JP6068691B1 - エレベータの運行管理システム及び運行管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】セキュリティの厳しい駅舎等に設置されたエレベータを運行する際の乗客の利便性を向上させる。【解決手段】基準階と指定階との間を直行運転される乗りかごの運転制御を実行するとともに、列車の運行情報を取得して乗りかごの運行制御を実行するエレベータ連動制御装置と、乗客が利用する列車のチケット情報が格納された携帯端末と、乗客が改札を通過する際に携帯端末からチケット情報を読み取るとともに改札通過情報を生成する改札制御装置とを備え、エレベータ連動制御装置は、取得した運行情報に基づいて列車の出発時刻に対応する乗りかごの最終出発時刻を演算し、改札制御装置によって乗客が所持する携帯端末から読み取られたチケット情報と改札通過情報とに基づき、乗客が乗車する乗りかごを割当て、割り当てられた乗りかごの最終出発時刻を含むかご割当情報を携帯端末に送信して表示させる。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、エレベータの運行管理システム及び運行管理方法に関する。
事務所ビル等に設けられたエレベータでは、乗客がセキュリティゲートを通過する際に当該乗客が利用するエレベータのかご(号機とも称する)を割り当てるシステムが知られている。乗客に割り当てた号機は、エレベータかごの手前に設置されたセキュリティゲート等に設けられた表示装置に表示される。乗客は表示装置の表示内容を見て、自分が乗る号機を認識することができる。
しかし、号機が割り当てられたにも関わらず、乗客がセキュリティゲートを通過する際に表示装置の表示を見落としたり、表示内容を忘れたりする可能性がある。一方、乗客の行動として、セキュリティゲートで号機が割り当てられてもその号機まで直行するとは限らない。途中で寄り道をすることもあり、その結果、割り当てられた号機の出発に間に合わず乗り遅れてしまうという不具合もある。
また、最近では建物の利用に関するセキュリティが厳重になっており、セキュリティの厳しい箇所に設置されたエレベータを運行するには、乗客が自由に乗りかごに乗って上下動を繰り返すことは制限される。
本発明の実施形態は、駅舎や建物(空港等も含む)等に設置されたエレベータを運行する際の乗客の利便性を向上させることができるエレベータの運行管理システム及び運行管理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための実施形態は、列車の運行と連動して運転されるエレベータの運行を管理するシステムであって、基準階と指定階との間を直行運転される乗りかごの運転制御を実行するとともに、前記列車の運行情報を取得して前記乗りかごの運行制御を実行するエレベータ連動制御装置と、前記列車を利用する乗客が所持し、当該乗客が利用する列車のチケット情報が格納された携帯端末と、前記携帯端末を所持した乗客が改札を通過する際に前記チケット情報を読み取るとともに改札通過情報を生成する改札制御装置と、を備え、前記エレベータ連動制御装置は、前記列車の運行情報を取得し、取得した運行情報に基づいて列車の出発時刻に対応する前記乗りかごの最終出発時刻を演算する演算手段と、前記改札制御装置によって乗客が所持する携帯端末から読み取られた前記チケット情報と改札通過情報とに基づき、当該乗客が乗車する乗りかごを割当てる割当手段と、割り当てられた乗りかごの最終出発時刻を含むかご割当情報を前記携帯端末に送信して表示させる手段と、を有する。
<実施形態の構成>
図1はエレベータの運行管理システムの実施形態を示す構成図である。本実施形態では、リニアモータカー用の駅舎に設けられたエレベータを例として説明する。なお、以下の説明では、エレベータの乗りかごを適宜、「かご」または「号機」と表記する。また、本実施形態では、改札のあるホール階(基準階)と列車が入番するホーム階(指定階)を直行するエレベータを想定している。また、1番ホームに向かうエレベータと2番ホーム向かうエレベータが記載されているが、実施形態の説明では、主に1番ホーム向かうエレベータを中心に説明することとする。
図1はエレベータの運行管理システムの実施形態を示す構成図である。本実施形態では、リニアモータカー用の駅舎に設けられたエレベータを例として説明する。なお、以下の説明では、エレベータの乗りかごを適宜、「かご」または「号機」と表記する。また、本実施形態では、改札のあるホール階(基準階)と列車が入番するホーム階(指定階)を直行するエレベータを想定している。また、1番ホームに向かうエレベータと2番ホーム向かうエレベータが記載されているが、実施形態の説明では、主に1番ホーム向かうエレベータを中心に説明することとする。
図1に示すエレベータの運行管理システムは、エレベータ連動制御装置2と、乗客3が携帯する携帯端末4と、改札制御装置5と、ホール情報通信装置6と、表示装置7a,7bとを備えている。また、図2に示すように、駅入口には、改札8a,8b,8c,8dが設けられ、これら改札8a〜8dは改札制御装置5に接続されている。さらに、改札8a〜8dを車いす利用者等が通過することを検知する通過センサ9a,9bが設けられている。通過センサ9a,9bは光電センサやカメラ、Wi-Fi等の無線装置で構成することができ、通過センサ9a、9bで検出された通過情報は改札制御装置5に出力されるようになっている。
エレベータホールには、1番ホームに向かうエレベータとして、かご(1号機)11aと、かご(2号機)11bと、かご(3号機)11cの3台が設置されているものとする。3台のエレベータは、例えば、直行するホームの両端付近と真ん中付近に着床するように設置されている。また、改札8aに近いかご11c、及び改札8dに近いかご21cは、車いす等を利用する優先利用者用に設定されているものとする。各号機11a,11b,11c別にエレベータ制御盤12a,12b,12cが設けられている。また、各号機11a,11b,11cのかご内には、エレベータ情報通信装置13a,13b,13cがそれぞれ設置されている。エレベータ情報通信装置13a,13b,13cはエレベータ制御盤12a,12b,12cを介してエレベータ連動制御装置2と接続されている。2番ホームに向かうエレベータも基本構成は同様であり、1号機21aと、2号機21bと、3号機21cの3台が設置され、各号機21a,21b,21c別にエレベータ制御盤22a,22b,22cが設けられ、各号機21a,21b,21cのかご内には、エレベータ情報通信装置23a,23b,23cがそれぞれ設置されている。エレベータ情報通信装置23a,23b,23cはエレベータ制御盤22a,22b,22cを介してエレベータ連動制御装置2と接続されている。
エレベータ連動制御装置2は、本実施形態のエレベータの運行管理システムを統括制御するもので、鉄道会社から提供される列車運行情報を取得して、各列車の出発時刻に間に合うように、ホーム階別のエレベータにおける各号機の最終出発時刻を演算する。演算された最終出発時刻を含むかご情報や対象列車番号、列車運行情報を送信してホール表示装置7a,7bに表示させる(図6参照)。また、乗客3が所持する携帯端末4にも送信して、表示させる(図5参照)。
携帯端末4は、列車を利用する乗客が所持し、自身が利用する列車に関するチケット情報が格納されている。また、改札8a〜8dを通過する際には改札制御装置5によってチケット情報が読み取られる。また、携帯端末4の表示画面には、図5に示すように、自身が乗車する列車の情報、および列車の出発時刻に連動したエレベータの最終出発時刻の情報を表示することができる。また、自身が乗る予定の列車の入線ホームに直行しない号機に誤って
乗ってしまった場合等には、エレベータ情報通信装置13a〜23cからその旨の警告を得ることができる。
乗ってしまった場合等には、エレベータ情報通信装置13a〜23cからその旨の警告を得ることができる。
改札制御装置5は、図2に示すように駅入口にも設けられた改札8a,8b,8c,8d、通過センサ9a,9b及びエレベータ連動制御装置2と接続され、携帯端末4を所持した乗客3が改札8a〜8dを通過する際にチケット情報を読み取るとともに改札通過情報を生成してエレベータ連動制御装置2に出力する。
ホール情報通信装置6は、乗客3が所持する携帯端末4との間で情報通信を実行する。具体的には、乗客3を呼び出す場合には、ホール情報通信装置6を介して携帯端末4を呼び出す。また、エレベータの出発予定時刻が近づいた場合には、案内や警告を通知する。
ホール表示装置7aは、1番ホームに向かうエレベータを利用する乗客3に対する種々の情報、例えば、列車運行情報やかご情報を表示する。ホール表示装置7bは、2番ホームに向かうエレベータを利用する乗客3に対する種々の情報を表示する。ホール表示装置7a、7bの表示例が図6に示されている。
エレベータ情報通信装置13a〜13c,23a〜23cは、それぞれの乗りかご11a〜11c,21a〜21c内に設けられるとともに、各別のエレベータ制御盤12a〜12c,22a〜22cを介してエレベータ連動制御装置2と接続されており、乗りかご内の乗客3の携帯端末4との間で通信を実行する。例えば、乗客3が間違えた号機に乗車した場合には、「指定された号機ではない」旨の警告を携帯端末4に向けて発する。
本実施形態では、割り当てられたエレベータ情報を乗客3が所持する携帯端末4に表示することで、表示を見落したり、表示内容を忘れてしまうことを未然に防止することができる。また、駅の利用状況を考慮したときに、割り当てられたかごに間に合うために、改札からかごまで直行しなくてはいけない制約があると、途中で買い物等の寄り道することができない。本実施形態では、乗りかごの最終出発時刻を乗客3が所持する携帯端末4で常に確認することがあるので、安心して買い物等の寄り道することができる。
<実施形態の作用・効果>
次に、本実施形態の作用効果を図3、図4のフローチャートに基づいて説明する。
次に、本実施形態の作用効果を図3、図4のフローチャートに基づいて説明する。
図3に示すように、エレベータの乗りかごを通常モードで運行する際、エレベータ連動制御装置2は、先ず、鉄道会社側のシステムから列車運行情報を取得する(ステップS1)。次いで、取得した列車運行情報から列車運行テーブルを参照して列車の出発時刻に連動すべく、エレベータ乗りかごの最終出発時刻を計算する(ステップS2)。なお、通常は、ホームに入番している列車の出発時刻は固定されているので、列車運行テーブルから出発時刻を検索するだけでよい。しかし、到着が遅れる場合や出発が遅れる場合には、遅れ情報を加味して“かご最終出発時刻”を算出する。計算されたかご最終出発時刻は、該当する列車が入線するホームに直行するエレベータ乗りかごのホール表示装置7aに表示される(ステップS3)。
図6には、1番ホーム用のホール表示装置7aに表示される表示例が示されている。同図に示すように、例えば、列車に関する情報としては、出発ホーム:9番ホーム、列車番号:リニア○○105号、行先:□□行き、出発時刻:12:50発等の各種の情報が表示される。また、エレベータに関する情報としては、エレベータの最終出発時刻:12:45、最終出発時刻までの残り時間:7分35秒、現在運転中の号機:11a号機運転中、11b号機運転中、11c号機運転中等の各種の情報が表示される。なお、2番ホーム用のホール表示装置7bの表示例も同様である。
次いで、エレベータ連動制御装置2は、当該エレベータがホーム階まで一往復する時間があるか否かが計算される(ステップS4)。一往復する時間があり、かつ、利用予定者が全員、乗車していれば(ステップS5YES)、エレベータはホーム階に向けて出発する(ステップS9)。
一往復する時間はあるが、利用者が全く乗車していなければ、ホール階で待機する(ステップS6NO)、一人でも乗客が乗っている場合には、荷重を算出し、荷重が所定重量以上になっていれば(ステップS7YES)、相当数の乗客が乗っているので、エレベータはホーム階に向けて出発する(ステップS9)。所定重量以下であれば、乗客の人数は少ないので、所定時間が経過するまでホール階で待機する(ステップS8NO)。所定の待機時間(例えば、3〜10分)が経過するとエレベータはホーム階へ向けて出発する(ステップS8YES、S9)。
一方、ホーム階まで一往復する時間はない(ステップS4NO)場合には、エレベータの運行モードは、通常モードから列車連動モードに移行する(ステップS10)。列車連動モードでは、かごの最終出発予定時刻が近づくと、例えば、1〜2分前には、対象となるホーム階へ行く号機は全て出発階に待機させる。かご最終出発時刻になった場合(ステップS11YES)、または、かご最終出発時刻になる前でも利用者が全員乗車した場合(ステップS12YES)、エレベータはホーム階に向けて出発する(ステップS9)。なお、ステップS7では、所定荷重以上である場合には、エレベータをホーム階に向けて出発させているが、所定人数以上が乗車していれば出発するようにしてもよい。
図4は乗客3が改札を通過する際に得られる改札通過情報の処理手順を示している。
改札制御装置5は、改札8a〜8dを通過する際に乗客3(図2では複数の乗客3a,3b)の携帯端末4(図2では複数の携帯端末4a,4b)から改札通過情報を読み取る(ステップS21)。改札通過情報は、携帯端末4に格納された乗客3が利用する列車のチケット情報を含む。同時に通過センサ9a,9bで読み取られた情報も改札通過情報として改札制御装置5に出力される。改札通過情報は改札制御装置5からエレベータ連動制御装置2に出力される。
エレベータ連動制御装置2では、改札通過情報に含まれるチケット情報が抽出され(ステップS22)、このチケット情報に基づいて、各乗客3が乗るかごが割り当てられる(ステップS23)。例えば、1番ホームに向かうエレベータの場合、先頭車両付近に乗る予定の乗客3にはかご11aを、中央車両付近に乗る予定の乗客3にはかご11bを、後尾車両付近に乗る予定の乗客3にはかご11cを割り当てる。さらに、改札通過情報から車いす利用者であると判断された場合には、車いす優先利用者用のかご11cが割り当てられる。割り当てられたかご情報は該当する携帯端末4に送信される(ステップS24)。図5には、携帯端末4に送信されたかご情報の表示例が示されている。
図5に示すように、列車に関する情報としては、“リニア○○105号、12:50発、3号車、11A席”という情報が表示される。また、エレベータに関する情報としては、“乗車エレベータは、11a号機です。エレベータの最終出発時刻は、12:45です”という情報が表示される。
エレベータ連動制御装置2は、乗客3に送信されたかご情報に基づき、乗客3が正しくかごに乗車したか否かを監視している。この監視は、乗客が乗るかご内のエレベータ情報通信装置13a〜23cの何れかで読み取られたかご情報に基づく。かごの最終出発時刻が近づいた時、乗客がかごに乗っていない場合、乗ってはいるが、かご情報で指定された正しいかごに乗っていない場合(ステップS26NO)には、該当する携帯端末4に向けて警告を発信する(ステップS27)。乗客3は、この警告により最終出発時刻が迫っていることが分かる。また、間違えて異なる号機に乗ってしまったことを理解することができる。正しく乗車している場合には警告を発することはない(ステップS28)。なお、最終出発時刻が近づいた時だけでなく、通常モード時においても、間違えて乗車した場合等において案内や警告がされる。
このように本実施形態によれば、列車運行情報を取得し、かごの最終出発時刻を計算する一方、改札で乗客のチケット情報を所得することで、乗客に対する利便性の高いエレベータ号機の割当が可能となる。また、割り当てられたかご情報は乗客の所持する形態端末4に表示することができるので、ホール表示装置7a,7bにのみ表示する従来例に比べて表示を見落とすことも無くなり、また、表示内容を忘れることも防止できる。さらに、乗客の改札通過情報及びチケット情報と、エレベータの乗車情報とを照合することで、改札通過済みにも関わらず、かごの最終出発時刻が迫っておりかごに乗車していない乗客の携帯端末4に警告を発することができるので、乗客がエレベータに乗り遅れることを防止できる。
なお、本実施形態では、リニアモータカー用の駅舎に設けられたエレベータを例として説明したが、本発明は、リニアモータカー用の駅舎に限られず、列車の出発時刻と連動するエレベータの運行管理全般に適用することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2…エレベータ連動制御装置、3,3a,3b…乗客、4…携帯端末、5…改札制御装置、6…ホール情報通信装置、7a,7b…表示装置、8a,8b,8c,8d…改札、9a,9b…通過センサ、11a,11b,11c,21a,21b,21c…号機、12a,12b,12c,22a,22b,22c…エレベータ制御盤、13a,13b,13c,23a,23b,23c…エレベータ情報通信装置、
Claims (5)
- 列車の運行と連動して運転されるエレベータの運行を管理するシステムであって、
基準階と指定階との間を直行運転される乗りかごの運転制御を実行するとともに、前記列車の運行情報を取得して前記乗りかごの運行制御を実行するエレベータ連動制御装置と、
前記列車を利用する乗客が所持し、当該乗客が利用する列車のチケット情報が格納された携帯端末と、
前記携帯端末を所持した乗客が改札を通過する際に前記チケット情報を読み取るとともに改札通過情報を生成する改札制御装置とを備え、
前記エレベータ連動制御装置は、
前記列車の運行情報を取得し、取得した運行情報に基づいて列車の出発時刻に対応する前記乗りかごの最終出発時刻を演算する演算手段と、
前記改札制御装置によって乗客が所持する携帯端末から読み取られた前記チケット情報と前記改札通過情報とに基づき、当該乗客が乗車する乗りかごを割当てる割当手段と、
割り当てられた乗りかごの最終出発時刻を含むかご割当情報を前記携帯端末に送信して表示させる手段とを有することを特徴とするエレベータの運行管理システム。 - 少なくとも前記基準階のエレベータホールに設置され、前記携帯端末との間で通信するホール情報通信装置と、
前記エレベータホールに設置され、前記エレベータ連動制御装置から送信された表示情報を表示するホール表示装置と、を備え、
前記エレベータ連動制御装置は、前記携帯端末に対して、乗車する乗りかごの号機、乗りかごの最終出発時刻を含む情報を送信して表示させるとともに、前記ホール表示装置に対して、列車運行情報及びかご情報を送信して表示させることを特徴とする請求項1記載のエレベータの運行管理システム。 - 前記各乗りかご内に設置され、前記乗客の携帯端末からかご乗車情報を取得するエレベータ情報通信装置を更に備え、
前記エレベータ連動制御装置は、各乗りかご内に設けられた前記エレベータ情報通信装置からのかご乗車情報に基づき、乗客が正しく指定の乗りかごに乗車したか否かを監視し、指定のかごに乗車していない乗客の携帯端末に警告を通知することを特徴とする請求項1又は2記載のエレベータの運行管理システム。 - 列車の運行と連動して運転され、かつ、基準階と指定階との間を直行運転される乗りかごの運行を管理するエレベータ連動制御装置におけるエレベータの運行管理方法であって、
前記列車の運行情報を取得し、取得した運行情報に基づいて列車の出発時刻に対応する乗りかごの最終出発時刻を演算し、
改札制御装置によって乗客が所持する携帯端末から読み取られたチケット情報と改札通過情報とに基づき、当該乗客が乗車する乗りかごを割当て、
割り当てられた乗りかごの最終出発時刻を含むかご割当情報を前記携帯端末に送信して表示させることを特徴とするエレベータの運行管理方法。 - 前記乗りかご内に全ての乗客が乗っているとき、かご内の荷重が所定値以上になったとき、または、かご内の人数が所定人数以上になったときには最終出発時刻前に指定階に向けて出発することを特徴とする請求項4記載のエレベータの運行管理方法。
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