JP6082584B2 - 原料処理装置及び原料処理方法。 - Google Patents

原料処理装置及び原料処理方法。 Download PDF

Info

Publication number
JP6082584B2
JP6082584B2 JP2012270190A JP2012270190A JP6082584B2 JP 6082584 B2 JP6082584 B2 JP 6082584B2 JP 2012270190 A JP2012270190 A JP 2012270190A JP 2012270190 A JP2012270190 A JP 2012270190A JP 6082584 B2 JP6082584 B2 JP 6082584B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing chamber
casing
raw material
rotating shaft
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012270190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014113556A (ja
Inventor
青木 卓也
卓也 青木
洋介 小森
洋介 小森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sugino Machine Ltd
Original Assignee
Sugino Machine Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sugino Machine Ltd filed Critical Sugino Machine Ltd
Priority to JP2012270190A priority Critical patent/JP6082584B2/ja
Publication of JP2014113556A publication Critical patent/JP2014113556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6082584B2 publication Critical patent/JP6082584B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

本発明は、回転翼によって、原料を粉砕したり混合したりする原料処理装置及び当該原料処理装置を用いた原料処理方法に関する。
塗料やセメント等の工業用材料、コメや小麦等の農産物、稲藁や木材等のバイオマス、医薬原料、化粧材料、電子部品材料、鉱物など、有機無機を問わずミクロンオーダーに粉砕したり混合したりする原料処理装置の需要が高まっている。
原料を粉砕したり混合したりする原料処理装置としては、回転軸に取付けられた回転翼を処理室内に配置して、駆動手段によって前記回転軸を駆動することで前記回転翼を回転させて原料を粉砕したり混合したりする原料処理装置が知られている。
前記回転翼は、インペラ、羽根車、ロータとも呼称される。本明細書では、回転軸の周方向に羽根を配列した回転体を総称して回転翼と定義する。
特許文献1と2には、第1回転翼と第2回転翼とが、水平方向に向かい合って配置された第1回転軸と第2回転軸とにそれぞれ取付けられて、ケーシング内に配置されている構成の原料粉砕処理装置が記載されている。特許文献2記載の装置は、筒形状の前記ケーシングが分割可能な構成となっている。
特許文献3には、2つの回転翼が、垂直方向に配置された1つの回転軸に所定間隔で取付けられてケーシング内に配置されている構成の粉砕機が記載されている。
特開2003−001127号公報 特開2012−110808号公報 特開2006−026530号公報
原料を粉砕したり混合したりする処理量を増加させるためには、前記回転翼の径を大きくする必要がある。また、原料を微粒化しつつ、その粒子径をシャープな粒度分布とするためには、前記回転翼を高速回転する必要がある。
しかしながら、特許文献1から3記載の原料処理装置は、いずれも、ケーシング内で2つの回転翼を対向配置させており、原料の処理量を増加させようとすると、装置内部の発熱が問題となる。つまり、ケーシング内で2つの回転翼を対向配置させて回転させると、これら回転翼の回転によって生ずる気流(対向気流)同士が摩擦することで装置内部が発熱し、前記回転翼の径を大きくすると、対向気流の摩擦面積が増加して、装置内部の発熱量が増大する。装置内部の発熱量が大きくなると、原料の温度が上昇し品質が劣化することが懸念される。また、前記回転翼を高速回転するに従い、ケーシング内の気流の乱れや前記回転翼の回転による摩擦抵抗が大きくなり、装置の騒音レベルが高くなることが懸念される。さらには、従来の装置は、ケーシング内で2つの回転翼を対向配置させているため、原料の処理後にケーシング内の処理室を洗浄することが困難であった。これに対して、装置内部の発熱や装置の騒音を抑える手段としては、従来は、装置外部に冷却手段を付設するか、防音手段を付設するしかなく、装置が複雑で大型の装置となってしてしまい、却って洗浄や部品交換等のメンテナンスが煩雑なものとなってしまう。
そこで本発明の目的は、回転翼の配置構成を見直すことで、装置内部の発熱や装置の騒音を効果的に抑えて、洗浄や部品交換等のメンテナンスも容易な構成の原料処理装置と、当該原料処理装置を用いた原料処理方法を提供することを目的とする。
本発明の原料処理装置は、第1ケーシング、第2ケーシング及び第3ケーシングを備え、前記第1ケーシングには、第1処理室、第1回転翼及び第1回転軸が備わり、前記第2ケーシングには、第2処理室、第2回転翼及び第2回転軸が備わり、前記第3ケーシングには、第3処理室が備わり、前記第1処理室に原料が投入されると前記第3処理室を経由して前記第2処理室から処理された原料が排出される構成とされ、前記第1回転軸と前記第2回転軸とがそれぞれ接地面に対して平行となるように配置され、前記第1処理室と前記第2処理室の円形の開口が原料処理装置の正面側に設けられるとともに、前記第3処理室の正面側及び背面側の形状は、前記第1処理室と前記第2処理室の前記円形の開口が隣接して重なり合った形状となっていることを特徴とする。
本発明によれば、前記第3処理室を介して前記第1処理室と前記第2処理室とが連通しており、前記第1処理室、第1回転翼及び第1回転軸と、前記第2処理室、第2回転翼及び第2回転軸とが、向き合った対面位置とは異なる所定位置に配置されていることで、これら回転翼の回転によって生ずる気流同士の衝突面積が減少して摩擦力が低減し、これら処理室内部の発熱が抑えられ、装置の騒音レベルも低くなる。
本発明によれば、前記第1処理室に投入された前記原料が余計な経路を経ずにスムースに前記第2処理室に移動することとなる。
上記のとおり、前記第1処理室に投入された前記原料が余計な経路を経ずにスムースに前記第2処理室に移動するには、前記第1処理室の正面側と前記第2処理室の正面側とは、同一方向を向いていることが好ましい。
ここで、前記第1ケーシングと前記第2ケーシングとが隣り合って配置されるとは、横並びに配されている状態を指しており、これらケーシング同士が隣接している場合と、若干の間隔をあけて配されている場合を含む。ここで、若干の間隔とは、前記第1ケーシングの幅寸法よりも小さい間隔であり、なおかつ前記第2ケーシングの幅寸法よりも小さい間隔を指す。前記第1ケーシングには第1処理室、第1回転翼及び第1回転軸が備わっており、前記第2ケーシングには第2処理室、第2回転翼及び第2回転軸が備わっているから、前記第1ケーシングと前記第2ケーシングとが隣り合って配置される場合には、前記第1処理室、前記第1回転翼及び前記第1回転軸が、前記第2処理室、前記第2回転翼及び前記第2回転軸と、互いに平行ないしは互いに平行な位置から若干の傾斜角度で配されている状態を指しており、若干の傾斜角度とは、平行なときの角度を0度とすると、−45度〜+45度の範囲内であり、好ましくは−30度〜+30度の範囲内である。換言すると、若干の傾斜角度とは、平行なときの角度を0度とすると、好ましくは45度以内であり、より好ましくは30度以内である。
ここで、前記第1ケーシングと前記第2ケーシングとが向き合った対面位置からずれた位置に配置されるとは、前記第1ケーシングと前記第2ケーシングとが向き合った対面位置を除いて配されており、ずれた位置とは、前記第1ケーシングの幅寸法と同じかそれよりも大きい寸法だけずれた位置であり、なおかつ前記第2ケーシングの幅寸法と同じかそれよりも大きい寸法だけずれた位置を指す。前記第1ケーシングには第1処理室、第1回転翼及び第1回転軸が備わっており、前記第2ケーシングには第2処理室、第2回転翼及び第2回転軸が備わっているから、前記第1ケーシングと前記第2ケーシングとが向き合った対面位置からずれた位置に配置される場合には、前記第1処理室、前記第1回転翼及び前記第1回転軸と、前記第2処理室、前記第2回転翼及び前記第2回転軸とが、互いに直線上には配されていない状態を指している。
前記第1ケーシングの幅寸法と前記第2ケーシングの幅寸法とは同じ寸法であることが好ましい。つまり、前記第1処理室の幅寸法と前記第2処理室の幅寸法とは同じ寸法であることが好ましい。そして、前記第1回転翼の直径と前記第2回転翼の直径とは同じ寸法であることが好ましい。本発明によれば、バランスよく原料を処理することが容易となる。
本発明は、駆動手段によって前記第1回転軸と前記第2回転軸とを駆動し、前記第1回転翼と前記第2回転翼を互いに同一方向又は反対方向に回転させ、前記処理として、粉砕と混合のいずれかないしは両方を含む処理を施すことを特徴とする。
本発明では、前記第1回転軸と前記第2回転軸とをそれぞれ別個の駆動手段によって駆動してもよいし、前記第1回転軸と前記第2回転軸とをひとつの駆動手段によって駆動してもよい。また、本発明では、前記第1回転翼と前記第2回転翼を互いに同一方向に回転してもよいし、前記第1回転翼と前記第2回転翼を互いに反対方向に回転してもよい。本発明によれば、前記処理として、粉砕と混合のいずれかないしは両方を含む処理を施すことが容易となる。ここで、前記駆動手段とは、モータや、エンジン等である。
本発明の原料処理装置は、前記第1処理室の正面側と前記第2処理室の正面側とが前記第3処理室の背面側と向き合っていることを特徴とする。
本発明によれば、前記第3ケーシングの正面側には、前記第1ケーシングと前記第2ケーシングのいずれも配されておらず、フリー状態となっているので、必要に応じて、前記第3処理室、前記第1処理室及び前記第2処理室を露出させることが容易となり、洗浄や部品交換等のメンテナンスが容易な構成となる。換言すれば、従来は、駆動手段(駆動モータ)と回転軸とを、処理室の両側に配置しており、メンテナンスのためにケーシングを開放する際、駆動手段(駆動モータ)と回転軸とを移動させなければならず、洗浄や部品交換等のメンテナンスが煩雑であった。本発明では、駆動手段(駆動モータ)と回転軸とを、ケーシングの片側に配置することができ、メンテナンスのためにケーシングの内部を開放する際、駆動手段(駆動モータ)と回転軸とを移動させずに済むため、洗浄や部品交換等のメンテナンスが簡易にできる。
前記第3処理室の正面側には、扉または蓋が配されている構成が好ましい。前記扉または前記蓋を開くか、又は取り外すことで、洗浄や部品交換等のメンテナンスが容易となる。そして、前記扉または前記蓋の一部ないしは全部を透明または半透明な材質とすることで、前記第3処理室の様子が外部から視認できるようになり、原料の粉砕と混合のいずれかないしは両方を含む処理の処理状態が把握し易い。
前記原料としては、塗料やセメント等の工業用材料、コメや小麦やお茶等の農産物、くま笹やカニ甲羅等の健康食品、稲藁や木材等のバイオマス、医薬原料、化粧材料、電子部品材料、鉱物などが挙げられ、有機無機を問わずミクロンオーダーに粉砕したり混合したりする要求のある原料が被処理対象物となる。
本発明は、前記第1回転翼が取付けられた前記第1回転軸と、前記第2回転翼が取付けられた前記第2回転軸とが、互いに平行となるように配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、前記第1回転軸と前記第2回転軸とが、互いに平行となるように配置されていることで、粉砕に寄与していない回転翼中心付近の気流の摩擦をなくし、最も周速の速い回転翼外周付近の気流同士のみを衝突させることが容易となる。そして、前記第1回転翼と前記第2回転翼によって生じるそれぞれの気流の衝突面積が最小となるので、前記第3処理室内の温度上昇を最小限に抑えつつ、装置の騒音発生を最小限に抑えることができる。さらには、処理室内の分級領域での気流の乱れが少なくなるため、分級能力が向上し、よりシャープな粒度分布で粉砕された原料が得られることとなる。
本発明は、前記第1処理室の正面側と前記第2処理室の正面側とが円形状となっており、前記第3処理室の形状が、前記第1処理室の正面側と前記第2処理室の正面側とに対応した形状となっていることが好ましい。本発明によれば、前記第1処理室に投入された前記原料がスムースに前記第2処理室に移動する。
本発明は、前記第1回転軸と前記第2回転軸とがそれぞれ接地面に対して平行となるように配置されていることが好ましい。本発明によれば、前記第1回転翼と前記第2回転翼が接地面に対して鉛直となる構成であるから、これら回転翼の羽根で原料を粉砕するに際し、回転翼の羽根の回転力に、原料にかかる重力が相俟って、より大きな粉砕強度が得られることとなる。
前記第1ケーシング側と前記第2ケーシング側との役割を比較すると、前記第1ケーシング側は、投入された原料を粉砕する役割があり、また、前記第2ケーシング側は、粉砕された原料を分級する役割がある。ここで、分級(classification)とは、流体力を利用して、粉砕された原料をその粒子径の大小にしたがって分離することであり、ふるい分けも含める。空気などの流体の中で運動する粉粒体の各粒子には,重力あるいは遠心力のほかに、流体による作用力が働く。この作用力、すなわち流体抗力は粒子径に依存し,また重力や遠心力とは粒子径との関係を異にするので、両者間のつりあい条件が粒子径によって左右される。
本発明では、上述のように、原料に粉砕または混合、ないしはその両方の処理を施す。そして、原料の大きさ、重量、硬さなどの組み合わせによって、それぞれ要求される粒径と粒度分布の先鋭度(シャープ度合い)に応じて、条件を調整することができる。例えば、原料の種類や粒度に応じて前記第3処理室の容積や形状を調整する。
本発明は、前記第3ケーシングが着脱可能となっていることを特徴とする。
本発明によれば、原料の種類や粒度に応じて前記第3処理室の容積や形状を調整することが容易となる。また、前記第3処理室の洗浄や交換等のメンテナンスが簡易にできる。
本発明は、前記第1ケーシングと前記第2ケーシングとが横方向にスライド可能に配されている構成とすることができる。本発明によれば、原料の種類や粒度に応じて前記第3処理室の容積や形状を調整するに際し、調整範囲を大きくして、調整の自由度をより高められる。
本発明の原料処理方法は、第1ケーシング、第2ケーシング及び第3ケーシングを備え、前記第1ケーシングには、第1処理室、第1回転翼及び第1回転軸が備わり、前記第2ケーシングには、第2処理室、第2回転翼及び第2回転軸が備わり、前記第3ケーシングには、第3処理室が備わり、駆動手段によって前記第1回転軸と前記第2回転軸とを駆動し、前記第1回転翼と前記第2回転翼を互いに同一方向又は反対方向に回転させる構成の原料処理装置を用いて、前記第1ケーシングと前記第2ケーシングとを隣り合わせて配置するか、又は、前記第1ケーシングと前記第2ケーシングとを向かい合った対面位置からずれた位置に配置して、前記第1処理室に原料を投入して前記第3処理室を経由して前記第2処理室から処理された原料を排出させることを特徴とする。
本発明によれば、前記第1回転翼と前記第2回転翼の回転によって生ずる気流同士の衝突面積が減少して摩擦力が低減し、これら処理室内部の発熱が抑えられ、原料の温度上昇を抑えて安定した品質で処理することができる。
本発明は、前記処理として、粉砕と混合のいずれかないしは両方を含む処理を施すことを特徴とする。
本発明によれば、原料の種類や用途等に応じて、粉砕のみとすることや、混合のみとすることや、粉砕と混合の両方を含む処理を施すことが容易となる。
本発明の原料処理装置によれば、前記第1処理室、第1回転翼及び第1回転軸と、前記第2処理室、第2回転翼及び第2回転軸とが、向き合った対面位置とは異なる所定位置に配置されていることで、これら回転翼の回転によって生ずる気流同士の衝突面積が減少して摩擦力が低減し、これら処理室内部の発熱が抑えられ、装置の騒音レベルも低くなる。そして、投入された原料に対して、粉砕と混合のいずれかないしは両方を含む処理を施して排出することとなる。本発明によれば、洗浄や部品交換等のメンテナンスが容易な構成となる。
本発明の原料処理装置によれば、前記第1回転軸と前記第2回転軸とが、互いに平行となるように配置されていることで、粉砕に寄与していない回転翼中心付近の気流の摩擦をなくし、最も周速の速い回転翼外周付近の気流同士のみを衝突させることが容易となる。そして、前記第1回転翼と前記第2回転翼によって生じるそれぞれの気流の衝突面積が最小となるので、前記第3処理室内の温度上昇を最小限に抑えつつ、装置の騒音発生を最小限に抑えることができる。さらには、処理室内の分級領域での気流の乱れが少なくなるため、分級能力が向上し、よりシャープな粒度分布で粉砕された原料が得られることとなる。そして、原料の種類や粒度に応じて前記第3処理室の容積や形状を調整することで調整の自由度をより一層高められ、その調整方法も簡易にできる。これら本発明によって、装置内部の発熱や装置の騒音を効果的に抑えて、洗浄や部品交換等のメンテナンスも容易な構成の原料処理装置が実現する。
本発明の原料処理方法によれば、原料の温度上昇を抑えて安定した品質で処理することができる。本発明によれば、原料の種類や用途等に応じて、粉砕のみとすることや、混合のみとすることや、粉砕と混合の両方を含む処理を施すことが容易となる。
本発明を適用した実施形態の原料処理装置を示す斜視図である。 上記実施形態の原料処理装置を平面側から見た要部断面図である。 上記実施形態の原料処理装置を正面側から見た要部断面図である。 上記実施形態の原料処理装置を側面側から見た要部断面図であり、(a)は右側面側から見た要部断面図であり、(b)は左側面側から見た要部断面図である。 本発明を適用した実施形態の原料処理装置を平面側から見た模式図であり、(a)はケーシング同士が互いに平行に配置されている例であり、(b)はケーシング同士が互いに所定角度で配置されている例である。 本発明を適用した実施形態の原料処理装置を平面側から見た模式図であり、(a)はケーシング同士が互いに平行に配置されている例であり、(b)はケーシング同士が互いに所定角度で配置されている例である。 本発明を適用した実施形態の原料処理装置を正面側から見た模式図であり、(a)は第3処理室が略8の字形状となっている例であり、(b)は変形例であり、(c)は第3処理室が長楕円形状となっている例である。 本発明を適用した実施形態の原料処理装置を正面側から見た模式図であり、第3処理室が長楕円形状となっているその他の例である。
本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明を適用した実施形態の原料処理装置を示す斜視図である。本実施形態の原料処理装置1は、基台5と、基台5上に配置された第1ケーシング10、第2ケーシング20及び第3ケーシング30からなる。前記第1ケーシング10の上側には、処理前の原料201を投入する投入口2が配されており、第2ケーシング20の上側には、処理済の原料209を排出する排出口9が配されている。前記第1ケーシング10の背面側には駆動手段14が配置され、第2ケーシング20の背面側には駆動手段24が配置されている。前記第1ケーシング10と第2ケーシング20とは隣り合って配置されている(図1)。そして、第3ケーシング30に形成された第3処理室31を介して第1ケーシング10に形成された第1処理室11と、第2ケーシング20に形成された第2処理室21とが連通しており、第1処理室11に原料が投入されると第3処理室31を経由して第2処理室21から処理された原料が排出される構成とされている(図1,2)。
図2は、上記実施形態の原料処理装置1を平面側から見た要部断面図であり、ケーシング10,20を回転軸13,23の中心線の位置で切断して上から見た要部断面図となっている。前記第1ケーシング10には、第1処理室11、第1回転翼12及び第1回転軸13が備わり、前記第2ケーシング20には、第2処理室21、第2回転翼22及び第2回転軸23が備わり、前記第3ケーシング30には、第3処理室31が備わり、駆動手段14,24によって第1回転軸13と第2回転軸23とを駆動し、第1回転翼12と第2回転翼22を互いに同一方向又は反対方向に回転させ、粉砕と混合のいずれかないしは両方を含む処理を施す構成となっている。図2のうち、矢印100は、処理室における気流の向きを例示している。
図3は、上記実施形態の原料処理装置1を正面側から見た要部断面図であり、第3ケーシング30をその奥行き方向の中心線の位置で切断して前から見た要部断面図となっている。第3ケーシング30は、正面視で外観が略八角形となっている。第1処理室11は、正面視で円形となっており、第1回転翼12の外径が第1処理室11の内径よりも若干小さくなっている。また、第2処理室21は、正面視で円形となっており、第2回転翼22の外径が第2処理室21の内径よりも若干小さくなっている。そして、第1処理室11の内径と第2処理室21の内径が同じ大きさに設定されている。図3に示す例では、駆動モータ14によって第1回転軸13を、正面視で時計回り(矢印c1の方向)に回転させ、駆動モータ24によって第2回転軸23を、正面視で時計回り(矢印c2の方向)に回転させ、原料に対して、粉砕と混合のいずれかないしは両方の処理を施す構成となっている。
図4は、上記実施形態の原料処理装置1を側面側から見た要部断面図である。図4(a)は原料処理装置1を右側面側から見た要部断面図であり、ケーシング10を回転軸13の中心線の位置で切断して右横から見た要部断面図となっている。図4(b)は原料処理装置1を左側面側から見た要部断面図であり、ケーシング20を回転軸23の中心線の位置で切断して左横から見た要部断面図となっている。本実施形態では、投入口2は、回転軸13の中心線の位置に対して若干装置の外側にずれた偏心配置となっており、排出口9は、回転軸23の中心線の位置に対して若干装置の外側にずれた偏心配置となっている。これは、原料を回転翼12、22にそれぞれ衝突させ易くして所定の経路で処理し易くするためである(図1−4を参照)。
図4(a)に示す例では、第1処理室11は、第1回転翼12と対応する部分が円錐台形状となっており、円錐台形状の斜面側と投入口2が挿通しており、第1処理室11の正面側の円形と対応する円形状を含んで第3処理室31が形成されている。また、図4(b)に示す例では、第2処理室21は、第2回転翼22と対応する部分が円錐台形状となっており、円錐台形状の奥行きの円筒形状の側面側と排出口9が挿通しており、第2処理室21の正面側の円形と対応する円形状を含んで第3処理室31が形成されている。
本実施形態によれば、第3処理室31を介して第1処理室11と第2処理室21とが連通しており、第1処理室11、第1回転翼12及び第1回転軸13と、第2処理室21、第2回転翼22及び第2回転軸23とが、横並びに配置されていることで、これら回転翼12,22の回転によって生ずる気流100同士の衝突面積が減少して摩擦力が低減し、これら処理室11,21,31内部の発熱が抑えられ、装置1の騒音レベルも低くなる。
本実施形態によれば、第3ケーシング30の正面側には、第1ケーシング10と第2ケーシング20のいずれも配されておらず、フリー状態となっているので、必要に応じて、第3処理室31、第1処理室11及び第2処理室21を露出させることが容易となり、洗浄や部品交換等のメンテナンスが容易な構成となる。換言すれば、従来は、駆動モータと回転軸とを、処理室の両側に配置しており、メンテナンスのためにケーシングを開放する際、駆動モータと回転軸とを移動させなければならず、洗浄や部品交換等のメンテナンスが煩雑であった。本実施形態では、駆動モータ14,24と回転軸13,23とを、ケーシング10,20の片側に配置することができ、メンテナンスのためにケーシング10,20,30の内部を開放する際、駆動モータ14,24と回転軸13,23とを移動させずに済むため、洗浄や部品交換等のメンテナンスが簡易にできる。
前記第3ケーシング30は、着脱可能な扉または蓋形状となっている(図1−4を参照)。これらケーシング10,20,30は、ステンレス、鋼鉄、チタン合金等の硬質金属やセラミックスや、これらの複合金属からなる。そして、前記扉または前記蓋の一部ないしは全部を、強化ガラスや強化プラスチック等の透明または半透明な材質として、第3処理室31の様子が外部から視認できるようにしてもよい。
上述のように、従来の装置では、ケーシング内で2つの回転翼を対向配置させているため、これら回転翼の回転によって生ずる気流(対向気流)同士が摩擦することで装置内部が発熱し、また、装置内部が発熱すると、発生した熱が装置内部に閉じ込められ易い構造となっている。本実施形態によれば、図1,2に示すとおり、前記第3ケーシング30の正面は露出しているので、原料の処理能力を上げるために、回転翼12,22の回転速度を大きくして装置内部が発熱したとしても、第3ケーシング30の正面側からの放熱効果によって、発生した熱を装置外部に逃がし易い構造となっている。
前記原料201としては、塗料やセメント等の工業用材料、コメや小麦やお茶等の農産物、くま笹やカニ甲羅等の健康食品、稲藁や木材等のバイオマス、医薬原料、化粧材料、電子部品材料、鉱物などが挙げられ、有機無機を問わずミクロンオーダーに粉砕したり混合したりする要求のある原料が被処理対象物となる。
本実施形態では、第1回転翼12が取付けられた第1回転軸13と、第2回転翼22が取付けられた第2回転軸23とが、互いに平行となるように配置されている(図2、図3)。本実施形態によれば、粉砕に寄与していない回転翼中心付近の気流の摩擦をなくし、最も周速の速い回転翼外周付近の気流同士のみを衝突させることが容易となる。そして、第1回転翼12と第2回転翼22によって生じるそれぞれの気流の衝突面積が最小となるので、第3処理室31内の温度上昇を最小限に抑えつつ、装置1の騒音発生を最小限に抑えることができる。さらには、処理室内の分級領域での気流の乱れが少なくなるため、分級能力が向上し、よりシャープな粒度分布で粉砕された原料が得られることとなる。
本実施形態では、第1回転軸13と第2回転軸23とがそれぞれ接地面(符号e1−e1線で示す接地線)に対して平行となるように配置されている(図2、図3)。本実施形態によれば、第1回転翼12と第2回転翼22が接地面に対して鉛直となる構成であるから、これら回転翼の羽根で原料を粉砕するに際し、回転翼の羽根の回転力に、原料にかかる重力が相俟って、より大きな粉砕強度が得られることとなる。
前記第1ケーシング10側と第2ケーシング20側との役割を比較すると、前記第1ケーシング側は、投入された原料を粉砕する役割があり、また、前記第2ケーシング側は、粉砕された原料を分級する役割がある。ここで、分級(classification)とは、流体力を利用して、粉砕された原料をその粒子径の大小にしたがって分離することであり、ふるい分けも含める。空気などの流体の中で運動する粉粒体の各粒子には,重力あるいは遠心力のほかに、流体による作用力が働く。この作用力、すなわち流体抗力は粒子径に依存し,また重力や遠心力とは粒子径との関係を異にするので、両者間のつりあい条件が粒子径によって左右される。本実施形態では、原料の大きさ、重量、硬さなどの組み合わせによって、それぞれ要求される粒径と粒度分布の先鋭度(シャープ度合い)に応じて、条件を調整することができる。例えば、原料の種類や粒度に応じて第3処理室31の容積や形状を調整する。
(上記実施形態のバリエーション)
上述の実施形態に加えて、各種バリエーションの実施形態が挙げられる。図5と図6は、本実施形態の原料処理装置を平面側から見た模式図である。また、図7と図8は、本実施形態の原料処理装置を正面側から見た模式図である。ここで、同一の符号は同じ機能を指しており、その説明を省略する。
図5(a)と図5(b)は、第1ケーシング10と第2ケーシング20とが隣り合った位置に配置されている。図5(a)はケーシング10,20同士が互いに平行に配置されている例であり、図5(b)はケーシング10,20同士が互いに所定角度で配置されている例である。ここでの所定角度とは、平行なときの角度を0度とすると、好ましくは45度以内であり、より好ましくは30度以内である。
図6(a)と図6(b)は、第1ケーシング10と第2ケーシング20とが向き合った対面位置からずれた位置に配置されている。ここで、ずれた位置とは、第1ケーシング10の幅寸法と同じかそれよりも大きい寸法だけずれた位置であり、なおかつ第2ケーシング20の幅寸法と同じかそれよりも大きい寸法だけずれた位置を指す。そして、図6(a)はケーシング10,20同士が互いに平行に配置されている例であり、図6(b)はケーシング10,20同士が互いに所定角度で配置されている例である。ここでの所定角度とは、平行なときの角度を0度とすると、好ましくは45度以内であり、より好ましくは30度以内である。
本実施形態では、第1ケーシング10と第2ケーシング20とが横方向にスライド可能に配されている構成としてもよい。本実施形態によれば、原料の種類や粒度に応じて第3処理室31の容積や形状を調整するに際し、調整範囲を大きくして、調整の自由度をより高められる。
図7(a)は第3処理室31が略8の字形状となっている例であり、図7(b)はその変形例であり、図7(c)は第3処理室31が長楕円形状となっている例である。図7(a)に示す例では、第3処理室31の正面側及び背面側の形状が、第1処理室11の正面側と第2処理室21の正面側と一対一で対応した2つの円形状が隣接して重なり合った形状と同じか近似した形状となっている。この例によれば、第1処理室11に投入された原料が余計な経路を経ずにスムースに第2処理室21に移動することとなる。そして、原料の種類や粒度に応じて、例えば、図7(b)や図7(c)に示す例のように、第3処理室31の容積や形状を調整することで調整の自由度をより一層高められ、その調整方法も簡易にできる。
図8は、本実施形態の原料処理装置1を正面側から見た模式図であり、第3処理室31が長楕円形状となっており、第3処理室31の中央に、第1回転翼12と第2回転翼22よりも小型で、回転自在に配された第3の回転体33が配されている。図8に示す例では、原料の処理経路をある程度長くしつつ、粉砕してゆく構成となる。その他の例としては、図示しないが、第3処理室31の中央に、棒形状、板形状、ブロック形状等の障害物を配置して、原料の粉砕力を高める構成としてもよい。また、図示しないが、上述の実施形態において、第3処理室31の内側面に邪魔板を配する構成としてもよい。
(実施例)
例えば、駆動モータ14によって、1分間に3,000回転〜12,000回転の間で、第1回転軸13及び第1回転翼12を回転させるとともに、駆動モータ24によって、1分間に3,000回転〜12,000回転の間で、第2回転軸23及び第2回転翼22を回転させる。回転方向としては、図7(a)のように、回転翼12と回転翼22を同じ方向に回転させるパターンがあり、また、図7(b)のように、回転翼12と回転翼22を互いに逆回転させるパターンがある。駆動モータ14,24は、ひとつの駆動モータ4で兼用してもよい。
回転翼12,22の羽根の枚数は、任意であるが、例えば、4〜12枚程度で設定する。回転翼12,22をコーティングし、その寿命を長寿命化させてもよい。回転翼12,22の材質は、任意であるが、例えば、セラミック、超硬金属、析出硬化系ステンレスなどが挙げられる。
原料の粉砕処理手順は、次のとおりである。まず、原料処理装置1を起動させて、投入口2に原料201を投入する。投入は自然落下としてもよいし、さらに加速度を加えて落下させてもよい。次に、第1処理室11内で原料が、原料同士、気流、第1回転翼12、第1処理室11の側面などと衝突する。そして、第1処理室11から第3処理室31に気流とともに原料が移動する。その移動中も原料が、原料同士、気流、第3処理室31の側面と衝突する。そして、第3処理室31を介して第2処理室21に気流とともに原料が移動する。原料は、原料同士、気流、第2回転翼22、第2処理室21の側面と衝突する。そして、排出に足る大きさの原料209になれば吐出口9から排出され、大きさが大きいままの原料は、第2処理室21と第3処理室31の境界付近や第3処理室31に戻され、再度処理されてから、分級された状態で排出される。原料209の排出は自然排出としてもよいし、別途、サイクロン装置を付設して、最終的な処理原料を吸引することもできる。
原料の混合処理についても、上記粉砕処理と同様の流れであるが、比較的粘性の高いものなど、粉砕よりも混合を目的する原料の場合は、本装置1を混合用に使用してもよい。例えば、塗料やセメント等の工業用材料、医薬原料、化粧材料、電子部品材料、鉱物などのうち、比較的粘性の高い加工品の製造を目的として本装置1を使用することもできる。
以上、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、第1ケーシング10と第2ケーシング20とが横並びに設置されている例で説明したが、ケーシング10,20の向きを角度を変えて、上向き、下向き、斜め上向き、斜め下向き等任意の角度にその向きを変更することが可能である。前記処理としては、粉砕と混合のいずれかないしは両方を含む処理を施す装置であればよい。温度管理が必要な場合や、原料の種類や処理条件によっては、装置1内部の発熱を抑える手段として、装置1の外部に冷却手段を付設する場合もある。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることは言うまでもない。
1 原料処理装置、
2 投入口、
4,14,24 駆動手段、
5 基台、
9 排出口、
10 第1ケーシング、
11 第1処理室、
12 第1回転翼、
13 第1回転軸、
20 第2ケーシング、
21 第2処理室、
22 第2回転翼、
23 第2回転軸、
30 第3ケーシング、
31 第3処理室、
100 気流、
201 処理前の原料(原料)、
209 処理後の原料(原料)

Claims (7)

  1. 第1ケーシング、第2ケーシング及び第3ケーシングを備え、前記第1ケーシングには、第1処理室、第1回転翼及び第1回転軸が備わり、前記第2ケーシングには、第2処理室、第2回転翼及び第2回転軸が備わり、前記第3ケーシングには、第3処理室が備わり、前記第1処理室に原料が投入されると前記第3処理室を経由して前記第2処理室から処理された原料が排出される構成とされ、前記第1回転軸と前記第2回転軸とがそれぞれ接地面に対して平行となるように配置され、前記第1処理室と前記第2処理室の円形の開口が原料処理装置の正面側に設けられるとともに、前記第3処理室の正面側及び背面側の形状は、前記第1処理室と前記第2処理室の前記円形の開口が隣接して重なり合った形状となっていることを特徴とする原料処理装置。
  2. 前記第1処理室の正面側と前記第2処理室の正面側とが前記第3処理室の背面側と向き合っていることを特徴とする請求項1記載の原料処理装置。
  3. 駆動手段によって前記第1回転軸と前記第2回転軸とを駆動し、前記第1回転翼と前記第2回転翼を互いに同一方向又は反対方向に回転させ、前記処理として、粉砕と混合のいずれかないしは両方を含む処理を施すことを特徴とする請求項1記載の原料処理装置。
  4. 前記第1回転翼が取付けられた前記第1回転軸と、前記第2回転翼が取付けられた前記第2回転軸とが、互いに平行となるように配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の原料処理装置。
  5. 前記第3ケーシングが着脱可能となっていることを特徴とする請求項1または2記載の原料処理装置。
  6. 第1ケーシング、第2ケーシング及び第3ケーシングを備え、前記第1ケーシングには、第1処理室、第1回転翼及び第1回転軸が備わり、前記第2ケーシングには、第2処理室、第2回転翼及び第2回転軸が備わり、前記第3ケーシングには、第3処理室が備わり、前記第1回転軸と前記第2回転軸とがそれぞれ接地面に対して平行となるように配置され、前記第1処理室と前記第2処理室の円形の開口が原料処理装置の正面側に設けられるとともに、前記第3処理室の正面側及び背面側の形状は、前記第1処理室と前記第2処理室の前記円形の開口が隣接して重なり合った形状であり、駆動手段によって前記第1回転軸と前記第2回転軸とを駆動し、前記第1回転翼と前記第2回転翼を互いに同一方向又は反対方向に回転させる構成の原料処理装置を用いて、前記第1ケーシングと前記第2ケーシングとを隣り合わせて配置して、前記第1処理室に原料を投入して前記第3処理室を経由して前記第2処理室から処理された原料を排出させることを特徴とする原料処理方法。
  7. 前記処理として、粉砕と混合のいずれかないしは両方を含む処理を施すことを特徴とする請求項6記載の原料処理方法。
JP2012270190A 2012-12-11 2012-12-11 原料処理装置及び原料処理方法。 Expired - Fee Related JP6082584B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012270190A JP6082584B2 (ja) 2012-12-11 2012-12-11 原料処理装置及び原料処理方法。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012270190A JP6082584B2 (ja) 2012-12-11 2012-12-11 原料処理装置及び原料処理方法。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014113556A JP2014113556A (ja) 2014-06-26
JP6082584B2 true JP6082584B2 (ja) 2017-02-15

Family

ID=51170147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012270190A Expired - Fee Related JP6082584B2 (ja) 2012-12-11 2012-12-11 原料処理装置及び原料処理方法。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6082584B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL3221651T3 (pl) * 2014-11-19 2021-07-05 Minex Crc Ltd Sposób suszenia materiału geologicznego

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531418Y2 (ja) * 1974-10-25 1978-01-14
JPS60204302A (ja) * 1984-03-29 1985-10-15 株式会社村田製作所 真空土練押出成形機
JP2613626B2 (ja) * 1988-06-16 1997-05-28 株式会社クボタ 摩砕粉砕方法及びその装置
JPH07256073A (ja) * 1994-03-18 1995-10-09 Hitachi Ltd 高粘性物質の連続処理装置及びその処理方法
JP3739303B2 (ja) * 2001-06-18 2006-01-25 日機装株式会社 粉砕機
JP3993455B2 (ja) * 2002-04-09 2007-10-17 三菱重工業株式会社 ビーズミル
US7229037B1 (en) * 2006-09-18 2007-06-12 Hayles Jr Peter E Comminution apparatus
JP2012110808A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Sugino Machine Ltd 粉砕機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014113556A (ja) 2014-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4472703B2 (ja) 粉砕装置
KR101923853B1 (ko) 분 제거 기능을 갖춘 임팩트 크러셔
CN104703717B (zh) 旋转式分级机以及立式磨机
JP4776253B2 (ja) 粉砕装置
JP6463096B2 (ja) 原料粉砕装置
CN206661320U (zh) 一种锤片式粉碎机
JP2010104966A (ja) 粉砕装置のスクリーン
JP6082584B2 (ja) 原料処理装置及び原料処理方法。
JP5558060B2 (ja) 微粉砕装置
KR100859018B1 (ko) 경사투입부를 갖는 연질재료의 전단분쇄기
CN108499686A (zh) 一种离心式药材粉碎装置
JP6407662B2 (ja) 微粉砕装置
CN209222229U (zh) 一种磨粉机
KR101571873B1 (ko) 곡물분쇄장치
JP3739303B2 (ja) 粉砕機
JP2004330072A (ja) 乾式粉砕装置
JP4386780B2 (ja) 破砕分級装置
WO2016084447A1 (ja) 竪型ローラミル
CN106391253A (zh) 一种纳米颗粒生产用粉碎盘
JP6087100B2 (ja) 解砕装置
JP2017018869A (ja) 粉砕分級機
JP2011120960A (ja) 粉砕機
CN203972063U (zh) 用于辣椒破碎机的搅拌装置
RU2512554C1 (ru) Активатор аэродинамический вертикальный гравитационного типа
CN208032703U (zh) 一种破坏环流层的锤片式粉碎装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160309

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6082584

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees