JP4533292B2 - リモートコントロール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、テレビなどの家電機器にインターネットの機能や静止画や動画表示機能を付加した情報処理装置用のリモートコントロール装置に関する。
近年、テレビ等にインターネットの機能を付加した高機能な家電機器が登場している。また、デジタルスチルカメラやデジタルカムコーダなどで撮影された静止画や動画を家電機器に接続することで、画像を取り込み表示するといった機能も付加されてきている。そのため、従来は単機能であったテレビなどの家電機器が高機能化することに伴い、新たに付加された機能を含めて機器の操作や制御を実行するためのリモートコントロール装置(以後、リモコン送信装置と称する)が求められている。
一般的に、リモコン送信装置で操作する対象となる機器の機能が増加することに伴い、リモコン送信装置は大型化する傾向にある。これは、操作する機能が増加することにより、操作キーの数が増えることが主要な要因である。リモコン送信装置が大型化することにより、可搬性の低下や操作のしにくさといった不都合がユーザに生じる。また、操作キーの増加は操作ミスを招く。
こうした課題を解決するため、特許文献1に開示されているようなリモコン送信装置が存在している。特許文献1に開示のリモコン送信装置では、押ボタンスイッチとスライドスイッチという異なる操作方法のスイッチが同一の操作面に存在することに起因する操作のわかりにくさを解消するため、操作頻度の高い機能は押ボタンスイッチとして表面に設けている。更に、操作頻度の低い操作機能はスライドスイッチによって操作するようにして裏面に設けることで、操作時の戸惑いをなくし、表示が錯綜しないようにすることで上記の課題を解決している。
また、特許文献2に記載のリモコン送信装置も特許文献1と同様に、リモコン送信装置筐体の表面と裏面に操作ボタンを配置することを開示している。特許文献2では、椅子型マッサージ機を操作するリモコン送信装置の一方の面にはマニュアル操作系の操作ボタンを配置し、他方の面には自動コース系の操作ボタンを配置することで操作系の違いをユーザに認識させている。
また、特許文献3に記載のリモコン送信装置では、リモコン送信装置本体に開閉自在な扉体を設け、扉体を閉じた状態では筐体を長尺方向で操作し、扉体を開けた状態では筐体を短尺方向で操作する構成が開示されている。具体的には、キーボードなどの横方向に配列された操作系では本体を横向きに利用することでユーザにとって使い勝手の良いリモコン送信装置となっている。
特開平8−023588号公報 特開2001−000494号公報 特開2000−004172号公報
上述したように、特許文献1や特許文献2では、操作ボタンの種類の違いや操作系の違いに応じて、リモコン送信装置の筐体の表面と裏面に操作部を配置している。これにより、操作キーの増加や装置筐体の大型化の改善、操作形態の違いに起因する操作性の低下を防止することを可能としている。
また、特許文献3では、リモコン送信装置の表面と裏面を利用してはいないが、筐体に扉体を設けることで、操作面を実質的に2面有する構成を採用している。また、操作形態の違いによって、リモコン送信装置の筐体を縦方向と横方向とで切り替えて操作する構成を有している。
このように、テレビなどに代表される家電機器(被制御装置)が高機能化することに対応して大型化、複雑化していたリモコン送信装置(制御装置)にも各種の工夫が施されているが、操作性という点では未だ多くの課題が存在している。
特に、特許文献3に記載されているように、昨今のテレビに代表される家電機器はネットワーク機能を備えることでインターネットなども利用可能である。従来は単機能であった機器が従来から有する機能以外の別機能を備えるようになっている。このことは、リモコン送信装置として、複数の機能に対応した操作系を備えなければならないことを意味している。即ち、リモコン送信装置を操作するユーザにとっては、多数ある操作キーや操作ボタンがどの機能の何を制御するためのものであるか把握しておく必要があるということであり、これは一般のユーザにとって非常に困難である。さらに、通常のテレビ放送に関する機能を操作する操作系だけでなく、インターネット機能や画像表示機能などに関する機能を操作する操作系は、テレビ操作系とは異なる操作をユーザに要求することになる。しかしながら、これらの操作系がリモコン送信装置の操作面に配列されることにより、ユーザは多数配列された操作キーがどの操作系に関するものなのかを識別することが困難となる。
このことから、操作性がよく、直感的に機器を制御する操作を実行することが可能なリモコン送信装置を提供することが求められている。特に、片手で把持して利用する操作形態と、両手で把持して利用する操作形態とを両立させた操作性の良い機能的なリモコン送信装置の提供が重要である。また、リモコン送信装置の操作性を生かし、情報処理装置の制御についても、ユーザビリティを向上させる観点から非常に重要である。
この課題を解決するため、例えば本発明のリモートコントロール装置は以下の構成を備える。すなわち、
被制御装置を遠隔操作するためのリモートコントロール装置であって、
前記リモートコントロール装置の筐体は3つの略平板部が連結された形状でかつ連結方向断面形状が略弓形を成し、前記連結方向断面が凸形となる側を上面、凹形となる側を底面としたとき、
両端の略平板部における前記上面側の面上には、第1の目的に係る操作指示用の操作部を配置し、
中央の略平板部における前記底面側の面上には、第2の目的に係る操作指示用の操作部を配置した構造を有する。
本発明によれば、ユーザの使い勝手を低下させることなく、多数の機能を有する被制御装置を直感的に操作することができる操作性に優れたリモコン送信装置を提供することが可能となる。
本発明を実施するための最良の形態を以下に説明する。なお、以下の説明では被制御装置としてデジタルテレビを例に挙げるが、本発明はテレビのリモコン送信装置に限定されるものではない。被制御装置としては、映像や画像などを表示部に表示させることが可能な装置、例えばビデオ装置やディスクレコーダ、STB(セットトップボックス)などでも良い。
まず、実施形態におけるリモコン送信装置について説明を行う。なお、本実施形態のリモコン送信装置は、各操作部に対して行われた操作で発生した入力信号に基づいて、被制御装置に対する制御信号を生成する制御部を内部に備える。制御部は入力信号に基づいて生成した制御信号を赤外線を発光するLEDを介して被制御装置に送信することとしているが、本発明の制御信号の送信形態は赤外線のみに限定されるものではない。
図1は、実施形態におけるリモコン送信装置100の外観形状を示す図である。図示では、リモコン送信装置100を両手操作時における被制御装置側の面を正面図とし、上面図、側面図、後面図、そして、底面図をそれぞれ示している。
図示に示すように、実施形態のリモコン送信装置100は、肉厚が略一定の3つの略平板部L(左)、C(中央)、R(右)を連結し、連結方向に対する装置断面は弓なり状を成している。中央の平板部Cと左右の平板部R、Lのなす角度は、約10度としている。これは、平板部Lが操作者の左手、平板部Rが操作者の右手で操作する際に、自然な状態で操作可能とするためである。
リモコン送信装置100の上面の中央の平板部Cには、被制御装置の電源ON/OFFを制御するための電源ボタン1が配置されている。また、メニューボタン2は後述する情報処理アプリケーションのメニュー画面を表示させるためのボタンである。これらのボタンは中央の平板部Cの表面と略同一面(面一)となるように配置されている。
リモコン送信装置100の上面左側の平板部Lには、上下左右方向及び左上/左下/右上/右下の8方向に傾倒することで指示を行う方向指示スティック(棒操作体)3が備えられている。さらにこの方向指示スティックを軸の略中心として、被制御装置の画面に表示されたカーソル等を所定の順序に従って移動させる指示を行うホイール(回転操作体)4を備えている。このホイール4は軸を中心に時計回り方向または反時計回り方向に回転可能に保持されている。また、このホイール4は上下左右方向に傾けることで指示を行うことも可能である。また、表示切替ボタン5は後述する画像データの表示形態の切り替え変更を指示するボタンである。
リモコン送信装置100の上面右側の平板部Rには、情報処理アプリケーションに表示されるカーソル等により選択された対象に対して所定の決定指示などを行う決定ボタン(SET)6を備える。また、選択を取り消し、所定の処理に戻る動作を指示するための戻る(BACK)ボタン7を備える。ボタン6、7により円形形状を構成し、尚且つ、ボタン6の表面積を大きくすることで、通常の操作(OKを指示する)の容易性を確保している。
また、平板部R、Lの正面(被制御装置側)には、ファンクションボタンA,B(図示の符号8、9)が設けられている。これらのファンクションボタンによる制御は後述する。なお、上述した上面の平板部L、Rの領域を、本実施形態では第1の操作部の領域とし、ファンクションボタン群は第4の操作部の領域と称する。
また、中央の平板部Cの正面側には、第1の赤外発光部10が備えられ、被制御装置への制御信号を発信可能としている。第1の赤外発光部が、平板部Cの正面の更に中央部に設けられることで、ユーザの手や指によって赤外線が遮られることを防ぐことを可能にしている。また、リモコン送信装置100の上面に刻印された各種文字は、本リモコン送信装置100を被制御装置に向けた場合に正立して見えるようにしているので、後面を被制御装置側に向けた場合に直ちに誤りであることを知らしめることが可能である。
以上が、実施形態におけるリモコン送信装置100の両手操作時にかかる各種操作部の説明である。
次に、実施形態におけるリモコン送信装置100を、主に片手で操作する場合の各操作部について説明する。
片手操作を行う場合には、図1における下面をユーザが見える方向に持ち替え(上向きにひっくり返し)、尚且つ、図1における平板部Lを被制御装置に向け(平板部Rをユーザに向け)るようにして操作を行う。それ故、平板部Lの側面(短尺側側面)には、第2の赤外発光部11が備えられている。また、同様の理由で、図1の下面の平板部C上に刻印された各種ボタンやスイッチに係る文字も、その操作状態で正立する向きに並んでいる。なお、赤外発光部11に対する反対側側面には、リモコン送信装置にストラップを接続することを可能にするため、吊り環部12が設けられている。
また、平板部R、Lの下面には、装置の長尺方向にスライド可能なスライド扉体21、22が設けられており、これらスライド扉21、22を、スライドさせることで、更なるスイッチ、ボタン群を露出させることを可能にしている。
図2は、本実施形態におけるリモコン送信装置100の裏面側における、スライド扉21、22をスライドさせた場合のスイッチ配置を示している。実施形態では、説明の便宜上、図1の上面を第1の面の、反対側の面(裏面)を第2の面とする。
図2に示すように、筐体中央領域にはテレビ放送に関する遠隔操作を行うための操作部(第2の操作部)を備えている。この第2の操作部には、デジタルテレビなどの被制御装置の電源のオン/オフを操作する電源ボタン23と、チャンネル変更と音声出力の音量を増減するための十字ボタン24を備える。また、電子番組表の表示といった、映像以外の情報を表示させる指示を行うINFOボタン25を備える。また、音量を遮断、または元の音量に回復させる指示を行うMUTEボタン26を備える。INPUTボタン27は所定の入力を指示するためのボタンである。
また、平板部Lのスライド扉21をスライドさせて露出したボタン群には、0から12までのボタンは数字ボタン群28が設けられている。これらの数字ボタンは、そのボタンの押下により予め設定された放送チャンネルが選択されるプリセット選局ボタンとして機能する。
また、放送メディア選択ボタン群29は受信する放送メディアを選択して切り替えるボタンも設けられている。これらは地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送等を選択するためのものである。3桁選局ボタン30は、このボタンの押下に続いて数字ボタンを押下することによって3桁のチャンネル番号を入力してチャンネルを指定するものである。また、数字ボタン群28は文字入力ボタンを兼ねている。画像データの名称変更などをデジタルテレビのアプリケーション上で実行したい場合には、数字ボタンを利用して文字入力を行うことが可能となっている。
一方、平板部Rのスライド扉22をスライドさせて露出したボタン群は次の通りである。
EPGボタン31は電子番組表情報を取得表示するためのボタンである。データ放送ボタン32はデータ放送番組の視聴開始を指示するためのボタンである。ダイレクト操作ボタン群33は、被制御装置に接続されたAV機器などの再生制御などを指示するためのボタン群である。指示ボタン群34は、データ放送によって表示されたコンテンツの選択や指定を行うためのボタン群である。なお、L領域及びR領域のスライド扉体21、22をスライドさせることで筐体外部に露出するこれらの操作部を以後、第3の操作部と称する。第3の操作部の各ボタン群は、第2の操作部を用いて操作する操作対象に対して、第2の操作部による操作を更に拡張するために設けらているものである。
上述したように、実施形態におけるリモコン送信装置100の筐体はL領域とR領域がC領域に対して角度をつけられているため、第2の面を下方に向けて平面に載置した場合には、第2の面の第2の操作部は平面と接触しない。これにより、第2の面を下方に向けてテーブルなどに載置した場合であっても、第2の操作部の各ボタンが接触により押下されてしまうことが避けられる。
同様に、第1の面を下方に向けて平面に載置した場合には、第1の面のL領域及びR領域に配置された第1の操作部が平面と接触することを避けることが可能となる。また、第1の面のC領域に配置された電源ボタンとメニューボタンは上述したように、第1の面と略同一面となるように配置されているため、突起する構成としていない。このため、第1の面を下方に向けて平面に配置した場合であっても、ボタンが押下されることによる誤動作を防止することができる。なお、第1の面のC領域にボタンを配置せず、L領域又はR領域に電源ボタンやメニューボタンを配置するなどしてもよい。また、第1の面を下方に向けて平面に配置した場合でも電源ボタンやメニューボタンが平面に接触しないように構成する他の方法、例えば、ボタンの突起よりも高い脚部を設けるといった構成を採用してもよい。
図3は第1の面を上面とした場合のリモコン送信装置の斜視図である。また、図4は第2の面を上面とした場合のリモコン送信装置の斜視図である。図5は、第1の面を上面とした場合のリモコン送信装置をユーザが操作する場合の把持形態(第1の操作(両手操作)形態)の模式図である。
上述したように、第1の面の第1の操作部は、筐体の長手方向の左右両端部にそれぞれ操作ボタンやホイールが設けられている。そのため、ユーザはリモコン送信装置の長手方向の両端部を両手で把持して、各種ボタンやホイールを操作する。
図6は、第2の面を上面とした場合のリモコン送信装置をユーザが操作する場合の把持形態(第2の操作(片手操作)形態)の模式図である。上述したように、第2の面の第2の操作部は、筐体の長手方向の中央部にボタンが設けられている。そのため、ユーザは従来の長方形状のリモコン送信装置と同様に、片手で把持してこれらのボタンを操作する。また、片手での操作を行うため、図6、及び図2に示すように、基本的に押下操作のみで対処するボタンのみが配置されている(ホイール等の回転体が設けていない)。
第1の操作形態の場合、ユーザから見てリモコン送信装置筐体の長手方向は横向きとなる。即ち、ユーザが被制御装置に向かってリモコン送信装置を操作する場合、被制御装置に対向するのは筐体の長尺側側面となる。よって、第1の面の操作部をユーザが操作する場合に被制御装置に対して制御信号を送信するのは第1の赤外発光部となる。
対して、第2の操作形態の場合、ユーザから見てリモコン送信装置筐体の長手方向は縦向きとなる。即ち、ユーザが被制御装置に向かってリモコン送信装置を操作する場合、被制御装置に対向するのは筐体の短尺側側面となる。よって、第2の面の操作部をユーザが操作する場合に被制御装置に対して制御信号を送信するのは第2の赤外発光部となる。
なお、第1、第2の操作形態を自動判別し、一方の赤外発光部のみを駆動するようにしても構わない。この場合には、重力センサを内蔵し、そのセンサよって第1、第2の面のいずれが上を向いているかを検出し、その結果に応じて赤外発光部を駆動すれば良いであろう。
詳細は後述するが、本実施形のリモコン送信装置の場合、第1の操作部を利用して操作するのは情報処理アプリケーションを制御する場合としている。また、第2の操作部を利用して操作するのは通常のテレビ放送やデータ放送を制御する場合としている。即ち、リモコン送信装置の第1の面の操作部と第2の面の操作部は、それぞれアプリケーション制御用とテレビ放送視聴用とに分類されている。従って、ユーザは自らが所望する操作に応じてリモコン送信装置の操作面、換言すれば把持形態だけを意識すればよくなる。第1の操作部を利用して操作する情報処理アプリケーションは、デジタルテレビやテレビに接続された周辺機器などに取り込まれた静止画や動画などのコンテンツをテレビ上で観賞・管理するためのアプリケーション等である。こうしたアプリケーション類はテレビ放送のチャンネル選択とは異なり柔軟かつ高度な操作制御が必要となる。そのため、第1の操作部には、ホイールや方向指示スティック、決定ボタンや戻るボタンといった操作群を配置している。これらの操作群は、チャンネル選局ボタンのような役割が固定的に割り当てられた操作系とは異なり、アプリケーションのインターフェースに応じて柔軟な操作制御を可能とするものである。こうした構成を採用することにより、ユーザによるリモコン送信装置の操作性、及び情報処理アプリケーションを容易に操作するための親和性を高めることができる。
また、リモコン送信装置の筐体のL領域とR領域に角度をつけているのは、上述したボタンの誤動作防止だけではなく、操作性を向上させる目的もあるためである。第1の操作部は図5に示したように、基本的には両手の親指で操作することを目的としている。そのため、ユーザは操作部を操作部を親指で操作するようにリモコン送信装置の筐体を把持すると、必然的に図5のような把持形態となる。こうした把持形態の場合、筐体が手の形状にフィットするように折曲している方が把持のし易さや、操作のし易さといった観点で好適である。そのため、本実施形態のリモコン送信装置100の筐体は筐体の長尺側端部を中央部に比べて持ちやすいように角度をつけている。
なお、本実施形態では、第1の面の第1の操作部領域のボタン配置や機能等により、L領域の面及びR領域の面ともにC領域の面に対して角度を有しているが、本発明は必ずしも筐体の両側の領域が中央の領域の面に対して角度を有している必要はない。例えば、操作ボタンの多くがどちらか一方の端部領域に集中しているようなリモコン送信装置の場合、ボタン群を操作しやすいようにボタン群が集中して配置された端部領域に角度をつけて構成すればよい。
なお、上述したリモコン送信装置は3つの平板部から構成されるものとしたが、厳密に平面の板状部である必要はない。例えば、L領域及びR領域の平板部の表面または裏面の少なくとも一方が湾曲しているような形状を採用することも可能である。
続いて、上記実施形態で開示したリモコン送信装置100を用いた情報処理装置の制御について説明する。
実施形態における被制御装置としてのデジタルテレビは、テレビ放送やデータ放送の受像や表示だけに留まらず、多様な機能を有してきている。その中でも特に注目を集めているのは、撮影された静止画や動画を閲覧・管理する機能である。従来から、デジタルカメラやデジタルカムコーダなどをケーブルでテレビと接続し、表示することは可能であったが、昨今ではテレビがストレージ機能やサーバ機能を備えることができ、情報表示や管理が可能な一種の情報処理装置として認識されてきている。
上述した実施形態で説明したリモコン送信装置100も、テレビに格納された情報処理用アプリケーションをリモコン送信装置を用いて操作することを目的としていた。
そこで、以下では、実施形態におけるリモコン送信装置100を用いて動作可能な情報処理アプリケーションを説明する。
図7に、実施形態の被制御装置として適用するデジタルテレビシステムの構成を説明する。
図中、301はデジタル放送電波を受信する為のアンテナ装置であり、デジタルテレビシステムとは通信線で接続されている。また、302はアンテナから受信された電波を選局、同調する為のチューナ装置である。303は選局された電波を復調し、信号に変換する為の復調回路装置である。
304は復調された信号からTS信号を分離する為のTSデコーダ回路である。305は分離されたTS信号より映像デコードを行う映像デコーダ回路である。306は同じくTS信号より音声デコードを行う音声デコーダ回路である。307は同じくTS信号よりデータ放送のデコードを行うデータ放送デコーダ回路である。308はデジタルテレビ本体の各種制御装置からの情報を表示する為のOSD回路である。309はデジタルテレビシステムに搭載されているEPG(電子番組表)やエージェント処理機能などの各種アプリケーションである。
310はデジタルテレビ内部で作成された各種映像情報を合成して出力する画像合成部である。311はデジタルテレビの表示画面となるモニタ装置である。312はデジタルテレビの各種制御の為のプログラム及び搭載されたアプリケーションのプログラム及び各種データを格納する為のROM装置である。313はデジタルテレビの各種制御の為のプログラム及び搭載されたアプリケーションのプログラム及び各種データを格納し、さらに、前記アプリケーションを動作させる為のワークとなるRAM装置である。314はデジタルテレビの各種制御及びプリケーションを実行する為のCPU装置である。315はデジタルテレビと外部機器との通信を行う為のモデム装置である。316はデジタルテレビの限定受信動作を行う際の認証動作、あるいは外部機器との各種情報のやり取りを行う為のICカード装置である。317はデジタルテレビの各回路ブロック間の情報伝達を行う為のバス装置である。318はデジタルテレビに接続された外部機器との画像データを含む高速なデータのやり取りを行う為のインターフェース回路である。
319はデジタルテレビに各種コマンドを伝える為のリモコン送信装置であり、先に示したリモコン送信装置100でもある。
以後説明する情報処理アプリケーションは、ROM装置312に格納され、必要に応じてRAM装置313に読み出され、CPU314が主体的に制御することにより実行されるものである。本実施形態におけるアプリケーションは、上述したように、ユーザがデジタルカメラ等で撮影した静止画や動画を閲覧するためのアプリケーションである。
まず、本アプリケーションの動作を示すために、各表示画面を説明する。リモコン送信装置100による各表示画面の動作制御について後述する。
図8は、アプリケーションを起動した際に初期表示される画面である。画面中には立方体(キューブと称する)が複数個表示される。この各キューブは情報処理アプリケーションで実行可能なメニューに対応付けられており、画面の手前と奥行きの間を中心とし、水平面上で公転するように立体的に表示される。また、最大サイズで映像の手前に表示されているキューブ801が静止画を閲覧・管理・編集等をするためのメニューであることを示している。この際、キューブの近傍領域に当該キューブの説明文などを表示する構成とするのが、ユーザビリティ向上のために好適である。なお、残りのキューブはフォト以外のメニュー、例えば、テレビ放送や録画コンテンツ選択、音楽などに対応している。
図9は所定のキューブ(本実施形態ではフォトメニューのキューブ)を選択した場合に表示される画面901を示したものである。選択したフォトメニューのキューブが拡大表示される。ここで、キューブの各面には、フォト表示を行ういくつかの表示形態やその他の詳細メニューが割り当てられている。例えば、図9のように手前に見えている面901には、「WHEN」というメニューが割り当てられている。このメニューは静止画などの撮影された日付に対応させて、カレンダー表示するためのメニューに移行可能であることを示している。図示はしないが、他には「WHO」や「WHERE」といった、人物や撮影場所等の属性で表示するためのメニューや、特定のアニメーションなどのテンプレート画像に静止画や動画を割り当てたスライドショー表示を選択するためのメニュー等が表示されている。例えば、メニュー「WHO」では予め所定の条件等に従って人別に選別された画像を表示することができる。デジタルテレビに備えられた実行プログラムであるエージェント機能が、画像の属性や画像に含まれる顔などを検出することにより、予め定められた所定の人単位に画像を自動的に振り分けることが可能である。そして、ユーザは人物を選択することにより、当該人物に振り分けられた画像の一覧表示を閲覧することができる。さらに、当該人物に振り分けられた画像をアルバム形式のテンプレートに自動的に配置し、デジタルアルバムの閲覧処理などが実行できる。なお、画像の一覧表示は図11から図13を用いて説明する。
図10は、図9に示した表示画面において、メニュー「WHEN」が選択された場合に表示される画像を示している。メニュー「WHEN」はユーザが取り込んだ画像群をカレンダーに対応づけて表示するものである。このカレンダー表示は奥行き感のある三次元風の表示となっているが、本発明はこれに限るものではない。また、カレンダー表示の初期画面は現在の月日となる。また、図示の場合、2010年8月29日の例であるので、その日の枠が他の枠より太く表示されている様を示している。
ユーザによって取り込まれた画像の撮影年月日情報を元に、本アプリケーションは自動的にこれらの画像をカレンダーの年月日に割り当てて表示する。なお、日付内に配置された網目状に塗りつぶした矩形部1001には、その日に撮像した画像の1つが表示される。また、ユーザがリモコン送信装置を操作し、画像が配置された日にカーソルを合わせると、自動的に当該日付に対応付けられた画像群1002が一枚ずつカレンダー面から鉛直方向に上昇するようにアニメーション表示される。これにより、ユーザは当該日付に対応付けられた画像を確認することができる。その後、ユーザは所望の日付にカーソルを選択し、リモコン送信装置で日付決定の旨の指示を行うことにより、当該日付に割り当てられた画像の一覧表示画面へ移行する。
図11は「WHEN」メニューのカレンダー表示や「WHO」メニューの人物表示から移行した画像の一覧表示画面の一例を示す図である。図11は所定の日付に対応付けられた静止画や動画1101を不規則状に並べた画像表示を行う画面を示している。また、太枠は、現在選択されている画像を示している。この画面では、写真をピンナップボードに無造作に配置したような印象の画像表示を行う(以後、この表示形態をピンナップ表示と称する)。画像の数が多い場合は画像の上に他の画像が重なるように表示されるが、任意の機能により下側に配置される画像を上側の画像で完全に覆い隠すことが無いように画像を表示するように構成されている。ユーザはリモコン送信装置を用いて表示されているサムネイル画像を選択し、必要に応じて全画面表示などに切り換えることが可能である。
図12は「WHEN」メニューのカレンダー表示や「WHO」メニューの人物表示から移行した画像の一覧表示画面の別の例を示す図である。図12は所定の日付に対応付けられた静止画や動画1201を規則的に並べた画像表示を行う画面を示している。この画面では、撮影時間順やファイル名順などに画像群をインデックス状に配置する(以後、この表示形態をインデックス表示と称する)。なお、この画面でも図11に示した画像表示と同様に、ユーザはリモコン送信装置を用いて表示されているサムネイル画像を選択し、必要に応じて全画面表示などに切り換えることが可能である。選択中の画像は図示のように太枠で表示され、他の枠と区別ができるようになっている。
図13は「WHEN」メニューのカレンダー表示や「WHO」メニューの人物表示から移行した画像の一覧表示画面の更なる別の例を示す図である。図13は所定の日付に対応付けられた静止画や動画1301をリング状に並べた画像表示を行う画面を示している。ユーザによるリモコン送信装置の操作によって、リング状に配列された画像が回転するような画面表示となっている(以後、この表示をリング表示と称する)。図13のように、リングの回転中はリング全体の外観が認識可能なように小サイズのサムネイル画像を表示しているが、リングの回転を停止した状態では、より大サイズのサムネイル画像を表示するようなアニメーションを用いることが可能である(図14参照)。なお、この画面でも図11に示した画像表示と同様に、ユーザはリモコン送信装置を用いて表示されているサムネイル画像を選択し、必要に応じて全画面表示などに切り換えることが可能である。
図11、図12、図13などの画像の一覧表示画面において、ユーザがリモコン送信装置を操作して選択し、全画面表示する旨の決定を行った画像については、図15に示すように表示領域に全画面表示することができる。
続いて、本アプリケーションとリモコン送信装置100の操作形態の関係について説明する。リモコン送信装置100の各種ボタンやホイール4、方向指示スティック3の動作に応じた制御信号がリモコン送信装置の第1赤外発光部10からデジタルテレビの受信部に送信される。リモコン送信装置の操作に基づく制御信号送出の制御は、既知のリモコン送信装置100の制御と同等のものを利用することができるため説明は省略する。
また、リモコン送信装置100からの制御信号を受けてアプリケーションを実行する操作についても、一般的なアプリケーションのユーザインタフェースを介した制御と同様であるため、説明を省略する。なお、方向指示スティックやホイールの押下操作において、以後、上方向や下方向と記載する場合があるが、これは図1に示した図面上の方向に対応している。つまり上方向と記載した場合には、実際はユーザが方向指示スティックやホイールを奥側(被制御装置側)へ倒すことを意味する。
まず、メニューボタン2をユーザが押下することにより、リモコン送信装置の第1赤外発光部10からデジタルテレビの不図示の赤外受信部に制御信号が送信される。これにより、図8に示したメニュー画面が表示される。
このメニュー画面には複数のキューブが表示されている。これらのキューブの選択はホイール4の回転及び方向指示スティック3を操作することで行われる。ホイール4の回転操作は複数のキューブを時計方向または反時計方向に回転させる制御に対応している。また、方向指示スティック3の操作も同様に画面手前に表示されるキューブの隣り合う別のキューブに切り替えることができる。ここでは、方向指示スティック3を右または左に倒す操作が画面手前に表示されるキューブの選択動作に対応する。画面手前に表示されたキューブを指定し、決定ボタン6を押下することにより、アプリケーションは図9に示したキューブ面の選択画面901の表示を実行する。
続いて、図9に示したキューブ面の選択画面における選択操作について説明する。まず、ホイール4の回転操作はキューブを水平方向に回転させる制御に対応している。また、方向指示スティックの左右操作も、キューブを水平方向に回転させる制御に対応している。さらに、方向指示スティックの上下の操作は、キューブを鉛直方向に回転させる制御に対応している。ユーザは実行した表示形態が示されているキューブ面が手前に表示された状態で決定ボタン6を押下する。図9では画像群をカレンダーに対応付けて表示する「WHEN」メニューが選択されており、この状態で決定ボタン6が押下されることにより、アプリケーションは図10に示したカレンダー画面の表示を実行する。なお、この時点で戻るボタン7を押下することにより、一つ前の画面(図8のメニュー画面)を再表示させることができる。
図10に示したカレンダー画面における操作について説明する。まず、ホイール4の回転操作はカーソルを日付順に移動させる制御に対応している。ホイールを高速で回転させることでカーソルもその速度に対応して高速で移動する。また方向指示スティック3を上下左右に倒す操作は、カーソルで選択されている日からカレンダー上における上下左右の日へカーソルを移動させる制御に対応している。例えば、カーソルを上方向に倒した場合は1週間前の同じ曜日の日にカーソルが移動する。また、カーソルを右方向に倒した場合は翌日にカーソルが移動する。
さらに、ホイール4を上下左右方向へ押下する操作は、月と年を移動させる制御に対応している。ホイールを右方向に押下することで、翌年の同月を表示させる制御が実行される。このとき、カーソルは移動前に表示されていた月においてカーソルが指定していた日付と同日付とするのが好適である。また、ホイール4を下方向に押下することで、同年の翌月を表示させる制御が実行される。ユーザはこれらの操作により所定の日付にカーソルをあわせ、決定ボタンを押下する。これにより、図11に記載の画像一覧表示画面に移行する。なお、この時点で戻るボタンを押下することにより、一つ前の画面(図9のキューブ面選択画面)を再表示させることができる。
図10で所定の日付が選択され、決定ボタン6が押下されることにより、図11乃至図13に示した画像一覧表示画面のいずれかに移行する。ここでは、図11の画面表示に移行するものとする。
まず、図11に示したピンナップ表示画面における操作について説明する。ホイール4の回転操作はカーソルを無造作に配置された画像中を概ね並び順に移動させる制御に対応している。また、方向指示スティックの上下左右及び斜め方向に倒す操作は、現在カーソル(太枠表示)が選択している画像から上下左右及び斜め方向に隣接した画像にカーソル移動させる制御に対応している。さらに、ホイール4を左右方向に押下することにより、前ページまたは次ページへと移行することができる。ユーザはこれらの操作により所定の画像にカーソルをあわせ、決定ボタンを押下する。これにより、図15に示した画像の全画面表示へと遷移する制御がアプリケーションによって実行される。なお、ピンナップ表示の状態で戻るボタンを押下することにより、一つ前の画面(図10のカレンダー表示)を再表示させることができる。また、ピンナップ表示の状態で表示切替ボタンを押下することにより、図12に示したインデックス表示や図13に示したリング表示といった別の画像一覧表示画面に切り替える制御が実行される。
図12に示したインデックス表示における操作について説明する。ホイール4の回転操作はカーソルを配置された画像順に移動させる制御に対応している。また、方向指示スティック3を上下左右及び斜め方向に倒す操作は、現在カーソルが選択している画像から上下左右及び斜め方向に隣接した画像にカーソル移動させる制御に対応している。さらに、画像表示領域内に全てのサムネイル画像が表示されない場合には、ホイール4を上下方向に押下する操作を行うことにより、インデックス表示を縦方向にスクロールさせることができる。ユーザはこれらの操作により所定の画像にカーソルをあわせ、決定ボタン6を押下する。これにより、図15に示した画像の全画面表示へと遷移する制御がアプリケーションによって実行される。なお、インデックス表示の状態で戻るボタン7を押下することにより、一つ前の画面(図10のカレンダー表示)を再表示させることができる。また、インデックス表示の状態で表示切替ボタン5を押下することにより、図11に示したピンナップ表示や図13に示したリング表示といった別の画像一覧表示画面に切り替える制御が実行される。
続いて、図13に示したリング表示における操作について説明する。ホイール4の回転操作は表示されたリングを回転移動させる制御に対応している。また、方向指示スティック3を左右に倒す操作もそのリングを回転移動させる制御に対応している。なお、図11に示したピンナップ表示や図12に示したインデックス表示は配置された画像は移動せず、画像を選択するカーソルが移動するように制御されていたが、リング表示ではカーソル位置(太枠)は常に画面の最前面の中央部に固定的に表示される。ユーザはこれらの操作により所定の画像にカーソルをあわせ、決定ボタン6を押下する。これにより、図15に示した画像の全画面表示へと遷移する制御がアプリケーションによって実行される。なお、リング表示の状態で戻るボタン7を押下することにより、一つ前の画面(図10のカレンダー表示)を再表示させることができる。また、リング表示の状態で表示切替ボタンを押下することにより、図11に示したピンナップ表示や図12に示したインデックス表示といった別の画像一覧表示画面に切り替える制御が実行される。
なお、図11、図12、図13で示したこれらの画像一覧表示画面においてメニューボタン2を押下することにより、図8に示したキューブ表示画面に遷移する制御が実行される。さらに、上述した実施形態では、これらの画像一覧表示画面において特定の画像を選択し、決定ボタン6を押下することで選択した画像を全画面表示することとしたが、その他の表示に移行するように構成してもよい。例えば、予め定められたスライドショー形式のテンプレートを用いて、画像を表示するように構成することも可能である。
図15に示した画像の全画面表示における操作について説明する。全画面表示されている状態で、ファンクションボタンA(8)を押下したままホイール4を時計回りに回転させると画像が拡大される。また、ファンクションボタンA(8)を押下したままホイールを反時計回りに回転させると画像が縮小される。さらに、画像の拡大・縮小の中心点については方向指示スティックの上下左右及び斜め方向の計8方向に任意に倒すことにより移動させることができる。
なお、以上示した各種の表示形態では、ユーザがデジタルカメラ等で撮影した静止画や動画などを表示することとして説明したが、本発明の表示形態はこれらの静止画や動画といったコンテンツのみに限定されるものではない。音楽ファイルやその他のファイルなど、どのようなコンテンツに対しても適用可能なものである。
以上説明したように、少ない操作系でかつ簡易な操作形態のリモコン送信装置と、当該リモコン送信装置で多種多様な制御を実行可能なように情報処理アプリケーションを構成した。このように、シンプルかつ容易な操作系と、当該操作系の操作に直感的にマッチした情報処理アプリケーションを提供することにより、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
本発明のリモコン送信装置の構成を示す外観図である。 本発明のリモコン送信装置の構成を示す外観図である。 本発明のリモコン送信装置の斜視図である。 本発明のリモコン送信装置の斜視図である。 本発明のリモコン送信装置の表面を操作する際のユーザの把持形態を示す図である。 本発明のリモコン送信装置の裏面を操作する際のユーザの把持形態を示す図である。 本発明の被制御装置として適用するデジタルテレビシステムの構成を示すブロック図である。 本発明における情報処理アプリケーションによって表示されるキューブ選択表示形態を示す図である。 本発明における情報処理アプリケーションによって表示されるキューブ面選択表示形態を示す図である。 本発明における情報処理アプリケーションによって表示されるカレンダー表示形態を示す図である。 本発明における情報処理アプリケーションによって表示されるピンナップ表示形態を示す図である。 本発明における情報処理アプリケーションによって表示されるインデックス表示形態を示す図である。 本発明における情報処理アプリケーションによって表示されるリング表示形態を示す図である。 本発明における情報処理アプリケーションによって表示されるリング表示時のリング操作停止時の画像表示形態を示す図である。 本発明における情報処理アプリケーションによって表示される全画面表示形態を示す図である。

Claims (7)

  1. 被制御装置を遠隔操作するためのリモートコントロール装置であって、
    前記リモートコントロール装置の筐体は3つの略平板部が連結された形状でかつ連結方向断面形状が略弓形を成し、前記連結方向断面が凸形となる側を上面、凹形となる側を底面としたとき、
    両端の略平板部における前記上面側の面上には、第1の目的に係る操作指示用の操作部を配置し、
    中央の略平板部における前記底面側の面上には、第2の目的に係る操作指示用の操作部を配置した構造を有することを特徴とするリモートコントロール装置。
  2. 前記中央の略平板部の側面には、前記第1の目的に係る操作指示がなされた際の指示情報を送信する第1の送信部を設け、
    前記両端の略平板部の一方の、前記連結方向に略直交する側面には、前記第2の目的に係る操作指示がなされた際の指示情報を送信する第2の送信部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のリモートコントロール装置。
  3. 両端の略平板部における前記底面側の少なくとも一方には、前記第2の目的に係る拡張用の操作部を配置すると共に、当該拡張用の操作部を覆い、前記連結方向にスライド自在なスライド扉を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のリモートコントロール装置。
  4. 前記両端の略平板部における、前記第1の送信部が設けられる側の側面には、所定のボタンを配置したことを特徴とする請求項2に記載のリモートコントロール装置。
  5. 前記中央の略平板部の上面及び底面には、被制御装置の電源の入/切の指示を行うボタンが配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のリモートコントロール装置。
  6. 前記上面の一方端の略平板部の面上には、軸を中心に回動自在な回転体と、当該回転体の中央に傾動可能な棒操作体が設けられ、
    前記上面の他方端の略平板部の面上には、選択指示と選択解除を指示するボタンが設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のリモートコントロール装置。
  7. 前記回転体は、押下位置を検出するために押下方向に傾斜可能になっていることを特徴とする請求項6に記載のリモートコントロール装置。
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