JP6083805B2 - 車両用ブレーキペダル装置 - Google Patents

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本発明は、車体に固定されたペダルブラケットと、前記ペダルブラケットに上端を前後揺動可能に枢支されたアーム部と、前記アーム部の下端に固定されて運転者の足で操作されるパッド部とを備え、前記アーム部はリタ−ンスプリングを必要とせずに負圧ブースタが発生する荷重で初期位置に向けて付勢される車両用ブレーキペダル装置に関する。
トーボードに固定したペダルブラケットにブレーキペダルの上端を前後揺動自在に枢支してリターンスプリングで後方に付勢し、ブレーキペダルに設けたストッパ片をペダルブラケットに設けたストップランプスイッチに当接させることでブレーキペダルを初期位置に停止させるものが、下記特許文献1により公知である。
特開2002−362341号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたものは、ブレーキペダルを初期位置に向けて付勢するリターンスプリングを備えているが、近年のブレーキペダル装置には、リターンスプリングを廃止し、負圧ブースタが発生する荷重でブレーキペダルを初期位置に向けて付勢することで部品点数の削減を図ったものが存在する。
ペダルブラケットに予めブレーキペダル等を取り付けたブレーキペダル装置のサブアセンブリを車体に組み付ける場合に、従来のリターンスプリングを備えるブレーキペダル装置であれば、リターンスプリングでブレーキペダルのぶらつきが防止されるため、組付作業を容易に行うことができる。しかしながら、ブレーキペダル装置がリターンスプリングを備えていない場合には、組付作業時にブレーキペダルが大きく揺動して他部材と干渉したりするため、その組付作業の作業性が低下する問題がある、
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、車両用ブレーキペダル装置を車体に組み付ける際に、ペダルブラケットに対してアーム部がぶらついて組付作業の作業性が低下するのを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車体に固定されたペダルブラケットと、前記ペダルブラケットに上端を前後揺動可能に枢支されたアーム部と、前記アーム部の下端に固定されて運転者の足で操作されるパッド部とを備え、前記アーム部はリタ−ンスプリングを必要とせずに負圧ブースタが発生する荷重で初期位置に向けて付勢される車両用ブレーキペダル装置であって、前記アーム部に設けられ、初期位置にある前記アーム部の後方への揺動を阻止するストッパ部と、前記アーム部から前方に突出し、前記ペダルブラケットに当接することで前記アーム部の初期位置から前方への揺動範囲を規制する揺動規制部とを備えることを特徴とする車両用ブレーキペダル装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ストッパ部は前記ペダルブラケットに固定した接触式センサに当接可能な板材で構成され、前記揺動規制部は前記板材を折り曲げることで前記ストッパ部と一体に形成されることを特徴とする車両用ブレーキペダル装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記アーム部は平板状の素材を相互に平行な複数の折曲線で板厚方向に折り曲げて構成され、折曲後の前記アーム部は、前記ペダルブラケットに枢支される上端平板部と、前記パッド部が固定される下端平板部とが相互に平行であることを特徴とする車両用ブレーキペダル装置が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項3の構成に加えて、前記ストッパ部および前記揺動規制部は、前記アーム部の二つの前記折曲線に挟まれた平板部に設けられており、前記平板部は前記上端平板部および前記下端平板部に対して平行であることを特徴とする車両用ブレーキペダル装置が提案される。
尚、実施の形態のトーボード12は本発明の車体に対応し、実施の形態のストップランプスイッチ21は本発明の接触式センサに対応する。
請求項1の構成によれば、車両用ブレーキペダル装置は、車体に固定されたペダルブラ
ケットと、ペダルブラケットに上端を前後揺動可能に枢支されたアーム部と、アーム部の下端に固定されて運転者の足で操作されるパッド部とを備え、アーム部はリタ−ンスプリングを必要とせずに負圧ブースタが発生する荷重で初期位置に向けて付勢される。アーム部には、初期位置にあるアーム部の後方への揺動を阻止するストッパ部が設けられるので、運転者によりパッド部が踏まれていないときにアーム部を初期位置に停止させることができる。またアーム部から前方に突出し、ペダルブラケットに当接することでアーム部の初期位置から前方への揺動範囲を規制する揺動規制部を備えるので、車両用ペダル装置を車体に組み付けるときに、アーム部が初期位置から前方へ大きく揺動しないように揺動範囲を規制することで、車両用ペダル装置の組付作業性を高めることができる。
また請求項2の構成によれば、ストッパ部はペダルブラケットに固定した接触式センサに当接可能な板材で構成されるので、接触式センサに、運転者のペダル操作を検出する機能と、初期位置にあるアーム部の後方への揺動を阻止する機能とを併せ持たせることができる。しかも揺動規制部は板材を折り曲げることでストッパ部と一体に形成されるので、ストッパ部および揺動規制部を一部材で構成して部品点数を削減することができる。
また請求項3の構成によれば、アーム部は平板状の素材を相互に平行な複数の折曲線で板厚方向に折り曲げて構成され、折曲後のアーム部は、ペダルブラケットに枢支される上端平板部と、パッド部が固定される下端平板部とが相互に平行であるので、ペダルブラケットに対するパッド部の車幅方向位置や上下方向位置を調整するためにアーム部の素材を折曲線で任意の回数、任意の角度で折り曲げても、アーム部の下端の向きが変化することがない。これにより、共通のアーム部の折り曲げ方を変えることで複数機種に対応可能にした場合であっても、アーム部の下端にパッド部を一定の位置関係で固定するだけで、初期位置におけるパッド部の角度を一定にすることができる。
また請求項4の構成によれば、ストッパ部および揺動規制部は、アーム部の二つの折曲線に挟まれた平板部に設けられており、平板部は上端平板部および下端平板部に対して平行であるので、アーム部を任意の回数、任意の角度で折り曲げてもストッパ部および揺動規制部の向く方向が一定に維持され、ストッパ部および揺動規制部と、それらが当接するペダルブラケットとの位置関係の設定が容易になる。
ブレーキペダル装置の側面図(MT車用)。 図1の2方向矢視図。 図2の3方向矢視図。 ブレーキペダル装置の側面図(AT車用)。 図4の5方向矢視図。 ブレーキペダル装置の組付時の作用説明図。 アーム部の折曲によるパッド部の位置調整の説明図。 折曲線の配置による作用効果の説明図。
以下、図1〜図8に基づいて本発明の実施の形態を説明する。尚、本明細書において、前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向とは、運転席に着座した運転者を基準として定義される。
図1〜図3に示すように、マニュアルトランスミッションを搭載した車両(MT車)用のブレーキペダル装置11は、車体のトーボード12の後面に複数本のボルト13…で固定されたペダルブラケット14と、ペダルブラケット14に車幅方向に延びる支軸15を介して上端を枢支されたアーム部16と、アーム部16の下端に固定されたパッド部17とを備え、アーム部16およびパッド部17はブレーキペダル18を構成する。
ペダルブラケット14はプレス成形した金属板の一部を重ね合わせて溶接したものであり、左右一対の側板部14a,14bと、左右の側板部14a,14bの後端間を接続する接続部14cと、左側の側板部14aの前端を左側に折り曲げた取付フランジ14dと、右側の側板部14bの前端を左側に折り曲げた取付フランジ14eとを備えており、左右の取付フランジ14d,14eがボルト13…でトーボード12の後面に固定される。支軸15は左右の側板部14a,14bの上端近傍に車幅方向に架設されており、その支軸15に上端を固定されたアーム部16は、左右の側板部14a,14bの間を通過して下方に延出する。
アーム部16は、図8(A)に示す平板状の素材16′(アーム部16の折曲前の部品)を6本の相互に平行な折曲線B1〜B6で厚さ方向に折り曲げて構成される。アーム部16の左側面のうち、隣接する二つの折曲線B2,B3に挟まれた平板部P3に、金属板をL字状に折り曲げた板材19が固定される。板材19はストッパ部19aと揺動規制部19bとからなり、ストッパ部19aはアーム部16の長手方向に対して略平行に延び、揺動規制部19bアーム部16の長手方向に対して略直角に延びている。板材19の近傍のアーム部16には、図示せぬ負圧ブースタに向かって延びるプッシュロッド20が接続される。
ペダルブラケット14の左側の側板部14aにストップランプスイッチ取付部14fが一体に形成されており、そこに前後方向を向いて支持されたストップランプスイッチ21の前端の検出部21aが、ストッパ部19aの後面に当接可能に対向する。またストッパ部19aの下端から前方に向かって延び、アーム部16の前縁から突出する揺動規制部19bの前端は、ペダルブラケット14の左側の側板部14aに形成した当接部14gに当接可能に対向する。
図8(A)に示すように、マニュアルトランスミッションを搭載した車両用のアーム部16は、6本の相互に平行な折曲線B1〜B6により接続された7個の平板部P1〜P7を備えている。6本の折曲線B1〜B6は相互に平行であり、かつ最も上側の支軸15が設けられた平板部P1(以下、上端平板部P1という)と、最も下側のパッド部17が固定された平板部P7(以下、下端平板部P7という)とが相互に平行になっている。マニュアルトランスミッションを搭載した車両はクラッチペダルを備えているため、そのクラッチペダルの配置スペースを確保すべく、パッド部17はアクセルペダルに向かって右側に変位し、かつパッド部17の車幅方向寸法が比較的に小さくなっている(図7(A)参照)。
一方、図8(B)に示すように、オートマチックトランスミッションを搭載した車両用のアーム部16は、4本の相互に平行な折曲線B1〜B4により接続された5個の平板部P1〜P5を備えている。4本の折曲線B1〜B4は相互に平行であり、かつ支軸15が設けられた上端平板部P1と、パッド部17が固定された下端平板部P5とが相互に平行になっている。オートマチックトランスミッションを搭載した車両はクラッチペダルを備えておらず、そのクラッチペダルの配置スペースを確保する必要がないため、パッド部17はアクセルペダルから離反するように左側に変位し、かつパッド部17の車幅方向寸法が比較的に大きくなっている(図7(B)参照)。
このように、マニュアルトランスミッションを搭載した車両用およびオートマチックトランスミッションを搭載した車両用のアーム部16の素材16′を共通化してコストダウンを図っても、それらの折曲線の数、折曲線の折り曲げ方向、折曲線の折り曲げ角度を変化させること、パッド部17の車幅方向位置や上下方向位置を任意に調整することができる。
またマニュアルトランスミッションを搭載した車両のアーム部16は、隣接する二つの折曲線B2,B3の間の平板部P3に板材19が固定されており、オートマチックトランスミッションを搭載した車両のアーム部16も、同じく隣接する二つの折曲線B2,B3の間の平板部P3に板材19が固定されている。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
本実施の形態のブレーキペダル装置11は、従来のリターンスプリングを備えておらず、図示せぬ負圧ブースタが発生する荷重でプッシュロッド20を後方に付勢し、アーム部16に設けた板材19のストッパ部19aをストップランプスイッチ21の検出部21aに押し付けることで、ブレーキペダル18が初期位置に保持される。この状態から運転者がパッド部17を前方に向けて踏み込むと、アーム部16が支軸15を中心に前方に揺動し、ストッパ部19aがストップランプスイッチ21の検出部21aから離反することで、運転者によるブレーキ操作が検出される。このように、既存のストップランプスイッチ21をストッパ部19aが当接する被当接部材として利用することで、被当接部材を不要にして部品点数の削減および構造の簡素化を図りながら、アーム部16を初期位置に確実に停止させることができる。
またペダルブラケット14にブレーキペダル18やストップランプスイッチ21を取り付けたブレーキペダル装置11をサブアセンブリとして一括してトーボード12にボルト13…で組み付けるとき、本実施の形態のブレーキペダル18はリターンスプリングを備えていないため、ブレーキペダル18が支軸15まわりに勝手に揺動して組付作業の邪魔になる可能性がある、
しかしながら、図6に示すように、アーム部16に設けた板材19の揺動規制部19bの前端がペダルブラケット14の当接部14gに当接し、アーム部16の前方への揺動可能範囲が小さくなるように規制するため、アーム部16が無制限に揺動して組付作業の邪魔になるのを防止することができる。
しかも一つの板材19をL字状に屈曲してストッパ部19aおよび揺動規制部19bを構成したので、部品点数や組付工数を削減してコストダウンに寄与することができる。
ところで、本実施の形態では、マニュアルトランスミッションを搭載した車両用のアーム部16とオートマチックトランスミッション用のアーム部16とを、同一の素材16′を異なる形状に折曲して製造している。図8(A)に示すように、マニュアルトランスミッションを搭載した車両用のアーム部16は、6本の折曲線B1〜B6において折曲された7個の平板部P1〜P7を備えるが、折曲線B1〜B6を折曲したことにより、ペダルブラケット14に枢支される上端平板部P1に対して、パッド部17が固定される下端平板部P7の向きが変化してしまうと、下端平板部P7にパッド部17を固定する際に、パッド部17が正しい方向を向くようにいちいち調整しながら固定する必要があり、その作業が極めて煩雑になる問題がある。
しかしながら、本実施の形態によれば、6本の折曲線B1〜B6は相互に平行であり、かつ上端平板部P1と下端平板部P7とが相互に平行になっているため、6本の折曲線B1〜B6の折曲方向や折曲角度がどのように変化しても、上端平板部P1の方向に対する下端平板部P7の方向が折曲前の関係と同一に維持される。即ち、図8(A)の左側の図は折曲前の素材16′を車幅方向に見た状態を示しており、水平な矢印aは上端平板部P1の方向を示し、水平な矢印bは下端平板部P7の方向を示している。図8(B)の右側の図は前記素材16′を折曲線B1〜B6において折曲した後の状態を示すもので、上端平板部P1および下端平板部P7が相互に平行であれば、矢印aの方向および矢印bの方向は折曲前と全く変化しない。
その理由は、アーム部16の素材16′の折曲線B1〜B6が相互に平行であれば、折曲後の折曲線B1〜B6も相互に平行であるため、折曲後に上端平板部P1および下端平板部P7が相互に平行になるように各折曲線B1〜B6の折曲角度を設定すれば、矢印aの方向および矢印bの方向は相互に平行なままであることが保証されるからである。
仮に、図8(B)に示すように、折曲線B1〜B6が非平行であると、折曲後に上端平板部P1および下端平板部P7を相互に平行にすることができず、また相互に平行になったとしても、矢印aの方向および矢印bの方向が異なってしまう。折曲線B1〜B6が非平行である場合であっても、折曲線B1〜B6が相互に成す角度と折曲線B1〜B6の折曲角度とが特殊な条件を満たす場合には、矢印aの方向および矢印bの方向が相互に平行になるが、上記特殊な条件を満たすために、アーム部16の設計自由度が大幅に制限されてしまう。
以上、マニュアルトランスミッションを搭載した車両用の6本の折曲線B1〜B6を備えるアーム部16について説明したが、オートマチックトランスミッションを搭載した車両用の4本の折曲線B1〜B4を備えるアーム部16についても、4本の折曲線B1〜B4を相互に平行に配置し、かつ上端平板部P1および下端平板部P5を相互に平行に配置することで、同様の作用効果を達成することができる。また折曲線の本数は6本あるいは4本に限定されず、その他の本数であっても良い。但し、折曲線の本数が1本である場合には上端平板部および下端平板部が非平行になるため、折曲線の数は2本以上であることが必要である。
以上のように、アーム部16の複数の折曲線B1〜B6あるいはB1〜B4を相互に平行に配置し、折曲後の上端平板部P1および下端平板部P5あるいはP7を相互に平行にするだけで、アーム部16の上端平板部P1の方向に対する下端平板部P5あるいはP7の方向が一定に維持されるので、アーム部16の下端部に対するパッド部17の取付関係を機種に応じていちいち変更しなくても、アーム部16に対してパッド部17を常に正しい姿勢で取り付けることができる。これにより、アーム部16の下端にパッド部17を取り付ける部分の形状を機種ごとに変更したり、アーム部16の下端にパッド部17を取り付ける際の取付角度を機種ごとに調整したりする必要がなくなり、製造コストの削減が可能になる。
またストッパ部19aおよび揺動規制部19bを備える板材19は、アーム部16の二つの折曲線B2,B3に挟まれた平板部P3に設けられており、平板部P3は上端平板部F1および下端平板部F7に対して平行であるので、アーム部16を任意の回数、任意の角度で折り曲げてもストッパ部19aおよび揺動規制部19bが向く方向が一定に維持され、ストッパ部19aおよび揺動規制部19bと、それらが当接するペダルブラケット14の当接部14gやストップランプスイッチ21との位置関係の設定が容易になる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態では、アーム部16が初期位置にあるときに折曲線B1〜B6が水平になっているが、折曲線B1〜B6は相互に平行でありさえすれば必ずしも水平である必要はない。
また本発明の接触式センサは実施の形態のストップランプスイッチ21に限定されるものではない。
12 トーボード(車体)
14 ペダルブラケット
16 アーム部
16′ 素材
17 パッド部
19 板材
19a ストッパ部
19b 揺動規制部
21 ストップランプスイッチ(接触式センサ)
B1〜B6 折曲線
P1 上端平板部
P3 平板部
P5 下端平板部
P7 下端平板部

Claims (4)

  1. 車体(12)に固定されたペダルブラケット(14)と、前記ペダルブラケット(14)に上端を前後揺動可能に枢支されたアーム部(16)と、前記アーム部(16)の下端に固定されて運転者の足で操作されるパッド部(17)とを備え、前記アーム部(16)はリタ−ンスプリングを必要とせずに負圧ブースタが発生する荷重で初期位置に向けて付勢される車両用ブレーキペダル装置であって、
    前記アーム部(16)に設けられ、初期位置にある前記アーム部(16)の後方への揺動を阻止するストッパ部(19a)と、前記アーム部(16)から前方に突出し、前記ペダルブラケット(14)に当接することで前記アーム部(16)の初期位置から前方への揺動範囲を規制する揺動規制部(19b)とを備えることを特徴とする車両用ブレーキペダル装置。
  2. 前記ストッパ部(19a)は前記ペダルブラケット(14)に固定した接触式センサ(21)に当接可能な板材(19)で構成され、前記揺動規制部(19b)は前記板材(19)を折り曲げることで前記ストッパ部(19a)と一体に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の車両用ブレーキペダル装置。
  3. 前記アーム部(16)は平板状の素材(16′)を相互に平行な複数の折曲線(B1〜B6)で板厚方向に折り曲げて構成され、折曲後の前記アーム部(16)は、前記ペダルブラケット(14)に枢支される上端平板部(P1)と、前記パッド部(17)が固定される下端平板部(P5,P7)とが相互に平行であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両用ブレーキペダル装置。
  4. 前記ストッパ部(19a)および前記揺動規制部(19b)は、前記アーム部(16)の二つの前記折曲線(B2,B3)に挟まれた平板部(P3)に設けられており、前記平板部(P3)は前記上端平板部(P1)および前記下端平板部(P5,P7)に対して平行であることを特徴とする、請求項3に記載の車両用ブレーキペダル装置。
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