JP4356762B2 - 情報提示装置及び情報提示方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

情報提示装置及び情報提示方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

本発明は、所定の格納手段に格納されているファイルに関する情報を管理し、ユーザに提示する情報提示装置及び情報提示方法、並びにコンピュータ・プログラムに係り、特に、デジタルカメラで撮影された静止画像や動画などのコンテンツ・ファイルに関する情報を管理し、ユーザに提示する情報提示装置及び情報提示方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
さらに詳しくは、本発明は、デジタルカメラで撮影された静止画像や動画などのコンテンツ・ファイルを撮影日などのファイル更新日時に応じてユーザに提示する情報提示装置及び情報提示方法、並びにコンピュータ・プログラムに係り、特に、コンテンツ・ファイルが作成された年、月、日及び時刻に基づいて代表画像をカレンダー上でユーザに提示する情報提示装置及び情報提示方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラといったデジタル画像の記録装置の普及により、ユーザが自身でコンテンツ・ファイル(静止画ファイル、動画ファイル、音声ファイルなど)を作成する機会が増している。
撮影画像の多くはパーソナル・コンピュータ(PC)などのホスト装置に転送され、コンテンツ・ファイルが一元的に保存・管理されるのが一般的である。このような場合、ユーザがすべてのコンテンツ・ファイルを把握しておくことは困難であり、未整理のまま蓄積されてしまうことが多い。すなわち、厖大量なコンテンツを取り扱うことができるコンピューティング環境は、一見して便利なようにも思えるが、コンテンツをどのように管理すればよいかが問題となる。また、後日になって、撮影を行なったユーザを所望の画像ファイルへと容易に導くことができる手法が望まれている。
所望のコンテンツへ辿り付くための手がかり若しくは視覚的な道標をユーザに提供する手法として、5W1Hに従って各コンテンツを配置するための画面フォーマットが知られている。人が文脈解析などを行なうときには5W1Hを手がかりとすることから、5W1Hに基づく画面フォーマット上にコンテンツをマッピングすると、ユーザが所望のコンテンツを発見し易くすることが期待される。
5W1Hに基づく画面フォーマットとして、1月の日々を七曜によって配列した表形式、すなわち、カレンダーの形式でコンテンツを分類・整理して提示するビューイング・スタイルが知られている。例えば、コンテンツ・ファイルの作成時間などファイルが作成された年、月、日及び時刻に基づいて代表画像をカレンダー上に表示することによってコンテンツ・ファイルを整理し、撮影した画像ファイルを撮影日や撮影時刻毎に一覧表示する情報処理装置について提案がなされている(例えば、特許文献1を参照のこと)。
カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示画面では、カレンダー表示された背景に対して、それぞれの撮影日時に対応する位置に動画の代表画像のサムネイルや静止画のサムネイルが表示され、時系列的にシームレスな情報提示を行なうことができる。また、このようなGUI(Graphical User Interface)画面上におけるサムネイル画像表示領域を選択(すなわちクリック)するユーザ操作は、該当するコンテンツ・ファイルを指定することに相当し、(サムネイルではなく)フルサイズの画像の再生処理が起動する。例えば、動画のサムネイルが選択されたときにはその先頭から再生出力が開始される。
ここで、画面サイズの制約などから、画像一覧表示画面において多くの画像ファイルを同時に提示するにはサムネイルを用いることが相当である。静止画の場合、サムネイル化により情報量が縮退するものの、被写体や背景などを十分に把握することは可能である。
他方、動画の場合、例えば先頭フレームのサムネイル1枚によってコンテンツ全体を代表させると、その動画がどのようなものであるかを、一目で認識することは極めて困難である。また、短い動画も長い動画も同じように1枚のサムネイルでしか提示されないので、動画の記録時間と撮影時刻(カレンダー表示)の関係を直感的に認識することは困難である。
このような場合、ユーザは、カレンダー・ビュー上に配置された動画ファイルの中身を確認するには、各動画を逐次再生するより他なく、手間がかかる。動画の中身を確認するには、基本的には動画の記録時間だけかかる。
また、一般的な動画再生ツールでは、ノブの位置によって現在の再生時刻を表示するスクロールバー上でノブを移動操作することによって動画内をシークすることができる。しかしながら、全体にわたる内容は把握していないものの見たいシーンがあることが判っている場合に、ユーザは、何処までシークすれば目的とする位置を再生することができるのか、直感的には認識できない。すなわち、シークには動画の先頭から目的位置までの記録時間だけシーク時間を要する。
特開2005−33711号公報(図31)
本発明の目的は、デジタルカメラで撮影された静止画像や動画などのコンテンツ・ファイルに関する情報を管理し、ユーザに好適に提示することができる、優れた情報提示装置及び情報提示方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、デジタルカメラで撮影された静止画像や動画などのコンテンツ・ファイルを撮影日などのファイル作成時間に応じてユーザに好適に提示することができる、優れた情報提示装置及び情報提示方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、コンテンツ・ファイルが作成された年、月、日及び時刻に基づいて代表画像をカレンダー上でユーザに好適に提示することができる、優れた情報提示装置及び情報提示方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、カレンダー・ビュー形式のコンテンツ一覧表示スタイルにおいて、動画の中身もユーザが直感的に認識できるように提示することができる、優れた情報提示装置及び情報提示方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面は、所定の記憶装置に格納されている各動画に関する情報を、カレンダー・ビュー形式の背景画面上のファイル作成時間に該当する位置においてユーザに提示する情報提示装置であって、
所定の抽出方法に従って、動画内から代表画像となる複数のフレームを抽出するフレーム抽出手段と、
該抽出された各代表画像のサムネイルを生成し、各サムネイルを動画内の再生位置と関連付け、サムネイルの時系列からなる動画内サムネイル集合として、動画像の作成時間とともに管理する動画内サムネイル管理手段と、
年、月、及び日の境界を跨って連続しているカレンダー・ビュー形式の背景画面上において、前記記憶装置に格納されている各動画に関する情報をその作成時間に該当する位置にて描画する描画手段を備え、
前記描画手段は、前記記憶装置に格納されている動画に関する情報を前記のカレンダー・ビュー形式の背景画面上で提示する際に、当該動画に関する動画内サムネイル集合に含まれる各サムネイルを時系列上に展開して表示する、
を具備することを特徴とする情報提示装置である。
デジタルカメラにより撮影した動画や静止画像といったコンテンツ・ファイルに対してユーザがアクセスする利便性を考慮したインターフェース手法として、カレンダー・ビュー形式のコンテンツ一覧表示スタイルが知られている。すなわち、カレンダー・ビュー形式の背景からなる画像一覧表示画面上で、それぞれの撮影日時に対応する位置に動画の代表画像のサムネイルや静止画のサムネイルが表示され、時系列的にシームレスな情報提示を行なうことができる。また、サムネイル画像表示領域をユーザが選択すると、該当するコンテンツ・ファイルの再生処理が起動する。
情報提示装置は、カレンダー・ビューの時間軸レンジを年単位、月単位、又は日(若しくは時間)単位のいずれかに設定することができ、設定した時間軸レンジの単位に応じて、背景としてのカレンダー表示を年画面表示、月表示画面、及び日表示画面に切り替えて、コンテンツ・ファイルを象徴するサムネイルを作成日に相当する位置で提示することができる。
ここで、カレンダー・ビュー形式の画像一覧画面において動画に関する情報をユーザに提示する際に、その先頭フレームのサムネイル1枚を代表画像に用いただけでは、動画がどのようなものであるかを一目で認識することは極めて困難である。また、短い動画も長い動画も同じように1枚のサムネイルでしか提示されないので、動画の記録時間と撮影時刻(カレンダー表示)の関係を直感的に認識することは困難である。また、先頭フレームのサムネイル1枚を見ただけでは、ユーザは動画内の所望のシーンをシークする手掛かりを得ることはできず、動画ファイルの中身を確認し、あるいはシークするには記録時間だけシーク時間を要する。
これに対し、本発明に係る情報提示装置は、所定の抽出方法に従って動画内から代表画像となる複数のフレームを抽出すると、該抽出された各代表画像のサムネイルを生成し、各サムネイルを動画内の再生位置と関連付け、動画内サムネイル集合として時系列に管理するように構成されている。
具体的には、本発明に係る情報提示装置は、ユーザからの操作を受け付ける操作受付手段を備えており、サムネイル表示形式の切り替えに関するトグル操作を行なうことができる。前記描画手段は、前記記憶装置に格納されている動画に関する情報を前記のカレンダー・ビュー形式の背景画面上で提示する際に、ユーザによる前記操作受付手段を介したトグル操作に応じて、動画に関する単一のサムネイル表示から当該動画に関する動画内サムネイル集合に含まれる各サムネイルを時系列上に展開して表示し、又は逆に動画内サムネイルに展開された表示を元の1つのサムネイルに縮退するようになっている。したがって、動画内サムネイル集合に含まれる各サムネイルを時系列上に展開して表示することによって、ユーザは動画の中身を確認することが容易になる。
ここで、本発明に係る情報提示装置は、動画から代表画像となるフレームを抽出する方法を指定するフレーム抽出方法指定手段をさらに備えていてもよい。具体的には、動画から一定の時間間隔毎に代表画像となるフレームを抽出する方法、又は動画からハイライト・シーンとなるフレームを抽出する方法のうち少なくともいずれかを指定することができる。そして、前記フレーム抽出手段は、該指定された抽出方法に従って、動画内から代表画像となる複数のフレームを抽出する。
また、本発明に係る情報提示装置は、ユーザが前記操作受付手段を介して表示中のいずれかのサムネイルを選択したことに応じて、該サムネイルに対応する再生位置から動画の再生処理を起動する動画再生手段をさらに備えている。したがって、表示中のサムネイルがユーザによって選択されたことに応じて、該サムネイルに対応する再生位置から動画の再生処理を起動することにより、シーク時の操作性が向上する。
前記描画手段は、動画内サムネイル集合に含まれる各サムネイルを時系列上に展開して表示する際、具体的には、動画内サムネイル集合に含まれる各サムネイルを時系列に配列したフィルム・ロールの形式で動画内サムネイルの一覧を展開する。かかる動画展開時において、例えば動画の先頭フレームのサムネイルの画面から、左右・上下にフィルム・ロールが伸びていくように、フィルム・ロールが展開されていることが直感的・視覚的に分るようにアニメーション表示するようにしてもよい。
また、本発明の第2の側面は、所定の記憶装置に格納されている各動画に関する情報を、カレンダー・ビュー形式の背景画面上のファイル作成時間に該当する位置においてユーザに提示するための処理をコンピュータ上で実行するようにコンピュータ可読形式で気所津されたコンピュータ・プログラムであって、前記コンピュータに対し、
所定の抽出方法に従って、動画内から代表画像となる複数のフレームを抽出するフレーム抽出手順と、
該抽出された各代表画像のサムネイルを生成し、各サムネイルを動画内の再生位置と関連付け、サムネイルの時系列からなる動画内サムネイル集合として、動画像の作成時間とともに管理する動画内サムネイル管理手順と、
年、月、及び日の境界を跨って連続しているカレンダー・ビュー形式の背景画面上において、前記記憶装置に格納されている各動画に関する情報をその作成時間に該当する位置にて描画する描画手順を実行させ、
前記描画手順では、前記記憶装置に格納されている動画に関する情報を前記のカレンダー・ビュー形式の背景画面上で提示する際に、当該動画に関する動画内サムネイル集合に含まれる各サムネイルを時系列上に展開して表示する、
ことを特徴とするコンピュータ・プログラムである。
本発明の第2の側面に係るコンピュータ・プログラムは、コンピュータ上で所定の処理を実現するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムを定義したものである。換言すれば、本発明の第2の側面に係るコンピュータ・プログラムをコンピュータにインストールすることによって、コンピュータ上では協働的作用が発揮され、本発明の第1の側面に係る情報提示装置と同様の作用効果を得ることができる。
本発明によれば、コンテンツ・ファイルが作成された年、月、日及び時刻に基づいて代表画像をカレンダー上でユーザに好適に提示することができる、優れた情報提示装置及び情報提示方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することができる。
本発明に係る情報提示装置によれば、カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示画面上で、動画内部のサムネイルを展開して表示することにより、動画コンテンツの閲覧性が飛躍的に向上する。したがって、ユーザは、動画の記録時間や動画の中身を、再生することなしに直感的に認識できるようになる。
また、本発明に係る情報提示装置によれば、動画再生する際には、展開された動画内サムネイルのうち任意のものを選択することで、所望の位置から再生を開始することができるとともに、動画再生中に所望の位置にシークするためのユーザ操作が容易になる。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
図1には、本発明の一実施形態に係る情報提示装置の構成例を示している。この情報提示装置は、コンテンツ・ファイル記憶部110と、サムネイル・データ管理部120と、カレンダー情報記憶部130と、取得部140と、描画部150と、表示部160と、操作受付部170と、制御部180と、表示状態保持部190を備えている。以下、各部について説明する。
コンテンツ・ファイル記憶部110は、静止画ファイル、動画ファイル、音声ファイルなどのさまざまなメディア種別の複数のコンテンツ・ファイルを格納する。コンテンツ・ファイル記憶部110内では、各コンテンツ・ファイルについて、ファイル作成時間などの属性情報をメタデータとして保持している。ここで言う「作成時間」とは、そのコンテンツ・ファイルが作成された年、月、日及び時刻のすべて若しくはその一部を意味する。
サムネイル・データ管理部120は、コンテンツ・ファイル記憶部110に記憶されたコンテンツ・ファイルのサムネイル・データを作成して、代表画像として記憶する。サムネイル・データ管理部120は、サムネイル・データを記憶する際、コンテンツ・ファイルの作成時間と関連付けて記憶することが望ましい。これにより、作成時間を索引キーとして速やかにサムネイル・データを読み出すことができる。
サムネイル・データ管理部120は、静止画ファイルについては、その縮小画像をサムネイル・データとして利用することができる。また、音声ファイルについてはある時刻における視覚エフェクト画像などを利用することができる。
また、サムネイル・データ管理部120は、動画ファイルについては、ある時刻におけるフレームの縮小画像を利用することができる。従来、動画の先頭フレームのサムネイル・データのみを利用することが多かったが、本実施形態では、動画内部から複数箇所の代表画像フレームを取り出し、該抽出された各代表画像のサムネイルを生成し、各サムネイルを動画内の再生位置と関連付けて、動画内サムネイル集合として時系列に管理する。このような動画内サムネイル集合に含まれる各サムネイルを、例えばカレンダー表示の画像一覧表示画面上において時系列的に展開すると、ユーザは動画の中身を確認することが容易になり、また、表示中のサムネイルがユーザによって選択されたことに応じて、該サムネイルに対応する再生位置から動画の再生処理を起動することにより、シーク時の操作性が向上する。すなわち、ユーザにとって管理が容易なユーザ・インターフェースを提供することができる。
なお、動画内部から代表画像フレームを取り出す方法として、例えば、(ユーザが指定した)所定の時間間隔でフレームを取り出す方法や、(重要な)被写体の顔が映っていることや映像に同期する音声データなど所定の評価関数に基づいて認識されるハイライト・シーンや、シーンの切り替わり位置などを挙げることができる。ユーザは、操作受付部170を通じて動画内部から代表画像フレームを取り出す方法を指定することができる。また、動画からハイライト画像を抽出する方法に関しては、例えば本出願人に既に譲渡されている特願2006−60592号明細書や2006−115242号明細書に記載されている。
カレンダー情報記憶部130は、カレンダーを作成するために必要な情報(カレンダー情報)を記憶する。例えば、日付と曜日との対応関係、祝日や閏年に関する情報などがカレンダー情報に該当する。
取得部140は、コンテンツ・ファイル記憶部110、サムネイル・データ管理部120、及びカレンダー情報記憶部130にアクセスして、その内容を取得する。
描画部150は、カレンダー情報記憶部130に記憶されたカレンダー情報に基づいてカレンダー・ビュー形式の背景を描画するとともに、そのカレンダー・ビュー上の該当位置に対してサムネイル・データ記憶部120に記憶されたサムネイル・データの描画処理を行なう。また、描画部150は、サムネイル・データを介してコンテンツ・ファイルの再生が要求された場合には、そのコンテンツ・ファイルの再生表示を描画する。
本実施形態では、描画部150は、動画ファイルに関しては、該当する動画内サムネイル集合に含まれる各サムネイルを、例えばカレンダー・ビュー形式の画像一覧表示画面上に表示する際に、ユーザからの指定操作などに応じて、該当する動画内サムネイル集合を取得部140経由で取得し、カレンダー内の該当する日時位置において各サムネイルを時系列的に展開する。但し、動画内サムネイル集合の提示方法や、動画内サムネイル集合を利用した所望シーンのシーク方法など、インターフェース手法の詳細については、後述に譲る。
表示部160は、描画部150によって描画された内容を表示出力するデバイスである。表示部160は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイにより構成される。
操作受付部170は、ユーザからの操作入力を受け付けるデバイスであり、例えばマウスやタッチパネルなどのポインティング・デバイスや、表示部160と一体化されたタッチパネルとして操作受付部170を構成することができる。
ユーザは、操作受付部170を介して、カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示画面に対する操作を行なうことができる。ここで言うユーザ操作には、動画内部から代表画像フレームを取り出す方法を指定する代表画像フレーム抽出方法の指定操作、表示中の動画のサムネイルを当該動画から抽出された複数の時系列上のサムネイル(動画内サムネイル)に展開して表示する動画展開ON指示や、逆に動画内サムネイルに展開された表示を元の1つのサムネイルに縮退する動画展開OFF指示などのサムネイル表示形式の切替に関するトグル操作、あるいは時系列上のサムネイル表示のうち1つを選択して該当する再生位置からの動画の再生処理を起動する指示のための再生指示操作などが含まれる。
制御部180は、操作受付部170によって受け付けられた操作入力に従って、取得部140及び描画部150の動作を制御する。すなわち、描画に必要なカレンダー情報やサムネイル・データを取得部140に取得させ、これらに基づいてカレンダー・ビュー形式からなる画像一覧表示画面の該当位置に対してサムネイル・データを描画部150に描画させる。また、コンテンツ・ファイルの再生が要求された場合には、そのコンテンツ・ファイルの再生表示を描画部150に描画させる。
表示状態保持部190は、現在、カレンダーの表示対象となっている時間軸レンジ及び位置を表示状態として保持する。時間軸レンジとしては、年単位、月単位又は日単位のいずれかを単位とすることができる。位置は、年、月、日及び時刻により表すことができる。この表示状態保持部190に現在の表示状態を保持しておくことにより、時間軸レンジの変更が操作受付部170を介してユーザから指示された際には、変更後の時間軸レンジ及び現在の位置を把握することができ、現在の位置を維持したまま時間軸レンジを切り替えることができる。
図1に示した情報提示装置は、実際には、パーソナル・コンピュータ(PC)のような一般的な計算機システム上で、所定のフォルダ構造にてファイル管理を行なうとともに、カレンダー・ビュー形式によるコンテンツ・ファイルの提示を行なうアプリケーションを実行するという形態で具現化される。また、情報提示装置は、例えば自らはUSB(Universal Serial Bus)ホストとして動作し、USBスレーブとして接続されるデジタルカメラなどのコンテンツ記録装置(図示しない)から、静止画、動画、音声などのコンテンツ・ファイルを取得することができる。
図2には、カレンダー・ビュー形式でコンテンツ・ファイルの提示画面の構成例を示している。
図2Aは、時間軸レンジとして年単位が選択された場合のコンテンツ・ファイルの提示画面の構成例である。背景となる年単位のカレンダー511は年を跨って連続している。したがって、年表示画面510はカレンダー511の一部を表示することになる。図示のカレンダー511の各月には、コンテンツ・ファイルの作成月に対応する位置にサムネイル・データ514が描画される。このサムネイル・データ514の描画形態としては、1月当り1つの代表するサムネイル・データを描画してもよく、また、図3に示すように、各月をさらにカレンダー・ビュー形式に表示して各日の代表するサムネイル・データをそれぞれ描画してもよい。
また、図2Bは、時間軸レンジとして月単位が選択された場合のコンテンツ・ファイルの提示画面の構成例である。背景となる月単位のカレンダー521は月を跨って連続している。したがって、年表示画面510と同様に、月表示画面520はカレンダー521の一部を表示することになる。図示のカレンダー521の各日には、コンテンツ・ファイルの作成日に対応する位置にサムネイル・データ524が描画される。このサムネイル・データ524の描画形態としては、一日当り1つの代表するサムネイル・データを描画してもよく、また、複数のサムネイル・データを例えばタイル状に描画してもよい。
また、図2Cは、時間軸レンジとして日単位が選択された場合のコンテンツ・ファイルの提示画面の構成例である。背景となる日単位のカレンダー531は日を跨って連続している。したがって、年表示画面510及び月表示画面520と同様に、日表示画面530はカレンダー531の一部を表示することになる。図示のカレンダー531の各日は、一時間毎に区切った時間帯に分けられて、コンテンツ・ファイルの作成時刻に対応する位置にサムネイル・データ534が描画される。また、このサムネイル・データ534とともに作成時刻を表示するようにしてもよい。該当するサムネイル・データが同じ時間帯に複数存在する場合には、それらすべてのサムネイル・データが例えば作成時間の順に同時間帯の欄に描画される。なお、ここでは時間帯を一時間毎に区切った例を示したが、この区切りの単位は適宜設定することができる。
図2A〜図2Cに示した表示画面510、520及び530は、時系列方向のスクロール操作が共通しており、カレンダー・ビューに対してスクロールバー(図示しない)上の表示範囲を相対的に上方向に移動させる上スクロール操作によって時間的に古い方向へ移動し、逆にカレンダー・ビューに対して表示画面を相対的に下方向に移動させる下スクロール操作によって時間的に新しい方向へ移動する。したがって、いずれの時間軸レンジの画面においても同じスクロール操作で利用できるというユーザ・インターフェースを提供することができる。
上述したように、本実施形態では、年単位、月単位、並びに日単位のように時間軸レンジを切り替えて、カレンダー・ビュー形式のコンテンツ・ファイルの提示画面を提供するようになっている。図4には、表示画面の遷移図を示している。ここでは、操作受付部170の一例として、少なくとも左右2つのボタンを有するマウスを想定して説明する。
図4Aには、年表示画面510からコンテンツ表示画面540までを同一の画面(ウィンドウ表示画面)に表示する場合の例である。図示の年表示画面510において、特定の月の領域にカーソルを乗せた状態でマウスの左ボタンが押下、すなわち左クリック操作がされると、その特定の月の月表示画面520が表示されるようになる。そして、月表示画面520において特定の日の領域にカーソルを乗せた状態で左クリック操作がされると、その特定の日の日表示画面530が表示されるようになる。すなわち、左クリック操作により、時間軸レンジの粒度が徐々に細かくなるように変化する。
このように左クリック操作により時間軸レンジが変化して表示画面が遷移する際、制御部180は、新たな時間軸レンジ及び位置を保持するよう表示状態保持部190を更新する。また、各表示画面におけるスクロールバー(図示しない)のスクロール操作によって表示対象となる位置が変化した場合には、制御部180は、新たな位置を保持するよう表示状態保持部190を更新する。
一方、日表示画面530においてマウスの右ボタンが押下、すなわち右クリック操作がされると、その日の属する月の月表示画面520が表示されるようになる。そして、月表示画面520において右クリック操作がされると、その月の属する年の年表示画面510が表示されるようになる。すなわち、右クリック操作によって、上述とは逆に時間軸レンジの粒度が徐々に粗くなるように変化する。
このように右クリック操作により時間軸レンジが変化して表示画面が遷移する際、制御部180は、表示状態保持部190に保持されている表示状態を読み出して、その表示状態に基づいて新たな表示画面を描画部150に描画させる。そして、制御部180は、新たな表示画面の時間軸レンジを保持するよう表示状態保持部190を更新する。
また、日表示画面530において特定のサムネイル・データ534にカーソルを乗せた状態で左クリック操作がされると、そのサムネイル・データ534に対応するコンテンツ・ファイルの再生表示をするコンテンツ表示画面540が表示される。そして、このコンテンツ表示画面540において右クリック操作がされると、そのコンテンツ・ファイルの作成日の日表示画面530が表示される。
また、図4Bには、コンテンツ表示画面540を別の画面(ウィンドウ表示画面)に表示する場合の画面遷移の例を示している。年表示画面510から日表示画面530に至る遷移、及び、日表示画面530から年表示画面510に至る遷移は、図4Aに示した例と同様である。
図4Bにおいて、日表示画面530上で特定のサムネイル・データ534にカーソルを乗せた状態で左クリックなどのユーザ選択操作が行なわれると、そのサムネイル・データ534に対応するコンテンツ・ファイルの再生処理が起動して、再生表示をするコンテンツ表示画面540が別のウィンドウ画面として表示される。このとき、元の日表示画面530はそのままの状態で維持される。
図3には、年表示画面510の一例が示されている(前述)。図示の年表示画面510は、カレンダーの構造を示す領域512と、年を時間軸レンジの単位とするカレンダー・ビュー形式の画像一覧表示領域513とを備えている。
画面左側の領域512には、作成年毎の該当するコンテンツ・ファイルの数が示され、さらに作成月毎の内訳も表示できるようになっている。この領域512における作成年が選択されると、その年の年単位のカレンダー・ビューが画面右側に表示領域513に表示される。図示の例では、年単位のカレンダーは1月から12月の各月に分割され、さらに各月は横方向に七曜日を並べた各日に分割されている。そして、各日には当該作成日に作成されたコンテンツ・ファイルを代表するサムネイル・データ514が描画されている。
カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示領域513の右端には、スクロールバー516が配設される。スクロールバー516は長手方向(すなわち紙面の上下方向)に時間軸を表しており、年単位のカレンダーは年を跨っても連続しているため、同バー516内のノブを上下に操作することに応じて別の年のカレンダーの表示へとシームレスに切り替わり、ユーザは所望の年月日のコンテンツ・ファイルをシークすることができる。
スクロールバー516の左側には、年表示バー515が併設されている。年単位のカレンダーは年を跨っても連続していることから、年表示バー515は、現在表示されている年を明示する役割を持つ。図示の例では、年表示バー515の中央には、現在カレンダーの画像一覧表示領域513に表示されている年が示される。また、年表示バー515の上部並びに下部にはそれぞれ前年並びに次年が示される。
なお、カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示領域513の表示形態によっては、同一画面に複数年に跨ってカレンダーが表示される場合もあり得る。このような場合には、最も表示面積の広い年を中心となる年として、年表示バー515の中心に表示することが考えられる。また、中心となる年以外(すなわち現在着目していない年)のカレンダー・ビュー表示を、例えばグレイアウトするなどの非活性状態にして描画することが考えられる。
図5には、月単位を時間軸レンジとしてカレンダー・ビュー形式で表示したコンテンツ・ファイルの提示画面(図2B)、すなわち月表示画面520の一例を示している。図示の月表示画面520は、カレンダーの構造を示す領域522と、月を時間軸レンジの単位とするカレンダー・ビュー形式の画像一覧表示領域523を備えている。
領域522には、作成年毎のコンテンツ・ファイルの数が示され、さらに作成月毎の内訳も表示することができる。この領域522における作成月が選択されると、その月の月単位のカレンダーが画像一覧表示領域523に表示される。図示の例では、9月のカレンダーが示され、日曜日から土曜日までを横方向に配置して、1日から30日の各日に分割されている。そして、各日には作成日を代表するサムネイル・データ524が描画されている。
カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示領域523の右端には、スクロールバー526が配設される。スクロールバー526は長手方向(すなわち紙面上下方向)に時間軸を表しており、月単位のカレンダーは月を跨っても連続しているため、同バー526内のノブを上下に操作することに応じて別の月のカレンダーの表示へとシームレスに切り替わり、ユーザは所望の月日のコンテンツ・ファイルをシークすることができる。
スクロールバー526の左側には、月表示バー525が示される。月単位のカレンダーは月を跨っても連続していることから、月表示バー525は、現在表示されている月を明示する役割を持つ。図示の例では、月表示バー525の中央には、現在カレンダーの画像一覧表示領域523に表示されている月が示される。また、月表示バー525の上部並びに下部にはそれぞれ前月並びに翌月が示される。
なお、各月の七曜日の配列の関係上、同一画面に複数月が跨って表示されることになる。そこで、最も表示面積の広い月を中心となる月として、月表示バー525の中心に表示することが考えられる。また、中心となる月以外(すなわち現在着目していない月)のカレンダー・ビュー表示を、例えばグレイアウトするなどの非活性状態にして描画することが考えられる。
図6には、日単位を時間軸レンジとしてカレンダー・ビュー形式で表示したコンテンツ・ファイルの提示画面(図2C)、すなわち日表示画面530の一例を示している。図示の日表示画面530は、カレンダーの構造を示す領域532と、日を時間軸レンジの単位とするカレンダー・ビュー形式の画像一覧表示領域533を備えている。
領域532には、作成年毎のコンテンツ・ファイルの数が示され、さらに作成月毎の内訳も表示できるようになっている。変形例として、さらに作成日毎の内訳も表示するようにしてもよい。
カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示領域533には、各日が一時間毎に区切った時間帯に分けられて、コンテンツ・ファイルの作成時刻に対応する位置には、静止が、動画、音声など各コンテンツ・ファイルを代表するサムネイル・データ534が描画される。また、図示の例では、サムネイル・データ534の下方に作成時刻が表示されている。
カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示領域533の右端には、スクロールバー536が配設される。スクロールバー536は長手方向(すなわち紙面の上下方向)に時間軸を表しており、日単位のカレンダーは日を跨っても連続しているため、同バー536内のノブを上下に操作することに応じて別の日のカレンダーの表示へとシームレスに切り替わり、ユーザは所望の日のコンテンツ・ファイルをシークすることができる。
ここで、1つのコンテンツ・ファイルも作成されない日は比較的多い。このため、日表示画面530では作成日の該当しない日をそのまま表示してしまうと、サムネイル・データ534を全く含まないカレンダーに対してスクロール操作を繰り返す必要が生じてしまう、という弊害がある。そこで、図示の例では、何れのコンテンツ・ファイルの作成日にも該当しない日の表示はカレンダー・ビュー形式の画像一覧表示領域533から省くことにしている。
また、月表示画面520(図5を参照のこと)において特定の日が選択(マウスによる左クリック)操作された際、該選択された日を作成日とするコンテンツ・ファイルが存在しないことも生じ得る。このような場合には、選択された日ではなく、作成日とするコンテンツ・ファイルが存在する直近の日の日表示画面530に遷移するようにしてもよい。直近の作成日としては、時間軸上で前方、すなわち時間的に新しい方向から選択することが考えられる。
また、コンテンツ・ファイルの作成日が日を単位として連続して存在する場合には、何らかのイベント(例えば、旅行など)が複数日に跨っているものと推定して、その連続する範囲をグループとしてまとめることが望ましい。そして、このグループの先頭には、開始日を示すラベル537を、末尾には最終日を示すラベル538をそれぞれ表示している。なお、このラベル537及び538には、必要に応じて色を付することができる。例えば、土曜日には青色のラベル、日曜日には赤色ラベルなどとすることができる。
スクロールバー536の左側には、日表示バー535が示される。日単位のカレンダーは日を跨っても連続していることから、日表示バー535は、現在表示されている日を明示する役割を持つ。図示の例では、日表示バー535の中央には、カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示領域533に表示されている日が示される。そして、日表示バー535の上部には前日が、下部には翌日がそれぞれ示される。但し、いずれのコンテンツ・ファイルの作成日にも該当しない日は、ここで言う前日及び翌日からは外される。
なお、同一画面に複数日が跨って表示される場合には、最も表示面積の広い日を中心となる日として日表示バー535の中心に表示することが考えられる。また、中心となる日以外(すなわち現在着目していない日)のカレンダー表示を、例えばグレイアウトするなどの非活性状態として描画することが考えられる。
図7には、ツールチップの一表示例を示している。例えば年表示画面510のカレンダー・ビュー形式の画像一覧表示領域513においてカーソル517が特定の月の上に移動されると、その特定の月及びその月を作成月とするコンテンツ・ファイルの数がツールチップ518として表示される。このツールチップ518は、数秒から十秒程度の短期間のみ表示することとしてもよく、また、カーソルが再び移動するまで継続して表示されるようにしてもよい。
また、図8には、ツールチップの他の表示例を示している。例えば月表示画面520のカレンダー・ビュー形式の画像一覧表示領域523において、カーソル527が特定の日の上に移動されると、その特定の日及びその日を作成日とするコンテンツ・ファイルの数がツールチップ528として表示される。このツールチップ528の表示期間は、ツールチップ518の場合と同様である。
図9には、本実施形態に係る情報提示装置において、カレンダー・ビュー形式でコンテンツ・ファイルの提示に関するサービスを提供するための処理手順をフローチャートの形式で示している。ここでは、初期表示として年表示画面510、月表示画面520、又は日表示画面530のいずれかが表示されているものとする(ステップS1)。
操作受付部170が時間軸レンジの切り替え操作をユーザから受けると、制御部180は表示状態保持部190の表示状態に応じて表示画面の切り替え処理を行なう(ステップS2)。
また、操作受付部170がスクロール操作をユーザから受けたときには、制御部180はスクロール処理を行なう(ステップS3)。
また、操作受付部170がカーソル移動操作をユーザから受けたときには、制御部180はカーソル移動処理を行なう(ステップS4)。
これら表示画面の切り替え処理、スクロール処理、並びにカーソル移動処理を、所定の制御周期毎に繰り返し実行する。
図10には、表示切り替え処理(ステップS2)の処理手順の詳細をフローチャートの形式で示している。
操作受付部170の受けた操作が左クリック操作であれば(ステップS11のYes)、制御部180は表示状態保持部190の表示状態における時間軸レンジを参照して現行の表示画面が年表示画面510、月表示画面520、又は日表示画面530のいずれであるかを判断する(ステップS12、S14、S16)。
現行の表示画面が年表示画面510であれば(ステップS12のYes)、制御部180は、左クリック操作の際に選択された月の月表示画面520を描画部150に描画させる(ステップS913)。その際、取得部140に対して、必要なカレンダー情報及びサムネイル・データをそれぞれカレンダー情報記憶部130及びサムネイル・データ記憶部120から取得させる。また、制御部180は、時間軸レンジの単位が月になるように表示状態保持部190を更新する。
また、現行の表示画面が月表示画面520であれば(ステップS14のYes)、制御部180は、左クリック操作の際に選択された日の日表示画面530を描画部150に描画させる(ステップS15)。その際、取得部140に対して、必要なカレンダー情報及びサムネイル・データをそれぞれカレンダー情報記憶部130及びサムネイル・データ記憶部120から取得させる。また、制御部180は、時間軸レンジの単位が日になるように表示状態保持部190を更新する。
また、現行の表示画面が日表示画面530であれば(ステップS16のYes)、制御部180は、左クリック操作の際に選択されたサムネイルに対応するコンテンツ・ファイルのコンテンツ表示画面540を描画部150に描画させる(ステップS17)。その際、取得部140に対して、必要なコンテンツ・ファイルをコンテンツ・ファイル記憶部110から取得させる。
一方、操作受付部170の受けた操作が右クリック操作であれば(ステップS21のYes)、制御部180は表示状態保持部190の表示状態における時間軸レンジを参照して現行の表示画面が年表示画面510、月表示画面520又は日表示画面530のいずれであるかを判断する(ステップS22、S24、S26)。
ここで、現行の表示画面が月表示画面520であれば(ステップS22のYes)、制御部180は、表示状態保持部190の表示状態が示す年の年表示画面510を描画部150に描画させる(ステップS23)。その際、取得部140に対して、必要なカレンダー情報及びサムネイル・データをそれぞれカレンダー情報記憶部130及びサムネイル・データ記憶部120から取得させる。また、制御部180は、時間軸レンジの単位が年になるように表示状態保持部190を更新する。
また、現行の表示画面が日表示画面530であれば(ステップS24のYes)、制御部180は、表示状態保持部190の表示状態が示す月の月表示画面520を描画部150に描画させる(ステップS25)。その際、取得部140に対して、必要なカレンダー情及びサムネイル・データをそれぞれカレンダー情報記憶部130及びサムネイル・データ記憶部120から取得させる。また、制御部180は、時間軸レンジの単位が月になるように表示状態保持部190を更新する。
また、図4Aに示した画面遷移例を想定した場合、現行の表示画面がコンテンツ表示画面540であれば(ステップS26のYes)、制御部180は、表示状態保持部190の表示状態が示す日の日表示画面530を描画部150に描画させる(ステップS27)。その際、取得部140に対して、必要なカレンダー情報及びサムネイル・データをそれぞれカレンダー情報記憶部130及びサムネイル・データ記憶部120から取得させる。また、制御部180は、時間軸レンジの単位が日になるように表示状態保持部190を更新する。
図11には、スクロール処理(ステップS)の処理手順の詳細をフローチャートの形式で示している。
操作受付部170の受けた操作がスクロール操作であれば(ステップS31のYes)、制御部180は、表示画面をスクロールさせるよう描画部150に指示する(ステップS32)。その際、制御部180は、表示状態の位置がスクロール後の位置を示すように表示状態保持部190を更新する。
スクロール操作によって指示されたスクロール位置から時間軸レンジの単位の境界を越えたとき(ステップS33のYes)、すなわち年表示画面510において年の境界を越え、月表示画面520において月の境界を越え、若しくは、日表示画面530において日の境界を越えたときには、制御部180は、新たな中心となる単位(特定の年、月又は日)以外の表示が例えばグレイアウトのように非活性状態となるように、描画部150に描画させる(ステップS34)。
また、これと同時に、制御部180は、ツールチップの重畳表示を、描画部150に描画させる(ステップS35)。すなわち、制御部180は、取得部140に対して新たな中心となる単位に関する情報をサムネイル・データ記憶部120から取得させ、その情報を描画部150に対して重畳表示として描画させる。
図12には、カーソル移動処理(ステップS4)の処理手順の詳細をフローチャートの形式で示している。
操作受付部170の受けた操作がカーソル移動操作であれば(ステップS41のYes)、制御部180は、カーソルを移動させるよう描画部150に指示する(ステップS42)。
また、カーソル移動処理によって表示画面上の何れかの時間軸レンジの単位の上にカーソルが移動(マウスオーバ)したときには(ステップS43のYes)、制御部180は、その単位に関する情報をツールチップとして描画するよう描画部150に指示する(ステップS44)。
このように、本実施形態に係る情報提示装置は、カレンダー・ビューの時間軸レンジを年単位、月単位、又は日(若しくは時間)単位のいずれかに設定することができ、設定した時間軸レンジの単位に応じて、背景としてのカレンダー表示を年画面表示、月表示画面、及び日表示画面に切り替えて、コンテンツ・ファイルを象徴するサムネイルを作成日に相当する位置で提示することができる。
また、本実施形態に係る情報提示装置は、いずれの時間軸レンジに設定したカレンダー・ビュー形式の画像一覧表示画面においても、操作受付部170を介した同じスクロール操作によって、年、月及び日の境界を跨った表示をシームレスに行なうユーザ・インターフェースを提供することができる。
また、本実施形態に係る情報提示装置は、表示状態保持部190に現在の表示状態を保持しておくことにより、操作受付部170を介して時間軸レンジの変更が指示された際には、変更後の時間軸レンジ及び現在の位置を把握することができ、現在の位置を維持したまま時間軸レンジを切り替えることができる。
ユーザは、年表示画面、月表示画面、日表示画面のいずれにおいても、作成日毎にサムネイルを配置したカレンダー・ビューを通じて、作成日を手がかりに所望のコンテンツ・ファイルを特定することができ、操作受付部170を介してサムネイルを指示することによりコンテンツ・ファイルを選択したことをシステムに通知することができる。
静止画ファイルについては、その縮小画像をサムネイル・データとして利用することができる。また、音声ファイルについてはある時刻における視覚エフェクト画像などを利用することができる。また、動画ファイルについては、ある時刻におけるフレームの縮小画像が利用される。
従来のカレンダー・ビュー形式の画像一覧表示画面では、動画の先頭フレームのサムネイル・データのみを利用することが多かった。ここで、動画の先頭フレームのサムネイル1枚を代表画像に用いた場合、その動画がどのようなものであるかを、一目で認識することは極めて困難である。また、短い動画も長い動画も同じように1枚のサムネイルでしか提示されないので、動画の記録時間と撮影時刻(カレンダー表示)の関係を直感的に認識することは困難である。また、先頭フレームのサムネイル1枚を見ただけでは、ユーザは動画内の所望のシーンをシークする手掛かりを得ることはできず、動画ファイルの中身を確認し、あるいはシークするには記録時間だけシーク時間を要する。
これに対し、本実施形態では、動画内部から複数箇所の代表画像フレームを取り出し、該抽出された各代表画像のサムネイルを生成し、各サムネイルを動画内の再生位置と関連付け、動画内サムネイル集合として時系列に管理する。カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示画面上において、このような動画内サムネイル集合に含まれる各サムネイルを時系列上に展開すると、ユーザは動画の中身を確認することが容易になる。また、展開表示中のサムネイルうち任意の1つがユーザによって選択されたことに応じて、該サムネイルに対応する再生位置から動画の再生処理を起動することにより、シーク時の操作性が向上する。すなわち、ユーザにとって管理が容易なユーザ・インターフェースを提供することができる。
図13に示すように、日表示画面(年表示画面、月表示画面も同様)などのユーザ・インターフェース上には、動画展開ONボタン601並びに動画展開OFFボタン602というトグル・ボタンが配設されている。動画展開ONボタン601は、表示中の1枚のサムネイル(例えば、先頭フレームのサムネイル)を当該動画から抽出された複数の時系列上のサムネイル(動画内サムネイル)に展開して表示する指示を行なうボタンである。また、動画展開OFFボタン602は、逆に、動画内サムネイルに展開された表示を元の1つのサムネイルに縮退する指示を行なうボタンである。ユーザは、操作受付部170を介してこれらのトグル・ボタンを操作することができる。
動画展開がONにトグルされた場合、動画内サムネイルの一覧が、各サムネイルを時系列に配列したフィルム・ロールの形式で展開表示される。そして、このフィルム・ロール上の任意のサムネイルを選択(例えばマウスで左クリック)することにより、動画のその位置から再生処理が起動する。その際の動画再生ウィンドウは、例えばコンテンツ・ファイルの提示画面とは別ウィンドウ画面としてオープンする。
また、この別ウィンドウ画面で動画再生中には、当該画面の下部にて、再生中の動画の動画内サムネイルの一覧が、各サムネイルを時系列に配列したフィルム・ロール形式で表示される。フィルム・ロールの表示は動画の再生位置とともに進行していく。そして、フィルム・ロール上の任意のサムネイルを選択(例えばマウスで左クリック)することにより、該当する再生位置にジャンプするので、再生中動画のシークが可能である。
図13に示す例では、カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示領域533の上部に、動画展開ONボタン601並びに動画展開OFFボタン602のトグル・ボタンが配設されている。
図14には、動画展開のON/OFFをトグルする様子を示している。図14上に示すように動画展開がOFFの状態で、画像一覧表示領域内の任意の動画サムネイルを選択した上で、動画展開ONボタン601をさらに選択すると、図14下に示すように当該動画が動画展開ONの状態に切り替わり、動画内サムネイルがフィルム・ロール状に展開される。また、図示しないが、動画展開がOFFの状態にトグルされると、フィルム・ロール状に展開されていた動画内サムネイルが1枚のサムネイルに縮退する。
1つの動画のフィルム・ロールは、黒いフィルムのようにUIデザインを用いて、別の動画フィルム・ロールは視覚的且つ直感的に区別がつくようにする。また、フィルム・ロール内の各サムネイル画像の下には、動画の先頭からの時間(オフセット)を表示する。
動画展開OFFから動画展開ONにトグルされ、動画展開を開始するときには、フィルム・ロールが展開されていることが直感的・視覚的に分るようにアニメーション表示する。具体的には、図15に示すように、動画の先頭フレームのサムネイルの画面から、左右・上下にフィルム・ロールが伸びていくようにアニメーション表示する。また、画像一覧表示画面の画面サイズによっては、適宜フィルム・ロールを改行する、若しくは画面下にスクロールバーを設けるといった処理を施す。逆に、動画展開ONから動画展開OFFにトグルされたときには、上記のアニメーションとは逆のアニメーション表示を行なうようにする。
また、図13に示したように、動画展開ONボタン601に隣接するように(図中では右側)、選択用UI603が配設されている。この選択用UI603は、動画を展開するための条件、すなわち、動画内部の複数箇所から代表画像フレームを取り出す方法を選択するためのユーザ・インターフェースである。図示の例では、選択用UI603はプルダウン・メニュー形式で構成されている。
動画展開がONの状態では、動画内サムネイルがフィルム・ロール状に展開されるとともに、選択用UI603は活性表示されて、プルダウン・メニューの使用が可能となる。また、動画展開がOFFの状態にトグルされると、フィルム・ロール状に展開されていた動画内サムネイルが1枚のサムネイルに縮退するとともに、選択用UI603は不活性状態となり、プルダウン・メニューは使用不能となる。
動画内部の複数箇所から代表画像フレームを取り出す方法としては、例えば、(ユーザが指定した)所定の時間間隔でフレームを取り出す方法や、5分割、10分割といった具合に動画ストリームを等分割してフレームを取り出す方法が挙げられ、選択用UI603のプルダウン・メニューを介して選択することができる。
さらには、動画を展開するための条件として、(重要な)被写体の顔が映っていることや映像に同期する音声データ、ズーム検出など所定の評価関数に基づいてハイライトすべきと認識される画像、シーンの切り替わり位置などを挙げることができる。動画からハイライト画像を抽出する方法に関しては、例えば本出願人に既に譲渡されている特願2006−60592号明細書や2006−115242号明細書に記載されている。
図16には、選択用UI603のプルダウン・メニューで動画を展開するための条件を選択したことに応じて動画展開したフィルム・ロールの表示が切り替わる様子を示している。例えば、「一定時間間隔(10秒間隔)」を選択したときには、動画内から10秒毎に取り出されたフレームのサムネイルがフィルム・ロール上で時系列的に表示される。また、「10分割」を選択したときには、動画の長さを等分に10分割した時点の各フレームのサムネイルフィルム・ロール上で時系列的に表示される。また、「ハイライト」を選択したときには、動画内から重要部分すなわちハイライトと推定されるフレームのサムネイルがフィルム・ロール上で時系列的に表示される。
また、ユーザがフィルム・ロール上の任意のサムネイルを選択(例えばマウスでクリック)することにより、動画のその位置から再生処理が起動する。その際の動画再生ウィンドウは、例えばコンテンツ・ファイルの提示画面とは別ウィンドウ画面としてオープンする。
図17には、フィルム・ロール上でクリックされたサムネイルの位置から動画の再生を開始する様子を示している。図示のように、この動画再生画面の下部にも、再生中の動画の動画内サムネイルの一覧が、各サムネイルを時系列に配列したフィルム・ロール形式で表示される。フィルム・ロールの表示は動画の再生位置とともに進行していく。そして、フィルム・ロール上の任意のサムネイルを選択(例えばマウスでクリック)することにより、該当する再生位置にジャンプするので、再生中動画のシークが可能である。
図18には、動画再生画面の構成例を示している。図示の動画再生画面は、画面構成要素として、当該画面ウィンドウ左側の画像一覧表示領域611と、同ウィンドウ右上部の画像(動画・静止画)再生領域612と、同ウィンドウ右下部のフィルム・ロール表示領域613を備えている。画像一覧表示領域611では、管理の対象となるコンテンツ・ファイルを格納するフォルダ内のサムネイル画像の一覧、若しくは再生中の動画と作成日が同一となる動画一覧のサムネイルなどが表示される。また、ユーザは、フィルム・ロール表示ON/OFFボタン614の操作によって、フィルム・ロール表示領域613の表示・非表示を切り替えることができる。
以上説明してきたように、本実施形態に係る情報提示装置によれば、カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示画面上で、動画内部の複数のサムネイルをフィルム・ロール表示の形式で時系列的に展開して表示することにより、閲覧性が飛躍的に向上する。そして、ユーザにとっては、動画の記録時間や動画の中身を、再生することなしに直感的に認識することができ、所望の位置からの再生開始やシーク操作を行ない易くなる。
ここで、フィルム・ロール表示形式による動画内サムネイルの展開表示について詳解する。
上述したように、動画再生画面上では、フィルム・ロール表示ON/OFFボタン614で表示ONにしたときに、フィルム・ロール表示領域613にフィルム・ロールが表示される。図19には、フィルム・ロール表示領域の構成を詳細に示している。但し、図示の例では、動画を展開するための条件として「一定時間間隔(10秒間隔)」が選択されている。
フィルム・ロール表示領域613の上左部には、プルダウン・メニュー形式の選択用UI621が配設されており、動画を展開するための条件、すなわち、動画内部の複数箇所から代表画像フレームを取り出す方法を、メニュー選択によって切り替えることができる。図示の例では一定間隔でフレームを取り出す方法が選択されており、動画内から10秒毎に取り出されたフレームのサムネイルがフィルム・ロール上で時系列的に表示されている。また、フィルム・ロール内の各サムネイル画像の下には、動画の先頭からの時間(オフセット)が表示されている。
また、フィルム・ロール表示領域613の右上部には、スケールすなわちフィルム・ロールの時間間隔を調整するためのスライドバー622が配設されており、ユーザは同バー622上でノブを移動操作することによって、フィルム・ロール間隔を5秒、10秒、30秒…といった具合に直感的に変更することができる。
フィルム・ロール表示の上には、現在の再生中の位置を示す現在再生中位置表示ポイント623が表示され、動画再生画面上での動画の再生位置とともに、その表示位置も進行していく(後述)。ユーザは、マウスなどでこの現在再生中位置表示ポイント623を把持して、フィルム・ロール上で移動操作することにより、再生中画面をシークすることができる。
また、フィルム・ロール表示領域613の横サイズ(若しくは画面サイズ)や動画内サムネイルの総数によっては、動画展開ON時においてすべてのサムネイルをフィルム・ロール表示領域613内に収容できないことがある。このような場合、フィルム・ロールの下端に沿ってスライド・バー624が表示される。スクロールバー624は周知の画面構成要素であり、長手方向すなわち横方向が時間軸に相当し、動画内サムネイルが現在表示されている範囲を示すとともにバーの移動により表示範囲を調整することができる。
そして、フィルム・ロール上の任意のサムネイルを選択(例えばマウスでクリック)することにより、該当する再生位置にジャンプするので、再生中動画のシークが可能である。
図20上に示すように、動画再生が進むにつれ、現在再生中位置表示ポイント623の位置を動画再生方向(すなわち画面右方向)に移動する。このとき、画面サイズの制約などによりすべての動画内サムネイルをフィルム・ロール表示領域613内に収容できないときには、動画再生が進むに伴って、現在の動画再生位置がフィルム・ロール表示領域613の表示範囲から外れ、現在再生中位置表示ポイント623がフィルム・ロールから振り切れてしまう。そこで、自動的にスクロール・バー624の調整を実行して、フィルム・ロールに表示中のサムネイルの位置を動画再生の逆方向(すなわち画面左方向)にドリフトすることで、現在再生中位置表示ポイント623が画面から隠れないようにする。
なお、現在再生中位置表示ポイント623が必ずフィルム・ロールの中央付近に表示されるように、継続的にスクロール・バー624の自動調整を実行するという方法も考えられる。
図19には、動画を展開するための条件として「一定時間間隔(10秒間隔)」が選択されているときのフィルム・ロール表示領域の構成を詳細に示しており、この場合はフィルム・ロール上には動画内サムネイルが一定間隔で配置される。これに対し、動画を展開するための条件として「ハイライト」を選択したときにはフィルム・ロール上で動画内サムネイルが不均一に配置され、図21に示すようにサムネイル間にスペースが開いてしまうことがある。このような場合、サムフィルム・ロール上でネイルが存在しない領域を選択(マウスでクリック)すると、該当する再生位置をシークすることができる。
なお、ハイライト表示の際に、動画から抽出されたサムネイルの密度が不十分で、そのままではフィルム・ロール上でサムネイル間にスペースが開いてしまう場合には、一定時間間隔毎のサムネイルでスペースを補間するという方法も考えられる。
図22には、カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示画面上において動画内サムネイル集合に含まれる各サムネイルを時系列上に展開する際の処理手順をフローチャートの形式で示している。
カレンダー・ビュー形式でコンテンツ・ファイルを画像一覧表示するためのアプリケーションを起動すると(ステップS101)、カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示画面が表示出力される(ステップS102)。
初期表示として、年表示画面510、月表示画面520、又は日表示画面530のいずれかが表示される。また、いずれの形式の画像一覧表示画面においても、操作受付部170を介したユーザ操作に応じて、表示画面の切り替えや、カレンダー・ビューの表示位置のスクロール操作、カーソル移動操作などを行なうことができる。但し、これらの操作については、図10〜図12を参照しながら既に説明した通りである。
画像一覧表示画面には動画展開ONボタン601並びに動画展開OFFボタン602というトグル・ボタンが配設されており(図13を参照のこと)、トグル操作が行なわれない間は、動画のサムネイルの表示状態はそのまま保たれる(ステップS103)。
ここで、動画展開がONにトグルされたときには(ステップS104のYes)、動画展開ONボタン601に隣接する選択用UI603が活性表示されて、プルダウン・メニューの使用が可能となり(ステップS105)、図16に示したようにプルダウン・メニュー上で動画を展開するための条件を選択したことに応じて動画展開したフィルム・ロールの表示が切り替わる。
すなわち、「一定時間間隔(10秒間隔)」を選択したときには、動画内から10秒毎に取り出されたフレームのサムネイルがフィルム・ロール上で時系列的に表示される(ステップS107)。また、「10分割」を選択したときには、動画の長さを等分に10分割した時点の各フレームのサムネイルフィルム・ロール上で時系列的に表示される。また、「ハイライト」を選択したときには、動画内から重要部分すなわちハイライトと推定されるフレームのサムネイルがフィルム・ロール上で時系列的に表示される(ステップS108)。
そして、動画展開がON状態では、選択用UI603は常に活性状態であり(ステップS109)、ユーザがプルダウン・メニュー上で動画を展開するための条件を変更したときには(ステップS110のYes)、ステップS106に戻って、プルダウン・メニュー上で動画を展開するための条件を選択したことに応じて動画展開したフィルム・ロールの表示が切り替わる。
また、図17に示したように、フィルム・ロール上で任意のサムネイルをユーザが選択(マウスで左クリック)すると、そのサムネイルの位置から動画の再生を開始する。図23には、動画再生を開始する際の処理手順をフローチャートの形式で示している。
フィルム・ロール上で任意のサムネイルをユーザが選択したことに応答して、当該動画ファイルの再生処理が起動して、画像一覧表示画面とは別ウィンドウ画面として動画再生画面がオープンする。この動画再生画面の下部には、再生中の動画の動画内サムネイルの一覧がフィルム・ロール形式で表示される(ステップS111)。
フィルム・ロール上の任意のサムネイルを選択(例えばマウスでクリック)すると(ステップS112のYes)、クリックされたサムネイルに相当する時間位置が算出され(ステップS113)、該当する再生位置にジャンプするので(ステップS114)、再生中動画のシークが可能である。
動画再生画面の構成は例えば図18に示した通りである。また、図19に示したように、フィルム・ロール表示の上には、現在の再生中の位置を示す現在再生中位置表示ポイント623が表示される。動画再生が進むにつれ、現在再生中位置表示ポイント623の位置は動画再生方向に移動する。図24には、動画再生時の処理手順をフローチャートの形式で示している。
動画再生が開始されると(ステップS121)、動画再生が進むにつれ、現在再生中位置表示ポイント623の位置は動画再生方向に移動する(ステップS122)。
動画再生画面の下部には、再生中の動画の動画内サムネイルの一覧がフィルム・ロール形式で表示される(ステップS123)。
フィルム・ロール上の任意のサムネイルを選択(例えばマウスでクリック)すると(ステップS124のYes)、クリックされたサムネイルに相当する時間位置が算出され(ステップS125)、該当する再生位置にジャンプする。
このとき、選択されたサムネイルをフィルム・ロール表示領域の中央に配置するとともに(ステップS126)、現在再生中位置表示ポイント623の位置をフィルム・ロール表示領域の中央に移動する(ステップS127)。
そして、ステップS125で算出された時間位置から動画再生が開始するので(ステップS128)、再生中動画のシークが可能である。
ここで、画面サイズの制約などによりすべての動画内サムネイルをフィルム・ロール表示領域613内に収容できないときには、動画再生が進むに伴って、現在の動画再生位置がフィルム・ロール表示領域613の表示範囲から外れ、現在再生中位置表示ポイント623がフィルム・ロールから振り切れてしまう。そこで、図20に示したように、スクロール・バー624の自動調整によって、現在再生中位置表示ポイント623が画面から隠れないようにしている。図25には、動画再生時において再生中位置表示ポイント623を進捗させるための処理手順をフローチャートの形式で示している。
動画再生が開始されると(ステップS131)、動画再生が進むにつれ、現在再生中位置表示ポイント623の位置は動画再生方向に移動する(ステップS132)。
ここで、動画再生がさらに進行して、現在再生中位置表示ポイント623の位置がフィルム・ロール表示領域の中央から30%の範囲を外れると(ステップS133のYes)、現在再生中位置表示ポイント623の位置をフィルム・ロール表示領域の中央に移動する(ステップS134)。
また、現在再生中位置表示ポイント623の移動に併せて、スクロール・バー624の調整を実行して、再生位置に相当する(若しくは最も近い)サムネイルがフィルム・ロール表示領域の中央に来るようにする(ステップS135)。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
本明細書では、カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示画面にフィルム・ロール表示形式による動画内サムネイルの展開表示を行なう実施形態を中心に説明してきたが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、さまざまな形態の画像一覧表示画面に対して本発明に係る動画展開方法を適用することができる。例えば、フォルダ内の画像一覧表示の状態や、位置情報に基づいて地図上に画像を表示する場合などにも、同様に本発明を適用することができる。
要するに、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報提示装置の構成例を示した図である。 図2Aは、時間軸レンジとして年単位が選択された場合のコンテンツ・ファイルの提示画面の構成例を示した図である。 図2Bは、時間軸レンジとして月単位が選択された場合のコンテンツ・ファイルの提示画面の構成例を示した図である。 図2Cは、時間軸レンジとして日単位が選択された場合のコンテンツ・ファイルの提示画面の構成例を示した図である。 図3は、年単位を時間軸レンジとし、各月をさらにカレンダー・ビュー形式に表示して各日の代表するサムネイル・データを描画した例を示した図である。 図4Aは、年表示画面510からコンテンツ表示画面540までを同一の画面(ウィンドウ表示画面)に表示する場合の画面遷移の例を示した図である。 図4Bは、コンテンツ表示画面540を別の画面(ウィンドウ表示画面)に表示する場合の画面遷移の例を示した図である。 図5は、月単位を時間軸レンジとしてカレンダー・ビュー形式で表示した月表示画面520の一例を示した図である。 図6は、日単位を時間軸レンジとしてカレンダー・ビュー形式で表示した日表示画面530の一例を示した図である。 図7は、ツールチップの一表示例を示した図である。 図8は、ツールチップの他の表示例を示した図である。 図9は、カレンダー・ビュー形式でコンテンツ・ファイルの提示に関するサービスを提供するための処理手順を示したフローチャートである。 図10は、表示切替処理(ステップS2)の詳細な処理手順を示したフローチャートである。 図11は、スクロール処理(ステップS2)の詳細な処理手順を示したフローチャートである。 図12は、カーソル移動処理(ステップS40)の詳細な処理手順を示したフローチャートである。 図13は、画像一覧表示画面上に動画展開ONボタン601並びに動画展開OFFボタン602のトグル・ボタンが配設されている様子を示した図である。 図14は、動画展開のON/OFFをトグルする様子を示した図である。 図15は、動画展開時に、フィルム・ロールが展開されていることが直感的・視覚的に分るようにアニメーション表示する様子を示した図である。 図16は、選択用UI603のプルダウン・メニューで動画を展開するための条件を選択したことに応じて動画展開したフィルム・ロールの表示が切り替わる様子を示した図である。 図17は、フィルム・ロール上でクリックされたサムネイルの位置から動画の再生を開始する様子を示した図である。 図18は、動画再生画面の構成例を示した図である。 図19は、フィルム・ロール表示領域の構成(但し、動画展開条件を「一定時間間隔」としたとき)を詳細に示した図である。 図20は、動画再生の進行に伴って現在再生中ポイント623の位置の移動と、スクロール・バー624の自動調整を行なう様子を示した図である。 図21は、フィルム・ロール表示領域の構成(但し、動画展開条件を「ハイライト」としたとき)を詳細に示した図である。 図22は、カレンダー・ビュー形式の画像一覧表示画面上において動画内サムネイル集合に含まれる各サムネイルを時系列上に展開する際の処理手順を示したフローチャートである。 図23は、動画再生を開始する際の処理手順を示したフローチャートである。 図24は、動画再生時の処理手順を示したフローチャートである。 図25は、動画再生時において再生中位置表示ポイント623を進捗させるための処理手順を示したフローチャートである。
符号の説明
110…コンテンツ・ファイル記憶部
120…サムネイル・データ管理部
130…カレンダー情報記憶部
140…取得部
150…描画部
160…表示部
170…操作受付部
180…制御部
190…表示状態保持部

Claims (7)

  1. 所定の記憶装置に格納されている各動画に関する情報を、カレンダー・ビュー形式の背景画面上のファイル作成時間に該当する位置においてユーザに提示する情報提示装置であって、
    所定の抽出方法に従って、動画内から代表画像となる複数のフレームを抽出するフレーム抽出手段と、
    該抽出された各代表画像のサムネイルを生成し、各サムネイルを動画内の再生位置と関連付け、サムネイルの時系列からなる動画内サムネイル集合として、動画像の作成時間とともに管理する動画内サムネイル管理手段と、
    ユーザからの操作を受け付ける操作受付手段と、
    年、月、及び日の境界を跨って連続しているカレンダー・ビュー形式の背景画面上において、前記記憶装置に格納されている各動画に関する情報をその作成時間に該当する位置にて描画する描画手段と、
    を備え、
    前記描画手段は、前記記憶装置に格納されている動画に関する情報を前記のカレンダー・ビュー形式の背景画面上で提示する際に、ユーザによる前記操作受付手段を介したサムネイル表示形式の切り替えに関するトグル操作に応じて、前記の作成時間に該当する位置にて動画に関する単一のサムネイル表示から当該動画に関する動画内サムネイル集合に含まれる各サムネイルを時系列に配列したフィルム・ロールの形式で動画内サムネイルの一覧を展開して同時に表示し、又は逆に動画内サムネイルに展開された表示を前記の作成時間に該当する位置にて元の1つのサムネイルに縮退する、
    ことを特徴とする情報提示装置。
  2. 動画から代表画像となるフレームを抽出する方法を指定するフレーム抽出方法指定手段をさらに備え、
    前記フレーム抽出手段は、該指定された抽出方法に従って、動画内から代表画像となる複数のフレームを抽出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提示装置。
  3. 前記フレーム抽出方法指定手段は、動画から一定の時間間隔毎に代表画像となるフレームを抽出する方法、又は動画からハイライト・シーンとなるフレームを抽出する方法のうち少なくともいずれかを指定することができる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報提示装置。
  4. ユーザが前記操作受付手段を介して表示中のいずれかのサムネイルを選択したことに応じて、該サムネイルに対応する再生位置から動画の再生処理を起動する動画再生手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
  5. 前記描画手段は、動画展開時に、フィルム・ロールが展開されていることが直感的・視覚的に分るようにアニメーション表示する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報管理装置。
  6. 所定の記憶装置に格納されている各動画に関する情報を、カレンダー・ビュー形式の背景画面上のファイル作成時間に該当する位置においてユーザに提示する情報提示方法であって、
    所定の抽出方法に従って、動画内から代表画像となる複数のフレームを抽出するフレーム抽出ステップと、
    該抽出された各代表画像のサムネイルを生成し、各サムネイルを動画内の再生位置と関連付け、サムネイルの時系列からなる動画内サムネイル集合として、動画像の作成時間とともに管理する動画内サムネイル管理ステップと、
    ユーザからの操作を受け付ける操作受付ステップと、
    年、月、及び日の境界を跨って連続しているカレンダー・ビュー形式の背景画面上において、前記記憶装置に格納されている各動画に関する情報をその作成時間に該当する位置にて描画する描画ステップと、
    を有し、
    前記描画ステップでは、前記記憶装置に格納されている動画に関する情報を前記のカレンダー・ビュー形式の背景画面上で提示する際に、前記操作受付ステップにおけるサムネイル表示形式の切り替えに関するトグル操作に応じて、前記の作成時間に該当する位置にて動画に関する単一のサムネイル表示から当該動画に関する動画内サムネイル集合に含まれる各サムネイルを時系列に配列したフィルム・ロールの形式で動画内サムネイルの一覧を展開して同時に表示し、又は逆に動画内サムネイルに展開された表示を前記の作成時間に該当する位置にて元の1つのサムネイルに縮退する、
    ことを特徴とする情報提示方法。
  7. 所定の記憶装置に格納されている各動画に関する情報を、カレンダー・ビュー形式の背景画面上のファイル作成時間に該当する位置においてユーザに提示するための処理をコンピュータ上で実行するようにコンピュータ可読形式で気所津されたコンピュータ・プログラムであって、前記コンピュータを、
    所定の抽出方法に従って、動画内から代表画像となる複数のフレームを抽出するフレーム抽出手段、
    該抽出された各代表画像のサムネイルを生成し、各サムネイルを動画内の再生位置と関連付け、サムネイルの時系列からなる動画内サムネイル集合として、動画像の作成時間とともに管理する動画内サムネイル管理手段、
    ユーザからの操作を受け付ける操作受付手段、
    年、月、及び日の境界を跨って連続しているカレンダー・ビュー形式の背景画面上において、前記記憶装置に格納されている各動画に関する情報をその作成時間に該当する位置にて描画する描画手段、
    として機能させ、
    前記描画手段は、前記記憶装置に格納されている動画に関する情報を前記のカレンダー・ビュー形式の背景画面上で提示する際に、ユーザによる前記操作受付手段を介したサムネイル表示形式の切り替えに関するトグル操作に応じて、前記の作成時間に該当する位置にて動画に関する単一のサムネイル表示から当該動画に関する動画内サムネイル集合に含まれる各サムネイルを時系列に配列したフィルム・ロールの形式で動画内サムネイルの一覧を展開して同時に表示し、又は逆に動画内サムネイルに展開された表示を前記の作成時間に該当する位置にて元の1つのサムネイルに縮退する、
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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