JP6082435B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、股下域において線状又は破線に延びる圧搾部を備えた吸収性物品に関する。
股下域において吸収体に圧搾部が形成された使い捨ておむつのような吸収性物品が知られている(特許文献1)。この吸収性物品は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、吸収体と、を備える。吸収体は、表面シートと裏面シートとの間に設けられている。吸収体は、繊維及び高吸収性ポリマーを含む。吸収体は、粉砕パルプや高吸収性ポリマー等の吸収材料からなる吸収性コアと、吸収性コアを包むコアラップと、によって形成される。コアラップは、吸収コアよりも肌面側に配置された上層ティッシュと、吸収コアよりも非肌面側に配置された下層ティッシュと、を含む。吸収体には、吸収体を厚み方向に圧縮した圧搾部が複数形成されている。この圧搾部は、吸収性物品の前後方向及び横方向と交差する第1傾斜方向に延びる第1圧搾部と、第1傾斜方向、前後方向及び横方向と交差する第2傾斜方向に延びる第2圧搾部と、を有する。
特開2014−100262号公報
特許文献1に記載の吸収性物品は、第1傾斜方向に延びる第1圧搾部と、第2傾斜方向に延びる第2圧搾部と、を有する。本願の発明者は、このように股下域において線状又は破線状に延びる圧搾部を有する吸収性物品について、以下のような課題があることを見出した。
吸収性物品の股下域は、使用中に着用者の脚の間に挟まれる。したがって、股下域における吸収体は、着用者の動作に応じて、横方向内側に向いた力が加えられる。線状又は破線状に延びる圧搾部を有する吸収体では、この力によって、圧搾部に沿った折り癖が吸収体に付くことがある。特に、吸収コアを包むティッシュは、一度折られると折れ跡が残る。したがって、着用者の脚から吸収体へ加えられる力が取り除かれ、又は弱くなったとしても、吸収体は、折れ跡に沿って再度折れやすくなったり、折れ跡によって元の形状に戻り難くなったりすることがある。特に、吸収性物品が長時間使用された場合、何度も同じところで吸収体が折られることによって、吸収体の折れ跡は顕著に残留し得る。このような折れ跡によって、鼠径部から遠ざかるように吸収体の一部がV字に変形することがある。これにより着用者の脚(鼠径部)と吸収体との間に隙間が生じると、吸収性物品から液体が漏れる可能性がある。
以上のように、特に股下域において吸収体が線状又は破線状に延びる圧搾部を有する場合、吸収体に折り癖が付きやすく、したがって長時間にわたる使用により吸収性物品から液体が漏れ易くなる可能性がある。
したがって、線状又は破線状に延びる圧搾部を有する吸収体を備えた吸収性物品に関して、長時間にわたり液体の漏れを改善することが望まれる。
本開示に係る吸収性物品は、前胴回り域と、後胴回り域と、前記前胴回り域と前記後胴回り域との間に位置する股下域と、吸収コア、及び前記吸収コアを包むコアラップを有し、少なくとも前記股下域に設けられた吸収体と、少なくとも前記吸収体が厚み方向に圧縮された圧搾部であって、前記股下域において吸収性物品の前後方向に対して傾いた方向に線状又は破線状に延びる圧搾部と、前記股下域で前記吸収体よりも非肌面側に設けられ、少なくとも前記前後方向に伸張可能な伸縮性シートと、を有し、前記コアラップは、薄葉紙と、前記吸収コアを挟んで前記薄葉紙と反対側に設けられた不織布と、を有する。
上記吸収性物品によれば、長時間にわたり液体の漏れを改善することができる。
図1は、一実施形態に係る吸収性物品の平面図である。 図2は、図1のF2−F2線に沿った断面図である。 図3は、一実施形態に係る吸収体の平面図である。 図4は、非肌面側から見た吸収性物品の股下域の拡大図である。 図5は、一実施形態に係る伸縮性シートの平面図である。
次に、一実施形態に係る吸収性物品について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることがあることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
(1)使い捨ておむつの全体概略構成
図1は、一実施形態に係る吸収性物品10の平面図である。図2は、図1に示したF2−F2線に沿った吸収性物品10の断面図である。本実施形態に係る吸収性物品10は、使い捨ておむつである。
吸収性物品10は、前胴回り域20と、股下域25と、後胴回り域30と、を有する。前胴回り域20は、着用者の腹側に配置される。また、後胴回り域30は、着用者の背側に配置される。股下域25は、前胴回り域20と後胴回り域30との間に位置する。股下域25は、着用者の股下に配置される。
なお、本実施形態では、前胴回り域20から後胴回り域30に向かう方向を前後方向Lと呼ぶ。また、前後方向Lと直交する方向を横方向Wと呼ぶ。また、着用時に、吸収性物品の、着用者の肌に近い方を「肌面側」と称する。さらに、着用時に、吸収性物品の、着用者の肌から遠い方を「非肌面側」と称する。また、図1は、展開された吸収性物品10を示しているが、吸収性物品10は包装時に横方向Wに沿って延びる折り線で折り畳まれていても良い。このような折り線は、股下域25を横方向Wに延びている。
本実施形態では、吸収性物品10は、着用者に装着されたときに着用者の足を出すための足回り開口部を有する。足回り開口部の縁線35は、吸収性物品10が展開されているときに、横方向Wの両外側に位置し、前後方向Lに延びている。
吸収性物品1は、吸収体40と表面シート50と裏面シート60とを有する。吸収体40は、表面シート50と裏面シート60との間に設けられている。吸収体40は、少なくとも股下域25に設けられている。吸収体40は、股下域25から、前胴回り域20及び後胴回り域30の方へ前後方向に延びていてもよい。
表面シート50は、着用者の肌に面する肌面側に設けられる。表面シート50は、液透過性のシートによって形成される。表面シート50は、1枚又は複数枚のシートを含んでいてよい。表面シート50は、例えば、親水性不織布や織物、開口プラスチックフィルム、開口疎水性不織布などによって形成されていてよい。
裏面シート60は、非肌面側に露出しており、液不透過性のシートから形成される。裏面シート60は、1枚又は複数枚のシートを含んでいてよい。本実施形態では、裏面シート60は、バック不織布61と、液不透過性のバックフィルム62と、を有していてよい。バックフィルム62は、バック不織布61よりも肌側に位置していてよい。バックフィルム62は、例えばポリエチレンのような防水フィルムから形成することができる。
吸収性物品10は、任意に不図示のセカンドシートを有していてもよい。セカンドシートは、吸収体40と表面シート50との間に配置される。セカンドシートは、例えば、エアースルー不織布や開孔フィルムなどから形成されていてよい。
吸収性物品10は、横方向Wにおいて吸収体40よりも外側に、一対のサイドフラップ70を有している。サイドフラップ70は、1枚の不織布、又は複数枚重ねられた不織布によって形成することができる。
吸収性物品10は、足回り開口部の縁線35に沿って延びる一対のレッグギャザー75を有していてもよい。レッグギャザー75は、伸縮可能に形成された領域である。レッグギャザー75は、足回り開口部の縁線35に沿って湾曲していてもよいが、前後方向Lに直線状に延びていてもよい。また、吸収性物品10は、横方向Wにおいてレッグギャザー75よりも内側に、前後方向Lに延びた一対のレッグサイドギャザー80を有していてもよい。レッグサイドギャザー80は、伸縮可能に形成された領域である。レッグギャザー75及びレッグサイドギャザー80は、伸縮性の不織布シートによって構成されていてよい。この代わりに、レッグギャザー75及びレッグサイドギャザー80は、前後方向Lに延びた弾性材によって構成されていてもよい。
吸収性物品10は、少なくとも股下域25において、前後方向Lに伸縮可能な伸縮性の領域(以下、「クロッチ部」と称する。)を有する。クロッチ部は、少なくとも前後方向Lに伸張可能な伸縮性シート200を有する。
吸収性物品10は、一対のサイドフラップ70のそれぞれに、ファスニングテープ90を有していてよい。ファスニングテープ90は、横方向Wに延びている。ファスニングテープ90は、後胴回り域30に設けられていてよい。吸収性物品10が着用者に装着されたとき、ファスニングテープ90は前胴回り域20に止着される。これにより、ファスニングテープ90は、吸収性物品10を着用者の体に保持させることができる。
(2)吸収体の構成
吸収体40は、吸収コア42及びコアラップ44を含んでいる。コアラップ44は、吸収コア42を包んでいる。吸収コア42は、体液を吸収する吸収材料からなる。吸収材料としては、例えば粉砕パルプや高吸収性ポリマーを用いることができる。好ましくは、吸収コア42は、粉砕パルプ及び高吸収性ポリマーの両方を含む。粉砕パルプは、セルロース系繊維を含むことが好ましい。
コアラップ44は、薄葉紙44aと不織布44bを有する。不織布44bは、吸収コア42を挟んで薄葉紙44aと反対側に設けられている。すなわち、吸収コア42は、薄葉紙44aと不織布44bとの間に挟まれている。
薄葉紙44aは、吸収コア42よりも肌面側に配置されることが好ましい(図2参照)。この場合、不織布44bは、吸収コア42よりも非肌面側に配置される。この代わりに、薄葉紙44aが吸収コア42よりも非肌面側に配置され、かつ不織布44bが吸収コア42よりも肌面側に配置されていてもよい。
図2に示す実施形態のように、吸収コア42の端部において、不織布44bの端部が肌面側に折り返されていてもよい。この場合、不織布44bの折り返された端部は、薄葉紙44aの端部付近を覆っている。
コアラップ44を構成する薄葉紙44aは、例えばホットメルト接着剤によって吸収コア42に接着されている。ホットメルト接着剤は、例えば、スチレンイソブチレンブロックゴム(SIS)又はスチレンブタジエンブロックゴム(SBS)を用いたホットメルト接着剤であってよい。薄葉紙44aは、例えばティッシュシートであってよい。薄葉紙44aは、セルロース系繊維を含んでいることが好ましい。薄葉紙44aは、例えば約16〜20g/mの重量(目付)を有していてよい。
コアラップ44を構成する不織布44bは、例えばホットメルト接着剤によって吸収コア42に接着されている。ホットメルト接着剤は、例えばオレフィン系のホットメルト接着剤を用いることができる。不織布44bは、SMS(スパンボンド−メルトブロン−スパンボンド)不織布であることが好ましい。不織布44bは、例えば15g/m以下の重量(目付)を有していてよい。ただし、不織布44bの強度を維持するという観点からは、不織布44bは、例えば10g/m以上の重量を有することが好ましい。
吸収体40には、第1の切欠き115及び第2の切欠き125が形成されていてもよい。切欠き115及び切欠き125は、吸収コア42が存在しない領域である。切欠き115及び切欠き125は、横方向Wに沿って延びている。なお、吸収コア42は、切欠き115及び切欠き125によって分断されておらず、連続していることが好ましい。この実施形態の代わりに、吸収体40は、切欠き115及び125を有していなくてもよい。
図3は、一実施形態に係る吸収体40の平面図である。吸収体40には、吸収体40を厚み方向に圧縮した圧搾部46が形成されている。圧搾部46は、エンボス加工によって少なくとも吸収体40を厚み方向に圧縮することによって形成される。圧搾部46は、吸収体40のみをエンボス加工することによって形成されていてよい。この代わりに、圧搾部46は、吸収体40、表面シート50及び裏面シート60を一緒にエンボス加工することによって形成されていてもよい。好ましくは、圧搾部46は、吸収体40の薄葉紙44a側から形成されている。
図2を参照すると、圧搾部46は、吸収体40の肌面側に形成されている。この代わりに、圧搾部46は、吸収体40の非肌面側に形成されていてもよい。また、圧搾部46は、吸収体40の肌面側と非肌面側の両面に形成されていてもよい。この場合、吸収体の肌面側の圧搾部は、吸収体の非肌面側の圧搾部と同じ位置に形成されていてよい。
圧搾部46は、少なくとも吸収体40の、股下域25に相当する領域に形成されている。図3に示すように、圧搾部46は、吸収体40に全体的に形成されていてもよい。圧搾部46は、吸収性物品の前後方向Lに対して傾いた方向46a,46bに破線状に延びている。これに代えて、圧搾部46は、方向46a,46bに沿って直線状に延びていてもよい。すなわち、圧搾部46は、方向46a,46bに沿って連続的に形成されていてよい。
本実施形態では、圧搾部46は、前後方向L及び横方向Wから傾斜した複数の第1圧搾ライン46aと、前後方向L及び横方向Wから傾斜し、かつ第1圧搾ライン46aと交差する複数の第2圧搾ライン46bと、を有する。複数の第1圧搾ライン46aは、互いに平行に延びていてよい。複数の第2圧搾ライン46bは、互いに平行に延びていてよい。これにより、圧搾部46は、吸収体40に略格子状に形成される。
互いに隣接する第1圧搾ライン46aと、互いに隣接する第2圧搾ライン46bとによって囲まれた非圧搾領域が形成される。非圧搾領域は、第1圧搾ライン46a及び第2圧搾ライン46bにより、隣接する非圧搾領域と部分的に区画される。したがって、吸収コア42に含まれる高吸収性ポリマーの移動範囲を適度に制限でき、高吸収性ポリマーの偏りを抑制できる。
実質的に格子状の圧搾部46が股下域25に存在するため、股下域25での吸収体40の形崩れを抑制することができる。また、圧搾部46が前後方向Lから角度を持った方向に延びているので、圧搾部46が吸収体形状の横方向への回復を妨げない。また、吸収体40に横方向Wに力がかかったときに、当該力は圧搾ライン46a,46bに沿って斜め方向に緩和される。これにより、吸収体40が横方向に潰れ易くなることを抑制できる。
図3に示すように、圧搾部46は、前後方向Lに連続的な波状に形成されていてもよい。互いに隣接する波状の圧搾部46どうしの間には、圧搾部46が形成されていない細線状の領域Rが前後方向Lに沿って形成されている。細線状の領域Rは、少なくとも股下域25において、前後方向Lに沿って設けられている。細線状の領域Rは、前後方向Lに沿って吸収体40の一端から他端まで延びていてもよい。横方向Wにおける細線状の領域Rの最狭幅は、0.35mm以上かつ8.5mm以下であることが好ましい。
圧搾部46が形成されていない細線状の領域Rが前後方向Lに沿って連続的に設けられているため、吸収体40には前後方向Lに沿って比較的剛性の高い領域が形成される。この剛性の高い領域によって、吸収体40の横方向Wの変形をより抑制することができる。
本実施形態では、圧搾部46は、前後方向L及び横方向Wから傾斜した2つの圧搾ライン46a,46bに沿って形成されている。しかしながら、圧搾部46は、少なくとも前後方向Lから傾斜したライン上に沿って、直線状又は破線状に形成されていてもよい。例えば、圧搾部46は、横方向Wに沿って形成されていてもよい。ここで、直線状の圧搾部とは、細長い圧搾溝が直線的に連続して形成されていることを意味する。また、破線状の圧搾部とは、細長い圧搾溝が断続的に形成されていることを意味する。
(3)クロッチ部の構成
図4は、非肌面側から見た吸収性物品の股下域25の拡大図である。クロッチ部を構成する伸縮性シート200は、股下域25で吸収体40よりも非肌面側に設けられている。伸縮性シート200は、股下域25のみに配置されていてもよい。この代わりに、伸縮性シート200は、股下域25から、前胴回り域20及び/又は後胴回り域30へ延びていてもよい。
好ましくは、伸縮性シート200は、股下域25から第1の切欠き115及び第2の切欠き125を越えて前後方向Lに延びている。すなわち、伸縮性シート200は、第1の切欠き115及び第2の切欠き125を跨がっていてよい。
伸縮性シート200は、少なくとも前後方向Lに伸張可能である。好ましくは、伸縮性シート200の前後方向Lの伸縮性は、伸縮性シート200の横方向Wの伸縮性よりも大きい。より好ましくは、伸縮性シート200は、前後方向Lのみに伸縮性を有している。
伸縮性シート200は、コアラップ44に直接接着されていてよい。この代わりに、伸縮性シート200は、不図示の追加のシート材を介して間接的にコアラップ44に接着されていてもよい。伸縮性シート200は、自然状態で前後方向Lに吸収体40を縮めるように吸収体40に接合されていることが好ましい。すなわち、伸縮性シート200は、前後方向Lに伸長された状態で、コアラップ44や裏面シート60等に接着される。これにより、コアラップ44や裏面シート60は、自然状態で前後方向に縮む。したがって、コアラップ44や裏面シート60には、自然状態で、横方向に沿って延びる複数の皺48,64が形成され得る。ここで、「自然状態」は、吸収性物品10に外部からの力を加えていない状態のことを意味する。
横方向Wに沿って延びる複数の皺64は、裏面シート60の、伸縮性シート200が設けられている領域に、積極的に形成されていてもよい。言い換えると、裏面シート60に伸縮性シート200を接着する前に、裏面シート60に皺64を形成しておいてよい。この皺64は、横方向Wに連続的に延びていることが好ましい。この複数の皺64は互いに平行に形成されていることが好ましい。
図5は、伸縮性シート200の構造の好ましい一例を示している。伸縮性シート200は、複数の伸縮領域200aと複数の非伸縮領域200bを有する。各々の伸縮領域200aは、横方向Wに沿って延びている。伸縮領域200aは、少なくとも前後方向Lに伸縮性を有する伸縮材料から構成されていてよい。各々の非伸縮領域200bは、横方向Wに沿って延びている。伸縮領域200aと非伸縮領域200bとは、前後方向Lに交互に並んでいる。これにより、伸縮性シート200は、実質的に前後方向Lにのみ伸縮可能となる。前後方向における複数の伸縮領域200aのピッチは、前述した積極的に形成された複数の皺64の、前後方向におけるピッチと同じであることが好ましい。
(4)作用・効果
一実施形態に係る吸収性物品10は、吸収コア42、及び吸収コア42を包むコアラップ44を有し、少なくとも股下域25に設けられた吸収体40と、少なくとも吸収体40が厚み方向に圧縮された圧搾部であって、股下域25において吸収性物品の前後方向Lに対して傾いた方向46a,46bに線状又は破線状に延びる圧搾部46と、股下域25で吸収体40よりも非肌面側に設けられ、少なくとも前後方向Lに伸張可能な伸縮性シート200と、を有する。コアラップ44は、薄葉紙44aと、吸収コア42を挟んで薄葉紙44aと反対側に設けられた不織布44bと、を有する。
吸収性物品10の股下域25は、使用中に着用者の脚の間に挟まれる。したがって、股下域25における吸収体40は、着用者の動作に応じて、横方向Wの内側に向いた力が加えられる。線状又は破線状に延びる圧搾部46を有する吸収体40では、この力によって、圧搾部46に沿った折り癖が吸収体40に付くことがある。
本実施形態では、股下域25で前後方向Lに吸収性物品10を伸縮させる伸縮性シート200によって、吸収体40を前後方向に縮ませる力が生じる。ここで、コアラップ44の一部を構成する不織布44bは、柔らかく、薄葉紙44aと比較して折り癖が付き難い。そのため、伸縮性シート200からの力によって、不織布44bは、横方向Wに沿って延びる微細な複数の皺48を形成しつつ前後方向Lに縮むことができる。この横方向Wに沿って延びる皺48は、吸収体40を横方向Wに変形し難くさせ、吸収体40を横方向Wにおいて元の形状に戻りやすくし得る。また、不織布44bは、折り癖が付き難いため、吸収体40が元の形状に戻ろうとすることを阻害することもない。このように、伸縮性シート200とコアラップを構成する不織布44bとの組合せによって、着用者の脚から吸収体40へ加えられる力が取り除かれ、又は弱くなったときに、吸収体40が元の形状に戻り易くなる。これにより、着用者の脚と吸収体40との間に隙間が生じることを抑制でき、それゆえ長時間にわたり液体の漏れを抑制することができる。
仮にコアラップ44が全て不織布から構成されていると、吸収体40が全体的に柔らかくなりすぎる。そのため、使用中に吸収体40が激しく動き続けることによって、吸収体40が徐々によれていく。吸収体40のよれは、液体の漏れを生じさせることがある。また、一般に、不織布の吸収コア42との親和性は、薄葉紙の吸収コア42との親和性よりも低い。そのため、仮にコアラップ44が全て不織布から構成されていると、長時間の使用により、コアラップ44が吸収コアから全体的に剥がれてしまう可能性もある。
本実施形態では、コアラップ44を構成するシートのうちの一方を薄葉紙44aにしておくことで、吸収体40が全体的に柔らかくなりすぎることを抑制しつつ、コアラップ44が吸収コア42から全体的に剥がれてしまう可能性を低減している。その結果、長時間にわたって吸収性物品を使用したとしても、吸収性物品からの液体の漏れを抑制することができる。
下記表1は、本実施形態の一実施例に係る吸収体40と伸縮性シート200の複合体と、比較例に係る吸収体と伸縮性シートの複合体について、股下域25の形状回復の度合いを測定した結果を示している。実施例に係る複合体を構成する吸収体40及び伸縮性シート200は、上述した構成を有する。実施例では、コアラップ44の上層、すなわちコアラップ44の肌面側の層は、ティッシュシートから構成されている。また、実施例では、コアラップ44の下層、すなわちコアラップ44の非肌面側の層は、SMS不織布から構成されている。比較例では、コアラップ44の上層及び下層の両方がティッシュシートから構成されている。比較例に係る複合体のそれ以外の構成は、実施例に係る複合体と同様である。なお、これらの複合体には、表面シート50や裏面シート60は取り付けていない。
試験前において、実施例及び比較例に係る複合体の股下域25の、横方向Wにおける最狭幅は、75mmであった。このような複合体に対して以下の試験を行った。
(試験)
まず、前後方向Lに100mmの長さを有する直方体の一対の錘によって、横方向Wにおける複合体の股下域25の長さが35mmになるように、複合体の股下域25を横方向Wの両側から挟み込む。複合体の股下域25を一対の錘で挟み込んだ状態で5分間放置する。その後、一対の錘を開放する。一対の錘を開放してから1分後に、複合体の股下域25の、横方向Wにおける最狭幅を測定した。
Figure 0006082435
実施例及び比較例ともに3つの複合体サンプルを用いて試験を行った。表1に記載した試験結果は、3つの複合体サンプルについて得られた3つの測定値の平均値である。試験の測定結果である吸収体(股下域)の幅の値が大きいほど、試験後に股下域の形状が元の形状に回復していることを意味する。したがって、吸収体(股下域)の幅の値が大きいほど好ましい。
表1から、比較例よりも実施例の方が好ましいことがわかる。これにより、コアラップ44が、薄葉紙(ティッシュシート)44aと、吸収コア42を挟んで薄葉紙44aと反対側に設けられた不織布(SMS不織布)44bと、を有することが好ましいということが示されている。
一実施形態によれば、伸縮性シート200は、自然状態で前後方向Lに吸収体40を縮めるように吸収体40に直接接合されている。伸縮性シート200を伸張させた状態で、伸縮性シート200が吸収体40のコアラップ44に貼り付けられることによって、伸縮性シート200は、自然状態で前後方向Lに吸収体40を縮めるように、吸収体40に力を加える。この力により、自然状態で、コアラップ44の不織布44bに、横方向Wに沿って延びる複数の皺48が形成され得る。これにより、吸収体40が元の形状に戻り易くなる。
一実施形態によれば、薄葉紙44aは、吸収コア42よりも肌面側に配置される。薄葉紙44aと吸収コア42は、一般に親和性が高く、互いに接合し易い。したがって、薄葉紙44aは、吸収コア42から剥がれにくい。コアラップ44を構成する肌面側のシートが吸収コア42から剥がれると、肌面側のコアラップ44が吸収コア42から浮き、液体の漏れの要因となり得る。本形態では、吸収コア42との親和性が高い薄葉紙44aが、肌面側に配置されているため、肌面側のコアラップ44が吸収コア42から浮くことを抑制できる。その結果、液体の漏れをより抑制することができる。
また、薄葉紙44aは、吸収コア42を挟んで伸縮性シート200の反対側に配置されることになるため、伸縮性シート200から薄葉紙44aへ加えられる力が低減される。したがって、薄葉紙44aに付く折り癖を軽減することができる。その結果、吸収体40の折り癖が緩和され、液体の漏れをより抑制することができる。
さらに、吸収コア42の不織布が、伸縮性シート200の近く、又は伸縮性シート200に接して配置されるため、横方向Wに沿って延びる微細な皺48が不織布44bに付きやすい。これにより、吸収体40が横方向Wに変形し難くなり、吸収体40が横方向Wにおいて元の形状に戻りやすくなる。その結果、着用者の脚と吸収体40との間に隙間が生じることを抑制でき、それゆえ長時間にわたり液体の漏れをより抑制することができる。
一実施形態によれば、吸収コア42は、セルロース系繊維及び高吸収性ポリマーを含み、薄葉紙44aは、セルロース系繊維を含む。薄葉紙44aは、ホットメルト接着剤によって吸収コア42に接着されている。吸収コア42と薄葉紙44aの両方がセルロース系繊維を含んでいるため、薄葉紙44aと吸収コア42との間の親和性がより高くなる。したがって、薄葉紙44aは、ホットメルト接着剤によって、吸収コア42とより接合し易くなる。その結果、コアラップ44が吸収コア42から浮くことを抑制でき、長時間にわたり液体の漏れをより抑制することができる。
一実施形態によれば、圧搾部46は、吸収体40の、薄葉紙44a側の一面に形成されている。圧搾部46は、薄葉紙44aを介して吸収コア42をエンボス加工することによって形成される。これにより、吸収コア42と薄葉紙44aとの間の親和性がより高くなる。したがって、薄葉紙44aと吸収コア42との接合力をより増大させることができる。その結果、コアラップ44が吸収コア42から浮くことをより抑制でき、長時間にわたり液体の漏れをより抑制することができる。
一実施形態によれば、非肌面側に露出した裏面シート60の、伸縮性シート200が設けられている領域には、前後方向Lと交差する横方向Wに沿って延びる複数の皺64が形成されている。裏面シート60に横方向Wに沿って延びる複数の皺64が形成されていることで、吸収性物品10は、横方向Wに変形し難くなったり、横方向Wにおいて元の形状に戻りやすくなったりする。そのため、着用者の脚から吸収体40へ加えられる力が取り除かれ、又は弱くなったとき、吸収体40が元の形状に戻り易い。したがって、着用者の脚と吸収体40との間に隙間が生じることを抑制でき、それゆえ長時間にわたり液体の漏れをより抑制することができる。
一実施形態によれば、皺64は、横方向Wに沿って連続的に延びている。複数の皺64が横方向Wに連続的に延びているので、吸収性物品10は、横方向Wにより変形し難くなり、横方向Wにおいて元の形状により戻りやすくなる。したがって、着用者の脚と吸収体40との間に隙間が生じることをより抑制でき、それゆえ長時間にわたり液体の漏れをより抑制することができる。
一実施形態によれば、伸縮性シート200は、前後方向Lと交差する横方向Wに沿って延び、少なくとも前後方向Lに伸縮性を有する伸縮領域200aと、横方向Wに沿って延びる複数の非伸縮領域200bと、を有する。伸縮領域200aと非伸縮領域200bとは、前後方向Lに交互に並んでいる。
横方向Wに延びる伸縮領域200a及び非伸縮領域200bが前後方向Lに交互に配置されているため、コアラップ44及び裏面シート60に横方向に連続的に延びる規則的な皺48,64が付き易くなる。この皺48,64により、吸収性物品10は、横方向Wに変形し難くなり、横方向Wにおいて元の形状に戻りやすくなる。したがって、着用者の脚と吸収体40との間に隙間が生じることをより抑制でき、それゆえ長時間にわたり液体の漏れをより抑制することができる。
一実施形態によれば、コアラップ44の一部を構成する不織布44bはSMS不織布である。SMS不織布は、特に柔らかく、かつ折り癖が付き難い。SMS不織布のメルトブローン層は特に緻密であり、そのためSMS不織布の目付を低くしたとしても、吸収コア42を構成する吸収材料がこぼれ難い。したがって、コアラップ44の一部として特に柔らかいSMS不織布を使用することもできる。そのため、吸収体40が変形したとしても、SMS不織布は元の形に戻り易い。したがって、SMS不織布は、着用者の脚から吸収体40へ加えられる力が取り除かれ、又は弱くなったときに、吸収体40が元の形状に戻ることに寄与する。その結果、長時間にわたって液体の漏れをより改善することができる。
(5)その他の実施形態
上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
例えば、上記実施形態に係る吸収性物品は、ファスニングテープ90を有するいわゆるテープタイプの使い捨ておむつである。この代わりに、吸収性物品は、ファスニングテープ90を有していない、いわゆるパンツタイプの使い捨ておむつであってもよい。さらに、本発明は、生理用ナプキンなどの任意の吸収性物品にも適用できる。
10 吸収性物品
20 前胴回り域
25 股下域
30 後胴回り域
40 吸収体
42 吸収コア
44 コアラップ
44a 薄葉紙
44b 不織布
46 圧搾部
46a 第1圧搾ライン
46b 第2圧搾ライン
48 皺
50 表面シート
60 裏面シート
64 皺
200 伸縮性シート
200a 伸縮領域
200b 非伸縮領域
R 細線状の領域
L 前後方向
W 横方向

Claims (9)

  1. 前胴回り域と、
    後胴回り域と、
    前記前胴回り域と前記後胴回り域との間に位置する股下域と、
    吸収コア、及び前記吸収コアを包むコアラップを有し、少なくとも前記股下域に設けられた吸収体と、
    少なくとも前記吸収体が厚み方向に圧縮された圧搾部であって、前記股下域において吸収性物品の前後方向に対して傾いた方向に線状又は破線状に延びる圧搾部と、
    前記股下域で前記吸収体よりも非肌面側に設けられ、少なくとも前記前後方向に伸張可能な伸縮性シートと、を有し、
    前記コアラップは、薄葉紙と、前記吸収コアを挟んで前記薄葉紙と反対側に設けられた不織布と、を有し、
    前記薄葉紙の目付は、16〜20g/m であり、
    前記不織布の目付は、10〜15g/m である、吸収性物品。
  2. 前記伸縮性シートは、自然状態で前記前後方向に前記吸収体を縮めるように前記吸収体に直接接合されている、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記薄葉紙は、前記吸収コアよりも肌面側に配置される、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収コアは、セルロース系繊維及び高吸収性ポリマーを含み、
    前記薄葉紙は、セルロース系繊維を含み、
    前記薄葉紙は、ホットメルト接着剤によって前記吸収コアに接着されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記圧搾部は、前記吸収体の、前記薄葉紙側の面に形成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  6. 非肌面側に露出した裏面シートをさらに有し、
    前記裏面シートの、前記伸縮性シートが設けられている領域には、前記前後方向と交差する横方向に沿って延びる複数の皺が形成されている、請求項1から5のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  7. 前記皺は、前記横方向に沿って連続的に延びている、請求項6に記載の吸収性物品。
  8. 前記伸縮性シートは、
    前記前後方向と交差する横方向に沿って延び、少なくとも前記前後方向に伸縮性を有する伸縮領域と、
    前記横方向に沿って延びる複数の非伸縮領域と、
    を有し、
    前記伸縮領域と前記非伸縮領域とは、前記前後方向に交互に並んでいる、請求項1から7のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  9. 前記不織布はSMS不織布である、請求項1から8のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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