JP6067298B2 - 飲料サーバ - Google Patents

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Description

本発明は、生ビール等の発泡性の飲料を、樽などの貯蔵容器からジョッキ等の飲むための容器に注出する飲料サーバに関する。
生ビール等の発泡性の飲料は、木製、あるいは金属製の樽などの貯蔵容器に入れて流通しており、飲食店、あるいは家庭においてこれらの貯蔵容器からジョッキ、グラス等の飲むための容器(以下単に「容器」という)に取り出すことが行われている。
前記貯蔵容器の栓を外し、代わりに開閉弁と注出のためのパイプを取り付けたものがビールサーバ等の飲料サーバである。
注出に当たっては、容器に見合った量の飲料を無駄なく注出して周囲を汚さずまた飲料の無駄を起こさないこと、そして味覚への影響の微妙な飲料にあっては、容器内に形成される泡の形状ならびに量が適正であることが重要である。
特に生ビールの場合、酸化を嫌うため、貯蔵容器内の空間は炭酸ガスを充填しており、グラス等の容器に注出した後も、液面を覆う泡の層の厚みによって空気を遮断し、酸化を防止すると云われている。泡はビールの発酵によって生成された炭酸ガスが貯蔵容器内の圧力から解放されて発生するものであるが、注出が無神経に行われると、注がれる液体により周囲の空気を巻き込んで大型の泡が生じ、酸化防止ならびに味覚に対して好ましくない。また大型の泡は消えやすく、泡の層の維持が難しい。さらに泡が多く発生すると容器内に所定量の飲料を入れることができないから、必要以上の泡を掻き落とす「泡切り」などの余計な作業が必要となる。
特許文献1には、ビールの性質に応じて泡の発生を調整することのできるビールサーバが記載されている。これはビールの貯蔵容器と注出パイプとの間に螺旋状チューブを介在させ、この螺旋状チューブの下端の固定位置を変えることによって螺旋状チューブの巻き数および巻き径を変化させ、ビール注出中の減圧度合いを変更して最適な泡の量と大きさを選択するようになっている。
また特許文献2には、ビールを受ける容器を載せた載置台を傾斜させることにより、注がれるビールが容器の内壁に斜めに当たるようにして、容器に衝突する力を弱め、泡が発生しにくくすることが記載されている。
特開平10−101195号公報 特開2009−12783号公報
しかし従来のビールサーバにおいては注出ノズルと載置台との距離が一定であるから、注出開始時点と、ある程度容器内に飲料が溜まった時点とでは落下距離が異なり、特に注出初期において多量の泡が発生してしまうという問題点がある。
本発明は、注出ノズルと飲料受け入れ容器内の飲料の液面とが注出中ほぼ一定の短い距離を保持するようにして注出中の過度の発泡を抑制するようにした飲料サーバを実現することを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、発泡性飲料貯蔵容器に開閉弁と注出パイプとが取り付けられてなる飲料サーバであって、前記注出パイプの先端側に配置された注出ノズルが前記注出パイプと伸縮自在もしくは湾曲自在なホースを介して取り付けられるとともに、前記注出ノズルと注出される飲料を受け入れる容器内の液面とが前記容器内の飲料の液量にかかわらず一定の短い距離を保持して、注出の際の過度の発泡が抑制されるようにしたことを特徴とする飲料サーバである。
請求項2に記載の本発明は、前記注出ノズルは、昇降可能に構成され、記一定の短い距離は、注出開始前に前記注出ノズルを前記容器の底面に近づけ、注出開始後は前記容器内の飲料の液面の上昇に対応して前記注出ノズルが上昇して保持されるようにした請求項1に記載の飲料サーバである。
請求項3に記載の本発明は、前記容器を載せて昇降する載置台を更に備え、記一定の短い距離は、注出開始前に前記容器の底面を前記注出ノズルに近づけ、注出開始後は前記容器内の飲料の液面の上昇に対応して前記載置台が下降して保持されるようにした請求項1に記載の飲料サーバである。
本発明によれば、1回の容器への注出中に、注出ノズルと注出される飲料を受け入れる容器内の液面とが前記容器内の飲料の液量にかかわらずほぼ一定の短い距離を保持することにより、注出の際の過度の発泡を抑制して、味の劣化しない良質の飲料を提供することが出来るという、すぐれた効果を奏する。
本発明の実施例の飲料サーバを示す正面図である。 本発明第1の実施例における注出中の注出ノズルと容器との位置関係を示す説明図である。 本発明第1の実施例の飲料サーバの要部を示す正面図である。 同じく本発明第1の実施例の飲料サーバの要部を示す正面図である。 本発明第2の実施例における注出中の注出ノズルと容器との位置関係を示す説明図である。
以下、本発明の飲料サーバを図面により詳細に説明する。
図1は実施例の飲料サーバを示す正面図である。飲料サーバのフレーム1に飲料の貯蔵容器Bが置かれ、口金部分にニードル弁等の開閉弁2が取り付けられ、その先に注出パイプ3が接続され、その注出パイプ3の先端側に、ホース4、注出ノズル5がこの順に接続されている。注出ノズル5はノズル昇降手段6に取り付けられ、昇降可能である。注出ノズル5の昇降に伴い、ホース4が伸縮もしくは湾曲して追随する。
一方、フレーム1には載置台8が設けられており、この上に飲むための容器Jを載置して、注出される飲料を受け入れる。
図2は、本発明の第1の実施例における注出ノズルと容器との位置関係を示す説明図である。この実施例では、注出ノズル5は昇降可能である。はじめ容器は空であるから、(a)に示すように、注出ノズル5を容器の底に近づけた状態で注出を開始する。飲料が入るに従い容器内の液面が上昇するので、これに合わせて(b)に示すようにノズルを上昇させる。(c)に示すように液面が所定高さに達したら、注出を終了する。この間、注出ノズル5と容器内の液面とがほぼ一定の短い距離を保持するようにノズルを上昇させるのであるが、それには現時点の液面高さを計測したり、飲料の重量を計測して制御することも可能であるが、一定の容器に対する注出時間がほぼ一定であることを利用して、その時間内に所定高さ、すなわち容器の高さだけ上昇するように上昇速度を設定するのがもっとも簡単である。
また注出ノズル5と容器内の液面との距離については、好ましい泡の発生量によって適宜定めるのがよい。
図3はこの実施例の、図2の(a)に相当する状態における飲料サーバの要部を示す正面図で、各符号は図1に示したものと同じである。注出ノズル5の昇降動作をスムースに行わせるため、このように、ホース4および先端の注出ノズル5を釣合ばね7で吊り上げ支持することが好ましい。また、図4はこの実施例の、図2の(c)に相当する状態の飲料サーバの要部を示す正面図である。
なお、ノズル昇降手段6については流体シリンダ、スクリュー機構、ラックアンドピニオン機構など、任意の公知の直線移動機構を採用すればよい。
実施例1では、注出ノズル5と容器内の飲料の液面との距離をほぼ一定に保持するのに液面の上昇に合わせてノズルを上昇させるようにしたが、注出ノズル5を高さ固定とし、載置台8を昇降させても同じ効果を発揮できる。すなわち実施例2では、図5の説明図(a)に示すように、はじめ載置台8を上限一杯まで上昇させて容器の底を注出ノズル5に近づけておいて注出を開始し、(b)に示すように飲料の受け入れに従って載置台を下降させ、(c)の状態まで下降させて注出を終了するのである。
第1の実施例と比較すると、ノズルを昇降させないのでホース4の部分が簡単になる一方、昇降させる対象重量がノズルよりも大きいため、昇降機構がやや大型になる。
昇降制御については同じで、第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明の飲料サーバは、以上説明したように生ビール等の発泡性飲料のサーバとすることを主目的としているが,ビール以外の飲料に用いても何ら問題はなく、特に注出が滑らかで周囲を汚さないことから、非発泡性の飲料に使用しても十分効果を発揮することができる。
1…フレーム、 2…開閉弁、 3…注出パイプ、 4…ホース、 5注出ノズル、 6…ノズル昇降手段、 7…釣合ばね、 8…載置台、 B…貯蔵容器、 J…(飲むための)容器。

Claims (3)

  1. 発泡性飲料貯蔵容器に開閉弁と注出パイプとが取り付けられてなる飲料サーバであって、
    前記注出パイプの先端側に配置された注出ノズルが前記注出パイプと伸縮自在もしくは湾曲自在なホースを介して取り付けられるとともに、前記注出ノズルと注出される飲料を受け入れる容器内の液面とが前記容器内の飲料の液量にかかわらず一定の短い距離を保持して、注出の際の過度の発泡が抑制されるようにしたことを特徴とする飲料サーバ。
  2. 前記注出ノズルは、昇降可能に構成され、
    記一定の短い距離は、注出開始前に前記注出ノズルを前記容器の底面に近づけ、注出開始後は前記容器内の飲料の液面の上昇に対応して前記注出ノズルが上昇して保持されるようにした請求項1に記載の飲料サーバ。
  3. 前記容器を載せて昇降する載置台を更に備え、
    記一定の短い距離は、注出開始前に前記容器の底面を前記注出ノズルに近づけ、注出開始後は前記容器内の飲料の液面の上昇に対応して前記載置台が下降して保持されるようにした請求項1に記載の飲料サーバ。
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