JP6068769B1 - フルウィッグ用のウィッグベース - Google Patents

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【課題】ネットの編組織に厚みを生ぜず素材感が柔らかく肌触りがよく、また、いわゆる裏毛の発生が抑制され、さらに、必要な箇所には耐久性を有する伸縮性がある糸を使用してフィット感を向上させたフルウィッグ用のウィッグベースを提供すること。【解決手段】頭部の中央部を覆う中央ネットと、前記中央ネットの両側にあって側頭部を覆う両サイドネットと、襟足を覆う襟足部と、揉み上げを覆う揉み上げ部とを備え、前記中央ネットおよび前記両サイドネットをポリウレタンの芯糸に対してナイロンの鞘糸を巻き付けて被覆した伸縮性がある糸を用いたリバー編組織により形成し、前記中央ネットを頭頂部から額および襟足方向である前後方向が前記リバー編組織の編地経方向となるように配置し、前記両サイドネットを額から襟足を最短で結ぶ方向である横方向が前記リバー編組織の編地経方向となるように配置し、前記襟足部および前記揉み上げ部を伸縮性がない糸を用いた前記リバー編組織により形成したフルウィッグ用のウィッグベース。【選択図】図4

Description

本発明は、ネットをリバー編組織により形成したフルウィッグ用のウィッグベースに関する。
フルウィッグ用のウィッグベースとして、頭部全体をいくつかのパートに分け、各パートを覆うように複数のネット部材を所定の形状に形成し、複数のネット部材を接続して頭部全体を覆うように形成したものが知られている。例えば、主に、額から頭頂部を経由して襟足まで延びる中央ネットと、中央ネットの両側にあって、側頭部を覆う右サイドネットと左サイドネット(以下、総称して「両サイドネット」という場合がある。)を接続して頭部全体を覆うように形成する。
従来は、上記ネットの経編地の組織として、ラッセル編み機により編まれるラッセル編組織が用いられている(特許文献1参照)。これは、主として時間当たりの生産量が多く、相対的に単価が安くなることに起因している。
ラッセル編組織は、図7(特許文献1の図2参照)に示すように、経糸をチェーンステッチに編んでウェールを形成するとともに、ウェール間を緯糸により接続して形成される地組織の表面側に、所定のパターンで編地幅方向(経編の編み進行方向に対して直交する方向。)の横振りを繰り返しながら、複数のウェールにわたって柄糸および他の挿入糸を挿入して編み込むことで、所定柄の経編地を得るものである。
したがって、ラッセル編組織は、経糸をチェーンステッチに編むため、糸が三重に重なってしまい、編組織に厚みが生じてしまうというデメリットを有している。
また、ラッセル編組織は、経糸をチェーンステッチに編むためひっくり返って回ってくる場合があり、結着された毛髪が着用者の頭皮側にいわゆる裏毛として出てくることがある。いわゆる裏毛は見た目も悪くメンテナンスの際にハサミ等で切り落として整理する必要がある。
また、上記の中央ネットおよび両サイドネットの編組織の糸に伸縮性がないと、着用者の繰り返しの首の前後の動きで襟足部等を含む後ろ側が持ち上がってくることが経験的に知られている。これを回避するために、伸縮性がある糸を用いると、着用者の首の動きに追随してネットが伸縮して、その動きを吸収するため後ろ側のずり上がりや浮き上がりが防止できフィット感が増す。
従来は、上記ネットの編組織の糸として伸縮性があるゴム製品(ラテックス)を使用する場合があったが、ウィッグは毎日のように頻繁に使用することも多く、耐久性に乏しいゴム製品では、1年〜2年程度で伸びてきてしまい、ウィッグのメンテナンスの際に伸びた分を詰める作業が必要であった。
特開2001−181946号公報
フルウィッグ用のウィッグベースとして、ネットの編組織に厚みを生ぜず素材感が柔らかく肌触りがよく、また、いわゆる裏毛の発生が抑制され、さらに、必要な箇所には耐久性を有する伸縮性がある糸を使用してフィット感を向上させることができるものが求められていた。
本発明の目的は、ネットの編組織に厚みを生ぜず素材感が柔らかく肌触りがよく、また、いわゆる裏毛の発生が抑制され、さらに、必要な箇所には耐久性を有する伸縮性がある糸を使用してフィット感を向上させたフルウィッグ用のウィッグベースを提供することにある。
本発明のフルウィッグ用のウィッグベースは、頭部の中央部を覆う中央ネットと、前記中央ネットの両側にあって側頭部を覆う両サイドネットと、襟足を覆う襟足部と、揉み上げを覆う揉み上げ部とを備え、
前記中央ネットおよび前記両サイドネットをポリウレタンの芯糸に対してナイロンの鞘糸を巻き付けて被覆した伸縮性がある糸を用いたリバー編組織により形成し、
前記中央ネットを頭頂部から額および襟足方向である前後方向が前記リバー編組織の編地経方向となるように配置し、
前記両サイドネットを額から襟足を最短で結ぶ方向である横方向が前記リバー編組織の編地経方向となるように配置し、
前記襟足部および前記揉み上げ部を伸縮性がない糸を用いた前記リバー編組織により形成した。
このような構成により、中央ネットおよび両サイドネットをリバー編組織により形成することとなり、編組織に厚みが生じてしまうラッセル編組織とは異なり、編組織を薄く実現することが可能となり、素材感が柔らかく肌触りがよくなる。同時に、経糸をチェーンステッチに編むラッセル編組織とは異なり、いわゆる裏毛の発生が抑制される。
また、中央ネットおよび両サイドネットをポリウレタンの芯糸に対してナイロンの鞘糸を巻き付けて被覆した伸縮性がある糸を用いることとなり、経年劣化により伸びることが少ない耐久性を有し、かつ、伸縮性がある糸により、安定的に締め付けてずれにくくしてフィット感を向上させることができる。同時に、被覆したナイロンは肌触り向上にも寄与する。
また、リバー編組織の編地経方向(経編の編み進行方向)に関して、中央ネットでは前後方向となるように配置し、両サイドネットでは額から襟足を最短で結ぶ方向である横方向となるように配置することとなり、リバー編組織では、編地経方向の方が編地緯方向(編地幅方向)よりも伸縮率が高いため、着用者の繰り返しの首の動き、特に前後の動きに追随してネットがよりスムーズに伸縮して、その動きを吸収するため後ろ側のずり上がりや浮き上がりが防止できフィット感が増す。
また、襟足部および揉み上げ部を伸縮性がない糸を用いたリバー編組織により形成することとなり、しっかりと襟足や揉み上げを押さえつつ、いわゆる裏毛の発生を抑制し、かつ、編組織を薄く実現することが可能となり、生え際が自然に見えるというメリットを生じる。
また、本発明のフルウィッグ用のウィッグベースは、分け目用の押さえ部をさらに備え、
前記押さえ部を前記伸縮性がない糸を用いた前記リバー編組織により形成することであってもよい。
このような構成により、分け目用の押さえ部により、分け目をより自然な見た目に演出することができ、かつ、編組織を薄く実現することが可能となり、素材感が柔らかく、いわゆる裏毛の発生を抑制すると共に、生え際が自然に見える効果を生じる。
本発明によれば、ネットの編組織に厚みを生ぜず素材感が柔らかく肌触りがよく、また、いわゆる裏毛の発生が抑制され、さらに、必要な箇所には耐久性を有する伸縮性がある糸を使用してフィット感を向上させたフルウィッグ用のウィッグベースを提供することができる。
本発明のフルウィッグ用のウィッグベースの構成・伸縮方向を示す正面図である。 本発明のフルウィッグ用のウィッグベースの構成・伸縮方向を示す背面図である。 本発明のフルウィッグ用のウィッグベースの構成・伸縮方向を示す右側面図である。 本発明のフルウィッグ用のウィッグベースの構成・伸縮方向を示す斜視図である。 本発明のフルウィッグ用のウィッグベースのリバー編組織を示す図である。 本発明のフルウィッグ用のウィッグベースの変形例を示す斜視図である。 従来のラッセル編組織を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1乃至図4に示す本実施形態におけるフルウィッグ用のウィッグベース10は、頭部前側の額から左右の耳の上部の頭部両横側を経て、頭部後側の襟足に至る頭部全体をカバーする形状に形成されている。なお、着用者の頭部全体に装着されるフルウィッグ用のウィッグベース10に、人毛や人工毛の毛髪群が結着(毛植え)されて、フルウィッグとなる。
図1に示すように、フルウィッグ用のウィッグベース10は、大きく分けて、頭部の中央部を覆う中央ネット11と、中央ネットの両側にあって側頭部を覆う両サイドネット12・13と、襟足を覆う襟足部14と、揉み上げを覆う一対の揉み上げ部15・16から構成され、各部材は縫着部分の強度や美感を考慮して、例えば並縫いや千鳥縫いの縫着などにより接合されている。一義的には、各部材の形状により頭部に対してフィット感が得られ、容易にずれることがないように形成されているが、さらなるフィット感を実現するために以下に詳述する構成を備えている。
中央ネット11、両サイドネット12・13、襟足部14および揉み上げ部15・16は、所定のメッシュの網目を持つネットにより実現されている。網目の結節部に当る部分は、例えば熱溶着等により固定させておくことであってもよい。
当該ネットは、リバー編み機により編まれるリバー編組織からなる。
リバー編組織は、図5(例えば、特開2001−355163号公報参照)に示すように、ボビン糸、フロントワープおよびバックワープにより地組織を形成するとともに、この地組織の表面側に、所定のパターンで編地幅方向の横振りを繰り返しながら、バックワープを絡ませた複数のボビン糸にわたって複数の柄糸および他の挿入糸を挿入して編み込むことで、所定柄の経編地を得るものである。
したがって、リバー編組織は、経糸をチェーンステッチに編むことにより、糸が三重に重なってしまうことがなく、編組織の厚みが大きくなってしまうという事態を回避して、編組織を薄く形成することができる。
さらに、本実施形態におけるフルウィッグ用のウィッグベース10では、中央ネット11および両サイドネット12・13におけるリバー編組織は、ポリウレタンの芯糸に対してナイロンの鞘糸を巻き付けて被覆した伸縮性がある糸を用いて形成されている。
具体的には、例えば、伸縮性の高いポリウレタンのモノフィラメント糸で成る芯材(芯糸)に対して丈夫な極細ナイロンの繊維(鞘糸)をスパイラル状に二重に巻き付けて被覆した糸であるダブルカバーリング・ヤーンが用いられる。
ポリウレタンは、ゴム製品とは異なり、伸びきってしまったり、縮んでしまうことが少なく、耐久性に優れ、ウィッグのメンテナンスの際に伸びた分を詰める作業が不要となる。
一方、ポリウレタンは、構成するポリウレタン重合体分子中に、染料に有効な染着座席が無いため、染まり難いという性質を有している。ネットを用いたフルウィッグ用のウィッグベースでは、毛髪と同様の黒系の色に全体を安定した均一に染め上げることが必要となる。そこで、染まり易い極細ナイロンの繊維(鞘糸)により被覆することによりこの問題に対応している。また同時に、被覆したナイロンは肌触り向上にも寄与することとなる。
上記の伸縮性がある糸でリバー編組織を形成すると、編地経方向(経編の編み進行方向)および編地緯方向のいずれにも伸縮性を有し、いわゆるツーウェイとして構成されるが、特に、編地経方向における伸縮性が高くなる。
ここで、フルウィッグ用のウィッグベース10では、頭頂部から額および襟足方向(前後方向)に、伸縮性が高いことが望ましい。これは、着用者の繰り返しの首の前後の動きで襟足部等を含む後ろ側が持ち上がってくることが経験的に知られており、これを回避するためや、頭部の形状が一般的には前後方向に縦長であることから、フルウィッグ用のウィッグベース10を前後方向に伸ばして装着することが多く、また毛髪をかき上げる行為などにより前後方向には外力がかかることが多いためである。
そこで、リバー編組織の編地経方向(図1乃至図5の各図(b)中に編地経方向を矢印で示した。)に関して、中央ネット11では前後方向となる(前後方向のラインにほぼ沿うことを含む。)ように配置し、両サイドネット12・13では額から襟足を最短で結ぶ方向(横方向)となる(横方向のラインにほぼ沿うことを含む。)ように配置する。これにより、リバー編組織では、編地経方向の方が編地緯方向(編地幅方向)よりも伸縮性が高いため、着用者の繰り返しの首の動き、特に前後の動き等に追随してネットがよりスムーズに大きく伸縮して、その動きを吸収するため後ろ側のずり上がりや浮き上がりが防止できフィット感が増すこととなる。
なお、両サイドネット12・13ではリバー編組織の編地経方向に関して、額から襟足を最短で結ぶ方向(横方向)のみならず、斜め方向や縦方向(横方向に対して直交する方向)となるように配置されてもよい。フルウィッグ用のウィッグベース10の頭頂部から額および襟足方向(前後方向)における最低限の伸縮性の高さは、両サイドネット12・13が編地経方向および編地緯方向のいずれにも伸縮性を有することと、中央ネット11の配置により確保することができるからである。
また、本実施形態におけるフルウィッグ用のウィッグベース10では、襟足部14および揉み上げ部15・16におけるリバー編組織は、伸縮性がない糸を用いて形成されている。
また、本実施形態におけるフルウィッグ用のウィッグベース10は、襟足部14および揉み上げ部15・16等には、襟足、揉み上げを覆う周縁部(頭部接触面側)に、所定の厚み・幅寸法の滑り止め部材が適宜の長さで設けられていたり、襟足部14と揉み上げ部15・16を連結する伸縮性があるゴム部材が設けられてもよい。
さらに、Ni−Ti合金等の形状記憶合金や銅合金・ステンレス合金等を板状にしたものを帯状布で包み、揉み上げ部15・16の所定の位置に縫着して形状保持部材として用いることであってもよい。
本実施形態のフルウィッグ用のウィッグベース10によれば、人毛や人工毛の毛髪群が結着される、中央ネット11、両サイドネット12・13、襟足部14および揉み上げ部15・16等をすべてリバー編組織により形成することとなり、編組織に厚みが生じてしまうラッセル編組織とは異なり、編組織を薄く実現することが可能となり、素材感が柔らかく肌触りがよくなる。同時に、経糸をチェーンステッチに編むラッセル編組織とは異なり糸がひっくり返りにくく、いわゆる裏毛の発生が抑制される。
素材感が柔らかく肌触りがよくなることにより、例えば、抗がん剤治療において脱毛した小児患者等が医療用のフルウィッグを着用する場合には敏感な頭皮に直接触れないようにするために下地ネットを用いることが一般的であるが、素材感が柔らかく肌触りがよいため痛がることもなく、下地ネットが不要になるという効果も奏する。
また、中央ネット11、両サイドネット12・13をポリウレタンの芯糸に対してナイロンの鞘糸を巻き付けて被覆した伸縮性がある糸を用いることとなり、経年劣化により伸びることが少ない耐久性を有し、かつ、伸縮性がある糸により、安定的に締め付けてずれにくくしてフィット感を向上させることができる。同時に、被覆したナイロンは肌触り向上にも寄与する。
また、リバー編組織の編地経方向に関して、中央ネットでは前後方向となるように配置し、両サイドネットでは横方向となるように配置することとなり、リバー編組織では、編地経方向の方が編地緯方向よりも伸縮率が高いため、着用者の繰り返しの首の動き、特に前後の動きに追随してネットがよりスムーズに大きく伸縮して、その動きを吸収するため後ろ側のずり上がりや浮き上がりが防止できフィット感が増す。
また、襟足部14および揉み上げ部15・16を伸縮性がない糸を用いたリバー編組織により形成することとなり、しっかりと襟足や揉み上げを押さえつつ、いわゆる裏毛の発生を抑制し、かつ、編組織を薄く実現することが可能となり、生え際が自然に見える効果を生じる。
図6に本実施形態のフルウィッグ用のウィッグベース10の変形例を示す。
フロントに分け目用の押さえ部17を備えている点が相違する。押さえ部17は、上方から視認した場合に結着した毛髪群の分け目部分が自然に見えるように地肌に近い色に染められていてもよい。
押さえ部17におけるリバー編組織は、伸縮性がない糸を用いて形成されている。なお、押さえ部17の上部又は下部をラッセル編組織(例えば、マイクロネット)により覆い2層構造とすることであってもよい。
また、押さえ部17は、図6に示すように、中央ネット11の該当領域をくり抜いて付加されても、また、中央ネット11に二重に重ねて付加(オンタイプ)されてもよい。
伸縮性がない糸を用いたリバー編組織により形成することとなり、いわゆる裏毛の発生を抑制し、かつ、編組織を薄く実現することが可能となり、生え際が自然に見える効果を生じる。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されてよい。各構成部材の大きさ・数・材質・位置などは本発明の効果を奏する限り適宜変更可能である。
10 フルウィッグ用のウィッグベース
11 中央ネット
12 右サイドネット
13 左サイドネット
14 襟足部
15、16 揉み上げ部
17 押さえ部

Claims (2)

  1. 頭部の中央部を覆う中央ネットと、前記中央ネットの両側にあって側頭部を覆う両サイドネットと、襟足を覆う襟足部と、揉み上げを覆う揉み上げ部とを備え、
    前記中央ネットおよび前記両サイドネットをポリウレタンの芯糸に対してナイロンの鞘糸を巻き付けて被覆した伸縮性がある糸を用いたリバー編組織により形成し、
    前記中央ネットを頭頂部から額および襟足方向である前後方向が前記リバー編組織の編地経方向となるように配置し、
    前記両サイドネットを額から襟足を最短で結ぶ方向である横方向が前記リバー編組織の編地経方向となるように配置し、
    前記襟足部および前記揉み上げ部を伸縮性がない糸を用いた前記リバー編組織により形成したフルウィッグ用のウィッグベース。
  2. 分け目用の押さえ部をさらに備え、
    前記押さえ部を前記伸縮性がない糸を用いた前記リバー編組織により形成した請求項1記載のフルウィッグ用のウィッグベース。
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