JP6456137B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、生理用ナプキン等の吸収性物品に関する。
特許文献1には、肌当接面側に隆起する中高部と、中高部の幅方向の両外側に設けられ、かつ表面シートと吸収体を圧搾した防漏溝と、を有する吸収性物品が開示されている。吸収性物品の排泄口当接域は、着用された状態で着用者の脚によって挟まれ、幅方向の内側に向かう力が掛かる。特許文献1の吸収性物品に幅方向の内側に向かう力が掛かると、防漏溝が着用者の股下肌側へ折れ曲がり、これに伴って吸収体の中高部が隆起する(特許文献1の段落0016参照)。
特開2012−239722号公報
しかし、上述した吸収性物品には、以下の問題点がある。
着用者の臀部近傍の幅方向に沿った身体の断面形状は、左右の臀部が膨らみ、この臀部間が窪んだ形状である。特許文献1の中高部は、排泄口当接域から後方に延びているため、排泄口当接域の吸収体が隆起すると、後側域の吸収体も隆起する。特許文献1の後側域の中高部は、目付が高く構成されているため、着用者側に隆起した際に隆起する厚みが厚くなり、身体の臀部の窪みに沿って配置され難い。その結果、着用者の臀部と吸収性物品との間に隙間が生じ、漏れが発生することがあった。
また、着用者の前後方向に沿った身体の断面形状は、排泄口当接域から後方にかけて丸みを帯びた形状である。後側域の吸収コアが、身体の丸みに沿って配置されないと、後漏れが発生することがあった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、着用者の臀部に対して吸収コアをフィットさせ、漏れを抑制できる吸収性物品を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本開示に係る吸収性物品(吸収性物品1)は、着用者の排泄口と対向する排泄口当接域(排泄口当接域S1)と、前記排泄口当接域よりも後側に位置する後側域(後側域S2)と、前記排泄口当接域と前記後側域に配置される吸収コア(吸収コア31)と、を有する吸収性物品であって、前記後側域の吸収コアには、前記吸収コアの幅方向の中央に配置され、前記吸収性物品の前後方向に延びる前後スリット(前後スリット42)と、前記前後スリットに連なり、かつ前記前後スリットから幅方向の外側に延びる補助スリット(補助スリット43)と、が設けられており、前記補助スリットの外側縁(外側縁43E)は、前記後側域の吸収コアの外側縁(外側縁31E)よりも幅方向の内側に位置することを要旨とする。
また、本開示に係る吸収性物品(吸収性物品1)は、着用者の排泄口と対向する排泄口当接域(排泄口当接域S1)と、前記排泄口当接域よりも後側に位置する後側域(後側域S2)と、前記排泄口当接域と前記後側域に配置される吸収コア(吸収コア31)と、を有する吸収性物品であって、前記後側域の吸収コアには、前記後側域の吸収コアの幅方向の中央が着用者側に凸状に曲がることができるように構成された第1曲部(前後スリット42)と、前記後側域の吸収コアが厚み方向に曲がる変形基点を構成し、かつ幅方向に延びる第2曲部(補助スリット43)と、が設けられており、前記第2曲部の外側縁(外側縁43E)は、前記吸収コアの外側縁(外側縁31E)よりも幅方向の内側に位置することを要旨とする。
本発明によれば、着用者の臀部に対して吸収コアをフィットさせ、漏れを抑制できる吸収性物品を提供することができる。
実施形態に係る吸収性物品の平面図である。 図1に示す吸収性物品の背面図である。 図1に示すA−A断面の模式断面図である。 図1に示す吸収性物品1の着用者に装着された状態の断面図である。 図1に示す吸収性物品1の着用者に装着された状態の断面図である。
(1)吸収性物品の全体構成
図1乃至図3を参照して、実施形態に係る吸収性物品1の全体構成について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1は、吸収性物品の平面図であり、図2は、吸収性物品の背面図である。図3は、図1に示すA−A断面図である。本実施形態に係る吸収性物品1は、夜用の生理用ナプキンである。
吸収性物品1は、着用者の前側(腹側)及び後側(背側)に延びる前後方向Lと、前後方向Lと直交する幅方向Wと、着用者の肌対向面側T1及び非肌対向面側T2に延びる厚み方向Tと、を有する。
吸収性物品は、着用者の排泄口当接域に配置される排泄口当接域S1と、排泄口当接域S1の後側に位置する後側域S2と、排泄口当接域S1の前側に位置する前側域S3と、を有する。後側域S2の前後方向Lの長さは、排泄口当接域S1の前後方向Lの長さよりも長い。排泄口当接域S1は、下着に装着された状態で、下着の股下部に装着される領域である。排泄口当接域S1には、後述するウイングが配置される。排泄口当接域S1と後側域S2の境界は、後述する幅スリット41である。幅スリット41の前端縁は、排泄口当接域S1の後端縁であり、幅スリット41の後端縁は、後側域S2の前端縁である。また、後側域S2の後端縁は、吸収性物品1の後端縁である。排泄口当接域S1と前側域S3の境界は、ウイング3の前端縁である。ウイング3の前端縁は、ウイング3の付け根であり、ウイング3において最も幅方向の内側に窪んだ部分のうち、前側に位置する部分である。ウイング3の前側の付け根は、排泄口当接域S1の前端縁であり、かつ前側域S3の後端縁である。また、前側域S3の前端縁は、吸収性物品1の前端縁である。図3において、排泄口当接域S1、後側域S2及び前側域S3の前後方向の範囲を示す。
吸収性物品1は、吸収体30、吸収体30よりも肌対向面側T1に位置する肌面シート10、及び吸収体30よりも非肌対向面側T2に位置する非肌面シート20を備える。肌面シート10は、吸収体30の少なくとも幅方向中央を覆う液透過性の表面シート11と、表面シート11の外側縁(幅方向の外側端部)を覆い、幅方向の外側に延出するサイドシート12と、を有する。非肌面シート20は、液不透過性のシートである。
表面シート11は、体液等の液体を透過する液透過性のシートである。表面シート11は、少なくとも吸収体30の表面を覆う。表面シート11は、不織布、織布、有孔プラスチックシート、メッシュシート等、液体を透過する構造のシート状の材料であれば、特に限定されない。織布や不織布の素材としては、天然繊維、化学繊維のいずれも使用できる。
サイドシート12は、表面シート11と同様の材料から選ぶことができる。但し、サイドシート12を乗り越えて吸収性物品1の外方へ経血が流れることを防止するためには、サイドシート12は、疎水性又は撥水性を有することが好ましい。サイドシート12は、吸収体30の外側縁、ウイング3及びヒップフラップ4に配置されている。
非肌面シート20は、肌面シート10の長さと略同一の長さを有する。非肌面シート20は、ポリエチレンシート、ポリプロピレン等を主体としたラミネート不織布、通気性の樹脂フィルム、スパンボンド、又はスパンレース等の不織布に通気性の樹脂フィルムが接合されたシートなどを用いることができる。
吸収体30は、吸収材料が積層された吸収コア31と、吸収コア31を覆うコアラップ32と、を有する。吸収材料は、例えば、親水性繊維、パルプ、及びSAPを例示できる。なお、本実施の形態の吸収体30は、吸収コア31の後端縁とコアラップ32の後端縁が略一致している。
吸収コア31は、排泄口当接域S1と後側域S2に配置される。なお、吸収コア31は、排泄口当接域S1と後側域S2のそれぞれに分断された状態で配置されていてもよいし、排泄口当接域S1と後側域S2に跨って配置されていてもよい。また、吸収コア31は、少なくとも排泄口当接域S1と後側域S2に配置されていればよく、排泄口当接域S1、後側域S2及び前側域S3に配置されていてもよい。
吸収コア31は、吸収コア31の外側縁31Eよりも幅方向の内側に位置する中高部33を有する。中高部33は、排泄口当接域S1内に位置し、排泄口当接域S1の吸収コア31の外側縁31Eよりも幅方向の内側に位置する。中高部33の厚さは、排泄口当接域S1における吸収コア31の外側縁31Eの厚さよりも厚い。中高部33の吸収材料の目付は、排泄口当接域S1における吸収コア31の外側縁31Eの吸収材料の目付よりも高い。中高部33は、排泄口当接域S1内の後側に位置し、幅スリット41に隣接している。本実施の形態の中高部33の外側縁には、吸収体30と肌面シート10が厚み方向に圧縮された圧搾部80が設けられている。
吸収コア31は、幅スリット41、前後スリット42、及び補助スリット43を有する。吸収コア31は、幅スリット41、前後スリット42、及び補助スリット43は、吸収コア31が厚み方向Tに曲がることができるように構成されている。
幅スリット41、前後スリット42及び補助スリット43の吸収材料の目付は、周囲の吸収コア31の吸収材料の目付よりも低い。周囲の吸収コア31とは、幅スリット等に隣接する領域の吸収コアであり、例えば、排泄口当接域S1において幅スリット41に隣接する吸収コア、及び後側域S2において幅スリット41に隣接する吸収コアである。なお、幅スリット41、前後スリット42及び補助スリット43は、吸収材料の目付が周囲の吸収コア31よりも低い領域であればよく、目付が0の領域であってもよいし、設計上の目付が0であるが、周囲の吸収コア31から混入した吸収材料が配置された領域であってもよい。
本実施の形態の幅スリット41、前後スリット42、及び補助スリット43は、設計上の目付が0である。よって、厚み方向Tにおいて幅スリット41に重なる領域、前後スリット42に重なる領域、及び補助スリット43に重なる領域において、肌面シート10と非肌面シート20の間には、吸収材料が配置されていない。また、厚み方向Tにおいて幅スリット41に重なる領域、前後スリット42に重なる領域、及び補助スリット43に重なる領域において、肌面シート10と非肌面シート20とは接合されていない。
また、幅スリット41に重なる領域、前後スリット42に重なる領域、及び補助スリット43に重なる領域において、吸収コア31の肌対向面側に位置するコアラップ32と吸収コア31の非肌面側に位置するコアラップ32とは、接合されていてもよいし、接合されていなくてもよい。例えば、吸収コア31の肌対向面側に位置するコアラップ32と吸収コア31の非肌対向面側に位置するコアラップ32とが接合されている構成によれば、吸収コア31の型崩れを抑制できる。また、幅スリット41に重なる領域、前後スリット42に重なる領域、及び補助スリット43に重なる領域において、表面シート11とコアラップ32とは、接合されていてもよいし、接合されていなくてもよい。加えて、幅スリット41に重なる領域、前後スリット42に重なる領域、及び補助スリット43に重なる領域において、非肌面シート20とコアラップ32とは、接合されていてもよいし、接合されていなくてもよい。
幅スリット41、前後スリット42及び補助スリット43は、剛性が変化する境界となる。具体的には、例えば、幅スリット41よりも前側の領域の剛性と、幅スリット41よりも後側の領域の剛性と、は、異なる。より詳細には、幅スリット41よりも前側の領域の吸収材料の目付は、幅スリット41の吸収材料の目付よりも高い。また、幅スリット41よりも後側の領域の吸収材料の目付は、幅スリット41の吸収材料の目付よりも高い。
幅スリット41は、排泄口当接域S1と後側域S2の間において幅方向Wに延びる。幅スリット41、少なくとも幅方向に延びていればよく、幅方向に平行な直線状であってもよいし、幅方向に平行でなく、幅方向に対して傾斜した直線状又は曲線状であってもよい。本実施の形態の幅スリットは、幅スリット41の幅方向の中央が後方に突出した曲線形状である。より詳細には、幅スリット41の幅方向の中心は、幅スリット41の外側縁よりも後方に位置する。幅スリット41の幅方向の中心は、後方に向かう凸状である。なお、幅スリットの前後方向における長さは、一定であってもよいし、変化していてもよい。また、幅スリットの前後方向の長さは、10mm以上かつ50mm以下であり、より好ましくは、幅スリットの前後方向の長さは、10mm以上かつ30mm以下である。
例えば、幅スリット41の前後方向の長さが10mm未満の場合には、幅スリット41の前側の動きと幅スリット41の後側の動きとを緩衝し、又は分断する作用を十分に得ることができないことがある。また、幅スリット41の前後方向の長さが50mmを超える場合には、幅スリット41の前側の動きと幅スリット41の後側の動きとを緩衝し、又は分断する作用が大きくなる一方、吸収性物品としての安心感が低減することがある。
また、幅スリット41の幅方向の長さは、25mm以上であることが好ましい。一般的に、夜用の生理用ナプキンの中高部33の幅方向の長さ(目付が比較的高い部分の幅方向の長さ)は、25mm以上30mm以下であることが多い。例えば、中高部33が排泄口当接域S1と後側域S2に連続して形成されていると、当該中高部によって排泄口当接域S1の動きが後側域S2に連動することがある。しかし、幅スリット41の幅方向の長さが25mm以上であることにより、中高部33を前後方向で分断し、排泄口当接域S1の動きが後側域S2に連動することを抑制できる。
幅スリット41は、吸収コア31の幅方向の全域に形成されていてもよいし、吸収コアの幅方向の一部の領域に形成されていてもよい。本実施の形態の幅スリット41は、吸収コア31の幅方向全域に形成されている。幅スリット41の外側縁41Eの外側縁41Eは、吸収コア31の外側縁31Eに位置する。よって、排泄口当接域S1の吸収コア31と後側域S2の吸収コア31とは、幅スリット41によって前後方向に分断されている。なお、本実施の形態の吸収体30は、吸収コア31の外側縁と吸収体30の外側縁が略一致している。よって、図面上、幅スリット41の外側縁41Eは、吸収体30の外側縁と一致するように示す。
前後スリット42は、後側域S2において前後方向Lに延びる。前後スリット42、少なくとも前後方向に延びていればよく、前後方向に平行な直線状であってもよいし、前後方向に平行でなく、前後方向に対して傾斜した直線状又は曲線状であってもよい。前後スリット42は、後側域S2の吸収コア31の前後方向Lの全域に形成されていてもよいし、後側域S2の吸収コア31の前後方向の一部の領域に形成されていてもよい。本実施の形態の前後スリット42は、後側域S2の吸収コアの前後方向Lの全域に形成されている。よって、後側域S2の吸収コア31は、前後スリット42によって幅方向に分断されている。
また、前後スリット42の前端縁は、ウイング3の前後方向の中心3LCから30mm後方の位置よりも後方に位置することが好ましい。また、前後スリット42の後端縁は、ウイング3の前後方向の中心3LCから200mm後方の位置よりも後方に位置することが好ましい。前後スリット42の前後方向の長さは、150mm以上であることが好ましい。着用者の身体の前後方向に沿った断面において、臀部間の溝は、会陰部を越えた辺りからはじまり、尾てい骨に至るまで存在する。このような前後スリット42によれば、前後スリットを頂点とした凸状の変形が臀部間の溝に配置され易くなる。
また、前後スリット42の幅方向の長さは、1mm以上かつ15mm以下である。例えば、前後スリット42の幅方向の長さが1mm未満の場合には、前後スリット42を頂点として凸状に変形した際に、幅スリットを挟んで配置された吸収コア31同士が干渉し、安定的に凸状に変形し難くなる。また、前後スリット42の幅方向の長さが15mmを超える場合には、前後スリット42を頂点とした凸状の変形部分が臀部間の隙間に配置された際に、凸状の変形部分に吸収コアが存在しないため、体液の吸収が疎かになってしまうことがある。
後側域S2の吸収コア31は、第1領域311、第1領域311の幅方向の外側にそれぞれ位置する第2領域312及び第3領域313を有する。図1に、第1領域311、第2領域312及び第3領域313の幅方向の範囲を示す。第1領域311、第2領域312及び第3領域313は、後側域S2の吸収コア31を幅方向において3等分した領域である。第1領域311は、3等分した領域のうち幅方向中央に位置する領域である。第2領域312は、3等分した領域のうち幅方向の一方の側部に位置する領域である。第3領域313は、3等分した領域のうち幅方向の他方の側部に位置する領域である。なお、後側域S2の吸収コアの幅方向の長さが変化する構成にあっては、幅スリット41に隣接する吸収コア31を幅方向において3等分した領域とする。
前後スリット42は、第1領域311に設けられている。前後スリット42は、吸収性物品1の幅方向Wの中心に配置されていてもよい。前後スリット42は、後側域S2の吸収コア31が厚み方向Tに曲がることができるように構成され、より詳細には、後側域S2の吸収コア31が着用者側に隆起できるように構成されている。前後スリット42は、第1曲部を構成する。
幅スリット41と前後スリット42とは、連なっている。よって、平面視にて、排泄口当接域S1の吸収コア31と、後側域S2の幅方向Wの一方側の吸収コア31(例えば、着用者の左側に位置する吸収コア)と、後側域S2の幅方向Wの他方側の吸収コア31(例えば、着用者の右側に位置する吸収コア)とは、分断されている。なお、幅スリット41と前後スリット42とは、離間していてもよい。
補助スリット43は、前後スリット42に連なり、かつ前後スリット42から幅方向Wの外側に延びる。補助スリット43は、少なくとも幅方向に延びていればよく、幅方向に平行な直線状であってもよいし、幅方向に平行でなく、幅方向に対して傾斜した直線状又は曲線状であってもよい。補助スリット43は、前後スリット42の幅方向の両側にそれぞれ延びている。補助スリット43は、前後方向Lに間隔を空けて複数設けられている。補助スリット43の外側縁43Eは、後側域S2の吸収コア31の外側縁31Eよりも幅方向Wの内側に位置する。すなわち、補助スリット43の幅方向の外側には、吸収材料が配置されている。なお、補助スリット43は、後側域S2の吸収コア31の外側縁31Eまで延びていてもよい。補助スリット43は、幅方向Wの内側(前後スリット42側)から幅方向Wの外側に向かうにつれて前側に延びる。
補助スリット43は、後側域S2の吸収コア31が厚み方向に曲がる変形基点を構成するように構成されている。補助スリット43は、第2曲部を構成する。なお、第1曲部及び第2曲部は、前後スリットのみならず、他の構成によって構成されていてもよい。例えば、第1曲部及び第2曲部は、少なくとも吸収コアを厚み方向に圧搾した圧搾部によって構成されていてもよいし、吸収コアの目付が周囲と異なることによって剛性が異なる領域によって構成されていてもよいし、凹部と凸部のかみ合わせによって成形されたエンボスによって構成されていてもよい。
吸収性物品には、少なくとも吸収コアが厚み方向に圧搾された圧搾部80が設けられている。圧搾部80は、前側圧搾部81と、後側圧搾部82と、ヒップフラップ圧搾部83と、を有する。前側圧搾部81は、排泄口当接域S1と前側域S3に配置されており、吸収体30と表面シート11とが厚み方向に圧縮されている。前側圧搾部81は、排泄口当接域S1の幅方向の中心よりも幅方向の両外側において前後方向に延びる。前側圧搾部81の前端縁は、前側に向かって先細る先細り形状である。
後側圧搾部82は、後側域S2の第2領域312と第3領域313にそれぞれ配置されており、吸収体30と表面シート11とが厚み方向に圧縮されている。後側圧搾部82は、吸収コアが配置された領域内に設けられている。後側圧搾部82は、補助スリット43よりも幅方向の両外側において前後方向Lに延びる。後側圧搾部82は、少なくとも前後方向に延びていればよく、前後方向に平行な直線状であってもよいし、前後方向に平行でなく、前後方向に対して傾斜した曲線状であってもよい。後側圧搾部82は、補助スリット43よりも幅方向の外側、かつ吸収コアの外側縁よりも幅方向の内側に位置する。後側圧搾部82は、厚み方向において補助スリット43に重なっていない。なお、前側圧搾部81及び後側圧搾部82は、少なくとも吸収コアが圧搾されていればよればよい。後側圧搾部82は、吸収コア31及び肌面シート(表面シート11)が肌対向面側T1から非肌対向面側T2に向かって圧縮されることによって形成される。
ヒップフラップ圧搾部83は、後側域S2に配置されており、サイドシート12と非肌面シート20とが厚み方向に圧縮されている。ヒップフラップ圧搾部83は、ヒップフラップに設けられている。ヒップフラップ圧搾部83は、前後方向に延びる。ヒップフラップ圧搾部83は、幅方向Wの外側に向かって突出する凸形状である。
吸収性物品1は、ウイング3と、ヒップフラップ4と、を有する。ウイング3及びヒップフラップ4は、排泄口当接域S1の吸収コア31の外側縁31Eよりも幅方向の外側に延出している。
ウイング3は、サイドシート12と、非肌面シート20と、を有する。ウイング3の前後方向の中心3LCは、着用者の排泄口に対向して配置される。ウイング3は、非肌面シート20側に折り返し可能に構成されており、使用時に下着のクロッチ部の非肌対向面側に折り返される。ヒップフラップ4は、ウイング3の後側に位置し、後側域S2に設けられている。ヒップフラップ4は、使用時に下着の非肌対向面側に折り返されずに下着の肌対向面側に配置されるように構成されている。なお、ウイング3及びヒップフラップ4には、吸収材料が配置されていてもよい。
図2に示すように、非肌面シート20の非肌対向面には、吸収性物品を下着Sに止めるための粘着剤が塗布された粘着領域60が設けられている。粘着領域60は、吸収コア31の非肌対向面側に配置された第1本体粘着領域61及び第2本体粘着領域62と、ウイング3に配置されたウイング粘着領域63と、ヒップフラップ4に配置されたヒップフラップ粘着領域64と、を有する。
第1本体粘着領域61は、第2本体粘着領域62と前後方向に離間しており、第2本体粘着領域62よりも前方に配置されている。第1本体粘着領域61は、幅スリット41よりも前側において、排泄口当接域S1と前側域S3に跨って配置されている。第2本体粘着領域62は、幅スリット41よりも後側において、後側域S2に配置されている。
幅スリット41及び前後スリット42は、厚み方向Tにおいて粘着領域60に重なっていない。換言すると、平面視にて幅スリット41及び前後スリットが配置された領域には、粘着領域60が設けられていない。また、ウイング3及びヒップフラップ4には、粘着領域60が設けられている。
粘着領域60は、使用前の状態において、剥離シート65によって覆われている。剥離シート65は、使用前に接着剤が劣化するのを防止している。剥離シート65は、使用時に着用者によって剥離される。なお、剥離シートを有しない吸収性物品においては、吸収性物品を個別に包装する包装シートによって使用前に接着領域が劣化するのを防止するように構成されていてもよい。
本明細書における「吸収体の厚さ」の測定は、以下の測定方法によって行われるものとする。
吸収性物品1がパッケージなどに封入されている場合には、パッケージから取り出し、その状態にて20℃±2℃、相対湿度60%±5%RHの雰囲気下において12時間放置したサンプルを用いる。
測定位置は、吸収体の幅方向中央部とする。測定する際は、吸収性物品が縮んだ状態ではなく、吸収性物品の伸縮性部材を伸張させた状態として測定する。また、吸収体以外の肌面シート及び非肌面シート等、吸収体以外の部分を取り除く。尾崎製作所(株)製のダイアルゲージ PEACOCKを使用し、測定子には直径10mmのものを採用し、大きさが30mm×30mmの試片を用意して、当該試片の厚みを測定する。測定器は、試片に対する測定圧が3g/cmとなるように調整する。ここで、10サンプルに対して、それぞれの状態で上述の測定を行い、その平均値を、長さとした。
なお、本明細書における「吸収体の目付及び密度」の測定は、以下の測定方法によって行われるものとする。
吸収性物品1がパッケージなどに封入されている場合には、パッケージから取り出し、その状態にて20℃±2℃、相対湿度60%±5%RHの雰囲気下において12時間放置したサンプルを用いる。
包装体によって包装された吸収性物品においては包装体を開封し、折り畳まれた吸収性物品を展開して、目付及び密度を測定する部分の厚み及び面積を測定する。次いで、目付及び密度を測定する部分を吸収性物品から切り出し、切り出した部分の重量を測定する。次いで、切り出した部分から表面シート及び裏面シート等、吸収体以外の部分を取り除き、吸収体の重量を測定する。吸収体の重量と、目付及び密度を測定する部分の面積とに基づいて目付を算出する。目付及び厚みに基づいて、密度を算出する。
また、本明細書における「長さ」の測定は、以下の測定方法によって行われるものとする。
吸収性物品1がパッケージなどに封入されている場合には、パッケージから取り出し、その状態にて20℃±2℃、相対湿度60%±5%RHの雰囲気下において12時間放置したサンプルを用いる。
次いで、シンワ測定株式会社製のスプリングメジャー(テープ:ガラス繊維入塩ビ被覆)を用いて、測定対象部位に沿わせるようにして、測定対象部位のこの状態の長さを測定する。ここで、10サンプルに対して、それぞれの状態で上述の測定を行い、その平均値を、長さとした。
(2)作用・効果
本実施の形態の吸収性物品1は、後側域S2の幅方向の中央に設けられた前後スリット42が第1曲部として着用者側に隆起する。前後スリット42によって、排泄口当接域S1の後方に位置する後側域S2において、着用者の臀部間の隙間に吸収コア31をフィットさせることができる。また、本実施の形態の吸収性物品1は、第2曲部としての補助スリット43によって幅方向に延びる変形基点が形成される。後側域S2の吸収コア31は、補助スリット43を基点に変形でき、身体の前後方向Lに沿った断面における身体の丸みに沿って配置され易くなる。
図4は、吸収性物品1が着用者に装着された状態の断面図である。図4(a)は、排泄口当接域S1における幅方向に沿った断面図であり、図4(b)は、後側域S2における幅方向に沿った断面図である。図4(a)は、図1のB−B断面を基準としており、図4(b)は、図1のC−C断面を基準としている。図4において、着用者の身体を示すラインを二点鎖線で示す。生理用ナプキンとしての吸収性物品1を着用する際は、吸収性物品を下着Sに止着し、当該下着を引き上げて着用する。一般的な生理用ナプキンの吸収コアの幅方向の寸法は、着用者の股間の幅方向の寸法よりも広く設計されている。そのため、着用された状態の吸収性物品1の排泄口当接域S1は、装着者の両足によって挟まれ、幅方向の外側から幅方向の内側に向かう力を受ける。
吸収コア31の幅方向Wに沿った着用者の身体の断面形状は、股下近傍と臀部近傍とで異なる。具体的には、着用者の股下の陰裂(経血が出る膣口あたり)近辺の幅方向に沿った身体の断面形状は、大陰唇が大腿の付け根よりも出っ張っており、吸収性物品側に突出する凸形状である。この着用者の股下域に、吸収性物品の排泄口当接域S1が対向して配置される。吸収性物品1は、下着Sに装着され、かつ着用者に着用された状態で、排泄口当接域S1の吸収コアが大陰唇の出っ張りに押し下げられ、非肌対向面側に隆起するように変形する。着用者の股下においては、排泄口当接域S1の吸収コアが身体に沿って配置され、股下における漏れを抑制できる。
また、着用者の大陰唇より後方に位置する会陰部よりも後方には、肛門や臀裂が位置する。この会陰部よりも後方近辺の幅方向に沿った身体の断面形状は、幅方向の中心が窪んだ形状である。この着用者の臀部に、吸収性物品の後側域S2が対向して配置される。例えば、夜用の生理用ナプキンは、仰向けの寝姿勢で使用されることが多い。漏れの大半は、一回に多量に経血が排出されて、膣口の直下における経血の吸収が間に合わなかった場合や、膣口の直下に位置する吸収体が身体にフィットしていなかった場合に、臀部より窪んだ部分に経血が流れ込み、当該経血が身体を伝って漏れるものである。身体の臀部と吸収性物品の間に隙間が生じていると、特に夜用の生理用ナプキンおいて、経血が身体を伝わって背側後方に伝わり流れ、吸収性物品の後ろから漏れてしまうおそれがある。
本実施の形態の吸収性物品は、後側域S2において吸収コア31の側部が左右の臀部によって押し下げされる。よって、後側域の吸収コアの幅方向の側部には、後側域の吸収コア31の幅方向の中央よりも力がかかる。吸収コアの側部が左右の臀部によって押し下げされると、後側域の吸収体の幅方向の中央は、前後スリットを頂点として着用者側に隆起する。よって、後側域S2の吸収コア31の幅方向の中央が臀部間の窪みに配置され易く、より着用者の臀部に沿って吸収コア31を配置できる。その結果、経血等の体液が身体を伝わって背側後方に伝わり流れ、吸収性物品の後ろから漏れることを防止できる。
また、後側域S2の吸収コア31の幅方向の中央は、厚み方向に貫通する前後スリット42が形成され、実質的に吸収材料が配置されていない。よって、隆起する部分、特に頂点の厚みが薄くなる。また、前後スリット42に吸収材料が配置されていると、当該吸収材料の剛性によって吸収コア31が平坦な状態を維持し易く、前後スリット42を基点に吸収コア31が折れ曲がり難くなることがある。しかし、前後スリット42には、実質的に吸収材料が配置されていないため、当該前後スリット42を基点に吸収コア31が折れた状態を維持し易い。よって、着用者の臀部間の隙間に吸収性物品1をより密着して配置でき、臀部における漏れを抑制できる。
図5は、吸収性物品1が着用者に装着された状態の断面図である。図5は、図1に示すA−A断面を基準とした、身体の前後方向Lに沿った断面図である。図5において、着用者の身体を示すラインを二点鎖線で示す。吸収性物品1には、補助スリット43によって幅方向に延びる変形基点が形成される。後側域S2の吸収コア31は、補助スリット43を基点に変形でき、身体の前後方向Lに沿った断面における身体の丸みに沿って配置され易くなる。加えて、後側域S2の吸収コア31が身体の前後方向に沿ってフィットする際に、補助スリット43の幅が適宜変化することにより、補助スリット43を挟んで前後方向に隣接する吸収コア31間の距離が変化する。よって、身体の前後方向沿った断面における身体の丸みに沿って吸収コア31を配置し易くなる。
後側域S2の吸収コア31が前後スリット42を頂点として隆起すると、隆起した吸収コア31は、前後方向Lにおける曲げ剛性が増加する。よって、身体の前後方向Lに沿って吸収コア31が配置され難くなることがある。しかし、補助スリット43が設けられているため、当該補助スリット43によって吸収コア31の剛性を低下させ、臀部の丸み沿った吸収コア31の変形を促すことができる。
また、補助スリット43の外側縁43Eが吸収コア31の外側縁31Eに到達していると、臀部の隙間の中心に当る部位から吸収コア31の外側縁に至る領域において、吸収コア31が平坦に延び、吸収コア31の外側縁31Eが臀部の幅方向の側部(臀部の頂点よりも幅方向の外側)を覆うことができないことがある。しかし、補助スリット43の外側縁43Eが吸収コア31の外側縁31Eよりも幅方向の内側に位置するため、吸収コア31が前後方向Lに分断しない。また、補助スリット43を基点として変形する際に、補助スリット43よりも幅方向の外側に配置された吸収コア31が支点となる。よって、吸収コア31は、前後方向Lに沿った身体の丸みに沿って変形する際に、前後方向Lに連続した状態で変形できる。よって、後側域S2の吸収コア31が、臀部の側部を包み込むカップ形状となり易く、臀部からの漏れを効果的に抑制できる。
加えて、前後スリット42によって、後側域S2の吸収コア31を左右で別々に変形させ、また、後側域S2の吸収コア31を左右で別々に身体の動きに追従させることができる。例えば、着用者が歩行する際は、左右の足を交互に動かす。この脚の動きに伴って臀部も左右交互に動く。例えば、後側域S2の吸収コア31の幅方向全域が一体化して移動すると、脚の交互の動きによって後側域S2の吸収コア31全体が左右に移動し、臀部におけるフィット感が安定しないことがある。しかし、後側域S2の吸収コア31が前後スリット42によって左右に分断されていることにより、脚の交互の動きによって、前後スリット42を挟んだ片方ずつの吸収コア31が移動する。よって、前後スリット42を挟んだ片方の吸収コア31を身体の動きに追従して移動させ、他方の吸収コア31を身体にフィットさせ続けることができる。更に、後側域S2の吸収コアを安定して臀部にフィットさせ続けることにより、着用者の臀部と吸収性物品がこすれることを抑制し、皮膚のすれによる装着感の悪化を抑制できる。
吸収コア31は、排泄口当接域S1と後側域S2の間において幅方向Wに延びる幅スリット41が設けられていてもよい。排泄口当接域S1と後側域S2の間に幅スリット41が設けられているため、幅スリット41によって吸収コア31の変形が吸収コア31の前後方向全域に伝播することを抑制し、排泄口当接域S1の吸収コア31と後側域S2の吸収コア31とを異なる態様で変形させることができる。
上述のように、吸収コア31の幅方向Wに沿った着用者の身体の断面形状は、股下近傍と臀部近傍とで異なる。排泄口当接域S1の吸収コア31は、着用者の大陰唇の出っ張りに押し下げられ、非肌対向面側に隆起するように変形する。この排泄口当接域S1の吸収コア31の変形は、幅スリット41に至るまでの領域で後方に伝播する。しかし、排泄口当接域S1の吸収コアの変形は、幅スリット41によって分断され、後側域S2の吸収コア31に伝播し難い。後側域S2の吸収コア31は、着用者側に隆起し、左右の臀部間の隙間に配置される。よって、着用者の臀部においては、後側域S2の吸収コア31が身体に沿って配置され、臀部における漏れを抑制できる。
補助スリット43は、前後方向Lに間隔を空けて複数設けられていてもよい。着用者の身体の前後方向の断面形状は、丸みを帯びた形状である。後側域S2の吸収コア31に複数の補助スリット43が形成されていることにより、前後方向Lに離間した複数の補助スリット43を基点に後側域S2の吸収コア31が変形し易くなる。よって、後側域S2の吸収コア31は、身体の丸みに沿いつつ臀部の隙間にフィットして配置される。
なお、本実施の形態の吸収コア31には、図3に示すように、前側から、第1補助スリット431、第2補助スリット432、第3補助スリット433及び第4補助スリット434が設けられている。第2補助スリット432は、仰向けで寝たときに臀部に押圧されて、平面状態を維持し易い。第2補助スリット432は、臀部に押圧された力を分断し、第2補助スリット432よりも前側の第1補助スリット431を臀部と脚側の付け根との間の膨らみに沿って配置できる。また、第3補助スリット433は、寝姿勢以外の状態(例えば、立位姿勢)で、身体の横から見たときの曲線形状が大きく変局する臀部に当たる位置に配置される。第3補助スリット433を基点として吸収コア31が変形し易くなり、曲線形状が大きく変曲する臀部に当たる部分に沿って吸収コア31を配置できる。
また、第1補助スリット431及び第4補助スリット434は、吸収性物品を幅方向に沿った折り目を基点に折り畳む際の折り目に当たる位置に配置される。折り目に当たる位置に補助スリット43が配置されているため、補助スリット43によって剛性が低く、吸収性物品を安定して折ることができる。また、吸収性物品を展開した(使用する)際には、折り目による折り癖が付き難くなるため、吸収性物品を意図した状態で変形させ易い。具体的には、吸収性物品を臀部間の隙間にフィットさせて配置し易い。更に、例えば、吸収性物品の折り目に補助スリット等のスリットが設けられていない構成にあっては、後側域の吸収コアには、幅方向に延びる比較的強い折り癖が存在することとなる。そのため、吸収性物品が身体の腹側から背側に向けて柔軟にフィットし難くなり、身体と吸収性物品と隙間によって、漏れが生じ易くなる。一方、吸収性物品の折り目に補助スリット43が設けられていることによって折り癖が残り難くなり、補助スリット43の位置において身体に吸収性物品をフィットさせることが可能になる。
補助スリット43は、前後スリット42から幅方向の外側に向かうにつれて前側に延びていてもよい。後側域S2の吸収コア31は、前側よりも後側の方が臀部によって押圧されるため、後側から前側に向かって力が掛かる。補助スリット43が前後スリット42から幅方向の外側に向かうにつれて前方に延びるため、後方から前側に向かう力を補助スリット43によって、幅方向の外側に逃がしつつ前側に逃がすことができる。補助スリット43が後方から前側に向かう力を逃がしつつ、当該力に沿って変形し易くなり、より臀部に沿って吸収コア31を配置できる。
厚み方向において前後スリット42に重なる領域の肌面シート10と非肌面シート20の間には、吸収材料が配置されていなくてもよい。前後スリット42に重なる領域に吸収材料が配置されていないため、前後スリット42によって隆起する頂点の厚みがより薄くなる。よって、着用者の臀部間の隙間に吸収性物品をよりフィットさせて配置でき、臀部における漏れを抑制できる。
前後スリット42は、厚み方向Tにおいて粘着領域60に重ならなくてもよい。前後スリット42が厚み方向において粘着領域に重なっていないことにより、前後スリット42の変形が下着によって過度に阻害されることを抑制し、前後スリット42を基点に吸収コア31が変形し易くなる。
後側域S2には、排泄口当接域S1の吸収コア31の外側縁31Eよりも幅方向の外側に延出するヒップフラップ4が設けられていてもよい。後側域S2にヒップフラップ4が設けられていることにより、着用時に吸収コア31の側部(第2領域及び第3領域)のみならず、ヒップフラップ4が押し下げされる。よって、前後スリット42を頂点として吸収コア31が更に隆起し易くなる。よって、着用者の臀部に沿って吸収コア31を配置し、臀部における漏れを抑制する効果をより得易くなる。
ヒップフラップ4には、幅方向Wの外側に向かって突出する凸形状のヒップフラップ圧搾部83が設けられていてもよい。ヒップフラップ圧搾部83が設けられていることにより、臀部の丸みに沿ってヒップフラップ4が変形し易くなり、臀部の丸みを覆うようにヒップフラップ4を配置できる。よって、臀部における漏れを更に抑制できる。
排泄口当接域S1は、吸収コア31の外側縁31Eよりも幅方向の内側に位置する中高部33を有していてもよい。排泄口当接域S1に中高部33が設けられていることにより、排泄口当接域S1の幅方向の中央(吸収コア31の外側縁31Eよりも幅方向の内側)において、着用者に吸収コアが密着し易くなる。よって、図4(a)に示す断面図に示すように、排泄口当接域S1における密着性を高めることができる。その結果、後側域S2における吸収性物品のフィット性と、排泄口当接域S1における吸収性物品のフィット性と、を実現できる。
(3)その他の実施形態
本実施の形態の吸収性物品は、下着に装着される夜用の生理用ナプキンであるが、他の実施形態として、おむつに装着される尿取パッド等の吸収パッドであってもよい。
また、本実施の形態の幅スリット41、前後スリット42、及び補助スリット43は、設計上の目付が0であるが、幅スリット41、前後スリット42、及び補助スリット43は、周囲の吸収コアよりも目付が低い低目付領域であってもよい。また、補助スリット43は、少なくとも幅方向に延びていればよく、曲線上であってもよいし、平面視にて菱形の形状であってもよいし、平面視にて逆三角形状(後側に向かう頂点を有する形状)であってもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1 :吸収性物品
3 :ウイング
4 :ヒップフラップ
10 :肌面シート
11 :表面シート
12 :サイドシート
20 :非肌面シート
30 :吸収体
31 :吸収コア
31E :吸収コアの外側縁
311 :第1領域
312 :第2領域
313 :第3領域
32 :コアラップ
41 :幅スリット
42 :前後スリット(第1曲部)
43 :補助スリット(第2曲部)
60 :粘着領域
61 :第1本体粘着領域
62 :第2本体粘着領域
63 :ウイング粘着領域
64 :ヒップフラップ粘着領域
80 :圧搾部
81 :排泄口圧搾部
82 :後側圧搾部
83 :ヒップフラップ圧搾部
L :前後方向
T :厚み方向
T1 :肌対向面側
T2 :非肌対向面側
W :幅方向
S1 :排泄口当接域
S2 :後側域
S3 :前側域

Claims (10)

  1. 着用者の排泄口と対向する排泄口当接域と、
    前記排泄口当接域よりも後方に位置する後側域と、
    前記排泄口当接域と前記後側域に配置される吸収コアと、を有する吸収性物品であって、
    前記後側域の前記吸収コアには、前記後側域の前記吸収コアの幅方向の中央が着用者側に凸状に曲がることができるように構成された第1曲部と、前記後側域の前記吸収コアが厚み方向に曲がる変形基点を構成し、かつ幅方向に延びる第2曲部と、が設けられており、
    前記第2曲部の外側縁は、前記後側域の前記吸収コアの外側縁よりも幅方向の内側に位置し、
    前記第2曲部は、前記吸収コアを厚み方向に圧搾した圧搾部によって構成されており、前記幅方向に対して傾斜して延びる、吸収性物品。
  2. 前記第2曲部の外側縁は、前記後側域の前記吸収コアの外側縁よりも前記幅方向の内側に位置し、
    前記第2曲部よりも幅方向の外側、かつ前記吸収コアの外側縁よりも幅方向の内側には、前記吸収コアを厚み方向に圧搾し、かつ前後方向に延びる後側圧搾部が設けられている、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記吸収コアは、前記排泄口当接域と前記後側域の間において前記幅方向に延びる幅スリットを有する、請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記第2曲部は、前後方向に間隔を空けて複数設けられている、請求項1から請求項3のいずれかに記載の吸収性物品。
  5. 前記第2曲部は、前記第1曲部から前記幅方向の外側に向かうにつれて前側に延びる、請求項1から請求項3のいずれかに記載の吸収性物品。
  6. 前記吸収コアよりも肌対向面側に位置する肌面シートと、
    前記吸収コアよりも非肌対向面側に位置する非肌面シートと、を有し、
    前記第1曲部に重なる領域の前記肌面シートと前記非肌面シートの間には、吸収材料が配置されていない、請求項1から請求項5のいずれかに記載の吸収性物品。
  7. 前記吸収コアよりも非肌対向面側に位置する非肌面シートを備え、
    前記非肌面シートの非肌対向面には、前記吸収性物品を下着に止めるための粘着剤が塗布された粘着領域が設けられており、
    前記第1曲部は、厚み方向において前記粘着領域に重ならない、請求項1から請求項5のいずれかに記載の吸収性物品。
  8. 前記後側域には、前記排泄口当接域の前記吸収コアの外側縁よりも幅方向の外側に延出するヒップフラップが設けられる、請求項1から請求項7のいずれかに記載の吸収性物品。
  9. 前記ヒップフラップには、前記幅方向の外側に向かって突出する凸形状のヒップフラップ圧搾部が設けられる、請求項8に記載の吸収性物品。
  10. 前記排泄口当接域は、前記吸収コアの外側縁よりも前記幅方向の内側に位置する中高部を有し、
    前記中高部の厚みは、前記排泄口当接域における前記吸収コアの外側縁の厚みよりも厚い、請求項1から請求項9のいずれかに記載の吸収性物品。
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