JP6080418B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吐出口からの吐出状態を維持するために記録に関与しないインクを吐出する予備吐出を行うインクジェット記録装置に関するものである。
記録ヘッドからインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置においては、インクの吐出が長期間に亘って使用されない吐出口が存在する場合に、記録ヘッドの内部のインクに含まれる揮発成分が吐出口を通して蒸発しインクが増粘することがある。インクが増粘した場合、これが原因でインクが正常に吐出されず、吐出方向のずれ、吐出量の不足、または不吐出などの吐出不良が生じることがある。このような吐出不良が生じることを抑えるために、インクジェット記録装置においては、記録に関与しないインクを吐出するいわゆる予備吐出が行われる場合がある。これにより、吐出口の周辺の増粘したインクを吐出口から排出することができ、記録ヘッド内部に貯留されているインクを良好な状態に保つことができる。特許文献1には、このように予備吐出の行われるインクジェット記録装置について開示されている。また、特許文献1では、記録ヘッドにおける吐出口の周辺に加湿空気が供給されていることについて開示されている。
特開2007−326322号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたインクジェット記録装置では、記録の行われる記録媒体が、加湿空気の吹き出されている領域を通過した後に記録の行われる記録領域を通過する。従って、加湿空気に含まれた水分を既に多く含んだ記録媒体が記録領域を通過することで、記録領域のうち記録媒体の通過する領域のみ湿度が上昇する可能性がある。また逆に、加湿空気が記録媒体に向けて吹き出されずに直接記録ヘッドに向けて供給される場合には、記録媒体が加湿空気に含まれた水分を吸収することで、記録領域のうち記録媒体の通過した領域のみ湿度が低下する可能性がある。このように、加湿空気の供給される領域を記録媒体が通過することにより、記録媒体の通過する領域とそうでない領域との間で湿度に差が生じ、記録媒体の搬送方向に交差する方向に沿って湿度が均一でなくなる可能性がある。予備吐出に必要とされるインクの吐出量は、予備吐出の行われる吐出口の周囲の湿度によって変わる。そのため、予備吐出に必要とされるインクの吐出量が、記録媒体の搬送方向に交差する方向に沿って吐出口ごとに異なる可能性がある。従って、全ての吐出口について一定の吐出量によって予備吐出が行われたとしても、予備吐出の際に吐出されるインクの量が部分的に不足したり、部分的に必要以上に多くのインクが吐出されたりする場合がある。
そこで、本発明は上記の事情に鑑み、吐出口の位置に応じて、適切な量のインクの吐出によって予備吐出の行われるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
本発明のインクジェット記録装置は、第1の方向に記録媒体を搬送する搬送手段と、インクを吐出する複数の吐出口が前記第1の方向と交差する第2の方向に配列され記録媒体に画像を記録する記録動作を行う記録ヘッドと、前記記録ヘッドを加湿するための加湿手段と、前記記録動作に寄与しないインクを吐出する予備吐出を前記記録ヘッドに行わせる予備吐出手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、前記予備吐出手段は、前記記録媒体が通過する領域であって前記第2の方向における前記記録媒体の両端部付近とそれぞれ対向する2つの第1の吐出口群に含まれる吐出口から第1のインク量を予備吐出させ、前記2つの第1の吐出口群の間の第2の吐出口群に含まれる吐出口から前記第1のインク量より少ない第2のインク量を予備吐出させることを特徴とする。
本発明によれば、吐出口の位置ごとに適切なインクの吐出量によって予備吐出を行うことができ、予備吐出の際に過剰にインクを吐出することで無駄に多くの量のインクを消費することを抑えることができる。また、予備吐出の際に、インクの排出量が不足することで記録ヘッド内のインクが増粘し、インクの吐出不良を生じさせることを抑えることができ、記録によって得られる記録画像の品質を高く維持することができる。
本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置について示した模式的な断面図である。 図1のインクジェット記録装置について示した模式的な平面図である。 図1のインクジェット記録装置に搭載された記録ヘッドにおける吐出口の形成された面について示した模式的な平面図である。 図1のインクジェット記録装置によって記録の行われた記録媒体について示した平面図である。 図1のインクジェット記録装置によって記録の行われる際の、記録媒体の通過する領域、使用される吐出口、湿度の分布、予備吐出の際に吐出されるインクの吐出量の間の関係について示した説明図である。 図1のインクジェット記録装置によって記録動作が行われる際の制御フローについて示したフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るインクジェット記録装置によって記録の行われる際の、記録媒体の通過する領域、使用される吐出口、湿度の分布、予備吐出の際に吐出されるインクの吐出量の間の関係について示した説明図である。 本発明の第3実施形態に係るインクジェット記録装置について示した模式的な断面図である。 図8のインクジェット記録装置によって記録の行われる際の、記録媒体の通過する領域、使用される吐出口、湿度の分布、予備吐出の際に吐出されるインクの吐出量の間の関係について示した説明図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置1の模式的な断面図を示す。また、図2に、インクジェット記録装置1の模式的な平面図を示す。
本実施形態のインクジェット記録装置1は、記録ヘッド2を有している。本実施形態では、記録ヘッド2は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色それぞれのインクを吐出する記録ヘッド2K、2C、2M、2Yを有している。記録ヘッド2K、2C、2M、2Yは、それぞれ記録媒体の搬送方向Xに直交する記録媒体の幅方向に記録媒体の幅以上の長さを有しており、記録媒体の幅方向の全域に亘って延在するフルライン型の記録ヘッドである。
記録ヘッド2においては、インクは吐出口にてメニスカスを形成することにより安定に保持される。記録ヘッドにおける流路内のそれぞれには、ヒータ(不図示)が備えられている。ヒータに通電させ、そのヒータから熱エネルギーを発生させることにより、流路内のインクが加熱されて膜沸騰により発泡し、そのときの発泡エネルギーによって吐出口からインク滴が吐出される。なお、本実施形態の記録ヘッドは発熱素子により膜沸騰を発生させて発泡させインク滴を吐出する方式としたが、本発明はこれに限定されない。圧電素子を変形させ、これによって記録ヘッド内部の液体を吐出する形式の記録ヘッドがインクジェット記録装置に適用されても良く、また、他の形式の記録ヘッドが本発明のインクジェット記録装置に適用されても良い。
図3は、本実施形態の記録ヘッド2における吐出口の形成された面について示した模式的な平面図である。図3に示されるように、それぞれの記録ヘッド2には、インクを吐出する吐出口14が複数形成され、同一面に所定の間隔で1列に並べられて吐出口列が形成されている。後述する制御部9から送られる吐出データに応じて、個々のヒータが駆動され、インクが吐出される。吐出後の吐出口14には記録ヘッド2内の共通インク室(不図示)からインクが供給され、再び吐出信号がヒータに印加された際にインクを吐出させることが可能なようになっている。
また、図1、2に示されるように、インクジェット記録装置1は給紙ユニット4及び搬送ローラ5を備えている。給紙ユニット4の内部には、連続紙としての記録媒体3が収納されている。記録媒体3は、ロール状に巻かれて給紙ユニット4の内部に配置されており、そこから記録媒体3の一端部が引き出され、その一端部が搬送ローラ5の回転駆動によって記録ヘッド2K、2C、2M、2Yに向かう方向へ搬送される。搬送ローラ5は、従動ローラ18との間で対を成して複数のローラ対を構成している。
また、インクジェット記録装置1は、画像データ入力部6、画像データ処理部7、予備吐出データ記憶部8及び制御部9を備えている。画像データ入力部6は、記録媒体3に記録したい画像データを外部から入力するための構成要素である。画像データ処理部7は、画像データ入力部6に入力された画像データを各ヘッドに設けられた各吐出口の吐出データに変換処理する。予備吐出データ記憶部8は、予備吐出を行う際に各吐出口に吐出させるインク発数を記憶する構成要素である。制御部9は、画像データ処理部7、予備吐出によって形成される画像データ記憶部8、記録ヘッド2Kの吐出動作および搬送ローラ5の駆動の制御を行う。
本実施形態のインクジェット記録装置1は、記録媒体3を加湿して湿潤させるための加湿部(第1の加湿空気供給手段)10を有している。インクジェット記録装置1における加湿部10は、加湿タンク11及びダクト12を有している。加湿タンク11の内部には、フィルター(不図示)及び空気を加熱することができるヒータ(不図示)が配置されている。また、加湿タンク11の内部には、水が貯留されている。加湿タンク11内に設けられたヒータが発熱すると、ヒータによって加湿タンク11内の空気が予め設定された温度に加熱される。ヒータによって加熱された空気は、タンク内に貯留されている水を含ませたフィルターを通過し、このときにフィルターに保持されている水分が加熱された空気へ供給される。これによって、加湿タンク11内で加湿空気が生成される。このとき、空気を加熱する際のヒータへの通電量を増加させ空気の温度を上昇させることで、高湿の加湿空気を発生させることができる。加湿タンク11内で発生させた加湿空気は、ダクト12を通して記録媒体の搬送路に配置されている加湿空気吹き出し部13に供給される。加湿空気が加湿空気吹き出し部13に供給されると、そこから加湿空気が記録媒体へ吹き付けられる。
加湿空気吹き出し部には湿度センサ(不図示)を配置し、吹き付ける加湿空気の湿度を測定しながら湿度が所望の数値以上になるように、制御部9が加湿タンク内のヒータへの通電量をフィードバック制御する。
記録媒体3の給紙・搬送の際には、まず、給紙ユニット4の内部に収納された記録媒体3の一端部が引き出されて記録媒体3についての給紙が行われる。給紙が行われると、そこから搬送ローラ5によって記録媒体3の搬送が行われる。記録媒体3の搬送の際には、給紙された記録媒体3が搬送ローラ5と従動ローラ18とによって挟持される。そこで搬送ローラ5が回転駆動することによって、記録媒体3が搬送方向(X方向)に搬送される。
記録媒体3が加湿空気吹き出し部13に対応する位置に到達すると、そこで加湿部10によって、記録媒体3についての加湿処理が行われる。記録媒体3の加湿処理では、まず、加湿空気吹き出し部13を通して加湿空気が吹き出されている領域を記録媒体3が通過する。これによって、記録媒体3が加湿空気に含まれた水分を吸収する。
加湿処理が行われて湿潤された記録媒体3は、記録を行うために記録ヘッド2に対応した位置を通過する際に、記録媒体3から記録ヘッド2へ水分を放散する。このため、記録ヘッド2周辺の空気が加湿され、これに伴い吐出口14近傍の空気が加湿されて湿度が上昇する。吐出口14周辺の空気が加湿されるので、吐出口14からのインクの揮発成分の蒸発を少なく抑えることができ、記録ヘッド2内に収容されているインクが増粘することが抑えられる。従って、記録ヘッド2によるインクの吐出の際の吐出不良を抑えることができ、記録ヘッド2による吐出の信頼性を向上させることができる。本実施形態では、インクジェット記録装置1は、記録動作中に吐出性能を良好な状態に維持するために、予め試験によって求められた絶対湿度LH=0.02[kg/kgDA]以上になるように、加湿ヒータの温度を制御して吐出口周辺の湿度を保つようにする。このときに設定される湿度は、インクの種類や記録ヘッドの構成及び記録条件に応じて適宜変更されてもよい。
また、本実施形態では、記録ヘッド2の各吐出口に吐出不良が生じないように、所定の間隔で、吐出口14からのインク吐出における吐出状態を回復させるための予備吐出を記録媒体上に行う。予備吐出においては、記録のためのインクの吐出とは別に記録に関与しないインクを吐出し、増粘した吐出口14周辺のインクを吐出して記録ヘッド2から排出させる。これにより、記録ヘッド2に貯留されているインクのうち増粘した成分が記録ヘッド2の外部に排出され、記録ヘッド2によるインクの吐出状態を回復させている。定期的に予備吐出が行われることで、記録ヘッド2による良好なインクの吐出状態が保たれる。
図4は、本実施形態において、画像データに基づいて行われる記録によって得られる所望の記録画像(以下、目的画像という)16と予備吐出の結果紙面上に形成される画像15との間の位置関係を示す模式的な平面図である。図4において、予備吐出によって打ち込まれるインクによって形成される画像15は連続的に記録される複数の目的画像16の間に記録される。このように、本実施形態においては、一つの目的画像16が記録されるごとに、それぞれの目的画像16の間の領域へ、記録に用いられる吐出口についての予備吐出が行われる。
予備吐出によって形成される画像15は、記録媒体の搬送方向Xに直交する幅方向において画像記録領域に位置する全ての吐出口、すなわち目的画像16の記録に使用する全ての吐出口にインクを吐出させた結果、紙面上に形成されたベタ状の画像となっている。このように、本実施形態では、予備吐出によって形成される画像15を、目的画像16同士の間に記録することによって定期的に予備吐出が行われ、そのたびに吐出口周辺のインクについての回復が行われている。なお、ここでは一回の目的画像16の記録が行われるごとに毎回予備吐出が行われる形態について説明したが、目的画像16を複数回記録するごとに予備吐出が一回行われるように設定されてもよい。
本実施形態では、予備吐出によって形成された画像15の部分は不要となるので、所定の枚数の目的画像16の記録が終わった後に、記録ヘッド2よりも搬送方向下流側の部分に配置されたカッター(不図示)によって画像15の部分が切断されて廃棄される。
ここで、上記実施形態では、記録媒体3としてロール紙が用いられる形態について説明したが本発明はこれに限定されない。記録媒体は、事前に所望の大きさにカットされたカット紙でもよく、その場合は前後するカット紙同士の間に隙間が形成されるようにカット紙の搬送タイミングを調整し、そのカット紙同士の隙間に予備吐出を実施しても良い。
また、本実施形態のインクジェット記録装置1は、記録媒体3の幅方向の両端部まで画像の記録を行うふちなし記録を行うことが可能である。一般に、ふちなし記録を行う際には、記録媒体3がわずかにずれた場合を想定し、記録媒体3のサイズに対してはみ出した部分にまで記録が行われる。このように、記録媒体3から外側にはみ出した領域まで記録を行うことにより、記録媒体3の外側にマージンとしての領域が形成され、記録媒体3の位置にずれが生じてもそのずれを吸収して記録画像内に空白部分が生じないようにふちなし記録を行うことができる。
ふちなし記録を行う場合にも、画像記録に使用する吐出口(以下、使用吐出口)については、定期的に予備吐出を行うことが好ましい。また、ふちなし記録を行う際には、記録媒体からはみ出した位置への記録で使用される吐出口についても予備吐出を行うことが好ましい。予備吐出においては、増粘したインクを吐出口から排出して、記録ヘッドに貯留されているインクの特性を吐出に適した状態に回復させる。このとき、増粘したインクを正常なインク粘度に回復させるために必要とされる記録ヘッド2からのインクの吐出量は、その吐出口近傍の空気の湿度によって異なる。
本発明の発明者は、記録媒体を加湿してから記録ヘッド2に対応した位置搬送させると、吐出口列方向(図5のY方向)に沿って位置ごとに湿度の分布に差が生じることを実験により明らかにした。
図5は、記録ヘッド2における吐出口列の形成されたY方向に沿った湿度分布と、その湿度分布に応じて設定される予備吐出の際のインク吐出量との関係について示したグラフである。ここでは、ふちなし記録を行う場合について説明する。図5に示されるように、記録媒体3の端部に対応する位置を境に、記録媒体3に対向する位置の方が、記録媒体3に対向しない位置よりも湿度が高い。これは、記録媒体3から放散された水分が記録媒体3の周囲で対流・拡散することによって記録媒体3の周囲の湿度を上昇させたためである。このとき、湿度の分布は、記録媒体3に近い場所であるほど高湿度となっている。
このため、加湿部10によって加湿されて湿潤された記録媒体3を、記録ヘッド2によって記録される領域に搬送させる場合には、吐出口の形成されている位置ごとに、吐出口14を通した内部のインクの増粘のし易さが異なる。すなわち、記録媒体3の通過する領域に対応する位置に形成された吐出口ではインクは増粘し難く、記録媒体3の通過しない領域に対応する位置に形成された吐出口ではインクは増粘し易い。従って、予備吐出のために吐出されるインクの量においては、記録媒体3に対向した領域よりも記録媒体3に対向しない領域の方が多く設定される。本実施形態では、記録ヘッド2に形成されている吐出口が、記録に用いられる使用吐出口Pと記録に用いられない不使用吐出口Qとに分けられている。そして、使用吐出口Pのうち、記録媒体3上にインク滴を打ち込むのに用いられる吐出口群P1と、記録媒体3の外側に打ち込まれるインクを打ち込むのに用いられる吐出口群P2とに分けられている。これらの吐出口の間で、予備吐出の際に吐出されるインクの量を異ならせている。つまり、予備吐出で吐出されるインク量は、記録媒体3に対向しない領域に形成された吐出口群P2から吐出される量の方が、記録媒体3に対向した領域に形成された使用吐出口群P1から吐出される量よりも多く設定されている。このように、搬送手段によって記録媒体3の搬送される方向に交差(本実施形態では直交)する方向に沿った吐出口の形成された位置に応じて、予備吐出の行われる際のインクの吐出量を変化させている。
本実施形態では、複数の吐出口単位で、予備吐出の際に吐出されるインクの吐出量が設定される。この場合、予備吐出を実施する際には、まとめて吐出量が設定される吐出口群の全ての吐出口について十分に回復させるために、各吐出口群で設定されるインク量は、その吐出口群の中で最も湿度が低い吐出口に合わせて必要なインク量が設定されることが好ましい。
図5に示されるように、吐出口群P1では湿度HH1の条件で、そのときに必要とされる予備吐出の際のインクの吐出量A1が設定されている。また、吐出口群P2では湿度LHの条件で、そのときに必要とされる予備吐出の際のインクの吐出量Cが設定されている。従って、記録媒体3の通過する領域に対応した位置に形成された吐出口P1については、インクの吐出量が比較的少なく設定されている。このように、吐出口周辺の湿度が比較的高く、予備吐出の際のインクの吐出量が少なくて済む領域に形成された吐出口に対しては、比較的少ないインクの吐出量による予備吐出が行われるようにインクの吐出量が設定されている。そのため、記録媒体の通過する領域に対応した位置に形成された吐出口P1について、予備吐出によって過剰に多くのインクが吐出されることで多くのインクを無駄に排出することを抑えることができる。また、記録媒体の通過しない領域に対応した位置に形成された吐出口P2については、インクの吐出量が比較的多く設定されている。このように、吐出口周辺の湿度が比較的低く、予備吐出の際に多くのインクの吐出量が必要とされる領域に形成された吐出口に対しては、比較的多くのインクの吐出量による予備吐出が行われるようにインクの吐出量が設定されている。そのため、加湿された記録媒体の通過しない領域に対応した位置に形成された吐出口P2について、予備吐出によって十分に多くのインクが吐出されることになる。従って、予備吐出の際のインクの吐出量が部分的に不足することを抑えることができ、その吐出口からのインクが増粘することで記録画像の品質を低下させることを抑えることができる。
図5においては、説明のために予備吐出の際に用いられる使用吐出口Pを2つの吐出口群P1、P2に分けてそれぞれの吐出口群ごとにインク量を設定しているが、本発明はこれに限定されない。使用吐出口Pは3つ以上に分割されてそれぞれ予備吐出の際のインク吐出量を設定されてもよく、また、1吐出口単位で予備吐出の際のインク吐出量が設定されてもよい。より適切に予備吐出の際のインクの吐出量を設定するためには、分割数を多くするほど各吐出口群のインク吐出量を細かく設定することができるので、より好ましい。究極的には1吐出口ごとにそれぞれの湿度に応じたインク吐出量を設定することが最も好ましい。
また、本実施形態では、目的画像の記録の際に使用されない不使用吐出口Qについては、予備吐出の行われる際のインク吐出量について0と設定されているが、本発明はこれに限定されない。より大きな幅の記録媒体が搬送されてくる場合に備え、不使用吐出口Qについても予備吐出が定期的に行われ、そこでインクが吐出されても良い。
また、本実施形態のインクジェット記録装置1では、予備吐出の際のインク吐出量の値は、インクを吐出する発数を調節することにより設定されている。このとき、インクの種類や記録条件によって、一回の吐出あたりのインクの吐出量は異なってくる。従って、予備吐出の際にインクを吐出する発数を設定する際には、まず、一回あたりのインクの吐出量が予め検出される。それから、予備吐出による回復動作に必要とされる総インク量を、検出された一回あたりのインクの吐出量によって割ることで、インクを吐出する際の発数が求められ、その発数についての設定が行われる。
図6に、本実施形態における制御フローのフローチャートを示す。S1で記録画像データが、画像データ処理部7に入力される。S2で記録媒体3のサイズが設定される。S3では、S1、S2の工程で得られた記録画像データ及び記録媒体3のサイズに基づいて、記録に使用される吐出口Pが決定される。S4で、記録媒体3のサイズと使用される吐出口の組み合わせによって生じる湿度分布に基づいて、予め設定された予備吐出データが選択される。ここで選択される予備吐出データは、予め予備吐出データ記憶部8に格納されており、制御部9が、記録媒体3のサイズと使用吐出口の情報に基づいて選択を行う。このように、本実施形態では、予備吐出量制御手段としての制御部9が、予備吐出におけるインクの吐出量を制御する。次いで、S5で、画像データ処理部7に入力された画像データが、各記録ヘッドの色ごとの多値の画像データに分配され、さらにその画像データが吐出口毎の2値の吐出データへ変換される。予備吐出データと記録画像の吐出データとがそろえば、そこで記録開始が可能となる。その後、S6で加湿部を動作させ、加湿空気を記録媒体の搬送経路上に供給する。次に、S7で記録媒体を記録ヘッド2に対応した領域へ搬送させると共に、S8で記録を開始する。加湿と搬送の動作は、全ての画像についての記録が行われるまで継続される(S9)。
このように、本実施形態のインクジェット記録装置1によれば、それぞれの領域ごとに適切なインクの吐出量によって予備吐出を行うことができる。これにより、予備吐出の際に過剰に多くのインクを吐出することでインクを無駄に消費することを抑えることができる。予備吐出によるインクの消費量を少なくすることができるので、インクジェット記録装置1の使用の際のコストを低く抑えることができる。また、それぞれの領域に応じた十分な量の予備吐出を行うことができるので、予備吐出によるインクの排出量が不足することで記録ヘッド2内のインクが増粘し、インクの吐出不良を生じさせることを抑えることができる。そのため、領域ごとに必要とされる量の予備吐出を確実に行うことができ、記録によって得られる記録画像の品質を確保することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を実施するための第2実施形態について説明する。上記の第1実施形態と同様の構成の部分については説明を省略し、異なる部分のみ説明することとする。
第1実施形態では、記録媒体の通過する領域と通過しない領域との間で、記録媒体の端部を境に、湿度分布が急峻に変化する場合について説明した。これに対して第2実施形態では、記録媒体の端部付近の領域で、湿度分布が緩やかに変化する場合について説明する。
図7に、第2実施形態に係るインクジェット記録装置によって記録が行われる際の、記録ヘッド2に対応した位置についての湿度分布と予備吐出によって吐出されるインクの量との関係についてのグラフを示す。図7に示されるように、本実施形態では、記録媒体の端部付近の湿度が緩やかに変化しているので、使用吐出口Pが、P1、P2、P3の3群に分けられて、それぞれの吐出口群ごとに予備吐出の際のインクの吐出量が設定されている。それぞれの吐出口群で設定されているインク量は、各吐出口の中で最も湿度の低い吐出口に合わせ、その吐出口に適した予備吐出の際のインクの吐出量が設定される。すなわち、吐出口P1では湿度HH2の条件で必要とされるインクの吐出量A2が設定され、吐出口P2では湿度LHの条件で必要とされるインクの吐出量Cが設定され、吐出口P3では湿度MH2の条件で必要とされるインクの吐出量B2が設定される。
このように、本実施形態では、記録媒体の通過する領域がP1とP3に分けられ、それぞれの領域ごとに、予備吐出の際に吐出されるインク量が設定されている。従って、記録媒体の通過する領域のうち、領域P3では予備吐出の際に吐出されるインクの吐出量がCよりも少ないA2に設定され、予備吐出の際に吐出されるインクの吐出量が少なく抑えられている。このように、本実施形態では、より細かい領域ごとに予備吐出の際の適切なインクの吐出量が設定され、設定されたインクの吐出量によって予備吐出が行われる。従って、予備吐出が行われる際に消費されるインクの量をさらに少なく抑えることができる。
本実施形態のように、湿度分布が緩やかに変化する場合には、吐出口の分割数を多くすることが予備吐出の際のインク消費量を削減するために有効である。本実施形態では分割数を3つにした場合について説明したが、分割数はこれ以上であっても良い。分割数をさらに細かく設定することにより、インクの吐出量をさらに細かく設定することができる。これにより、領域ごとにより適切な量の吐出量による予備吐出を行うことができる。これにより、例えば、予備吐出によってインクを過剰に消費している領域においては、予備吐出によるインクの消費量をさらに減少させることができ、インクジェット記録装置の使用の際のコストをさらに抑えることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明を実施するための第3実施形態について説明する。上記の第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成の部分については説明を省略し、異なる部分のみ説明することとする。
第1実施形態及び第2実施形態では、記録ヘッドに対応した領域に搬送される前の記録媒体に対し加湿空気が供給され、加湿された状態の記録媒体が記録ヘッド2に搬送されることで吐出口周辺が加湿されている。これに対し、第3実施形態は、インクジェット記録装置が記録ヘッド2を直接的に加湿する加湿部(第2の加湿空気供給手段)17を備えている点において、第1実施形態及び第2実施形態と異なる。
図8に、第3実施形態に係るインクジェット記録装置の模式的な断面図を示す。
図8に示されるように、加湿部17は、記録ヘッド2の周囲の空気を加湿するために、加湿タンク11内で発生させた加湿空気をダクト12によって記録ヘッド2の近傍に供給するように構成されている。加湿タンク11内の構成は第1実施形態で述べたものと同様である。記録ヘッド2の近傍の空気の湿度が所望の湿度以上になるように、第1実施形態における説明と同様に加湿タンク内のヒータが制御される。
記録ヘッド2の周囲の空気が直接的に加湿されて湿度の高い状態にあるときに記録媒体が記録ヘッド2に対応した領域を通過すると、記録媒体3が記録ヘッド2に対応した領域を通過する際に、空気中の水分が記録媒体3に吸着される。従って、記録媒体3の通過する領域では、空気中に含まれた水分が記録媒体3に吸着され、その領域における空気中の水分が減少し、その領域における加湿空気の湿度が低下する。また、記録媒体3の通過しない領域においては、加湿空気中に含まれた水分は吸着されずに、その領域に留まったままである。そのため、その領域における湿度は低下せずに、加湿空気の湿度が高く維持される。これにより、記録媒体3の通過する領域と記録媒体3の通過しない領域との間で湿度の分布に差が生じる。
図9に、本実施形態における記録ヘッド2に対応する領域での湿度分布と、それに基づいて設定される予備吐出の際に吐出されるインクの吐出量との間の関係を示す。
加湿部17では、記録媒体3が通過することによる湿度の低下分を考慮し、記録ヘッド2に対応する位置での湿度が、低下した際にも吐出性能を良好に維持しうる湿度LH=0.02[kg/kgDA]以上を維持できるように、ヒータの温度が制御される。ただし、このときに設定される湿度は、使用するインクや記録条件に応じて適宜変更されてもよい。
また、本実施形態では、記録媒体3の通過する領域において吐出口周辺の加湿空気の湿度が低下するので、その領域では吐出口を通してインクの揮発成分の蒸発が生じ易く、記録ヘッド2内に収容されているインクの増粘が生じ易い。また、記録媒体3の通過しない領域では、加湿空気の湿度が比較的高く、インクの増粘は生じ難い。従って、記録媒体3の通過する領域では、予備吐出において、記録媒体3の通過しない領域よりも比較的多くの量のインク吐出量が設定される。
図9に示されるように、使用吐出口群Pのうち吐出口群P1では湿度HH2の条件で必要とされる予備吐出の際のインク吐出量A3が設定され、吐出口群P2では湿度LHの条件で必要とされる予備吐出の際のインク吐出量Cが設定される。このように、本実施形態では、記録媒体3が通過することで空気中の水分を吸着し、湿度を低下させる領域に対して、予備吐出の際のインク吐出量が比較的多く設定される。従って、インクの増粘が生じ易い領域において、十分な量のインク吐出量による予備吐出を行うことができるので、インクの増粘によって吐出不良が生じることを抑えることができる。また、記録媒体3の通過しない領域では、空気の湿度が高く、インクの増粘が生じ難いので、予備吐出の際のインク吐出量が比較的少なく設定される。従って、インクの増粘の生じ難い領域では少ないインク消費量による予備吐出を行うことができるので、予備吐出の際に過剰に多くのインクが吐出されることで無駄にインクが消費されることを抑えることができる。
本実施形態においても、第2実施形態と同様に、予備吐出の際のインク吐出量を設定する際の、複数の吐出口を吐出口群に分割する分割数を多くするほど、それぞれの吐出口群ごとにより適切なインク吐出量による予備吐出を行うことができるため、より好ましい。
なお、本明細書において、「記録」とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わずに用いられる。また、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または記録媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録装置」とは、プリンタ、プリンタ複合機、複写機、ファクシミリ装置などのプリント機能を有する装置、ならびにインクジェット技術を用いて物品の製造を行なう製造装置を含む。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものを表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録」の定義と同様広く解釈されるべきものである。記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
2 記録ヘッド
5 搬送ローラ
9 制御部
10、17 加湿部

Claims (8)

  1. 第1の方向に記録媒体を搬送する搬送手段と、
    インクを吐出する複数の吐出口が前記第1の方向と交差する第2の方向に配列され記録媒体に画像を記録する記録動作を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを加湿するための加湿手段と、
    前記記録動作に寄与しないインクを吐出する予備吐出を前記記録ヘッドに行わせる予備吐出手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、
    前記予備吐出手段は、前記記録媒体が通過する領域であって前記第2の方向における前記記録媒体の両端部付近とそれぞれ対向する2つの第1の吐出口群に含まれる吐出口から第1のインク量を予備吐出させ、前記2つの第1の吐出口群の間の第2の吐出口群に含まれる吐出口から前記第1のインク量より少ない第2のインク量を予備吐出させることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記加湿手段は、前記第1の方向における前記記録ヘッドの上流側において記録媒体を加湿することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記加湿手段によって加湿された記録媒体を前記記録ヘッドと対向する位置へ搬送することによって、前記記録ヘッドが加湿されることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記記録ヘッドは記録媒体の前記第2の方向における両端部の外側にもインクを吐出するふちなし記録を行うことができ、前記予備吐出手段は、前記2つの第1の吐出口群の外側であって前記ふちなし記録でインクを吐出する2つの第3の吐出口群に含まれる吐出口から前記第1のインク量より多い第3のインク量を予備吐出させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 第1の方向に記録媒体を搬送する搬送手段と、
    インクを吐出する複数の吐出口が前記第1の方向と交差する第2の方向に配列され記録媒体に画像を記録する記録動作を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドの周囲を加湿する加湿手段と、
    前記記録動作に寄与しないインクを吐出する予備吐出を前記記録ヘッドに行わせる予備吐出手段と、を備え、
    前記記録ヘッドは記録媒体の前記第2の方向における両端部の外側にもインクを吐出するふちなし記録を行うことができるインクジェット記録装置であって、
    前記予備吐出手段は、前記記録ヘッドが記録媒体に前記ふちなし記録を行う際に、前記複数の吐出口のうち前記記録媒体が通過する領域と対向する吐出口には第1の量のインクを吐出させ、前記複数の吐出口のうち前記記録媒体の前記両端部の外側にインクを吐出する吐出口には前記第1の量より少ない第2の量のインクを吐出させることを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 第1の方向に記録媒体を搬送する搬送手段と、
    インクを吐出する複数の吐出口が前記第1の方向と交差する第2の方向に配列され記録媒体に画像を記録する記録動作を行う記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドの周囲を加湿する加湿手段と、
    前記記録動作に寄与しないインクを吐出する予備吐出を前記記録ヘッドに行わせる予備吐出手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、
    前記予備吐出手段は、前記記録媒体が通過する領域であって前記第2の方向における前記記録媒体の両端部付近とそれぞれ対向する2つの第1の吐出口群に含まれる吐出口から第1のインク量を予備吐出させ、前記2つの第1の吐出口群の間の第2の吐出口群に含まれる吐出口から前記第1のインク量より多い第2のインク量を予備吐出させることを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 前記予備吐出手段は、前記記録ヘッドに前記第1の方向において連続する画像と画像の間に予備吐出させることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記記録媒体は連続紙であり、前記連続紙をカットするカッターを更に備え、前記予備吐出手段は前記連続紙上に予備吐出を行い、前記予備吐出によって前記連続紙に記録された画像は前記カッターによってカットされることを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録装置。
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