JP7401087B2 - 染毛剤または脱色剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、染毛剤または脱色剤組成物に関するものである。
一般的に、毛髪を染毛剤または脱色する剤として、染毛剤、脱染剤、脱色剤、脱染・脱色剤などが知られており、2種類以上の剤を用時混合して調合される。毛髪を染毛または脱色する組成物としては、アルカリ剤や用途に応じて酸化染料を含有する第1剤組成物と、酸化剤を含有する第2剤組成物とがあり、用時に混合して染毛剤または脱色剤組成物を調合し毛髪に塗布して用いられる。染毛剤または脱色剤組成物は、アルカリ剤によって毛髪表面のキューティクルを開いて毛髪内部に浸透する。毛髪内部に浸透した染毛剤または脱色剤組成物は、酸化剤により毛髪内のメラニン色素を酸化分解し、酸化染料を化学反応(酸化重合)させて色素を形成し、毛髪内部に固定させることにより毛髪を染色する。
前記の通り、染毛剤組成物は、染色性を向上させるためアルカリ剤や酸化剤の含有量を調製して使用するが、アルカリ剤や酸化剤を使用した場合、毛髪に対するダメージが少なからず生じるため、毛髪の感触低下が生じることがある。また、染毛剤または脱色剤組成物に使用するアルカリ剤には非常に刺激臭の強いものがあり、染毛する際、使用者に苦痛を強いることがある。
そこで、前記問題を解決するために種々の技術が開示されている。
染毛による毛髪の感触改善の技術としては、シリコーン、高級アルコール、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤および高級脂肪酸を含有することで、毛髪の感触改善を向上させる染毛剤組成物の技術が開示されている。(特許文献1)
また、刺激臭を改善する技術として、臭覚を刺激する成分の割合を、臭気の感知限界以下とすることで、毛髪へのダメージも少ない無臭タイプの毛髪処理剤組成物が得られる染毛剤組成物の技術が開示されている。(特許文献2)
しかし、上記の特許文献1または2の技術を用いた染毛剤組成物は、毛髪への塗布時に染毛剤組成物の伸びやすさを向上させるために染毛剤組成物の粘度を柔らかく設定した場合、染毛剤組成物の毛髪への伸びは良くなるが、染毛剤組成物が毛髪上に留まりにくくなり、染毛剤組成物が毛髪上から垂れ落ちることがある。一方、染毛剤組成物の粘度を高く設定すると、毛髪上にしっかり留まるようになるが、毛髪への伸びが悪くなり、塗布しにくくなる。
また、染毛剤の場合、第1剤には高濃度のアルカリ剤や染料が配合される場合が多い。そのため、第1剤の安定性を保つことが困難であり、特に高温条件下における安定性を十分に確保することが困難になる傾向がある。例えば、夏場は、商品が高温状態で長期保管されることが多く、この状態が長く続くと、商品が乳化物であれば乳化構造が破壊され分離等を生じる恐れがあることから、高温条件下における安定性向上技術も望まれている。
特開2016-121104号公報 特開2003-146847号公報
本発明は、前記事情を鑑みてなされたものであり、高温条件下において安定であり、塗布する際の毛髪への伸びが良好な染毛剤または脱色剤組成物を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、染毛剤または脱色剤組成物であって、第1剤および第2剤ともに、(A)多価アルコールから選ばれる少なくとも1種以上、(B)非イオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種以上を含有し、かつ高級アルコールの含有量が2質量%以下であることを特徴とする染毛剤または脱色剤組成物を提供することにある。
本発明によれば、高温条件下において安定であり、塗布する際の毛髪への伸びが良好である染毛剤または脱色剤組成物が得られる。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、含有量を示す単位は、特に明記しない限り全て質量%である。
本発明は、染毛剤または脱色剤組成物であって、第1剤および第2剤ともに、(A)多価アルコールから選ばれる少なくとも1種以上、(B)非イオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種以上を含有し、かつ高級アルコールの含有量が2質量%以下であることを特徴とする染毛剤または脱色剤組成物である。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物について説明する。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物は、高温条件下における安定性の観点から(A)多価アルコールから選ばれる少なくとも1種以上を含有する。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物に含有される前記(A)成分としては、特に限定されないが、グリセリン、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリンおよび1,3-ブチレングリコールが挙げられる。中でも高温条件下における安定性向上の観点からグリセリンおよびポリエチレングリコールがよい。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物に含有される前記(A)成分のポリエチレングリコールは、特に限定されないが、好ましくは平均分子量が1,000以下、より好ましくは400以下がよい。前記(A)成分のポリエチレングリコールの平均分子量が1,000を超える場合、伸び性が低下する恐れがある。
ここで、平均分子量は、例えば、医薬部外品原料規格2006 ポリエチレングリコールの項に記載の平均分子量試験に準じて求めることができる。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物に含有される前記(A)成分の含有量は、特に限定されないが、高温条件下における安定性の観点から好ましくは1~10%、より好ましくは3~7%含有されることがよい。前記(A)成分が1%未満、または10%を超える場合、高温条件下における安定性が低下する恐れがある。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物は、乳化の観点から(B)非イオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種以上を含有する。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物に含有される前記(B)成分としては、特に限定されないが、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、およびポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等が挙げられる。より具体的には、ポリオキシエチレンセチルエーテル(2E.O.)「HLB=5.3」、ポリオキシエチレンセチルエーテル(5E.O.)「HLB=9.5」、ポリオキシエチレンステアリルエーテル(2E.O.)「HLB=4.9」、ポリオキシエチレンステアリルエーテル(5E.O.)「HLB=9.0」、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル(5E.O.)「HLB=8.1」、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル(10E.O.)「HLB=11.5」、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(9E.O.)「HLB=13.6」、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(21E.O.)「HLB=16.6」、ポリオキシエチレンセチルエーテル(10E.O.)「HLB=12.9」、ポリオキシエチレンセチルエーテル(15E.O.)「HLB=14.6」、ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)「HLB=15.7」、ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.)「HLB=16.9」、ポリオキシエチレンセチルエーテル(40E.O.)「HLB=17.6」、ポリオキシエチレンステアリルエーテル(20E.O.)「HLB=15.3」、ポリオキシエチレンステアリルエーテル(40E.O.)「HLB=17.3」、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル(20E.O.)「HLB=15.4」、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル(30E.O.)「HLB=16.6」、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.)「HLB=17.3」、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)「HLB=18.1」、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(100E.O.)「HLB=18.8」等が挙げられ1種以上を含有することができる。その中でも、乳化安定性の観点から、ポリオキシエチレンセチルエーテル(2E.O.)「HLB=5.3」、ポリオキシエチレンセチルエーテル(5E.O.)「HLB=9.5」、ポリオキシエチレンステアリルエーテル(2E.O.)「HLB=4.9」、ポリオキシエチレンステアリルエーテル(5E.O.)「HLB=9.0」、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル(5E.O.)「HLB=8.1」、ポリオキシエチレンセチルエーテル(10E.O.)「HLB=12.9」、ポリオキシエチレンセチルエーテル(15E.O.)「HLB=14.6」、ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)「HLB=15.7」、ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.)「HLB=16.9」、ポリオキシエチレンセチルエーテル(40E.O.)「HLB=17.6」、ポリオキシエチレンステアリルエーテル(20E.O.)「HLB=15.3」、ポリオキシエチレンステアリルエーテル(40E.O.)「HLB=17.3」がよい。なお、括弧内の値は、エチレンオキシド(E.O.)の平均付加モル数を意味する。
本発明における「HLB」とは、親水性と親油性のバランス:HYDROPHILE―LIPOPHILE BALANCEの略称であって、界面活性剤の分子が持つ親水性と親油性の相対的な強さを表すパラメーターである。HLBの値が大きいほど親水性が強く、HLBの値が小さいほど親油性が強い。本明細書に記載のHLBは、公知の GRIFFIN の式から算出している。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物に含有される前記(B)成分としては、高温条件下における安定性向上の観点から好ましくはHLBが16未満の非イオン性界面活性剤およびHLBが16以上の非イオン性界面活性剤を組み合わせることがよい。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物に含有される前記(B)成分の含有量は、特に限定されないが、乳化の観点から好ましくは2~25%含有されることがよい。前記(B)成分が2%未満の場合、毛髪への保持ができなくなる恐れがある。前記(B)成分が25%を超える場合、伸び性が低下する恐れがある。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物は、粘度調整の観点から高級アルコールを含有することができる。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物に含有される高級アルコールは、特に限定されないが、例えば、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール等が挙げられ1種以上を含有することができる。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第1剤に含有される高級アルコールの含有量は、特に限定されないが、伸び性の観点から2%以下、好ましくは1%以下、より好ましくは含有しない方がよい。高級アルコールが2%を超える場合、伸び性が低下する恐れがある。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物は、高温条件下の安定性の向上の観点から(C)カチオン性界面活性剤を含有することができる。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物に含有できる前記(C)成分としては、特に限定されないが、例えば、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム等が挙げられ1種以上を含有することができる。その中でも高温条件下における安定性の観点から好ましくは、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムがよい。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物に含有できる前記(C)成分の含有量は、特に限定されないが、伸び性の観点から好ましくは4%以下であることがよい。前記(C)成分が4%を超える場合、伸び性が低下する恐れがある。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第1剤には、アルカリ剤が含有される。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第1剤に含有されるアルカリ剤としては、特に限定されないが、例えば、アンモニア、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミンなどのアルカノールアミン類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウムなどの無機アルカリ、アルギニン、リジンなどの塩基性アミノ酸およびそれらの塩等が挙げられ1種以上を含有することができる。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第1剤のアルカリ剤の含有量は、脱色性の観点から、1.0~10.0%であり、好ましくは1.5~8.0%である。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第1剤には、染料として酸化染料が含有される。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第1剤に含有される酸化染料としては、特に限定されないが、例えば、パラフェニレンジアミン、トルエン-2,5-ジアミン、5-アミノオルトクレゾール、パラアミノフェノール、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、2-ニトロ-p-フェニレンジアミン、ピクラミン酸、2-アミノ-5-ニトロフェノール、およびそれらの塩類が挙げられ、その他、「医薬部外品原料規格2006統合版」(2013年11月25日発行、薬事日報社)に収載されるものを適宜用いることができる。これらの染料は単独で含有させてもよいし、2種以上を組み合わせて含有させてもよい。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第1剤には、染料として酸化染料の他にも、酸性染料、塩基性染料などが含有されてもよい。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第1剤に含有される酸性染料や塩基性染料としては、特に限定されないが、例えば、赤色104号の(1)、赤色227号、黄色202号(1)、だいだい色205号、緑色401号、紫色401号、黒色401号、8-アミノ-2-ブロム-5-ヒドロキシ-4-イミノ-6-[(3-(トリメチルアンモニオ)フェニル)アミノ]-1(4H)-ナフタリノン-クロライド、トリス(4-アミノ-3-メチルフェニル)-カルベニウム-クロライド、1-[(4-アミノフェニル)アゾ]-7-(トリメチルアンモニオ)-2-ナフトール-クロライド、1-[(4-アミノ-3-ニトロフェニル)アゾ]-7-(トリメチルアンモニオ)-2-ナフトール-クロライド、2-ヒドロキシ-1-[(2-メトキシフェニル)アゾ]-7-(トリメチルアンモニオ)-ナフタリン-クロライド、2-[2((2、4-ジメトキシフェニル)アミノ)エテニル]-1、3、3-トリメチル-3H-インドール-1-イウム-クロライド等が挙げられ1種以上を含有することができる。その他、「医薬品などに使用することができるタール色素を定める省令」(昭和41年厚生省告示)に収載されたものも適宜用いることができる。これらの染料は単独で含有させてもよいし、2種以上を組み合わせて含有させてもよい。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第1剤には、染料の安定性の向上のために、亜硫酸塩、アスコルビン酸、アスコルビン酸塩などの酸化防止剤、エデト酸塩などの安定剤を使用することができる。また、他の成分としては、例えば、水、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、油剤、アルコール、糖類、アミノ酸、植物抽出エキス、顔料、pH調整剤、香料、防腐剤等が挙げられる。これらの成分は、本発明の効果を阻害し得ない範囲であれば特に限定されず1種以上を含有することができる。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第2剤には、酸化剤が含有される。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第2剤に含有される酸化剤としては、特に限定されないが、例えば、過酸化水素、過炭酸ナトリウム、臭素酸ナトリウム等が挙げられ1種以上を含有することができる。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第2剤の酸化剤の含有量としては、脱色力の観点から好ましくは1.0~10.0%、より好ましくは2.0~8.0%である。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第2剤には、酸化剤の安定性の向上のためにリン酸、リン酸塩などの酸剤、エデト酸塩などの金属封鎖剤を使用することができる。また、前述記載した成分のほか、水、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、油剤、アルコール、糖類、アミノ酸、植物抽出エキス、pH調整剤、香料、防腐剤等が挙げられる。これらの成分は、本発明の効果を阻害し得ない範囲であれば特に限定されず1種以上を含有することができる。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の20℃の条件下における粘度は、毛髪への伸び性の観点から、好ましくは3,000~50,000mPa・s、より好ましくは5,000~45,000mPa・s、さらに好ましくは7,000~40,000mPa・sがよい。粘度が3,000mPa・s未満の場合、毛髪への保持ができなくなる恐れがある。粘度が50,000mPa・sを超える場合、毛髪へ塗布し難くなる恐れがある。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の20℃の条件下における粘度は、常法にて調製して得られた第1剤および第2剤を、それぞれ既定の比率にて混合した後、140gのサンプル瓶(食品140:第一硝子株式会社製)に120g充填し、20℃で2時間放置した後に、ヘリカルスタンド付B型粘度計(モデル:デジタル粘度計TVB-10M、東機産業株式会社製)により、M4号ローターを用いて20℃、12rpmで1分間回転させた後に測定したものである。
本発明による染毛剤または脱色剤組成物は、液だれの観点から、クリーム状であることがよい。
本発明に用いる染毛剤または脱色剤組成物は、染毛の効果に応じて、第1剤および第2剤の混合比を1:2~2:1に調整することができる。
本発明による染毛剤または脱色剤組成物の第1剤、または第2剤は、アルミチューブやパウチ形状の容器に充填することができる。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第1剤を充填するアルミチューブおよびパウチ形状の容器の内袋の最内層は、高温条件下における安定性の観点からエポキシフェノール、フェノールブチラール、エポキシフェノールビニル、ポリアミドイミド、ポリエチレンが好ましく、エポキシフェノール、ポリエチレンがより好ましい。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物の第2剤を充填するアルミチューブおよびパウチ形状の容器の内袋の最内層は、高温条件下における安定性の観点からポリエチレンが好ましい。
本発明の染毛剤または脱色剤組成物は、手への汚れを防止する観点からブラシを使用して塗布することもできる。
以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
本明細書に示す評価試験において、第1剤および第2剤に含まれる成分、およびその含有量を種々変更しながら実施した。各成分の含有量を示す単位はすべて質量%であり、これを常法にて調製した。なお、表において、「ポリオキシエチレン」は「POE」と表記した。
本明細書に示す評価試験において、「高温条件下における安定性」、および「伸び性」について下記の方法で評価した。
[高温条件下における安定性]
本明細書に示す「高温条件下における安定性」に係る評価試験においては、染毛剤または脱色剤組成物の第1剤、または第2剤を調整し、最内層がエポキシフェノールであるチューブに第1剤を充填し、最内層がポリエチレンであるチューブに第2剤を充填した。充填した第1剤および第2剤を60℃条件下で24時間保存した後、常温に戻し第1剤、または第2剤が充填されたチューブを開き、第1剤および第2剤の状態をそれぞれ目視にて確認した。
<評価基準>
◎:60℃条件下24時間保存で分離せず
○:60℃条件下24時間保存で僅かに水ハキはあるものの分離せず
△:60℃条件下24時間保存で若干の水ハキはあるものの分離せず
×:60℃条件下24時間保存で分離する
[伸び性]
本明細書に示す「伸び性」に係る評価試験においては、染毛剤または脱色剤組成物の第1剤、および第2剤を調整し、第1剤および第2剤を1:1の混合比にて混合し、染毛剤または脱色剤組成物を得た。その後、毛髪の長さを25cmにカットした毛髪試験用ドール(株式会社ビューラックス社製「カットマネキンNO.775N」)を用い、毛髪の根元に20gの染毛剤または脱色剤組成物をのせ、毛髪の根元から毛先まで染毛剤または脱色剤組成物をブラシにて1度だけコーミングし伸ばした。その後、コーミングした後のクリームの状態を「伸び性」とし、下記の評価基準をもとに評価した。
<評価基準>
◎:毛先までクリームがしっかり伸び、液だれしない(非常に良好)
〇:毛先までクリームが伸びる(より良好)
△:毛先近くまでクリームが伸びる(良好)
×:毛先近くまで伸びない(不良)
表1に、実施例1から31、および比較例1と組み合わせた第2剤を示す。表1に記載の第2剤は、高温条件下における安定性に関して、良好な結果を示した。
表2に記載の実施例1から実施例11の伸び性試験は、表1に記載の第2剤と組み合わせて実施した。実施例1から実施例11は、前記(A)成分の種類および含有量を代えても良好な結果を示した。
表3に記載の実施例12から実施例18の伸び性試験は、表1に記載の第2剤と組み合わせて実施した。実施例12から実施例18は、前記(B)成分の種類および含有量を代えても良好な結果を示した。
表4に記載の実施例19から実施例31、および比較例1の伸び性試験は、表1に記載の第2剤と組み合わせて実施した。実施例19から実施例31は、前記(B)成分および(C)成分の種類および含有量を代えても良好な結果を示した。
下記の実施例32から実施例35の第1剤と、実施例36から実施例39の第2剤とを組み合わせて伸び性試験を実施した。実施例32から実施例39は、高温条件下における安定性、および伸び性に関して、良好な結果を示した。
(実施例32)
第1剤
成 分 含有量(質量%)
(A)グリセリン 5.00
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(2E.O.) 1.00
(B)ポリオキシエチレンステアリルエーテル(2E.O.) 4.00
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(15E.O.) 0.38
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(40E.O.) 0.24
(C)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 2.40
トルエン-2,5-ジアミン 3.00
塩酸2,4-ジアミノフェノキシエタノール 0.20
パラアミノフェノール 0.20
メタアミノフェノール 0.50
レゾルシン 0.80
5-アミノオルトクレゾール 0.15
流動パラフィン 12.00
オリブ油 0.50
海藻エキス(1) 0.10
加水分解コンキオリン液 0.10
カンゾウエキス 0.50
サンザシエキス 0.10
シア脂 0.50
水溶性コラーゲン液(3) 0.10
ツバキ油 0.50
ホホバ油 0.50
ローズヒップ油 0.50
ローヤルゼリーエキス 0.10
メチルポリシロキサン 1.00
高重合メチルポリシロキサン(1) 0.20
亜硫酸ナトリウム 0.20
L-アスコルビン酸 0.50
ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.90
DL-リンゴ酸ナトリウム 1.00
モノエタノールアミン(80%) 8.00
ポリ塩化ジメチルメチレンピロリジニウム 0.15
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体 0.65
精製水 54.03
合計 100.00
(実施例33)
第1剤
成 分 含有量(質量%)
(A)グリセリン 5.00
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(2E.O.) 1.00
(B)ポリオキシエチレンステアリルエーテル(2E.O.) 4.00
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(15E.O.) 0.38
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(40E.O.) 0.24
(C)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 1.60
流動パラフィン 3.00
オリブ油 0.50
海藻エキス(1) 0.10
加水分解コンキオリン液 0.10
カンゾウエキス 0.50
サンザシエキス 0.10
水溶性コラーゲン液(3) 0.10
ツバキ油 0.50
ローズヒップ油 0.50
ローヤルゼリーエキス 0.10
亜硫酸ナトリウム 0.20
L-アスコルビン酸 0.50
ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.90
DL-リンゴ酸ナトリウム 1.00
モノエタノールアミン(80%) 8.00
ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム 0.40
精製水 71.28
合計 100.00
(実施例34)
第1剤
成 分 含有量(質量%)
(A)グリセリン 5.00
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(2E.O.) 9.00
(B)ポリオキシエチレンベヘニルエーテル(5E.O.) 1.00
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(15E.O.) 0.38
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(40E.O.) 0.24
(C)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 1.60
トルエン-2,5-ジアミン 3.00
塩酸2,4-ジアミノフェノキシエタノール 0.20
パラアミノフェノール 0.20
メタアミノフェノール 0.50
レゾルシン 0.80
5-アミノオルトクレゾール 0.15
流動パラフィン 3.00
オリブ油 0.50
海藻エキス(1) 0.10
加水分解コンキオリン液 0.10
カンゾウエキス 0.50
サンザシエキス 0.10
シア脂 0.50
水溶性コラーゲン液(3) 0.10
ツバキ油 0.50
ホホバ油 0.50
ローズヒップ油 0.50
ローヤルゼリーエキス 0.10
メチルポリシロキサン 1.00
高重合メチルポリシロキサン(1) 0.20
亜硫酸ナトリウム 0.20
L-アスコルビン酸 0.50
ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.90
DL-リンゴ酸ナトリウム 1.00
モノエタノールアミン(80%) 8.00
ポリ塩化ジメチルメチレンピロリジニウム 0.15
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体 0.65
精製水 58.83
合計 100.00
(実施例35)
第1剤
成 分 含有量(質量%)
(A)グリセリン 5.00
(B)ポリオキシエチレンステアリルエーテル(2E.O.) 3.50
(B)ポリオキシエチレンベヘニルエーテル(5E.O.) 0.50
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(15E.O.) 0.38
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(40E.O.) 0.24
(C)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 1.60
トルエン-2,5-ジアミン 3.00
塩酸2,4-ジアミノフェノキシエタノール 0.20
パラアミノフェノール 0.20
メタアミノフェノール 0.50
レゾルシン 0.80
5-アミノオルトクレゾール 0.15
流動パラフィン 10.00
オリブ油 0.50
海藻エキス(1) 0.10
加水分解コンキオリン液 0.10
カンゾウエキス 0.50
サンザシエキス 0.10
シア脂 0.50
水溶性コラーゲン液(3) 0.10
ツバキ油 0.50
ホホバ油 0.50
ローズヒップ油 0.50
ローヤルゼリーエキス 0.10
メチルポリシロキサン 1.00
メチルフェニルポリシロキサン 1.00
亜硫酸ナトリウム 0.20
L-アスコルビン酸 0.50
ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム 0.90
DL-リンゴ酸ナトリウム 1.00
モノエタノールアミン(80%) 8.00
精製水 57.83
合計 100.00
(実施例36)
第2剤
成 分 含有量(質量%)
(A)ポリエチレングリコール(平均分子量:400) 1.50
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(2E.O.) 7.50
(B)ポリオキシエチレンステアリルエーテル(2E.O.) 3.00
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(10E.O.) 1.50
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 2.40
過酸化水素水(35%) 16.60
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.20
水酸化カリウム 0.05
精製水 67.25
合計 100.00
(実施例37)
第2剤
成 分 含有量(質量%)
(A)ポリエチレングリコール(平均分子量:400) 1.50
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(2E.O.) 4.50
(B)ポリオキシエチレンベヘニルエーテル(5E.O.) 4.00
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(10E.O.) 1.50
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 2.40
過酸化水素水(35%) 16.60
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.20
水酸化カリウム 0.05
精製水 69.25
合計 100.00
(実施例38)
第2剤
成 分 含有量(質量%)
(A)ポリエチレングリコール(平均分子量:400) 1.50
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(2E.O.) 10.00
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(10E.O.) 1.00
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 1.60
流動パラフィン 2.00
過酸化水素水(35%) 16.60
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.20
水酸化カリウム 0.05
精製水 68.05
合計 100.00
(実施例39)
第2剤
成 分 含有量(質量%)
(A)ポリエチレングリコール(平均分子量:400) 1.50
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(2E.O.) 2.00
(B)ポリオキシエチレンステアリルエーテル(2E.O.) 1.00
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(10E.O.) 1.00
(B)ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 1.60
流動パラフィン 10.00
過酸化水素水(35%) 16.60
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.20
水酸化カリウム 0.05
精製水 66.05
合計 100.00
本発明により、高温条件下において安定であり、塗布する際の毛髪への伸びが良好である染毛剤または脱色剤組成物が得られる。

Claims (2)

  1. 染毛剤または脱色剤組成物であって、第1剤および第2剤ともに、
    (A)多価アルコールから選ばれる少なくとも1種以上、
    (B)非イオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種以上、
    を含有し、第1剤において、前記(A)成分としてグリセリン、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリンまたは1,3-ブチレングリコールから選ばれる少なくとも1種を1~10質量%含有し、前記(B)成分がポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、またはポリオキシエチレンベヘニルエーテルから選ばれる少なくとも1種以上を3.5~25質量%含有し、第2剤において、前記(A)成分として、ポリエチレングリコールを1.5~5質量%含有し、前記(B)成分がポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、またはポリオキシエチレンベヘニルエーテルから選ばれる少なくとも1種以上を5.6~14.4質量%含有し、かつ、第1剤および第2剤ともに高級アルコールの含有量が1質量%以下であることを特徴とする染毛剤または脱色剤組成物(但し、泡状に吐出させて毛髪に適用する、または乳液状又はジェル状である状態の混合液を毛髪上で泡立てて適用する染毛剤または脱色剤組成物を除く)。
  2. さらに第1剤に(C)カチオン性界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1に記載の染毛剤または脱色剤組成物。
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