JP6314533B2 - データセンター - Google Patents

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Description

本発明は、データセンターに関する。
ネットワーク技術の発達に伴って、ネットワークを経由して様々なサービスをユーザに提供するネットワークサービスが注目されるようになった。そのようなサービスを提供するサービス事業者は、例えばソフトウエアパッケージやアプリケーションソフトウエアを実行するためのプラットホームを、データセンター内に設けている。
データセンターでは、室内に多数のラックを設置し、各ラックにそれぞれ複数のサーバを収納している。そして、それらのサーバの稼動状態に応じて各サーバにジョブを有機的に配分し、大量のジョブを効率的に処理している。
ところで、サーバは、稼働に伴って多量の熱を発生する。サーバの温度が高くなると性能の低下や誤動作又は故障の原因となるため、冷却ファンを使用してラック内に冷気を取り込み、ラック内で発生した熱をラックの外に排出している。
一方、データセンターでは多大な電力を消費しており、省エネルギーの観点から消費電力の削減が要求されている。一般的なデータセンターでは、ラックが設置された室内に外気が入らないようにし、空調機(エアコン)を使用してラック内に供給するエアーの温度を調整している。
このようなデータセンターに対し、外気を利用してサーバを冷却する省電力型データセンターも開発されている。特に外気を直接室内に導入する直接外気冷却方式のデータセンターは、一般的なデータセンターに比べて、サーバの冷却に使用する電力を大幅に削減することが可能である。
特開昭61−225897号公報 特開2013−104639号公報
室内に導入する外気の量を最適化してフィルタの清掃又は交換の時期を延ばし、電子機器の稼働率を向上できるデータセンターを提供することを目的とする。
開示の技術の一観点によれば、一方の側面に吸気口を備え、他方の側面に排気口を備えた構造物と、電子機器を収納して前記構造物内に配置されるラックと、前記吸気口を介して前記構造物内に外気を導入し、前記ラックの一方の面側から他方の面側にエアーを通流させる送風機と、前記ラックの上方に配置されて、前記ラックの前記一方の面と前記吸気口との間の第1の空間と前記ラックの前記他方の面と前記排気口との間の第2の空間との間を連絡する循環路と、前記循環路内に配置された循環量制御機構と、外気の温度と前記電子機器の稼働状態とに応じて前記循環量制御機構を制御し、前記循環路を通流するエアーの量を調整する空気循環量制御装置とを有するデータセンターが提供される。
上記一観点に係るデータセンターによれば、室内に導入する外気の量を最適化してフィルタの清掃又は交換の時期を延ばし、電子機器の稼働率を向上できる。
開示の技術の一観点によれば、一方の側面に吸気口を備え、他方の側面に排気口を備えた構造物と、電子機器を収納して前記構造物内に配置されるラックと、前記吸気口を介して前記構造物内に外気を導入し、前記ラックの一方の面側から他方の面側にエアーを通流させる送風機と、前記ラックの上方に配置されて、前記ラックの前記一方の面と前記吸気口との間の第1の空間と前記ラックの前記他方の面と前記排気口との間の第2の空間との間を連絡する循環路と、前記循環路内に配置された循環量制御機構と、外気の温度と前記電子機器の稼働状態とに応じて前記循環量制御機構を制御し、前記循環路を通流するエアーの量を調整する空気循環量制御装置とを有し、前記空気循環量制御装置は、前記外気の温度と前記電子機器の稼働状態とに応じて、前記構造物内への外気の導入量が最小となる条件を探索することを特徴とするデータセンターが提供される。
以下、実施形態について説明する前に、実施形態の理解を容易にするための予備的事項について説明する。
前述したように、直接外気冷却方式のデータセンターは、空調機(エアコン)により室内の温度を管理するデータセンターに比べて、サーバの冷却に使用する電力を大幅に削減できる。但し、外気をそのまま室内に導入すると、外気に含まれる腐食性ガスや粉じん、又は海塩粒子等により、サーバ又はその他の電子機器がダメージを受けてしまう。このため、直接外気冷却方式のデータセンターでは、フィルタを介して室内に外気を導入している。
しかし、データセンターの稼働に伴ってフィルタの目詰まりが発生するため、フィルタの清掃又は交換等の作業を適宜行うことが必要である。その間、サーバを停止することになり、サーバの稼働率が低下してしまう。
以下の実施形態では、室内に導入する外気の量を最適化してフィルタの清掃又は交換の時期を延ばし、サーバ(電子機器)の稼働率を向上できるデータセンターについて説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るデータセンターを示す模式上面図、図2は同じくそのデータセンターの模式側面図である。
図1,図2に示すデータセンターは、直方体形状のコンテナ(構造物)10と、コンテナ10内に配置されたファシリティファンユニット12及びラック13とを有する。各ラック13には、それぞれ複数の電子機器14が収納されている。また、各ファシリティファンユニット12には、それぞれ複数の冷却ファン12aが設けられている。
本実施形態では、ラック13内に収納された電子機器14がサーバであるとする。但し、ラック13内に、ハードディスク(HDD)等の記録装置又はその他の電子機器が収納されていてもよい。また、図1,図2ではコンテナ10内に3台のファシリティファンユニット12と3台のラック13とが配置された例を示しているが、ファシリティファンユニット12及びラック13の数は任意である。ファシリティファンユニット12は、送風機の一例である。
コンテナ10の相互に対向する2つの面のうちの一方には吸気口11aが設けられており、他方には排気口11bが設けられている。また、ファシリティファンユニット12とラック13との間の空間の上には、仕切り板15が配置されている。
吸気口11a及び排気口11bには、雨水の侵入を防ぐ雨水侵入防止板や虫等の侵入を防ぐ防虫網が設けられている。また、吸気口11aには、外気に含まれる腐食性ガスや粉じん又は海塩粒子等を除去するためにフィルタ18が設置されている。
コンテナ10内の空間は、ファシリティファンユニット12、ラック13及び仕切り板15により、外気導入部21、コールドアイル22、ホットアイル23及び暖気循環路24に分割されている。
外気導入部21は吸気口11aとファシリティファンユニット12との間の空間であり、コールドアイル22はファシリティファンユニット12とラック13との間の空間であり、ホットアイル23はラック13と排気口11bとの間の空間である。ラック13は、コールドアイル22側の面が吸気面、ホットアイル23側の面が排気面となるように配置される。
暖気循環路24はラック13及び仕切り板15の上方の空間であり、ホットアイル23と外気導入部21との間を連絡している。暖気循環路24には、暖気の循環量を調整するためのダンパー17が設けられている。ダンパー17は、後述する空気循環量制御装置20により駆動されて開度が変化する。ダンパー17は、循環量制御機構の一例である。
本実施形態では、図2に示すように、コンテナ10の外に、外気の温度を測定する温度センサ19aが配置されている。また、コールドアイル22に、ラック13内に導入されるエアーの温度を測定する温度センサ19bが配置されている。
このようなデータセンターにおいて、ファシリティファンユニット12の冷却ファン12aが回転すると、吸気口11a及びフィルタ18を介して外気導入部21にエアー(外気)が導入される。そして、外気導入部21内に導入されたエアーは、ファシリティファンユニット12を介してコールドアイル22に移動し、更にラック13の吸気面からラック13内に入って各電子機器14を冷却する。
電子機器14を冷却することにより温度が上昇したエアー(暖気)は、ラック13の排気面からホットアイル23に排出され、排気口11bから屋外に排出される。
外気温が高いときにはダンパー17を閉状態とし、ホットアイル23から外気導入部21に暖気が移動しないようにする。
一方、外気温が低いときには、後述するように外気温と電子機器14の稼働状態とに応じてダンパー17の開度を調整する。これにより、ホットアイル23から暖気循環路24を介して外気導入部21に暖気の一部が戻り、ラック13内に導入されるエアーの温度が上昇する。
図3は、空気循環量制御装置20の構成を示すブロック図である。なお、空気循環量制御装置20は、ハードウエアとソフトウエアとにより実現される。ハードウエアとして専用の装置(コンピュータ)を設置してもよく、ラック13内の電子機器(サーバ)14を利用してもよい。
図3に示すように、本実施形態で使用する空気循環量制御装置20は、入力部30と、必要風量記憶部35と、演算部40と、出力部50とを有する。
入力部30は、外気温度検出部31と、稼働状態検出部32と、設置仕様設定部33とを有する。外気温度検出部31は、コンテナ10の外に設置された温度センサ19a(図2参照)から外気の温度T1を取得する。
稼働状態検出部32は、ラック13内に収納された電子機器14の稼働状態Xを検出する。本実施形態では、稼働状態Xとして、ラック13内に収納された電子機器14の消費電力(現在の消費電力)の合計pを使用する。従って、稼働状態検出部32は、ラック13内に収納された電子機器14の総消費電力を検出する電力計を含んで構成される。
なお、稼働状態Xとして、ラック13内に収納された電子機器14の消費電力(現在の消費電力)の合計pを電子機器14の定格電力の合計Pで除算した値(X=p/P)を使用してもよい。その場合、稼働状態検出部32は、ラック13内に収納された電子機器14の総消費電力pを検出する電力計と、ラック13内に収納された電子機器14の定格電力の合計Pが記録された記録部とを含んで構成される。
設置仕様設定部33には、電子機器14の設置仕様T’が設定される。ここでは、設置仕様T’として、電子機器14に供給するエアーの適正温度範囲が設定されているものとする。本実施形態では、ラック13内に導入されるエアーの温度が設置仕様T’を満足する条件でダンパー17の開度が設定される。
必要風量記憶部35には、ラック13に供給するエアーの温度及び風量を決定するのに必要なデータが記憶される。本実施形態では、前述のように消費電力により電子機器14の稼働状態を判定する。この場合、必要風量記憶部35には、図4に示すように、データ番号毎に、稼働状態xと、吸気温度T2と、必要風量Q1(T2)とが関連付けされたデータが記憶される。
稼働状態xは、ラック13内の電子機器14の消費電力の合計である。また、吸気温度T2は、ラック13内に導入されるエアーの温度、すなわちコールドアイル22内のエアーの温度である。更に、必要風量Q1(T2)は、エアーの温度がT2のときにラック13内の電子機器14を冷却するのに必要な単位時間当たりの風量である。これらのデータは、電子機器14の仕様から又は実験により求められる。
なお、図4では説明を簡単にするためにデータ量を少なくしているが、実際の必要風量記憶部35には多数のデータが記憶されている。例えば、稼働状態xは1kW〜5kW毎に分けられており、吸気温度T2は20℃から35℃まで1℃毎に分けられている。
演算部40は、必要風量取得部41と、排気温度推定モデル部42と、外気導入量比率演算部43と、外気導入量推定モデル部44と、目標吸気温度演算部45とを有する。
必要風量取得部41は、必要風量記憶部35に記憶されているデータから、後述するように設置仕様T’を満足し、稼働状態xが稼働状態検出部32で検出した稼働状態Xに一致又はほぼ一致するデータ番号を複数抽出する。
排気温度推定モデル部42は、稼働状態検出部32から取得した稼働状態Xと、必要風量取得部41で抽出したデータ番号の必要風量Q1(T2)とから、ラック13から排出されるエアーの温度、すなわち排気温度T3(T2)を推定する。
外気導入量比率演算部43は、外気温度検出部31から取得した外気の温度T1と、排気温度推定モデル部42から取得した排気温度T3(T2)とを使用して、外気導入量比率α(T2)を演算する。
外気導入量推定モデル部44は、必要風量取得部41で抽出した必要風量Q1(T2)と、外気導入量比率演算部43から取得した外気導入量比率α(T2)とから、外気導入量Q2(T2)を決定する。
目標吸気温度演算部45は、外気導入量推定モデル部44で決定された外気導入量Q2(T2)から、目標吸気温度T2’を計算する。
出力部50は、ダンパー制御部51と、ダンパー駆動部52とを有する。ダンパー制御部51は、コールドアイル22に配置された温度センサ19bの検出温度が目標吸気温度T’となるように、ダンパー駆動部52を介してダンパー17の開度を調整する。
以下、上述した空気循環量制御装置20の動作の詳細について、図5のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS11において、外気温度検出部31は、温度センサ19aから外気の温度T1を取得する。また、ステップS12において、稼働状態検出部32は、電子機器14の稼働状態Xを検出する。
次に、ステップS13に移行し、必要風量取得部41は、設置仕様設定部33から電子機器14の設置仕様T’を読み込む。前述したように、設置仕様設定部33には、設置仕様T’として、電子機器14に供給するエアーの適正温度範囲が記憶されている。
次に、ステップS14に移行し、必要風量取得部41は、稼働状態検出部32から稼働状態Xを取得し、この稼働状態Xを検索キーとして、必要風量記憶部35から稼働状態xが検索キーに一致又はほぼ一致するデータ番号を抽出する。
例えば、稼働状態Xが20kWであるとすると、必要風量記憶部35から、No.1〜No.4のデータ番号が抽出される(図4参照)。但し、吸気温度T2が設置仕様設定部33から取得した設定仕様T’から外れている場合は、抽出対象から除外する。
このようにして、必要風量取得部41では、設置仕様T’を満足し、稼働状態xが稼働状態検出部32で検出した稼働状態Xに一致又はほぼ一致するデータ番号の必要風量Q1(T2)が複数抽出される。
次に、ステップS15に移行する。ステップS15において、排気温度推定モデル部42は、必要風量取得部41で抽出した必要風量Q1(T2)と、稼働状態検出部32から取得した稼働状態Xとを用いて、吸気温度T2毎の排気温度T3(T2)を計算する。計算には、下記(1)式を使用する。ここで、Cpは空気の比熱であり、ρは空気の密度である。
3(T2)=Q1(T2)×X×Cp×ρ …(1)
但し、稼働状態XがX=p/P(但し、pは消費電力、Pは定格電力)で表わされる場合は、(1)式のXに替えて、(X×P)を使用する。
次に、ステップS16に移行する。ステップS16において、外気導入量比率演算部43は、外気温度検出部31から得られる外気温度T1と、吸気温度T2と、排気温度推定モデル部42で得られた排気温度T3(T2)とから、外気導入量比率α(T2)を吸気温度T2毎に計算する。計算には、下記(2)式を使用する。
α(T2)=(T2−T1)/(T3(T2)−T1) …(2)
次に、ステップS17に移行する。ステップS17において、外気導入量推定モデル部44は、必要風量Q1(T2)と、外気導入量比率演算部43で得られた外気導入量比率α(T2)とから、各吸気温度T2における外気導入量Q2(T2)を、下記(3)式を用いて推定する。
2(T2)=Q1(T2)×α(T2) …(3)
次に、ステップS18に移行する。ステップS18において、目標吸気温度演算部45は、外気導入量推定モデル部44で得られた外気導入量Q2(T2)のうちから、外気導入量Q2(T2)が最小となる吸気温度を決定して、目標吸気温度T2’とする。
次に、ステップS19に移行する。ステップS19において、ダンパー制御部51は、コールドアイル22に配置された温度センサ19b(図2参照)の検出温度が目標吸気温度T2’となるように、ダンパー駆動部52を介してダンパー17の開度を調整する。
以下、実施形態の効果を検証した結果について説明する。
(検証1)
ラック13内に、電子機器14として富士通(株)製のサーバ(PRIMARGY RX300 S7)を収納した。そして、サーバの仕様から、吸気温度T2毎に必要風量Q1(T2)を求めた。なお、このサーバの設置仕様T’は、10℃〜35℃である。
次に、サーバの稼働状態X及び吸気温度T2を変化させて、必要風量Q1(T2)を計算により求めた。その結果を図6,図7に示す。
そして、稼働状態を10kWとし、外気の温度が20℃のときの外気導入量Q2(T2)と循環風量Q3(T2)とを計算により求めた。その結果を、図8に示す。
なお、必要風量Q1(T2)は循環風量Q3(T2)と外気導入量Q2(T2)との和であるので、外気導入量Q2(T2)は必要風量Q1(T2)と循環風量Q3(T2)との差として求めた。
図9は、横軸に吸気温度T2をとり、縦軸に風量をとって、吸気温度T2毎に必要風量Q1(T2)と、循環風量Q3(T2)と、外気導入量Q2(T2)との関係を示す図である。但し、図9では、縦軸を循環風量Q2(T2)が0のときの外気導入量Q2(T2)を1とした相対値で示している。
図8及び図9から、吸気温度T2が25℃のときに、外気導入量Q2(T2)が最小となることがわかる。つまり、20℃の外気をそのままラック13内に導入するよりも、ラック13内に導入するエアーの温度を25℃とするほうが、外気導入量Q2(T2)が少なくてすむ。
この例では、循環風量Q2(T2)が0のとき、すなわち20℃の外気をそのままラック13内に導入したときの外気導入量Q2(T2)を1としたときに、吸気温度T2を25℃にしたときの外気導入量は約0.75となる。従って、吸気温度T2が25℃のエアーをラック13内に導入する場合は、20℃の外気をそのままラック13内に導入する場合に比べて、外気導入量を約25%低減できる。これにより、吸気口11aに設置されたフィルタ18の寿命が、20℃の外気をそのままラック13内に導入する場合に比べて、約1.3倍(=1/0.75)になる。
そして、本実施形態によれば、フィルタ18の寿命が延びるので、フィルタ18の清掃又は交換のために電子機器14を停止する頻度が減少する。これにより、電子機器14の稼働率が向上する。
また、ラック13内に導入されたエアーの積算量が電子機器14の寿命を決定すると仮定した場合、電子機器14の寿命は1.3倍に延びることになる。これにより、電子機器14の長期間にわたる信頼性が向上する。
(検証2)
ラック13内に、電子機器14として富士通(株)製のサーバ(PRIMARGY RX300 S6)を収納した。そして、サーバの仕様から、吸気温度T2毎に必要風量Q1(T2)を求めた。なお、このサーバの設置仕様T’は10℃〜35℃である。
次に、サーバの稼働率を100%とし、外気の温度T1が17℃のときに、ラック13内に導入されるエアーの温度、すなわち吸気温度T2を変化させて、必要風量Q1(T2)と、循環風量Q3(T2)と、外気導入量Q2(T2)とを測定した。
図10は、横軸に吸気温度T2をとり、縦軸に風量をとって、吸気温度T2毎に必要風量Q1(T2)、循環風量Q3(T2)、及び外気導入量Q2(T2)の関係を示す図である。
この図10から、吸気温度T2が27℃のときに、外気導入量Q2(T2)が最小となることがわかる。つまり、17℃の外気をそのままラック13内に導入するよりも、ラック13内に導入するエアーの温度を27℃とするほうが、外気導入量Q2(T2)が少なくてすむ。
この例では、17℃の外気をそのままラック13内に導入したときの外気導入量を1としたときに、吸気温度T2を27℃としたときの外気導入量は約0.5となる。従って、吸気温度T2が27℃のエアーをラック13内に導入する場合は、17℃の外気をそのままラック13内に導入する場合に比べて、外気導入量を約50%低減できる。これにより、吸気口11aに設置されたフィルタ18の寿命が、17℃の外気をそのままラック13内に導入する場合に比べて、約2倍になる。
そして、本実施形態によれば、フィルタ18の寿命が延びるので、フィルタ18の清掃又は交換のために電子機器14を停止する頻度が減少する。これにより、電子機器14の稼働率が向上する。
また、ラック13内に導入されたエアーの積算量が電子機器14の寿命を決定すると仮定した場合、電子機器14の寿命は2倍に延びることになる。これにより、電子機器14の長期間にわたる信頼性が向上する。
(第2の実施形態)
図11は、第2の実施形態に係るデータセンターの空気循環量制御装置の構成を示すブロック図である。図11において、図3と同一物には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、本実施形態においても、図1,図2を参照して説明する。
図11に示すように、本実施形態の空気循環量制御装置20aは、第1の実施形態の必要風量記憶部35に替えて、必要ファン回転数記憶部61を有する。また、第1の実施形態の必要風量取得部41に替えて、必要ファン回転数取得部62を有する。更に、第1の実施形態の外気導入量推定モデル部44に替えて、ファン回転数推定モデル部63を有する。
必要ファン回転数記憶部61には、図12に示すように、データ番号毎に、稼働状態xと、吸気温度T2と、必要ファン回転数R1(T2)とが関連付けされたデータが記憶される。
必要ファン回転数R1(T2)は、エアーの温度がT2のときにラック13内の電子機器14を冷却するのに必要なファシリティファンユニット12の冷却ファン12aの回転数である。これらのデータは、ファシリティファンユニット12及び電子機器14の仕様から又は実験により求められる。
必要ファン回転数取得部62は、必要ファン回転数記憶部61に記憶されているデータを参照し、設置仕様T’を満足し、稼働状態xが稼働状態検出部32で検出した稼働状態Xに一致又はほぼ一致するデータ番号を複数抽出する。そして、必要ファン回転数取得部62は、それらのデータ番号のデータからそれぞれ必要ファン回転数R1(T2)を抽出する。
排気温度推定モデル部42は、稼働状態検出部32から取得した稼働状態Xと、必要ファン回転数取得部62で抽出した必要ファン回転数R1(T2)とから、ラック13から排出されるエアーの温度、すなわち排気温度T3(T2)を推定する。
外気導入量比率演算部43は、外気温度検出部31から取得した外気の温度T1と、排気温度推定モデル42から取得した排気温度T3(T2)とを使用して、外気導入量比率α(T2)を計算する。
ファン回転数推定モデル部63は、必要ファン回転数取得部62で抽出した必要ファン回転数R1(T2)と、外気導入量比率演算部43から取得した外気導入量比率α(T2)とから、ファン回転数R2(T2)を決定する。
目標吸気温度演算部45は、ファン回転数推定モデル部63で決定されたファン回転数R2(T2)から、目標吸気温度T2’を決定する。
出力部50のダンパー制御部51は、コールドアイル22に配置された温度センサ19bの検出温度が目標吸気温度T’となるように、ダンパー駆動部52を介してダンパー17の開度を調整する。
以下、上述した空気循環量制御装置20aの動作の詳細について、図13のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS21において、外気温度検出部31は、温度センサ19aから外気の温度T1を取得する。また、ステップS22において、稼働状態検出部32は、電子機器14の稼働状態Xを検出する。
次に、ステップS23に移行し、必要ファン回転数取得部62は、設置仕様設定部33から電子機器14の設置仕様T’を読み込む。
次に、ステップS24に移行し、必要ファン回転数取得部62は、稼働状態検出部32から稼働状態Xを取得し、この稼働状態Xを検索キーとして、必要ファン回転数記憶部61から稼働状態xが検索キーに最も近いデータ番号を抽出する。但し、吸気温度T2が設置仕様設定部33から取得した設定仕様T’から外れている場合は、抽出対象から除外する。
例えば、稼働状態Xが20kWであるとすると、必要ファン回転数記憶部61から、No.1〜No.4のデータ番号が抽出される(図12参照)。
このようにして、必要ファン回転数取得部62では、設置仕様T’を満足し、稼働状態xが検索キーに一致又はほぼ一致するデータ番号の必要ファン回転数R1(T2)が複数抽出される。
次に、ステップS25に移行する。ステップS25において、排気温度推定モデル部42は、必要ファン回転数取得部62で取得した必要ファン回転数R1(T2)のデータと、稼働状態検出部32から取得した稼働状態Xとを用いて、吸気温度T2毎の排気温度T3(T2)を計算する。計算には、下記(4)式を使用する。ここで、βはファンの回転数とファンの風量との比例係数(ファンに固有の値)である。また、Cpは空気の比熱であり、ρは空気の密度である。
3(T2)=β×R1(T2)×X×Cp×ρ …(4)
但し、稼働状態XがX=p/P(但し、pは消費電力、Pは定格電力)で表わされる場合は、(4)式のXに替えて、(X×P)を使用する。
次に、ステップS26に移行する。ステップS26において、外気導入量比率演算部43は、外気温度検出部31から得られる外気温度T1と、吸気温度T2と、排気温度推定モデル部42で得られた排気温度T3(T2)とから、外気導入量比率α(T2)を吸気温度T2毎に計算する。計算には、下記(5)式を使用する。
α(T2)=(T2−T1)/(T3(T2)−T1) …(5)
次に、ステップS27に移行する。ステップS27において、ファン回転数推定モデル部63は、必要ファン回転数R1(T2)と、外気導入量比率演算部43で得られた外気導入量比率α(T2)とから、各吸気温度T2におけるファン回転数R2(T2)を、下記(6)式を用いて推定する。
2(T2)=R1(T2)×α(T2) …(6)
次に、ステップS28に移行する。ステップS28において、目標吸気温度演算部45は、ファン回転数推定モデル部63で得られたファン回転数R2(T2)のうちから、外気導入量Q2(T2)が最小となる吸気温度を決定して、目標吸気温度T2’とする。
次に、ステップS29に移行する。ステップS29において、ダンパー制御部51は、コールドアイル22に配置された温度センサ19b(図2参照)の検出温度が目標吸気温度T2’となるように、ダンパー駆動部52を介してダンパー17の開度を調整する。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、外気の温度T1と電子機器14の稼働状態Xとに応じてダンパー17の開度を調整し、外気導入量を最適化する。これにより、フィルタ18の清掃又は交換の時期を延ばすことができる。その結果、サーバの稼働率が向上するという効果を奏する。
以上の諸実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)一方の側面に吸気口を備え、他方の側面に排気口を備えた構造物と、
電子機器を収納して前記構造物内に配置されるラックと、
前記吸気口を介して前記構造物内に外気を導入し、前記ラックの一方の面側から他方の面側にエアーを通流させる送風機と、
前記ラックの上方に配置されて、前記ラックの前記一方の面と前記吸気口との間の第1の空間と前記ラックの前記他方の面と前記排気口との間の第2の空間との間を連絡する循環路と、
前記循環路内に配置された循環量制御機構と、
外気の温度と前記電子機器の稼働状態とに応じて前記循環量制御機構を制御し、前記循環路を通流するエアーの量を調整する空気循環量制御装置と
を有することを特徴とするデータセンター。
(付記2)前記空気循環量制御装置は、
前記外気の温度及び前記電子機器の稼働状態が入力される入力部と、
前記電子機器の稼働状態と、前記ラック内に供給するエアーの温度と、前記電子機器の冷却に必要な風量とを関連付けたデータが記憶された記憶部と、
前記入力部から入力されたデータと前記記憶部に記憶されたデータとに基づいて前記ラックに供給するエアーの目標温度を演算する演算部と、
前記第1の空間内のエアーの温度が前記目標温度となるように前記循環量制御機構を駆動する出力部とを有することを特徴とする付記1に記載のデータセンター。
(付記3)前記記憶部には、前記電子機器の冷却に必要な風量のデータとして、前記送風機の回転数が記憶されていることを特徴とする付記2に記載のデータセンター。
(付記4)前記送風機は、前記吸気口と前記ラックとの間に配置され、前記循環路は、前記第2の空間と、前記送風機と前記吸気口との間の空間とを連絡することを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載のデータセンター。
(付記5)前記吸気口にはフィルタが設置されていることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載のデータセンター。
(付記6)前記空気循環量制御装置は、前記外気の温度と前記電子機器の稼働状態とに応じて、前記構造物内への外気の導入量が最小となる条件を探索することを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載のデータセンター。
(付記7)前記循環量制御機構が、前記空気循環量制御装置により制御されて開度が変化するダンパーであることを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載のデータセンター。
10…コンテナ、11a…吸気口、11b…排気口、12…ファシリティファンユニット、12a…冷却ファン、13…ラック、14…電子機器、15…仕切り版、17…ダンパー、18…フィルタ、19a,19b…温度センサ、20,20a…空気循環量制御装置、21…外気導入部、22…コールドアイル、23…ホットアイル、24…暖気循環路、30…入力部、31…外気温度検出部、32…稼働状態検出部、33…設置仕様設定部、35…必要風量記憶部、40…演算部、41…必要風量取得部、42…排気温度推定モデル部、43…外気導入量比率演算部、44…外気導入量推定モデル部、45…目標吸気温度演算部、50…出力部、51…ダンパー制御部、52…ダンパー駆動部、61…必要ファン回転数記憶部、62…必要ファン回転数取得部、63…ファン回転数推定モデル部。

Claims (4)

  1. 一方の側面に吸気口を備え、他方の側面に排気口を備えた構造物と、
    電子機器を収納して前記構造物内に配置されるラックと、
    前記吸気口を介して前記構造物内に外気を導入し、前記ラックの一方の面側から他方の面側にエアーを通流させる送風機と、
    前記ラックの上方に配置されて、前記ラックの前記一方の面と前記吸気口との間の第1の空間と前記ラックの前記他方の面と前記排気口との間の第2の空間との間を連絡する循環路と、
    前記循環路内に配置された循環量制御機構と、
    外気の温度と前記電子機器の稼働状態とに応じて前記循環量制御機構を制御し、前記循環路を通流するエアーの量を調整する空気循環量制御装置と
    を有し、前記空気循環量制御装置は、前記外気の温度と前記電子機器の稼働状態とに応じて、前記構造物内への外気の導入量が最小となる条件を探索することを特徴とするデータセンター。
  2. 前記空気循環量制御装置は、
    前記外気の温度及び前記電子機器の稼働状態が入力される入力部と、
    前記電子機器の稼働状態と、前記ラック内に供給するエアーの温度と、前記電子機器の冷却に必要な風量とを関連付けたデータが記憶された記憶部と、
    前記入力部から入力されたデータと前記記憶部に記憶されたデータとに基づいて前記ラックに供給するエアーの目標温度を演算する演算部と、
    前記第1の空間内のエアーの温度が前記目標温度となるように前記循環量制御機構を駆動する出力部とを有することを特徴とする請求項1に記載のデータセンター。
  3. 前記吸気口にはフィルタが設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータセンター。
  4. 前記循環量制御機構が、前記空気循環量制御装置により制御されて開度が変化するダンパーであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデータセンター。
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