JP6079468B2 - 検知装置、ドア装置及びエレベータ装置 - Google Patents

検知装置、ドア装置及びエレベータ装置 Download PDF

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Description

この発明は、異物の存在を検知するための検知装置と、異物の存在を検知する機能を備えたドア装置と、検知装置又はドア装置を備えたエレベータ装置とに関するものである。
特許文献1に、検知装置を備えたエレベータ装置が記載されている。特許文献1に記載されたエレベータ装置では、かごに設けられた投光素子から乗場に向けて光が照射される。投光素子から照射された光は、乗場に設けられたドア装置の下枠で反射し、上方の受光素子に受光される。検知装置は、受光素子が受光した光の量に基づいて、異物の存在を検知する。
国際公開第2011/010377号
特許文献1に記載されたエレベータ装置では、投光素子から照射された光がドア装置の下枠にスポット照射される。検知装置は、複数の投光素子を備えているが、光軸の間に異物が配置されると、その異物の存在を検知できない場合があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものである。この発明の目的は、細い紐状の物体でも検知することができる検知装置及びドア装置と、そのような機能を備えたエレベータ装置とを提供することである。
この発明に係る検知装置は、第1投光素子及び第2投光素子を含む複数の投光素子と、受光素子と、受光素子が受光した第1投光素子からの光の量と受光素子が受光した第2投光素子からの光の量とを少なくとも用いて、1つの指標値を算出する算出手段と、算出手段が算出した指標値に基づいて、検知範囲に存在する異物の有無を判定する第1判定手段と、受光素子が受光した第1投光素子からの光の量に基づいて検知範囲に存在する異物の有無を判定し、受光素子が受光した第2投光素子からの光の量に基づいて検知範囲に存在する異物の有無を判定する第2判定手段と、を備える。受光素子が受光する複数の投光素子から照射された光の経路は、検知範囲を正面から見た場合に、隣接するものの一部同士が互いに重なり合う。受光素子が受光する第1投光素子からの光の経路は、検知範囲を正面から見た場合に、その一部が、受光素子が受光する第2投光素子からの光の経路と重なる。
また、この発明に係る検知装置は、第1投光素子、第2投光素子及び第3投光素子と、受光素子と、受光素子が受光した第1投光素子からの光の量と受光素子が受光した第2投光素子からの光の量と受光素子が受光した第3投光素子からの光の量とを少なくとも用いて、1つの指標値を算出する算出手段と、算出手段が算出した指標値に基づいて、検知範囲に存在する異物の有無を判定する第1判定手段と、受光素子が受光した第1投光素子からの光の量に基づいて検知範囲に存在する異物の有無を判定し、受光素子が受光した第2投光素子からの光の量に基づいて検知範囲に存在する異物の有無を判定し、受光素子が受光した第3投光素子からの光の量に基づいて検知範囲に存在する異物の有無を判定する第2判定手段と、を備える。受光素子が受光する第1投光素子からの光の経路は、検知範囲を正面から見た場合に、その一部が、受光素子が受光する第2投光素子からの光の経路と重なる。受光素子が受光する第3投光素子からの光の経路は、検知範囲を正面から見た場合に、その一部が、受光素子が受光する第2投光素子からの光の経路と重なる
この発明に係るエレベータ装置は、エレベータのかごに設けられた第1ドア装置と、かごが停止する乗場に設けられた第2ドア装置と、上記検知装置と、を備える。
この発明に係るドア装置は、出入口を開閉するドアと、第1投光素子及び第2投光素子を含む複数の投光素子と、受光素子と、受光素子が受光した第1投光素子からの光の量と受光素子が受光した第2投光素子からの光の量とを少なくとも用いて、1つの指標値を算出する算出手段と、算出手段が算出した指標値に基づいて、異物の有無を判定する第1判定手段と、受光素子が受光した第1投光素子からの光の量に基づいて異物の有無を判定し、受光素子が受光した第2投光素子からの光の量に基づいて異物の有無を判定する第2判定手段と、を備える。受光素子が受光する複数の投光素子から照射された光の経路は、出入口側から見た場合に、隣接するものの一部同士が互いに重なり合う。受光素子が受光する第1投光素子からの光の経路は、出入口側から見た場合に、その一部が、受光素子が受光する第2投光素子からの光の経路と重なる。
また、この発明に係るドア装置は、出入口を開閉するドアと、第1投光素子、第2投光素子及び第3投光素子と、受光素子と、受光素子が受光した第1投光素子からの光の量と受光素子が受光した第2投光素子からの光の量と受光素子が受光した第3投光素子からの光の量とを少なくとも用いて、1つの指標値を算出する算出手段と、算出手段が算出した指標値に基づいて、異物の有無を判定する第1判定手段と、受光素子が受光した第1投光素子からの光の量に基づいて異物の有無を判定し、受光素子が受光した第2投光素子からの光の量に基づいて異物の有無を判定し、受光素子が受光した第3投光素子からの光の量に基づいて異物の有無を判定する第2判定手段と、を備える。受光素子が受光する第1投光素子からの光の経路は、出入口側から見た場合に、その一部が、受光素子が受光する第2投光素子からの光の経路と重なる。受光素子が受光する第3投光素子からの光の経路は、出入口側から見た場合に、その一部が、受光素子が受光する第2投光素子からの光の経路と重なる
また、この発明に係るエレベータ装置は、上記ドア装置を備える。
この発明によれば、細い紐状の物体でも検知することができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の要部を示す側面図である。 検知装置の回路構成を示す図である。 図1に示すA部の拡大図である。 検知装置の投光部の要部を上方から見た図である。 乗場の下枠に照射された光を示す図である。 投光部から照射された光のうち受光部に受光される光の経路を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の動作を示すフローチャートである。 検知装置の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の動作を示すフローチャートである。 検知装置の機能を説明するための図である。 検知装置の機能を説明するための図である。 検知装置の機能を説明するための図である。 シミュレーションを行うための検知装置の構成を示す図である。 反射体に照射される光の光量分布を示す図である。 φ3.0mmの紐が移動した時のシミュレーション結果を示す図である。 φ1.5mmの紐が移動した時のシミュレーション結果を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を詳細に説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図では、同一又は相当する部分に、同一の符号を付している。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の要部を示す側面図である。図1は、エレベータのかご1が乗場2の高さに合わせて停止した状態を示している。
エレベータの乗場2は、建物の各階に備えられる。乗場2に、ドア装置3が設けられる。ドア装置3は、下枠4、出入口枠5、ドアパネル6を備える。乗場2の出入口は、下枠4と出入口枠5とによって形成される。
下枠4は、一側面が昇降路7側を向くように乗場2に設けられる。下枠4の一側面は、垂直或いはほぼ垂直に配置される。下枠4は、上面が乗場2の床面と同じ高さに配置される。出入口枠5は、一般に乗場三方枠と呼ばれ、下枠4の上面に立てられる。出入口枠5は、下端部が下枠4に設けられる。ドアパネル6は、乗場2の出入口を開閉する。ドアパネル6は、出入口枠5の昇降路7側に配置される。また、ドアパネル6は、下枠4の上方に配置される。下枠4は、ドアパネル6の下端部の移動を案内するための敷居(図示せず)を備える。
乗場ドアは、ドアパネル6によって要部が構成される。乗場ドアは、ドアパネル6の他に、例えば、ドアパネル6を吊るためのドアハンガーと敷居の溝に配置される脚部とを備える。乗場ドアの構成は、これに限定されない。乗場2に、乗場ドアを駆動するための装置は備えられていない。
かご1は、昇降路7内を昇降する。かご1は、ドア装置8を備える。ドア装置8は、かご1が乗場2の高さに合わせて停止した際に、その乗場2に設けられたドア装置3に対向する。ドア装置8は、下枠9、出入口枠10、ドアパネル11を備える。かご1の出入口は、下枠9と出入口枠10とによって形成される。
下枠9は、一側面が乗場2側を向くようにかご1に設けられる。下枠9の一側面は、垂直或いはほぼ垂直に配置される。下枠9は、上面がかご1の床面と同じ高さに配置される。出入口枠10は、下端部が下枠9に設けられ、下枠9の上面に立てられる。ドアパネル11は、かご1の出入口を開閉する。ドアパネル11は、出入口枠10の乗場2側に配置される。また、ドアパネル11は、下枠9の上方に配置される。下枠9は、ドアパネル11の下端部の移動を案内するための敷居(図示せず)を備える。
かごドアは、ドアパネル11によって要部が構成される。かごドアは、ドアパネル11の他に、例えば、ドアパネル11を吊るためのドアハンガーと敷居の溝に配置される脚部とを備える。かごドアの構成は、これに限定されない。かごドアは、かご1に設けられた駆動装置(図示せず)によって駆動される。かごドアと乗場ドアとに、連結装置(図示せず)が設けられる。駆動装置の駆動力は、連結装置を介してかご1が停止した乗場2の乗場ドアに伝達される。乗場ドアは、かごドアと共に開閉する。
かご1が乗場2の高さに合わせて停止した時、ドア装置3とドア装置8との間に隙間が形成される。具体的には、下枠4の一側面と下枠9の一側面との間に、一定の隙間が形成される。また、ドアパネル6の裏面とドアパネル11の裏面との間に、一定の隙間が形成される。
検知装置12は、ドア装置3とドア装置8との間に異物が存在することを検知する。検知装置12は、小型犬用のリードのような細い紐状の物体がかご1の出入口と乗場2の出入口とを貫通するように配置された場合でも、その物体の存在を検知することができるように構成される。
検知装置12は、投光部13と受光部14と処理部15とを備える。
以下に、図2乃至図6も参照し、検知装置12の構成について説明する。図2は、検知装置12の回路構成を示す図である。図3は、図1に示すA部の拡大図である。図4は、検知装置12の投光部13の要部を上方から見た図である。図4は、図3おけるB矢視に相当する。
投光部13は、かご1に設けられる。投光部13は、異物の検知に必要な光を照射する機能を有する。投光部13は、投光素子16とレンズユニット17と駆動部18とを備える。
投光素子16は、光を照射するための素子である。投光部13に、複数の投光素子16が備えられる。図2等では、投光部13が5つの投光素子16を備える場合を一例として示している。図2等の説明において投光素子を個別に特定する必要がある場合、符号16の後にa乃至eの何れかを付して区別する。
レンズユニット17は、投光素子16から照射された光の進行方向を変える。1つの投光素子16に対して1つのレンズユニット17が設けられる。投光素子16から照射された光は、レンズユニット17を通過することによって平行光或いは平行光に近い光となる。
駆動部18は、投光素子16の動作を制御する。
レンズユニット17の集光レンズとして、凸レンズ又はフレネルレンズが好適である。但し、レンズユニット17は、投光部13に必須の構成要素ではない。例えば、投光素子16として砲弾型のLEDが採用されている場合、レンズユニット17を備えなくても投光素子16からの光の広がりを抑えることができる。
投光素子16及びレンズユニット17は、下枠9の一側面に設けられる。投光素子16からの光は、レンズユニット17を通過した後、乗場2側に向けて斜め上方に照射される。投光素子16は、かご1がエレベータの乗場2の高さに合わせて停止している時に光を照射する。投光素子16から照射された光は、レンズユニット17を通過した後、乗場2の下枠4の一側面に直接照射される。例えば、投光素子16から照射された光は、下枠4に備えられたトーガードに照射される。図5は、乗場2の下枠4に照射された光を示す図である。図5は、図2におけるC矢視に相当する。
投光素子16から照射された光は、下枠4の一側面に照射され、下枠4の一側面で反射する。下枠4の一側面は、投光素子16から照射された光が拡散するように表面が仕上げられている。投光素子16からの光が満遍なく拡散するように、下枠4の一側面に、拡散シート19或いはプリズムシートを設けても良い。
図4は、投光素子16の好適な配置を示す。図4に示す投光素子16は、上下二列に配置される。例えば、上段の投光素子16a乃至16cは、同じ高さに、等間隔に配置される。下段の投光素子16d及び16eは、同じ高さに、投光素子16a乃至16cと同じ間隔で配置される。また、下段の投光素子16は、上方から見て、上段の投光素子16の間に位置するように配置される。例えば、投光素子16dは、上方から見て、投光素子16a及び16bの中間に位置する。投光素子16eは、上方から見て、投光素子16b及び16cの中間に位置する。即ち、投光素子16は、上段と下段とに互い違いに配置される。
投光素子16a乃至16eからの光は、全て同じ方向に照射される。このため、投光素子16a乃至16eからの光が下枠4の一側面に照射される領域は、図5に示すように上下二列に並ぶ。照射領域20aと照射領域20bと照射領域20cとは、同じ高さに一列に並ぶ。照射領域20aは、投光素子16aからの光が下枠4の一側面に照射される領域である。照射領域20bは、投光素子16bからの光が下枠4の一側面に照射される領域である。照射領域20cは、投光素子16cからの光が下枠4の一側面に照射される領域である。
照射領域20dと照射領域20eとは、照射領域20a乃至20cより低い位置で、同じ高さに一列に並ぶ。照射領域20dは、投光素子16dからの光が下枠4の一側面に照射される領域である。照射領域20eは、投光素子16eからの光が下枠4の一側面に照射される領域である。照射領域20dは、上方から見て、照射領域20a及び20bの中間に位置する。照射領域20dは、上方から見て、一側の部分が照射領域20aに重なる。照射領域20dの一側の部分とは、図5において右側の部分である。また、照射領域20dは、上方から見て、他側の部分が照射領域20bに重なる。照射領域20dの他側の部分とは、図5において左側の部分である。
同様に、照射領域20eは、上方から見て、照射領域20b及び20cの中間に位置する。照射領域20eは、上方から見て、一側の部分が照射領域20bに重なる。また、照射領域20eは、上方から見て、他側の部分が照射領域20cに重なる。上述したように、投光素子16a乃至16eから照射された光は、下枠4の一側面で拡散する。
受光部14は、かご1に設けられる。受光部14は、投光部13から照射された光を受光する機能を有する。受光部14は、受光素子21とレンズユニット22と信号増幅・フィルタ部23とを備える。
受光素子21は、光を受光するための素子である。レンズユニット22は、受光素子21に光を集めるための集光レンズを備える。受光素子21及びレンズユニット22は、支持具を介してかご1に設けられる。受光素子21及びレンズユニット22は、例えば、ドアパネル11より上方に配置される。投光素子16から照射された光の一部は、下枠4の一側面で斜め上方に反射する。この反射光は、ドアパネル6とドアパネル11との間を通過し、かご1の出入口より上方で受光素子21に入射する。
図6は、投光部13から照射された光のうち受光部14に受光される光の経路を示す図である。受光素子21が受光する投光素子16a乃至16eからの光の経路は、かご1の出入口側(或いは、乗場2の出入口側)から見た場合に、上下方向に並んで配置される。また、上記経路は、かご1の出入口側から見た場合に、隣接するものの一部同士が互いに重なり合う。例えば、投光素子16dからの光の経路は、図6において右側の部分が投光素子16aからの光の経路に重なる。また、左側の部分は、投光素子16bからの光の経路に重なる。同様に、投光素子16eからの光の経路は、図6において右側の部分が投光素子16bからの光の経路に重なる。左側の部分は、投光素子16cからの光の経路に重なる。
検知装置12では、投光素子16から照射された光が遮断されることによって異物を検知する。即ち、本実施の形態において、検知装置12が異物の存在を検知する範囲(検知範囲)は、かご1の出入口と乗場2の出入口との間に設けられた範囲の一部である。上記かご1の出入口側(或いは、乗場2の出入口側)から見た場合とは、検知範囲を正面から見た場合に相当する。
受光素子21は、受光した光の量に応じた電気信号を出力する。信号増幅・フィルタ部23は、受光素子21から出力された電気信号を増幅し、フィルタリングする。
処理部15は、かご1に設けられる。処理部15は、異物の存在を検知するために必要な情報の処理を行う。処理部15は、信号取得部24と情報処理部25と算出部26と判定部27とを備える。
信号取得部24は、投光部13の駆動部18から信号を取得する。また、信号取得部24は、受光部14の信号増幅・フィルタ部23から信号を取得する。信号取得部24は、取得したアナログ信号をデジタル信号に変換する。
情報処理部25は、算出部26及び判定部27が動作を行う上で必要な情報の処理を行う。情報処理部25を信号取得部24の一機能として構成しても良い。
算出部26は、受光素子21が受光した1つの投光素子16からの光の量ではなく、受光素子21が受光した複数の投光素子16からの光の量に基づいて、1つの指標値を算出する。この指標は、受光素子21が受光した光の量のバランスを表す。
判定部27は、検知範囲に異物が存在するか否かを判定する。判定部27は、算出部26が算出した指標値に基づいて、第1の判定を行う。また、判定部27は、受光素子21が受光した1つの投光素子16からの光の量に基づいて、第2の判定を行う。
ドア制御部28は、かごドアを駆動するための駆動装置を制御する。
次に、図7乃至図10も参照し、本エレベータ装置の動作について説明する。
図7、図9及び図10は、この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置の動作を示すフローチャートである。図7は、エレベータのかご1が目標階に停止してからドア(かごドア及び乗場ドア)の開放動作を開始するまでの動作フローを示している。
エレベータのかご1は、呼びに応答し、目標階に向けて走行する。かご1が目標階に停止すると(S101)、検知装置12は、リファレンス値を取得するための動作を開始する。
かご1が乗場2に停止すると、駆動部18が、投光素子16を点灯させる(S102)。図8は、検知装置12の動作を説明するための図である。駆動部18は、図8に示すように、2つ以上の投光素子16が同時に点灯することがないように、投光素子16を一つずつ順番に点灯させる。本実施の形態では、5つの投光素子16a乃至16eが備えられている。このため、駆動部18は、5つ(N=1〜5)の投光素子16a乃至16eを順番に点灯させる。投光素子16を点灯させる順番は、どのような順番であっても構わない。
例えば、駆動部18は、最初に、投光素子16a(N=1)を一定時間点灯させる。投光素子16aから照射された光は、下枠4の一側面で反射する。下枠4の一側面で反射した光の一部は、受光素子21に受光される。受光部14は、受光素子21が光を受光すると、その受光量に応じた受光信号を処理部15に出力する。受光素子21が受光した光の量は、図8に示す受光信号の高さに相当する。
処理部15では、信号取得部24が受光部14から受光信号を取得する。情報処理部25は、信号取得部24が取得した受光部14からの受光信号に基づいて、受光量I(N=1)を算出する(S103)。
駆動部18は、投光素子16を点灯させると、現在点灯している投光素子16を特定するための点灯信号を処理部15に出力する。例えば、駆動部18は、投光素子16aを点灯させている間、投光素子16aが点灯していることを示す点灯信号を処理部15に出力する。情報処理部25は、信号取得部24が取得した投光部13からの点灯信号に基づいて、受光素子21が受光した光がどの投光素子16から照射された光であるのかを特定する。これにより、受光量IのNの値が決まる。
情報処理部25は、算出した受光量I(N=1)をリファレンス値IN_ref(N=1)として記憶領域に保存する(S104)。
駆動部18は、投光素子16aを点灯させてから一定時間が経過すると、投光素子16aを消灯させる。投光素子16aを消灯させた後、駆動部18は、投光素子16b(N=2)を一定時間点灯させる。そして、情報処理部25は、上記と同様の手順により、受光量I(N=2)を算出する。情報処理部25は、算出した受光量I(N=2)をリファレンス値IN_ref(N=2)として保存する。
駆動部18は、投光素子16bを点灯させてから一定時間が経過すると、投光素子16bを消灯させる。その後、検知装置12は、駆動部18によって投光素子16c乃至16e(N=3〜5)を順次点灯させることにより、受光量I(N=3〜5)を算出し、リファレンス値IN_ref(N=3〜5)を保存する。
検知装置12において全てのリファレンス値IN_ref(N=1〜5)の保存が完了すると、ドア制御部28は、かごドア及び乗場ドアの開放動作を開始する(S105)。
図9は、目標階においてドアの開放動作が開始されてからの動作フローを示している。
S105においてドアの開放動作が開始されると、検知装置12は、異物の存在を検出するための動作を開始する(S201)。また、検知装置12は、異物の存在を検出したか否かを判定する(S202)。S202において異物の存在が検出されると、ドア制御部28は、ドアの閉鎖動作を行わない。S202において異物の存在が検出されていないことを条件に、ドア制御部28は、ドアの閉鎖動作を開始する(S203)。
ドア制御部28によってドアの閉鎖動作が開始されると、検知装置12は、異物の存在を検出するための動作を行う(S204)。また、検知装置12は、異物の存在を検出したか否かを判定する(S205)。ドアの閉鎖動作が行われている時に検知装置12によって異物の存在が検出されると、ドア制御部28は、ドアの反転動作を行う(S206)。その後、ドアが全開すると、検知装置12は、異物の存在を検出するための動作を再開する(S201)。
検知装置12は、ドアが完全に閉まるまで、異物の有無を判定する。異物の存在が検出されることなくドアが完全に閉まると(S207のYes)、検知装置12は動作を終了する。
図10は、異物の有無を判定するための動作フローを示している。図9のS201及びS202において、図10に示す動作が行われる。また、図9のS204及びS205において、図10に示す動作が行われる。
図10のS301及びS302に示す動作は、図7に示すS102及びS103に示す動作と同様である。即ち、駆動部18は、投光素子16を点灯させる(S301)。駆動部18は、図8に示すように、2つ以上の投光素子16が同時に点灯することがないように、投光素子16を一つずつ順番に点灯させる。受光素子21が光を受光すると、その受光量に応じた受光信号が受光部14から処理部15に出力される。情報処理部25は、信号取得部24が取得した受光部14からの受光信号に基づいて受光量I(N=1〜5)を算出する(S302)。
情報処理部25は、S104で記憶したリファレンス値IN_ref(N=1〜5)を読み出す(S303)。また、情報処理部25は、受光量の変化量ΔI(N=1〜5)を算出する(S304)。情報処理部25は、S303で読み出したリファレンス値IN_refからS302で算出した受光量Iを減算することにより、変化量ΔIを算出する。例えば、情報処理部25は、I1_refからIを減算することにより、変化量ΔIを得る。
判定部27は、S304で算出された変化量ΔIが基準値α以上であるか否かを判定する(S305)。判定部27は、各変化量ΔIについて基準値αとの比較を行う。例えば、判定部27は、変化量ΔIが基準値α以上であるか否かを判定する。次に、判定部27は、変化量ΔIが基準値α以上であるか否かを判定する。判定部27は、何れかの変化量ΔIが基準値α以上である場合に、検知範囲に異物が存在することを検出する(S306)。例えば、投光素子16aからの光が犬用のリードによって大きく遮られている場合、ΔI≧αとなる。かかる場合、S305においてYesの判定がなされ、異物の存在が検出される。
各変化量ΔIが基準値αより小さい場合、算出部26は、指標値Yを算出する(S307)。上述したように、Yは、受光素子21が複数の投光素子16から受光した光の量のバランスを表す指標である。算出部26は、S302で算出した受光量IとS303で読み出したリファレンス値IN_refとに基づいて、次式を用いて指標値Yを算出する。
Figure 0006079468
判定部27は、S307で算出された指標値Yが基準値β以上であるか否かを判定する(S308)。判定部27は、指標値Yが基準値β以上である場合に、検知範囲に異物が存在することを検出する(S306)。判定部27は、S308において指標値Yが基準値βより小さい場合に、検知範囲に異物が存在しないことを検出する(S309)。
次に、図11乃至図17も参照し、上記指標値Yに基づいて異物の存在を検出することの効果について詳しく述べる。図11乃至図13は、検知装置12の機能を説明するための図である。
図11は、投光部13に3つの投光素子16が備えられた例を示している。図11等の説明において投光素子を個別に特定する必要がある場合、符号16の後にf乃至hの何れかを付して区別する。
投光素子16f乃至16hは横一列に配置され、下枠4(反射体)に光を照射する。反射光1は、下枠4で反射した投光素子16fからの光のうち、受光素子21によって受光される光を示している。反射光1の光軸を光軸1と表記する。反射光2は、下枠4で反射した投光素子16gからの光のうち、受光素子21によって受光される光を示している。反射光2の光軸を光軸2と表記する。反射光3は、下枠4で反射した投光素子16hからの光のうち、受光素子21によって受光される光を示している。反射光3の光軸を光軸3と表記する。図11に示す例では、受光素子21は無限遠に配置される。
照射領域20fと照射領域20gと照射領域20hとは、下枠4の一側面上で横一列に並ぶ。照射領域20fは、投光素子16fからの光が下枠4の一側面に照射される領域である。照射領域20gは、投光素子16gからの光が下枠4の一側面に照射される領域である。照射領域20hは、投光素子16hからの光が下枠4の一側面に照射される領域である。
中央の照射領域20gは、一側の部分が照射領域20fに重なる。照射領域20gの一側の部分とは、図11において左側の部分である。反射光2の一部は、反射光1の一部と同じ経路を通過する。また、照射領域20gは、他側の部分が照射領域20hに重なる。照射領域20gの他側の部分とは、図11において右側の部分である。反射光2の一部は、反射光3の一部と同じ経路を通過する。
なお、照射領域20fの中心位置と照射領域20gの中心位置との間隔は、下枠4の一側面上における投光素子16g(或いは、投光素子16f)からの光の光量分布の半値幅程度であることが好ましい。同様に、照射領域20gの中心位置と照射領域20hの中心位置との間隔は、下枠4の一側面上における投光素子16g(或いは、投光素子16h)からの光の光量分布の半値幅程度であることが好ましい。
図11は、反射光1乃至3が紐29によって遮られていない状態を示している。図11(b)は、図11(a)に示す状態での受光素子21の受光量を示す。図11に示す紐29の径は、下枠4の一側面からの反射光(例えば、反射光1)の幅より小さい。或いは、図11に示す紐29の径は、下枠4の一側面からの反射光(例えば、反射光1)の幅と同程度である。
図12は、図11に示す状態から紐29が移動し、紐29が光軸1上に配置された状態を示している。図12(b)は、図12(a)に示す状態での受光素子21の受光量を示す。紐29が光軸1上に配置されると、投光素子16fからの光が紐29によって大きく遮られる。これにより、受光素子21によって受光される投光素子16fからの光の量は、大きく低下する。また、紐29が光軸1上に配置されると、投光素子16gからの光が紐29によって僅かに遮られる。これにより、受光素子21によって受光される投光素子16gからの光の量は、僅かに低下する。
例えば、図9のS201又はS204において異物の検出動作が行われている時に紐29が光軸1上に配置されると、図10のS305においてYesの判定がなされる。これにより、判定部27は、S306において異物の存在を検出する。
図13は、図12に示す状態から紐29が更に移動し、紐29が光軸1と光軸2との間に配置された状態を示している。図13(b)は、図13(a)に示す状態での受光素子21の受光量を示す。紐29が光軸1と光軸2との間に配置されると、投光素子16fからの光が紐29によって僅かに遮られる。これにより、受光素子21によって受光される投光素子16fからの光の量は、僅かに低下する。また、紐29が光軸1と光軸2との間に配置されると、投光素子16gからの光が紐29によって僅かに遮られる。これにより、受光素子21によって受光される投光素子16gからの光の量は、僅かに低下する。
図9のS201又はS204において異物の検出動作が行われている時に紐29が光軸1と光軸2との間に配置されると、図10のS305においてNoの判定がなされる場合がある。図10のS305においてNoの判定がなされると、算出部26は、次式に基づいて指標値Yを算出する。次式は、上記式1を一般化したものに相当する。
Figure 0006079468
ここで、
i:各光軸の対応番号
I(i、t):時刻tにおける光軸iに対応する受光量
ref(i):光軸iに対応するリファレンス値(紐29がない時の受光量)
である。指標値Yは、光軸iに対応する受光量Iの変化量ΔIを、i=1〜Nについて全て掛け合わせた累積積である。
指標値Yは、隣り合う3つの投光素子16について算出されることが好ましい。図4に示すように投光部13に5つの投光素子16a乃至16eが備えられている場合、投光素子16a乃至16eについて1つの指標値Yを算出しても良い。しかし、好ましくは、投光素子16a、16d及び16bについて1つの指標値Yを算出する。また、投光素子16d、16b及び16eについて1つの指標値Yを算出する。更に、投光素子16b、16e及び16cについて1つの指標値Yを算出する。そして、算出された指標値Yのそれぞれを基準値βと比較する。
紐29が光軸1と光軸2との間に配置されていれば、図10のS308においてYesの判定がなされる。これにより、判定部27は、S306において異物の存在を検出する。
次に、検知装置12を用いたシミュレーション結果を示す。
図14は、シミュレーションを行うための検知装置12の構成を示す図である。図14に示す構成は、基本的に図11に示す構成と同じである。表1に、より詳細な仕様を示す。
Figure 0006079468
対象物は、小型犬用のリードを想定したφ1.5mm及びφ3mmの紐29である。
図15は、反射体に照射される光の光量分布を示す図である。具体的に、図15は、
図14に示す矢印D方向における光量分布を示す。反射体は、投光素子16からの光が照射される部分である。図1に示す構成であれば、下枠4が反射体である。受光素子21は無限遠に配置される。また、受光素子21が受光する光の量は、反射体上に照射される光量分布の積算に比例するものとする。
図16は、φ3.0mmの紐29が移動した時のシミュレーション結果を示す図である。図17は、φ1.5mmの紐29が移動した時のシミュレーション結果を示す図である。紐29は、長手が反射光1乃至3の光軸と直交する方向に配置された状態で、図14に示す位置から、下記位置a及びbを通過し、位置cで停止する。
位置a:反射光1のすそ(−σ)の位置
位置b:光軸1の中心位置
位置c:光軸1と光軸2との中間位置
図16(a)及び図17(a)は、経過時間に対する紐29の位置を示す。図16(b)及び図17(b)は、受光素子21が受光する光の量を示す。図16(c)及び図17(c)は、経過時間に対する指標値Yを示す。
本シミュレーションでは、−1dB程度の計測ノイズを付加している。対象物のサイズが小さい場合、対象物が移動しても受光素子21による受光量の変化は小さい。しかし、図16及び図17から分かるように、本指標を用いることにより、サイズが小さい対象物が光軸の間に配置された場合であっても、異物の存在を精度良く検知することができる。
上記構成を有するエレベータ装置であれば、小型犬用のリードのような細い紐状の物体がかご1の出入口と乗場2の出入口とを貫通するように配置された場合でも、その物体の存在を検知することができる。
本実施の形態における検知装置12では、かご1が乗場2に着床した際に、ドアを開放する前にリファレンス値を取得する。このように、異物が確実に存在しない時の受光量をリファレンスとした差分値に基づいて異物の有無を判定するため、十分なダイナミックレンジを確保することができる。なお、下枠4の一側面は、各乗場2において状態が異なる。かご1が乗場2に着床する度にリファレンス値を取得すれば、下枠4の状態によって誤った判定がなされることを防止することができる。
本実施の形態では、算出部26が指標値Yとして累積積を算出する場合について説明した。算出部26は、指標値Yとして相関関数Z或いは総和Sを算出しても良い。
相関関数Zは、例えば、光軸iに対応する受光量Iを用いて、次式より求めることができる。
Figure 0006079468
また、総和Sは、例えば、光軸iに対応する受光量Iを用いて、次式より求めることができる。
Figure 0006079468
本実施の形態では、投光素子16からドア装置3を構成する部材に光を照射する場合について説明した。投光素子16からの光を照射するための反射体として、ドア装置3に専用の部材を設けても良い。
本実施の形態では、投光素子16及び受光素子21がドア装置8に設けられている場合について説明した。投光素子16及び受光素子21をドア装置3に設けても良い。かかる場合、投光素子16からの光は、ドア装置8の下枠9の一側面に照射される。下枠9の一側面で反射した光は、乗場2の出入口の上方に配置された受光素子21に受光される。
本実施の形態では、投光素子16がドア装置8の下枠9に設けられている場合について説明した。投光素子16をかご1の出入口の上方に配置しても良い。かかる場合、受光素子21は、かご1の出入口の下方に配置される。例えば、受光素子21は、下枠9の一側面に設けられる。なお、投光素子16及び受光素子21をドア装置3に設けた場合でも同様に配置することができる。但し、受光素子21を出入口の下方に配置した場合は、受光素子21及びレンズユニット17が上向きに配置される。ゴミによって光が遮られることを考慮すると、受光素子21は、出入口の上方に下向きに配置することが好ましい。
本実施の形態では、投光素子16からの光を反射体に照射し、反射体で反射させることによって光を拡散させる場合について説明した。投光素子16からの光をスクリーンに照射し、スクリーンを透過させることによって光を拡散させても良い。かかる場合、反射体を備える必要はない。
本実施の形態では、両開き方式のドア装置3及びドア装置8について説明した。ドア装置3及びドア装置8は、片開き方式であっても良い。
本実施の形態では、検知装置12を備えたエレベータ装置について説明した。上記機能を有する検知装置12は、建物の出入口に設置された自動ドア等への適用も可能である。また、ドア装置以外のものにも適用は可能である。
1 かご、 2 乗場、 3 ドア装置、 4 下枠、 5 出入口枠、 6 ドアパネル、 7 昇降路、 8 ドア装置、 9 下枠、 10 出入口枠、 11 ドアパネル、 12 検知装置、 13 投光部、 14 受光部、 15 処理部、 16、16a〜16h 投光素子、 17 レンズユニット、 18 駆動部、 19 拡散シート、 20a〜20h 照射領域、 21 受光素子、 22 レンズユニット、 23 信号増幅・フィルタ部、 24 信号取得部、 25 情報処理部、 26 算出部、 27 判定部、 28 ドア制御部、 29 紐

Claims (9)

  1. 第1投光素子及び第2投光素子を含む複数の投光素子と、
    受光素子と、
    前記受光素子が受光した前記第1投光素子からの光の量と前記受光素子が受光した前記第2投光素子からの光の量とを少なくとも用いて、1つの指標値を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した指標値に基づいて、検知範囲に存在する異物の有無を判定する第1判定手段と、
    前記受光素子が受光した前記第1投光素子からの光の量に基づいて前記検知範囲に存在する異物の有無を判定し、前記受光素子が受光した前記第2投光素子からの光の量に基づいて前記検知範囲に存在する異物の有無を判定する第2判定手段と、
    を備え、
    前記受光素子が受光する複数の前記投光素子から照射された光の経路は、前記検知範囲を正面から見た場合に、隣接するものの一部同士が互いに重なり合い、
    前記受光素子が受光する前記第1投光素子からの光の経路は、前記検知範囲を正面から見た場合に、その一部が、前記受光素子が受光する前記第2投光素子からの光の経路と重なる検知装置。
  2. 2つ以上の前記投光素子が同時に点灯することがないように、前記投光素子を順番に点灯させる駆動部と、
    を備えた請求項1記載の検知装置。
  3. 複数の前記投光素子は、複数列に配置され、反射体に向けて光を照射し、
    前記投光素子からの光が前記反射体に照射される領域は、前記反射体の表面で複数列に配置され、
    前記受光素子は、前記反射体で反射された前記投光素子からの光を受光する
    請求項1又は請求項に記載の検知装置。
  4. 複数の前記投光素子は、反射体に向けて光を照射し、
    前記投光素子からの光が前記反射体に照射される領域は、隣接するものの一部同士が互いに重なり合い、
    前記受光素子は、前記反射体で反射された前記投光素子からの光を受光する
    請求項1又は請求項に記載の検知装置。
  5. 第1投光素子、第2投光素子及び第3投光素子と、
    受光素子と、
    前記受光素子が受光した前記第1投光素子からの光の量と前記受光素子が受光した前記第2投光素子からの光の量と前記受光素子が受光した前記第3投光素子からの光の量とを少なくとも用いて、1つの指標値を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した指標値に基づいて、検知範囲に存在する異物の有無を判定する第1判定手段と、
    前記受光素子が受光した前記第1投光素子からの光の量に基づいて前記検知範囲に存在する異物の有無を判定し、前記受光素子が受光した前記第2投光素子からの光の量に基づいて前記検知範囲に存在する異物の有無を判定し、前記受光素子が受光した前記第3投光素子からの光の量に基づいて前記検知範囲に存在する異物の有無を判定する第2判定手段と、
    を備え、
    前記受光素子が受光する前記第1投光素子からの光の経路は、前記検知範囲を正面から見た場合に、その一部が、前記受光素子が受光する前記第2投光素子からの光の経路と重なり、
    前記受光素子が受光する前記第3投光素子からの光の経路は、前記検知範囲を正面から見た場合に、その一部が、前記受光素子が受光する前記第2投光素子からの光の経路と重なる
    検知装置。
  6. エレベータのかごに設けられた第1ドア装置と、
    前記かごが停止する乗場に設けられた第2ドア装置と、
    請求項1から請求項の何れか一項に記載の前記検知装置と、
    を備えたエレベータ装置。
  7. 出入口を開閉するドアと、
    第1投光素子及び第2投光素子を含む複数の投光素子と、
    受光素子と、
    前記受光素子が受光した前記第1投光素子からの光の量と前記受光素子が受光した前記第2投光素子からの光の量とを少なくとも用いて、1つの指標値を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した指標値に基づいて、異物の有無を判定する第1判定手段と、
    前記受光素子が受光した前記第1投光素子からの光の量に基づいて異物の有無を判定し、前記受光素子が受光した前記第2投光素子からの光の量に基づいて異物の有無を判定する第2判定手段と、
    を備え、
    前記受光素子が受光する複数の前記投光素子から照射された光の経路は、前記出入口側から見た場合に、隣接するものの一部同士が互いに重なり合い、
    前記受光素子が受光する前記第1投光素子からの光の経路は、前記出入口側から見た場合に、その一部が、前記受光素子が受光する前記第2投光素子からの光の経路と重なるドア装置。
  8. 出入口を開閉するドアと、
    第1投光素子、第2投光素子及び第3投光素子と、
    受光素子と、
    前記受光素子が受光した前記第1投光素子からの光の量と前記受光素子が受光した前記第2投光素子からの光の量と前記受光素子が受光した前記第3投光素子からの光の量とを少なくとも用いて、1つの指標値を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した指標値に基づいて、異物の有無を判定する第1判定手段と、
    前記受光素子が受光した前記第1投光素子からの光の量に基づいて異物の有無を判定し、前記受光素子が受光した前記第2投光素子からの光の量に基づいて異物の有無を判定し、前記受光素子が受光した前記第3投光素子からの光の量に基づいて異物の有無を判定する第2判定手段と、
    を備え、
    前記受光素子が受光する前記第1投光素子からの光の経路は、前記出入口側から見た場合に、その一部が、前記受光素子が受光する前記第2投光素子からの光の経路と重なり、
    前記受光素子が受光する前記第3投光素子からの光の経路は、前記出入口側から見た場合に、その一部が、前記受光素子が受光する前記第2投光素子からの光の経路と重なるドア装置。
  9. 請求項又は請求項に記載のドア装置を備えたエレベータ装置。
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