JP6071928B2 - 比例弁 - Google Patents

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Description

本発明は、流量調節のために使用する比例弁に関する。
従来、この種の比例弁として、上側の流入室と、下側の流出室と、流入室と流出室との間の弁座とを有する弁筐と、流入室の上端面を閉塞するダイヤフラムと、ダイヤフラムに連結された、弁座の流出室側の面に対向する弁体と、弁体に下方への押圧力を付与すると共にこの押圧力を可変する電磁アクチュエータとを備えるものが知られている(例えば、特許文1参照)。このものでは、流量が電磁アクチュエータへの通電電流値に応じて変化すると共に、流入室の流体圧(一次圧)が変動しても、ダイヤフラムに連動して弁体が変位し、一次圧の変動による流量の変動が防止される。
また、このものでは、弁体と流出室の底壁との間に、弁体を上方に付勢するコイルバネを介設し、コイルバネの付勢力により弁体の自重をキャンセルして、自重の影響で制御精度が悪化することを回避している。
ところで、コイルバネは座屈により曲がることがある。そして、コイルバネが曲がると、弁体が弁座に対し偏心して、弁体と弁座との間の隙間量(開度)が周方向位置によって不均一になる。そのため、特に小流量にするために開度を小さくしたときの流量制御の安定性が損なわれてしまう。
かかる不具合を解消するため、弁体と流出室の底壁との一方に、コイルバネに外挿されるガイドスリーブ又はコイルバネに内挿されるガイドロッドから成るガイド部材を固定し、コイルバネの曲りを防止することが考えられる。然し、弁体が弁座に着座する閉弁位置に存する状態で、弁体と流出室の底壁との他方とガイド部材との間に、弁体が下方の開き側に変位可能となるように上下方向の隙間を確保する必要があり、この隙間の部分では、コイルバネがガイド部材から外れてしまう。そして、ガイド部材から外れたコイルバネの部分の曲りを防止できなくなる。
実開昭57−35572号公報
本発明は、以上の点に鑑み、コイルバネの座屈による曲りをその全長に亘って防止できるようにした比例弁を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、上側の流入室と、下側の流出室と、流入室と流出室との間の弁座とを有する弁筐と、流入室の上端面を閉塞するダイヤフラムと、ダイヤフラムに連結された、弁座の流出室側の面に対向する弁体と、弁体に下方への押圧力を付与すると共にこの押圧力を可変する電磁アクチュエータとを備える比例弁であって、弁体と流出室の底壁との間に、弁体を上方に付勢するコイルバネを介設するものにおいて、弁体に、コイルバネに外挿される下方にのびるガイドスリーブが固定され、流出室の底壁に、コイルバネに内挿される上方にのびるガイドロッドが固定され、ガイドスリーブとガイドロッドの夫々の長さは、弁体が弁座に着座する閉弁位置に存する状態で、ガイドスリーブと流出室の底壁との間及びガイドロッドと弁体との間に上下方向の隙間を生じ、且つ、弁体が閉弁位置に存する状態でガイドスリーブとガイドロッドとが部分的にオーバーラップするように設定され、ガイドスリーブの内径とガイドロッドの外径は、コイルバネとの間に0.1〜0.2mmの径方向隙間を生ずるように設定されることを特徴とする。
本発明によれば、弁体が閉弁位置に存する状態で、ガイドスリーブから外れたコイルバネの部分の内側にはガイドロッドが存在し、且つ、ガイドロッドから外れたコイルバネの部分の外側にはガイドスリーブが存在する。従って、ガイドスリーブとガイドロッドの両者によりコイルバネの座屈による曲りをその全長に亘って防止できる。その結果、コイルバネの曲りにより弁体が弁座に対し偏心することを確実に防止でき、開度を小さくしたときも流量制御の安定性を確実に確保できる。
本発明の実施形態の比例弁の断面図。
図1を参照して、1は、本発明の実施形態の比例弁の弁筐を示している。この弁筐1は、流入口2aに連なる上側の流入室2と、流出口3aに連なる下側の流出室3と、流入室2と流出室3との間の弁座4とを有している。尚、弁筐1は、流入室2及び弁座4を形成した上半部1aと流出室3を形成した下半部1bとを結合して構成されている。
また、比例弁は、流入室2の上端面を閉塞するダイヤフラム5と、弁座4の流出室3側の面(下面)に対向する弁体6とを備えている。弁体6は、これに一体のロッド部6aを介してダイヤフラム5に連結されている。
比例弁は、更に、弁体6に下方への押圧力を付与すると共にこの押圧力を可変する、ダイヤフラム5の上方に配置された電磁アクチュエータ7を備えている。電磁アクチュエータ7は、励磁コイル7aと、励磁コイル7aの内周に配置した上下動自在なプランジャ7bとを有するソレノイドで構成されている。そして、プランジャ7bの下端をダイヤフラム5の上方に突出するロッド部6aの上端に当接させ、励磁コイル7aへの通電電流値に比例した下方への押圧力が弁体6に付与されるようにしている。これにより、比例弁に流れる流体の流量が通電電流値に比例して変化する。また、流入室2の流体圧(一次圧)が変動しても、ダイヤフラム5に連動して弁体6が変位し、一次圧の変動による流量の変動が防止される。
また、比例弁は、弁体6と流出室3の底壁3bとの間に介設したコイルバネ8を備えている。そして、コイルバネ8により弁体6を弁体6及びプランジャ7bの自重分の付勢力で上方に付勢し、弁体6及びプランジャ7bの自重の影響で制御精度が悪化することを防止できるようにしている。
ここで、コイルバネ8が座屈により曲がると、弁体6が弁座4に対し偏心して、弁体6と弁座4との間の隙間量(開度)が周方向位置によって不均一になる。そのため、特に小流量にするために開度を小さくしたときの流量制御の安定性が損なわれてしまう。
そこで、本実施形態では、弁体6に、コイルバネ8に外挿される下方にのびるガイドスリーブ9を固定し、流出室3の底壁3bに、コイルバネ8に内挿される上方にのびるガイドロッド10を固定している。ガイドスリーブ9とガイドロッド10のそれぞれの長さは、弁体6が弁座4に着座する閉弁位置に存する状態で、ガイドスリーブ9と底壁3bの間及びガイドロッド10と弁体6との間に上下方向の隙間を生じ、且つ、弁体6が閉弁位置に存する状態でガイドスリーブ9とガイドロッド10とが部分的にオーバーラップするように設定されている。
これによれば、弁体6が閉弁位置に存する状態で、ガイドスリーブ9から下方に外れたコイルバネ8の部分の内側にはガイドロッド10が存在し、且つ、ガイドロッド10から上方に外れたコイルバネ8の部分の外側にはガイドスリーブ9が存在することになる。従って、ガイドスリーブ9とガイドロッド10の両者によりコイルバネ8の座屈による曲りをその全長に亘って防止できる。その結果、コイルバネ8の曲りにより弁体6が弁座4に対し偏心することを確実に防止でき、開度を小さくしたときも流量制御の安定性を確実に確保できる。
尚、ガイドスリーブ9の内径とガイドロッド10の外径は、コイルバネ8との間に0.1〜0.2mm程度の径方向隙間を生ずるように設定することが望ましい。また、上記第1実施形態では、ガイドスリーブ9とガイドロッド10を夫々弁体6と底壁3bに一体に形成しているが、弁体6や底壁3にこれとは別体のガイドスリーブ9やガイドロッド10を適宜の手段で取り付けてもよい。
1…弁筐、2…流入室、3…流出室、4…弁座、5…ダイヤフラム、6…弁体、7…電磁アクチュエータ、8…コイルバネ、9…ガイドスリーブ、10…ガイドロッド。

Claims (1)

  1. 上側の流入室と、下側の流出室と、流入室と流出室との間の弁座とを有する弁筐と、流入室の上端面を閉塞するダイヤフラムと、ダイヤフラムに連結された、弁座の流出室側の面に対向する弁体と、弁体に下方への押圧力を付与すると共にこの押圧力を可変する電磁アクチュエータとを備える比例弁であって、弁体と流出室の底壁との間に、弁体を上方に付勢するコイルバネを介設するものにおいて、
    体に、コイルバネに外挿される下方にのびるガイドスリーブが固定され、流出室の底壁に、コイルバネに内挿される上方にのびるガイドロッドが固定され、ガイドスリーブとガイドロッドの夫々の長さは、弁体が弁座に着座する閉弁位置に存する状態で、ガイドスリーブと流出室の底壁との間及びガイドロッドと弁体との間に上下方向の隙間を生じ、且つ、弁体が閉弁位置に存する状態でガイドスリーブとガイドロッドとが部分的にオーバーラップするように設定され、ガイドスリーブの内径とガイドロッドの外径は、コイルバネとの間に0.1〜0.2mmの径方向隙間を生ずるように設定されることを特徴とする比例弁。
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