JP6064457B2 - 異常検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、サーバ等のICT(Information and Communication Technology)機器の冷却機能の異常を検出する異常検出装置、ICT機器、異常検出方法、および、プログラムに関する。
サーバ等のICT機器では、CPUなどの電子部品の発熱によって筐体内の温度が過度に上昇しないようにするため、筐体内に冷却用ファンを設置するようにしたものがある。冷却用ファンを回転させることにより、筐体に設けられた吸気口から外気が吸気され、筐体内部が冷却される。また、吸気口にはフィルタが取り付けられ、粉塵が筐体内に入らないようにしている。しかし、冷却用ファンを設置しても、フィルタが目詰まりしたり、冷却用ファンが故障したりすると、外気の吸気量が減少し、筐体内を冷却できなくなってしまう。そして、筐体内を冷却できなくなると、ICT機器が正常動作できなくなってしまう。
このような問題点を解決するための技術として、次のような技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されている技術では、先ず、温度センサによって吸気温度とCPU温度とを検出し、吸気温度に対して定められている許諾温度を求める。その後、許諾温度とCPU温度とを比較し、CPU温度が許諾温度を超えている場合は、冷却用ファンの回転数が設定回転数になっているか否かを調べる。そして、設定回転数になっている場合は、ユーザに対してフィルタの目詰まりが発生していることを通知し、設定回転数になっていない場合は、冷却用ファンが故障していることをユーザに通知する。
特開2006−127283号公報
ICT機器の稼働状況が一定であれば、特許文献1に記載されている技術でも、フィルタの目詰まり等の異常を正確に検出することができる。しかし、特許文献1に記載されている技術は、吸気温度に対して定められている許諾温度とCPU温度とを比較することにより、フィルタの目詰まり等の異常が発生しているか否かを判定するようにしているため、ICT機器の稼働状況が一定でない場合には、目詰まりなどの異常を検出できなかったり、反対に、目詰まりなどの異常が発生していないにもかかわらず、異常が発生していると判定してしまうことがある。つまり、最新のICT機器においては、稼働状況によりCPUの発熱量が3倍程度変化するが、特許文献1に記載されている技術は、このことを考慮していないため、フィルタの目詰まり等の異常を正確に検出することができない。
[発明の目的]
そこで、本発明の目的は、ICT機器の稼働状況が一定でない場合には、フィルタの目詰まり等の冷却機能の異常を正確に検出することができないという課題を解決した異常検出装置を提供することにある。
本発明にかかる異常検出装置は、
ICT機器の稼働状況を検出する稼働状況検出手段の検出結果と、前記ICT機器の吸気温度を検出する吸気温度センサの検出結果とに基づいて、前記ICT機器内への外気の吸気量が適切な場合に、前記ICT機器の所定位置において取り得る温度の上限値を予測する予測手段と、
前記所定位置の温度を検出する温度センサの検出結果が、前記予測手段によって予測されている上限値を超えている場合、異常が発生していると判定する判定手段とを備える。
本発明にかかるICT機器は、
自ICT機器の稼働状況を検出する稼働状況検出手段と、
自ICT機器の吸気温度を検出する吸気温度センサと、
自ICT機器の所定位置の温度を検出する温度センサと、
前記稼働状況検出手段の検出結果と、前記吸気温度センサの検出結果とに基づいて、自ICT機器内への外気の吸気量が適切な場合に、自ICT機器の所定位置において取り得る温度の上限値を予測する予測手段と、
前記温度センサの検出結果が、前記予測手段によって予測されている上限値を超えている場合、異常が発生していると判定する判定手段とを備える。
本発明にかかる異常検出方法は、
予測手段が、ICT機器の稼働状況を検出する稼働状況検出手段の検出結果と、前記ICT機器の吸気温度を検出する吸気温度センサの検出結果とに基づいて、前記ICT機器内への外気の吸気量が適切な場合に、前記ICT機器の所定位置において取り得る温度の上限値を予測し、
判定手段が、前記所定位置の温度を検出する温度センサの検出結果が、前記予測手段によって予測されている上限値を超えている場合、異常が発生していると判定する。
本発明にかかるプログラムは、
コンピュータを、
ICT機器の稼働状況を検出する稼働状況検出手段の検出結果と、前記ICT機器の吸気温度を検出する吸気温度センサの検出結果とに基づいて、前記ICT機器内への外気の吸気量が適切な場合に、前記ICT機器の所定位置において取り得る温度の上限値を予測する予測手段、
前記所定位置の温度を検出する温度センサの検出結果が、前記予測手段によって予測されている上限値を超えている場合、異常が発生していると判定する判定手段として機能させる。
本発明によれば、ICT機器の稼働状況が変化する場合であっても、フィルタの目詰まり等の冷却機能の異常を確実に検出することができる。
本発明の第1の実施の形態にかかるICT機器1の構成例を示すブロック図である。 マネージメント部16の構成例を示すブロック図である。 ファン回転数・温度範囲記憶部165の内容例を示す図である。 マネージメント部16の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかる異常検出手段50の構成例を示すブロック図である。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[本発明の第1の実施の形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態にかかるICT機器1は、筐体の前面側に複数のハードディスクドライブ(HDD)11と、吸気温度を検出する吸気温度センサ21とが配置され、その後方には複数の冷却用ファン(FAN)12が配置されている。冷却用ファン12の後方には、発熱量が多いCPU13と、CPU13の部品温度を検出するCPU温度センサ22とが配置されている。更に、その後方には、メモリ14、入出力部15、チップセットやBMC(Base Management Controller)等によって実現され、制御装置として機能するマネージメント部16と、電源部17と、排気温度を検出する排気温度センサ23とが配置されている。
冷却用ファン12が回転すると、筐体前面に設けられた吸入口(図示せず)から外気が吸入される。吸入された外気は筐体背面方向に進み、筐体背面に設けられている排気口(図示せず)から排気される。また、吸入口には塵埃を取り除くためのフィルタが設けられている。
図2を参照すると、マネージメント部16は、ファン制御手段161と、CPU負荷検出手段162と、予測手段163と、判定手段164と、ファン回転数・温度範囲記憶部165と、ブザー、LEDなどのアラーム手段166とを備えている。
ファン回転数・温度範囲記憶部165には、吸気温度とCPU負荷との組み合わせに関連付けて、ファン回転数と、吸気温度範囲と、CPU温度範囲とが記録される。図3は、ファン回転数・温度範囲記憶部165の内容例を示した図である。本実施の形態では、吸気温度Taが同じなら、CPU負荷Lが小さいときほど、排気温度範囲およびCPU温度範囲の上限値および下限値が低い温度になっている。同図の例えば、第2行目は、吸気温度TaがTa1≦Ta<Ta2で、CPU負荷LがL2≦L<L3の場合は、冷却用ファン12の回転数をR2とすることを示すと共に、筐体内への外気の吸気量(単位時間当たりの吸気量)が適切な場合に、排気温度Tbが取り得ると予測される排気温度範囲がTb2≦Tb<Tb3で、CPU13の部品温度Tcが取り得ると予測されるCPU温度範囲がTc2≦Tc<Tc3であることを示している。なお、排気温度範囲およびCPU温度範囲は、ICT機器1が正常動作している時(フィルタの目詰まり等の異常が発生していない時)に、実際に測定した値に基づいて決定する。また、本実施の形態では、吸気温度とCPU負荷との組み合わせに関連付けてファン回転数、排気温度範囲、及び、CPU温度範囲が記録されているファン回転数・温度範囲記憶部165を利用するようにしたが、その代わりに、吸気温度とCPU負荷との組み合わせに関連付けてファン回転数が記録されたファン回転数記憶部と、吸気温度とCPU負荷との組み合わせに関連付けて排気温度範囲とCPU温度範囲とが記録された温度範囲記憶部とを利用するようにしても構わない。
CPU負荷検出手段162は、CPU13の負荷を検出する機能を有する。なお、本実施の形態では、CPU13の負荷としてCPU13の使用率を検出する。また、CPU負荷検出手段162は、ICT機器1の稼働状況を検出するために使用するものであり、ICT機器1の稼働状況を検出することができるのであれば、他の手段、例えば、ICT機器1の消費電力を検出する消費電力検出手段を用いるようにしても構わない。
ファン制御手段161は、吸気温度センサ21の検出結果と、CPU負荷検出手段162の検出結果と、ファン回転数・温度範囲記憶部165の内容とに基づいて、冷却用ファン12の回転数を決定し、決定した回転数で冷却用ファン12を回転させる機能を有する。より具体的には、吸気温度センサ21の検出結果とCPU負荷検出手段162の検出結果との組み合わせに関連付けて記録されている回転数をファン回転数・温度範囲記憶部165から検索し、検索した回転数で冷却用ファン12を回転させる。
予測手段163は、吸気温度センサ21の検出結果と、CPU負荷検出手段162の検出結果と、ファン回転数・温度範囲記憶部165の内容とに基づいて、筐体内への単位時間当たりの外気の吸気量が適切な場合に、排気温度が取り得ると予測される排気温度範囲と、CPU13の部品温度が取り得ると予測されるCPU温度範囲とを求める機能を有する。より具体的には、吸気温度センサ21の検出結果とCPU負荷検出手段162の検出結果との組み合わせに関連付けて記録されている排気温度範囲およびCPU温度範囲をファン回転数・温度範囲記憶部165から検索する機能を有する。
判定手段164は、予測手段163で求められたCPU温度範囲および排気温度範囲と、CPU温度センサ22の検出結果と、排気温度センサ23の検出結果とに基づいて、フィルタの目詰まりなどの冷却機能の異常が発生したか否かを判定する機能を有する。
なお、マネージメント部16は、CPU(中央処理装置)によって実現可能であり、その場合には、例えば、次のようにする。CPUをファン制御手段161、CPU負荷検出手段162、予測手段163、及び、判定手段164として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、CPUに上記プログラムを読み取らせる。CPUは読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自CPU上にファン制御手段161、CPU負荷検出手段162、予測手段163、及び、判定手段164を実現する。
[第1の実施の形態の動作]
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。
マネージメント部16は、一定時間毎に、図4のフローチャートに示す処理を実行する。
予測手段163は、ステップS41において、吸気温度センサ21、CPU温度センサ22及び排気温度センサ23の検出結果を入力し、次のステップS42において、CPU負荷検出手段162の検出結果を入力する。その後、予測手段163は、吸気温度センサ21の検出結果とCPU負荷検出手段162の検出結果との組み合わせに関連付けて記録されている排気温度範囲およびCPU温度範囲をファン回転数・温度範囲記憶部165から検索し、検索結果を判定手段164に渡す(ステップS43)。
判定手段164は、予測手段163から検索結果が渡されると、先ず、CPU温度センサ22の検出結果が、予測手段163から渡されたCPU温度範囲内であるか否かを判定する(ステップS44)。
そして、CPU温度センサ22によって検出したCPU13の実際の部品温度が、CPU温度範囲内である場合(ステップS44がYes)は、排気温度センサ23の検出結果が排気温度範囲内であるか否かを判定する(ステップS45)。排気温度センサ23によって検出した実際の排気温度も排気温度範囲内の場合(ステップS45がYes)は、フィルタの目詰まり等の異常が発生していないと判断し、処理を終了する。
これに対して、ステップS44において、CPU温度センサ22の検出結果がCPU温度範囲内ではないと判定した場合(判定結果がNo)は、CPU温度センサ22の検出結果がCPU温度範囲の上限値を超えているか否かを調べる(ステップS46)。
そして、上限値を超えている場合(ステップS46がYes)は、フィルタの目詰まり等の冷却機能の異常が発生していると判断し、アラーム手段166を駆動する(ステップS47)。
これに対して、上限値を超えていない場合(ステップS46がNo、CPU13の部品温度がCPU温度範囲の下限値を下回った場合)は、消費電力を削減するために冷却用ファン12の回転数を低減してもICT機器1内部の温度が高くなり過ぎることはないと判断し、ファン制御手段161に対して冷却用ファン12の回転数の低減量Aを通知する(ステップS48)。これにより、ファン制御手段161は、冷却用ファン12の回転数を通知された低減量Aだけ下げる。なお、低減量Aは、例えば、CPU温度範囲の下限値と、実際のCPU13の部品温度(CPU温度センサ22の検出結果)との差分に応じた値とすることができる。より具体的には、差分が大きいとき程、低減量Aを大きな値にする。また、低減量Aを決定する際に、吸気温度や、ICT機器1の構造を考慮するようにしても良い。なお、CPU13の部品温度がCPU温度範囲の下限値を下回る状況としては、例えば、ICT機器1を設置後に、ICT機器1の外部に冷却用ファンを設置した場合などがある。
また、ステップS45において、排気温度センサ23の検出結果が排気温度範囲内ではないと判断した場合(判定結果がNo)は、排気温度センサ23の検出結果が排気温度範囲の上限値を超えているか否かを調べる(ステップS46)。
そして、上限値を超えている場合(ステップS46がYes)は、フィルタの目詰まり等の異常が発生していると判断し、アラーム手段166を駆動する(ステップS47)。これに対して、上限値を超えていない場合(ステップS46がNo)は、冷却用ファン12の回転数を低減してもICT機器1内の温度が高くなり過ぎることはないと判断し、ファン制御手段161に対して、冷却用ファン12の回転数の低減量Aを通知する(ステップS48)。この場合、低減量Aは、排気温度範囲の下限値と、排気温度センサ23の検出結果との差分に応じたものとすることができる。
[第1の実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、ICT機器1の稼働状況が変化する場合であっても、フィルタの目詰まり等の異常を確実に検出することができる。その理由は、吸気温度センサ21の検出結果とCPU負荷検出手段(稼働状況検出手段)162の検出結果とに基づいて、外気の吸気量が適切な場合に、CPU13の部品温度が取り得ると予測される温度範囲および排気温度が取り得ると予測される排気温度範囲を求めるようにしているからである。
また、本実施の形態によれば、ICT機器1の消費電力を削減することができる。その理由は、CPU13の部品温度がCPU温度範囲の下限値を下回った場合、或いは、排気温度が排気温度範囲の下限値を下回った場合、冷却用ファン12の回転数を低減するようにしているからである。
また、本実施の形態によれば、CPU13の負荷が小さく、CPU13の部品温度や排気温度が低い場合であっても、フィルタの目詰まり等の異常が発生した場合には、それを確実に検出することができる。その理由は、CPU負荷検出手段162の検出結果が低負荷を示している場合ほど、CPU温度範囲及び排気温度範囲の上限値を低い温度にしているからである。
[本発明の第2の実施の形態]
図5を参照すると、本発明の第2の実施の形態にかかる異常検出装置50は、予測手段51と、判定手段52とを備えている。
予測手段は、ICT機器の稼働状況を検出する稼働状況検出手段61の検出結果と、上記ICT機器の吸気温度を検出する吸気温度センサ62の検出結果とに基づいて、ICT機器内への外気の吸気量が適切な場合に、上記ICT機器の所定位置において取り得ると予測される温度の上限値を求める。判定手段51は、上記所定位置の温度を検出する温度センサ63の検出結果が、予測手段51によって求められている上限値を超えている場合、異常が発生していると判定する。
なお、異常検出装置50は、コンピュータにより実現可能であり、その場合は、例えば次のようにする。コンピュータを異常検出装置50として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラム従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に予測手段51および判定手段52を実現する。
[第2の実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、ICT機器の稼働状況が変化する場合であっても、フィルタの目詰まり等の異常を確実に検出することができる。その理由は、ICT機器の稼働状況を検出する稼働状況検出手段61の検出結果と、ICT機器の吸気温度を検出する吸気温度センサ62の検出結果とに基づいて、ICT機器内への外気の吸気量が適切な場合に、ICT機器の所定に位置おいて取り得ると予測される温度の上限値を求めるようにしているからである。
本発明は、サーバ等のICT機器に利用可能である。
1・・・ICT機器
11・・・ハードディスクドライブ
12・・・冷却用ファン
13・・・CPU
14・・・メモリ
15・・・入出力部
16・・・マネージメント部
17・・・電源部
21・・・吸気温度センサ
22・・・CPU温度センサ
23・・・排気温度センサ
161・・・ファン制御手段
162・・・CPU負荷検出手段
163・・・予測手段
164・・・判定手段
165・・・ファン回転数・温度範囲記憶部
166・・・アラーム手段
50・・・異常検出装置
51・・・予測手段
52・・・判定手段
61・・・稼働状況検出手段
62・・・吸気温度センサ
63・・・温度センサ

Claims (10)

  1. ICT機器の稼働状況を検出する稼働状況検出手段の検出結果と、前記ICT機器の吸気温度を検出する吸気温度センサの検出結果とに基づいて、前記ICT機器内への外気の吸気量が適切な場合に、前記ICT機器の所定位置において取り得る温度の上限値を予測する予測手段と、
    前記所定位置の温度を検出する温度センサの検出結果が、前記予測手段によって予測されている上限値を超えている場合、異常が発生していると判定する判定手段とを備えたことを特徴とする異常検出装置。
  2. 請求項1記載の異常検出装置において、
    前記予測手段は、前記吸気温度センサの検出結果が同じ場合は、前記稼働状況検出手段によって検出された稼働状況が低い稼働率を示している場合ほど、前記上限値として低い温度を予測することを特徴とする異常検出装置。
  3. 請求項1または2記載の異常検出装置において、
    第1の稼働率と吸気温度との組み合わせそれぞれについて、前記所定位置において取り得る温度の上限値が記録されると共に、前記第1の稼働率よりも大きな第2の稼働率と吸気温度との組み合わせそれぞれについて、前記所定位置において取り得る温度の上限値が記録された温度範囲記憶部と、
    前記予測手段は、前記吸気温度センサで検出された吸気温度と前記稼働状況検出手段で検出された稼働率とに関連付けて記録されている上限値を前記温度範囲記憶部から検索することを特徴とする異常検出装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の異常検出装置において、
    前記予測手段は、前記稼働状況検出手段の検出結果と前記吸気温度センサの検出結果とに基づいて、前記ICT機器内への外気の吸気量が適切な場合に、前記所定位置において取り得る温度の下限値を予測し、
    前記判定手段は、前記温度センサの検出結果が、前記予測手段によって予測されている下限値を下回っている場合は、冷却用ファンの回転数を制御するファン制御手段に対して、前記冷却用ファンの回転数を低減することを指示することを特徴とする異常検出装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の異常検出装置において、
    前記稼働状況検出手段は、前記ICT機器に搭載されているCPUの負荷を前記ICT機器の稼働状況として検出することを特徴とする異常検出装置。
  6. 請求項1乃至4の何れか1項記載の異常検出装置において、
    前記稼働状況検出手段は、前記ICT機器の消費電力を前記ICT機器の稼働状況として検出することを特徴とする異常検出装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の異常検出装置において、
    前記温度センサは、排気温度を検出するものであることを特徴とする異常検出装置。
  8. 自ICT機器の稼働状況を検出する稼働状況検出手段と、
    自ICT機器の吸気温度を検出する吸気温度センサと、
    自ICT機器の所定位置の温度を検出する温度センサと、
    前記稼働状況検出手段の検出結果と、前記吸気温度センサの検出結果とに基づいて、自ICT機器内への外気の吸気量が適切な場合に、自ICT機器の所定位置において取り得る温度の上限値を予測する予測手段と、
    前記温度センサの検出結果が、前記予測手段によって予測されている上限値を超えている場合、異常が発生していると判定する判定手段とを備えたことを特徴とするICT機器。
  9. 予測手段が、ICT機器の稼働状況を検出する稼働状況検出手段の検出結果と、前記ICT機器の吸気温度を検出する吸気温度センサの検出結果とに基づいて、前記ICT機器内への外気の吸気量が適切な場合に、前記ICT機器の所定位置において取り得る温度の上限値を予測し、
    判定手段が、前記所定位置の温度を検出する温度センサの検出結果が、前記予測手段によって予測されている上限値を超えている場合、異常が発生していると判定することを特徴とする異常検出方法。
  10. コンピュータを、
    ICT機器の稼働状況を検出する稼働状況検出手段の検出結果と、前記ICT機器の吸気温度を検出する吸気温度センサの検出結果とに基づいて、前記ICT機器内への外気の吸気量が適切な場合に、前記ICT機器の所定位置において取り得る温度の上限値を予測する予測手段、
    前記所定位置の温度を検出する温度センサの検出結果が、前記予測手段によって予測されている上限値を超えている場合、異常が発生していると判定する判定手段として機能させるためのプログラム。
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