JP6077732B2 - 染毛方法 - Google Patents

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Description

本発明は、2剤式エアゾール泡状染毛剤を用いて染毛する染毛方法に関する。
従来、噴射剤を用いて染毛剤を泡状に吐出する2剤式エアゾール泡状染毛剤が知られている(例えば特許文献1、特許文献2)。2剤式エアゾール泡状染毛剤は、染毛剤の一般的な剤型である液状、クリーム状の剤型と比べて、エアゾールのボタンを押すだけで染毛剤を吐出できるなど操作性が簡便であり、外気との接触がないため酸化染料の劣化がなく、何回にも分けて使用可能であるメリットがある。
しかしながら2剤式エアゾール式泡状染毛剤は、吐出された泡の見た目の嵩高さから、従来の染毛剤と比べ、染毛時の全塗布量が少なくなりがちである。塗布量が少ないと十分な染まりが得られない。そのこともあって、2剤式エアゾール式泡状染毛剤を毛髪に適用する際には、コームスルーなどにより破泡させるのが良い、ということが技術常識であった(例えば、特許文献1、特許文献2)。そして、毛髪に適用され破泡した後の染毛剤は、十分な染まりを得る観点や、放置中の液ダレを防止する観点から、クリーム状となるようにし、その後はそのまま放置して染毛することが技術常識であった。また、エアゾール染毛剤の泡は、高圧のエアゾール容器から吐出された剤中の噴射剤が気化することで形成されるものであるため、いったん破泡した後は、噴射剤によって再び泡を形成することは不可能である。
特開平9-136818号公報 特開2003-73240号公報
ところが、破泡した後にクリーム状となった染毛剤は、毛髪上での延びが悪く、毛髪の根元から毛先まで均一に染めることが難しかった。しかも、別々のエアゾール容器から吐出される第1剤の泡と第2剤の泡とを、短時間に効率よく均一に混合することは実際には困難である。一方で、破泡した後、クリーム状となった剤で染色を試みようとすると、剤の延びが悪いことに加え、髪のどの部分に適用したのかが見た目に分かりづらいため、熟練した人であっても均一に染めることは困難であった。
そこで本発明は、2剤式エアゾール泡状染毛剤を用いて、慣れない人でも簡単に、毛髪の根元から毛先まで、また適用した範囲の全体にわたって、ムラなく均一に、十分に染めることができる染毛方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、2剤式エアゾール式泡状染毛剤を用いて染毛するにあたって、毛髪に適用する際に破泡させた後そのまま放置する染毛方法とは異なり、適用した染毛剤を毛髪上で再度泡立てて染毛する方法を試みたところ、意外にも染毛剤が根元から毛先まで行きわたり、慣れない人でも簡単に、毛髪の根元から毛先まで、また適用した範囲の全体にわたって、ムラなく均一に染めることができ、しかも十分な染まりが得られることが分かった。
すなわち本発明は、次の第1剤及び第2剤からなるエアゾール泡状染毛剤の各容器から第1剤及び第2剤を吐出させ、その吐出物を毛髪に適用した後、毛髪上で再度泡立てる染毛方法を提供するものである。
・第1のエアゾール容器中に収められた、成分(A)、(C)及び(D)を含有する第1剤原液及び噴射剤からなる第1剤
(A)アルカリ剤
(C)界面活性剤
(D)水
・第2のエアゾール容器中に収められた、成分(B)、(C)及び(D)を含有する第2剤原液及び噴射剤からなる第2剤
(B)過酸化水素
(C)界面活性剤
(D)水
本発明の染毛方法によれば、慣れない人でも簡単に、毛髪の根元から毛先まで、また適用した範囲の全体にわたって、ムラなく均一に染めることができ、しかも十分な染まりが得られる。
《定義》
本明細書において「再度泡立てる」とは、泡の体積を増大させる行為をいい、ここでいう「泡」とは、一つ一つの泡沫(bubble)ではなく、その集合(foam)をいう。
本明細書において「毛髪」とは、頭髪、眉毛、腋毛、かつら、トレスのいずれをも含む概念であるが、好ましくは頭髪である。本明細書において「頭髪」とは頭に生えた状態の毛髪のことをいい、かつらやトレスといった頭から切り離された毛髪は含まない概念である。また頭髪であれば、人形であっても、どのような動物であってもよいが、人間の頭髪が好ましい。
本明細書において「染毛剤」とは、便宜上、染料を含有する染毛剤のみならず、染料を含有しない脱色剤をも含む概念である。
本明細書において「エアゾール泡状染毛剤」とは、高圧のエアゾール容器から吐出された剤中の噴射剤が気化することで泡状の染毛剤が形成されるものをいう。本発明において、泡が形成される時期は吐出直後であってもよく、吐出から若干遅延するような剤型、すなわち吐出直後はクリーム状ないしはジェル状であるが、外部からの熱や力などが加わることで泡に変化する形態であってもよい。より好ましくは吐出直後に泡となる剤型である。
本明細書において、吐出直後に泡となった剤、吐出直後のクリーム状ないしはジェル状の剤、及びこのクリーム状ないしはジェル状の剤が泡に変化した後の剤を、一括して「剤」ともいう。
本明細書において「染毛」とは、便宜上、染毛剤を用いた染毛のみならず、脱色剤を用いた脱色をも含む概念である。
本明細書において「原液」とは、エアゾール容器中の噴射剤以外の成分の全体を指すものとする。
二剤式エアゾール泡状染毛剤は、使用直前に第1剤と第2剤とを混合する必要があるため、第1剤と第2剤は、それぞれ噴射剤と共に、別々のエアゾール容器に封入される必要がある。よって、第1剤と第2剤とが別々のエアゾール容器から噴射剤の圧力により吐出されると、噴射剤が気化することにより第1剤の泡、第2剤の泡が別々に形成される。別々に形成された泡は、毛髪に適用する前、あるいは適用後の毛髪の上で混合される。この混合の際に、気化した噴射剤は散逸する一方で、残った第1剤の原液と第2剤の原液とがいったん原液状態にもどり、ないし泡の状態のまま混合される。このような使用実態を考慮し、本明細書中に限って、単に「混合液」というときは、(別々のエアゾールフォーマー容器中に存在する第1剤と第2剤の原液同士が容器中で混合される場面は無いものの)便宜上第1剤と第2剤の原液同士を混合した液をいうものとする。同様に第1剤の泡と第2剤の泡を混合して出来た泡を、本明細書中に限って便宜上単に「混合液の泡」ともいうものとする。
《染毛手順》
本発明の染毛方法において、吐出した剤の適用の前に、予め毛髪を梳かしておくことが好ましい。これにより、再度泡立てる処理中に毛髪がからみにくくなるので、泡状染毛剤が飛び散るおそれがない。また、毛髪を梳かした後、染毛剤組成物の適用で汎用されているブロッキング操作を行う必要はなく、更にはブロッキング操作を行わないことが好ましい。これにより、後述する泡状染毛剤を毛髪に適用する操作や再度泡立てる操作がやりやすくなる。
泡状染毛剤を適用する毛髪は、ムラが無くかつ十分な染毛効果を得るとともに、液ダレを防止する観点から、染毛処理の段階で整髪料が適用されていないことが好ましい。また、混合液が薄まらず、ムラが無くかつ十分な染毛効果を得るとともに、液ダレを防止する観点から、乾いた毛髪であることが好ましい。染毛処理の直前に洗髪を行う場合には、染毛処理を行うまでに毛髪を乾燥させることが好ましい。毛髪を乾燥させるとは、少なくとも洗髪によって付着した水を主とする液体が、自然状態で垂れない程度まで除かれていることをいう。具体的には、タオルドライ状態やドライヤー乾燥状態とすることが好ましい。
エアゾール容器内の原液と噴射剤とを良好に混合させ、別々にエアゾール容器から吐出した第1剤と第2剤のそれぞれが毛髪に適用しやすい泡となるようにする観点から、エアゾール容器から第1剤、第2剤それぞれの剤を吐出させる前には、エアゾール容器を振盪させることが好ましい。
振盪の程度としては、振盪の割合は、好ましくは1秒あたり0.5〜5往復、より好ましくは1〜4往復、更に好ましくは2〜3往復である。振盪の幅は、好ましくは5〜50cm、より好ましくは10〜40cm、更に好ましくは20〜30cmである。振盪回数は、好ましくは2〜20往復、より好ましくは3〜15往復、更に好ましくは4〜10往復である。その後、時間を置かずに(好ましくは10分以内、更には5分以内、更には3分以内)染毛剤を吐出させることが好ましい。
2剤式エアゾール泡状染毛剤は、使用直前に第1剤と第2剤とを混合して染毛処理を行う。本発明において、第1剤と第2剤との混合は、
1)第1剤と第2剤とをエアゾール容器から別々に吐出させた後、毛髪に適用する前に混合する
2)第1剤と第2剤とをエアゾール容器から別々に吐出させた後、毛髪に適用する際に混合する
3)第1剤と第2剤とをエアゾール容器から別々に吐出させた後、毛髪に適用後に毛髪上で混合する
のいずれであってもよい。第1剤と第2剤との好ましい混合比は、原液基準で、およそ2:1〜1:2、さらに好ましくはほぼ1:1である。
吐出させた第1剤と第2剤は、いったん手やブラシに取った後、あるいは直接、毛髪に適用する。ここで手を用いる場合は、手袋を装着することが好ましい。本発明の染毛方法によれば、一般に染毛剤組成物の適用で汎用されているブロッキング操作は不要であるので、短時間で染毛剤を適用することができる。よって染毛剤を適用する毛髪部位はどこからでもよく、従来の液状乃至クリーム状の2剤式染毛剤組成物のように襟足から適用することは不要である。気になる部分から適用すればよく、毛髪の生え際又は分け目部分から適用することが好ましい。
泡をレモンの大きさ程度に吐出させると、片手に取るのにちょうどよく、しかも手で毛髪に適用しやすいので好ましい。この場合、一方の手でエアゾール容器の操作を行い、もう一方の手で泡を取る。そしていったん手に取った泡を毛髪に適用した後、再度泡を手に吐出し毛髪に適用する操作を繰り返す。この一連の操作は、非常に簡便かつ短時間で行うことができる。
また、泡を適用する範囲は、毛髪全体であってもよく、特定の部分のみであってもよい。
次いで適用した泡を毛髪上で再度泡立てる。再度泡立てるには、ガスを注入しても、振動機やブラシのような器具を用いても、あるいは指を用いてもよいが、毛髪の根元にも泡を十分に行き亘らせることが可能になるので、指を用いるのがより好ましい。振動機やブラシ、あるいは指を用いて泡立てる速度は、泡が飛び散らないように制御されていることが好ましい。
ここで再度泡立てる時期は、完全に泡が消えた後であってもよく、泡が消える途中であってもよく、あるいは適用した泡が変化する前であってもよい。あるいは泡を適用したい範囲全てに適用完了した後であっても、適用途中であってもよい。再度泡立ては、連続的に1回行ってもよく、断続的に複数回繰り返してもよい。ここで、再度泡立てるために用いる、振動機やブラシあるいは指が毛髪の一部と連続して接触し続けているか、又は一旦離れる時があっても1秒以内に再び接触するならば、再度泡立ては連続的である。要は適用した場所を観察し、適宜泡立てればよい。消えかかった泡を再度泡立たせることにより、泡の性質にかかわらず染毛剤を簡便に延べ広げることができ、慣れない人であっても適用したい範囲を確実に染めることができる。加えて再度泡立てる操作によって、第1剤の泡と第2剤の泡を、特別意識しなくても均一に混合することができる。また、早い時期に再度泡立て、適用したい範囲に剤をすばやく広げることにより、適用範囲内における剤の放置時間に差ができることを防止し、色ムラを防止することができる。時期としては、吐出させた剤の毛髪への適用完了後5分以内であることが好ましく、更には3分以内、特に1分以内であることが好ましい。
以下、剤の吐出から、毛髪への塗布、再度泡立てするまでの工程における好ましい手順の具体例について、部分染めと全頭染めに分けて例示する。
●部分染め
手順例1)片手やブラシ等に適量の剤を吐出させ、毛髪の一部に塗布し、1回の再度泡立てを1秒〜10分間、好ましくは3秒〜3分間かけて行う。
手順例2)片手やブラシ等に適量の剤を吐出させ、毛髪の一部に塗布し、再度泡立てを2〜30回、1回当たり1秒〜10分間、好ましくは3秒〜3分間かけて行う。合計では、2秒〜20分間、好ましくは5秒〜5分間かけて行う。
●全頭染め
手順例3)片手に適量の剤を吐出させ、毛髪の一部に塗布し、1回の再度泡立てを3秒〜10分間、好ましくは5秒〜3分間かけて行う。この操作を繰り返して全頭に塗布する。
手順例4)片手に適量の剤を吐出させ、毛髪の一部に塗布し、1回の再度泡立てを3秒〜10分間、好ましくは5秒〜3分間かけて行う。この操作を繰り返して全頭に塗布後、1回の再度泡立てを3秒〜10分間、好ましくは5秒〜3分間かけて行う。更に片手に適量の剤を吐出させ、毛髪の一部に追加塗布し、全頭に亘って1回の再度泡立てを3秒〜10分間、好ましくは5秒〜3分間かけて行う。
手順例5)片手に適量の剤を吐出させ、毛髪の一部に塗布し、1回の再度泡立てを3秒〜10分間、好ましくは5秒〜3分間かけて行う。この操作を繰り返して全頭に塗布する。全頭への塗布終了後、1回の再度泡立てを3秒〜10分間、好ましくは5秒〜5分間かけて行う。
手順例6)片手に適量の剤を吐出させ、毛髪の一部に塗布し、1回の再度泡立てを3秒〜10分間、好ましくは5秒〜3分間かけて行う。この操作を繰り返して全頭に塗布する。全頭への塗布終了後、全頭での再度泡立てを2〜30回、1回当たり3秒〜10分間、好ましくは5秒〜3分間かけて行う。合計では、6秒〜20分間、好ましくは10秒〜5分間かけて行う。
手順例7)ブラシに適量の剤を吐出させ、毛髪の一部に塗布する。この操作を繰り返して全頭に塗布し、同じブラシを用いて再度泡立てを3秒〜10分間、好ましくは5秒〜5分間かけて全頭に施す。
手順例8)ブラシに適量の剤を吐出させ、毛髪の一部に塗布し、1回の再度泡立てを同じブラシ又は手で3秒〜10分間、好ましくは5秒〜3分間かけて行う。この操作を繰り返して全頭に塗布する。全頭への塗布終了後、同じブラシ又は手を用いて、1回の再度泡立てを3秒〜10分間、好ましくは5秒〜5分間かけて行う。
再度泡立てる範囲は毛髪全体であってもよく、特定の部分のみであってもよい。毛髪全体を再度泡立てると、後頭部の髪といった確認しづらい部分に泡を適用し忘れた場合でも泡を行き亘らせることができるので、染め残しを防止することができる。部分染めで特定の部分のみ再度泡立てると、染めた境界をぼかすことができ、自然な仕上がりとなる。また、再度の泡立てを行うと、泡が行き亘った部分の視認が非常に容易になるため、染めたい部分の染め残しを防止できる。
泡適用完了後は3〜60分程度、好ましくは5〜45分程度の時間を置いた後、洗い流す。本発明において、上記の泡適用完了後の時間とは、全頭あるいは所望の部分に泡を全て適用完了した後、洗い流すまでにおける全所要時間をいい、単に放置する時間以外に再度の泡立てに要する時間を含む概念である。その後、適宜シャンプーやリンスをした後水洗して、髪を乾かす。
《エアゾール泡状染毛剤》
本発明において用いるエアゾール泡状染毛剤は、第1剤原液に(A)アルカリ剤、(C)界面活性剤、及び(D)水を含有し、第2剤原液に(B)過酸化水素、(C)界面活性剤、及び(D)水を含有する。
〔(A)アルカリ剤〕
第1剤が含有するアルカリ剤としては、例えば、アンモニア、エタノールアミン等のアルカノールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等を使用することができる。また、適宜、緩衝剤として、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、塩化アンモニウム等のアンモニウム塩や、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム等の炭酸塩などを添加することができる。
本発明で用いるエアゾール泡状染毛剤における第1剤の原液と第2剤の原液との混合液のpHは、8〜11、更には9〜11が好ましい。混合液中のアルカリ剤の含有量は、混合液のpHが上記となるように適宜調整され、アルカリ剤の種類にもよるが好ましくは0.1〜10質量%である。
〔(B)過酸化水素〕
第2剤原液中の過酸化水素の含有量は、1〜9質量%、更には3〜6質量%が好ましく、第1剤原液と第2剤原液との混合液中における過酸化水素の含有量は、1〜6質量%、更には2〜5質量%が好ましい。また、第2剤原液のpHは、過酸化水素の分解抑制のため、2〜6、更にはpH2.5〜4とすることが好ましい。
〔(C)界面活性剤〕
・アニオン界面活性剤
アニオン界面活性剤としては、アルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩等の硫酸エステル塩類;脂肪酸塩、N-アシルアミノ酸塩(N-アシルサルコシン塩、N-アシルグルタミン酸塩、N-アシルグリシン塩等)、コハク酸アルキル又はコハク酸アルケニルの塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩、脂肪酸アミドエーテル酢酸塩等のカルボン酸塩類;アルキルリン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩等のリン酸エステル塩類;ポリオキシアルキレンアルキルエーテルスルホコハク酸塩、イセチオン酸脂肪酸エステル塩、アシルタウリン塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α-オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩等のスルホン酸塩類などが挙げられる。これらのうち、アルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキル硫酸塩が好ましく、そのアルキル基の炭素数が10〜24、特に炭素数が12〜18であるものが好ましく、またこのアルキル基が直鎖であるものが好ましい。また、ポリオキシアルキレンアルキル硫酸塩、特にポリオキシエチレンアルキル硫酸塩がより好ましく、なかでもオキシエチレン基の平均付加モル数が1〜10、特に2〜5であるものが好ましい。また、N-アシルアミノ酸塩、エーテルカルボン酸塩も好ましく、特に、アシル基の炭素数が10〜18のN-アシルグルタミン酸塩、アルキル基の炭素数が10〜18でオキシエチレン基の平均付加モル数が3〜15のポリオキシエチレンアルキルカルボン酸塩が好ましい。
・両性界面活性剤
両性界面活性剤としては、炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル基又はアシル基を有するカルボベタイン類、アミドベタイン類、スルホベタイン類、ヒドロキシスルホベタイン類、アミドスルホベタイン類、ホスホベタイン類、イミダゾリニウム類の両性界面活性剤が挙げられ、なかでもカルボベタイン類、スルホベタイン類が好ましい。好ましい両性界面活性剤としては、ラウラミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン等が挙げられる。
・非イオン界面活性剤
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレン付加型、糖付加型、グリセリン付加型、アルカノールアミド付加型などの非イオン界面活性剤が挙げられる。ポリオキシアルキレン付加型非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル等のエーテル類、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等のエステル類が挙げられる。糖付加型非イオン界面活性剤としては、アルキルポリグルコシド等の糖エーテル類、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等の糖エステル類、脂肪酸グリコールアミド等の糖アミド類が挙げられる。グリセリン付加型非イオン界面活性剤としては、アルキルグリセリルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。アルカノールアミド型非イオン界面活性剤としては、脂肪酸モノアルカノールアミド、脂肪酸ジエタノールアミド等が挙げられる。
ここで、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型又はポリオキシエチレンアルケニルエーテル型非イオン界面活性剤としては、アルキル基又はアルケニル基の炭素数が10〜20、特に12〜18であるものが好ましく、またこのアルキル基又はアルケニル基が直鎖であるものが好ましい。また、ポリオキシエチレン基の平均付加モル数が1〜40、特に4〜30であるものが好ましい。ポリオキシエチレン脂肪酸エステル型非イオン界面活性剤としては、脂肪酸残基が、炭素数10〜20、特に12〜18であるものが好ましく、また飽和であるもの及び/又は直鎖であるものが好ましい。アルキルポリグルコシド型非イオン界面活性剤としては、アルキル基の炭素数が8〜18、更には8〜14、特に9〜11であるものが好ましく、またこのアルキル基が直鎖であるものが好ましい。グルコシドの平均重合度は1〜5、更には1〜2が好ましい。ショ糖脂肪酸エステル型非イオン界面活性剤としては、グリコールモノ脂肪酸エステル、グリコールジ脂肪酸エステルが挙げられ、脂肪酸残基の炭素数が12〜22のものが好ましい。アルキルグリセリルエーテル型非イオン界面活性剤としては、アルキル基の炭素数が8〜22、更には12〜18であるものが好ましい。また、グリセリンの平均付加モル数は1〜4が好ましく、特に1〜2であることが好ましい。グリセリン脂肪酸エステル型非イオン界面活性剤としては、脂肪酸残基の炭素数が、10〜20、特に12〜18であるものが好ましく、アルキル基で、直鎖であるものが好ましい。また、グリセリンの平均付加モル数は1〜10が好ましく、特に1〜4であることが好ましい。脂肪酸モノアルカノールアミド又は脂肪酸ジエタノールアミド型非イオン界面活性剤としては、脂肪酸残基の炭素数が12〜22のものが好ましい。
これらのうち、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤とアルキルポリグルコシド型非イオン界面活性剤が、噴射剤による起泡性と再度泡立てやすさ、噴射剤存在下での安定性をバランスよく満たす点から特に好ましい。
・カチオン界面活性剤
カチオン界面活性剤としては、次の一般式(1)で表されるものを用いることができる。
Figure 0006077732
〔式中、R1、R2、R3及びR4は、独立に置換基を有していてもよい炭化水素基を示し、R1とR2のうち少なくとも1つは炭素数8〜36であって、かつ残余が炭素数1〜7であるか、又はR3とR4とが共同して隣接する窒素原子と共に、炭素数1〜4のアルキル基が置換してもよく、当該窒素原子以外に異項原子として窒素原子、酸素原子、硫黄原子を含んでいてもよい5〜7員環を形成してもよい。A-はアニオンを示す。〕
ここで炭化水素基としては、直鎖又は分岐鎖のアルキル基、直鎖又は分岐鎖のアルケニル基、アリール基、アラルキル基等が挙げられ、置換基としては、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、エポキシ基、アミノ基、モノ又はジアルキルアミノ基、トリアルキルアンモニウム基、脂肪酸アミド基、脂肪酸エステル基等が挙げられる。また、R3とR4とが共同して隣接する窒素原子と共に形成する環としては、モルホリン環、イミダゾリン環、ピペラジン環、ピペリジン環、ピロリジン環等が挙げられる。
アニオンとしては、塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、メチル硫酸イオン、エチル硫酸イオン、酢酸イオン、リン酸イオン、硫酸イオン、乳酸イオン、サッカリンイオン等が挙げられる。
カチオン界面活性剤の具体例としては、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化イソステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化オクタデシルトリメチルアンモニウム、塩化ココイルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化イソステアリルラウリルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化γ-グルコンアミドプロピルジメチルヒドロキシエチルアンモニウム、塩化ジ(ポリオキシエチレン(2))オレイルメチルアンモニウム、塩化ドデシルジメチルエチルアンモニウム、塩化オクチルジヒドロキシエチルメチルアンモニウム、塩化トリ(ポリオキシエチレン(5))ステアリルアンモニウム、塩化ポリオキシプロピレンメチルジエチルアンモニウム、塩化ラウリルジメチル(エチルベンジル)アンモニウム、塩化ベヘン酸アミドプロピル-N,N-ジメチル-N-(2,3-ジヒドロキシプロピル)アンモニウム、タロウジメチルアンモニオプロピルトリメチルアンモニウムジクロライド、塩化ベンザルコニウム等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、モノアルキルトリメチルアンモニウム塩及びジアルキルジメチルアンモニウム塩、すなわち、R1が、又はR1とR2が、直鎖若しくは分岐鎖の炭素数8〜30、更には10〜24、特に12〜18のアルキル基であり、残余がメチル基であるものが好ましく、なかでもモノアルキルトリメチルアンモニウム塩が好ましい。
・半極性界面活性剤
半極性界面活性剤としては、アルキルアミンオキサイド等が挙げられる。
界面活性剤は、いずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。第1剤、第2剤の原液中の界面活性剤の含有量は、別々にエアゾール容器から吐出した第1剤と第2剤のそれぞれが毛髪に適用しやすい泡となり、かつ泡形成後に相互に混合しやすく、しかも毛髪に適用後に再度泡立てやすいものとする観点から、それぞれ0.1〜30質量%が好ましく、更には1〜20、更には2〜15、更には4〜10質量%、更には5〜8質量%であることが好ましい。
界面活性剤の種類としては、上述に例示したものであればいずれでも用いることができるが、別々にエアゾール容器から吐出した第1剤と第2剤のそれぞれが毛髪に適用しやすい泡となり、第1剤の泡と第2剤の泡とが相互に混合しやすく、しかも毛髪に適用後に再度泡立てやすいものとする観点から、第1剤及び/又は第2剤に含有される成分(C)の界面活性剤は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型又はポリオキシエチレンアルケニルエーテル型のHLBが11以上である非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤のいずれかから選択されるものであることが好ましい。特に、第1剤及び/又は第2剤に含有される成分(C)の界面活性剤が、アニオン界面活性剤又は両性界面活性剤と、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型又はポリオキシエチレンアルケニルエーテル型のHLBが11以上である非イオン界面活性剤とを含有するものであることが好ましい。
〔(D)水〕
水は、染毛剤原液の成分として必要なものである。本発明の染毛方法において適用する毛髪は、上述の通り乾いた髪であるため、染毛剤を毛髪に適用後、再度泡立てるまでの間に染毛剤中の水が吸収されやすい。よって、界面活性剤や油剤の含有量、質量比にもよるが、再度泡立てる際に適切な泡を形成できるようにする観点から、水の含有量は、第1剤原液と第2剤原液の合計量中、70〜96質量%が好ましく、更には80〜94質量%、更には87〜92質量%が好ましい。
〔染料〕
本発明で用いるエアゾール泡状染毛剤が、毛髪脱色剤である場合には、染料は含有せず、染毛剤である場合には、第1剤に酸化染料中間体又は直接染料を含有する。
(酸化染料中間体)
酸化染料中間体としては、通常染毛剤に使用されている公知のプレカーサー及びカプラーを用いることができる。プレカーサーとしては、例えばパラフェニレンジアミン、トルエン-2,5-ジアミン、2-クロロ-パラフェニレンジアミン、N-メトキシエチル-パラフェニレンジアミン、N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)-パラフェニレンジアミン、2-(2-ヒドロキシエチル)-パラフェニレンジアミン、2,6-ジメチル-パラフェニレンジアミン、4,4′-ジアミノジフェニルアミン、1,3-ビス(N-(2-ヒドロキシエチル)-N-(4-アミノフェニル)アミノ)-2-プロパノール、PEG-3,3,2′-パラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、パラメチルアミノフェノール、3-メチル-4-アミノフェノール、2-アミノメチル-4-アミノフェノール、2-(2-ヒドロキシエチルアミノメチル)-4-アミノフェノール、オルトアミノフェノール、2-アミノ-5-メチルフェノール、2-アミノ-6-メチルフェノール、2-アミノ-5-アセタミドフェノール、3,4-ジアミノ安息香酸、5-アミノサリチル酸、2,4,5,6-テトラアミノピリミジン、2,5,6-トリアミノ-4-ヒドロキシピリミジン、4,5-ジアミノ-1-(4′-クロロベンジル)ピラゾール、4,5-ジアミノ-1-ヒドロキシエチルピラゾールとこれらの塩等が挙げられる。
また、カプラーとしては、例えばメタフェニレンジアミン、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、2-アミノ-4-(2-ヒドロキシエチルアミノ)アニソール、2,4-ジアミノ-5-メチルフェネトール、2,4-ジアミノ-5-(2-ヒドロキシエトキシ)トルエン、2,4-ジメトキシ-1,3-ジアミノベンゼン、2,6-ビス(2-ヒドロキシエチルアミノ)トルエン、2,4-ジアミノ-5-フルオロトルエン、1,3-ビス(2,4-ジアミノフェノキシ)プロパン、メタアミノフェノール、2-メチル-5-アミノフェノール、2-メチル-5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)フェノール、2, 4-ジクロロ-3-アミノフェノール、2-クロロ-3-アミノ-6-メチルフェノール、2-メチル-4-クロロ-5-アミノフェノール、N-シクロペンチル-メタアミノフェノール、2-メチル-4-メトキシ-5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)フェノール、2-メチル-4-フルオロ-5-アミノフェノール、レゾルシン、2-メチルレゾルシン、4-クロロレゾルシン、1-ナフトール、1,5-ジヒドロキシナフタレン、1,7-ジヒドロキシナフタレン、2,7-ジヒドロキシナフタレン、2-イソプロピル-5-メチルフェノール、4-ヒドロキシインドール、5-ヒドロキシインドール、6-ヒドロキシインドール、7-ヒドロキシインドール、6-ヒドロキシベンゾモルホリン、3,4-メチレンジオキシフェノール、2-ブロモ-4,5-メチレンジオキシフェノール、3,4-メチレンジオキシアニリン、1-(2-ヒドロキシエチル)アミノ-3,4-メチレンジオキシベンゼン、2,6-ジヒドロキシ-3,4-ジメチルピリジン、2,6-ジメトキシ-3,5-ジアミノピリジン、2,3-ジアミノ-6-メトキシピリジン、2-メチルアミノ-3-アミノ-6-メトキシピリジン、2-アミノ-3-ヒドロキシピリジン、2,6-ジアミノピリジンとこれらの塩等が挙げられる。
プレカーサーとカプラーはそれぞれ2種以上を併用してもよく、また下記直接染料と併用してもよい。プレカーサーとカプラーそれぞれの含有量は、第1剤原液と第2剤原液の合計量中の0.01〜5質量%、特に0.1〜4質量%が好ましい。
(直接染料)
直接染料としては、酸性染料、ニトロ染料、分散染料、塩基性染料等が挙げられる。酸性染料としては、青色1号、紫色401号、黒色401号、だいだい色205号、赤色227号、赤色106号、黄色203号、アシッドオレンジ3等が挙げられ、ニトロ染料としては、2-ニトロ-p-フェニレンジアミン、2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノール、3-ニトロ-p-ヒドロキシエチルアミノフェノール、4-ニトロ-o-フェニレンジアミン、4-アミノ-3-ニトロフェノール、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、HCブルーNo.2、HCオレンジNo.1、HCレッドNo.1、HCイエローNo.2、HCイエローNo.4、HCイエローNo.5、HCレッドNo.3、N, N-ビス-(2-ヒドロキシエチル)-2-ニトロ-p-フェニレンジアミン等が挙げられ、分散染料としては、ディスパーズバイオレット1、ディスパーズブルー1、ディスパーズブラック9等が挙げられ、塩基性染料としては、ベーシックブルー99、ベーシックブラウン16、ベーシックブラウン17、ベーシックレッド76、ベーシックレッド51、ベーシックイエロー57、ベーシックイエロー87、ベーシックオレンジ31等が挙げられる。
直接染料は、2種以上を併用してもよく、また酸化染料中間体と併用してもよい。直接染料の含有量は、第1剤原液と第2剤原液の合計量中の0.001〜5質量%、特に0.01〜3質量%が好ましい。
〔溶剤〕
吐出した剤を毛髪に適用後、再度泡立てるまでの間の水の揮発を良好にコントロールして再度泡立てる際の泡立ちを良くし、かつ染毛剤を毛髪に十分に浸透させて良好な染まりを確保する観点から、第1剤原液と第2剤原液には、溶剤を含有させることが好ましい。溶剤としてはエタノール、n-プロパノール、イソプロパノール等の低級アルコールや親水性不揮発性溶剤を含有させることが好ましい。これらのうち、親水性不揮発性溶剤が好ましい。親水性不揮発性溶剤としては、消泡作用の少ないものが好ましく、例えば、ポリオール類やその低級アルキルエーテル類などが挙げられる。ポリオール類としては、炭素数2〜6のものが好ましく、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブタンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、イソプレングリコール、ソルビトール等が挙げられる。ポリオールの低級アルキルエーテル類としては、前述のポリオールのモノ低級アルキルエーテルやポリ低級アルキルエーテル(例えば、ジ低級アルキルエーテル)などが挙げられる。中でも好ましくはポリオールのモノメチルエーテル又はモノエチルエーテルが挙げられ、特に好ましくはエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルが挙げられる。
溶剤は、いずれかを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。溶剤の含有量は、第1剤原液と第2剤原液の合計量中、0.1〜15質量%が好ましく、更には0.2〜10質量%、更には0.5〜5質量%、更には1〜3質量%が好ましい。
〔油剤〕
第1剤原液及び/又は第2剤原液には、吐出する泡を安定化させる観点から、更に油剤を含有させることが好ましい。このような油剤としては、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、2-オクチルドデカノール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール;カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、イソステアリル酸、イソパルミチン酸等の脂肪酸;スクワレン、スクワラン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、シクロパラフィン等の炭化水素油;パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、モノステアリン酸プロピレングリコール、オレイン酸オレイル、2-エチルヘキサン酸ヘキサデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル等のエステル油などが挙げられる。これらのうち、高級アルコール類、更には直鎖状高級アルコールが好ましく、また炭素数が12〜22、特に14〜18のものが好ましく、具体的には、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコールが好ましい。
第1剤原液と第2剤原液の合計量中の油剤の含有量は、油剤の種類にもよるが、0.01〜10質量%が好ましく、更には0.05〜5質量%、更には0.1〜3質量%、更には0.3〜1.5質量%、更には0.45〜1質量%が好ましい。上記範囲内において、エアゾール容器から吐出した第1剤と第2剤を、それぞれ毛髪に適用しやすく、かつ相互に混合しやすいものとしつつ、しかも毛髪に適用後、再度泡立てる際の泡立ちを良好なものとして染毛剤を延ばしやすくし、再度泡立てた後の泡もちを向上させて良好な染まりを確保することができる。
また、上記同様の観点より、第1剤原液と第2剤原液とを加えた全体における界面活性剤と油剤との比率は、界面活性剤の種類、油剤の種類にもよるが、(界面活性剤/油剤)の質量比が、2〜3000、更には3〜1000、更には5〜100であることが好ましい。
〔その他任意成分〕
第1剤原液及び第2剤原液には、上記成分のほかに通常化粧品原料として用いられる他の成分を加えることができる。このような任意成分としては、動植物油脂、天然又は合成の高分子、エーテル類、蛋白誘導体、加水分解蛋白、アミノ酸類、防腐剤、キレート剤、安定化剤、酸化防止剤、植物性抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、香料、紫外線吸収剤が挙げられる。
〔粘度〕
第1剤原液、第2剤原液の粘度は、エアゾール容器から第1剤、第2剤を別々に吐出させ、毛髪に適用後は毛髪になじみやすくして染毛剤を十分に浸透させて良好な染まりを確保しつつ、再度泡立てる際の泡立ちやすさを良好にし、かつ再度泡立てられた泡の延びが良いものとする観点から、それぞれ1〜8000mPa・sであることが好ましく、更には5〜6000mPa・s、更には10〜4000mPa・sであることが好ましい。
また、第1剤原液と第2剤原液の全量を混合した場合の混合液の粘度は、毛髪に適用後は毛髪になじみやすくして染毛剤を十分に浸透させて良好な染まりを確保しつつ、再度泡立てる際の泡立ちやすさを良好にし、かつ再度泡立てられた泡の延びが良いものとする観点から、1〜10000mPa・sであることが好ましく、更には5〜8000mPa・s、更には10〜5000mPa・sであることが好ましい。
なお、ここでの粘度とは、ブルックフィールド型粘度計(回転数30rpm,60秒間,30℃)により測定した値をいう。測定にあたっては、ローターNo.1から測定を行い、測定値が上限を超えた場合には、ローターNo.2を用い、それでも測定値が上限を超えた場合には、ローターNo.3を用い、それでも測定値が上限を超えた場合には、ローターNo.4を用いる。各ローターの測定範囲内で測定が出来たとき、その値を測定結果とし、以降のローターは用いない。また測定は、測定温度に設定した恒温槽中で行う。予め測定対象を注入した容器を恒温槽中で放置し、測定対象を測定温度にしておく。混合液の測定は、測定直前に第1剤と第2剤とを混合して均一な混合液を得た後に行う。混合により反応熱が発生し、測定温度からずれる場合もあるが、反応熱による温度変化は無視するものとする。
〔噴射剤〕
噴射剤は、エアゾール容器から内容物の染毛剤を泡状に吐出させるための剤であり、一般的に用いられている噴射剤であれば何でも用いることができる。例えば液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル(DME)、炭酸ガス、窒素ガス、これらの混合物等が挙げられる。また、HFC-152a等の代替フロンを使用することもできる。このうち、染毛剤原液の粘度を低下させて気体との混合性を良好にすることで染毛剤を再度泡立てる際に泡立ちやすくする観点から、液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテル(DME)又はこれらの混合物が好ましく、更にはジメチルエーテル(DME)を含むものであることが好ましい。噴射剤中のジメチルエーテル(DME)の割合は、1〜99質量%、更には2〜97質量%、更には5〜95質量%であることが好ましい。
〔エアゾール容器〕
第1剤原液と噴射剤を収容する第1のエアゾール容器、及び第2剤原液と噴射剤を収容する第2のエアゾール容器は、原液を泡状に吐出する機構を備え、噴射剤の圧力に耐えられ、保存に適しているものであれば、どのような素材からなるものでもよく、例えばガラス瓶、金属缶などが挙げられる。金属缶の場合には、内容物により金属の腐食を防止するため、缶の内面に内袋を貼り付けた二重容器とすることが好ましい。
エアゾール容器の内圧(20℃)は、0.01〜2MPa、更には0.02〜1.5MPa、更には0.05〜1MPaが好ましい。毛髪に適用しやすい泡を得ることができ、しかも第1剤の泡と第2剤の泡とが相互に均一に混合しやすく、かつ再度泡立てる操作を行いやすい泡とする観点から、第1剤、第2剤とも、それぞれ原液:噴射剤の質量比が99:1〜80:20であることが好ましく、更には98:2〜82:18、95:5〜85:15であることが好ましい。
実施例1〜12
表1及び2に示す第1剤原液及び第2剤原液を調製し、原液を90、噴射剤を10の質量比で、それぞれエアゾール容器に充填した。噴射剤は、実施例1〜11については0.20MPa(20℃)のLPG、実施例12については0.20MPaのDME/LPG(40/60)(20℃) を用いた。原液量は第1剤、第2剤ともに50g(合計量100g)とした。
なお、実施例1及び4は参考例であって、特許請求の範囲に包含されるものではない。
Figure 0006077732
Figure 0006077732
評価には、以下のものを用いた。
・毛髪:髪の長さをセミロングに揃えたウィッグ(ビューラックス社、型番775S)
・エアゾール容器:第1剤、第2剤ともに、東京高分子社製、100mLのエアゾール試験瓶
〔評価に用いる染毛法〕
上記ウィッグに対する染毛処理は、染毛の操作に慣れていない一般的な人により行った。
エアゾール容器に各原液及び噴射剤を充填後、容器を十分に振とうして、原液と噴射剤とが均一になることを確認した後、内容物を吐出させる。得られた第1剤の泡と第2剤の泡の両方を、一度に手袋をはめた片手に載せ、直後に評価に用いるウィッグの頭髪に適用する。エアゾール容器から内容物を吐出させて手に載せ、頭髪に適用することを繰り返して、エアゾール容器中の染毛剤を全て毛髪に適用する。
適用完了直後、手袋をつけた両手の指を用いて頭髪全体を20秒間揉むようにして、適用した第1剤の泡と第2剤の泡を再度泡立てる。
その後、10分間放置する。
その後、再び再度泡立てる操作を30秒間行う。
その後、染毛剤の適用完了時から起算して30分経過後まで放置する。
頭髪全体を温水で洗い、適用した染毛剤を洗い流し、シャンプーにより2回洗浄し、リンスを1回適用して洗い流して乾燥させる。
〔評価〕
評価は、「再度泡立てのしやすさ」については、染毛操作を行った本人(4名)が行い、「染毛性」及び「色の均一性」については、専門パネラー(4名)が目視で行った。評価基準として以下に示す5段階のスコアを設定し、0.5刻みでの評価とした。すなわち、各評価者の評価結果として、どの段階をつけるべきか迷う場合、例えば5と4のどちらかをつけるべきか迷う場合は、4.5をつけることも許容した。
この結果を4名の平均値で表3に示す。
「再度泡立てのしやすさ」
5:とても泡立ちが良い
4:やや泡立ちが良い
3:どちらともいえない
2:やや泡立ちが悪い
1:全く泡立たない
「染毛性」
5:とても良い
4:やや良い
3:どちらともいえない
2:やや悪い
1:悪い
「色の均一性」
5:とても良い
4:やや良い
3:どちらともいえない
2:やや悪い
1:悪い
Figure 0006077732
比較例1
実施例11で用いたのと同じ、第1剤原液L、第2剤原液D及び噴射剤(LPG)を同じ量、比率で用い、染毛操作中、泡を毛髪に適用した後、再度の泡立てを行うことなく30分間放置する以外は同様にして染毛を行った。
その後、同様にして評価を行ったところ、以下のとおりであった。
Figure 0006077732

Claims (8)

  1. 次の第1剤及び第2剤からなるエアゾール泡状染毛剤の各容器から第1剤及び第2剤を吐出させ、その吐出物を毛髪に適用した後、毛髪上で再度泡立てる染毛方法。
    ・第1のエアゾール容器中に収められた、成分(A)、(C)及び(D)を含有する第1剤原液及び噴射剤からなる第1剤
    (A)アルカリ剤
    (C)界面活性剤 第1剤原液中の4〜15質量%
    (D)水
    ・第2のエアゾール容器中に収められた、成分(B)、(C)及び(D)を含有する第2剤原液及び噴射剤からなる第2剤
    (B)過酸化水素
    (C)界面活性剤 第2剤原液中の0.1〜8質量%
    (D)水
  2. エアゾール泡状染毛剤の第1剤原液と第2剤原液の合計量中に、油剤を0.01〜10質量%含有する請求項1記載の染毛方法。
  3. エアゾール泡状染毛剤の第1剤原液と第2剤原液を加えた全体における、界面活性剤と油剤との質量比(界面活性剤/油剤)が、2〜3000である請求項1又は2記載の染毛方法。
  4. エアゾール泡状染毛剤の第1剤原液と第2剤原液との混合液の粘度が、10〜10000mPa・sである請求項1〜3のいずれかに記載の染毛方法。
  5. エアゾール泡状染毛剤の第1剤原液と第2剤原液の合計量中に、水を70〜96質量%含有する請求項1〜4のいずれかに記載の染毛方法。
  6. エアゾール泡状染毛剤の第1剤原液と第2剤原液の合計量中に、溶剤を0.1〜15質量%含有する請求項1〜5のいずれかに記載の染毛方法。
  7. エアゾール泡状染毛剤が、噴射剤としてジメチルエーテルを含有する請求項1〜6のいずれかに記載の染毛方法。
  8. エアゾール泡状染毛剤の第1剤及び/又は第2剤に含有される成分(C)の界面活性剤が、アニオン界面活性剤又は両性界面活性剤と、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型又はポリオキシエチレンアルケニルエーテル型のHLBが11以上である非イオン界面活性剤とを含有するものである請求項1〜のいずれかに記載の染毛方法。
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