JP2019203665A - ガスガバナ - Google Patents

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【課題】一次圧室11と二次圧室12と弁座13とを有するケーシング1と、一次圧室11の弁座13とは反対側の端面を覆うダイヤフラム2と、弁座13に形成した弁孔14に挿通され、二次圧室12側の端部に向けて外径を次第に大きくした弁体部31を有するガバナバルブ3と、ガバナバルブ3を閉じ方向に付勢するバネ4とを備え、ガバナバルブ3の軸部32をダイヤフラム2に連結し、一次圧の変動に応じダイヤフラム2を介してガバナバルブ3を変位させて、二次圧の変動を抑制するようにしたガスガバナにおいて、雰囲気温度の変化によるダイヤフラム2の硬度変化に起因する二次圧の変化を防止できるようにする。【解決手段】バネ4を、温度上昇するとバネ定数が小さくなる形状記憶合金バネで構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、バーナに対するガス供給路等に介設するガスガバナに関する。
従来、この種のガスガバナとして、一次圧室と、二次圧室と、一次圧室と二次圧室との間の弁座とを有するケーシングと、一次圧室の弁座とは反対側の端面を覆うダイヤフラムと、弁座に形成した弁孔に挿通され、二次圧室側の端部に向けて外径を次第に大きくした弁体部を有し、二次圧室側から一次圧室側に向かう閉じ方向に変位することで弁孔の開度を減少させ、一次圧室側から二次圧室側に向かう開き方向に変位することで弁孔の開度を増加させるガバナバルブと、ガバナバルブを閉じ方向に付勢するバネとを備え、弁体部からのびるガバナバルブの軸部をダイヤフラムに連結し、一次圧室内のガス圧変動に応じダイヤフラムを介してガバナバルブを変位させて、二次圧室内のガス圧変動を抑制するようにしたものは知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、雰囲気温度の変化でダイヤフラムの硬度が変化すると、二次圧室内のガス圧(二次圧)が変化する。即ち、雰囲気温度の上昇でダイヤフラムの硬度が低下すると、ダイヤフラムは、バネの付勢力を受けてガバナバルブの閉じ方向に変位しやすくなり、二次圧が低下する。
特開2015−169270号公報
本発明は、以上の点に鑑み、雰囲気温度の変化による二次圧の変化を防止できるようにしたガスガバナを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、一次圧室と、二次圧室と、一次圧室と二次圧室との間の弁座とを有するケーシングと、一次圧室の弁座とは反対側の端面を覆うダイヤフラムと、弁座に形成した弁孔に挿通され、二次圧室側の端部に向けて外径を次第に大きくした弁体部を有し、二次圧室側から一次圧室側に向かう閉じ方向に変位することで弁孔の開度を減少させ、一次圧室側から二次圧室側に向かう開き方向に変位することで弁孔の開度を増加させるガバナバルブと、ガバナバルブを閉じ方向に付勢するバネとを備え、弁体部からのびるガバナバルブの軸部をダイヤフラムに連結し、一次圧室内のガス圧変動に応じダイヤフラムを介してガバナバルブを変位させて、二次圧室内のガス圧変動を抑制するようにしたガスガバナにおいて、バネは、温度上昇するとバネ定数が小さくなる形状記憶合金バネで構成されることを特徴とする。
本発明によれば、雰囲気温度の上昇でダイヤフラムの硬度が低下して、ダイヤフラムがガバナバルブの閉じ方向に変位しやすくなっても、ガバナバルブを閉じ方向に付勢するバネのバネ定数が雰囲気温度の上昇で減少する。従って、ダイヤフラムの硬度低下の影響がバネ定数の減少で打ち消されて、二次圧室内のガス圧(二次圧)は一定に維持され、雰囲気温度の変化による二次圧の変化を防止できる。
また、本発明のガスガバナは、ダイヤフラムを挟んで一次圧室とは反対側に配置された電磁ソレノイドを備え、ガバナバルブに電磁ソレノイドのコイルへの通電電流に比例した開き方向への押圧力を作用させる比例弁機能を有するものとしてもよい。
本発明の実施形態のガスガバナの切断側面図。
図1を参照して、本発明の実施形態のガスガバナAは、ガスバーナに対するガス供給路に介設されるものであり、ガス流入口11aに連通する一次圧室11と、一次圧室11の下方に位置し、ガス流出口12aに連通する二次圧室12と、一次圧室11と二次圧室12との間の弁座13とを有するケーシング1を備えている。弁座13には、一次圧室11と二次圧室12とを接続する弁孔14が形成されている。また、ケーシング1の下面には、二次圧室12の下端面を覆う蓋板15が締結されている。
ガスガバナAは、更に、一次圧室11の弁座13とは反対側の端面、即ち、上端面を覆うダイヤフラム2と、ダイヤフラム2に連結したガバナバルブ3とを備えている。ダイヤフラム2の外周部分は、ケーシング1の上面に締結する押え板21により一次圧室11の上端面外周縁部に挟圧固定されている。また、ダイヤフラム2の上側には、ダイヤフラム2の上面に接する下端のフランジ部22aを有する筒状のバルブホルダ22が設けられている。バルブホルダ22には、その上端から下方にのびる周方向複数個所のスリット22bが形成されると共に、径方向内方に突出する上端部内周面の爪部22cが形成されている。
ガバナバルブ3は、弁孔14に挿通され、二次圧室12側の端部、即ち、下端部に向けて次第に外径を大きくした傘状の弁体部31を有しており、二次圧室12側から一次圧室11側に向かう閉じ方向(上方)に変位することで弁孔14の開度を減少させ、一次圧室11側から二次圧室12側に向かう開き方向(下方)に変位することで弁孔14の開度を増加させる。また、ガバナバルブ3は、弁体部31からのびてダイヤフラム2に連結される軸部32を有している。軸部32の上端部には、ダイヤフラム2の下面に接する肩面から上方に突出する小径軸部32aが突設されている。そして、小径軸部32aがダイヤフラム2の中心に形成した孔を通してバルブホルダ22に挿通され、小径軸部32aの外周面に形成した溝にバルブホルダ22の爪部22cが係合することで、ガバナバルブ3がダイヤフラム2に連結される。
このようにダイヤフラム2にガバナバルブ3を連結すると、一次圧室11内のガス圧(以下、一次圧と記す)が増加した場合、ダイヤフラム2を介してガバナバルブ3が閉じ方向に変位して、一次圧の増加に伴う二次圧室12内のガス圧(以下、二次圧と記す)の増加が抑制され、また、一次圧が減少した場合、ダイヤフラム2を介してガバナバルブ3が開き方向に変位して、一次圧の減少に伴う二次圧の減少が抑制される。従って、一次圧が変動しても、二次圧は一定に維持される。
尚、軸部32は、弁体部31からダイヤフラム2に向けて上方にのびるだけでなく弁体部31から下方にものびている。そして、弁体部31から下方にのびる軸部32の部分を囲うようにして、弁体部31と蓋板15との間にバネ4を介設している。ガバナバルブ3は、バネ4により、ガバナバルブ3と後述する電磁ソレノイド5のプランジャ54との合計重量分の力で閉じ方向に付勢される。
また、ガスガバナAは、ダイヤフラム2を挟んで一次圧室11とは反対側(上側)に配置された電磁ソレノイド5を備えている。電磁ソレノイド5は、ボビン51に巻回したコイル52と、ボビン51の内側に挿設されたガイドスリーブ53に摺動自在に内挿される、ガバナバルブ3の小径軸部32a上端に当接するプランジャ54とを備えている。これによれば、コイル52への通電電流に比例した開き方向への押圧力がプランジャ54を介してガバナバルブ3に作用して、二次圧、即ち、ガスバーナへの供給ガス量がコイル52への通電電流に比例して変化する比例弁機能が得られる。尚、電磁ソレノイド5には、プランジャ54を下方に付勢する調圧バネ55と、調圧バネ55の付勢力を調整する調整ネジ56とが付設されている。
ところで、雰囲気温度の上昇でダイヤフラム2の硬度が低下すると、ダイヤフラム2は、伸びやすくなって、一次圧及びバネ4の付勢力を受けてガバナバルブ3の閉じ方向に変位しやすくなり、二次圧が低下する。
そこで、本実施形態では、バネ4を、温度上昇するとバネ定数が小さくなる形状記憶合金バネで構成している。これによれば、雰囲気温度の上昇でダイヤフラム2が硬度低下の影響を受けてガバナバルブ3の閉じ方向に変位しやすくなっても、ガバナバルブ3を閉じ方向に付勢するバネ4のバネ定数が雰囲気温度の上昇で減少するため、ダイヤフラム2の硬度低下の影響がバネ定数の減少で打ち消されて、二次圧は一定に維持される。従って、雰囲気温度の変化による二次圧の変化を防止できる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態は、電磁ソレノイド5を備える比例弁機能付きのガスガバナであるが、電磁ソレノイドを具備しない通常のガスガバナにも同様に本発明を適用できる。また、二次圧室12を、上記実施形態のものとは逆に一次圧室11の上方に位置させることも可能である。この場合は、ガバナバルブをその重量及びガバナバルブを閉じ方向たる下方に付勢する形状記憶合金バネから成るバネの付勢力の合計力を上回る力で開き方向たる上方に付勢する調圧バネを設け、この調圧バネの付勢力と上記合計力との差で二次圧が設定されるようにする。
A…ガスガバナ、1…ケーシング、11…一次圧室、12…二次圧室、13…弁座、14…弁孔、2…ダイヤフラム、3…ガバナバルブ、31…弁体部、32…軸部、4…バネ、5…電磁ソレノイド、52…コイル。

Claims (2)

  1. 一次圧室と、二次圧室と、一次圧室と二次圧室との間の弁座とを有するケーシングと、一次圧室の弁座とは反対側の端面を覆うダイヤフラムと、弁座に形成した弁孔に挿通され、二次圧室側の端部に向けて外径を次第に大きくした弁体部を有し、二次圧室側から一次圧室側に向かう閉じ方向に変位することで弁孔の開度を減少させ、一次圧室側から二次圧室側に向かう開き方向に変位することで弁孔の開度を増加させるガバナバルブと、ガバナバルブを閉じ方向に付勢するバネとを備え、弁体部からのびるガバナバルブの軸部をダイヤフラムに連結し、一次圧室内のガス圧変動に応じダイヤフラムを介してガバナバルブを変位させて、二次圧室内のガス圧変動を抑制するようにしたガスガバナにおいて、
    バネは、温度上昇するとバネ定数が小さくなる形状記憶合金バネで構成されることを特徴とするガスガバナ。
  2. ダイヤフラムを挟んで一次圧室とは反対側に配置された電磁ソレノイドを備え、ガバナバルブに電磁ソレノイドのコイルへの通電電流に比例した開き方向への押圧力を作用させる比例弁機能を有することを特徴とする請求項1記載のガスガバナ。
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