイル挿入ロッドと、
前記コイル挿入ロッドの先端を前記保持手段によって保持された前記コア本体の一端に近接又は当接させるよう動作させるロッド駆動手段と、
前記コイル挿入ロッドの先端が前記コア本体の一端に近接又は当接した状態において、該コイル挿入ロッドに嵌装された前記空芯コイルを該コア本体の一端に向けて押し出す押出手段と、
前記保持手段に保持された前記コア本体の周縁に配置され、前記押出手段によって押し出され、前記コア本体に挿入された前記空芯コイルを、前記コア本体の他端側に向けて引き込む送り手段とを具える。
前記ロッド駆動手段は、前記コイル挿入ロッドを揺動させることにより、前記コイル挿入ロッドの先端を前記保持手段に保持された前記コア本体の一端に近接又は当接させるようにしてもよい。
前記ロッド駆動手段は、前記コイル挿入ロッドを、前記コイル挿入ロッドの長手方向に沿う方向に移動させることにより、前記コイル挿入ロッドの先端を前記保持手段に保持された前記コア本体の一端に近接又は当接させるようにしてもよい。
前記送り手段は、前記保持手段に保持された前記コア本体の外周縁に接近して配置され、前記外周縁に向けて出没可能な複数の爪片と、前記爪片を前記コア本体の一端から他端に向けて移動させる移動手段と、を具えるようにしてもよい。
前記押出手段は、少なくとも前記複数の爪片に対向する位置まで前記空芯コイルを前記コア本体に向けて押し出し、
前記送り手段は、前記複数の爪片を前記外周縁に向けて付勢して前記空芯コイルに該複数の爪片を当接させる付勢手段を有するようにしてもよい。
前記複数の爪片は、前記前記コア本体の一端から他端に向けての移動において、当接した前記空芯コイルを前記外周方向に付勢する付勢面を有するようにしてもよい。
前記移動手段は、前記保持手段に保持された前記コア本体の外周縁に接近して配置され、前記コア本体の一端から他端側に走行する円弧状の構造体を有するようにしてもよい。
前記コイル挿入ロッドの先端には、前記保持手段に保持された前記コア本体の前記一端と係合可能な係合手段を具えるようにしてもよい。
前記コア本体は、磁性材料からなるコアと、前記コアの外周を被覆する絶縁性の被覆材とを含んでおり、前記被覆材は、前記係合手段と係合可能な被係合手段を具えるようにしてもよい。
前記コア本体は、磁性材料からなるコアと、前記コアの外周を被覆する絶縁性の被覆材とを含んでおり、前記被覆材は、前記コア本体の前記他端から内周側に向けて突設された位置決め手段を具え、
前記保持手段は、前記位置決め手段を挟むチャックを具えるようにしてもよい。
前記コア本体は、磁性材料からなるコアと、前記コアの外周を被覆する絶縁性の被覆材とを含んでおり、前記被覆材は、前記コア本体の前記他端から外周側に向けて突設された回止め手段を具え、
前記保持手段は、前記回止め手段を前記空芯コイルの挿入方向に対向する向きに付勢する押えを具えるようにしてもよい。
前記コアは圧粉成形体であり、絶縁性の樹脂材料をインサート成型することで前記被覆材とするようにしてもよい。
本発明の空芯コイル挿入装置によれば、コア本体への空芯コイルの挿入を自動化することができる。また、送り手段を用いているので、空芯コイルをコア本体の周縁に沿って引き込むことができ、コア本体の一端から挿入されてきた空芯コイルがコア本体の途中で詰まってしまうことなく他端まで挿入される。
図1は、本発明の一実施形態に係る空芯コイル挿入装置の概略構成を示す平面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る空芯コイル挿入装置の概略構成を示す側面図である。 図3は、図1の丸囲み部3の拡大平面図であって、コア本体及び空芯コイルを装着した状態を示している。 図4は、図3の線4−4に沿う断面図である。 図5は、図1の丸囲み部5の拡大平面図であって、空芯コイルを装着した状態を示している。 図6は、図5の線6−6に沿う断面図である。 図7は、本発明の一実施形態に係る空芯コイル挿入装置に装着されるコア本体の外観を示す平面図である。 図8は、空芯コイル及び充填材の挿入動作を説明する説明図である。 図9は、空芯コイル及び充填材の挿入動作を説明する説明図である。 図10は、空芯コイル及び充填材の挿入動作を説明する説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係る空芯コイル挿入装置10について図面を参照して説明を行なう。
図1及び図2は、空芯コイル挿入装置10の概略構成を示す平面図及び側面図である。図3は、図1の丸囲み部3の拡大平面図であって、コア本体70及び空芯コイル90を装着した状態を示している。図に示すように、空芯コイル挿入装置10は、隙間部71を有するコア本体70に予め巻回された空芯コイル90を挿入し、その後、隙間部71に充填材85(図7参照)を挿入する装置である。
空芯コイル挿入装置10は、全体構成として、図に示すように、コア本体70を保持する保持手段20と、空芯コイル90が嵌装されるコイル挿入ロッド26と、コイル挿入ロッド26の先端をコア本体70に向けて近接又は当接するよう動作させるロッド駆動手段30と、空芯コイル90をコア本体70に向けて押し出す押出手段40と、空芯コイル90をコア本体70に引き込む送り手段50と、充填部材85を隙間部71に挿入する充填部材挿入手段60とを具える。なお、図1では、保持手段20の一部の構成の図示省略している。
本発明の空芯コイル挿入装置10にて空芯コイル90が挿入されるコア本体70は、図7に示すように、内周面から外周面まで横断する隙間部71が形成されている。コア本体70は、磁性材料からなるコア72の外周を絶縁性樹脂73で被覆して形成することができる。図7は、空芯コイル挿入装置10に装着されるコア本体70の外観を示す平面図である。
コア72に採用される磁性体として、けい素鋼からなる薄板を積層又は巻回した積層磁芯(以下、けい素鋼コアと称する)や、鉄系、鉄−ケイ素系、鉄−アルミニウム−ケイ素系、鉄−ニッケル系、鉄系アモルファス粉体などを加圧成形してなる圧粉成形体(以下、ダストコアと称する)または、酸化鉄を主成分とする磁性粉末を焼結してなるMn系フェライト磁芯やNi系フェライト磁芯(以下、フェライトコアと称する)とすることができる。
コア72は、上記種々の磁性材料のダストコアを採用することが好適である。
ダストコアは、プレス成形工法を用いて金型内で粉体を高圧成形し、その後熱処理にて所望の磁気特性を確保し、表面をエポキシ樹脂等にて粉体コーティング工法や塗装工法などを用いて樹脂被覆した形状で販売提供される。これは電気絶縁性や耐環境性能を持たせると共に、機械強度を高めるためである。
樹脂被覆工程は膜厚を安定確保するために、複数回の塗装と乾燥を繰り返す処理を行うことから大変効率が悪い作業となり、さらには仕上がり外観寸法精度が悪く形状がばらつくため、樹脂被覆上へ直接に前期被覆に前期係合手段や位置決め手段、回り止め手段を設けることが非常に難しい。
しかし被覆前のダストコアは金型にて製作するために仕上がり寸法精度が高く、また設計自由度も高いといった特長を有しており、例えばコア本体70は、コア72をダストコアとし射出成形工法を用いて絶縁性樹脂73で精度よくインサート成形できることから前期係合手段や位置決め手段、回り止め手段を一度に効率よく成形作製することができる。
ダストコアは、けい素鋼コアやフェライトコアに比べて射出成型工法にて加わる射出圧力によって生じる磁気特性の変化が少ないことからもより好適な磁性体といえる。
コア本体70の形状は、図7に示すように、2つの直線部の一端を曲率半径の小さい曲部で略直角に連繋し、これらの他端どうしを曲率半径の大きい円弧部で接続した涙滴形状を例示できる。また、コア本体70の形状は、略矩形の環状、略円形又は楕円形などの環状、さらには、これらを組み合わせた環状形状とすることができる。
コア本体70の断面は、略矩形、円形断面又はこれらを組み合わせた形状とすることが好適である。
コア本体70に形成される隙間部71は、コア本体70を砥石等で切断することにより形成することができる。このとき、コア本体70を絶縁性樹脂73で射出成形工法によりインサート成形することで、コア72と絶縁性樹脂73が密着固定されるために、コア72をけい素鋼コアとした場合は切断時に生じるバリを防止し、ダストコアの場合は切断の際にダストコアの成形形状が崩れてしまうことを効果的に防止でき、さらにフェライトコアの場合は角部や端面に生じる欠けを抑制することができる。
従来はコア72の磁性体に係わらず隙間部を加工し、予め準備した隙間部71を開放した溝を設けた絶縁性成形ケース(図示せず)は接着剤を用いて強固に固着し組立てる必要があったことから、射出成形工法によるインサート成形は接着剤なしで密着構造が得られるので、簡素化及び加工精度の大幅な向上を図ることができる。
また、コア本体70の隙間部71には、充填部材85が挿入される。挿入時、充填部材85の係合用爪片86とコア本体70の被係合手段83とが係合するので、充填部材85がコア本体70に固定される。被係合手段83は、被係合用爪片とすることができる。
コア本体70は、空芯コイル90の挿入を容易にするために、直線部を有する場合には、隙間部71の一方の端面74が直線部の内面と連続するよう形成することが望ましい。また、コア本体70が直線部を有さない円形又は楕円形などの環状の場合には、隙間部71の端面74がコア本体70の内面の接線と一致又は略一致するように形成することが望ましい。
コア本体70には、後述する保持手段20への位置決めのための位置決め部75と空芯コイル90を挿入する際にコア本体70が回転することを防止する回止め部76が形成されている。位置決め部75は、コア本体70の内面から内向きに突設された突片77の上下先端に凸形状の位置決め軸を突設して形成することができる。また、回り止め部76は、空芯コイル90の挿入側端部79とは逆側の終端80から外向きに突設された位置決め用突片とすることができる。
上記構成のコア本体70は、保持手段20に装着される。保持手段20は、図2及び図4に示すようにコア本体70の位置決め部75を上下から挟持する構成とすることができる。図4は、図3の線4−4に沿う断面図である。保持手段20は、下方から突出する下側軸部材21に位置決め部75を嵌め、上下動可能な上側軸部材22を降下させることで位置決め部75を挟持する。下側軸部材21は、支持台25に支持される。上側軸部材22は、シリンダ23により上下動させることができる。したがって、上側軸部材22及び下側軸部材21は、位置決め部75を挟持するチャックを構成する。
このとき、回り止め部76は、保持手段20を構成する回り止め手段24に係合する。回り止め手段24として、保持手段20から所定距離離れて配置された係合爪を例示することができ、保持手段20にコア本体70が装着された際に、係合爪が回り止め部76に引っ掛かるように配置される。係合爪(回り止め手段24)は、回り止めロッド15の先端に形成されている。
また、保持手段20の周縁には、空芯コイル90をコア本体70側に引き込む送り手段50が配置されている。送り手段50は、図3に示すように、コア本体70側に向けてバネ付勢された爪片51を複数配置した構成とすることができる。爪片51は、付勢手段54によってコア本体70に挿入された空芯コイル90に向けて突き出されたまま、コア本体70の周縁に沿って往復移動可能となっている。
爪片51の先端は、空芯コイル90の引込方向において、下流側が空芯コイル90(コア本体70)の周縁に対して略垂直な付勢面55、上流側が空芯コイル90(コア本体70)の周縁に対して鋭角な被当接面56で形成されている。
付勢手段54は、周面にねじ溝が形成されストローク調整が可能なバネ性を有するプランジャーを例示することができ、ピストンロッドの先端が爪片51に当接した構成とすることができる。爪片51及び付勢手段54は、空芯コイル90の周縁に配置された索体52に装着されている。索体52は、円弧状の構造部材であり、回転台57に支持される。回転台57は、回転軸(図示せず)を中心にステッピングモータの如き索体駆動手段53によって揺動する。これにより、索体52及び爪片51は、後述する送り開始位置及び送り終了位置の間を、空芯コイル90の周縁に沿って円周方向に往復移動する。したがって、索体52、回転台57及び索体駆動手段53は、爪片51の移動手段として構成される。
なお、本実施形態では、3つの爪片51が配置されているが、爪片51の数は複数で特にこれに限定されるものではない。
付勢面55は、図8に示すように、爪片51が送り開始位置から送り終了位置へ(引込方向)の移動の際に空芯コイル90に当接し、空芯コイル90をコア本体70の周縁に沿って移動させる(引き込む)。被当接面56には、送り開始位置などで爪片51が停止している場合等において押出手段40によって挿入されてきた空芯コイル90が当接する。この当接によって、爪片51は付勢力に抗して空芯コイル90(コア本体70)から離間する方向に押し上げられる。すなわち、空芯コイル90は、爪片51が停止中の場合等において爪片51を押し上げながら通過してコア本体70に挿入されていく。
空芯コイル90が嵌装されるコイル挿入ロッド26は、図5及び図6に示すように、断面がコ字状の長尺状の部材である。図5は、図1の丸囲み部5の拡大平面図であって、空芯コイルを装着した状態を示している。図6は、図5の線6−6に沿う断面図である。コイル挿入ロッド26は、嵌装された空芯コイル90の移動をガイドする。また、コイル挿入ロッド26は、コア本体70と係合し、コア本体70の挿入側端部79と略一直線になる先端部27を有する。先端部27は、挿入側端部79の被係合手段83と係合する係合用爪片の如き係合手段28を有する。
コイル挿入ロッド26は、図1に示すように、基端が平面内で回転軸29に支持され、ステッピングモータの如きロッド駆動手段30によって回転軸29を中心に先端部27が円弧軌跡を描いて往復動作する。すなわち、この実施形態のコイル挿入ロッド26は、嵌装位置及び押出位置の間を揺動する。
嵌装位置は、図1の破線に示すように、コイル挿入ロッド26の先端部27がコア本体70(保持手段20)から離間した位置である。この嵌装位置において、作業者によって空芯コイル90がコイル挿入ロッド26の所定位置にまで嵌装される作業が行なわれる。押出位置は、上述したように、先端部27の係合手段28が挿入側端部79の被係合手段83と係合し、コイル挿入ロッド26がコア本体70の挿入側端部79と略一直線になる位置である。この押出位置において、押出手段40によって空芯コイル90がコア本体70に向けて押し出される。なお、嵌装位置は、空芯コイル90を嵌装できる位置であれば、何れの位置であってもよい。
押出手段40は、図5及び図6に示すように、嵌装位置にあるコイル挿入ロッド26に外嵌する逆コ字状の長尺状の部材である押え41、押え41の下部に形成されたネジ孔に螺合するネジ42、ネジ42を回転させるステッピングモータの如き押え駆動手段43を配置したボールネジ方式の構成とすることができる。ネジ42は、装置10本体側で支持されている。場合によってはリニアモーターを用いた駆動手段(図示せず)を用いても良い。
ネジ42が押え駆動手段43によって正回転することで、押え41がネジ推力によってコイル挿入ロッド26に沿ってコア本体70に近づく方向(押出方向)に移動する。これにより、空芯コイル90が押え41に押されてコイル挿入ロッド26に沿って移動し、コア本体70に挿入されていく。この実施形態の押え41は、図1に示す基準位置から押出方向に移動して、図8に示す第1停止位置及び図10に示す第2停止位置にまで移動する。一方、ネジ42が押え駆動手段43によって逆回転することで、押え41がネジ推力によってコア本体70から離間する方向に移動する。これにより、押出方向に移動した押え41が、基準位置にまで戻る。
また、押え41には、充填部材挿入手段60を構成する充填部材支持部61及び充填部材押え62が形成されている。充填部材支持部61は、充填部材85を支持する。充填部材押え62は、押え41の押出方向の移動に伴って充填部材85をコア本体70の隙間部71に押し出す(挿入する)。また、押え41の押出方向の移動時において、コイル挿入ロッド26及び回り止めロッド15の内周面が充填部材85の移動をガイドする。なお、充填部材85は、コイル挿入ロッド26が嵌装位置にある状態において充填部材支持部61に装着可能である。
次に、コイル挿入ロッド26に嵌装された空芯コイル90を保持手段20に保持されたコア本体70に挿入し、充填部材85を挿入する動作について図3、図8乃至図10を参照しつつ説明する。図8乃至図10は、空芯コイル90及び充填部材85の挿入動作を説明する説明図である。
空芯コイル挿入装置10の挿入動作は、最初に、作業者が嵌装位置にあるコイル挿入ロッド26に空芯コイル90を嵌装し、コア本体70を保持手段20に装着する。次に充填部材支持部61に充填部材85を嵌装する。そして、作業者によって開始ボタン(図示せず)が押されることで動作が開始される。
開始ボタンが押されると、保持手段20の上側軸部材22が降下してコア本体70の位置決め部75を挟持する。また、コイル挿入ロッド26が、押出位置に移動するとともに、先端部27の係合手段28が挿入側端部79の被係合手段83と係合する。すなわち、図3及び図4に示す状態となる。そして、押え41が押出方向に移動を開始する。押え41の移動によって空芯コイル90が、コイル挿入ロッド26に沿って移動しつつコア本体70に挿入されていく。その際、空芯コイル90は、上述したように被当接面56に当接して爪片51を押し上げながらコア本体70に挿入されていく。その後、押え41は、図8に示す第1停止位置に到達した状態で一旦停止する。
その後、送り手段50の索体52が、図8に示す送り開始位置から図9に示す送り終了位置までコア本体70の終端80に向かって(引込方向に)移動を開始する。上述したように、この移動に伴って各爪片51の付勢面55が空芯コイル90の周縁に当接する。これによって、空芯コイル90がコア本体70の終端に向かってさらに挿入されていく。そして、索体52は、送り終了位置に到達した状態で一旦停止する。
なお、上述の索体52が移動している間、押え41は第1停止位置で停止状態にある。そのため、空芯コイル90の終端側は、押え41よりもコイル挿入ロッド26側に戻らない。また、図8に示すように、停止している押え41が空芯コイル90の終端に当接している状態であれば、空芯コイル90自体に引込方向への弾性力が生じるため、上述した爪片51による空芯コイル90の送りがより効率的になる。
その後、索体52が送り終了位置に停止した状態で、図9に示す第1停止位置に停止中の押え41が、図10に示す第2停止位置に向かって再び移動を開始する。すなわち、押え41による空芯コイル90の押し出しが再び開始される。そして、押え41は、第2停止位置に到達した状態で一旦停止する。
また、押え41が第2停止位置に到達することで、上述したように被係合手段83が係合用爪片86に係合しつつ充填部材85が隙間部71に挿入される。
その後、送り終了位置に停止している索体52が、送り開始位置に戻る。その際、被当接面56に空芯コイル90が当接し、爪片51は付勢力に抗して空芯コイル90から離間する方向に押し上げられながら空芯コイル90を通過する。なお、索体52が送り開始位置に戻る間、押え41は第2停止位置で停止状態にある。
そして、索体52が送り開始位置に戻った後、第2停止位置の押え41が第1停止位置に戻る。その後、再び、上述した索体52の送り終了位置への移動、押え41の第2停止位置への移動が順に行なわれる。その後、空芯コイル挿入装置10の挿入動作が終了する。すなわち、空芯コイル90及び充填部材85の挿入が同時に完了した状態となる。
なお、この実施形態では、空芯コイル挿入装置10が空芯コイル90及び充填部材85の挿入を合わせて行なっているが、少なくとも空芯コイル90の挿入が行なわれればよく、充填部材85の挿入は別の工程で行なうようにしてもよい。
押え41及び索体52の各移動位置への移動は、フォトセンサ等の位置検知手段(図示せず)を用いて行なえばよい。また、各駆動手段の制御は、マイコン等の制御手段を用いて構成することができる。
以上のように、押出手段40及び送り手段50を有する空芯コイル挿入装置10によって、コア本体70への空芯コイル90の挿入を自動化することができる。
また、送り手段50を用いて、コア本体70の周縁に沿って空芯コイル90を引き込むことができるので、コア本体70に挿入されてきた空芯コイル90がコア本体70の途中で詰まってしまうことなく、コア本体70の終端80まで挿入される。しかも、複数の爪片51を用いることで、複数箇所において空芯コイル90に引込方向の力を付与することができるので、空芯コイル90の一部が伸びて変形してしまうことを防止できる。
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では、押出手段40(押え41)及び送り手段50(索体52)を所定の順序で所定回数だけ動作させているが、特にこれに限定されるものではない。押出手段40及び送り手段50を同時に動作させてもよく、また押出手段40及び送り手段50を1回ずつ動作させるだけでもよい。
また、押え41の停止位置及び索体52の送り開始位置及び送り終了位置は、特にこれに限定されるものではなく、コア本体70の形状、空芯コイル90の材質等に応じて適宜調整すればよい。
さらに、上述の実施形態では、コイル挿入ロッド26を嵌装位置及び押出位置の間で回転軸29を中心に揺動動作させているが、特にこれに限定されるものではない。たとえば、コイル挿入ロッド26を、コイル挿入ロッド26の長手方向に沿う方向に平行等に移動させる構成としてもよいし、着脱構造としマガジン交換作業ができるようにしてもよい。
また、この実施形態では、爪片51が配置された索体52がコア本体70の外周縁に接近するように配置されているが、特にこれに限定されるものではない。例えば、コア本体70の内径が比較的大きい場合は、索体52をコア本体の内周縁に接近して配置するようにしてもよいし、この場合、索体52をコア本体の内周縁に沿って移動させるようにすればよい。
また空芯コイルの送り手段として爪片51が配置された索体52を用いて付勢手段としているが、コイル銅線径が1.0mm程度以下の細銅線の場合は、周囲に爪付き伝動ベルト(タイミングベルト)を用いて、周囲にプーリーを配置し押し当てることで付勢手段としてもよい。
10 空芯コイル挿入装置
20 保持手段
24 回り止め手段
26 コイル挿入ロッド
30 ロッド駆動手段
40 押出手段
50 送り手段
70 コア本体
71 隙間部
75 位置決め部
76 回止め部
90 空芯コイル

Claims (12)

  1. 環状に形成され、内周面から外周面まで横断する隙間部を有し、一端から予め巻回された空芯コイルを挿入可能なコア本体を保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持された前記コア本体に挿入される前記空芯コイルが嵌装されるコイル挿入ロッドと、
    前記コイル挿入ロッドの先端を前記保持手段によって保持された前記コア本体の一端に近接又は当接させるよう動作させるロッド駆動手段と、
    前記コイル挿入ロッドの先端が前記コア本体の一端に近接又は当接した状態において、該コイル挿入ロッドに嵌装された前記空芯コイルを該コア本体の一端に向けて押し出す押出手段と、
    前記保持手段に保持された前記コア本体の周縁に配置され、前記押出手段によって押し出され、前記コア本体に挿入された前記空芯コイルを、前記コア本体の他端側に向けて引き込む送り手段と、
    を具える空芯コイル挿入装置であって、
    前記ロッド駆動手段は、前記コイル挿入ロッドを揺動させることにより、前記コイル挿入ロッドの先端を前記保持手段に保持された前記コア本体の一端に近接又は当接させる、
    空芯コイル挿入装置。
  2. 環状に形成され、内周面から外周面まで横断する隙間部を有し、一端から予め巻回された空芯コイルを挿入可能なコア本体を保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持された前記コア本体に挿入される前記空芯コイルが嵌装されるコイル挿入ロッドと、
    前記コイル挿入ロッドの先端を前記保持手段によって保持された前記コア本体の一端に近接又は当接させるよう動作させるロッド駆動手段と、
    前記コイル挿入ロッドの先端が前記コア本体の一端に近接又は当接した状態において、該コイル挿入ロッドに嵌装された前記空芯コイルを該コア本体の一端に向けて押し出す押出手段と、
    前記保持手段に保持された前記コア本体の周縁に配置され、前記押出手段によって押し出され、前記コア本体に挿入された前記空芯コイルを、前記コア本体の他端側に向けて引き込む送り手段と、
    を具える空芯コイル挿入装置であって、
    前記コア本体は、磁性材料からなるコアと、前記コアの外周を被覆する絶縁性の被覆材とを含んでおり、前記被覆材は、前記コア本体の前記他端から外周側に向けて突設された回止め手段を具え、
    前記保持手段は、前記回止め手段を前記空芯コイルの挿入方向に対向する向きに付勢する押えを具える、
    空芯コイル挿入装置。
  3. 前記ロッド駆動手段は、前記コイル挿入ロッドを揺動させることにより、前記コイル挿入ロッドの先端を前記保持手段に保持された前記コア本体の一端に近接又は当接させる、
    請求項に記載の空芯コイル挿入装置。
  4. 環状に形成され、内周面から外周面まで横断する隙間部を有し、一端から予め巻回された空芯コイルを挿入可能なコア本体を保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持された前記コア本体に挿入される前記空芯コイルが嵌装されるコイル挿入ロッドと、
    前記コイル挿入ロッドの先端を前記保持手段によって保持された前記コア本体の一端に近接又は当接させるよう動作させるロッド駆動手段と、
    前記コイル挿入ロッドの先端が前記コア本体の一端に近接又は当接した状態において、該コイル挿入ロッドに嵌装された前記空芯コイルを該コア本体の一端に向けて押し出す押出手段と、
    前記保持手段に保持された前記コア本体の周縁に配置され、前記押出手段によって押し出され、前記コア本体に挿入された前記空芯コイルを、前記コア本体の他端側に向けて引き込む送り手段と、
    を具える空芯コイル挿入装置であって、
    前記送り手段は、前記保持手段に保持された前記コア本体の外周縁に接近して配置され、前記外周縁に向けて出没可能な複数の爪片と、前記爪片を前記コア本体の一端から他端に向けて移動させる移動手段と、を具える、
    空芯コイル挿入装置。
  5. 前記送り手段は、前記保持手段に保持された前記コア本体の外周縁に接近して配置され、前記外周縁に向けて出没可能な複数の爪片と、前記爪片を前記コア本体の一端から他端に向けて移動させる移動手段と、を具える、
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の空芯コイル挿入装置。
  6. 前記押出手段は、少なくとも前記複数の爪片に対向する位置まで前記空芯コイルを前記コア本体に向けて押し出し、
    前記送り手段は、前記複数の爪片を前記外周縁に向けて付勢して前記空芯コイルに該複数の爪片を当接させる付勢手段を有する、
    請求項4又は請求項5に記載の空芯コイル挿入装置。
  7. 前記複数の爪片は、前記前記コア本体の一端から他端に向けての移動において、当接した前記空芯コイルを前記外周方向に付勢する付勢面を有する、
    請求項に記載の空芯コイル挿入装置。
  8. 前記移動手段は、前記保持手段に保持された前記コア本体の外周縁に接近して配置され、前記コア本体の一端から他端側に走行する円弧状の構造部材を有する、
    請求項4乃至請求項の何れかに記載の空芯コイル挿入装置。
  9. 前記コイル挿入ロッドの先端には、前記保持手段に保持された前記コア本体の前記一端と係合可能な係合手段を具える、
    請求項1乃至請求項の何れかに記載の空芯コイル挿入装置。
  10. 前記コア本体は、磁性材料からなるコアと、前記コアの外周を被覆する絶縁性の被覆材とを含んでおり、前記被覆材は、前記係合手段と係合可能な被係合手段を具える、
    請求項に記載の空芯コイル挿入装置。
  11. 前記コア本体は、磁性材料からなるコアと、前記コアの外周を被覆する絶縁性の被覆材とを含んでおり、前記被覆材は、前記コア本体の前記他端から内周側に向けて突設された位置決め手段を具え、
    前記保持手段は、前記位置決め手段を挟むチャックを具える、
    請求項1乃至請求項10の何れかに記載の空芯コイル挿入装置。
  12. 前記コアはダストコアであり、絶縁性の樹脂材料を射出成形工法によりインサート成形することで前記被覆材とする、
    請求項10又は請求項11記載の空芯コイル挿入装置。
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