JP6073462B2 - カートリッジホルダおよびペン型注射器 - Google Patents

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Description

本発明は、カートリッジホルダを薬物送達デバイスのハウジングに締結する、前記ハウジングのロッキング要素を受けるための少なくとも1つの基本的に長方形のウィンドウを備えたスナップ締結連結手段(snap fastening connection means)を具備する、薬物送達デバイス用のカートリッジホルダを対象とする。本発明はさらに、カートリッジホルダ用のそれぞれのスナップ締結連結部を備えるペン型注射器に関する。
そうした注射器は通常、正式な医療訓練を受けていない人によって使用される。したがって、利用には、この種の薬物送達デバイスに対していくつかの要件を設ける状況を伴う。認められていない分解行為など不適切に使用された場合、カートリッジに収納された薬剤を汚染する危険性がある。デバイスの機械的な部材が損傷を受ける可能性もある。したがって、構成要素の致命的な操作を防止するために、デバイスは構造が頑丈でなければならない。特に薬物送達デバイスのハウジングに連結されるカートリッジホルダについては、製造および組立が容易なだけではなく、どんな種類の操作についても安全な信頼性のある連結が要求される。
特許文献1は、カートリッジが内部に収容され、バヨネットロック(bayonet lock)によってスリーブ形の機構ホルダに機械的に連結されるカートリッジホルダを開示している。特許文献2に示されるカートリッジホルダは、スリーブ状のカートリッジホルダをハウジングに連結するスナップ締結連結手段を備える。締結連結手段は、スリーブ状のカートリッジホルダの壁の薬物送達デバイスのハウジングに面する部分に提供された、ハウジングのロッキング要素を受けるための1対の開口部を含む。開口部は、カートリッジホルダを貫通して連続的に伸びる長方形のウィンドウとして形成される。しかしながら、長方形のウィンドウは、一般に90°の角度で交差する壁を有し、それは、ウィンドウが鋭角の縁部または隅部を有することを意味する。不適切な使用、または例えばカートリッジホルダをハウジングから引き出そうとする、もしくはこじあけて外そうとすることによる、認められていない分解の試みがあった場合、特に連結手段領域の材料に機械的な圧力が生じる。ウィンドウの鋭い縁部および隅部によって、隅部領域に局所的な応力集中を引き起こす切欠き効果(notch effect)が生じる。薬物送達デバイスの製造には、しばしば塑性材料が使用される。この種の材料は、特に低温において脆くなる傾向がある場合がある。この場合、隅部領域の集中した応力分布が、ウィンドウの形状およびウィンドウを囲む材料の断裂または破損をもたらす恐れがある。
米国特許出願公開第2001/00334507A1号 EP1855743B1
本発明の目的は、特に低温条件における応力抵抗について、適切な解決策を考えることである。これは、請求項1に定義されるカートリッジホルダ、および請求項9に定義される薬物送達デバイスによって得られる。
本発明は、ウィンドウの隅部の各々が、丸い輪郭を備えるという考えに基づいている。丸い輪郭は、2つの隣接する壁の交差部の湾曲した形を伴うことができる。好ましくは、丸い輪郭は、それぞれの隅部を囲むもしくはそれぞれの隅部に隣接する、材料内のクリアランスまたは陥凹部として設計される。この点に関して、クリアランスまたは陥凹部の全体が丸みのある、例えば円形のクリアランスである必要はない。さらに、クリアランスまたは陥凹部は、少なくとも1つの直線または長方形の部分、および少なくとも1つの丸みのある部分、例えば円、楕円または長円の部分を含むことができる。さらに、ウィンドウの長方形の開口部領域が影響を受けないまたは減じられないような丸みのある隅部を提供すること、すなわち、ハウジングのスナップ用の突出部(ロッキング要素)が係合する領域において、丸みのある隅部が干渉しないことが好ましい。
カートリッジホルダと薬物送達デバイスの間の連結手段が受ける機械的な力、およびウィンドウの隅部の領域での力の流れは、より滑らかに方向を変えられる。形状によって、切欠き効果が最小限に抑えられる。特に低温では、形状によって、局所的な応力がより広い範囲にわたって分散されるため、隅部領域での限界応力のピークが低減される。連結手段は、破損の傾向がかなり低下すること、および破損強度が高まることによって利益を受ける。薬物送達デバイスの分野では、Bormed RF825MOなどの材料が効果的であることが分かっている。患者による使用および材料特性から生じる仕様について、機械的および熱的な負荷能力(load capacity)に関するすべての要求を、特定のウィンドウの設計によって満たすことができる。
本発明の第1の実施形態によれば、丸い輪郭を、ウィンドウの隅部の少なくとも1つに切欠き状に形成することができる。湾曲した隅部は、例えばウィンドウの隣接する側壁またはウィンドウの基本的に長方形の形に対して、ある距離だけ引っ込めることができる。バヨネットロッキング要素または半径方向に突出するタブ状の要素などの適切なロッキング要素も、好ましくは基本的に長方形の形を有することができる。ロッキング要素が実質的にウィンドウの側壁によって支持され、隅部領域と接触しないため、隅部領域に力が直接加わることが回避される。
好ましくは、丸みのある切欠きは、カートリッジホルダの長手方向の軸に対して周方向および/または軸方向に延びる。材料内の応力が広い領域にわたって分散され、したがって、局所的な応力ピークを最小限まで低減する。
好ましくは、基本的に長方形のウィンドウの周方向における一方の側の隅部の各々に、周方向に延びる第1の切欠きが提供され、ウィンドウの反対側の隅部の各々に、軸方向に延びる第2の切欠きが提供される。第2の切欠きは、第2の切欠きの一方が、ニードル装置(needle arrangement)を取り付けることが可能なデバイスの遠位端に向かって延び、第2の切欠きの他方が、薬剤をカートリッジから放出するための力を生じさせる作動手段または類似の手段を有する、デバイスの近位端に向かって延びるように提供することができる。
本発明の他の好ましい実施形態では、第1の切欠きの各々の少なくとも一部が、それぞれウィンドウの2つの対向する辺(side)の1つの拡張部として形成される。さらに、第2の切欠きの各々の少なくとも一部が、ウィンドウの第3の辺の拡張部として形成される。この配置により、応力集中および局所的な応力ピークが、きわめて効率的な方法で隅部から遠ざけられる。さらに、拡張部は、ウィンドウに受け入れられたロッキング要素に対して大きい接触面を提供する。ロッキング要素を通して伝えられる力が、主にウィンドウの側面によって支持されると同時に、応力を隅部から遠ざける。
ウィンドウにおけるロッキング要素の定位置を維持するために、かつ例えば製造公差によるロッキング要素とウィンドウの間の意図しない相対的な動きを防止するために、第1の切欠きは、第1の切欠き間の中間部分が、好ましくは弾力があり、ロッキング要素の方へ力を及ぼすように適合された突起を構成するように配置することができる。この実施形態は、容易で使いやすいアセンブリに関する要求も満たす。ウィンドウの基本的な寸法は、ロッキング要素の寸法より大きくすることができ、それにより引っかかる現象(jamming effect)のない簡単なスナッピング機能を可能にする。突起は、ロッキング要素を突起の反対側の側壁に向かって付勢するように適合される。したがって、カートリッジホルダのハウジングへの簡単な取り付けと組み合わせた締まり嵌めを用いた、信頼性のあるロッキングが得られる。突起は、ウィンドウのいずれの側にも配置することができ、近位方向、遠位方向または任意の他の方向に力を及ぼす。
ウィンドウの基本的に長方形の形の寸法を、ハウジングと結合されたロッキング要素をしっかりと固定された形で受けるように適合させることによって、ウィンドウ内にロッキング要素の完全に安定した座部を得ることができる。連結部における衝撃荷重および応力をなくすことによって、カートリッジホルダとハウジングの間の連結部に大きい力が加えられたときでも、その2つの要素の間の相対的な動きが防止される。
好ましくは、本発明の他の実施形態により、カートリッジホルダの外面の少なくとも一部に、好ましくはカートリッジホルダと一体成形された、少なくとも1つの軸方向に細長いスプライン要素が配設され、スプライン要素は、ハウジングと結合されたまたはハウジングに形成された、対応する溝と係合するように適合される。例えば、カートリッジホルダの長手方向に延びる多数の平行なリブを、カートリッジホルダの外周全体にわたり、規則的なまたは不規則な間隔で配置することができる。リブは案内手段として働き、カートリッジホルダのハウジングへの挿入を容易にする。さらに、リブは、カートリッジホルダとハウジングの間の相対的な回転運動を妨げる。本発明のさらなる改善形態では、カートリッジホルダおよび薬物送達デバイスが互いに所定の相対回転位置にあるときのみ、カートリッジホルダを薬物送達デバイスに固定することができるように分布させた複数のスプライン要素が、カートリッジホルダの周縁部のまわりに提供される。このために、複数のスプライン要素は、カートリッジホルダの少なくとも一部分の周縁部のまわりに、回転非対称の形で分布させることが好ましい。この情況において、カートリッジホルダに対するスプライン要素の配置は、コード化の役目をすることができる。カートリッジホルダは、スプライン溝を用いてのみハウジングに連結させることができ、前記スプライン溝は対応する分布で配置されるが、それは、部材の両方がコード化され、要素の各々のコード化が互いに適合していることを意味する。製造の問題に関して、この機能は、専用のカートリッジホルダのみが薬物送達デバイスに取り付けられ、薬物送達デバイスおよびカートリッジホルダが、互いに正確な相対位置にあることを保証する。
本発明の目的はさらに、ハウジング、および薬剤などの医療製品を含むカートリッジ用のカートリッジホルダを有するペン型注射器によって達成され、ハウジングおよびカートリッジホルダは、前述のように、スナップ締結連結部によって互いに保持される。特に本発明の利点は、ペン型注射器が使い捨ての注射デバイスであるときに、決定的な違いをもたらす。そうしたデバイスは、薬剤の内容物が使い尽くされた後、捨てることまたは再利用することができる。好ましくは、スナップ締結連結部は、ペン型注射器のハウジングおよびカートリッジホルダが、それらを損傷および/または破壊しないと分離できないように設計される。ペン型注射器は、EP1603610によって知られているものと同様に設計することができる。
(以下に示す)表1〜9は、発明の連結手段を備えた薬物送達デバイスについて、改善された強度容量(strength capacity)および応力抵抗を例示的な形で示すものであり、カートリッジホルダのウィンドウは、クリップウィンドウと呼ばれる。通常の連結手段を備える薬物送達デバイスに関する比較例に比べ、様々な場所、変化のある温度条件および様々な予荷重(preload)条件において、薬物送達デバイスに作用する衝撃応力の吸収が高まることが示される。
表1〜4は、衝撃力がクリップウィンドウに直接加えられる場合(表1および2)、または衝撃力がクリップウィンドウの間に加えられる場合(表3および4)の異なる予荷重条件における、きわめて低い温度条件(セ氏2°)での衝撃試験の結果を示している。各一連の試験において、新しいウィンドウの設計は、短時間の応力ピークについて改善された吸収度を示し、一方、現状の設計のウィンドウに関しては、破損の傾向がより高いことが同時に示される。しかし、通常は塑性材料が破損の影響を受けやすい低温条件だけではなく、通常の温度または室温の条件下でも、薬物送達デバイスは、本発明のウィンドウの設計によってかなり利益を受ける。特に衝撃力がウィンドウに直接作用するとき、応力吸収はより効果的である(表5〜8)。したがって、すべての条件下において、本発明は、カートリッジホルダと注射器の間に信頼性および抵抗力のある連結をもたらす。
本発明の連結手段の操作安全性に対する影響に関しては、表9に、800mm/分の分解の動きを伴う認められない分解動作に相当する一連の試験の結果を示す。現状の設計に比べ、新しいウィンドウの設計によって、連結をうまく操作するのに必要な力がかなり高くなる。したがって、すべての条件および操作の動作の下で、本発明の連結手段は、あらゆる種類の操作に関して、薬物送達デバイスに対するより高度な安全性を保証する。
本明細書で使用する用語「薬剤」は、少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで、一実施形態において、薬学的に活性な化合物は、最大1500Daまでの分子量を有し、および/または、ペプチド、タンパク質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、酵素、抗体もしくはそのフラグメント、ホルモンもしくはオリゴヌクレオチド、または上述の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、または糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈血栓塞栓症または肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、がん、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症および/または関節リウマチの処置および/または予防に有用であり、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病または糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の処置および/または予防のための少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで、さらなる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリンもしくはヒトインスリン類似体もしくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)もしくはその類似体もしくは誘導体、またはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4もしくはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4の類似体もしくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、例えば、Gly(A21),Arg(B31),Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3),Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28),Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;B28位におけるプロリンがAsp、Lys、Leu、Val、またはAlaで置き換えられており、B29位において、LysがProで置き換えられていてもよいヒトインスリン;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、およびDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、例えば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイルヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、およびB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、例えば、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドであるエキセンジン−4(1−39)を意味する。
エキセンジン−4誘導体は、例えば、以下のリストの化合物:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);または
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
(ここで、基−Lys6−NH2が、エキセンジン−4誘導体のC−末端に結合していてもよい);
または、以下の配列のエキセンジン−4誘導体:
desPro36エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2(AVE0010)、
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desAsp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desMet(O)14,Asp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2;
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2;
または前述のいずれか1つのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容される塩もしくは溶媒和化合物
から選択される。
ホルモンは、例えば、ゴナドトロピン(フォリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン(ソマトロピン)、デスモプレシン、テルリプレシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどの、Rote Liste、2008年版、50章に列挙されている脳下垂体ホルモンまたは視床下部ホルモンまたは調節性活性ペプチドおよびそれらのアンタゴニストである。
多糖類としては、例えば、グルコサミノグリカン、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、もしくは超低分子量ヘパリン、またはそれらの誘導体、または上述の多糖類の硫酸化形態、例えば、ポリ硫酸化形態、および/または、薬学的に許容されるそれらの塩がある。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容される塩の例としては、エノキサパリンナトリウムがある。
抗体は、基本構造を共有する免疫グロブリンとしても知られている球状血漿タンパク質(約150kDa)である。これらは、アミノ酸残基に付加された糖鎖を有するので、糖タンパク質である。各抗体の基本的な機能単位は免疫グロブリン(Ig)単量体(1つのIg単位のみを含む)であり、分泌型抗体はまた、IgAなどの2つのIg単位を有する二量体、硬骨魚のIgMのような4つのIg単位を有する四量体、または哺乳動物のIgMのように5つのIg単位を有する五量体でもあり得る。
Ig単量体は、4つのポリペプチド鎖、すなわち、システイン残基間のジスルフィド結合によって結合された2つの同一の重鎖および2本の同一の軽鎖から構成される「Y」字型の分子である。それぞれの重鎖は約440アミノ酸長であり、それぞれの軽鎖は約220アミノ酸長である。重鎖および軽鎖はそれぞれ、これらの折り畳み構造を安定化させる鎖内ジスルフィド結合を含む。それぞれの鎖は、Igドメインと呼ばれる構造ドメインから構成される。これらのドメインは約70〜110個のアミノ酸を含み、そのサイズおよび機能に基づいて異なるカテゴリー(例えば、可変すなわちV、および定常すなわちC)に分類される。これらは、2つのβシートが、保存されたシステインと他の荷電アミノ酸との間の相互作用によって一緒に保持される「サンドイッチ」形状を作り出す特徴的な免疫グロブリン折り畳み構造を有する。
α、δ、ε、γおよびμで表される5種類の哺乳類Ig重鎖が存在する。存在する重鎖の種類により抗体のアイソタイプが定義され、これらの鎖はそれぞれ、IgA、IgD、IgE、IgGおよびIgM抗体中に見出される。
異なる重鎖はサイズおよび組成が異なり、αおよびγは約450個のアミノ酸を含み、δは約500個のアミノ酸を含み、μおよびεは約550個のアミノ酸を有する。各重鎖は、2つの領域、すなわち定常領域(C)と可変領域(V)を有する。1つの種において、定常領域は、同じアイソタイプのすべての抗体で本質的に同一であるが、異なるアイソタイプの抗体では異なる。重鎖γ、α、およびδは、3つのタンデム型のIgドメインと、可撓性を加えるためのヒンジ領域とから構成される定常領域を有し、重鎖μおよびεは、4つの免疫グロブリン・ドメインから構成される定常領域を有する。重鎖の可変領域は、異なるB細胞によって産生された抗体では異なるが、単一B細胞またはB細胞クローンによって産生された抗体すべてについては同じである。各重鎖の可変領域は、約110アミノ酸長であり、単一のIgドメインから構成される。
哺乳類では、λおよびκで表される2種類の免疫グロブリン軽鎖がある。軽鎖は2つの連続するドメイン、すなわち1つの定常ドメイン(CL)および1つの可変ドメイン(VL)を有する。軽鎖のおおよその長さは、211〜217個のアミノ酸である。各抗体は、常に同一である2本の軽鎖を有し、哺乳類の各抗体につき、軽鎖κまたはλの1つのタイプのみが存在する。
すべての抗体の一般的な構造は非常に類似しているが、所与の抗体の固有の特性は、上記で詳述したように、可変(V)領域によって決定される。より具体的には、各軽鎖(VL)について3つおよび重鎖(HV)に3つの可変ループが、抗原との結合、すなわちその抗原特異性に関与する。これらのループは、相補性決定領域(CDR)と呼ばれる。VHドメインおよびVLドメインの両方からのCDRが抗原結合部位に寄与するので、最終的な抗原特異性を決定するのは重鎖と軽鎖の組合せであり、どちらか単独ではない。
「抗体フラグメント」は、上記で定義した少なくとも1つの抗原結合フラグメントを含み、そのフラグメントが由来する完全抗体と本質的に同じ機能および特異性を示す。パパインによる限定的なタンパク質消化は、Igプロトタイプを3つのフラグメントに切断する。1つの完全なL鎖および約半分のH鎖をそれぞれが含む2つの同一のアミノ末端フラグメントが、抗原結合フラグメント(Fab)である。サイズが同等であるが、鎖間ジスルフィド結合を有する両方の重鎖の半分の位置でカルボキシル末端を含む第3のフラグメントは、結晶可能なフラグメント(Fc)である。Fcは、炭水化物、相補結合部位、およびFcR結合部位を含む。限定的なペプシン消化により、Fab片とH−H鎖間ジスルフィド結合を含むヒンジ領域の両方を含む単一のF(ab’)2フラグメントが得られる。F(ab’)2は、抗原結合に対して二価である。F(ab’)2のジスルフィド結合は、Fab’を得るために切断することができる。さらに、重鎖および軽鎖の可変領域は、縮合して単鎖可変フラグメント(scFv)を形成することもできる。
薬学的に許容される塩は、例えば、酸付加塩および塩基性塩である。酸付加塩としては、例えば、HClまたはHBr塩がある。塩基性塩は、例えば、アルカリまたはアルカリ土類、例えば、Na+、またはK+、またはCa2+から選択されるカチオン、または、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)(式中、R1〜R4は互いに独立に:水素、場合により置換されたC1〜C6アルキル基、場合により置換されたC2〜C6アルケニル基、場合により置換されたC6〜C10アリール基、または場合により置換されたC6〜C10ヘテロアリール基を意味する)を有する塩である。薬学的に許容される塩のさらなる例は、「Remington’s Pharmaceutical Sciences」17版、Alfonso R.Gennaro(編)、Mark Publishing Company、Easton、Pa.、U.S.A.、1985およびEncyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容される溶媒和物は、例えば、水和物である。
以下では、例示の目的で、概略的な図面を参照しながら本発明について説明する。
薬物送達デバイスのハウジングの斜視図である。 本発明の第1の実施形態によるカートリッジホルダの斜視図である。 図2に示すカートリッジホルダの反対方向からの斜視図である。 図2および3に示すカートリッジホルダの連結部分の側面図である。
図1は、医療製品、例えばインスリンなどの薬剤を含むカートリッジホルダ(図2)を受けるための薬物送達デバイスのハウジング1を示している。ハウジング1は、スリーブ状の形のものである。ハウジング1の遠位端2には、カートリッジホルダを受け、カートリッジホルダと共にロックされる開口部として、部分3が形成される。ハウジング1の受け部3の内面には、ハウジング1の内壁の内面から半径方向内側に突出し、遠位端およびカートリッジホルダの方を向いたテーパまたは面取り付きの縁部を有する基本的に長方形の形をした、1組のロッキング要素4が配設される。内壁には、ハウジング1の遠位端2から反対方向に近位端に向かって、長手方向に延びる1組のスプライン溝5も形成される。
スプライン溝5は、例えばカートリッジホルダ上の対応するスプライン要素とのキーによる(keyed)連結を確立するように配置される。同じことが、カートリッジホルダ内のそれぞれのレセプタクルに受け入れられるように適合させたロッキング要素4にもあてはまる。
図2は、図1に示すハウジング1と連結するように適合されたカートリッジホルダ6を示している。カートリッジホルダ6は、近位端7および遠位端8を有する。近位端7は、図1に示すハウジング1の受け部3に連結するように適合される。カートリッジホルダ6は、細長いチューブ状の形を有する、すなわち実質的に、カートリッジまたはアンプル(図示せず)を受け、長手方向の軸9を有する円筒体として設計される。カートリッジホルダ6の遠位端8には、ニードル装置を取り付けることができる部分が存在する。このために、その部分は、遠位端部8の外側に配置された螺旋状のねじ山10を備える。ねじ山の代わりにまたはそれに加えて、他の適切な取り付け手段を用いることが可能である。
カートリッジホルダ6の略円筒形の部分には、軸方向に延長する連続的な開口部11が、カートリッジホルダ内に形成される。カートリッジホルダ6の半径方向の反対側にも同様の開口部が提供され、それは図3において最もよく理解することができる。カートリッジは、その近位端によってカートリッジホルダ6に挿入することができる。患者の利便性のために、また安全上の要求に関して、カートリッジの充填レベルおよび他の重要な情報を、開口部11を通して視覚的に確認することができる。開口部11に加えてまたはその別法として、カートリッジホルダ6を少なくとも部分的に、透明または半透明の材料で製造することができる。
カートリッジホルダ6およびハウジング1は、カートリッジホルダ6をハウジング1に固定するスナップ締結連結手段によって連結することができる。このために、カートリッジホルダ6は、その近位端7に挿入部12を備える。挿入部12は、ホルダ6の外周上に形成され、半径方向外側に延びる鍔13によって、開口部11を有する円筒部から分離される。鍔13は、挿入部がハウジング1の受け部3に挿入されると、ハウジング1の遠位端に当接するように適合される。
挿入部12の外面には、近位端7から鍔13に向かって軸方向に延びる、4つの長手方向のスプライン要素またはリブ14が配設される。長手方向のリブ14は、ハウジング1の受け部3に形成されたスプライン溝5と係合し、半径方向に、ハウジング1とカートリッジホルダ6の間の相対的な回転運動を妨げるが、例えば組立工程のための相対的な軸方向運動を許容するキーによる連結を確立するように適合される。挿入部12も、近位端7の近くに、いくつかの不規則な間隔で配置されたウィンドウ15を有する。開口部11のように、ウィンドウ15は、カートリッジホルダ6の内側部分がそれを通して外側に通じることができる、連続的な開口部である。
ウィンドウ15の具体的な形状を明示する、部分12を拡大したものが、図4に側面図として示されている。ウィンドウ15は、破線16によって示されるように基本的に長方形の形のものである。ウィンドウ15の基本的な形は、その寸法がロッキング要素4に合致しているが、それは、ロッキング要素4がやはり基本的に長方形の形のものであり、寸法についてその長方形の形の大きさに合致していることを意味する。ウィンドウ15の基本的な長方形の形16を考慮すると、図4は、ウィンドウ15の4つの隅部の各々が、ウィンドウ15の基本的な長方形の形16からそれた丸い輪郭を備えることを示している。
丸い輪郭は、隅部に切欠き状に形成され、それは、縁部の丸い輪郭を、基本的な長方形のそれぞれの縁部からある距離だけ引っ込めることを意味する。したがって、ウィンドウ15の周方向における一方の側には、ウィンドウ15の中に形成された第1の切欠き17a、17bが存在する。第1の切欠き17a、17bの反対側には、ウィンドウ15の中に形成された第2の切欠き18a、18bが存在する。第1の切欠き17aの遠位部は、ウィンドウ15の長方形16の遠位の辺20aの延長部19aである。第1の切欠き17bの近位の一部分は、ウィンドウ15の長方形16の反対側の近位の辺20bの延長部19bである。第2の切欠き18a、18bの各々の一部分は、ウィンドウ15の第3の辺20cの延長部19cとして形成される。
第1の切欠き17a、17bは、弾力のある突起21を構成する、前記部分の中間の中間部分を形成するように、実質的に平行な関係で配置される。
カートリッジホルダ6をハウジング1に連結し固定するために、カートリッジホルダ6が、その挿入部12によってハウジング1の受け部3に挿入される。長手方向のスプライン14が受け部3のスプライン溝5と係合し、ロッキング要素4がウィンドウ15に受け入れられる。ウィンドウ15内では、突起21が、ロッキング要素4をウィンドウ15の第3の辺20cの方へ付勢し、それによって、ウィンドウ15内にロッキング要素4の安定した座部を確保する傾向を有する、ロッキング要素4に向かう力を及ぼす。経験のない使用者がカートリッジホルダ6をハウジング1から引き出そうとした場合、またはカートリッジホルダをハウジング1に対して誤って締めた場合には、カートリッジホルダとハウジングの間の連結に、機械的な力がかけられる。切欠き17a、17b、18a、18b、およびロッキング要素をウィンドウに受け入れる方法によって、ウィンドウ15の隅部における局所的な応力ピークが回避される。
1 ハウジング
2 ハウジングの遠位端
3 受け部
4 ロッキング要素
5 スプライン溝
6 カートリッジホルダ
7 近位端
8 遠位端
9 長手方向の軸
10 螺旋状のねじ山
11 連続的な開口部
12 挿入部
13 鍔
14 スプライン要素
15 ウィンドウ
16 基本的な長方形のウィンドウ
17a 第1の切欠き
17b 第1の切欠き
18a 第2の切欠き
18b 第2の切欠き
19a ウィンドウの遠位の辺の延長部
19b ウィンドウの近位の辺の延長部
19c ウィンドウの第3の辺の延長部
20a ウィンドウの遠位の辺
20b ウィンドウの近位の辺
20c ウィンドウの第3の辺
21 弾力のある突起
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Claims (10)

  1. 薬物送達デバイス用のカートリッジホルダ(6)であって、該カートリッジホルダ(6)を薬物送達デバイスのハウジング(1)に締結する、ロッキング要素(4)を受けるための少なくとも1つの基本的に長方形のウィンドウ(15)を備えたスナップ締結連結手段を具備する前記カートリッジホルダにおいて、ウィンドウ(15)の隅部の各々は、丸い輪郭を備えることを特徴とする前記カートリッジホルダ。
  2. 丸い輪郭は、ウィンドウ(15)の隅部の少なくとも1つに切欠き状に形成されることを特徴とする、請求項1に記載のカートリッジホルダ。
  3. 丸みのある切欠き(17a、17b、18a、18b)は、カートリッジホルダ(6)の長手方向の軸に対して周方向および/または軸方向に延びることを特徴とする、請求項2に記載のカートリッジホルダ。
  4. ウィンドウ(15)の一方の周方向の側の隅部の各々に、周方向に延びる第1の切欠き(17a、17b)が提供され、ウィンドウ(15)の周方向の反対側の隅部の各々に、軸方向に延びる第2の切欠き(18a、18b)が提供されることを特徴とする、請求項2または3に記載のカートリッジホルダ。
  5. 第1の切欠き(17a、17b)の各々の少なくとも一部は、それぞれウィンドウ(15)の2つの対向する辺の1つの拡張部(19a、19b)として形成され;かつ/または、第2の切欠き(18a、18b)の各々の少なくとも一部は、ウィンドウ(15)の第3の辺の拡張部(19c)として形成されることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか1項に記載のカートリッジホルダ。
  6. 第1の切欠きは、該第1の切欠き(17a、17b)間の中間部分が、好ましくは弾力のある突起(21)を構成するように配置されることを特徴とする、請求項4または5に記載のカートリッジホルダ。
  7. カートリッジホルダ(6)の外面の少なくとも一部分(12)に、好ましくはカートリッジホルダ(6)と一体成形された、少なくとも1つの軸方向に細長いスプライン要素(14)が配設されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のカートリッジホルダ。
  8. 複数のスプライン要素(14)は、カートリッジホルダ(6)の少なくとも一部分の周縁部のまわりに、回転非対称の形で分布させることを特徴とする、請求項7に記載のカートリッジホルダ。
  9. ハウジング(1)、および薬剤などの医療製品を含むカートリッジ用の請求項1〜8のいずれか1項に記載のカートリッジホルダ(6)を有するペン型注射器であって、該ハウジング(1)および該カートリッジホルダ(6)は、スナップ締結連結部によって互いに保持される前記ペン型注射器。
  10. 使い捨ての注射デバイスであることを特徴とする、請求項9に記載のペン型注射器。
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