JP6068968B2 - キャップ - Google Patents
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Description
また、容器を傾けて注出する際に、フラップ部に作用する重力が逆止弁を閉位置とする方向に作用し難くなる。その結果、注出時に内容物が逆止弁を通過する際の通過抵抗が小さくなって、内容物を好適に流通させることができる。
先ず、本発明のキャップCが取り付けられる注出口具10について説明する。
図1に示すように、注出口具10は、上端側が開放されるとともに、下端側が閉塞壁11によって塞がれた有底円筒状に形成されている。注出口具10の外周面(側面)の下部位置には、包装袋等の容器の開口部分に取り付けるための取付部10aが突設されている。また、注出口具10の外周面の中央位置には環状のフランジ12が設けられるとともに、同外周面の上部位置には雄螺子13が設けられている。
図1(b)に示すように、キャップCは、下端側が開放されるとともに、上端側が上壁21によって塞がれた有蓋円筒状の本体部20を備えている。本体部20の上壁21は、その外周側部分に平面部22が形成されるとともに、その中央部分に、上方に向かって膨出するドーム状の膨出部23が形成されている。そして、膨出部23の頂点となる中央位置には略円筒状の注出口24が設けられている。注出口24の内周面は先端から基端に向かって縮径する逆テーパ状に形成されている。そして、注出口24の先端部分は、周方向に高さが異なる傾斜状に形成されるとともに、外側に向かって広がる形状に形成されている。また、膨出部23における注出口24の周囲には、液ダレを防止するための環状の周壁25が立設されている。
部31の外径は、本体部20の支持壁28における第1段部28aと第2段部28bとの間の部位の内径よりも僅かに小さい径に設定されている。フラップ部32は断面欠円状をなすブロック状の蓋部分であり、その周縁の一部分においてヒンジ部33を介して基部31に接続されている。また、基部31の上端面におけるヒンジ部33側の部位、即ち、逆止弁30の基部31における開口の中心Pよりもヒンジ部33側の部位には、基部31の上端面から外周面にかけて切り欠いた形状の液溜まり部34が設けられている。特に本実施形態においては、基部31の開口の中心Pに対してヒンジ部33よりも遠くに位置する部位に液溜まり部34が設けられている。
間の部位の内径よりも僅かに小さい径に設定されている。脱落防止部材40の外周面には、支持壁28の内周面に設けられた係合溝に係合する係合突部41が設けられている。また、脱落防止部材40の内周部分には、対向する内周面間を接続する架橋壁42が設けられるとともに、架橋壁42の上部中央位置には上方へ向かって延びる断面十字状の規制突起43が設けられている。
本実施形態のキャップCは、液体状の内容物を収容する所定の容器(例えば、樹脂シートにより袋状に形成された包装袋)の開口部に固定された上記注出口具10に取り付けて使用される。
(1)キャップCは、下端側が開放されるとともに、上端側が注出口24を有する上壁21によって塞がれた有蓋筒状の本体部20と、注出口24を塞ぐキャップ部50とを備えている。本体部20の上壁21の下面には、注出口24に連通される流路を内部に有する環状の支持壁28が形成されるとともに、支持壁28には逆止弁30が設けられている。
注出口具10を傾けた状態から元の状態に戻す際、基部31の開口の中心Pを基準として、ヒンジ部33と反対側の箇所ほど戻り流路Aが大きく形成される。そのため、逆止弁30上において、ヒンジ部33と反対側の近傍に存在する内容物は下部側へと戻りやすく、戻り流路Aが形成されないヒンジ部33の近傍に存在する内容物は下部側へ戻り難くなる傾向がある。したがって、内容物が戻り流路Aを通って下部側へ戻り難い箇所の近傍に位置する、基部31の開口の中心Pよりもヒンジ部33側の部位に対して液溜まり部34を設けた場合には、戻り流路Aを通って下部側へ戻ることなく逆止弁30上に残る残留内容物をより確実に液溜まり部34内に収容させることができる。
・ 脱落防止部材40は、本体部20からの逆止弁30の脱落を防止するものであるが、逆止弁30の位置ずれを抑制するものであってもよい。また、脱落防止部材40を省略してもよい。
・ 流路の周方向において、キャップ部50のヒンジ部51の形成位置に対するフラップ部32のヒンジ部33の形成位置は特に限定されるものではない。少なくとも、キャップ部50のヒンジ部51の形成位置とフラップ部32のヒンジ部33の形成位置とが異なっていれば、上記(11)の効果を得ることができる。なお、流路の周方向において、キャップ部50のヒンジ部51の形成位置に対して、フラップ部32のヒンジ部33の形成位置を90度程度(例えば、80〜100度)ずらすことが特に好ましい。また、キャップ部50のヒンジ部51の形成位置とフラップ部32のヒンジ部33の形成位置とが重なっていてもよい。
・ 逆止弁30として、フラップ型以外の逆止弁を用いてもよい。
(イ) 前記支持壁には、前記逆止弁の脱落を防止するための脱落防止部材が配置され、前記脱落防止部材には、前記逆止弁の前記基部の内域へ延びる前記規制部としての突出部が設けられている前記キャップ。
Claims (2)
- 容器の開口部分に設けられる注出口具に取り付けて使用されるキャップにおいて、
下端側が開放されるとともに、上端側が注出口を有する上壁によって塞がれた有蓋筒状の本体部と、前記注出口を塞ぐキャップ部とを備え、
前記本体部の前記上壁の下面には、前記注出口に連通される流路を内部に有する環状の支持壁が設けられるとともに、前記支持壁には、逆止弁が設けられ、
前記逆止弁は、筒状の基部と、前記基部に一つのヒンジ部を介して接続されるとともに、前記基部の開口を閉鎖する閉位置及び前記基部の開口を開放する開位置の間で回動可能な一つのフラップ部とからなり、
前記キャップ部は、前記本体部にヒンジ部を介して接続されるとともに、前記注出口を閉鎖する閉位置及び前記基部の開口を開放する開位置の間で回動可能に構成され、
前記流路の周方向において、前記キャップ部のヒンジ部の形成位置と前記フラップ部のヒンジ部の形成位置とを異ならせたことを特徴とするキャップ。 - 前記逆止弁は、弾性変形可能な合成樹脂材料により一体に形成され、
前記流路内には、前記フラップ部の下面に当接して前記フラップ部の潜り込みを規制する規制部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
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