JP6123757B2 - 自動車のペダルストロークセンサ取付け構造 - Google Patents
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Description
この場合、上記ストロークセンサをペダル回転軸と同軸に取付ける構造があるが、このようにストロークセンサをペダル回転軸と同軸に取付けると、ペダルを前後揺動可能に支持するペダルブラケットをボルト、ナット等の取付け部材を用いて車体に取付ける部分と、上記ストロークセンサとが車両前後方向にオーバラップして、ストロークセンサの取付けが困難となることが懸念されるので、ペダルの車体取付け部への工具の差込み性を考慮して、車体取付け部の組付け作業スペースとペダル回転軸を干渉しないように設計する必要があり、設計の自由度が低いうえ、ブレーキペダルとアクセルペダルとを車幅方向に隣接させる際には、ストロークセンサの配置が困難となる問題点があった。
さらに、同期式のストロークセンサをペダル回転軸に対してオフセット配置することができ、設計自由度が向上する。要するに、ストロークセンサのオフセット配置の自由度向上と、ペダルとストロークセンサの同期率向上とを両立させることができる。
図面は自動車のペダルストロークセンサ取付け構造を示し、図1は当該ペダルストロークセンサ取付け構造を備えたペダル装置を車両後方から見た状態で示す正面図、図2はペダル装置を車両前方から見た状態で示す背面図、図3はペダル装置の左側面図、図4はペダル装置の右側面図、図5はペダル装置の平面図、図6はペダル装置の底面図である。
このペダル装置10は車体に取付けられたベースブラケット11および左右のペダルブラケット12,13と、該ペダルブラケット12,13にペダル回転軸20を介して支持された吊下げ式のブレーキペダル21とを備えている。
上述の左右のペダルブラケット12,13は車幅方向に離間配置されており、ベースブラケット11は左右のペダルブラケット12,13の前端下部を連結するように設けられている。
そして、回動レバー15の下端部15aはレバー軸16で枢支されており、回動レバー15の前端部15bは通常時(非衝突時)において当該回動レバー15の動きを規制すべくストッパ17で保持されている。
このブレーキペダル21は、2部材22,23を接合固定して内部中空形状で軽量高剛性に構成したペダルアーム24と、このペダルアーム24の下端後部に取付けられた踏面部25と、を備えている。図3,図4に示すように、上述のペダルアーム24の上下方向中間部には、バルブオペレーティングロッドの後端部を連結する連結孔26が形成されている。
上述のリンク係合突部34を下側のリンクアーム43のボス部43aに係合することで、リンクアーム42,43がストロークセンサ30に連結されるセンサ連結部44を形成している。また、図11の(a)に示すように、このセンサ連結部44は上下方向に長い長孔形状部を備えている。
上述の係合ピン19が上側のリンクアーム42の係合溝42aにスライド可能に係合されることで、ブレーキペダル21の踏込み時には、係合ピン19により上側のリンクアーム42がリンクアーム回転軸41を中心として回動し、リンクアーム回動軸41に一体的に設けられた下側のリンクアーム43は当該リンクアーム回転軸41を中心として回動するので、センサ連結部44およびリンク係合突部34を介してリンクアーム42,43の動きが検出端子33に伝達され、この検出端子33でセンサ軸32を回動することにより、ストロークセンサ30はブレーキペダル21の踏込みストロークを検出する。
さらに、リンクアーム42,43は、リンクアーム回転軸41中心に対する係合溝42aの向きとセンサ連結部44の向きの成す角度β(図11の(a)参照)が、ストロークセンサ30のコネクタ35をハーネスの幹線の方向へ向けるべく所定角傾斜させて、ハーネスの短縮とストロークセンサ30の下方へのオフセット配置とを両立させるように構成している。
加えて、上記ペダルはブレーキペダル21であって、リンクアーム42の係合溝42aが前側下方に傾く方向が当該ブレーキペダル21の踏込み方向である。これにより、ブレーキペダル21が脱落すると、ブレーキペダルストロークの異常増加がストロークセンサ30により検出され、ブレーキペダル21が脱落したことを判別できるように構成している。
また、特性(b)(d)は、比較例(a)(c)に対して良好なストロークセンサ特性を示すことが判明し、特に、特性(d)が理想線図に最も近似したベストモードとなることが判明した。
さらに、同期式のストロークセンサ30をペダル回転軸20に対してオフセット配置することができ、設計自由度が向上する。要するに、ストロークセンサ30のオフセット配置の自由度向上と、ペダル21とストロークセンサ30の同期率向上とを両立させることができる。
この発明のペダルは、実施例のブレーキペダル21に対応し、
以下同様に、
係合部は、係合ピン19に対応し、
被係合部は、係合溝42aに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記ペダルはブレーキペダル21に代えて、アクセルペダルであってもよく、係合部と被係合部の組合せは、係合ピンと長孔との組合せであってもよい。
19…係合ピン(係合部)
20…ペダル回転軸
21…ブレーキペダル(ペダル)
30…ストロークセンサ
35…コネクタ
36…センサ取付けブラケット
40…リンク機構
41…リンクアーム回転軸
42,43…リンクアーム
42a…係合溝(被係合部)
44…センサ連結部
Claims (8)
- 運転席の前方にペダルがペダル回転軸を介して前後揺動可能に配設され、
上記ペダル回転軸とオフセットしてストロークセンサが配設され、
上記ペダルとストロークセンサとを連結するリンク機構を備えた自動車のペダルストロークセンサ取付け構造であって、
上記リンク機構は、上記ストロークセンサと同軸のリンクアーム回転軸を有し、該ストロークセンサと同期回転するよう連動されたリンクアームを備え、
該リンクアームの自由端にペダルの係合部と直交する方向にスライド可能に連結される被係合部が設けられ、
上記リンクアーム回転軸と上記係合部との間の距離は、上記ペダル回転軸と係合部との間の距離に対して短く設定された
自動車のペダルストロークセンサ取付け構造。 - 上記係合部の位置は、上記ペダルが踏込まれていない状態で、上記ペダル回転軸とリンクアーム回転軸とを通る線よりも踏込みによる回転方向に対し、ペダルストロークの半分以下の範囲で手前側に設定された
請求項1記載の自動車のペダルストロークセンサ取付け構造。 - 上記係合部の位置は、ペダルストロークの35〜45%の範囲で手前側に設定された
請求項2記載の自動車のペダルストロークセンサ取付け構造。 - 上記ペダル回転軸と上記係合部との間の距離に対する上記リンクアーム回転軸と上記係合部との間の距離の比率は、91.6〜99%に設定された
請求項1〜3の何れか1項に記載の自動車のペダルストロークセンサ取付け構造。 - 上記リンクアーム回転軸と上記係合部との間の距離が、上記リンクアーム回転軸とリンクアームがストロークセンサに連結されるセンサ連結部との間の距離、またはリンクアーム回転軸と該連結部周辺のストロークセンサの輪郭との間の距離よりも短い
請求項1〜4の何れか1項に記載の自動車のペダルストロークセンサ取付け構造。 - 上記ストロークセンサは軸直方向に嵌合するコネクタを有すると共に、
該コネクタに対しリンクアームとのセンサ連結部の位置と回転範囲が所定範囲に設定されており、
上記リンクアームは、リンクアーム回転軸に対する被係合部の向きとセンサ連結部の向きの成す角度が、
上記ストロークセンサのコネクタを車両後方乃至下方に向けるべく所定角傾斜している
請求項1〜5の何れか1項に記載の自動車のペダルストロークセンサ取付け構造。 - 上記ストロークセンサは軸直方向に嵌合するコネクタを有すると共に、
該コネクタに対しリンクアームとのセンサ連結部の位置と回転範囲が所定範囲に設定されており、
上記リンクアームは、リンクアーム回転軸に対する被係合部の向きとセンサ連結部の向きの成す角度が、
上記ストロークセンサのコネクタをハーネスの幹線の方向へ向けるべく所定角傾斜している
請求項1〜5の何れか1項に記載の自動車のペダルストロークセンサ取付け構造。 - 上記ストロークセンサをペダルブラケットに取付けるセンサ取付けブラケットを設け、
上記リンクアームは、該センサ取付けブラケットのペダル側に軸支され、
上記ストロークセンサは、該センサ取付けブラケットのペダルと反対側に取付けられ、
上記ストロークセンサに回動可能に軸支された検出端子がペダル反対側から上記リンクアームに係合された
請求項1〜7の何れか1項に記載の自動車のペダルストロークセンサ取付け構造。
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