JP6070996B2 - 回転電機の固定子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば車両において電動機や発電機として使用される回転電機の固定子の製造方法に関する。
従来、回転電機の固定子として、周方向に分割された複数の分割コアを円環状に組み付けてなる固定子コアと、該固定子コアの外周に嵌合締結された外筒と、前記固定子コアに巻装された固定子巻線と、を備えたものが一般に知られている。
そして、特許文献1には、外筒は、外周面と内周面とを連通するスリットが形成されて該スリットに囲まれた部位に形成された締結部を有し、該締結部の少なくとも一部を径方向内方側へ塑性変形させて固定子コアの外周面に設けられた凹部に係合させることにより、外筒と固定子コアとを締結することが開示されている。これにより、外筒と固定子コアとの周方向への相対回転を防止することが可能となる。
なお、特許文献1において、締結部を径方向内方側へ塑性変形させる際には、スプリングバックに伴う曲げ戻りにより締結部と固定子コアとの間に隙間が発生するという問題がある。そこで、特許文献1では、外筒の締結部を固定子コアの凹部に係合させて締結する締結工程を行う前に、予め締結部の少なくとも一部を径方向内方側へ塑性変形させる予備曲げ工程を行うことで、上記問題を解消するようにしている。
特開2012−161237号公報
ところで、上記特許文献1のように予備曲げ工程を含む方法で固定子を製造する場合、締結部に予備曲げ加工が施された外筒は、複数の分割コアが円環状に組み付けられた固定子コアの外周に嵌合される際に軽圧入の状態となる。このとき、固定子コア(分割コア)は、通常、複数の鋼板を軸方向に積層して形成されていることから、固定子コアの外周面を外筒の締結部が軸方向に摺動することによって積層鋼板がばらけてしまうという事態が発生する。また、予備曲げ工程は、外筒単体に対して行う必要があるため、工程数及びコストの増加を免れない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、予備曲げ工程を必要とせず、外筒と固定子コアとの締結をより簡単且つ確実に行い得るようにした回転電機の固定子の製造方法を提供することを解決すべき課題とするものである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、周方向に分割された複数の分割コア(32)を円環状に組み付けてなる固定子コア(30)と、該固定子コアに巻装された固定子巻線(40)と、前記固定子コアの外周に嵌合締結された外筒(50)と、を備えた回転電機の固定子の製造方法において、前記固定子コアは、周方向一方側に形成された径方向及び軸方向に広がる第1係合壁面(36)と、周方向他方側に形成された径方向及び軸方向に広がる第2係合壁面(37)とが形成された凹部(35)を外周面に有し、前記外筒は、外周面と内周面とを連通し周方向に延びる複数の第1スリット(51a)及び該第1スリットの間を軸方向に延びる第2スリット(51b)に囲まれた部位に形成され、前記第1係合壁面と係合する第1締結部(51)と、外周面と内周面とを連通し周方向に延びる複数の他の第1スリット(52a)及び該第1スリットの間を軸方向に延びる他の第2スリット(52b)に囲まれた部位に形成され、前記第2係合壁面と係合する第2締結部(52)と、を有し、円環状に組み付けられた前記固定子コアの外周に前記外筒を嵌合した後、1つの前記凹部において、前記第1締結部前記第2スリット側先端部を前記凹部内へ押し込んで前記第2スリット側先端部の先端を前記第1係合壁面に係合させるとともに、前記第2締結部の前記第2スリット側先端部を前記凹部内へ押し込んで、前記第2スリット側先端部の先端を前記第2係合壁面に係合させることにより、前記外筒と前記固定子コアが締結されていることを特徴とする。
この構成によれば、円環状に組み付けられた固定子コアの外周に外筒を嵌合した後、締結部の第2スリット側先端部を凹部内へ押し込んで第2スリット側先端部の先端を係合壁面に係合させることにより、外筒と固定子コアが締結されている。即ち、本発明では、外筒と固定子コアは、周方向において、締結部の第2スリット側先端部の先端と係合壁面とが互いに接近する方向への相対回転が阻止された状態に締結される。これにより、前記特許文献1において行われていた予備曲げ工程を必要とせず、外筒と固定子コアとの締結を、より簡単且つ確実に行うことができる。
本発明の好適な態様として、前記第2スリット側先端部は、前記固定子コアの外周に前記外筒を嵌合した後、軸直角方向の断面において、前記固定子コアの外周面と前記係合壁面とが交わる角部(36a)及び前記固定子コアの中心軸線(O)を通る直線(L1)よりも周方向反凹部側へ所定量突出した状態で前記凹部内へ押し込まれている。
この態様によれば、凹部内に押し込まれて係合壁面に係合した第2スリット側先端部の先端が、係合壁面により接近乃至は当接した状態にすることができる。これにより、第2スリット側先端部の先端と係合壁面との間の隙間(遊び)をより確実に低減することができるので、外筒と固定子コアとの周方向への微少な相対変位もより確実に低減することができる。
さらに、凹部内へ押し込まれて係合壁面に係合した第2スリット側先端部の先端は、反押し込み方向に作用するスプリングバックの発生によって、係合壁面に圧接した状態になるため、外筒と固定子コアの締結をより強固にすることができる。このように、スプリングバックを利用することによって、外筒と固定子コアとの締結をより簡単且つ確実に行うことが可能となる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載された各部材や部位の後の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的な部材や部位との対応関係を示すものである。
実施形態1に係る回転電機の構成を模式的に示す軸方向断面図である。 実施形態1に係る固定子の全体斜視図である。 実施形態1において固定子コアの外周に外筒を嵌合した状態を示す斜視図である。 図3に示す外筒の要部を側方正面から見た部分正面図である。 図4のV−V線に沿った部位を軸直角方向に切断した矢視断面図である。 図5の要部を拡大した図であって第1締結部が凹部内に押し込まれる前の状態を示す拡大断面図である。 図4のVII −VII 線に沿った部位を軸直角方向に切断した矢視断面図である。 図7の要部を拡大した図であって第2締結部が凹部内に押し込まれる前の状態を示す拡大断面図である。 実施形態1に係る固定子の製造方法の各工程を示すフローチャートである。 実施形態1に係る固定子の製造方法の各工程を模式的に示す説明図であって、(a)は準備工程を示し、(b)は第1締結部に対して締結工程を開始する直前の状態を示し、(c)は締結工程において第1締結部にパンチで加圧加工を施した状態を示し、(d)は締結工程においてパンチの加圧力を開放した状態を示す。 実施形態1に係る固定子の製造方法の各工程を模式的に示す説明図であって、(a)は準備工程を示し、(b)は第2締結部に対して締結工程を開始する直前の状態を示し、(c)は締結工程において第2締結部にパンチで加圧加工を施した状態を示し、(d)は締結工程においてパンチの加圧力を開放した状態を示す。 変形例1に係る第1締結部の第2スリット側先端部の形状を示す断面図である。 変形例2に係る第1締結部の第2スリット側先端部の形状を示す断面図である。 変形例3に係る第1締結部の第2スリット側先端部の形状を示す断面図である。 変形例4に係る第1締結部の第2スリット側先端部の形状を示す断面図である。 変形例5に係る第1締結部の第2スリット側先端部の形状を示す断面図である。 変形例6に係る第1及び第2締結部の配置状態を示す外筒の部分展開図である。 参考例に係る第1及び第2締結部の配置状態を示す外筒の部分展開図である。 変形例7に係る第1及び第2締結部の配置状態を示す外筒の部分展開図である。 変形例8に係る第1及び第2締結部の配置状態を示す外筒の部分展開図である。
以下、本発明の回転電機の固定子を具体化した一実施形態について図面を参照しつつ具体的に説明する。
〔実施形態1〕
本実施形態に係る回転電機の固定子は、車両用の電動機として使用される回転電機に搭載されるものである。この回転電機は、図1に示すように、略有底筒状の一対のハウジング部材10a,10bが開口部同士で接合されてなるハウジング10と、ハウジング10に軸受け11,12を介して回転自在に支承される回転軸13と、回転軸13の外周に固定されてハウジング10内に配置された回転子14と、回転子14を包囲する位置でハウジング10の内壁面に固定された固定子20と、を備えている。
回転子14は、固定子20の内周側と向き合う外周側に、周方向に極性が交互に異なるように配置された永久磁石よりなる複数の磁極を有する。回転子14の磁極の数は、回転電機により異なるため限定されるものではない。本実施形態においては、8極(N極:4、S極:4)の回転子が用いられている。
次に、図2〜図8を参照して固定子20について説明する。固定子20は、図2に示すように、周方向に分割された複数の分割コア32を円環状に組み付けてなる固定子コア30と、固定子コア30に巻装された三相の固定子巻線40と、固定子コア30の外周に嵌合締結された円筒状の外筒50と、を備えている。
固定子コア30は、図3に示すように、所定数(本実施形態では24個)の分割コア32を周方向に連結して円環状に形成され、その内周側に周方向に配列された複数のスロット31を有する。スロット31は、その深さ方向が径方向と一致するように形成されている。固定子コア30に形成されたスロット31の数は、回転子14の磁極数(8磁極)に対し、固定子巻線40の一相あたり2個の割合で形成されている。本実施形態では、8×3×2=48より、スロット数は48個とされている。
スロット31には、固定子コア30に巻装された固定子巻線40を構成する導線45のスロット収容部が収容されている。本実施形態では、各スロット31に12本の導線45のスロット収容部が径方向1列に整列した状態で収容されている。
分割コア32は、一つのスロット31を区画するとともに、周方向で隣接する分割コア32との間で一つのスロット31を区画する形状を呈している。具体的には、分割コア32は、図5及び図7に示すように、径方向内方に突出する一対のティース部33と、ティース部33を径方向外方で連結するバックコア部34とを有している。分割コア32は、プレス打ち抜き加工により所定形状に形成された複数の電磁鋼板を固定子コア30の軸方向に積層してかしめ固定することにより形成されている。
24個のうちの1個の分割コア32の外周面には、外筒50に設けられた後述の第1及び第2締結部51,52が当接した状態で係合している凹部35が設けられている。この凹部35は、所定の幅で分割コア32の軸方向両端付近まで軸方向に延びる溝状に形成されている。この凹部35は、径方向内方に突出する一対のティース部33のうちの一方のティース部33と対応する位置に設けられている。
凹部35の周方向一方側(図5〜図8の左側)には、径方向及び軸方向に広がる第1係合壁面36が形成されている。この第1係合壁面36は、固定子コア30の外周面と第1係合壁面36とが交わる角部36a及び固定子コア30の中心軸線Oを通る直線L1と一致している。また、凹部35の周方向他方側(図5〜図8の右側)には、径方向及び軸方向に広がる第2係合壁面37が形成されている。この第2係合壁面37は、固定子コア30の外周面と第2係合壁面37とが交わる角部37aと固定子コア30の中心軸線Oとを通る直線L2と一致している。
固定子巻線40は、所定の波形形状に成形した所定数(本実施形態では12本)の導線45(図2参照)を所定の状態に積み重ねて帯状の導線集積体を形成し、その導線集積体を渦巻き状に巻き付ける(本実施形態では6周)ことにより円筒形状に成形されている。固定子巻線40を構成する導線45は、固定子コア30のスロット31に収容されるスロット収容部と、周方向の異なるスロット31に収容されているスロット収容部同士をスロット31の外部で接続しているターン部とを有する波形形状に形成されている。導線45は、矩形断面の導体と、導体の外周を被覆する絶縁皮膜とからなる絶縁被覆平角線が採用されている。
固定子コア30は、円筒形状に成形された固定子巻線40に対して、外周側から各分割コア32のティース部33が挿入されて円環状に組み付けられている。これにより、固定子巻線40は、図2に示すように、各導線45の所定のスロット収容部が固定子コア30の所定のスロット31内に収容された状態に組み付けられる。この場合、各導線45のスロット収容部は、所定のスロット数(本実施形態では3相×2個(倍スロット)=6個)ごとのスロット31に収容されている。また、導線45の隣り合うスロット収容部同士を接続しているターン部は、固定子コア30の軸方向の両端面30aからそれぞれ突出し、その突出している多数のターン部により、固定子巻線40の軸方向両端部にコイルエンド部42が形成されている。
固定子巻線40に対して所定数の分割コア32を円環状に組み付けてなる固定子コア30は、その外周に軸方向に嵌合された円筒状の外筒50により円環状に固定(保形)されている。そして、外筒50の周方向の1箇所には、図2〜図4に示すように、凹部35の第1係合壁面36と係合した2個の第1締結部51と、凹部35の第2係合壁面37と係合した1個の第2締結部52が設けられている。
第1締結部51は、外筒50の外周面と内周面とを連通し周方向(矢印A及び矢印B方向)に延びる一対の第1スリット51a、及び両第1スリット51aの一端部の間を軸方向(矢印C方向)に延びる第2スリット51bよりなるコの字形状のスリットに囲まれた部位に形成されている。また、第2締結部52は、外筒50の外周面と内周面とを連通し周方向に延びる一対の第1スリット52a、及び両第1スリット52aの一端部の間を軸方向に延びる第2スリット52bよりなるコの字形状のスリットに囲まれた部位に形成されている。
1個の第2締結部52は、外筒50の軸方向中央部に設けられ、2個の第1締結部51は、第2締結部52を挟むようにして外筒50の軸方向両端部に設けられている。このように第1締結部51と第2締結部52を軸方向1列に配置することによって、分割コア32の外周面に設けられる凹部35の周方向幅を小さくすることができる。
第1締結部51の第2スリット側先端部51cの先端面は、図6に示すように、内周面側から外周面側に向かうにつれて周方向反凹部側へ突出する第1傾斜面51dとされている。この第2スリット側先端部51cは、図5及び図6に示すように、固定子コア30の外周に外筒50が嵌合された際には、直線L1よりも周方向反凹部側へ所定量突出した状態に位置合わせされている。この状態で、第2スリット側先端部51cは、パンチの加圧により凹部35内へ押し込まれることによって、その先端が第1係合壁面36に係合している。
このとき、第2スリット側先端部51cは、スプリングバックの作用により付勢されて第1係合壁面36に圧接した状態となる。これにより、外筒50と固定子コア30は、周方向において、第1締結部51の第2スリット側先端部51cと第1係合壁面36とが互いに接近する方向への相対回転が阻止された状態で強固に締結される。即ち、図4〜図6においては、分割コア32(固定子コア30)に対して、外筒50の矢印A方向への相対回転が阻止される。
また、第2締結部52の第2スリット側先端部52cの先端面は、第1締結部51の場合と同様に、内周面側から外周面側に向かうにつれて周方向反凹部側へ突出する第1傾斜面52dとされている。この第2スリット側先端部52cは、図7及び図8に示すように、固定子コア30の外周に外筒50が嵌合された際には、直線L2よりも周方向反凹部側へ所定量突出した状態に位置合わせされている。この状態で、第2スリット側先端部52cは、パンチの加圧により凹部35内へ押し込まれることによって、その先端が第2係合壁面37に係合している。
このとき、第2スリット側先端部52cは、スプリングバックの作用により付勢されて第2係合壁面37に圧接した状態となる。これにより、外筒50と固定子コア30は、周方向において、第2締結部52の第2スリット側先端部52cと第2係合壁面37とが互いに接近する方向への相対回転が阻止された状態で強固に締結される。即ち、図4、図7及び図8においては、分割コア32(固定子コア30)に対して、外筒50の矢印B方向への相対回転が阻止される。
次に、本実施形態の固定子20の製造方法について説明する。本実施形態の固定子20の製造方法は、図9に示すフローチャートのように、所定の固定子コア30及び外筒50を準備する準備工程101と、固定子巻線40と固定子コア30とを組み付ける組み付け工程102と、外筒50と固定子コア30とを締結する締結工程103とを順に行うものである。なお、図10(a)〜(d)には、第1締結部の加工方法を説明する説明図が示され、図11(a)〜(d)には、第2締結部の加工方法を説明する説明図が示されている。
先ず、準備工程101では、所定の分割コア32の外周面に凹部35を形成した固定子コア30と、第1スリット51a,52aと第2スリット51b,52bよりなるコの字形状のスリットを所定部位に形成して、それぞれのスリットに囲まれた部位に第1又は第2締結部51,52が形成された外筒50(図10(a)及び図11(a)参照)を準備する。
次の組み付け工程102では、円筒状に成形された固定子巻線40に対して、外周側から各分割コア32のティース部33を挿入して、所定数の分割コア32を固定子巻線40の周方向に沿って円環状に組み付ける。これにより、固定子巻線40が固定子コア30に巻装された状態に組み付けられる。
次の締結工程103では、固定子巻線40が巻装された固定子コア30の外周に外筒50を軸方向に嵌合する。このとき、図10(b)に示すように、第1締結部51の第2スリット側先端部51cが、固定子コア30の第1係合壁面36と外周面とが交わる角部36aと固定子コア30の中心軸線Oとを通る直線L1よりも周方向反凹部側(矢印A方向側)へ所定量突出した状態に位置合わせする。また、図11(b)に示すように、第2締結部52の第2スリット側先端部52cが、固定子コア30の第2係合壁面37と外周面とが交わる角部37aと固定子コア30の中心軸線Oとを通る直線L2よりも周方向反凹部側(矢印B方向側)へ所定量突出した状態に位置合わせする。
なお、各第2スリット側先端部51c,52cの直線L1,L2から周方向反凹部側へのそれぞれの突出量は、第2スリット側先端部51cを凹部35内へ破損させること無く容易に押し込むことができ、且つ第2スリット側先端部51c,52cがスプリングバックにより凹部35から容易に抜け出さない程度にバランスを考慮して適宜設定される。
続いて、図10(c)に示すように、パンチ(押圧部材)61を降下させ、第1締結部51の第2スリット側先端部51cをパンチ61で加圧して凹部35内へ押し込み、第1係合壁面36に係合させる。これと同時に、図11(c)に示すように、パンチ(押圧部材)62を降下させ、第2締結部52の第2スリット側先端部52cをパンチ62で加圧して凹部35内へ押し込み、第2係合壁面37に係合させる。なお、両第2スリット側先端部51c,52cの先端面は、それぞれ内周面側から外周面側に向かうにつれて周方向反凹部側へ突出する第1傾斜面51dとされているので、第2スリット側先端部51c,52cを凹部35内へ、より円滑且つ容易に押し込むことが可能となる。
その後、図10(d)及び図11(d)に示すように、パンチ61,62を上昇させて加圧力を解除する。これにより、凹部35内へ押し込まれて第1係合壁面36に係合した第1締結部51の第2スリット側先端部51cは、反押し込み方向に作用するスプリングバックによって第1係合壁面36に圧接した状態になる。この場合、固定子コア30に対して、外筒50が矢印A方向への回転が阻止された状態になる。
一方、凹部35内へ押し込まれて第2係合壁面37に係合した第2締結部52の第2スリット側先端部52cは、反押し込み方向に作用するスプリングバックによって第2係合壁面37に圧接した状態になる。この場合、固定子コア30に対して、外筒50が矢印B方向への回転が阻止された状態になる。即ち、外筒50と固定子コア30は、第1及び第2締結部51,52の締結によって、周方向の両側方向への相対回転が阻止された状態に強固に締結される。
その後、必要に応じて仕上げ処理等を適宜施して、図2に示す固定子20を完成させ、全工程を終了する。
以上のように、本実施形態の固定子20によれば、外筒50と固定子コア30は、固定子コア30の外周に外筒50を嵌合した後、第1及び第2締結部51,52の第2スリット側先端部51c,52cを凹部35内へ押し込んで第2スリット側先端部51c,52cの先端を第1及び第2係合壁面36,37にそれぞれ係合させることにより締結されている。即ち、本実施形態では、外筒50と固定子コア30は、周方向において、第1及び第2締結部51,52の第2スリット側先端部51c,52cの先端と第1及び第2係合壁面36,37とが互いに接近する方向への相対回転が阻止された状態に締結される。これにより、前記特許文献1において行われていた予備曲げ工程を必要とせず、外筒50と固定子コア30との締結を、より簡単且つ確実に行うことができる。
また、本実施形態では、第2スリット側先端部51c,52cは、固定子コア30の外周に外筒50を嵌合した後、軸直角方向の断面において、直線L1,L2よりも周方向反凹部側へ所定量突出した状態で凹部35内へ押し込まれている。そのため、凹部35内に押し込まれて第1及び第2係合壁面36,37に係合した第2スリット側先端部51c,52cの先端が、第1及び第2係合壁面36,37により接近乃至は当接した状態にすることができる。これにより、第2スリット側先端部51c,52cの先端と第1及び第2係合壁面36,37との間の隙間(遊び)をより確実に低減することができるので、外筒と固定子コアとの周方向への微少な相対変位もより確実に低減することができる。
さらに、凹部35内へ押し込まれて第1及び第2係合壁面36,37に係合した第2スリット側先端部51c,52cの先端は、反押し込み方向に作用するスプリングバックの発生によって、第1及び第2係合壁面36,37にそれぞれ圧接した状態になるため、外筒50と固定子コア30の締結をより強固にすることができる。このように、スプリングバックを利用することによって、外筒50と固定子コア30との締結をより簡単且つ確実に行うことが可能となる。
また、本実施形態では、第1及び第2締結部51,52の第2スリット側先端部51c,52cの先端面は、それぞれ内周面側から外周面側に向かうにつれて周方向反凹部側へ突出する第1傾斜面51d,52dとされているので、第2スリット側先端部51c,52cを凹部35内へ、より円滑且つ容易に押し込むことができる。
また、本実施形態では、外筒50に第1及び第2締結部51,52を設けて、外筒50と固定子コア30の周方向両側への相対回転を阻止するようにしている。そのため、本実施形態の固定子コア30は、電動機と発電機の機能を選択的に使用可能に構成された回転電機のように、トルク伝達方向が逆方向に変化する回転電機にも適用することができる。
また、本実施形態では、1個の分割コア32に対して、第1係合壁面36及び第2係合壁面37の両方を有する1個の凹部35が設けられている。そのため、第1係合壁面36及び第2係合壁面37が形成される凹部35の個数を低減することができるので、回転電機の作動時に固定子コア30に形成される磁路への悪影響を抑制することができる。
〔他の実施形態〕
本発明は、上記の実施形態1に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更することが可能である。
例えば、上記実施形態1においては、第1及び第2締結部51,52の第2スリット側先端部51c,52cの先端面は、内周面側から外周面側に向かうにつれて周方向反凹部側(矢印A又は矢印B方向側)へ突出する第1傾斜面51d,52dとされていた。これに代えて、第1及び第2締結部51,52の第2スリット側先端部51c,52cの先端面を、下記の変形例1〜5のように変更することができる。
なお、変形例1〜5では、第1締結部51についてのみ例示しているが、第2締結部52についても同様である。また、変形例1〜5に係る図12〜図16は、第1締結部51の第2スリット側先端部51cが凹部35内へ押し込まれる前の状態を示している。
〔変形例1〕
図12に示す変形例1のように、第1締結部51の第2スリット側先端部51cの先端面を、外周面50b側から内周面50a側に向かうにつれて周方向反凹部側(矢印A方向側)へ突出する第2傾斜面51eとしてもよい。
〔変形例2〕
図13に示す変形例2のように、第1締結部51の第2スリット側先端部51cの先端面を、内周面50a側から外周面50b側に向かうにつれて周方向反凹部側(矢印A方向側)へ突出する第1傾斜面51dと、外周面側から内周面側に向かうにつれて周方向反凹部側(矢印A方向側)へ突出する第2傾斜面51eの両方を有するようにしてもよい。
〔変形例3〕
図14に示す変形例3のように、第1締結部51の第2スリット側先端部51cの先端面に、周方向反凹部側(矢印A方向側)へ突出する突出部51fを有するようにしてもよい。この突出部51fは、断面が三角山形状で外筒50の軸方向に延びる突条よりなり、先端面の外周面50b側端部に設けられている。なお、この突出部51fを設ける位置は、先端面の外周面50b側端部に限定されるものではなく、先端面の何処でもよい。
〔変形例4〕
図15に示す変形例4のように、第1締結部51の第2スリット側先端部51cの先端面に、周方向反凹部側(矢印A方向側)へ突出する突出部51gを有するようにしてもよい。この突出部51gは、断面が半円山形状で外筒50の軸方向に延びる突条よりなり、先端面の外周面50b側端部に設けられている。なお、この突出部51gを設ける位置は、先端面の外周面50b側端部に限定されるものではなく、先端面の何処でもよい。
〔変形例5〕
図16に示す変形例5のように、第1締結部51の第2スリット側先端部51cの先端面に、周方向反凹部側(矢印A方向側)へ突出する突出部51hを有するようにしてもよい。この突出部51hは、断面が半円山形状で外筒50の軸方向に延びる突条よりなり、先端面の全体に設けられている。
また、上記実施形態1においては、外筒50の周方向の1箇所に、図2〜図4に示すように、凹部35の第1係合壁面36と係合した2個の第1締結部51と、凹部35の第2係合壁面37と係合した1個の第2締結部52が設けられていた。これに代えて、第1及び第2締結部51,52の配置位置を、下記の変形例6〜8、参考例のように変更することができる。
〔変形例6〕
図17に示す変形例6は、凹部35の第1係合壁面36と係合した1個の第1締結部51と、凹部35の第2係合壁面37と係合した1個の第2締結部52が設けられている。第1締結部51は、周方向(矢印A及び矢印B方向)に延びる一対の第1スリット51a、及び両第1スリット51aの一端部の間を軸方向(矢印C方向)に延びる第2スリット51bよりなるコの字形状のスリットに囲まれた部位に形成されている。また、第2締結部52は、周方向に延びる一対の第1スリット52a、及び両第1スリット52aの一端部の間を軸方向に延びる第2スリット52bよりなるコの字形状のスリットに囲まれた部位に形成されている。
第1締結部51と第2締結部52は、それぞれの第2スリット側先端部51c,52cが互いに周方向反対側(矢印A方向と矢印B方向)を向くようにして背向した状態に配置されている。即ち、変形例6では、実施形態1と同様に、24個のうちの1個の分割コア(図示せず)の外周面に、第1締結部51の第2スリット側先端部51cが係合した第1係合壁面36と、第2締結部52の第2スリット側先端部52cが係合した第2係合壁面37とを有する凹部35が設けられている。
参考例
図18に示す参考例は、変形例6において設けられた第1締結部51と第2締結部52を互いに周方向両側(矢印A方向と矢印B方向)へ離間した位置に設けたものである。この場合、第1締結部51の第2スリット側先端部51cが係合した第1係合壁面36を有する第1凹部35Aと、第2締結部52の第2スリット側先端部52cが係合した第2係合壁面37を有する第2凹部35Bは、それぞれ別個の分割コア(図示せず)に設けられている。
参考例によれば、第1及び第2凹部35A,35Bの周方向幅を、変形例6における凹部35の約半分の大きさに小さくすることができるので、回転電機の作動時に固定子コア30に形成される磁路への悪影響を抑制することができる。
変形例7
図19に示す変形例7は、変形例6において設けられた第1締結部51及び第2締結部52を軸方向(矢印C方向)に二分割したものである。即ち、一対の第1スリット51a及び第2スリット51bよりなるコの字形状のスリットに囲まれた部位に形成された2個の第1締結部51が軸方向1列に配置されている。また、一対の第1スリット52a及び第2スリット52bよりなるコの字形状のスリットに囲まれた部位に形成された2個の第2締結部52が軸方向1列に配置されている。
変形例8
図20に示す変形例8は、周方向(矢印A及び矢印B方向)に延びる3本の第1スリット51a及び軸方向(矢印C方向)に延びる2本の第2スリット51bよりなるSの字形状のスリットに囲まれた部位に、第1締結部51及び第2締結部52が1個ずつ設けられたものである。即ち、変形例8の場合には、実施形態1と同様に、第1締結部51と第2締結部52が軸方向(矢印C方向)1列に配置されているので、凹部35の個数を1個にすることができ、且つ、凹部35の周方向幅を小さくすることができる。これにより、回転電機の作動時に固定子コア30に形成される磁路への悪影響を抑制することができる。
なお、上記の実施形態1及び変形例1〜8、参考例では、凹部35,35A,35Bはそれぞれ1個の分割コアに設けられていたが、複数の分割コアに凹部35,35A,35Bを1個ずつ設けてもよい。また、第1及び第2係合壁面36,37を有する凹部35を全ての分割コア32に設けて、各分割コア32と外筒50とを締結するようにすれば、微振動等の入力時にそれぞれの分割コア32の動きをより確実に抑制することができる。
1…回転電機、 20…固定子、 30…固定子コア、 32…分割コア、 35,35A,35B…凹部、 36…第1係合壁面、 37…第2係合壁面、 40…固定子巻線、 50…外筒、 51…第1締結部、 51a…第1スリット、 51b…第2スリット、 51c…第2スリット側先端部、 51d…第1傾斜面、 51e…第2傾斜面、 51f,51g,51h…突出部、 52…第2締結部、 52a…第1スリット、 52b…第2スリット、 52c…第2スリット側先端部、 52d…第1傾斜面。

Claims (6)

  1. 周方向に分割された複数の分割コア(32)を円環状に組み付けてなる固定子コア(30)と、該固定子コアに巻装された固定子巻線(40)と、前記固定子コアの外周に嵌合締結された外筒(50)と、を備えた回転電機の固定子の製造方法において、
    前記固定子コアは、周方向一方側に形成された径方向及び軸方向に広がる第1係合壁面(36)と、周方向他方側に形成された径方向及び軸方向に広がる第2係合壁面(37)とが形成された凹部(35)を外周面に有し、
    前記外筒は、外周面と内周面とを連通し周方向に延びる複数の第1スリット(51a)及び該第1スリットの間を軸方向に延びる第2スリット(51b)に囲まれた部位に形成され、前記第1係合壁面と係合する第1締結部(51)と、外周面と内周面とを連通し周方向に延びる複数の他の第1スリット(52a)及び該第1スリットの間を軸方向に延びる他の第2スリット(52b)に囲まれた部位に形成され、前記第2係合壁面と係合する第2締結部(52)と、を有し、
    円環状に組み付けられた前記固定子コアの外周に前記外筒を嵌合した後、1つの前記凹部において、前記第1締結部前記第2スリット側先端部を前記凹部内へ押し込んで前記第2スリット側先端部の先端を前記第1係合壁面に係合させるとともに、前記第2締結部の前記第2スリット側先端部を前記凹部内へ押し込んで、前記第2スリット側先端部の先端を前記第2係合壁面に係合させることにより、前記外筒と前記固定子コアが締結されていることを特徴とする回転電機の固定子の製造方法
  2. 前記第2スリット側先端部(51c,52c)は、前記固定子コアの外周に前記外筒を嵌合した後、軸直角方向の断面において、前記固定子コアの外周面と前記係合壁面とが交わる角部(36a,37a)及び前記固定子コアの中心軸線(O)を通る直線(L1,L2)よりも周方向反凹部側へ所定量突出した状態で前記凹部内へ押し込まれていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の固定子の製造方法
  3. 前記第2スリット側先端部の先端面は、前記周方向反凹部側へ突出する突出部(51f,51g,51h)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機の固定子の製造方法
  4. 前記第2スリット側先端部の先端面は、内周面側から外周面側に向かうにつれて前記周方向反凹部側へ突出する第1傾斜面(51d,52d)、及び外周面側から内周面側に向かうにつれて前記周方向反凹部側へ突出する第2傾斜面(51e)のうちの少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機の固定子の製造方法
  5. 1個の前記分割コアに対して、前記第1係合壁面及び前記第2係合壁面の両方が設けられていることを特徴とする請求項1〜4に記載の回転電機の固定子の製造方法
  6. 前記第1係合壁面と前記第2係合壁面は、それぞれ別個の前記分割コアに設けられていることを特徴とする請求項1〜4に記載の回転電機の固定子の製造方法
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