JP6066101B2 - 構造化文書に基づいて動画を動的に作成する方法、並びに、その電子装置、電子システム、及び電子装置用プログラム - Google Patents

構造化文書に基づいて動画を動的に作成する方法、並びに、その電子装置、電子システム、及び電子装置用プログラム Download PDF

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    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording

Description

本発明は、構造化文書に基づいて動画を動的に作成するための技法に関する。
近年、紙媒体のマニュアルに変わって、電子化されたマニュアル(以下、「電子マニュアル」という)が提供される場合が多い。従って、ユーザは、当該電子マニュアルを画面上で見ながら、機器やソフトウェアの操作を行うことになる。
しかしながら、電子マニュアルは紙媒体のマニュアルと同様に文字で表現されている場合が多い為に、ユーザが当該電子マニュアルに沿って操作をしようとすると、操作の仕方が分かりにくかったり又は操作が難しかったりする。また、機器(例えば、コンピュータの表示装置)上に表示される情報とその情報に対応する電子マニュアルの記載との間に齟齬がある場合には、当該機器上に表示される情報のどこを見れば良いかの検討がつかない場合がある。
また、電子マニュアルが動画を含む場合に、ユーザは、調べたい又は見たい箇所まで動画を見続けるか、又は、調べたい又は見たい箇所を早送り等して探し当てる必要がある。
特許文献1は、利用者の指示に従ってガイダンスとして注意事項を提示すべき機能を選択し、当該選択された機能に対応する全ての注意事項をガイダンス記憶手段の中から検索し、当該検索結果である注意事項の中から、利用者の指示に従ってガイダンスを提示すべき注意事項を選択し、当該選択された注意事項に対応するアニメーションデータをガイダンスデータベースの中から検索し、当該検索結果であるアニメーションデータに基づいてアニメーションを表示するガイダンス提示装置を記載する(請求項1)。
特許文献2は、操作オペレータと機械間の対話式インタフェースを実現する対話式インタフェース方法であって、前記操作オペレータの操作習熟の度合に対応して、機械から前記操作オペレータへの操作指示手順を変更することを特徴とする対話式インタフェース方法を記載する(請求項1)。
特許文献3は、使用者のなした入力操作による入力データを記憶する記憶部と、適正な操作手順を記憶したデータベース部と、このデータベース部のデータと上記記憶部の入力データとを照会して使用者の操作目的を推定し、推定された操作手順を表示手段に示す誘導部と、この誘導部で推定された操作手順に応じた操作ガイダンス情報を上記誘導部に供給するガイダンス情報供給部と、使用者の入力データと予め設定した基準値とを照会して上記誘導部の起動の要・不要を決定し要を決定したときに上記誘導部を起動させる決定部とを備えたことを特徴とする移動体通信端末を記載する(請求項1)。
特許文献4は、情報処理装置自体に保守ガイダンス情報を格納しておくとともに、装置カバーが開けられたとき自動的に表示装置の画面に保守ガイダンス情報を表示し、さらに入力装置からの指示入力に応答して、より適切な保守ガイダンス情報の表示を可能にすることを記載する(段落0005)。
特許文献5は、障害復旧するための一連の操作を記憶する操作記憶部と、前記操作を表示するディスプレイ部と、障害復旧のガイダンス機能を作動させるためのマウスを持ち、前記記憶部に記憶された操作をあらかじめ定められた順序に従い、前記ディスプレイ部に表示させ、マウスからの入力情報に基づき、ディスプレイ部に表示された操作を実行する制御部を備えたものであることを記載する(段落0006)。
特開平7−36592号公報 特開平7−129348号公報 特開平8−272572号公報 特開平8−123711号公報 特開平9−101909号公報
電子マニュアルでは、紙媒体のマニュアルと同様に操作手順が文字で表現されるとともに、動画(例えば、操作アニメーション)を用いて表現される。しかしながら、動画の再生は時間がかかる上に、ユーザが既に習得済みの操作やスキップしたい操作についてまで、動画を見ることは時間の無駄に繋がる。
そこで、本発明は、電子装置が、ユーザが電子マニュアル中の1つ以上の特定の項目(例えば、目次、見出し、タイトル又は手順)を選択することを可能にし、そして当該ユーザが選択した項目及び当該項目に依存する項目それぞれに対応する動画クリップを動的に選択して上記ユーザに提供することを目的とする。
本発明は、構造化文書に基づいて動画を動的に作成するための技法を提供する。当該技法は、上記構造化文書に基づいて動画を動的に作成する方法、並びに、そのコンピュータ・システム、電子装置用プログラム及び電子装置用プログラム製品を包含しうる。
(本発明に従う第1の態様)
本発明に従う第1の態様において、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する方法であって、上記構造化文書中の項目に動画クリップが関連付けられており、上記方法は、電子装置が、
上記構造化文書中のユーザによって選択された少なくとも1つの項目を特定するステップと、
上記特定された項目と依存関係を有する少なくとも1つの依存項目を特定するステップと、
上記特定された項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップ及び上記特定された依存項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップに基づいて、上記動画を動的に作成するステップと、
上記動画を又は当該動画を再生する為の情報を、上記ユーザに提供するステップと
を実行することを含む。
本発明の一つの実施態様において、上記構造化文書中の上記ユーザによって選択された上記少なくとも1つの項目が、上記構造化文書においてユーザが指定した開始箇所及び終了箇所の各項目でありうる。
本発明の一つの実施態様において、上記選択された項目を特定するステップが、
上記選択された開始箇所の項目(以下、「第1の項目」ともいう)と、上記選択された終了箇所の項目(以下、「第2の項目」ともいう)との組み合わせの少なくとも1つを特定するステップと、
上記第1の項目と上記第2の項目との間にある各項目(以下、「第3の項目」ともいう)を特定するステップと
を含みうる。
本発明の一つの実施態様において、上記選択された項目を特定するステップが、
上記第1の項目、上記第2の項目又は上記第3の項目に依存する依存項目があるかを判定するステップと、
上記依存項目があることに応じて、当該依存項目を特定するステップと
をさらに含みうる。
本発明の一つの実施態様において、上記動画を動的に作成するステップが、
上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目を項目順に並べ替えるステップと、
上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップに基づいて、上記項目順に動画を動的に作成するステップと
を含みうる。
本発明の一つの実施態様において、上記動画を動的に作成するステップが、
上記第1の項目、上記第2の項目、上記第3の項目及び上記依存項目を項目順に並べ替えるステップと、
上記第1の項目、上記第2の項目、上記第3の項目及び上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップに基づいて、上記項目順に動画を動的に作成するステップと
を含みうる。
本発明の一つの実施態様において、上記動画を動的に作成するステップが、
上記第1の項目、上記第2の項目、又は上記第3の項目に関連付けられた動画クリップと、当該第1の項目、当該第2の項目、又は当該第3の項目に直隣接する依存項目に関連付けられた動画クリップとの間に、ユーザに次に提示される動画クリップを説明する為の補足動画クリップを挿入するステップ
をさらに含みうる。
本発明の一つの実施態様において、上記動画を動的に作成するステップが、
上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップそれぞれを第1の属性で再生する第1のフラグを、上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップの再生情報に付すステップと、
上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップそれぞれを上記第1の属性と異なる第2の属性で再生する第2のフラグを、上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップの再生情報に付すステップと
をさらに含みうる。
本発明の一つの実施態様において、上記第1の属性及び上記第2の属性がそれぞれ、動画クリップの再生時間、動画クリップの再生速度、動画クリップの再生の有無、又は、動画クリップの再生ウィンドウの大きさでありうる。
本発明の一つの実施態様において、上記動画を動的に作成するステップが、
上記特定された項目及び/又は上記依存項目に関連付けられた操作スクリプトがあるかを判定するステップと、
上記操作スクリプトがあることに応じて、当該操作スクリプトが関連付けられている上記項目に関連付けられた動画クリップとして、上記スクリプトが実行された場合の仮想実行画面を用いて、上記動画を動的に作成するステップと
をさらに含みうる。
本発明の一つの実施態様において、上記構造化文書が木構造であり、上記項目それぞれが上記木構造中の各ノードに対応しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記電子装置が、ユーザ端末から、上記ユーザによって選択された項目を受信可能なサーバでありうる。
本発明の一つの実施態様において、上記電子装置が上記サーバである場合において、上記ユーザに提供するステップが、
上記動画又は上記動画を再生する為の情報を、上記サーバから上記ユーザ端末に送信するステップ
を含みうる。
本発明の一つの実施態様において、上記電子装置が上記サーバである場合において、上記項目を特定するステップが、
ユーザによって選択された項目を受信するステップ
を含みうる。
本発明の一つの実施態様において、上記電子装置が、上記構造化文書を備えているユーザ端末でありうる。
本発明の一つの実施態様において、上記電子装置が上記ユーザ端末である場合において、上記ユーザに提供するステップが、
上記提供された動画を再生するステップ、又は、上記提供された情報に従い動画を再生するステップ
を含みうる。
本発明の一つの実施態様において、上記電子装置が上記ユーザ端末である場合において、上記項目を特定するステップが、
上記構造化文書中の少なくとも1つの項目がユーザによって選択されることに応じて、当該選択された項目を特定するステップ
を含みうる。
(本発明に従う第2の態様)
本発明に従う第2の態様において、構造化文書に基づいて動画を動的に作成するための電子装置であって、上記構造化文書中の項目に動画クリップが関連付けられており、上記電子装置が、
上記構造化文書中のユーザによって選択された少なくとも1つの項目を特定し、且つ、当該特定された項目と依存関係を有する少なくとも1つの依存項目を特定する項目特定手段と
上記特定された項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップ及び上記特定された依存項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップに基づいて、上記動画を動的に作成する動画作成手段と、
上記動画を又は当該動画を再生する為の情報を、上記ユーザに提供する動画提供手段と
を備えている。
本発明の一つの実施態様において、上記構造化文書中の上記ユーザによって選択された上記少なくとも1つの項目が、上記構造化文書においてユーザが指定した開始箇所及び終了箇所の各項目でありうる。
本発明の一つの実施態様において、上記項目特定手段が、
上記選択された開始箇所の項目(第1の項目)と、上記選択された終了箇所の項目(第2の項目)との組み合わせの少なくとも1つを特定すること、
上記第1の項目と上記第2の項目との間にある各項目(第3の項目)を特定すること
を実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記項目特定手段が、
上記第1の項目、上記第2の項目又は上記第3の項目に依存する依存項目があるかを判定すること、
上記依存項目があることに応じて、当該依存項目を特定すること
をさらに実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記動画作成手段が、
上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目を項目順に並べ替えること、
上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップに基づいて、上記項目順に動画を動的に作成すること
を実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記動画作成手段が、
上記第1の項目、上記第2の項目、上記第3の項目及び上記依存項目を項目順に並べ替えること、
上記第1の項目、上記第2の項目、上記第3の項目及び上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップに基づいて、上記項目順に動画を動的に作成すること
を実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記動画作成手段が、
上記第1の項目、上記第2の項目、又は上記第3の項目に関連付けられた動画クリップと、当該第1の項目、当該第2の項目、又は当該第3の項目に直隣接する依存項目に関連付けられた動画クリップとの間に、ユーザに次に提示される動画クリップを説明する為の補足動画クリップを挿入すること
をさらに実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記動画作成手段が、
上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップそれぞれを第1の属性で再生する第1のフラグを、上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップの再生情報に付すこと、
上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップそれぞれを上記第1の属性と異なる第2の属性で再生する第2のフラグを、上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップの再生情報に付すこと
をさらに実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記第1の属性及び上記第2の属性がそれぞれ、動画クリップの再生時間、動画クリップの再生速度、動画クリップの再生の有無、又は、動画クリップの再生ウィンドウの大きさでありうる。
本発明の一つの実施態様において、上記動画作成手段が、
上記特定された項目及び/又は上記依存項目に関連付けられた操作スクリプトがあるかを判定すること、
上記操作スクリプトがあることに応じて、当該操作スクリプトが関連付けられている上記項目に関連付けられた動画クリップとして、上記スクリプトが実行された場合の仮想実行画面を用いて、上記動画を動的に作成すること
をさらに実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記構造化文書が木構造であり、上記項目それぞれが上記木構造中の各ノードに対応しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記電子装置が、ユーザ端末から、上記ユーザによって選択された項目を受信可能なサーバでありうる。
本発明の一つの実施態様において、上記電子装置が上記サーバである場合において、上記動画提供手段が、
上記動画又は上記動画を再生する為の情報を、上記サーバから上記ユーザ端末に送信すること
を実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記電子装置が上記サーバである場合において、上記項目特定手段が、
ユーザによって選択された項目を受信すること
を実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記電子装置が、上記構造化文書を備えているユーザ端末でありうる。
本発明の一つの実施態様において、上記電子装置が上記ユーザ端末である場合において、上記動画提供手段が、
上記提供された動画を再生すること、又は、上記提供された情報に従い動画を再生すること
を実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記電子装置が上記ユーザ端末である場合において、上記項目特定手段が、
上記構造化文書中の少なくとも1つの項目がユーザによって選択されることに応じて、当該選択された項目を特定すること
を実行しうる。
(本発明に従う第3の態様)
本発明に従う第3の態様において、構造化文書に基づいて動画を動的に作成するための電子システムであって、上記構造化文書中の項目に動画クリップが関連付けられており、
上記電子システムが、
ユーザ端末と
上記ユーザ端末に接続されたサーバと
を備えており、
上記ユーザ端末が、
上記構造化文書中の少なくとも1つの項目がユーザによって選択されることに応じて、当該選択された項目をサーバに送信すること
を実行し、
上記サーバが、
上記ユーザ端末から送信された上記項目を受信して、上記構造化文書中の上記ユーザによって選択された上記項目を特定すること、
上記特定された項目と依存関係を有する少なくとも1つの依存項目を特定すること、
上記特定された項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップ及び上記特定された依存項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画に基づいて、上記動画を動的に作成すること、
上記動画又は当該動画を再生する為の情報を、上記ユーザ端末に送信すること、
を実行する、
上記電子システム。
本発明の一つの実施態様において、上記構造化文書中の上記ユーザによって選択された上記少なくとも1つの項目が、上記構造化文書においてユーザが指定した開始箇所及び終了箇所の各項目でありうる。
本発明の一つの実施態様において、上記サーバが、
上記選択された開始箇所の項目(第1の項目)と、上記選択された終了箇所の項目(第2の項目)との組み合わせの少なくとも1つを特定すること、
上記第1の項目と上記第2の項目との間にある各項目(第3の項目)を特定すること
を実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記サーバが、
上記第1の項目、上記第2の項目又は上記第3の項目に依存する依存項目があるかを判定すること、
上記依存項目があることに応じて、当該依存項目を特定すること
をさらに実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記サーバが、
上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目を項目順に並べ替えること、
上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップに基づいて、上記項目順に動画を動的に作成すること
を実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記サーバが、
上記第1の項目、上記第2の項目、上記第3の項目及び上記依存項目を項目順に並べ替えること、
上記第1の項目、上記第2の項目、上記第3の項目及び上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップに基づいて、上記項目順に動画を動的に作成すること
を実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記サーバが、
上記第1の項目、上記第2の項目、又は上記第3の項目に関連付けられた動画クリップと、当該第1の項目、当該第2の項目、又は当該第3の項目に直隣接する依存項目に関連付けられた動画クリップとの間に、ユーザに次に提示される動画クリップを説明する為の補足動画クリップを挿入すること
をさらに実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記サーバが、
上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップそれぞれを第1の属性で再生する第1のフラグを、上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップの再生情報に付すこと、
上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップそれぞれを上記第1の属性と異なる第2の属性で再生する第2のフラグを、上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップの再生情報に付すこと
をさらに実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記第1の属性及び上記第2の属性がそれぞれ、動画クリップの再生時間、動画クリップの再生速度、動画クリップの再生の有無、又は、動画クリップの再生ウィンドウの大きさでありうる。
本発明の一つの実施態様において、上記サーバが、
上記特定された項目及び/又は上記依存項目に関連付けられた操作スクリプトがあるかを判定すること、
上記操作スクリプトがあることに応じて、当該操作スクリプトが関連付けられている上記項目に関連付けられた動画クリップとして、上記スクリプトが実行された場合の仮想実行画面を用いて、上記動画を動的に作成すること
をさらに実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記構造化文書が木構造であり、上記項目それぞれが上記木構造中の各ノードに対応しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記サーバが、上記動画又は上記動画を再生する為の情報を上記ユーザ端末に送信することを実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記サーバが、ユーザによって選択された項目を受信することを実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記ユーザ端末が、上記構造化文書中の少なくとも1つの項目がユーザによって選択されることに応じて、当該選択された項目を特定することを実行しうる。
本発明の一つの実施態様において、上記ユーザ端末が、上記サーバによって提供された動画を再生すること、又は、上記サーバによって提供された、動画を再生する為の情報に従い動画を再生することを実行しうる。
(本発明に従う第4の態様)
本発明に従う第4の態様において、構造化文書に基づいて動画を動的に作成するための電子装置用プログラム又は電子装置用プログラム製品は、電子装置に、上記方法の各ステップを実行させる。上記電子装置がサーバである場合には、当該電子装置用プログラムはサーバ用プログラムでありうる。上記電子装置がユーザ端末である場合には、当該電子装置用プログラムはユーザ端末用プログラムでありうる。
本発明の実施態様に従う電子装置用プログラムはそれぞれ、一つ又は複数のフレキシブル・ディスク、MO、CD−ROM、DVD、BD、ハードディスク装置、USBに接続可能なメモリ媒体、ROM、MRAM、RAM等の任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することができる。当該電子装置用プログラムは、上記記録媒体への格納のために、通信回線で接続する他のコンピュータ、例えばサーバ・コンピュータからダウンロードしたり、又は他の記録媒体から複製したりすることができる。また、本発明の実施態様に従う電子装置用プログラムは、圧縮し、又は複数に分割して、単一又は複数の記録媒体に格納することもできる。また、様々な形態で、本発明の実施態様に従う電子装置用プログラム製品を提供することも勿論可能であることにも留意されたい。本発明の実施態様に従う電子装置用プログラム製品は、例えば、上記電子装置用プログラムを記録した記憶媒体、又は、上記電子装置用プログラムを伝送する伝送媒体を包含しうる。
本発明の上記概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの構成要素のコンビネーション又はサブコンビネーションもまた、本発明となりうることに留意すべきである。
本発明の実施態様において使用されるコンピュータの各ハードウェア構成要素を、複数のマシンと組み合わせ、それらに機能を配分し実施する等の種々の変更は当業者によって容易に想定され得ることは勿論である。それらの変更は、当然に本発明の思想に包含される概念である。ただし、これらの構成要素は例示であり、そのすべての構成要素が本発明の必須構成要素となるわけではない。
また、本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、又は、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとして実現可能である。ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせによる実行において、上記電子装置用プログラムのインストールされたコンピュータにおける実行が典型的な例として挙げられる。かかる場合、当該電子装置用プログラムが当該コンピュータのメモリにロードされて実行されることにより、当該電子装置用プログラムは、当該コンピュータを制御し、本発明にかかる処理を実行させる。当該電子装置用プログラムは、任意の言語、コード、又は、表記によって表現可能な命令群から構成されうる。そのような命令群は、当該コンピュータが特定の機能を直接的に、又は、1.他の言語、コード若しくは表記への変換及び、2.他の媒体への複製、のいずれか一方若しくは双方が行われた後に、本発明の実施態様に従う処理を実行することを可能にするものである。
本発明の実施態様に従う技法は、ユーザが電子マニュアル中の1つ以上の特定の項目を選択することを可能にし、次に、当該ユーザが選択した項目に関連付けられた動画クリップに加えて、当該ユーザが選択した項目と依存関係を有する依存項目に関連付けられた動画クリップをさらに選択し、当該選択した動画クリップを結合して動画を動的に作成し、そして当該動的に作成した動画を上記ユーザに提供することを可能にする。従って、ユーザは、調べたい又は見たい項目や興味のある項目に関する動画クリップを選択的に見ることが可能になるとともに、当該項目と依存関係を有する依存項目に関連付けられた動画クリップをもまた付随的に見ることが可能になる。すなわち、本発明の実施態様に従う技法は、ユーザが調べたい又は見たい項目や興味のある項目に関する動画クリップだけでなく、ユーザが調べたい又は見たい項目や興味のある項目と依存関係を有する依存項目に関連付けられた動画クリップをも含むように動画を動的に作成する。また、本発明の実施態様に従う技法は、ユーザが調べたい又は見たい項目や興味のある項目に関する動画及び調べたい又は見たい項目や興味のある項目と依存関係を有する依存項目に関する動画を、オン・デマンドで見ることを可能にする。
また、本発明の実施態様に従う技法は、上記動的に作成された動画のうち上記依存項目に関する動画の再生の態様を種々指定することが可能であることから、当該依存項目に関する動画を余分な動画として見せられたというユーザの印象を軽減することが可能になる。
また、本発明の実施態様に従う技法は、動画クリップとして、予め録画された録画済みの動画クリップの代わりに、操作スクリプトを例えばユーザ端末上で実行することによって得られる動画データの動画クリップを用いることによって、ユーザが操作しうる内容(例えば、マウス操作、キーボード操作、又は入力操作)を模擬的に自動的に実行して、当該ユーザが操作したかのように見せることを可能とする。
本発明の実施態様において使用されうる電子装置(ユーザ端末又はサーバ)の一例を示した図である。 本発明の実施態様において使用されうるユーザ端末の一例を示した図である。 本発明の実施態様において、ユーザが電子マニュアル中の1つ以上の特定の項目を選択することを可能にするユーザ・インタフェースの例を示す。 本発明の実施態様において、ユーザが電子マニュアル中の1つ以上の特定の項目を選択することを可能にするユーザ・インタフェースの例を示す。 本発明の実施態様において、ユーザが電子マニュアル中の1つ以上の特定の項目を選択することを可能にするユーザ・インタフェースの例を示す。 本発明の実施態様において、ユーザが電子マニュアル中の1つ以上の特定の項目を選択することを可能にするユーザ・インタフェースの例を示す。 本発明の実施態様において、ユーザが選択した項目と依存関係を有する依存項目を特定する例を示す。 本発明の実施態様において、ユーザが選択した項目及び上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップを特定する例を示す。 本発明の実施態様において、動画中の動画クリップをカテゴリ(「メイン・ステップ」、「遷移ステップ」、及び「補足ステップ」)に分類する例を示す。 本発明の実施態様において、上記動画を構成する動画クリップのうち、「遷移ステップ」に分類される動画クリップのユーザ・インタフェースの例を示す。 本発明の実施態様において、上記動画を構成する動画クリップのうち、「遷移ステップ」に分類される動画クリップのユーザ・インタフェースの例を示す。 本発明の実施態様において、ユーザが選択した項目及び上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップ、及び当該動画クリップから構成される動画の例を示す。 本発明の実施態様において、上記動画を構成する動画クリップのうち、「補足ステップ」に分類される動画クリップの一部を削除する例を示す。 本発明の実施態様において、上記動画を構成する動画クリップのうち、「補足ステップ」に分類される動画クリップを、「メイン・ステップ」及び「遷移ステップ」に分類される動画クリップよりも速い速度で再生する例を示す。 本発明の実施態様において、ユーザが選択した項目と依存関係を有する依存項目を特定する例を示し、図3Aに示す実施態様とは別の実施態様を示す。 本発明の実施態様において、ユーザが選択した項目及び上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップを特定する例を示し、図3Bに示す実施態様とは別の実施態様を示す。 本発明の実施態様において、動画中の動画クリップをカテゴリ(「メイン・ステップ」、「遷移ステップ」、及び「補足ステップ」)に分類する例を示し、図3Cに示す実施態様とは別の実施態様を示す。 本発明の実施態様において、ユーザが選択した項目と依存関係を有する依存項目を特定する例を示し、図3Aに示す実施態様とは別の実施態様を示す。 本発明の実施態様において、ユーザが選択した項目及び上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップを特定する例を示し、図3Bに示す実施態様とは別の実施態様を示す。 本発明の実施態様において、動画中の動画クリップをカテゴリ(「メイン・ステップ」、「遷移ステップ」、及び「補足ステップ」)に分類する例を示し、図3Cに示す実施態様とは別の実施態様を示す。 本発明の実施態様において、上動画クリップからの動画の作成処理(動画クリップの連結処理)と、当該動画中の動画クリップの再生処理とのタイミングとを示す。 本発明の実施態様に従い、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する処理の為のフローチャートの全体図の例を示す。 本発明の実施態様に従い、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する処理のうち、ステップIDリストを作成する処理の為のフローチャートの例を示す。 図9Bに示すステップIDリストを作成する処理の為のフローチャートのうち、依存項目を解決し、ステップIDリストを作成する処理の為のフローチャートの例を示す。 図9Bに示すステップIDリストを作成する処理の為のフローチャートのうち、図9Cのフローチャートに示す処理に従って作成されたステップIDリスト中における遷移ステップの挿入位置を決定し、当該遷移ステップを挿入する処理の為のフローチャートの例を示す。 本発明の実施態様に従い、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する処理のうち、動画クリップを選択し、トラックを作成する処理の為のフローチャートの例を示す。 本発明の実施態様に従い、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する処理のうち、トラックから動画を作成する処理の為のフローチャートの例を示す。 図9Cのフローチャートに示す処理に従って、ステップIDリストが連結されていく態様を示す。 図9Dのフローチャートに示す処理に従って依存解決済みのステップIDリスト(1029)に遷移ステップを挿入する処理の態様を示す。 図1に従うハードウェア構成を好ましくは備えており、本発明の実施態様に従い、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する電子装置であって、当該電子装置がユーザ端末である場合の機能ブロック図の一例を示した図である。 図1に従うハードウェア構成を好ましくは備えており、本発明の実施態様に従い、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する電子装置であって、当該電子装置がユーザ端末に接続されたサーバである場合の機能ブロック図の一例を示した図である。
本発明の実施形態を、以下に図面に従って説明する。以下の図を通して、特に断らない限り、同一の符号は同一の対象を指す。本発明の実施形態は、本発明の好適な態様を説明するためのものであり、本発明の範囲をここで示すものに限定する意図はないことを理解されたい。
以下に、本発明の実施態様において使用される語について説明する。
本発明の実施態様において、「構造化文書」とは、項目の羅列を可能とする電子文書である。「構造化文書」は例えば、木構造として実装されうる。「構造化文書」が木構造として実装される場合、上記項目それぞれが当該木構造の各ノードに対応する。また、「構造化文書」は例えば、XML、HTML文書でありうる。「構造化文書」は例えば、映像再生の為のメニュー文書(例えば、DVDディスク、ブルーレイ・ディスク、又はハードディスク・レコーダーの再生メニュー文書)、又は、電子マニュアル、電子説明書、電子取扱説明書、電子操作手順書、電子ヘルプ文書、若しくはチュートリアルと呼称される電子文書でありうる。「構造化文書」は例えば、商品又はサービスに付随して提供されたり(例えば、CD−ROMやメモリ・デバイスに格納して提供)、商品内に内蔵されて提供されたり(例えば、商品内の記憶装置に格納して提供)、又は、インターネット若しくはイントラネットからダウンロード可能な状態で提供されたりしうる。上記商品は例えば、売買の対象となりうる製品又は社内で使用される製品であり、例えばコンピュータのハードウェア製品若しくはソフトウェア製品、機器(例えば、IT機器、実験機器)、家電製品、若しくは教育教材でありうるがこれらに限定されるものでない。上記サービスは例えば、不動産商品(例えば、マンション販売、コンドミニアム販売)、金融商品、証券商品、保険商品(例えば、生命保険、傷害保険、地震保険、火災保険)、旅行商品(例えば、企画旅行)、ローン商品(例えば、住宅ローン、カードローン)、興業商品(例えば、映画、スポーツ観戦、芸術鑑賞)、教育商品(例えば、語学教室、学習教室、セミナー)、及び情報商材(例えば、個人データ)でありうるが、これらに限定されるものでない。
本発明の実施態様において、「項目」とは、目次機能として使用されるものをいう。「項目」は例えば、目次、見出し、タイトル又は手順でありうる。
本発明の実施態様において、「項目と依存関係を有する依存項目」とは例えば、ユーザによって選択された項目に関連付けられた説明を理解する上で必要な説明や前提となる説明を含む項目、又は、ユーザによって選択された項目に関連付けられた説明を理解する上で当該項目に関連付けられた説明では省略されている説明を含む項目でありうる。
本発明の実施態様において、「動画」とは、複数の動画クリップから構成される。当該「動画」は、電子装置によって動的に作成されるものである。
本発明の実施態様において、「動画クリップ」とは、各項目に関連付けられた動画データである。「動画クリップ」は、予め用意されている動画データ、例えば予め録画された録画済みの動画クリップである。また、本発明の実施態様において、「動画クリップ」として、「操作スクリプト」を例えばユーザ端末上で実行することによって得られる動画データを使用しうる。「操作スクリプト」とは、ユーザ端末への命令群であり、当該ユーザ端末は操作スクリプトを実行することによって、ユーザが操作しうる内容(例えば、マウス操作、キーボード操作、又は入力操作)を模擬的に自動的に実行して、ユーザが操作したかのように見せることを可能とする。当該ユーザ端末は、操作スクリプトを現在ユーザが実行している実行画面とは別の仮想実行画面において実行しうる。仮想実行画面は、エミュレーション画面、模擬画面、又は疑似実行画面とも言われる。ユーザは、当該ユーザ端末が操作スクリプトを実行することによって、当該ユーザ端末の実際の操作をその場で確認することが可能である。なお、以下において、特に断らない限りは、「動画クリップ」と言及する場合には、操作スクリプトを実行することによって得られる動画データをも含むものとする。
本発明の実施態様において、「トラック」とは、ユーザによって選択された手順番号又は当該選択された手順番号の依存関係の解決の結果として挿入された手順番号と、当該手順番号に関連付けられた動画クリップID又はスクリプトIDと、ユーザ選択の情報(例えば、当該クリップのカテゴリ(例えば、下記に示す「メイン・ステップ」、「遷移ステップ」又は「補足ステップ」))とがセットになったものが再生順に並べられているデータであり、動画の所謂「脚本」に相当するデータでありうる。
本発明の実施態様において、「電子装置」と言及する場合には、ユーザ端末のユーザによって選択された項目を受信可能な「サーバ」である場合と、構造化文書を備えている「ユーザ端末」である場合との両態様を含むものとする。
本発明の実施態様において、「ユーザ端末」は、任意のウェブ・ブラウザ・アプリケーション、又は、ヘルプ機能を表示可能なアプリケーションであれば特に限定されるものでない。ウェブ・ブラウザ・アプリケーションは例えば、Internet Explorer(登録商標)(IE)、Google Chrome(登録商標)、Safari(登録商標)、Firefox(登録商標)などでありうるが、これらに限定されるものでない。当該電子装置は例えば、デスクトップ・コンピュータ、ノート・コンピュータ若しくは一体型パソコン、又は、インターネット・テレビ、ゲーム機端末、タブレット端末若しくはスマートフォン(例えば、Windows(登録商標)、アンドロイド(商標)又はiOS(商標)を搭載したタブレット又はスマートフォン)でありうるが、これらに限定されるものでない。
図1A及び図1Bは、本発明の実施態様において使用されうるハードウェア(電子装置、ユーザ端末)の一例を示した図である。
図1Aは、本発明の実施態様において使用されうる電子装置(上記サーバ又は上記ユーザ端末でありうる)の一例を示した図である。
電子装置(101)は、CPU(102)とメイン・メモリ(103)とを備えており、これらはバス(104)に接続されている。CPU(102)は好ましくは、32ビット又は64ビットのアーキテクチャに基づくものである。当該CPU(102)は例えば、インテル社のCore(商標) iシリーズ、Core(商標) 2シリーズ、Atom(商標)シリーズ、Xeon(登録商標)シリーズ、Pentium(登録商標)シリーズ若しくはCeleron(登録商標)シリーズ、AMD(Advanced Micro Devices)社のAシリーズ、Phenom(商標)シリーズ、Athlon(商標)シリーズ、Turion(登録商標)シリーズ若しくはSempron(商標)、又は、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションのPower(商標)シリーズでありうる。
バス(104)には、ディスプレイ・コントローラ(105)を介して、ディスプレイ(106)、例えば液晶ディスプレイ(LCD)が接続されうる。また、液晶ディスプレイ(LCD)は例えば、タッチパネル・ディスプレイ又はフローティング・タッチ・ディスプレイであてもよい。ディスプレイ(106)は、電子装置(101)上で動作中のソフトウェア(例えば、本発明の実施態様に従う電子装置用プログラム又は当該電子装置(101)上で動作中の任意の各種電子装置用プログラム(例えば、任意の各種コンピュータ・プログラム)が稼働することによって表示されるオブジェクトを、適当なグラフィック・インタフェースで表示するために使用されうる。また、ディスプレイ(106)は例えば、ウェブ・ブラウザ・アプリケーションの画面を出力しうる。
バス(104)には任意的に、例えばSATA又はIDEコントローラ(107)を介して、ディスク(108)、例えばハードディスク又はソリッド・ステート・ドライブ(SSD)が接続されうる。
バス(104)には任意的に、例えばSATA又はIDEコントローラ(107)を介して、ドライブ(109)、例えばCD、DVD又はBDドライブが接続されうる。
バス(104)には、周辺装置コントローラ(110)を介して、例えばキーボード・マウス・コントローラ又はUSBバスを介して、任意的に、キーボード(111)及びマウス(112)が接続されうる。
ディスク(108)には、オペレーティング・システム、例えばWindows(登録商標)、UNIX(登録商標)、MacOS(登録商標)、及びJ2EEなどのJava(登録商標)処理環境、Java(登録商標)アプリケーション、Java(登録商標)仮想マシン(VM)、Java(登録商標)実行時(JIT)コンパイラを提供するプログラム、本発明の実施態様に従う電子装置用プログラム、及びその他の任意の各種電子装置用プログラム、並びにデータが、メイン・メモリ(103)にロード可能なように記憶されうる。
ディスク(108)は、電子装置(101)内に内蔵されていてもよく、当該電子装置(101)がアクセス可能なようにケーブルを介して接続されていてもよく、又は、当該電子装置(101)がアクセス可能なように有線又は無線ネットワークを介して接続されていてもよい。
ドライブ(109)は、必要に応じて、CD−ROM、DVD−ROM又はBDからプログラム、例えばオペレーティング・システム、アプリケーション又は本発明の実施態様に従う電子装置用プログラムをディスク(108)にインストールするために使用されうる。
通信インタフェース(114)は、例えばイーサネット(登録商標)・プロトコルに従う。通信インタフェース(114)は、通信コントローラ(113)を介してバス(104)に接続され、電子装置(101)を通信回線(115)に有線又は無線接続する役割を担い、電子装置(101)のオペレーティング・システムの通信機能のTCP/IP通信プロトコルに対して、ネットワーク・インタフェース層を提供する。なお、通信回線は例えば、無線LAN接続規格に基づく無線LAN環境、IEEE802.11a/b/g/nなどのWi-Fi無線LAN環境、又は携帯電話網環境(例えば、3G又は4G環境)でありうる。
図1Bは、本発明の実施態様において使用されうるユーザ端末の一例を示した図である。
図1Bに示す電子装置(121)のCPU(122)、メイン・メモリ(123)、バス(124)、ディスプレイ・コントローラ(125)、ディスプレイ(126)、SSD(128)、通信コントローラ(133)、通信インタフェース(134)及び通信回線(135)はそれぞれ、図1Aに示す電子装置(101)のCPU(102)、メイン・メモリ(103)、バス(104)、ディスプレイ・コントローラ(105)、ディスプレイ(106)、SSD(108)、通信コントローラ(113)、通信インタフェース(114)及び通信回線(115)に対応する。
電子装置(121)がスマートフォン、携帯電話又はタブレット端末等の場合、CPU(122)は例えば、スマートフォン、携帯電話若又はタブレット端末用の各種CPU、又はアップル社(登録商標)のAシリーズでありうる。
SSD(128)ディスクには例えば、スマートフォン用OS(例えば、アンドロイド(登録商標)OS、Windows(登録商標)PhoneOS若しくはWindows(登録商標)、又はiOS)、本発明の実施態様に従うアプリケーション・プログラム、及びその他のプログラム、並びにデータが、メイン・メモリ(123)にロード可能なように記憶されうる。
キーボード実現手段(130)は、アプリの一つとして、ディスプレイ(126)上にソフトウェアキーボードを表示しうる。
下記図2A〜図2D、図3A〜図3C、図4A〜図4D、及び図5A〜図5B、並びに、図6A〜図6C、図7A〜図7C及び図8は、本発明の実施態様に従い構造化文書に基づいて動画を動的に作成する一連の下記操作:構造化文書中のユーザによって選択された少なくとも1つの項目を特定すること(図2A〜図2B及び図2C〜図2D);上記特定された項目と依存関係を有する少なくとも1つの依存項目を特定すること(図3A,図6A及び図7A);当該特定された項目に関連付けられた動画クリップを選択し、動画を作成すること(図3B,図6B及び図6C並びに図7B及び図7C);当該作成した動画中の各動画クリップのカテゴリを分類すること(図3C,図6C及び図7C);及び、当該作成した動画を再生する為の処理をすること(図4A〜図4B,図5A〜図5B,図6C及び図7C)を示す。また、下記図5Cは、本発明の実施態様に従い作成した動画を再生する操作(図5C)を示す。
図2A〜図2B及び図2C〜図2Dそれぞれは、本発明の実施態様において、ユーザが電子マニュアル中の1つ以上の特定の項目を選択することを可能にするユーザ・インタフェースの例を示す。
図2A〜図2Bは、本発明の実施態様において、ユーザがソフトウェア・アプリケーションのオンライン・マニュアル中の1つ以上の特定の項目を選択することを可能にするユーザ・インタフェースの例を示す。
図2Aに示す画面(201)は、ユーザ端末の表示装置上に表示されたソフトウェア・アプリケーションのオンライン・マニュアルの画面である。ユーザが、上記オンライン・マニュアルの画面(201)を見ているとする。当該オンライン・マニュアルのユーザ・インタフェースは、目次を表示する目次表示画面(202)、及び個々の目次に対応する個々の説明を表示する説明表示画面(203)を備えている。また、上記オンライン・マニュアルの画面(201)は、ユーザがオンライン・マニュアル中の1つ以上の特定の項目を選択可能にするための選択画面へ移行するためのボタン、すなわち「選択画面への移行」ボタン(204)を備えている。代替的には、上記オンライン・マニュアルの画面(201)は、ユーザがオンライン・マニュアル中の1つ以上の特定の項目を選択可能にするための選択画面へ移行するためのボタンがキーボード上の特定のキーの押下によるキーボードショートカットであることを示す表示(例えば、「選択画面への移行はF9」)、又は、ユーザがオンライン・マニュアル中の1つ以上の特定の項目を選択可能にするための選択画面へ移行するための特定のジェスチャーを表示しうる。当該特定のジェスチャーは例えば、(1)画面又はトラックパッドの左端又は右端から1本又は複数本の指を画面の中心部へスライドさせること、(2)画面又はトラックパッドの中央部で1本又は複数の指で円又は略円などを描くこと、又は、(3)画面又はトラックパッド上で、1本又は複数本の指を右手及び左手ごとに、上下又は左右などの異なる方向に移動させること(例えば、左手2本指を上に移動させ、右手2本指を下に移動させること)。
ユーザが、オンライン・マニュアル中の1つ以上の特定の項目を選択可能にするための選択画面へ移行したいとする。ユーザは、「選択画面への移行」ボタン(204)をクリックする。代替的には、ユーザは、メニューから「選択画面への移行」を選択し、クリックしうる。また、代替的には、ユーザは、「選択画面への移行」の為の特定のアクション例えば、上記特定のキーの押下又は上記特定のジェスチャーをユーザ端末上で実行しうる。ユーザ端末は、当該「選択画面への移行」ボタン(204)(すなわち、「選択モード」への移行)のクリック、又は、上記特定のアクションに応じて、上記ユーザ端末の表示装置上に、図2Bに示す選択画面(211)を表示する。
図2Bに示す選択画面(211)は、上記目次表示画面(202)に対応する目次表示画面(212)及び、上記説明表示画面(203)に対応する説明表示画面(213)を備えている。目次表示画面(212)において、各項目は、当該項目それぞれを選択可能にするボタン(例えば、チェックボックスであり、□で表示される)を備えている。同様に、説明表示画面(213)において、各項目は、当該項目それぞれを選択可能にするボタン(例えば、チェックボックスであり、□で表示される)を備えている。また、上記選択画面(211)は、上記オンライン・マニュアルの画面(201)へ戻るためのボタン、すなわち「通常画面への移行」ボタン(214)(すなわち、「通常モード」への移行)を備えている。代替的には、上記選択画面(211)は、ユーザがオンライン・マニュアルの画面(201)へ移行するためのボタンがキーボード上の特定のキーの押下によるキーボードショートカットであることを示す表示(例えば、「通常画面への移行はF9」)、又は、ユーザがオンライン・マニュアルの画面(201)へ移行するための特定のジェスチャーを表示しうる。当該特定のジェスチャーは例えば、上記で述べた(1)〜(3)のいずれかであってもよい。
代替的には、上記「通常モード」及び上記「選択モード」というようなモードを設けずに、画面上に項目それぞれを選択可能にするボタンを当該項目の例えば左横に予め表示するようにしておき、当該項目のテキストがユーザにクリックされることによって当該クリックされた項目のテキストに関連付けられた頁に移動し(上記「通常モード」における動作に対応する)、一方、上記ボタンがユーザにクリックされることによって当該項目に関連付けられた動画を作成するようにしてもよい(上記「選択モード」における動作に対応する)。
ユーザは、上記目次表示画面(212)において、調べたい又は見たい項目や興味のある項目(例えば、目次)を一括して選択する場合(すなわち、一括選択の場合)には、最初の項目(以下、「開始箇所の項目」ともいう)(221)を特定のキー(例えば、Ctrlキー)を押しながらクリックしうる(例えば、チェックボックスをオンにする)。次に、ユーザは、上記調べたい又は見たい項目や興味のある項目の最後の項目(以下、「終了箇所の項目」ともいう)(222)を上記特定のキー(例えば、Ctrlキー)を押しながらクリックしうる(例えば、チェックボックスをオンにする)。ユーザ端末は、上記開始箇所の項目(221)と上記終了箇所の項目(222)が上記特定のキー(例えば、Ctrlキー)を押しながらクリックされたことに応じて、当該開始箇所の項目(221)と当該終了箇所の項目(222)との間にある全ての項目を自動的に選択し、当該自動的に選択された項目のチェックボックスをオンとオフとの中間の状態として表示しうる。引き続き、ユーザは、上記目次表示画面(212)において、上記開始箇所の項目(221)と上記終了箇所の項目(222)とは異なる開始箇所の項目及び終了箇所の項目をさらに選択しうる。また、ユーザは、上記目次表示画面(212)において、調べたい又は見たい項目や興味のある項目(例えば、目次)を個別に選択する場合(すなわち、個別選択の場合)には、上記特定のキーを押すこと無しに、当該項目のみを単にクリックしうる(例えば、チェックボックスをオンにする)。
また、ユーザは、上記説明表示画面(213)において、調べたい又は見たい項目や興味のある項目(例えば、個々の手順などの細かいレベル)を一括して選択する場合(すなわち、一括選択の場合)には、最初の項目(開始箇所の項目)(231)を特定のキー(例えば、Ctrlキー)を押しながらクリックしうる(例えば、チェックボックスをオンにする)。次に、ユーザは、上記調べたい又は見たい項目や興味のある項目の最後の位置(終了箇所の項目)(232)を上記特定のキー(例えば、Ctrlキー)を押しながらクリックしうる(例えば、チェックボックスをオンにする)。ユーザ端末は、上記開始箇所の項目(231)と上記終了箇所の項目(232)が上記特定のキー(例えば、Ctrlキー)を押しながらクリックされたことに応じて、当該開始箇所の項目(231)と当該終了箇所の項目(232)との間にある全ての項目を自動的に選択し、当該自動的に選択された項目のチェックボックスをオンとオフとの中間の状態として表示しうる。ユーザは、上記説明表示画面(213)において、上記開始箇所の項目(231)と上記終了箇所の項目(232)とは異なる開始箇所の項目及び終了箇所の項目をさらに選択しうる。また、ユーザは、上記説明表示画面(213)において、調べたい又は見たい項目や興味のある項目(例えば、目次)を個別に選択する場合(すなわち、個別選択の場合)には、上記特定のキーを押すこと無しに、当該項目のみを単にクリックしうる(例えば、チェックボックスをオンにする)。
ユーザ端末は、上記開始箇所の項目と上記終了箇所の項目との組み合わせから成る項目がユーザによって選択されることに応じて、上記オンライン・マニュアル中のユーザによって選択された項目を特定しうる。
代替的には、ユーザは、上記ユーザの上記開始箇所の項目と上記終了箇所の項目との組み合わせの代わりに、1つの項目(例えば、目次の章レベルや、個々のタスクの全体を示すタイトル)のみを選択しうる(例えば、当該1つの大項目のチェックボックスをオンにする)(図示せず)。目次の章レベルとは例えば、図2Bに示す上記目次表示画面(212)中の「最初のジョブ」、「ジョブ・デザインのスケッチ」、「データ接続のセットアップ」、「データの定義」、及び「ジョブを調整可能にする」でありうる。また、個々のタスクの全体を示すレベルとは例えば、図2Bに示す上記説明表示画面(213)中の「新規ジョブの作成」でありうる。
ユーザ端末は、上記大項目がユーザに選択されることに応じて、上記オンライン・マニュアル中のユーザによって選択された項目を特定しうる。
図2C〜図2Dは、本発明の実施態様において、ユーザが電子マニュアル中の1つ以上の特定の項目を選択することを可能にするユーザ・インタフェースの例を示す。
図2C及び図2Dそれぞれに示す画面(241,251)は、あるソフトウェアの電子マニュアル中の手順全てを表示した画面である。手順として、手順1−1〜手順10−10の100ステップがあるとする。各手順には、数字が割り当てられている。なお、各画面(241,251)では、手順のタイトルの記載を省略している。
最初に、ユーザが、当該電子マニュアル中の手順のうち、興味のある最初の手順3−3をクリックし、次に、興味のある最後の手順6−6のチェックボックスをクリックしたとする。電子装置は、手順3−3と手順6−6がクリックされたことに応じて、当該手順3−3と当該手順6−6との間にある全ての項目(手順3−4〜手順6−5)を自動的に選択し、当該自動的に選択された項目のチェックボックスをオンとオフとの中間の状態として表示しうる(画面(241)を参照)。電子装置は、手順3−3〜手順6−6をユーザが選択した項目であると特定する。
引き続き、ユーザが、当該電子マニュアル中の手順のうち、興味のある最後の手順9−3をクリックし、次に、興味のある最初の手順8−2をクリックしたとする。電子装置は、手順9−3と手順8−2がクリックされたことに応じて、最初にクリックされた手順の手順番号が次にクリックされた手順の手順番号よりも後にくる番号であることから、当該手順8−2と当該手順9−3との間にある全ての項目(手順8−3〜手順9−2)を自動的に選択し、当該自動的に選択された項目のチェックボックスをオンとオフとの中間の状態として表示しうる(画面(251)を参照)。電子装置は、手順8−2〜手順9−3をユーザが選択した項目であると特定する。
図2C及び図2Dそれぞれに示す画面(241,251)では、電子マニュアル中の手順の全てを表示する態様を示す。代替的には、ユーザ端末は、画面(ウィンドウ)上に一部の手順を表示し、当該画面上に用意されたスクロールバーで当該バーを上下にスクロールすることによって残りの手順を表示するようにしてもよい。
図3Aは、本発明の実施態様において、ユーザが選択した項目と依存関係を有する依存項目を特定する例を示す。
図3Aに示すステップIDリスト(301)は、図2C〜図2Dにおいてユーザによって選択された各項目、すなわち、手順3−3〜手順6−6(311)と手順8−2〜手順9−3(312)とをつなげたものを示す。
電子装置は、上記ステップIDリスト(301)中の項目と依存関係を有する依存項目があるかを、例えば、項目と当該項目と依存関係を有する依存項目とをリストした依存項目特定テーブル(321)を用いて特定しうる。依存項目特定テーブル(321)は、タスクID(項目に関連付けられたIDであり、ステップIDの上位IDである)と、当該タスクIDに関連付けられたステップID(項目に関連付けられたIDである)及び依存ID(ステップIDに記載の項目と依存関係を有する依存項目に関連付けられたIDである)とを含みうる。依存項目特定テーブル(321)は、ステップID 3−3〜3−10の手順がステップID 2−xの手順(すなわち、手順2−1〜手順2−10)と依存関係を有していることを示す。同様に、依存項目特定テーブル(321)は、ステップID 9−1〜9−10の手順がステップID 7−xの手順(すなわち、手順7−1〜手順7−10)と依存関係を有していることを示す。なお、依存項目特定テーブル(321)は、ステップIDと依存IDとが関連付けられていればテーブルの形態でなくともよく、その他のデータ形式であってもよい。
電子装置は、依存項目特定テーブル(321)を用いて、手順3−3〜手順6−6(311)のうち、手順3−3〜手順3−10が手順2−x(すなわち、手順2−1〜手順2−10)と依存関係を有していることを知る(331)。
同様に、電子装置は、依存項目特定テーブル(321)を用いて、手順8−2〜手順9−3(312)のうち、手順9−1〜手順9−3が手順7−x(すなわち、手順7−1〜手順7−10)と依存関係を有していることを知る(332)。
電子装置は、上記手順3−3〜手順3−10及び手順9−1〜手順9−3それぞれと依存関係を有するとして特定された依存項目、すなわち手順2−1〜手順2−10(351)及び、手順7−1〜手順7−10(352)それぞれを、例えば下記図9B〜図9Dに示すステップIDリストを作成する処理のフローチャートに従って上記ステップIDリスト(301)中に挿入し、ステップIDリスト(341)を作成しうる。ステップIDリスト(341)は、上記手順2−1〜手順2−10(351)、上記手順3−3〜手順6−6(311)、上記手順8−2〜8−10(312a)、上記手順7−1〜手順7−10(352)、及び上記手順9−1〜手順9−3(312b)を有する。当該例において、手順2−1〜手順2−10(351)は、手順3−3〜手順6−6(311)の先頭に挿入されており、且つ、上記手順7−1〜手順7−10(352)は、手順8−2〜手順9−3(312)中の手順8−2〜手順8−10(312a)と手順9−1〜手順9−3(312b)との間に挿入されている。
代替的には、電子装置は、上記手順3−3〜手順3−10及び手順9−1〜手順9−3それぞれと依存関係を有するとして特定された依存項目、すなわち手順2−1〜手順2−10及び手順7−1〜手順7−10それぞれを、上記ステップIDリスト(301)中に挿入し、例えば手順番号順に又は手順の依存関係を示した依存関係グラフを参照して並び替えてステップIDリスト(図示せず)を作成しうる。
図3Bは、本発明の実施態様において、上記ステップIDリスト(341)中のユーザが選択した項目及び上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップを特定する例を示す。
電子装置は、ステップIDリスト(341)中の各項目に関連付けられた動画クリップを、例えば、ステップID(手順IDに対応するIDである)と当該ステップIDに関連付けられた動画クリップID又はスクリプトIDとを含む動画クリップ特定テーブル(361)又は動画クリップ特定テーブル(362)を用いて特定しうる。
動画クリップ特定テーブル(361)及び動画クリップ特定テーブル(362)それぞれは、ステップID(項目に対応するID)と、当該スクリプトIDに関連付けられた動画クリップID又はスクリプトIDとを含みうる。なお、動画クリップ特定テーブル(361)及び動画クリップ特定テーブル(362)それぞれは、ステップIDと動画クリップID又はスクリプトIDとが関連付けられていればテーブルの形態でなくともよく、その他のデータ形式であってもよい。
動画クリップ特定テーブル(361)及び動画クリップ特定テーブル(362)それぞれは、ステップIDに対して、動画クリップID又はスクリプトIDとのいずれかが排他的に設定されていることを示す。代替的には、動画クリップ特定テーブル(361)及び動画クリップ特定テーブル(362)それぞれにおいて、ステップIDに対して、動画クリップID及びスクリプトIDの両方が設定されるようにしてもよい。動画クリップ特定テーブル(361)及び動画クリップ特定テーブル(362)それぞれにおいて、ステップIDに対して、動画クリップID及びスクリプトIDの両方が設定されている場合には、動画クリップ特定テーブル(361)及び動画クリップ特定テーブル(362)それぞれは例えば、動画作成時に、動画クリップID及びスクリプトIDのいずれを選択するかをユーザに選択可能にしたり、又は、事前設定により、動画クリップID及びスクリプトIDのいずれを優先するかの設定を可能にしたりしうる。
動画クリップ特定テーブル(361)において、動画クリップID及びスクリプトIDは英数文字からなる識別子でありうる。動画クリップID及びスクリプトIDは、一意性が保証できれば特にその英数文字の種類(英大文字、英小文字又は数字)やその数は制限されない。例えば、4桁の英大文字と数字から成る識別子を用いるとすれば、約168万(36の4乗)の識別子が使用できることになる。
動画クリップ特定テーブル(362)において、動画クリップID及びスクリプトIDは、動画クリップ又はスクリプトをダウンロード又はアクセスすることが可能なURLからなる識別子でありうる。当該URLからなる識別子は例えば、「http://example.com/scripts/ABCX」のように、当該識別子の末尾に「ABCX」というIDを指定する形としうる。代替的には、当該URLからなる識別子は例えば、独自のプロトコルスキームを定義して、「dmcp://example.com/scripts/ABCX」(dmcp=Document and Movie Control Protocol)としたり、コンピュータ上のファイル参照をするために「file:///Users/admin/Documents/scripts/ABCX.bat」としたり、又は、URLの上位概念であるURIを用いて、直接場所を指定しない代わりに種々の提供者からのクリップやスクリプトをIDとして使うために「cid:ABCX@example.com」としたりしうる。
電子装置は、動画クリップ特定テーブル(361)を用いて、ステップIDリスト(341)中の手順番号に対応するステップIDに関連付けられた動画クリップID又はスクリプトIDを取得し、当該取得した動画クリップID又はスクリプトIDをステップIDリスト(341)中の手順に関連付ける。電子装置は、例えばステップIDリスト(341)中の上記手順2−1〜手順2−4(351)にはスクリプトID「3R4P」を関連付け、同手順2−5〜手順2−6(351)にはスクリプトID「FR4T」を関連付け、同手順2−7〜手順2−10(351)にはスクリプトID「E34R」を関連付ける。電子装置は、同手順3−3〜手順6−6(311)、同手順8−2〜8−10(312a)、同手順7−1〜手順7−10(352)、及び同手順9−1〜手順9−3(312b)それぞれについても上記と同様にして動画クリップID又はスクリプトIDを関連付ける。電子装置は、上記関連付けられた動画クリップID又はスクリプトIDに関連付けられた動画クリップを結合することによって、暫定動画を動的に作成することができる。
同様に、電子装置は、動画クリップ特定テーブル(362)を用いて、ステップIDリスト(341)中の手順番号に対応するステップIDに関連付けられた動画クリップID又はスクリプトIDを取得し、当該取得した動画クリップID又はスクリプトIDをステップIDリスト(341)中の手順に関連付ける。電子装置は、上記関連付けられた動画クリップID又はスクリプトIDに関連付けられた動画クリップを結合することによって、暫定動画を動的に作成することができる。
図3Cは、本発明の実施態様において、動画中の動画クリップをカテゴリ(「メイン・ステップ」、「遷移ステップ」、及び「補足ステップ」)に分類する例を示す。
ステップIDリスト(341)は、図3Aに示すステップIDリスト(341)と同じであり、手順2−1〜手順2−10(351)、手順3−3〜手順6−6(311)、手順8−2〜8−10(312a)、手順7−1〜手順7−10(352)、及び手順9−1〜手順9−3(312b)を有し、且つ、図3Bに示した処理によって、動画クリップが上記各手順に関連付けられている。
電子装置は、ステップIDリスト(341)中の、ユーザによって特定された項目(手順3−3〜手順6−6(311)、並びに、手順8−2〜手順8−10(312a)、及び手順9−1〜手順9−3(312b))に関連付けられた動画クリップのカテゴリを「メイン・ステップ」に設定する。
また、電子装置は、ステップIDリスト(341)中の、ユーザによって特定された項目と依存関係を有するとして特定された依存項目(手順2−1〜手順2−10(351)及び手順7−1〜手順7−10(352))に関連付けられた動画クリップのカテゴリを「補足ステップ」に設定する。
また、電子装置は、ステップIDリスト(341)中の、ユーザによって特定された項目と上記依存項目とが直隣接する項目(手順2−10〜手順3−3のセット(353)、手順8−10〜手順7−1のセット(354)、及び手順7−10〜手順9−1のセット(355))に関連付けられた動画クリップのカテゴリ、並びに、ステップIDリスト(341)の先頭が補足ステップである場合には、動画開始時点において遷移ステップを再生する必要があるために手順2−1(356)に関連付けられた動画クリップのカテゴリを「遷移ステップ」に設定する。遷移ステップは、場面転換に相当する部分である。動画クリップが遷移ステップとして設定される態様には、当該遷移ステップが、補足ステップ−メイン・ステップ、メイン・ステップ−補足ステップ、又は補足ステップ−補足ステップの組み合わせ、またステップIDリスト(341)の先頭が補足ステップである場合には、遷移ステップ(動画開始時点において再生される開始ステップでもある)−補足ステップの組み合わせでありうる。
カテゴリ分類済みのトラック(371)では、上記補足ステップの先頭(手順2−1,手順7−1)に関連付けられた動画クリップ及び、当該補足ステップの終了(手順2−10,手順7−10)に関連付けられた動画クリップにはそれぞれ、当該補足ステップ及び遷移ステップの2つのカテゴリが付与されている。同様に、メイン・ステップと補足ステップとが直隣接している場合には、当該メイン・ステップの先頭(手順3−3,手順9−1)に関連付けられた動画クリップ及び、当該メイン・ステップの終了(手順8−10)に関連付けられた動画クリップにはそれぞれ、当該メイン・ステップ及び遷移ステップの2つのカテゴリが付与されている。
カテゴリ分類済みのトラック(371)は、当該トラック(371)中の各項目に関連付けられた動画クリップが、遷移ステップ1(385)、補足ステップ1(383)、遷移ステップ2(386)、メイン・ステップ1(381)、遷移ステップ3(387)、補足ステップ2(384)、遷移ステップ4(388)、及びメイン・ステップ2(382)に分類されていることを示す。
カテゴリ分類済みのトラック(371)において、カテゴリ分類された遷移ステップ1(385)、補足ステップ1(383)、遷移ステップ2(386)、メイン・ステップ1(381)、遷移ステップ3(387)、補足ステップ2(384)、遷移ステップ4(388)、及びメイン・ステップ2(382)それぞれに、動画クリップが関連付けられている。従って、電子装置は、遷移ステップ1(385)、補足ステップ1(383)、遷移ステップ2(386)、メイン・ステップ1(381)、遷移ステップ3(387)、補足ステップ2(384)、遷移ステップ4(388)、及びメイン・ステップ2(382)それぞれに関連付けられた動画クリップを結合して、動画を動的に作成しうる。
動画クリップが各カテゴリ(「メイン・ステップ」、「遷移ステップ」、及び「補足ステップ」)に設定されていることによって、カテゴリ毎に異なる態様での再生を可能にする。以下に、各カテゴリについての再生の態様例を示す。
電子装置は、メイン・ステップでは、1倍速の再生速度で動画を再生する。
電子装置は、遷移ステップでは、当該遷移ステップの次のメイン・ステップ又は補足ステップの説明を電子マニュアルの対応する項目(例えば、章や節)を取得し、その項目に関連付けられたタイトルやサマリーを表示しうる。また、電子装置は、遷移ステップでは、例えば「項目Xの前提となっている項目Yを表示します」のような短い説明文を一定時間表示しうる。
電子装置は例えば、補足ステップにおいて、下記に示す属性に従って再生するためのフラグを、当該補足ステップに分類された動画クリップの再生情報(例えば、時間、再生速度、チャプター情報、表示方法(例えば、表示領域又は表示位置)を含む)に付す。上記属性は例えば、ユーザによって指定された又はデフォルトで設定された再生時間(例えば、30秒、60秒など)、再生速度(1倍速よりも速い速度、例えば2倍速、4倍速、6倍速など)、再生の有無、又は再生ウィンドウの大きさである。
電子装置は例えば、補足ステップに関連付けられた動画クリップを、当該動画クリップに付された再生情報に従って、例えば1倍速(通常の再生速度)よりも速い速度で再生しうる。
電子装置は例えば、補足ステップにおいて、当該補足ステップに分類された動画クリップを、ユーザが指定した再生時間やデフォルトで設定されている再生時間内で再生し終わるように再生しうる。当該再生時間は例えば、下記の通りである。
0:全く再生しない(スキップ);
X:例えば、15秒や30秒(0<X<FULL);又は、
FULL:そのままの速度で再生。
また、補足ステップでは、当該補足ステップに分類された動画クリップを、ダイジェスト再生しうる。当該ダイジェスト再生は例えば、下記の通りである。
(1)所定の時間(例えば、10秒)ごとに、補足ステップに関連付けられた動画クリップのスクリーンショットを撮影し、当該撮影したスクリーンショットを再生する;
(2)所定の時間(例えば、10秒)ごとに、補足ステップに関連付けられた動画クリップのスクリーンショットを撮影し、当該撮影したスクリーンショットを1枚又は複数の画像にまとめて、当該まとめた画像を所定の時間(例えば、60秒)、表示又は再生する;
(3)補足ステップに関連付けられた動画クリップにチャプターが振られている場合に、各チャプターの先頭にある数秒〜数十秒(例えば、5秒)を連結して再生する;又は、
(4)1倍速よりも速い速度(例えば2倍速、4倍速、6倍速など)で再生する。
図4A〜図4Bは、本発明の実施態様において、上記「遷移ステップ」に分類される動画クリップのユーザ・インタフェースの例を示す。
図4Aに示す画面(401)は、図3Cに示すカテゴリ分類済みのトラック(371)中の上記遷移ステップ1(385)に分類される動画クリップの例である。遷移ステップに分類される動画クリップは、補足ステップからメイン・ステップへ、メイン・ステップから補足ステップへ、又は、補足ステップから補足ステップへの遷移がある場合に、当該遷移の間に再生される動画クリップである。
画面(401)は、遷移ステップを表示するかどうかをユーザに確認する為のウィンドウ(402)を表示している。当該ウィンドウ(402)は、手順2−1〜手順2−10を再生する為のボタン(「継続」ボタン)、又は、当該手順2−1〜手順2−10の再生をスキップする為のボタン(「スキップ」ボタン)を備えている。
また、画面(401)は、手順2−1〜手順2−10(351)に関連付けられた動画クリップの再生場所を制御可能にするためのスライダ(403)、上記動画クリップの再生を開始するための開始ボタン(404)、上記動画クリップの再生を戻すための巻き戻しボタン(405)、及び上記動画クリップの再生を早送りするための早送りボタン(406)を備えている。
図4Bに示す画面(411)は、動画クリップの再生速度を例えば、0.5倍,1倍,2倍,4倍,及び8倍に調整可能なスライド・バー(417)を備えている。ユーザは、動画クリップの速度が所望の速度になるように、スライド・バー(417)を調整しうる。
図4Bに示す画面(421)は、動画クリップの再生を「じっくりモード」(例えば、0.5倍で再生)、「通常モード」(例えば、1倍で再生)、及び「スピード・モード」(例えば、2倍で再生)のいずれかで行うためのプルダウン・メニュー(427)を備えている。ユーザは、動画クリップの再生を所定のモードで再生するように、プルダウン・メニュー(427)中から任意のモードを選択しうる。
図4Bに示す画面(431)は、手順3−3〜手順3−10の前提となっている手順2−1〜手順2−10(351)のうち、特定の手順を選択可能にするスクロール・メニュー(437)を備えている。ユーザは、動画クリップのうち、所定の項目に関連付けられた動画クリップを再生するように、スクロール・メニュー(437)中から任意の1又は複数の項目を選択しうる。
図5Aは、本発明の実施態様において、ユーザが選択した項目及び上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップ、及び当該動画クリップから構成される動画の例を示す。
カテゴリ分類済みのトラック(371)は、図3Cに示すカテゴリ分類済みのトラック(371)と同じであり、当該トラック(371)において、カテゴリ分類された遷移ステップ1(385)、補足ステップ1(383)、遷移ステップ2(386)、メイン・ステップ1(381)、遷移ステップ3(387)、補足ステップ2(384)、遷移ステップ4(388)、及びメイン・ステップ2(382)それぞれに、動画クリップが関連付けられているとする。
図5Aは、遷移ステップ1(385)、補足ステップ1(383)、遷移ステップ1(386)、メイン・ステップ1(381)、遷移ステップ3(387)、補足ステップ2(384)、遷移ステップ4(388)、及びメイン・ステップ2(382)それぞれの動画クリップを、遷移ステップ1動画クリップ(511)、補足ステップ1動画クリップ(512)、遷移ステップ2動画クリップ(513)、メイン・ステップ1動画クリップ(514)、遷移ステップ3動画クリップ(515)、補足ステップ2動画クリップ(516)、遷移ステップ4動画クリップ(517)、及びメイン・ステップ2動画クリップ(518)として示す。電子装置は、遷移ステップ1動画クリップ(511)、補足ステップ1動画クリップ(512)、遷移ステップ2動画クリップ(513)、メイン・ステップ1動画クリップ(514)、遷移ステップ3動画クリップ(515)、補足ステップ2動画クリップ(516)、遷移ステップ4動画クリップ(517)、及びメイン・ステップ2動画クリップ(518)を結合して、動画を動的に作成しうる。電子装置がユーザ端末である場合には、当該電子装置は上記作成した動画を再生しうる。
図5Bは、本発明の実施態様において、上記動画を構成する動画クリップのうち、「補足ステップ」に分類される動画クリップの一部を削除する例を示す。
電子装置は、補足ステップに分類される動画クリップの再生速度を速くするという指示を受信することに応じて又は補足ステップに分類される動画クリップの再生速度を速くするという設定がされていることに応じて、補足ステップに関連付けられた動画クリップ(すなわち、補足ステップ1動画クリップ(512)及び補足ステップ2動画クリップ(516))のうちの任意の数の部分(シーン)を除去しうる。補足ステップ1動画クリップ(512)及び補足ステップ2動画クリップ(516)のうち、塗り潰しされている部分が除去対象の部分である。
補足ステップ1動画クリップ(522)及び補足ステップ2動画クリップ(526)それぞれは、補足ステップ1動画クリップ(512)及び補足ステップ2動画クリップ(516)から、上記塗り潰されている部分が除去された後の動画クリップを示す。
電子装置は、遷移ステップ1動画クリップ(511)、補足ステップ1動画クリップ(522)、遷移ステップ2動画クリップ(513)、メイン・ステップ1動画クリップ(514)、遷移ステップ3動画クリップ(515)、補足ステップ2動画クリップ(526)、遷移ステップ4動画クリップ(517)、及びメイン・ステップ2動画クリップ(518)を結合して、動画を動的に作成しうる。電子装置がユーザ端末である場合には、当該電子装置は上記作成した動画を再生しうる。
図5Cは、本発明の実施態様において、上記動画を構成する動画クリップのうち、「補足ステップ」に分類される動画クリップを、「メイン」及び「遷移」に分類される動画クリップよりも速い速度で再生する例を示す。
電子装置は、補足ステップに分類される動画クリップの再生速度を速くするという指示を受信することに応じて又は補足ステップに分類される動画クリップの再生速度を速くするという設定がされていることに応じて、補足ステップ1動画クリップ(522)及び補足ステップ2動画クリップ(526)それぞれを、他の動画クリップ(すなわち、遷移ステップ1動画クリップ(511)、遷移ステップ2動画クリップ(513)、メイン・ステップ1動画クリップ(514)、遷移ステップ3動画クリップ(515)、遷移ステップ4動画クリップ(517)、及びメイン・ステップ2動画クリップ(518))の再生速度(それぞれ、531,533,534,535,537)よりも速い速度(532,536)で再生しうる。
図6A〜図6C、及び図7A〜図7Cそれぞれは、図3A〜図3Cそれぞれに示す実施態様とは別の実施態様を示す。
図6Aは、本発明の実施態様において、ユーザが選択した項目と依存関係を有する依存項目を特定する例を示し、図3Aに示す実施態様とは別の実施態様を示す。
図6Aに示すステップIDリスト(601)は、図2C〜図2Dにおいてユーザによって選択された各項目、すなわち、手順3−3〜手順6−6(611)と手順8−2〜手順9−3(612)とをつなげたものを示す。
電子装置は、上記ステップIDリスト(601)中の項目と依存関係を有する依存項目があるかを、例えば依存項目特定テーブル(621)を用いて特定しうる。依存項目特定テーブル(621)は、ステップID 3−3〜3−10の手順がステップID 2−xの手順(すなわち、手順2−1〜手順2−10)と依存関係を有していることを示す。同様に、依存項目特定テーブル(621)は、ステップID 9−1〜9−10の手順がステップID 10−x及び7−xの手順(すなわち、手順10−1〜10−10及び手順7−1〜手順7−10)と依存関係を有していることを示す。なお、依存項目特定テーブル(621)は、ステップIDと依存IDとが関連付けられていればテーブルの形態でなくともよく、その他のデータ形式であってもよい。
電子装置は、依存項目特定テーブル(621)を用いて、手順3−3〜手順6−6(611)のうち、手順3−3〜手順3−10が手順2−x(すなわち、手順2−1〜手順2−10)と依存関係を有していることを知る(631)。
同様に、電子装置は、依存項目特定テーブル(621)を用いて、手順8−2〜手順9−3(612)のうち、手順9−1〜手順9−3が手順10−x及び手順7−x(すなわち、それぞれ、手順10−1〜手順10−10及び手順7−1〜手順7−10)と依存関係を有していることを知る(632)。また、電子装置は、依存項目特定テーブル(621)中において、依存IDが10−x及び7−xの順に記載されていることから、手順10−1〜手順10−10が手順7−1〜手順7−10よりも先行する項目であることを知る(632)。先行する項目とは、手順10−1〜手順10−10に関連付けられた動画クリップが、手順7−1〜手順7−10に関連付けられた動画クリップよりも先に再生されることを意味する。
電子装置は、依存関係を有しているとして特定された「手順2−1〜手順2−10」(651)並びに「手順10−1〜手順10−10及び手順7−1〜手順7−10」(652)それぞれを、例えば下記図9B〜図9Dに示すステップIDリストを作成する処理のフローチャートに従って上記ステップIDリスト(601)中に挿入し、ステップIDリスト(641)を作成しうる。ステップIDリスト(641)は、上記手順2−1〜手順2−10(651)、上記手順3−3〜手順6−6(611)、上記手順8−2〜8−10(612a)、上記手順10−1〜手順10−10及び上記手順7−1〜手順7−10(652)、並びに上記手順9−1〜手順9−3(612b)を有する。ステップIDリスト(641)中、上記手順10−1〜手順10−10及び上記手順7−1〜手順7−10(652)が上記手順10−1〜手順10−10、そして上記手順7−1〜手順7−10の順にあるのは、依存項目特定テーブル(621)中において、依存IDが10−x及び7−xの順に記載されていることから、手順10−1〜手順10−10が手順7−1〜手順7−10よりも先行する項目であるからである。当該例において、手順2−1〜手順2−10(651)は、手順3−3〜手順6−6(611)の先頭に挿入されており、且つ、上記手順10−1〜手順10−10及び上記手順7−1〜手順7−10(652)は、手順8−2〜手順9−3(612)中の手順8−2〜手順8−10(612a)と手順9−1〜手順9−3(612b)との間に挿入されている。
代替的には、電子装置は、上記手順3−3〜手順3−10及び手順9−1〜手順9−3それぞれと依存関係を有するとして特定された依存項目、すなわち手順2−1〜手順2−10、並びに、上記手順10−1〜手順10−10及び上記手順7−1〜手順7−10それぞれを、上記ステップIDリスト(601)中に挿入し、例えば手順番号順に又は手順の依存関係を示した依存関係グラフを参照して並び替えてステップIDリスト(図示せず)を作成しうる。
図6Bは、本発明の実施態様において、上記ステップIDリスト(641)中のユーザが選択した項目及び上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップを特定する例を示し、図3Bに示す実施態様とは別の実施態様を示す。
電子装置は、ステップIDリスト(641)中の各項目に関連付けられた動画クリップを、例えば、動画クリップ特定テーブル(661)又は動画クリップ特定テーブル(662)を用いて特定しうる。
電子装置は、動画クリップ特定テーブル(661)を用いて、ステップIDリスト(641)中の手順番号に対応するステップIDに関連付けられた動画クリップID又はスクリプトIDを取得し、当該取得した動画クリップID又はスクリプトIDをステップIDリスト(641)中の手順に関連付ける。電子装置は、上記関連付けられた動画クリップ又はスクリプトを結合することによって、暫定動画を動的に作成することができる。
同様に、電子装置は、動画クリップ特定テーブル(662)を用いて、ステップIDリスト(641)中の手順番号に対応するステップIDに関連付けられた動画クリップID又はスクリプトIDを取得し、当該取得した動画クリップID又はスクリプトIDをステップIDリスト(641)中の手順に関連付ける。電子装置は、上記関連付けられた動画クリップ又はスクリプトを結合することによって、暫定動画を動的に作成することができる。
図6Cは、本発明の実施態様において、動画中の動画クリップをカテゴリ(「メイン・ステップ」、「遷移ステップ」、及び「補足ステップ」)に分類する例を示し、図3Cに示す実施態様とは別の実施態様を示す。
図6Cに示すステップIDリスト(641)は、図6Bに示すステップIDリスト(641)と同じであり、手順2−1〜手順2−10(651)、手順3−3〜手順6−6(611)、手順8−2〜手順8−10(612a)、手順10−1〜手順10−10及び手順7−1〜手順7−10(652)、並びに手順9−1〜手順9−3(612b)を有し、且つ、図6Bに示した処理によって、動画クリップが上記各手順に関連付けられている。
電子装置は、ステップIDリスト(641)中の、ユーザによって特定された項目(手順3−3〜手順8−10(612a)及び手順9−1〜手順9−3(612b))に関連付けられた動画クリップのカテゴリを「メイン・ステップ」に設定する。
また、電子装置は、ステップIDリスト(641)中の、ユーザによって特定された項目と依存関係を有するとして特定された依存項目(手順2−1〜手順2−10(651)、手順10−1〜手順10−10及び手順7−1〜手順7−10(652))に関連付けられた動画クリップのカテゴリを「補足ステップ」に設定する。
また、電子装置は、ステップIDリスト(641)中の、ユーザによって特定された項目と上記依存項目とが直隣接する項目(手順2−10〜手順3−3のセット(654)、手順8−10〜手順10−1のセット(655)、及び手順7−10〜手順9−1のセット(656)に関連付けられた動画クリップのカテゴリ、並びに、ステップIDリスト(641)の先頭が補足ステップである場合には、動画開始時点において遷移ステップを再生する必要があるために手順2−1(657)に関連付けられた動画クリップのカテゴリを「遷移ステップ」に設定する。遷移ステップは、場面転換に相当する部分である。動画クリップが遷移ステップとして設定される態様には、当該遷移ステップが、補足ステップ−メイン・ステップ、メイン・ステップ−補足ステップ、又は補足ステップ−補足ステップの組み合わせ、またステップIDリスト(641)の先頭が補足ステップである場合には、遷移ステップ(動画開始時点において再生されるものである)−補足ステップの組み合わせでありうる。
カテゴリ分類済みのトラック(671)では、上記補足ステップの先頭(手順2−1,手順10−1)に関連付けられた動画クリップ及び、当該補足ステップの終了(手順2−10,手順7−10)に関連付けられた動画クリップにはそれぞれ、当該補足ステップ及び遷移ステップの2つのカテゴリが付与されている。同様に、メイン・ステップと補足ステップとが直隣接している場合には、当該メイン・ステップの先頭(手順3−3,手順9−1)に関連付けられた動画クリップ及び、当該メイン・ステップの終了(手順8−10)に関連付けられた動画クリップにはそれぞれ、当該メイン・ステップ及び遷移ステップの2つのカテゴリが付与されている。
カテゴリ分類済みのトラック(671)は、当該トラック(671)中の各項目に関連付けられた動画クリップが、遷移ステップ1(685)、補足ステップ1(683)、遷移ステップ2(686)、メイン・ステップ1(681)、遷移ステップ3(687)、補足ステップ2(684)、遷移ステップ4(688)、及びメイン・ステップ2(682)に分類されていることを示す。
図5Aと同様に、カテゴリ分類済みのトラック(671)において、カテゴリ分類された遷移ステップ1(685)、補足ステップ1(683)、遷移ステップ2(686)、メイン・ステップ1(681)、遷移ステップ3(687)、補足ステップ2(684)、遷移ステップ4(688)、及びメイン・ステップ2(682)それぞれに、動画クリップが関連付けられている。従って、電子装置は、遷移ステップ1(685)、補足ステップ1(683)、遷移ステップ2(686)、メイン・ステップ1(681)、遷移ステップ3(687)、補足ステップ2(684)、遷移ステップ4(688)、及びメイン・ステップ2(682)それぞれに関連付けられた動画クリップを結合して、動画を動的に作成しうる。電子装置がユーザ端末である場合には、当該電子装置は上記作成した動画を再生しうる。
動画クリップが各カテゴリ(「メイン・ステップ」、「遷移ステップ」、及び「補足ステップ」)に設定されていることによって、カテゴリ毎に異なる態様での再生を可能にする。
図7Aは、本発明の実施態様において、ユーザが選択した項目と依存関係を有する依存項目を特定する例を示し、図3A及び図6Aそれぞれに示す実施態様とは別の実施態様を示す。
図7Aに示すステップIDリスト(701)は、図2C〜図2Dにおいてユーザによって選択された各項目、すなわち、手順3−3〜手順6−6(711)と手順8−2〜手順9−3(712)とをつなげたものを示す。
電子装置は、上記ステップIDリスト(701)中の項目と依存関係を有する依存項目があるかを、例えば依存項目特定テーブル(721)を用いて特定しうる。依存項目特定テーブル(721)は、ステップIDと依存IDとが関連付けられていればテーブルの形態でなくともよく、その他のデータ形式であってもよい。また、依存項目特定テーブル(721)は、ユーザが選択した項目、当該選択した項目に依存する項目、当該依存する項目に依存する項目、・・・、というように再帰的に依存する項目を定義しうる。
依存項目特定テーブル(721)は、ステップID 3−3〜3−10の手順がステップID 2−xの手順(すなわち、手順2−1〜手順2−10)と依存関係を有していることを示す。同様に、依存項目特定テーブル(621)は、ステップID 9−1〜9−10の手順がステップID 7−xの手順(すなわち、手順7−1〜手順7−10)と依存関係を有していることを示す。また、依存項目特定テーブル(721)は、ステップID 3−3〜3−10の手順に依存するステップID 2−xの手順(すなわち、手順2−1〜手順2−10)がステップID 10−xの手順(すなわち、手順10−1〜手順10−10)と依存関係を有していることを示す。
電子装置は、依存項目特定テーブル(721)を用いて、手順3−3〜手順6−6(711)のうち、手順3−3〜手順3−10が手順2−x(すなわち、手順2−1〜手順2−10)と依存関係を有していることを知る(731)。
同様に、電子装置は、依存項目特定テーブル(721)を用いて、手順8−2〜手順9−3(712)のうち、手順9−1〜手順9−3が手順7−x(すなわち、手順7−1〜手順7−10)と依存関係を有していることを知る(732)。
同様に、電子装置は、依存項目特定テーブル(721)を用いて、手順2−1〜手順2−10が手順10−x(すなわち、手順10−1〜手順10−10)と依存関係を有していることを知る(733)。
電子装置は、依存関係を有しているとして特定された「手順2−1〜手順2−10」並びに「手順10−1〜手順10−10及び手順7−1〜手順7−10」を、上記ステップIDリスト(701)中に挿入し、特定の基準、例えば手順の依存関係を示した依存関係グラフ(722)を参照して、各手順を並び替えて、ステップIDリスト(741)を作成しうる。依存関係グラフ(722)は、上記手順の並び替えの為に使用されるグラフであり、例えば、図6Aに示す当該グラフの葉の方から順に辿っていく手法(深さ優先探索とも呼ばれる)の為に使用されるグラフである。
ステップIDリスト(741)において、手順10−1〜10−10(751)が手順2−1〜2−10(752)よりも先に並び替えられているのは、依存関係グラフ(722)において、手順10−xが手順2−xよりも先行する関係にあるからである。同様に、手順2−1〜2−10(752)が手順3−3〜3−10(711)よりも先に並び替えられているのは、依存関係グラフ(722)において、手順2−xが手順3−xよりも先行する関係にあるからである。同様に、手順7−1〜7−10(753)が手順9−1〜9−3(712)よりも先に並び替えられているのは、依存関係グラフ(722)において、手順7−xが手順9−xよりも先行する関係にあるからである。
ステップIDリスト(741)において、個々のステップIDには、当該ステップがユーザによって選択された手順であるのか、又は、当該選択された手順の依存関係の解決の結果として挿入された手順であるのかを示すデータ(例えば、フラグ)が付加されていてもよい。当該データは、ステップIDリスト(741)において、下線が付されていない手順(711及び712)と下線が付された手順(751,752,753)とを区別する為にも使用されうる。
電子装置は、ステップIDリスト(741)に示すように、依存関係の解決の結果として挿入された手順(補足ステップに対応する)の前後に、遷移ステップ(例えば、[T:タスクID])を挿入しうる。遷移ステップは例えば、ステップIDリスト(741)中の[T:10-x,2-x]及び[T:3-x]、並びに、[T:7-x]及び[T:9-x]である。[T:10-x,2-x]は、手順10−1〜手順10−10及び手順2−1〜2−10に関連付けられた動画クリップに付与されたカテゴリ「補足ステップ」の先頭に挿入された遷移ステップである。同様に、[T:3-x]は、手順10−1〜手順10−10及び手順2−1〜2−10に関連付けられた動画クリップに付与されたカテゴリ「補足ステップ」の終了に挿入された遷移ステップである。同様に、[T:7-x]は、手順7−1〜手順7−10に関連付けられた動画クリップに付与されたカテゴリ「補足ステップ」の先頭に挿入された遷移ステップである。同様に、[T:9-x]は、手順7−1〜手順7−10に関連付けられた動画クリップに付与されたカテゴリ「補足ステップ」の終了に挿入された遷移ステップである。カテゴリ「補足ステップ」の終了に挿入された遷移ステップ(例えば、上記[T:3-x]及び上記[T:9-x])は、メイン・ステップへの遷移を通知するステップ(すなわち、メイン・ステップへの遷移を通知する為のクリップ)としても使用されうる。
代替的には、電子装置は、依存関係の解決の結果として挿入された手順の前後に、遷移ステップ用の動画クリップを挿入する位置を示すためのプレース・ホルダ(例えば、[S:タスクID]及び[E:タスクID]のセットから成る)を挿入しうる。[S:タスクID]において「S」は挿入された手順の開始(start)を意味し、[E:タスクID]において「E」は挿入された手順の終了(End)を意味する。電子装置は、ステップIDリスト(741)において、依存関係の解決の結果として挿入された手順10−1〜手順10−10の前に[S:10-X]及びその後に[E:10-X]を挿入し、依存関係の解決の結果として挿入された手順2−1〜手順2−10の前に[S:2-X]及びその後に[E:2-X]を挿入し、及び、依存関係の解決の結果として挿入された手順7−1〜手順7−10の前に[S:7-X]及びその後に[E: 7-X]を挿入しうる(図示せず)。
図7Bは、本発明の実施態様において、上記ステップIDリスト(741)中のユーザが選択した項目及び上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップを特定する例を示し、図3B及び図6Bに示す実施態様とは別の実施態様を示す。
電子装置は、ステップIDリスト(741)中の各項目に関連付けられた動画クリップを、例えば、動画クリップ特定テーブル(761)又は動画クリップ特定テーブル(762)を用いて特定しうる。
電子装置は、動画クリップ特定テーブル(761)を用いて、ステップIDリスト(741)中の手順番号に対応するステップIDに関連付けられた動画クリップID又はスクリプトIDを取得し、当該取得した動画クリップID又はスクリプトIDをステップIDリスト(741)中の手順に関連付ける。電子装置は、上記関連付けられた動画クリップ又はスクリプトを結合することによって、暫定動画を動的に作成することができる。
同様に、電子装置は、動画クリップ特定テーブル(762)を用いて、ステップIDリスト(741)中の手順番号に対応するステップIDに関連付けられた動画クリップID又はスクリプトIDを取得し、当該取得した動画クリップID又はスクリプトIDをステップIDリスト(741)中の手順に関連付ける。電子装置は、上記関連付けられた動画クリップ又はスクリプトを結合することによって、暫定動画を動的に作成することができる。
図7Cは、本発明の実施態様において、動画中の動画クリップをカテゴリ(「メイン・ステップ」、「遷移ステップ」、及び「補足ステップ」)に分類する例を示し、図3Cに示す実施態様とは別の実施態様を示す。
図7Cに示すステップIDリスト(741)は、図7Bに示すステップIDリスト(741)と同じであり、手順10−1〜手順10−10及び手順2−1〜手順2−10(751)、手順7−1〜手順7−10(752)、手順3−3〜手順6−6(711)、(753)、及び手順8−2〜手順9−3(712)を有し、且つ、図7Bに示した処理によって、動画クリップが上記各手順に関連付けられている。
電子装置は、ステップIDリスト(741)中の、ユーザによって特定された項目(手順3−3〜手順6−6(711)及び手順8−2〜手順8−10(712a)、並びに、手順9−1〜手順9−3(712b))に関連付けられた動画クリップのカテゴリを「メイン・ステップ」に設定する。
また、電子装置は、ステップIDリスト(741)中の、ユーザによって特定された項目と依存関係を有するとして特定された依存項目(手順10−1〜手順10−10及び手順2−1〜手順2−10(751)、並びに、手順7−1〜手順7−10(752))に関連付けられた動画クリップのカテゴリを「補足ステップ」に設定する。
また、電子装置は、ステップIDリスト(741)中の、依存項目の前後に挿入された遷移ステップ(すなわち、手順10−1〜手順10−10及び手順2−1〜手順2−10からなる手順の前に挿入された遷移ステップ(754)及びその後に挿入された遷移ステップ(755)、並びに、手順7−1〜手順7−10の前に挿入された遷移ステップ(756)及びその後に挿入された遷移ステップ(757))に関連付けられた動画クリップのカテゴリを「遷移ステップ」に設定する。遷移ステップは、場面転換に相当する部分である。
カテゴリ分類済みのトラック(771)は、当該トラック(771)中の項目に関連付けられた動画クリップが、遷移ステップ1(785)、補足ステップ1(783)、遷移ステップ2(786)、メイン・ステップ1(781)、遷移ステップ3(787)、補足ステップ3(784)、遷移ステップ4(788)、及びメイン・ステップ2(782)に分類されていることを示す。
図5Aと同様に、カテゴリ分類済みのトラック(771)において、カテゴリ分類された遷移ステップ1(785)、補足ステップ1(783)、遷移ステップ2(786)、メイン・ステップ1(781)、遷移ステップ3(787)、補足ステップ3(784)、遷移ステップ4(788)、及びメイン・ステップ2(782)それぞれに、動画クリップが関連付けられている。従って、電子装置は、遷移ステップ1(785)、補足ステップ1(783)、遷移ステップ2(786)、メイン・ステップ1(781)、遷移ステップ3(787)、補足ステップ3(784)、遷移ステップ4(788)、及びメイン・ステップ2(782)それぞれに関連付けられた動画クリップを結合して、動画を動的に作成しうる。電子装置がユーザ端末である場合には、当該電子装置は、当該作成した動画を再生しうる。
動画クリップが各カテゴリ(「メイン・ステップ」、「遷移ステップ」、及び「補足ステップ」)に設定されていることによって、カテゴリ毎に異なる態様での再生を可能にする。
図8は、本発明の実施態様において、上記動画クリップからの動画の作成処理(動画クリップの連結処理)と、当該動画中の動画クリップの再生処理とのタイミングとを示す。
電子装置は、ユーザによる項目の選択が終了すること(811)に応じて、動画の作成を開始する(812)。電子装置は、当該動画の作成の開始(812)に応じて、当該動画の作成が終了(813)する前から、順次作成された動画を再生し始める(821)。そして、電子装置は、動画の作成と動画の再生とを並行して行う。
図9A〜図9Fそれぞれは、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する処理の為のフローチャートの例を示す。図9A〜図9Fそれぞれに示す各ステップの処理の主体(電子装置)について、電子装置がユーザ端末である場合と、電子装置がサーバである場合とに分けて説明する。
図9Aは、本発明の実施態様に従い、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する処理の為のフローチャートの全体図の例を示す。
(電子装置がユーザ端末である場合)
ステップ901において、ユーザ端末は、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する処理を開始する。
ステップ902において、上記ユーザ端末は、ユーザからの要求に応じて、電子マニュアルをメモリ(103,123)に読み込み、当該読み込んだ電子マニュアルをユーザ端末の表示装置(106,126)上に表示する。上記ユーザ端末は、当該電子マニュアルを例えば、アプリケーション・ウィンドウの左側、又は、アプリケーション・ウィンドウと異なるウィンドウに表示しうる。
ステップ903において、上記ユーザ端末は、例えば「選択画面への移行」ボタンをユーザがクリックすることに応じて、電子マニュアル中の1つ以上の特定の項目を選択可能にするための選択画面へ移行する。ユーザは、当該選択画面において、少なくとも1つの項目を選択する。上記ユーザ端末は、上記ユーザによって選択された項目を入力として特定し、さらに、依存項目特定テーブル(例えば、321,621,721)を用いて、当該特定された項目と依存関係を有する少なくとも1つの依存項目を特定する。そして、上記ユーザ端末は、上記ユーザによって選択された項目及び上記依存項目を、ステップIDリストとして出力する。ステップ903の詳細は、下記図9B〜図9Dにおいて説明する。
ステップ904において、上記ユーザ端末は、動画クリップ特定テーブル(例えば、361,362,661,662,761,762)を用いて、ステップ903で作成されたステップIDリスト中の各項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップを選択し、トラックとして出力する。ステップ904の詳細は、下記図9Eにおいて説明する。
ステップ905において、上記ユーザ端末は、ステップ904で作成したトラックから動画を作成する。ステップ905の詳細は、下記図9Fにおいて説明する。
ステップ906において、上記ユーザ端末は、動画、又は動画を再生する為の情報をユーザに提供しうる。
ステップ907において、任意的に、上記ユーザ端末は、例えばユーザからの動画の作成指示に応じて、動画中の動画クリップを記憶装置(108,109、128)から読み出して又は、ネットワーク(115,135)を介してダウンロードして、上記ユーザ端末に再生可能なように提供しうる。すなわち、ユーザ端末は、動画中の上記動画クリップを例えばメモリ(103,123)内に読み込む。そして、上記ユーザ端末は、上記メモリ(103,123)内に読み込んだ動画を、当該ユーザ端末の表示装置(106,126)上で順次再生しうる。
ステップ908において、上記ユーザ端末は、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する処理を終了する。
(電子装置がサーバである場合)
ステップ901において、ユーザ端末は、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する処理を開始する。
ステップ902において、上記ユーザ端末は、ユーザからの要求に応じて、電子マニュアルをメモリ(103,123)に読み込み、当該読み込んだ電子マニュアルをユーザ端末の表示装置(106,126)上に表示する。
ステップ903において、上記ユーザ端末は、例えば「選択画面への移行」ボタンをユーザがクリックすることに応じて、電子マニュアル中の1つ以上の特定の項目を選択可能にするための選択画面へ移行する。ユーザは、当該選択画面において、少なくとも1つの項目を選択する。上記ユーザ端末は、上記ユーザによって選択された項目を入力として特定し、さらに、依存項目特定テーブル(例えば、321,621,721)を用いて、当該特定された項目と依存関係を有する少なくとも1つの依存項目を特定する。そして、上記ユーザ端末は、上記ユーザによって選択された項目及び上記特定された依存項目についての情報を、当該ユーザ端末に例えばネットワークを介して接続されたサーバに送信する。代替的には、上記ユーザ端末は、当該ユーザによって選択された項目を特定し、当該特定された項目についての情報を、当該ユーザ端末に例えばネットワークを介して接続されたサーバに送信する。上記サーバは、上記ユーザ端末から、上記ユーザによって選択された項目及び上記特定された依存項目についての情報を受信する。代替的には、上記サーバは、上記ユーザ端末から、上記ユーザによって選択された項目についての情報を受信し、そして、依存項目特定テーブル(例えば、321,621,721)を用いて、当該受信した情報から上記ユーザによって特定された項目と依存関係を有する少なくとも1つの依存項目を特定する。上記サーバは、上記ユーザによって選択された項目及び上記依存項目を、ステップIDリストとして出力する。ステップ903の詳細は、下記図9B〜図9Dにおいて説明する。
ステップ904において、上記サーバは、動画クリップ特定テーブル(例えば、361,362,661,662,761,762)を用いて、ステップ903で作成されたステップIDリスト中の各項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップを選択し、トラックとして出力する。ステップ904の詳細は、下記図9Eにおいて説明する。
ステップ905において、上記サーバは、ステップ904で作成したトラックから動画を作成する。ステップ905の詳細は、下記図9Fにおいて説明する。
ステップ906において、上記サーバは、ステップ905で作成した動画の動画データを又は当該動画を再生する為の情報(例えば、当該動画データを格納している格納場所を示す情報、例えばURL若しくはURI、又は、ファイル名)を、上記ユーザ端末に送信する。
ステップ907において、任意的に、上記ユーザ端末は、例えばユーザからの動画の作成指示に応じて、上記サーバから上記動画データ又は当該動画データを再生する為の情報を受信しうる。上記ユーザ端末が上記動画データを受信した場合には、当該ユーザ端末は、当該受信した動画を記憶装置(108,109、128)から読み出して、当該動画中の上記動画クリップを例えばメモリ(103,123)内に読み込む。上記ユーザ端末が上記動画データを再生する為の情報を受信した場合には、当該ユーザ端末は、ネットワーク(115,135)を介して動画データをダウンロードし、当該ダウンロードした動画を記憶装置(108,109、128)から読み出して、当該動画中の上記動画クリップを例えばメモリ(103,123)内に読み込む。そして、上記ユーザ端末は、上記メモリ(103,123)内に読み込んだ動画を、当該ユーザ端末の表示装置(106,126)上で順次再生しうる。
ステップ908において、上記ユーザ端末は、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する上記処理を終了する。
図9Bは、本発明の実施態様に従い、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する処理のうち、ステップIDリストを作成する処理の為のフローチャートの例を示す。
(電子装置がユーザ端末である場合)
ステップ911において、上記ユーザ端末は、図9Aに示すステップ903の処理、すなわちユーザにより選択された項目を取得し、ステップIDリストを作成する処理を開始する。
ステップ912において、上記ユーザ端末は、ステップIDリストを作成する為に、ステップIDリストを初期化する。上記ユーザ端末は例えば、ステップIDリストを格納する為の記憶装置(例えば、バッファ)を初期化しうる。当該フローチャートでいうステップIDリストとは、ステップIDを特定する為の再帰ステップ(下記図9C〜図9Dを参照)において共通に参照される大域変数をいう。
ステップ913において、上記ユーザ端末は、ユーザによって選択された項目それぞれについての依存項目を解決し、ステップIDリストを作成する。ステップ913では、初期化済みの大域変数としてのステップIDリストを読み込み、依存ステップであることを示す依存フラグが付与されたステップIDを含む形に更新されたステップIDリストとして出力する。ステップ913の詳細は、下記図9Cにおいて説明する。
ステップ914において、上記ユーザ端末は、上記依存フラグが付与されたステップIDリストを先頭から順にスキャンして、当該ステップIDリスト中に挿入する遷移ステップの挿入位置を決定し、当該決定された挿入位置に遷移ステップを挿入する。ステップ914は遷移ステップの挿入処理をサブルーチン化したものであり、ステップ913において出力されたステップIDリストを更新するものである。ステップ914の詳細は、下記図9Dにおいて説明する。
ステップ915において、上記ユーザ端末は、ステップIDリストを出力する。
ステップ916において、上記ユーザ端末は、図9Aに示すステップ903の処理を終了する。
(電子装置がサーバである場合)
電子装置がサーバである場合のステップ911〜916の各処理は、電子装置がユーザ端末である場合のステップ911〜916の各処理と同じであり、従って、上記ステップ911〜916の各処理の主体(ユーザ端末)をサーバと読み替えられたい。
図9Cは、図9Bに示すステップIDリストを作成する処理の為のフローチャートのうち、依存項目を解決し、ステップIDリストを作成する処理の為のフローチャートの例を示す。
(電子装置がユーザ端末である場合)
ステップ921において、上記ユーザ端末は、図9Bに示すステップ913の処理、すなわち依存項目を解決し、ステップIDリストを作成する処理を開始する。
ステップ922において、上記ユーザ端末は、ユーザによって選択された項目のうち、例えば選択された項目のうち若い項目番号から順に、未処理の項目を読み出し、当該読み出した項目のステップIDを取得する。
ステップ923において、上記ユーザ端末は、ステップ922で読み出した項目が依存項目を有し、且つ、当該読み出した項目のステップIDが属するタスクIDの依存関係が未解決であるかという条件を判断する。当該条件は、図7Aの依存項目特定テーブル(721)に示すように、手順(ステップIDに対応する)3−xが手順2−xに依存している場合に、ステップIDリスト(701)中の手順3−3を処理し、手順2−xが当該ステップIDリスト中に挿入された後に、手順3−4を評価すると、再度手順2−3が挿入されてしまうことになる為に、手順3−xという同じタスクIDに属するステップの依存関係が一度解決済みであれば、当該同じタスクIDに属するステップを再評価しないというものである。上記ユーザ端末は、上記条件を満たすことに応じて、処理をステップ924に進める。一方、上記ユーザ端末は、上記条件を満たさないことに応じて、処理をステップ926に進める。
ステップ924において、上記ユーザ端末は、ステップ923で判断した条件が満たされることに応じて、当該読み出した項目の依存項目を入力とし、ステップIDリストをさらに更新する為に、図9Cに示す処理を再帰的に呼び出して実行する。すなわち、上記ユーザ端末は、上記読み出した項目の依存項目にさらに依存する項目があるかを判断して、当該さらに依存する項目がある場合には、当該さらに依存する項目をステップIDリストに追加して更新しうる。従って、ステップ924では再帰構造が採られる。このようにして、上記ユーザ端末は、ユーザの選択した項目から依存する項目をさらに解決することが可能になる。
ステップ925において、上記ユーザ端末は、上記ステップIDリストに新規に追加されたステップIDに、依存フラグを付ける。ステップ924では、ステップ924が再帰的に呼び出されて当該ステップ924が再び実行された場合には、大域変数としてのステップIDリスト(下記図10Aにおいて、「大域リスト」と称する)中に依存項目のステップIDが追加されていく。しかしながら、当該追加されたステップIDを依存項目であると区別することが必要である。そこで、上記ユーザ端末は、上記追加されたステップIDを依存項目であると区別する為に、ステップ924の処理の前後のリストを比較し、新たに挿入された項目に対して、依存項目であることを示すフラグを付与する。
ステップ926において、上記ユーザ端末は、ステップ923で判断した条件が満たされないことに応じて、ステップ923で判断した項目に対応するステップIDをステップIDリストへ挿入する。
ステップ927において、上記ユーザ端末は、未処理の項目が存在するかどうかを判断する。上記ユーザ端末は、未処理の項目が存在することに応じて、処理をステップ922に戻す。一方、上記ユーザ端末は、未処理の項目が存在しないことに応じて、処理を終了ステップ928に進める。
ステップ928において、上記ユーザ端末は、図9Bに示すステップ913の処理を終了する。引き続き、上記ユーザ端末は、ステップ925で依存フラグが付与されたステップIDを挿入され、且つステップ926で当該依存フラグが付与されたステップIDが挿入されたステップIDリスト中に挿入する遷移ステップの挿入位置を決定し、当該決定された挿入位置に遷移ステップを挿入するために、図9Dのフローチャートに示す処理を開始する。
(電子装置がサーバである場合)
電子装置がサーバである場合のステップ921〜928の各処理は、電子装置がユーザ端末である場合のステップ921〜928の各処理と同じであり、従って、上記ステップ921〜928の各処理の主体(ユーザ端末)をサーバと読み替えられたい。
図9Dは、図9Bに示すステップIDリストを作成する処理の為のフローチャートのうち、図9Cのフローチャートに示す処理に従って作成されたステップIDリスト中における遷移ステップの挿入位置を決定し、当該遷移ステップを挿入する処理の為のフローチャートの例を示す。
(電子装置がユーザ端末である場合)
ステップ931において、上記ユーザ端末は、図9Bに示すステップ914の処理、すなわち遷移ステップの挿入位置を決定し、当該遷移ステップを挿入する処理を開始する。
ステップ932において、上記ユーザ端末は、依存フラグが付与されていないステップIDを読み込んだときに、どこからが依存ステップであるかを記憶する為の変数である開始挿入位置を初期化する。上記ユーザ端末は例えば、変数「開始挿入位置」を格納する為の記憶装置(例えば、バッファ)を初期化しうる。当該「開始挿入位置」が初期状態であるか、又は値がセットされているかで、依存ステップの列が開始しているか否かが判別可能となる。
ステップ933において、上記ユーザ端末は、図9Cのフローチャートに示す処理に従って出力されたステップIDリストのうち、例えば、配列順に未処理のステップIDを読み込む。
ステップ934において、上記ユーザ端末は、ステップ933で読み込んだステップIDが依存ステップであるかを判断する。上記ユーザ端末は、当該ステップIDが依存ステップであることに応じて、処理をステップ935に進める。一方、上記ユーザ端末は、当該ステップIDが依存ステップでないことに応じて、処理をステップ937に進める。
ステップ935において、上記ユーザ端末は、ステップ933で読み込んだステップIDが依存ステップであることに応じて、変数「開始挿入位置」が初期状態であるかを判断する。上記ユーザ端末は、変数「開始挿入位置」が初期状態であることに応じて、処理をステップ936に進める。一方、上記ユーザ端末は、変数「開始挿入位置」が初期状態でないことに応じて、処理をステップ941に進める。
ステップ936において、上記ユーザ端末は、変数「開始挿入位置」が初期状態であることから、ステップ933で読み込んだステップIDの直前を開始挿入位置に決定する。
ステップ937において、上記ユーザ端末は、ステップ933で読み込んだステップIDが依存ステップでないことに応じて、変数「開始挿入位置」が初期状態であるかを判断する。上記ユーザ端末は、変数「開始挿入位置」が初期状態でないことに応じて、処理をステップ938に進める。一方、上記ユーザ端末は、変数「開始挿入位置」が初期状態であることに応じて、処理をステップ941に進める。
ステップ938において、上記ユーザ端末は、変数「開始挿入位置」が初期状態でないことに応じて、新規の遷移ステップを作成し、変数「開始挿入位置」から当該ステップIDの直前までのIDリストの情報を付与し、変数「開始挿入位置」に当該新規の遷移ステップを挿入する。すなわち、上記ユーザ端末は、新規の遷移ステップを開始挿入位置に入れる場合には、当該ステップ938までに通過したステップIDの情報を付加する。
ステップ939において、上記ユーザ端末は、新規の遷移ステップを作成し,当該ステップIDの情報を付与し、当該ステップIDの直前に当該新規の遷移ステップを挿入する。すなわち、上記ユーザ端末は、新規の遷移ステップを終了位置に挿入する場合には、ステップ933で読み込んだステップIDの情報を付加する。
ステップ940において、上記ユーザ端末は、変数「開始挿入位置」を初期化する。
ステップ941において、上記ユーザ端末は、図9Cのフローチャートに示す処理に従って出力されたステップIDリストのうち、未処理のステップIDがあるかを判断する。上記ユーザ端末は、未処理のステップIDがあることに応じて、処理をステップ933に戻す。一方、上記ユーザ端末は、未処理のステップIDがないことに応じて、処理を終了ステップ942に進める。
ステップ942において、上記ユーザ端末は、図9Bに示すステップ914の処理を終了する。
(電子装置がサーバである場合)
電子装置がサーバである場合のステップ931〜942の各処理は、電子装置がユーザ端末である場合のステップ931〜942の各処理と同じであり、従って、上記ステップ931〜942の各処理の主体(ユーザ端末)をサーバと読み替えられたい。
図9Eは、本発明の実施態様に従い、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する処理のうち、動画クリップを選択し、トラックを作成する処理の為のフローチャートの例を示す。
(電子装置がユーザ端末である場合)
ステップ951において、上記ユーザ端末は、図9Aに示すステップ904の処理、すなわち動画クリップを選択し、トラックを作成する処理を開始する。
ステップ952において、上記ユーザ端末は、トラックを作成する為に、暫定トラックを初期化する。上記ユーザ端末は例えば、暫定トラックを格納する為の記憶装置(例えば、バッファ)を初期化しうる。
ステップ953において、上記ユーザ端末は、ステップ903で作成したステップIDリスト中、未処理の先頭のステップIDを読み込み、当該読み込んだステップIDに関連付けられた動画クリップの情報を取得する。上記ユーザ端末は、例えば、ステップIDがメイン・ステップ又は補足ステップそれぞれの場合は、動画クリップ特定テーブルから、対応する動画クリップの情報を取り出し、当該取り出した動画クリップの情報を項目(ステップIDリストと、メイン・ステップ、補足ステップ又は遷移ステップの属性とがついているデータ)に付与する。当該動画クリップの情報が付与された結果、項目は、ステップID;メイン・ステップ、補足ステップ又は遷移ステップの属性;及び、動画クリップ情報の3つのデータ・セットを付与されている。
ステップ954において、上記ユーザ端末は、ステップ953で読み込んだステップIDと、ステップ953で取得した情報(動画クリップの情報)との組み合わせを、暫定トラックへ挿入する。
ステップ955において、上記ユーザ端末は、ステップ903で作成したステップIDリスト中、未処理のステップIDが存在するかどうかを判断する。上記ユーザ端末は、未処理のステップIDが存在することに応じて、処理をステップ953に戻す。一方、上記ユーザ端末は、未処理のステップIDが存在しないことに応じて、処理をステップ956に進める。
ステップ956において、上記ユーザ端末は、未処理のステップIDが存在しないことに応じて、暫定トラックをトラックとして出力する。
ステップ957において、上記ユーザ端末は、図9Aに示すステップ904の処理を終了する。
(電子装置がサーバである場合)
電子装置がサーバである場合のステップ951〜957の各処理は、電子装置がユーザ端末である場合のステップ951〜957の各処理と同じであり、従って、上記ステップ951〜957の各処理の主体(ユーザ端末)をサーバと読み替えられたい。
図9Fは、本発明の実施態様に従い、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する処理のうち、トラックから動画を作成する処理の為のフローチャートの例を示す。
(電子装置がユーザ端末である場合)
ステップ961において、上記ユーザ端末は、図9Aに示すステップ905の処理、すなわち、トラックから動画を作成する処理を開始する。
ステップ962において、上記ユーザ端末は、動画を作成する為に、暫定動画を初期化する。上記ユーザ端末は例えば、暫定動画を格納する為の記憶装置(例えば、バッファ)を初期化しうる。
ステップ963において、上記ユーザ端末は、ステップ904で作成したトラック中、未処理の先頭のステップIDに関連付けられた動画クリップ情報を読み込み、当該動画クリップ情報に対応する動画クリップを取得する。
ステップ964において、上記ユーザ端末は、各動画クリップに再生の為の属性情報を付与する。例えば、上記トラック中において、上記ステップ953のステップの説明において述べたように、ステップID毎に、「ユーザが選択した項目であるかどうか」を示すフラグのようなデータが付与されている。従って、上記ユーザ端末は、当該データに対応する動画クリップの属性情報(例えば、メイン・ステップなら「ユーザにより選択済み」など)として付与しうる。
ステップ965において、上記ユーザ端末は、動画クリップを暫定動画へ連結する。
ステップ966において、上記ユーザ端末は、ステップ904で作成したトラック中、未処理のステップIDが存在するかどうかを判断する。上記ユーザ端末は、未処理のステップIDが存在することに応じて、処理をステップ963に戻す。一方、上記ユーザ端末は、未処理のステップIDが存在しないことに応じて、処理をステップ967に進める。
ステップ967において、上記ユーザ端末は、未処理のステップIDが存在しないことに応じて、暫定動画を、再生する動画として例えば記憶装置(108,128)上に出力する。代替的には、上記ユーザ端末は、未処理のステップIDが存在しないことに応じて、暫定動画から動画を再生する為の情報を例えば記憶装置(108,128)上に出力しうる。
ステップ968において、上記ユーザ端末は、図9Aに示すステップ905の処理を終了する。
(電子装置がサーバである場合)
電子装置がサーバである場合のステップ961〜968の各処理は、電子装置がユーザ端末である場合のステップ961〜968の各処理と同じであり、従って、上記ステップ961〜968の各処理の主体(ユーザ端末)をサーバと読み替えられたい。
図10Aは、図9Cのフローチャートに示す処理に従って、ステップIDリストが連結されていく処理の態様を示す。
図10Aに示すステップIDリスト(1001)は、図2C〜図2Dにおいてユーザによって選択された各項目、すなわち、手順3−3〜手順6−6(311)と手順8−2〜手順9−3(312)とをつなげたものを示す。
電子装置は、当該ステップIDリスト(1001)を図9Cのフローチャートに示す処理に従って、図9Cのフローチャートに示す処理に従って作成された依存項目を解決し、ステップIDリストを作成する。ステップIDリスト(1011)〜ステップIDリスト(1029)は、当該作成の処理によって、大域変数がどのように変化していくかを示す。また、ステップ923、ステップ924、ステップ925、ステップ926、及びステップ927は、図9Cに示すステップ番号に対応する。
例えば、ステップIDリスト(1019)「10-1,…,10-10,2-1,…,2-10」からステップIDリスト(1020)「10-1,…,10-10,2-1,…,2-10」のように変化しているのは、再帰処理のトップ(すなわち、手順3−3を処理する流れ)から見た場合に、ステップIDリスト(1019)「10-1,…,10-10,2-1,…,2-10」が全体として新規に追加された項目(手順)になる為に、これら全ての項目に依存フラグを付与したことを意味する。なお、既に依存フラグが付与されている項目では、その付与された依存グラフはそのまま維持される。
図10Bは、図9Dのフローチャートに示す処理に従って、図10Aに示す依存解決済みのステップIDリスト(1029)に遷移ステップを挿入する処理の態様を示す。
図10Bに示すステップIDリスト(1031)は、図10Aに示すステップIDリスト(1029)と同じである。
ステップIDリスト(1031)〜ステップIDリスト(1042)は、図9Dのフローチャートに示す処理に従って、上記ステップIDリスト(1031)中に遷移ステップをどのように挿入していくかを示している。ステップIDリスト(1031)〜ステップIDリスト(1042)上の矢印「↓」は、図9Dのフローチャートに示すステップ933で読み込んだステップIDを示すカーソルである。電子装置は、当該矢印「↓」の位置及び、変数「開始挿入位置」の2つを組み合わせて、依存ステップの列の開始位置と終了位置とを決定し、ステップIDリスト(1031)中に遷移ステップ[T:10-x,2-x](1034)、遷移ステップ[T:3-x](1035)、遷移ステップ[T:7-x](1040)、そして遷移ステップ[T:9-x](1041)を順次挿入していく。
図11Aは、図1に従うハードウェア構成を好ましくは備えており、本発明の実施態様に従い、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する電子装置であって、当該電子装置がユーザ端末である場合の機能ブロック図の一例を示した図である。
ユーザ端末(1101)は、項目特定手段(1111)、動画作成手段(1112)、及び動画提供手段(1113)を備えている。
項目特定手段(1111)は、構造化文書(1121)中のユーザによって選択された少なくとも1つの項目を特定し、且つ、当該特定された項目と依存関係を有する少なくとも1つの依存項目を特定する。項目特定手段(1111)は例えば、依存項目特定テーブル(1124)を用いて、上記依存項目を特定しうる。
また、項目特定手段(1111)は、ユーザによって選択された開始箇所の項目(第1の項目)と、上記ユーザによって選択された終了箇所の項目(第2の項目)との組み合わせの少なくとも1つを特定し、当該第1の項目と当該第2の項目との間にある各項目(第3の項目)を特定する。
また、項目特定手段(1111)は、上記第1の項目、上記第2の項目又は上記第3の項目に依存する依存項目があるかを判定し、依存項目があることに応じて、当該依存項目を特定する。
動画作成手段(1112)は、項目特定手段(1111)が特定した項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップ(1122)及び項目特定手段(1111)が特定された依存項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップ(1122)に基づいて、動画(1123)を動的に作成する。
また、動画作成手段(1112)は、上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目を項目順(例えば、項目の番号順又は、項目に関連付けられた動画クリップを再生するのに適した順序に従う項目の番号順)に並べ替え、そして上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップ(1122)に基づいて、上記項目順に動画(1123)を動的に作成する。
また、動画作成手段(1112)は、上記第1の項目、上記第2の項目、上記第3の項目及び上記依存項目を項目順(例えば、項目の番号順又は、項目に関連付けられた動画クリップを再生するのに適した順序に従う項目の番号順)に並べ替え、そして上記第1の項目、上記第2の項目、上記第3の項目及び上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップ(1122)に基づいて、上記項目順に動画(1123)を動的に作成する。
また、動画作成手段(1112)は、上記第1の項目、上記第2の項目、又は上記第3の項目に関連付けられた動画クリップ(1122)と、当該第1の項目、当該第2の項目、又は当該第3の項目に直隣接する依存項目(すなわち、当該項目の前又は後に隣接する依存項目である)に関連付けられた動画クリップ(1122)との間に、ユーザに次に提示される動画クリップ(1122)を説明する為の補足動画クリップ(1122)を挿入する。
また、動画作成手段(1112)は、上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップ(1122)それぞれを第1の属性で再生する第1のフラグを、上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップ(1122)の再生情報に付し、そして上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップ(1122)それぞれを上記第1の属性と異なる第2の属性で再生する第2のフラグを、上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップ(1122)の再生情報に付す。当該第1の属性及び当該第2の属性はそれぞれ例えば、動画クリップ(1122)の再生時間、動画クリップ(1122)の再生速度、動画クリップ(1122)の再生の有無、又は、動画クリップ(1122)の再生ウィンドウの大きさである。
また、動画作成手段(1112)は、上記特定された項目及び/又は上記依存項目に関連付けられた操作スクリプトがあるかを判定し、操作スクリプトがあることに応じて、当該操作スクリプトが関連付けられている上記項目に関連付けられた動画クリップ(1122)として、上記スクリプトが実行された場合の仮想実行画面を用いて、上記動画(1123)を動的に作成する。
また、動画作成手段(1112)は、動画クリップ特定テーブル(1175)を用いて、項目特定手段(1111)が特定した項目及び依存項目に関連付けられた動画クリップ(1122)を選択する。
動画提供手段(1113)は、動画作成手段(1112)が作成した動画(1123)を再生したり、又は、当該動画を再生する為の情報(例えば、当該動画データを格納している格納場所を示す情報、例えばURL若しくはURI、又は、ファイル名)に従い動画クリップ(1122)をダウンロードして動画を再生したりする。
図11Bは、図1に従うハードウェア構成を好ましくは備えており、本発明の実施態様に従い、構造化文書に基づいて動画を動的に作成する電子装置であって、当該電子装置がユーザ端末に接続されたサーバである場合の機能ブロック図の一例を示した図である。
サーバ(1131)は、ユーザ端末(1161)と例えばネットワーク(例えば、インターネット又はイントラネット)を介して接続されている。
サーバ(1131)は、項目特定手段(1141)、動画作成手段(1142)、及び動画提供手段(1143)を備えている。
ユーザ端末(1161)は、項目選択手段(1171)、項目送信手段(1172)、動画又は動画情報受信手段(1173)、及び動画再生手段(1174)を備えている。
ユーザ端末(1161)の項目選択手段(1171)は、構造化文書(1181)中のユーザによって選択された少なくとも1つの項目をユーザが選択することを可能にする。
ユーザ端末(1161)の項目送信手段(1172)は、ユーザによって選択された項目をサーバ(1131)に送信する。
サーバ(1131)の項目特定手段(1141)は、ユーザ端末(1161)の項目送信手段(1172)から送信されたユーザによって選択された項目を受信して、構造化文書(1151;構造化文書(1181)と同じであり、コピーである)中のユーザによって選択された項目を特定する。
また、上記項目特定手段(1141)は、上記特定された項目と依存関係を有する少なくとも1つの依存項目を特定する。上記項目特定手段(1141)は例えば、依存項目特定テーブル(1154)を用いて、上記依存項目を特定しうる。
また、上記項目特定手段(1141)は、ユーザによって選択された開始箇所の項目(第1の項目)と、上記ユーザによって選択された終了箇所の項目(第2の項目)との組み合わせの少なくとも1つを特定し、当該第1の項目と当該第2の項目との間にある各項目(第3の項目)を特定する。
また、上記項目特定手段(1141)は、上記第1の項目、上記第2の項目又は上記第3の項目に依存する依存項目があるかを判定し、依存項目があることに応じて、当該依存項目を特定する。
サーバ(1131)の動画作成手段(1142)は、上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目を項目順(例えば、項目の番号順又は、項目に関連付けられた動画クリップを再生するのに適した順序に従う項目の番号順)に並べ替え、そして上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップ(1152)に基づいて、上記項目順に動画(1153)を動的に作成する。
また、上記動画作成手段(1142)は、上記第1の項目、上記第2の項目、上記第3の項目及び上記依存項目を項目順(例えば、項目の番号順又は、項目に関連付けられた動画クリップを再生するのに適した順序に従う項目の番号順)に並べ替え、そして上記第1の項目、上記第2の項目、上記第3の項目及び上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップ(1152)に基づいて、上記項目順に動画(1153)を動的に作成する。
また、上記動画作成手段(1142)は、上記第1の項目、上記第2の項目、又は上記第3の項目に関連付けられた動画クリップ(1152)と、当該第1の項目、当該第2の項目、又は当該第3の項目に直隣接する依存項目(すなわち、当該項目の前又は後に隣接する依存項目である)に関連付けられた動画クリップ(1152)との間に、ユーザに次に提示される動画クリップ(1152)を説明する為の補足動画クリップ(1152)を挿入する。
また、上記動画作成手段(1142)は、上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップ(1152)それぞれを第1の属性で再生する第1のフラグを、上記第1の項目、上記第2の項目及び上記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップ(1152)の再生情報に付し、そして上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップ(1152)それぞれを上記第1の属性と異なる第2の属性で再生する第2のフラグを、上記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップ(1152)の再生情報に付す。当該第1の属性及び当該第2の属性はそれぞれ例えば、動画クリップ(1152)の再生時間、動画クリップ(1152)の再生速度、動画クリップ(1152)の再生の有無、又は、動画クリップ(1152)の再生ウィンドウの大きさである。
また、上記動画作成手段(1142)は、上記特定された項目及び/又は上記依存項目に関連付けられた操作スクリプトがあるかを判定し、当該操作スクリプトがあることに応じて、当該操作スクリプトが関連付けられている上記項目に関連付けられた動画クリップ(1152)として、上記スクリプトが実行された場合の仮想実行画面を用いて、上記動画(1153)を動的に作成する。
また、上記動画作成手段(1142)は、動画クリップ特定テーブル(1155)を用いて、上記項目特定手段(1141)が特定した項目及び依存項目に関連付けられた動画クリップ(1122)を選択する。
サーバ(1131)の動画提供手段(1143)は、上記動画作成手段(1142)が作成した動画(1153)又は当該動画(1153)を再生する為の情報(例えば、当該動画データを格納している格納場所を示す情報、例えばURL若しくはURI、又は、ファイル名)を、ユーザ端末(1161)に送信する。
ユーザ端末(1161)の動画又は動画情報受信手段(1173)は、サーバ(1131)の動画提供手段(1143)から送信された動画(1153)又は動画を再生する為の情報を受信する。
ユーザ端末(1161)の動画再生手段(1174)は、サーバ(1131)の動画提供手段(1143)から送信された動画(1153)を受信しながら当該動画(1153)を再生し、又は、サーバ(1131)の動画提供手段(1143)から送信された動画(1153)を記憶装置(108,128)中に一旦格納してから、当該記憶装置(108,128)中に格納した動画(1183)を再生する。
また、上記動画再生手段(1174)は、サーバ(1131)の動画提供手段(1143)から送信された動画を再生する為の情報を受信し、当該情報に従って動画クリップ(1152)をダウンロードして(1182)、動画を再生し、又は、サーバ(1131)の動画提供手段(1143)から送信された動画を再生する為の情報を受信し、当該情報に従って、記憶装置(108,128)中に格納された動画クリップ(1182;動画クリップ(1153)と同じであり、コピーでありうる)を読み出して、動画を再生する。

Claims (20)

  1. 構造化文書に基づいて動画を動的に作成する方法であって、前記構造化文書中の項目に動画クリップが関連付けられており、前記方法は、電子装置が、
    前記構造化文書中のユーザによって選択された少なくとも1つの項目を特定するステップであって、前記少なくとも1つの項目が、前記構造化文書においてユーザが指定した開始箇所及び終了箇所の各項目である、前記特定するステップと、
    前記特定された項目と依存関係を有する少なくとも1つの依存項目を特定するステップと、
    前記特定された項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップ及び前記特定された依存項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップに基づいて、前記動画を動的に作成するステップと、
    前記動画を前記ユーザに提供するステップと
    を実行することを含み、
    前記選択された項目を特定するステップが、
    前記選択された開始箇所の項目(以下、「第1の項目」という)と、前記選択された終了箇所の項目(以下、「第2の項目」という)との組み合わせの少なくとも1つを特定するステップと、
    前記第1の項目と前記第2の項目との間にある各項目(以下、「第3の項目」という)を特定するステップと
    を含み、
    前記動画を動的に作成するステップが、
    前記第1の項目、前記第2の項目、前記第3の項目及び前記依存項目を項目順に並べ替えるステップと、
    前記第1の項目、前記第2の項目、前記第3の項目及び前記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップに基づいて、前記項目順に動画を動的に作成するステップと
    を含み、
    前記動画を動的に作成するステップが、
    前記第1の項目、前記第2の項目及び前記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップそれぞれを第1の属性で再生する第1のフラグを、前記第1の項目、前記第2の項目及び前記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップの再生情報に付すステップと、
    前記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップそれぞれを前記第1の属性と異なる第2の属性で再生する第2のフラグを、前記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップの再生情報に付すステップと
    をさらに含む、
    前記方法。
  2. 前記選択された項目を特定するステップが、
    前記第1の項目、前記第2の項目又は前記第3の項目に依存する依存項目があるかを判定するステップと、
    前記依存項目があることに応じて、当該依存項目を特定するステップと
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  3. 前記動画を動的に作成するステップが、
    前記第1の項目、前記第2の項目、又は前記第3の項目に関連付けられた動画クリップと、当該第1の項目、当該第2の項目、又は当該第3の項目に直隣接する依存項目に関連付けられた動画クリップとの間に、ユーザに次に提示される動画クリップを説明する為の補足動画クリップを挿入するステップ
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  4. 前記第1の属性及び前記第2の属性がそれぞれ、動画クリップの再生時間、動画クリップの再生速度、動画クリップの再生の有無、又は、動画クリップの再生ウィンドウの大きさである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記動画を動的に作成するステップが、
    前記特定された項目及び/又は前記依存項目に関連付けられた操作スクリプトがあるかを判定するステップと、
    前記操作スクリプトがあることに応じて、当該操作スクリプトが関連付けられている前記項目に関連付けられた動画クリップとして、前記スクリプトが実行された場合の仮想実行画面を用いて、前記動画を動的に作成するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記構造化文書が木構造であり、前記項目それぞれが前記木構造中の各ノードに対応する、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記電子装置が、ユーザ端末から、前記ユーザによって選択された項目を受信可能なサーバである、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記ユーザに提供するステップが、
    前記動画又は前記動画を再生する為の情報を、前記サーバから前記ユーザ端末に送信するステップ
    を含む、
    請求項に記載の方法。
  9. 前記項目を特定するステップが、
    ユーザによって選択された項目を受信するステップ
    を含む、請求項又はに記載の方法。
  10. 前記電子装置が、前記構造化文書を備えているユーザ端末である、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記ユーザに提供するステップが、
    前記提供された動画を再生するステッ
    を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ユーザに提供するステップが、
    前記情報に従い動画を再生するステップ
    を含む、請求項8に記載の方法。
  13. 構造化文書に基づいて動画を動的に作成するための電子システムであって、前記構造化文書中の項目に動画クリップが関連付けられており、
    前記電子システムが、
    ユーザ端末と
    前記ユーザ端末に接続されたサーバと
    を備えており、
    前記ユーザ端末が、
    前記構造化文書中の少なくとも1つの項目がユーザによって選択されることに応じて、当該選択された項目をサーバに送信すること
    を実行し、ここで前記少なくとも1つの項目が、前記構造化文書においてユーザが指定した開始箇所及び終了箇所の各項目であり、
    前記サーバが、
    前記ユーザ端末から送信された前記項目を受信して、前記構造化文書中の前記ユーザによって選択された前記項目を特定すること、
    前記特定された項目と依存関係を有する少なくとも1つの依存項目を特定すること、
    前記特定された項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップ及び前記特定された依存項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップに基づいて、前記動画を動的に作成すること、
    前記動画を前記ユーザ端末に送信すること、
    を実行し、
    前記選択された項目を特定することが、
    前記選択された開始箇所の項目(以下、「第1の項目」という)と、前記選択された終了箇所の項目(以下、「第2の項目」という)との組み合わせの少なくとも1つを特定することと、
    前記第1の項目と前記第2の項目との間にある各項目(以下、「第3の項目」という)を特定することと
    を含み、
    前記動画を動的に作成することが、
    前記第1の項目、前記第2の項目、前記第3の項目及び前記依存項目を項目順に並べ替えることと、
    前記第1の項目、前記第2の項目、前記第3の項目及び前記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップに基づいて、前記項目順に動画を動的に作成することと
    を含み、
    前記動画を動的に作成することが、
    前記第1の項目、前記第2の項目及び前記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップそれぞれを第1の属性で再生する第1のフラグを、前記第1の項目、前記第2の項目及び前記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップの再生情報に付すことと、
    前記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップそれぞれを前記第1の属性と異なる第2の属性で再生する第2のフラグを、前記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップの再生情報に付すことと
    をさらに含む、
    前記電子システム。
  14. 前記選択された項目を特定することが、
    前記第1の項目、前記第2の項目又は前記第3の項目に依存する依存項目があるかを判定することと、
    前記依存項目があることに応じて、当該依存項目を特定することと
    をさらに含む、請求項13に記載の電子システム。
  15. 前記動画を動的に作成することが、
    前記第1の項目、前記第2の項目、又は前記第3の項目に関連付けられた動画クリップと、当該第1の項目、当該第2の項目、又は当該第3の項目に直隣接する依存項目に関連付けられた動画クリップとの間に、ユーザに次に提示される動画クリップを説明する為の補足動画クリップを挿入すること
    をさらに含む、請求項13に記載の電子システム。
  16. 前記動画を動的に作成することが、
    前記特定された項目及び/又は前記依存項目に関連付けられた操作スクリプトがあるかを判定することと、
    前記操作スクリプトがあることに応じて、当該操作スクリプトが関連付けられている前記項目に関連付けられた動画クリップとして、前記スクリプトが実行された場合の仮想実行画面を用いて、前記動画を動的に作成することと
    をさらに含む、請求項13に記載の電子システム。
  17. 構造化文書に基づいて動画を動的に作成するための電子装置用プログラムであって、前記電子装置に、
    前記構造化文書中のユーザによって選択された少なくとも1つの項目を特定するステップであって、前記少なくとも1つの項目が、前記構造化文書においてユーザが指定した開始箇所及び終了箇所の各項目である、前記特定するステップと、
    前記特定された項目と依存関係を有する少なくとも1つの依存項目を特定するステップと、
    前記特定された項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップ及び前記特定された依存項目それぞれに関連付けられた少なくとも1つの動画クリップに基づいて、前記動画を動的に作成するステップと、
    前記動画を前記ユーザに提供するステップと
    を実行させ
    前記選択された項目を特定するステップが、
    前記選択された開始箇所の項目(以下、「第1の項目」という)と、前記選択された終了箇所の項目(以下、「第2の項目」という)との組み合わせの少なくとも1つを特定するステップと、
    前記第1の項目と前記第2の項目との間にある各項目(以下、「第3の項目」という)を特定するステップと
    を含み、
    前記動画を動的に作成するステップが、
    前記第1の項目、前記第2の項目、前記第3の項目及び前記依存項目を項目順に並べ替えるステップと、
    前記第1の項目、前記第2の項目、前記第3の項目及び前記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップに基づいて、前記項目順に動画を動的に作成するステップと
    を含み、
    前記動画を動的に作成するステップが、
    前記第1の項目、前記第2の項目及び前記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップそれぞれを第1の属性で再生する第1のフラグを、前記第1の項目、前記第2の項目及び前記第3の項目それぞれに関連付けられた動画クリップの再生情報に付すステップと、
    前記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップそれぞれを前記第1の属性と異なる第2の属性で再生する第2のフラグを、前記依存項目それぞれに関連付けられた動画クリップの再生情報に付すステップと
    をさらに含む、
    前記電子装置用プログラム。
  18. 前記選択された項目を特定するステップが、
    前記第1の項目、前記第2の項目又は前記第3の項目に依存する依存項目があるかを判定するステップと、
    前記依存項目があることに応じて、当該依存項目を特定するステップと
    をさらに含む、請求項17に記載の電子装置用プログラム。
  19. 前記動画を動的に作成するステップが、
    前記第1の項目、前記第2の項目、又は前記第3の項目に関連付けられた動画クリップと、当該第1の項目、当該第2の項目、又は当該第3の項目に直隣接する依存項目に関連付けられた動画クリップとの間に、ユーザに次に提示される動画クリップを説明する為の補足動画クリップを挿入するステップ
    をさらに含む、請求項17に記載の電子装置用プログラム。
  20. 前記動画を動的に作成するステップが、
    前記特定された項目及び/又は前記依存項目に関連付けられた操作スクリプトがあるかを判定するステップと、
    前記操作スクリプトがあることに応じて、当該操作スクリプトが関連付けられている前記項目に関連付けられた動画クリップとして、前記スクリプトが実行された場合の仮想実行画面を用いて、前記動画を動的に作成するステップと
    をさらに含む、請求項17に記載の電子装置用プログラム。
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