JP6071581B2 - 管路敷設方法 - Google Patents
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Description
接続対象の持込管を台車で鞘管内に搬入し、
接続対象の持込管の一端部を、既に鞘管内に敷設された既設の持込管に接続し、
伸縮自在な押圧部を有する管端持上装置を、接続対象の持込管の他端部に装着し、
押圧部を伸長して、押圧部で鞘管内面を押圧することにより、接続対象の持込管の他端部を台車から持ち上げ、
台車を接続対象の持込管の下方から抜き出すものである。
各管端持上装置の押圧部をそれぞれ伸長して、各押圧部で鞘管内面を押圧することにより、接続対象の持込管の他端部を台車から持ち上げるものである。
接続対象の持込管を台車で鞘管内に搬入し、
接続対象の持込管の一端部を、既に鞘管内に敷設された既設の持込管に接続し、
受け部材を、鞘管の内側に係止して、接続対象の持込管の他端部側で且つ台車よりも高位置に固定し、
伸縮自在な押圧部を有する管端持上装置を、接続対象の持込管の他端部に装着し、
押圧部を伸長又は短縮して、押圧部で受け部材を押圧することにより、接続対象の持込管の他端部を台車から持ち上げ、
台車を接続対象の持込管の下方から抜き出すものである。
接続対象の持込管を台車で鞘管内に搬入し、
接続対象の持込管の一端部を、既に鞘管内に敷設された既設の持込管に接続し、
受け部材に伸縮自在な押圧部を備えた管端持上装置の受け部材を、鞘管の内側に係止して、接続対象の持込管の他端部側で且つ台車よりも高位置に固定し、
押圧部を伸長又は短縮して、押圧部で接続対象の持込管の他端部を押圧することにより、接続対象の持込管の他端部を台車から持ち上げ、
台車を接続対象の持込管の下方から抜き出すものである。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1に示すように、1は地中に埋設された鞘管であり、鞘管1内には水道管路等の本管路2が敷設されている。鞘管1は複数の円弧状のセグメント3を連結することによって形成されている。
また、本管路2を敷設する際には、持込管11の他端部を持ち上げる2台(複数台の一例)の管端持上装置27が使用される。図4〜図7に示すように、各管端持上装置27はそれぞれ、治具本体28と、治具本体28を持込管11の他端部に着脱させる着脱装置29と、治具本体28を昇降させる伸縮自在なジャッキ装置30(押圧部の一例)とを有している。
管路敷設方法として、下記のような非開削工法を行う。
先ず、地面に立坑を掘り、シールドマシンを用いて立坑から横方向に掘削・推進していく。この際、シールドマシンの後方部の空間でセグメント3を連結して、トンネルの内壁となる鞘管1を構築する。
図9に示すように、接続対象の持込管11の他端部を持ち上げる際、両ジャッキ装置30は接続対象の持込管11の中心部に向って斜め方向へ伸長するため、接続対象の持込管11の軸心が鞘管1の中心部に対して左右方向にずれるのを抑制することができる。
また、図6の仮想線で示すように、ジャッキ装置30の台座46を挿入空間39から脱抜するとともに胴部45を両固定板38間から脱抜することにより、ジャッキ装置30を治具本体28から容易に取り外すことができる。このように、ボルト等を用いずにジャッキ装置30を治具本体28に着脱することができるため、ジャッキ装置30の交換やメンテナンスが容易に行える。
第2の実施の形態では、図12に示すように、ジャッキ装置30は、ラム40の先端部に、鞘管1の内周に当接離間自在な当接部材51を有している。当接部材51は、取付板51aと当接板51bとを有するL形状の部材であり、取付軸52を介して回動自在にラム40の先端部に取付けられている。取付軸52を中心に当接部材51を回動することにより、当接板51bの位置が管長方向Aに変位可能となる。
管端持上機42を接続対象の持込管11の他端部(受口13)に装着した後、管端持上装置27のジャッキ装置30のラム40を突出させ、ラム40の先端部の当接部材51でセグメント3の外板部5の内面を押圧することにより、接続対象の持込管11の他端部を台車18から持ち上げる。
上記第1および第2の実施の形態では、管端持上機42は2台の管端持上装置27と間隔保持部材41とを有しているが、以下に説明する第3の実施の形態では、図13に示すように、管端持上機56は2台の管端持上装置27と間隔保持部材41と受台57(受け部材の一例)とを有している。第3の実施の形態の管端持上装置27と間隔保持部材41とは第1の実施の形態のものと同じように構成されているが、第1の実施の形態と第3の実施の形態とでは、治具本体28に対するジャッキ装置30の取付方向が異なっている。
第1の実施の形態と同様に、接続対象の持込管11の一端部(挿口12)を既設の持込管11の他端部(受口13)に仮接続する。その後、図13に示すように、受台57の両端部をセグメント3の継手板7や補強部材8に係止して固定し、受台57を、接続対象の持込管11の他端部側で、台車18よりも高く且つ鞘管1の軸心よりも低い位置に架設する。
その後、図19に示すように、両管端持上装置27のジャッキ装置30のラム40を突出させてジャッキ装置30を伸長し、ラム40の先端部で受台57を斜め下向きに押圧することにより、接続対象の持込管11の他端部を台車18から持ち上げる。
第4の実施の形態は上記第3の実施の形態の受台57を改良したものであり、図20〜図22に示すように、受台57は、両端部に、二股に分かれた凹形状の当接部材61を有している。当接部材61は、管長方向Aにおいて対向する一対の当接板61a,61bを有している。尚、当接部材61は、受台57の端部に、管長方向Aへスライド自在に備えられている。
上記第3の実施の形態では、図13に示すように、ジャッキ装置30を斜め上向きにして受台57上に載置したが、第5の実施の形態では、図23,図24に示すように、ジャッキ装置30を斜め下向きにして受台57に係止してもよい。この場合、ジャッキ装置30のラム40は、その先端部に、上方から受台57に係止する係止爪62を有している。
第6の実施の形態では、図25〜図28に示すように、管端持上装置70は、受台57と、上下方向に伸縮自在なジャッキ装置72(押圧部の一例)とを有している。ジャッキ装置72は取付用ブラケット73を介して受台57に設けられている。
第1の実施の形態と同様に、接続対象の持込管11の一端部(挿口12)を既設の持込管11の他端部(受口13)に仮接続する。その後、受台57の両端部の当接部材61をセグメント3の補強部材8に係止して固定し、受台57を、接続対象の持込管11の他端部側において、所定高さに架設する。これにより、管端持上装置70が鞘管1内に取付けられ、ジャッキ装置72が接続対象の持込管11の他端部内に挿入される。
上記第6の実施の形態の管端持上装置70は、図25に示すように、ジャッキ装置72を受台57に対して上向きに設けたが、第7の実施の形態では、図29,図30に示すように、管端持上装置70はジャッキ装置72を受台57に対して下向きに設けている。ジャッキ装置72のラム40は先端部にコ形状の嵌合溝75を有している。
上記各実施の形態では、接続対象の持込管11を直管にしているが、曲り管であってもよい。
2 本管路
8 補強部材(突部)
11 持込管
12 挿口(持込管の一端部)
13 受口(持込管の他端部)
18 台車
27,70 管端持上装置
30,72 ジャッキ装置(押圧部)
57 受台(受け部材)
Claims (4)
- 鞘管内に、複数の持込管を搬入し、これら持込管同士を接続して鞘管内に本管路を敷設する管路敷設方法であって、
接続対象の持込管を台車で鞘管内に搬入し、
接続対象の持込管の一端部を、既に鞘管内に敷設された既設の持込管に接続し、
伸縮自在な押圧部を有する管端持上装置を、接続対象の持込管の他端部に装着し、
押圧部を伸長して、押圧部で鞘管内面を押圧することにより、接続対象の持込管の他端部を台車から持ち上げ、
台車を接続対象の持込管の下方から抜き出すことを特徴とする管路敷設方法。 - 接続対象の持込管の他端部に、管端持上装置を複数台装着し、
各管端持上装置の押圧部をそれぞれ伸長して、各押圧部で鞘管内面を押圧することにより、接続対象の持込管の他端部を台車から持ち上げることを特徴とする請求項1記載の管路敷設方法。 - 鞘管内に、複数の持込管を搬入し、これら持込管同士を接続して鞘管内に本管路を敷設する管路敷設方法であって、
接続対象の持込管を台車で鞘管内に搬入し、
接続対象の持込管の一端部を、既に鞘管内に敷設された既設の持込管に接続し、
受け部材を、鞘管の内側に係止して、接続対象の持込管の他端部側で且つ台車よりも高位置に固定し、
伸縮自在な押圧部を有する管端持上装置を、接続対象の持込管の他端部に装着し、
押圧部を伸長又は短縮して、押圧部で受け部材を押圧することにより、接続対象の持込管の他端部を台車から持ち上げ、
台車を接続対象の持込管の下方から抜き出すことを特徴とする管路敷設方法。 - 鞘管内に、複数の持込管を搬入し、これら持込管同士を接続して鞘管内に本管路を敷設する管路敷設方法であって、
接続対象の持込管を台車で鞘管内に搬入し、
接続対象の持込管の一端部を、既に鞘管内に敷設された既設の持込管に接続し、
受け部材に伸縮自在な押圧部を備えた管端持上装置の受け部材を、鞘管の内側に係止して、接続対象の持込管の他端部側で且つ台車よりも高位置に固定し、
押圧部を伸長又は短縮して、押圧部で接続対象の持込管の他端部を押圧することにより、接続対象の持込管の他端部を台車から持ち上げ、
台車を接続対象の持込管の下方から抜き出すことを特徴とする管路敷設方法。
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