JP6072718B2 - ワイヤ放電加工装置、薄板の製造方法および半導体ウエハの製造方法 - Google Patents
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Description
本発明のワイヤ放電加工装置は、互いに離間して並列に設けられ、かつ、被加工物にそれぞれ対向する複数の切断ワイヤ部を形成するワイヤ電極と、パルス状の加工用電圧を発生させる加工用電源と、前記複数の切断ワイヤ部にそれぞれ電気的に接続され、前記複数の切断ワイヤ部と前記被加工物との間に前記加工用電圧を印加する複数の給電子を含む給電子ユニットと、前記被加工物の加工を補助する加工液を噴出する噴出口を有し、前記加工液が、前記複数の切断ワイヤ部に沿って、前記複数の切断ワイヤ部と前記被加工物との間に形成される極間に向かうように、前記加工液を前記噴出口から噴出させる2個のノズルとを備え、前記2個のノズルは、前記複数の切断ワイヤ部が通過する貫通口を有する状態で重ね合わせて設置され、前記複数の切断ワイヤ部は、前記貫通口を通過し、前記2個のノズルのうちの一つには、前記複数の切断ワイヤ部を整列させて支持する制振ガイドロッドが設けられることを特徴とする。
本発明のワイヤ放電加工装置は、互いに離間して並列に設けられ、かつ、被加工物にそれぞれ対向する複数の切断ワイヤ部を形成するワイヤ電極と、パルス状の加工用電圧を発生させる加工用電源と、前記複数の切断ワイヤ部にそれぞれ電気的に接続され、前記複数の切断ワイヤ部と前記被加工物との間に前記加工用電圧を印加する複数の給電子を含む給電子ユニットと、前記被加工物の加工を補助する加工液を噴出する噴出口を有し、前記加工液が、前記複数の切断ワイヤ部に沿って、前記複数の切断ワイヤ部と前記被加工物との間に形成される極間に向かうように、前記加工液を前記噴出口から噴出させるノズルと、前記複数の切断ワイヤ部を整列させて、支持するワイヤ押さえとを備え、前記ノズルと前記ワイヤ押さえとは、前記複数の切断ワイヤ部を挟んで対向して配置され、前記ノズルは、前記加工液が供給される前記ノズルの内部の空間に、前記加工液の流路を屈曲させる仕切り板を備えることを特徴とする。
本発明のワイヤ放電加工装置は、互いに離間して並列に設けられ、かつ、被加工物にそれぞれ対向する複数の切断ワイヤ部を形成するワイヤ電極と、パルス状の加工用電圧を発生させる加工用電源と、前記複数の切断ワイヤ部にそれぞれ電気的に接続され、前記複数の切断ワイヤ部と前記被加工物との間に前記加工用電圧を印加する複数の給電子を含む給電子ユニットと、前記被加工物の加工を補助する加工液を噴出する噴出口を有し、前記加工液が、前記複数の切断ワイヤ部に沿って、前記複数の切断ワイヤ部と前記被加工物との間に形成される極間に向かうように、前記加工液を前記噴出口から噴出させるノズルと、前記複数の切断ワイヤ部を整列させて、支持するワイヤ押さえとを備え、前記ノズルと前記ワイヤ押さえとは、前記複数の切断ワイヤ部を挟んで対向して配置され、前記ワイヤ押さえは、ベースと、1つ以上のワイヤ押さえ用制振ガイドローラとを備え、前記1つ以上のワイヤ押さえ用制振ガイドローラのうちの1つは、前記ワイヤ押さえの前記ベースの前記被加工物側の端部に設置され、前記切断ワイヤ部を整列させて支持することを特徴とする。
本発明のワイヤ放電加工装置によれば、被加工物の加工精度および加工速度の低下を抑制するとともに、被加工物1個あたりからの加工物の収量を増大させることができる。また、被加工物の加工を補助する加工液を噴出口から噴出させる2個のノズルは、複数の切断ワイヤ部が通過する貫通口を有する状態で重ね合わせて設置される。複数の切断ワイヤ部は、貫通口を通過する。2個のノズルの一つには、複数の切断ワイヤ部を整列させて支持する制振ガイドロッドが設けられる。これによって、切断ワイヤ部の振動を抑制することができる。したがって、放電加工される部分の極間からの加工屑の排出性を改善することができるので、切断ワイヤ部による同時薄板加工の加工精度と加工速度とを向上させることができる。
本発明のワイヤ放電加工装置によれば、被加工物の加工を補助する加工液が供給されるノズルの内部の空間に、加工液の流路を屈曲させる仕切り板を備え、加工液を噴出口から噴出させるノズルと、ワイヤ電極によって形成される複数の切断ワイヤ部を整列させて支持するワイヤ押さえとは、複数の切断ワイヤ部を挟んで対向して配置される。これによって、ノズルを被加工物の側面の切断される部分に近接して設置することができるので、ノズル内に構成された流路によって整流された加工液を、被加工物に形成される切断溝の直前まで誘導して、被加工物に噴出することができる。このようにして加工液を噴出することによって、切断溝の内部にまで加工液を供給しやすくなるので、加工によって生じる加工屑を切断溝の極間から容易に排出することができる。
また、ノズルに影響を与えることなく、ワイヤ押さえを被加工物に近接して設置することができるので、被加工物の両側にワイヤ押さえを設置したときに、ワイヤ押さえで支持されるワイヤスパンを、必要最小限の長さに設定することができる。また、切断ワイヤ部に作用する加工液流による外力を低減することができるので、切断ワイヤ部のたわみおよび振動を抑制することができる。これによって、被加工物を複数の箇所で同時に切断するときの加工精度および加工速度を向上させることができる。したがって、被加工物の加工精度および加工速度の低下を抑制するとともに、被加工物1個あたりからの加工物の収量を増大させることができる。
本発明のワイヤ放電加工装置によれば、被加工物の加工を補助する加工液を噴出口から噴出させるノズルと、ワイヤ電極によって形成される複数の切断ワイヤ部を整列させて支持するワイヤ押さえとは、複数の切断ワイヤ部を挟んで対向して配置される。これによって、ノズルを被加工物の側面の切断される部分に近接して設置することができるので、ノズル内に構成された流路によって整流された加工液を、被加工物に形成される切断溝の直前まで誘導して、被加工物に噴出することができる。このようにして加工液を噴出することによって、切断溝の内部にまで加工液を供給しやすくなるので、加工によって生じる加工屑を切断溝の極間から容易に排出することができる。
また、ノズルに影響を与えることなく、ワイヤ押さえを被加工物に近接して設置することができるので、被加工物の両側にワイヤ押さえを設置したときに、ワイヤ押さえで支持されるワイヤスパンを、必要最小限の長さに設定することができる。また、切断ワイヤ部に作用する加工液流による外力を低減することができるので、切断ワイヤ部のたわみおよび振動を抑制することができる。これによって、被加工物を複数の箇所で同時に切断するときの加工精度および加工速度を向上させることができる。したがって、被加工物の加工精度および加工速度の低下を抑制するとともに、被加工物1個あたりからの加工物の収量を増大させることができる。
また、ワイヤ押さえは、ベースと、1つ以上のワイヤ押さえ用制振ガイドローラとを備え、1つ以上のワイヤ押さえ用制振ガイドローラのうちの1つは、ワイヤ押さえのベースの被加工物側の端部に設置され、切断ワイヤ部を整列させて支持する。これによって、切断ワイヤ部を被加工物に近い位置で整列させて支持することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるワイヤ放電加工装置1の構成を示す斜視図である。ワイヤ放電加工装置1は、繰出し用のワイヤボビン(以下「繰出し用ボビン」という場合がある)11、ワイヤ電極12、複数の巻掛ガイドローラ13a,13b,13c,13d、巻取り用のワイヤボビン(以下「巻取り用ボビン」という場合がある)14、複数の制振ガイドローラ15a,15b、加工用電源16、給電子ユニット17,18、ノズル19、加工ステージ20およびワイヤ押さえ21を備えて構成される。
図4は、本発明の第2の実施の形態におけるワイヤ放電加工装置2の構成を示す断面図である。本実施の形態のワイヤ放電加工装置2は、前述の図1〜図3に示す第1の実施の形態におけるノズル19に代えて、図4に示すノズル60を備えること以外は、第1の実施の形態のワイヤ放電加工装置1と同様の構成を有する。図4では、図2と同様に、ワイヤ放電加工装置2のノズル60およびワイヤ押さえ21の部分を拡大して示している。
図5は、本発明の第3の実施の形態におけるワイヤ放電加工装置3の構成を示す断面図である。本実施の形態のワイヤ放電加工装置3は、前述の図1〜図3に示す第1の実施の形態におけるノズル19およびワイヤ押さえ21に代えて、図4に示す2個のノズル70A,70Bを備えること以外は、第1の実施の形態のワイヤ放電加工装置1と同様の構成を有する。図5では、図2と同様に、ワイヤ放電加工装置3のノズル70A,70Bの部分を拡大して示している。
Claims (11)
- 互いに離間して並列に設けられ、かつ、被加工物にそれぞれ対向する複数の切断ワイヤ部を形成するワイヤ電極と、
パルス状の加工用電圧を発生させる加工用電源と、
前記複数の切断ワイヤ部にそれぞれ電気的に接続され、前記複数の切断ワイヤ部と前記被加工物との間に前記加工用電圧を印加する複数の給電子を含む給電子ユニットと、
前記被加工物の加工を補助する加工液を噴出する噴出口を有し、前記加工液が、前記複数の切断ワイヤ部に沿って、前記複数の切断ワイヤ部と前記被加工物との間に形成される極間に向かうように、前記加工液を前記噴出口から噴出させるノズルと、
ワイヤ押さえ用制振ガイドローラを有し、前記複数の切断ワイヤ部を整列させて、支持するワイヤ押さえとを備え、
前記ノズルと前記ワイヤ押さえとは、前記複数の切断ワイヤ部が走行する間隙を維持して重ね合わせて設置され、
前記複数の切断ワイヤ部は、前記ワイヤ押さえ用制振ガイドローラに接触しながら前記間隙を通過することを特徴とするワイヤ放電加工装置。 - 互いに離間して並列に設けられ、かつ、被加工物にそれぞれ対向する複数の切断ワイヤ部を形成するワイヤ電極と、
パルス状の加工用電圧を発生させる加工用電源と、
前記複数の切断ワイヤ部にそれぞれ電気的に接続され、前記複数の切断ワイヤ部と前記被加工物との間に前記加工用電圧を印加する複数の給電子を含む給電子ユニットと、
前記被加工物の加工を補助する加工液を噴出する噴出口を有し、前記加工液が、前記複数の切断ワイヤ部に沿って、前記複数の切断ワイヤ部と前記被加工物との間に形成される極間に向かうように、前記加工液を前記噴出口から噴出させる2個のノズルとを備え、
前記2個のノズルは、前記複数の切断ワイヤ部が通過する貫通口を有する状態で重ね合わせて設置され、
前記複数の切断ワイヤ部は、前記貫通口を通過し、
前記2個のノズルのうちの一つには、前記複数の切断ワイヤ部を整列させて支持する制振ガイドロッドが設けられることを特徴とするワイヤ放電加工装置。 - 互いに離間して並列に設けられ、かつ、被加工物にそれぞれ対向する複数の切断ワイヤ部を形成するワイヤ電極と、
パルス状の加工用電圧を発生させる加工用電源と、
前記複数の切断ワイヤ部にそれぞれ電気的に接続され、前記複数の切断ワイヤ部と前記被加工物との間に前記加工用電圧を印加する複数の給電子を含む給電子ユニットと、
前記被加工物の加工を補助する加工液を噴出する噴出口を有し、前記加工液が、前記複数の切断ワイヤ部に沿って、前記複数の切断ワイヤ部と前記被加工物との間に形成される極間に向かうように、前記加工液を前記噴出口から噴出させるノズルと、
前記複数の切断ワイヤ部を整列させて、支持するワイヤ押さえとを備え、
前記ノズルと前記ワイヤ押さえとは、前記複数の切断ワイヤ部を挟んで対向して配置され、
前記ノズルは、前記加工液が供給される前記ノズルの内部の空間に、前記加工液の流路を屈曲させる仕切り板を備えることを特徴とするワイヤ放電加工装置。 - 前記ノズルは、前記ノズルの上面と前記仕切り板との間に設けられ、前記ノズルの内部の空間、および前記加工液の流路の寸法を調整する調整板を備えることを特徴とする請求項3に記載のワイヤ放電加工装置。
- 前記ノズルは、前記ノズルに供給された前記加工液が流下する流路が、前記噴出口からの前記加工液の吐出方向に平行に形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載のワイヤ放電加工装置。
- 前記ノズルの底板の前記噴出口側の端面は、前記ノズルの上面の前記噴出口側の端面よりも、前記被加工物から離隔していることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のワイヤ放電加工装置。
- 前記ワイヤ電極が巻き掛けられる複数の巻掛ガイドローラと、
前記複数のワイヤ部に張力を付加する制振ガイドローラとを備え、
前記ワイヤ電極は、前記複数の巻掛ガイドローラに巻き掛けられて前記複数の切断ワイヤ部を形成して、各前記巻掛ガイドローラの回転に伴って走行し、
前記ノズルは、前記噴出口からの前記加工液の噴出方向が前記切断ワイヤ部の走行方向に平行になるように設置され、
前記ワイヤ押さえは、前記制振ガイドローラとともに前記複数の切断ワイヤ部に張力を付加する方向に設置され、
前記ノズルと前記ワイヤ押さえとは、前記複数の切断ワイヤ部を介して重ね合わせて使用されることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工装置。 - 互いに離間して並列に設けられ、かつ、被加工物にそれぞれ対向する複数の切断ワイヤ部を形成するワイヤ電極と、
パルス状の加工用電圧を発生させる加工用電源と、
前記複数の切断ワイヤ部にそれぞれ電気的に接続され、前記複数の切断ワイヤ部と前記被加工物との間に前記加工用電圧を印加する複数の給電子を含む給電子ユニットと、
前記被加工物の加工を補助する加工液を噴出する噴出口を有し、前記加工液が、前記複数の切断ワイヤ部に沿って、前記複数の切断ワイヤ部と前記被加工物との間に形成される極間に向かうように、前記加工液を前記噴出口から噴出させるノズルと、
前記複数の切断ワイヤ部を整列させて、支持するワイヤ押さえとを備え、
前記ノズルと前記ワイヤ押さえとは、前記複数の切断ワイヤ部を挟んで対向して配置され、
前記ワイヤ押さえは、ベースと、1つ以上のワイヤ押さえ用制振ガイドローラとを備え、
前記1つ以上のワイヤ押さえ用制振ガイドローラのうちの1つは、前記ワイヤ押さえの前記ベースの前記被加工物側の端部に設置され、前記切断ワイヤ部を整列させて支持することを特徴とするワイヤ放電加工装置。 - 前記ワイヤ押さえは、前記ワイヤ押さえに対向して配置される前記ノズルの前記切断ワイヤ部側の表面と、前記ベースに設置される前記ワイヤ押さえ用制振ガイドローラとの間隙が、前記ワイヤ電極の直径に略等しくなるように配置されることを特徴とする請求項8に記載のワイヤ放電加工装置。
- 請求項1から9のいずれか1つに記載のワイヤ放電加工装置を用いて、被加工物を複数枚の薄板に加工する工程を備えることを特徴とする薄板の製造方法。
- 請求項1から9のいずれか1つに記載のワイヤ放電加工装置を用いて、半導体素材を複数枚の半導体ウエハに加工する工程を備えることを特徴とする半導体ウエハの製造方法。
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