JP6081012B1 - 防火扉 - Google Patents
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Abstract
Description
第2発明の防火扉は、第1発明において、前記防火扉には、前記扉本体を保持する枠体が設けられており、該枠体には、前記炎遮断手段の炎遮断動作片が、前記遮断状態と前記退避状態との間を動作するときの、該炎遮断動作片の姿勢を規定するガイド部材が設けられていることを特徴とする。
第3発明の防火扉は、第2発明において、前記枠体には、前記ガイド部材に加えて、燃え抜け防止材が設けられていることを特徴とする。
第4発明の防火扉は、第2発明または第3発明において、前記炎遮断手段には、前記ガイド部材に接触しながら回転する回転部材が設けられていることを特徴とする。
第5発明の防火扉は、第1発明から第4発明において、前記炎遮断手段には、前記遮音手段が設けられていることを特徴とする。
加えて、一方の扉本体が開いた状態にあるときに、付勢手段により炎遮断手段が退避状態となることにより、防火扉の使用者が一方の扉本体を開閉する動作を行った際に、炎遮断手段が、自動的に退避状態となり、炎遮断手段が、他方の扉本体に接触するのを防止できる。この構成により、炎遮断手段と、他方の扉本体との接触による騒音の発生を防止できる。
第2発明によれば、枠体に、炎遮断手段の炎遮断動作片のためのガイド部材が設けられていることにより、一方の扉本体を開閉する際に、炎遮断動作片の動作姿勢を規定できる。これにより一方の扉本体の開閉時に炎遮断手段が意図しない姿勢で枠体に衝突して壊れることを防止できる。
第4発明によれば、炎遮断手段には、ガイド部材に接触しながら回転する回転部材が設けられていることにより、一方の扉本体開閉時に、炎遮断動作片と枠体が接触する音が発生するのを防止できる。
第5発明によれば、炎遮断手段には、遮音手段が設けられていることにより、遮音効果を高めることができる。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図2は、本発明の第1実施形態に係る防火扉10の説明図であり、防火扉10の正面の上方向から見た図である。本実施形態に係る防火扉10は、建物の開口部、具体的には劇場などの内部の開口部に設けられ、劇場内のホールと、ホール以外の廊下などを区切るものであり、防火性能とともに、防音性能を有する必要がある。なお本明細書では、特に断りのない限り、図2の手前側を前側、奥側を後側と表現する。
図4には、炎遮断手段20が設けられていない扉本体14(以下本明細書では「他方の扉本体14b」と言う)の動作の説明図を、図5には、炎遮断手段20が設けられている一方の扉本体14aの動作の説明図を示す。図5は、(A)、(B)、(C)の順で、一方の扉本体14aが開いている。
図6には、本発明の第2実施形態に係る防火扉10の召合せ部分周辺を拡大した平面断面図を示す。本実施形態を含み、以下の他の実施形態の説明では、第1実施形態の防火扉10と異なる点についてのみ説明し、同じ構成の部分についての説明は省略する。第1実施形態の防火扉10との相違点は、炎遮断手段20の構成、およびガイド部材36がない点である。第2実施形態では、炎遮断動作片30は、上下に長い平板であり、第3遮音手段32を設けていない。また、回転部材34、およびこの回転部材34が接触するガイド部材36も設けられていない。本発明に係る防火扉10は、図6で示すように、シンプルに構成することも可能である。なおこの場合、召合せ部に位置するように設けられている遮音手段は、扉本体14の召合せ面に設けられている第1遮音手段26のみとなる。
図7には、本発明の第3実施形態に係る防火扉10の召合せ部分周辺を拡大した平面断面図を示す。第1実施形態の防火扉10との相違点は、扉本体14の召合せ面に設けられている第1遮音手段26がない点と、ガイド部材36および回転部材34がない点である。この場合、召合せ部に位置するように設けられている遮音手段は、炎遮断動作片30に設けられている第3遮音手段32のみとなる。
図8には、本発明の第4実施形態に係る防火扉10の召合せ部分周辺を拡大した平面断面図を示す。第1実施形態の防火扉10との相違点は、ガイド部材36が固定されている燃え抜け防止材42の形状である。第1実施形態の燃え抜け防止材42は、防火扉10の左右幅に亘る寸法であったが、本実施形態に係る燃え抜け防止材42は、ガイド部材36と同程度の左右長さとしている。ただしこの場合でも、燃え抜け防止材42の厚みは1.5mm以上である。
図9には、本発明の第5実施形態に係る防火扉10の召合せ部分を拡大した斜視図を示す。第1実施形態の防火扉10との相違点は、扉本体14の上部の後側の斜面部と接触する三角形状遮音手段44が設けられている点、および回転部材34がない点である。斜面部に三角形状遮音手段44が接触することにより、より防音性能が向上する。なお、本実施形態では回転部材34がない場合を図9に表したが、特にこれに限定されるものではなく、回転部材34を設けた構造とすることも可能である。
図10には、本発明の第6実施形態に係る防火扉10の召合せ部分周辺を拡大した平面断面図を示す。第1実施形態の防火扉10との相違点は、ガイド部材36のガイド部材固定孔46の形状が長穴になっている点と、扉本体14の鉄板22に設けられている蝶番固定孔22aの形状が長穴になっている点である。ガイド部材固定孔46は、ガイド部材36を燃え抜け防止材42に固定するための孔であり、蝶番固定孔22aは、蝶番24を鉄板22に固定するための孔である。これらが長穴になっていることにより、扉本体14に対する、炎遮断手段20の調整が容易になる。
図11には、本発明の第7実施形態に係る防火扉10の召合せ部分を拡大した平面断面図を、図12には、その防火扉10の一方の扉本体14aの開閉動作の説明図を示す。第1実施形態の防火扉10との相違点は、遮音手段の構成と、ガイド部材36の形状である。本実施形態では、炎遮断手段20に設けられている第6遮音手段48は、ゴム磁石である。このゴム磁石の本体は、シリコンゴム製である。ゴム磁石の本体は、図11で示すように、炎遮断動作片30に挿入するための基部と、扉本体14に接触する先端部とを含んで構成されている。先端部は、このゴム磁石本体の長手方向に沿ったポケットが設けられており、このポケットの中に棒状のラバーマグネットが挿入されている。このラバーマグネットが扉本体14の鉄板22に吸着する。第6遮音手段48がゴム磁石であることにより、扉本体14の鉄板22への密着が確実に行われ、防音性能を向上させることができる。なお、第6遮音手段48がゴム磁石である場合、一方の扉本体14が開かれるときは、図12に示すように、ガイド部材36の分離片36aに回転部材34が接触することで、炎遮断動作片32の先端が、一方の扉本体14から離れ、その後は第1実施形態と同様に、回転部材34がガイド部材36に接触して回転することで、炎遮断動作片32の姿勢が規定される。
12 枠体
14 扉本体
20 炎遮断手段
30 炎遮断動作片
34 回転部材
36 ガイド部材
Claims (5)
- 建物の開口部に設けられている防火扉であって、
該防火扉は、観音開きになる2つの扉本体と、
該扉本体の召合せ部に位置するように設けられ、音を遮断する遮音手段と、
前記扉本体の召合せ部に位置するように設けられ、召合せ部からの炎の漏れを遮断する炎遮断手段と、を含んで構成されており、
該炎遮断手段が、一方の扉本体に、上下の回転軸を中心に回転自在となるように設けられているとともに、
前記炎遮断手段は、
前記一方の扉本体が閉まった状態にあるときに、前記召合せ部からの炎の漏れを遮断する遮断状態となり、
前記一方の扉本体が開いた状態にあるときに、付勢手段により退避状態となる、
ことを特徴とする防火扉。 - 前記防火扉には、
前記扉本体を保持する枠体が設けられており、
該枠体には、前記炎遮断手段の炎遮断動作片が、前記遮断状態と前記退避状態との間を動作するときの、該炎遮断動作片の姿勢を規定するガイド部材が枠体の上部に設けられている、
ことを特徴とする請求項1記載の防火扉。 - 前記枠体には、
前記ガイド部材に加えて、燃え抜け防止材が設けられている、
ことを特徴とする請求項2記載の防火扉。 - 前記炎遮断手段には、
前記ガイド部材に接触しながら回転する回転部材が設けられている、
ことを特徴とする請求項2または3記載の防火扉。 - 前記炎遮断手段には、
前記遮音手段が設けられている、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の防火扉。
Priority Applications (1)
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JP2016166578A JP6081012B1 (ja) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | 防火扉 |
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Publications (2)
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JP6081012B1 true JP6081012B1 (ja) | 2017-02-15 |
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Family
ID=58043283
Family Applications (1)
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JP2016166578A Active JP6081012B1 (ja) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | 防火扉 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6081012B1 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6433894U (ja) * | 1987-08-26 | 1989-03-02 | ||
JPH0347664Y2 (ja) * | 1985-10-12 | 1991-10-11 | ||
JPH0448392U (ja) * | 1990-08-30 | 1992-04-24 | ||
JPH06341277A (ja) * | 1993-04-05 | 1994-12-13 | Hiroko Hashizume | 開き戸装置 |
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2016
- 2016-08-29 JP JP2016166578A patent/JP6081012B1/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH06341277A (ja) * | 1993-04-05 | 1994-12-13 | Hiroko Hashizume | 開き戸装置 |
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JP2018035505A (ja) | 2018-03-08 |
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