JP6082539B2 - 乾燥装置 - Google Patents

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この発明は、炉内に収容されるワークを熱風加熱もしくは輻射加熱によって乾燥させる乾燥装置に関する。
特許文献1には、連続したフィルム、箔などの長尺のシート(以下、ワークと称する。)の一方の面に、粘着材、剥離剤、接着材、各種処理剤等の塗工液を塗布した後、複数の加熱炉を順次通過させ、加熱炉内で熱風を吹き付けて塗布された塗工液を乾燥して、塗布膜を形成する乾燥装置(塗工装置)が開示されている。
特開2010−222090号公報
特許文献1では、各加熱炉にエアを送るための給気ダクトを複数の加熱炉で共用している。この給気ダクトは特許文献1の図2に示されているように、加熱炉の炉体外部に配管されているため、使用者のサイドで大掛かりな配管設備が必要となり、設備コストの増大や施設の大型化が問題となる。また、給気ダクトからも無駄な熱が放散され、エネルギー効率が悪い問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、配管設備の簡素化が可能であり、エネルギー効率の向上が図られた乾燥装置を提供することを目的とする。
乾燥装置は、炉内に収容されるワークを熱風加熱もしくは輻射加熱によって乾燥させるものである。本発明では、このような乾燥装置において、炉体、給気ダクト、給気用給送ダクトおよび第1送風機を備える。炉体は処理室と送気室とに区画されている。給気ダクトは炉体を貫通して送気室に配設される。給気用給送ダクトは給気ダクトに連結され、処理室に排気口が開口する。第1送風機は給気ダクトを流通するエアの一部を、給気用給送ダクトに給送するものである。
この構成によると、炉体の内部が処理室と送気室とに区画され、送気室の内部に給気ダクトが炉体を貫くように配管される。したがって、給気ダクトを乾燥装置の炉体外部に配管する必要がないため、配管設備の簡素化が実現される。また、断熱材で覆われた炉体の内部に給気ダクトが配置されるため、給気ダクトからの熱の放散が抑制され、エネルギー効率を向上させることが出来る。
処理室と送気室とを区画する隔壁に通気孔が設けられる場合、本発明の乾燥装置は、排気ダクト、排気用給送ダクトおよび第2送風機をさらに備える。排気ダクトは炉体を貫通して送気室に配管される。排気用給送ダクトは送気室に吸気口が開口し、排気ダクトに連結される。第2送風機は処理室から通気孔を介して送気室に排出されるエアを、排気用給送ダクトを通って排気ダクトを給送するものである。
この構成によると、送気室の内部に排気ダクトが炉体を貫くように配管される。したがって、排気ダクトを乾燥装置の炉体外部に配管する必要がないため、配管設備の簡素化が実現される。
通気孔の開口面積を調整する風量調整板を隔壁にスライド自在に配設しても良い。この構成によると、風量調整板をずらすことで通気孔の開口面積を調整し、通気孔を通過するエアの風量を調整することが可能である。
また、本発明の搬送装置は、処理室に配設される、搬送ローラおよび熱風ノズルを有する。搬送ローラは長尺シート状のワークを搬送する。熱風ノズルは、搬送ローラの直上に配設され、ワークに向けて熱風を吹き出す。
具体的には、搬送ローラの上方に、搬送ローラの軸方向一端側を基点として他端側が跳ね上げ可能な熱風ボックスを配設し、熱風ボックスに複数の熱風ノズルを設ける。これによると、ある程度の大きさがあって持ちやすい熱風ボックスを跳ね上げることで、複数の熱風ノズルを搬送ローラから容易に退避させることが可能となる。
本発明によると、配管設備の簡素化が可能であり、エネルギー効率の向上が図られた乾燥装置を提供することが出来る。
この発明の一実施形態に係る乾燥装置の概略構成を示す側断面図である。 図1における矢視II - II線断面図である。 上記乾燥装置に配管される各種ダクトの配置関係を説明する斜視図である。 通気孔の開口面積調整機構を示す斜視図である。 図2における処理室の拡大図である。 この発明の乾燥装置の使用形態の一例を示す図である。
以下に、この発明の実施の形態に係る乾燥装置の構成を図1〜図5を参照して説明する。本実施の形態の乾燥装置100は、連続したフィルム、箔などの長尺の薄いシート(以下、ワークと称する。)Wを、搬送ローラ150によって搬送しながらワークWの表面を熱風ノズル142から吹き出す熱風によって乾燥させるものである。ワークWの一例としては、リチウムイオン電池に用いられる電極シートが挙げられる。
図1、図2に示すように、本実施の形態の乾燥装置100は、炉体110、給気ダクト121、第1給気用給送ダクト122,第2給気用給送ダクト123A〜123C,第3給気用給送ダクト124,第4給気用給送ダクト125、排気ダクト126、排気用給送ダクト127、第1送風機130A、第2送風機130B、ノズルユニット140A,140B,140C、および複数(本実施の形態では6つ。)の搬送ローラ150を備える。
図2に示すように、炉体110の内部は、隔壁104,105によって上下に3つの部屋に区画されていて、上段が処理室101、中段が送気室102、下段が機械室103となっている。耐熱性を有する金属製の炉体110の内面には保温のため断熱材(不図示。)が施設される。
処理室101には、ノズルユニット140A,140B,140C、第4給気用給送ダクト125、および搬送ローラ150が配設される。処理室101は開閉式の蓋111を備える。具体的には、図2に示すように、蓋111は炉体110の天面に取付けられたヒンジ116を中心に跳ね上げ(回動)可能であり、蓋111を跳ね上げることで、処理室101の側面を大きく開いて開放させる。
送気室102には、給気ダクト121、第1〜第4給気用給送ダクト122,123A〜123C,124,125、排気ダクト126、および排気用給送ダクト127が配管される。
給気ダクト121および排気ダクト126は、図1に示すように、炉体110をワークWの搬送方向(図1では左右方向。)貫通して配設される。給気ダクト121および排気ダクト126の断面形状は問わないが、一例として図2に示すように、扁平な長方形を採用することが出来る。このような形状によると、ダクトの高さ方向の寸法の増加を抑えて送気量を確保出来るため、配管スペースの省スペース化に寄与する。
給気ダクト121は炉体110の外部に設置される熱風供給装置300に接続されている。熱風供給装置300は、少なくとも加熱器50、送風機60およびダクト70を備える。熱風供給装置300は、加熱器50により加熱されたエア(熱風)を、送風機60によりダクト70を通して給気ダクト121に送り込む。
排気ダクト126は炉体110の外部に設置される熱風排出装置400に接続されている。熱風排出装置400は、少なくとも送風機80およびダクト90を備える。熱風排出装置400は、処理室101に供給された後、送気室102に排出された熱風を排気ダクト126を通って装置外部に排出させるものである。
給気ダクト121、第1〜第4給気用給送ダクト122,123A〜123C,124,125は処理室101の下方に配置される。第4給気用給送ダクト125は、搬送ローラ150の軸方向(ワークWの搬送方向に直交する方向。)一端側に配置され、処理室101の奥側面を構成している。
第1給気用給送ダクト122は、給気ダクト121と平行に、ワークWの搬送方向に延びて水平に配設される。3つのダクトで構成される第2給気用給送ダクト123A〜123Cは垂直に配設される。第2給気用給送ダクト123A〜123Cの下流部は水平に向きを変えて拡開している。
第2給気用給送ダクト123A〜123Cは、第1,第3給気用給送ダクト122,124の胴体部に接続される。第2給気用給送ダクト123A〜123Cと第3給気用給送ダクト124との接続部には、熱風から塵埃を取り除くフィルタ160が設けられる。本実施の形態では、フィルタ160の一例としてHEPAフィルタを用いている。
第3給気用給送ダクト124は、高さ違いで設けられる第2給気用給送ダクト123A〜123Cと第4給気用給送ダクト125との間を連結するダクトである。第3給気用給送ダクト124は、図3に示すように、給気ダクト121の内部に画成されており、省スペースに配管することが可能となっている。
第4給気用給送ダクト125は、図2に示すように、給気ダクト121の天面と共通である第3給気用給送ダクト124の天面に接続され、処理室101内に立設される。
第4給気用給送ダクト125は、第3給気用給送ダクト124よりも流路が狭められており、第3給気用給送ダクト124の天面からそびえ立つように設けられる。
給気ダクト121の側壁の一端部(図1では右端部。)には、排気口1211が開口している。排気口1211の形状は問わないが、一例として円形が採用される。第1給気用給送ダクト122の天面の一端部(図1では右端部。)には、吸気口1221が開口している。吸気口1221の形状は問わないが、一例として円形が採用される。排気口1211と吸気口1221との間には、フレキシブルダクト128が設けられ、フレキシブルダクト128を介して給気ダクト121と第1給気用給送ダクト122とが接続される。
第1給気用給送ダクト122の吸気口1221の下方に、第1送風機130Aが設けられる。第1送風機130Aの送風能力(風量)は、給気ダクト121を流通する熱風の一部を、フレキシブルダクト128を介して第1〜第4給気用給送ダクト122,123A〜123C,124,125を通ってノズルユニット140A〜140Cに送り込み、熱風ノズル142から吹き出すのに十分なだけの能力を備える。本実施の形態では、第1送風機130Aの一例として遠心ファンを用いている。
排気ダクト126の胴体部には、水平に配置される排気用給送ダクト127が接続される。排気用給送ダクト127の天面一端部には、吸気口1271が開口している。吸気口1271の下方に、第2送風機130Bが設けられる。処理室101と送気室102とを区切る隔壁104には、図2、図5に示すように、スリット状の通気孔1041が開口している。
図5に示すように、通気孔1041と同一の面積で開口するスリット状の窓1061を有する風量調整板106を、通気孔1041に重ねて隔壁104にスライド自在に配設しても良い。この構成によると、風量調整板106をずらすことで通気孔1041の開口面積を調整し、通気孔1041を通過する熱風の風量を調整することが可能となる。
処理室101に供給された熱風は、やがて通気孔1041を通過して送気室102に排出され、第2送風機130Bの駆動によって吸気口1271から排気用給送ダクト127内に取りこまれ、排気ダクト126へと導入されて装置外部へ排出される。
図1に示すように、複数の搬送ローラ150は等間隔で水平に並んで配設される。図4に示すように、処理室101の底面である隔壁104に、ワークWの搬送方向に直交する方向に対向するように、一対のフレーム板113A,113Bが立設されている。各搬送ローラ150は、各々についての軸回りに回転自在となるようにこれらのフレーム板113A,113Bに支持されている。
なお、図示を省略しているが、ワークWは、炉体110の外部に配置された巻き取りローラおよび送り出しローラに巻付けられており、巻き取りローラを回転駆動することにより、ワークWが送り出しローラから連続的に送り出されながら搬送ローラ150上を搬送される。
各ノズルユニット140A〜140Cは2つの搬送ローラ150の上方に跨って配置される。ノズルユニット140A〜140Cはそれぞれ、ワークWの搬送方向の上流、中流、下流の位置に設けられる。図4に示すように、ノズルユニット140A〜140Cは熱風ボックス141および熱風ノズル142を備える。
熱風ボックス141は、ワークWの搬送方向に長い直方体形状を呈する。熱風ボックス141はその天面部で、処理室101の奥側面に取付けられたヒンジ115を用いて回動自在に設けられている。これにより、熱風ボックス141は、搬送ローラ150の軸方向一端側(図では左上。)を基点として他端側を跳ね上げ可能となる。また、熱風ボックス141を処理室101から着脱自在となる。
図4に示すように、熱風ボックス141には、搬送ローラ150の軸方向一端側面に第1筒口1413が突設されている。第1筒口1413の突出端には吸込口1411が開口している。第1筒口1413は、効率良く熱風ボックス141内に熱風を取り込めるように、熱風ボックス141の長手方向(ワークWの搬送方向)に長い形状を呈している。
図4に示すように、第4給送用給送ダクト125には、第1筒口1413に対向する箇所に、第1筒口1413の突出端の吸込口1411よりも大きく開口した排気口1251が形成されている。排気口1251の全周には、排気口1251内に張り出すシート状のパッキン129が貼付されている。
第4給気用給送ダクト125から熱風ボックス141へ送風するために、第4給気用給送ダクト125の排気口1251と熱風ボックス141の吸込口1411とを気密に接続する必要があるが、この接続は図示のごとく突部1413の突出端がパッキン129に当接することで実現される。これにより、熱風ボックス141を跳ね上げるだけで、吸込口1411を排気口125から容易に分離することが可能となる。
パッキン129は、各種のゴムや樹脂により形成することが出来る。パッキン129の材質は、乾燥装置100を使用する条件に応じた、パッキン129が晒される環境に対応させて選択される。特に、耐熱性に優れたフッ素ゴムやシリコーンゴム、フッ素樹脂により形成するのが好ましい。
なお、パッキン129は第1筒口1413の突出端が押し当たることで第4給気用給送ダクト125側へ若干の撓みが発生するが、第4給気用給送ダクト125から送り込まれる熱風により第4給気用給送ダクト125内が熱風ボックス141内に比べて陽圧となるので、撓みを打ち消す方向の力が作用し、乾燥装置100の稼働時は接続部の気密性は維持される。
熱風ボックス141の下面には搬送ローラ150の軸方向に長い直方体形状を呈する第2筒口1412がワークWの搬送方向に並んで2つ凸設されている。第2筒口1412は、搬送ローラ150の直上に位置している。
熱風ノズル142は、第2筒口1412に対応したサイズの略直方体形状を呈し、ワークWの搬送方向に直交する面の下部は先細りのテーパが形成されている。熱風ノズル142は、図示しないボルトとナットを用いて、熱風ボックス141の第2筒口1412に取付けられる。
熱風ノズル142の天面には、吸込口1421が開口している。熱風ノズル142の下端(すなわちテーパ部の先端。)には、搬送ローラ150の軸方向に延びるスリット状の吐出口1422が形成される。熱風ノズル142は、熱風ボックス141内に導入された熱風を、吸込口1421から取り込み、吐出口1422からワークWに向けて吹き出す。この熱風により、搬送ローラ150によって搬送されるワークWを乾燥させることが出来る。
本発明の乾燥装置100は、炉体110の内部が処理室101と送気室102とに区画され、送気室102の内部に給気ダクト121と排気ダクト126が炉体110を貫くように配管される。したがって、給気ダクトおよび排気ダクトを乾燥装置の炉体外部に配管する必要がないため、配管設備の簡素化が実現される。また、断熱材で覆われた炉体110の内部に給気ダクト121が配置されるため、給気ダクト121からの熱の放散が抑制され、エネルギー効率を向上させることが出来る。
また、基本炉体構成を共有化し、加熱部をユニット式(ノズルユニット140A〜140C)で細分化しているため、ノズルユニットの交換や加熱方式の変更(熱風加熱方式と輻射加熱方式との間の変更)も容易に出来る。
図6に示すように、本実施の形態に係る乾燥装置は、その複数台を直列に連結して使用することが可能である。複数台の乾燥装置をワークWの搬送方向に整列させ、隣接する2つの乾燥装置(同図では、乾燥装置100A,100B)について、炉体110から突出する給気ダクト121および排気ダクト126の互いに向かいあう開放端同士を、例えばフレキシブルダクト201,202を用いて接続する。
これによって、複数台の乾燥装置について、装置配列方向に1本の給気ダクトおよび排気ダクトが連通される。
なお、上記の実施形態では、熱風加熱方式を採用した乾燥装置について説明したが、本発明は、輻射加熱方式を採用した乾燥装置にも適用可能である。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、この発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
W…ワーク
100,100A,100B…乾燥装置
101…処理室
102…送気室
103…機械室
104,105…隔壁
1041…通気孔
106…風量調整板
110…炉体
121…給気ダクト
122…第1給気用給送ダクト
123A〜123C…第2給気用給送ダクト
124…第3給気用給送ダクト
125…第4給気用給送ダクト
126…排気ダクト
127…排気用給送ダクト
130A…第1送風機
130B…第2送風機
140A,140B,140C…ノズルユニット
141…熱風ボックス
142…熱風ノズル
150…搬送ローラ
300…熱風供給装置
400…熱風排出装置

Claims (11)

  1. 理室と送気室とに区画された炉体であって、前記処理室及び前記送気室が上下にそれぞれ配置され、前記処理室では、ワークの搬送と、エアによる前記ワークの熱風加熱とが行われる炉体と
    前記送気室に配設されると共に前記ワークの搬送方向に延び、前記エアを給送する第1給気用給送ダクトと、
    前記炉体内を上下に延び、前記第1給気用給送ダクトから前記処理室へ前記エアを給送する第2給気用給送ダクトと、
    前記送気室に配設され、当該送気室内における前記第1給気用給送ダクト外の空気を前記炉体の外部へ排出する排気ダクトと、
    を備え、
    前記エアが、前記第1給気用給送ダクト及び前記第2給気用給送ダクトを経由して前記処理室に給送され、前記処理室における前記ワークの熱風加熱に利用された後、前記送気室内における前記第1給気用給送ダクト外の空間に導かれ、前記排気ダクトを通じて前記炉体の外部に排出される、乾燥装置。
  2. 前記第2給気用給送ダクトが、前記第1給気用給送ダクトに沿って複数配設されている、請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 前記処理室には、前記第2給気用給送ダクトから前記エアが給送される熱風ボックスが、前記ワークの搬送方向において複数配設されており、
    前記熱風ボックスの各々には、前記ワークと対向する面に、当該ワークに向けて前記エアを吹き出す複数の熱風ノズルが設けられている、請求項2に記載の乾燥装置。
  4. 前記複数の第2給気用給送ダクトは、前記複数の熱風ボックスのそれぞれに対応させて設けられている、請求項3に記載の乾燥装置。
  5. 前記複数の熱風ボックスは、前記熱風ノズルから前記ワークに向けて前記エアが下方に吹き出す様に配設されている、請求項3又は4に記載の乾燥装置。
  6. 前記第1給気用給送ダクトに前記エアを給送する第1送風機を更に備え、
    前記第1送風機は、前記第1給気用給送ダクト内に前記エアの流れを発生させるべく、前記第1給気用給送ダクトの上流側の位置に設けられている、請求項1〜5の何れか1つに記載の乾燥装置。
  7. 当該送気室内における前記第1給気用給送ダクト外の空気を前記排気ダクトに送り込む第2送風機を更に備え、
    前記第2送風機は、前記排気ダクトの上流側の位置に設けられている、請求項6に記載の乾燥装置。
  8. 前記炉体は、前記処理室と前記送気室と機械室とに区画されており、
    前記第1送風機及び前記第2送風機の少なくとも一部が、前記機械室に配置されている、請求項7に記載の乾燥装置。
  9. 前記機械室が、前記送気室の下側に配置されている、請求項8に記載の乾燥装置。
  10. 前記炉体の外部であって前記ワークの搬送方向における上流側又は下流側の位置に、熱風を生成すると共にそれを前記エアとして前記炉体内に供給する熱風供給装置と、
    前記排気ダクトに導かれた前記エアを前記炉体の外部に排出する熱風排出装置と、
    を更に備え、
    前記第1給気用給送ダクトには、前記熱風供給装置側が上流側となる様に前記エアが前記熱風供給装置から給送され、
    前記排気ダクトは、前記ワークの搬送方向に延びており、前記熱風排出装置側が下流側となる様に前記エアを外部に排出する、請求項1〜9の何れか1つに記載の乾燥装置。
  11. 前記炉体には、前記処理室と前記送気室とを区切る隔壁が設けられており、
    前記隔壁には、前記エアを通過させる通気孔が設けられると共に、当該通気孔の開口面積を調整する風量調整板が設けられている、請求項1〜10の何れか1つに記載の乾燥装置。
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