JP6036428B2 - 電子機器冷却システム及び電子機器冷却方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器冷却システム及び電子機器冷却方法に関する。
近年、高度情報化社会の到来にともなって計算機で多量のデータが取り扱われるようになり、多数の計算機を一括して管理するデータセンターの必要性がますます重要になってきている。
データセンターでは、計算機の稼働にともなって多量の熱が発生する。計算機の温度が高くなると誤動作や故障又は処理能力の低下の原因となるため、冷却ファンや空調機等の冷却設備を使用して計算機を冷却している。
近年、設置に要する費用が比較的低く、設備の増減に迅速に対応できることから、モジュール型データセンターが広く使用されている。
一般的なモジュール型データセンターでは、コンテナと呼ばれる構造物内に複数のラックを設置し、各ラック内に複数のサーバを収納している。
ラックの吸気面側には大型の冷却ファンを複数備えた冷却ファンユニットが設置されている。冷却ファンユニットは、ファシリティファンとも呼ばれている。また、ラック内に収納された各サーバには、それぞれ小型の冷却ファンが設けられている。以下、各サーバに設けられた冷却ファンを、サーバファンという。
冷却ファンユニットの冷却ファンはラックに一定量のエアーを供給するように回転し、サーバファンは各サーバの稼働状態に応じて回転する。
特開2010−108359号公報 特開2010−43817号公報
少ない電力で電子機器を効率よく冷却できる電子機器冷却システム及び電子機器冷却方法を提供することを目的とする。
開示の技術の一観点によれば、外気を取り入れる吸気口とエアーを外部に排出する排気口とが設けられた構造物と、前記構造物内に配置された筐体と、前記筐体内に収納された複数の電子機器と、前記複数の電子機器にそれぞれ設けられた第1の冷却ファンと、前記筐体と前記吸気口との間に配置され、前記筐体内の前記電子機器にエアーを供給する第2の冷却ファンが設けられた冷却ファンユニットと、前記電子機器に導入されるエアーの温度を検出する温度センサと、前記温度センサの出力及び前記電子機器の稼働状態に応じて前記第1の冷却ファン及び前記冷却ファンユニットのうちのいずれか一方を選択して停止状態にする制御部とを有する電子機器冷却システムが提供される。
開示の技術の他の一観点によれば、外気を取り入れる吸気口とエアーを外部に排出する排気口とが設けられた構造物内に筐体を配置し、前記筐体内に収納した複数の電子機器を冷却する電子機器冷却方法において、前記複数の電子機器の各々に第1の冷却ファンを設け、前記吸気口と前記筐体との間に、前記筐体内の前記電子機器にエアーを供給する第2の冷却ファンが設けられた冷却ファンユニットを配置し、前記電子機器に導入されるエアーの温度と前記電子機器の稼動状態とに応じて前記第1の冷却ファン及び前記冷却ファンユニットのうちのいずれか一方を選択して停止状態にする電子機器の冷却方法が提供される。
上記一観点に係る電子機器冷却システム及び電子機器冷却システムによれば、少ない電力で電子機器を効率よく冷却できる。
図1は、実施形態に係る電子機器冷却システムを適用するデータセンターの一例を示す模式図である。 図2は、実施形態に係る電子機器冷却システムの制御系を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る電子機器冷却方法を示すフローチャートである。 図4は、CPU稼働率毎に外気温度と必要風量との関係を示した図である。 図5は、変形例1の電子機器冷却システムを適用するデータセンターの一例を示す模式図である。 図6は、変形例2で使用する冷却ファンの駆動装置を示す図である。 図7は、サーバファンをその向きがエアーの流れ方向に対し垂直になるように配置した例を示す模式図である。 図8は、冷却ファンユニットの冷却ファンをその向きがエアーの流れ方向に対し垂直になるように配置した例を示す模式図である。
以下、実施形態について説明する前に、実施形態の理解を容易にするための予備的事項について説明する。
前述したように、一般的なモジュール型データセンターでは、大型の冷却ファンを備えた冷却ファンユニットと、各サーバにそれぞれ設けられたサーバファンとによりサーバを冷却している。
しかし、冷却ファンユニットとサーバファンとを同時に稼働させているので、サーバの稼働状態によっては電力が無駄に消費されることがある。
以下の実施形態では、少ない電力で電子機器を効率よく冷却できる電子機器冷却システム及び電子機器冷却方法について説明する。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る電子機器冷却システムを適用するデータセンターの一例を示す模式図である。なお、図1中の白抜き矢印は、エアーの流れ方向を示している。また、ここではモジュール型データセンターにおける電子機器冷却システムについて説明している。
図1に例示したモジュール型データセンターでは、直方体形状のコンテナ10と、コンテナ10内に配置された冷却ファンユニット12と、複数のラック13とを有する。
コンテナ10の相互に対向する2つの面のうちの一方にはコンテナ10内に外気を取り入れるための吸気口11aが設けられており、他方にはコンテナ10内のエアーを外部に排出するための排気口11bが設けられている。また、冷却ファンユニット12とラック13との間の空間の上には仕切り板15が配置されている。
コンテナ10内の空間は、冷却ファンユニット12、ラック13及び仕切り板15により、外気導入部21、コールドアイル22、ホットアイル23及び暖気循環路24に分割されている。外気導入部21は吸気口11aと冷却ファンユニット12との間の空間であり、コールドアイル22は冷却ファンユニット12とラック13との間の空間であり、ホットアイル23はラック13と排気口11bとの間の空間である。外気導入部21には、エアーの温度を検出する温度センサ25が設けられている。この温度センサ25の出力は、後述する制御部30に送られる。
暖気循環路24はラック13及び仕切り板15の上方の空間であり、ホットアイル23と外気導入部21との間を連絡している。暖気循環路24には、暖気の循環量を調整するためのダンパー16が設けられている。
各ラック13内には複数のサーバ13aが収納されており、各サーバ13aにはそれぞれ1台又は複数台のサーバファン13bが設けられている。また、冷却ファンユニット12には、複数の大型の冷却ファン12aが設けられている。
なお、コンテナ10はモジュール化された構造物の一例である。また、ラック13は筐体の一例であり、サーバ13aは電子機器の一例である。更に、サーバファン13bは第1の冷却ファンの一例であり、冷却ファン12aは第2の冷却ファンの一例である。ラック13内には、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Disk)等の記憶装置や電源など、他の電子機器が収納されていてもよい。
図2は、本実施形態に係る電子機器冷却システムの制御系を示すブロック図である。
前述したように、制御部30は、外気導入部21に配置された温度センサ25からエアーの温度の情報を取得する。また、制御部30は、各サーバ13aからCPU稼働率の情報を取得する。そして、制御部30は、これらの情報に基づいて、冷却ファンユニット12及び各サーバ13aのサーバファン13bを制御する。
以下、図3のフローチャートを参照して、実施形態に係る電子機器冷却方法について説明する。
ここでは、冷却ファンユニット12は冷却ファン12aの回転数に応じて400W〜2kWの電力を消費するものとする。一方、CPU稼働率が100%のときのサーバ13aの1台当たりの消費電力は500Wであり、そのうちの250Wはサーバファン13bで消費するものとする。
また、ここでは、コンテナ10内に3台のラック13が配置され、各ラック13にはそれぞれ40台のサーバ13aが収納されているものとする。更に、制御部30には、冷却ファンユニット12の供給風量と消費電力との関係を示すデータが記憶されているものとする。
まず、ステップS11において、制御部30は、各サーバ13aからCPU稼働率の情報を取得するとともに、温度センサ25から外気導入部21のエアーの温度(以下、「外気温」という)を取得する。
次に、ステップS12において、制御部30は外気温が設定温度(例えば30℃)以上であり、且つCPU稼働率の平均値が設定値(例えば80%)以上であるか否かを判定する。そして、外気温が設定温度以上であり、且つCPU稼働率の平均値が設定値以上であると判定した場合(YES)はステップS14に移行し、外気温が設定温度よりも低い場合又はCPU稼働率の平均値が設定値よりも低い場合(NOの場合)はステップS13に移行する。
ステップS14に移行した場合、すなわち外気温が設定温度以上であり、且つCPU稼働率が設定値以上である場合は、冷却ファンユニット12及びサーバファン13bのいずれか一方を停止すると、サーバ13aを十分に冷却できないおそれがある。
そこで、制御部30はステップS14において、冷却ファンユニット12及び稼働状態の各サーバ13aのサーバファン13bの両方を稼働する。その後、ステップS11に戻って処理を継続する。
一方、ステップS12からステップS13に移行した場合、制御部30はCPU稼働率の平均値と外気温とから、必要風量を決定する。
図4は、CPU稼働率毎に外気温度と必要風量との関係を示した図である。例えば制御部30内に図4に示すようなCPU稼働率と外気温度と必要風量との関係を示すデータ(テーブル又は関係式等)を記憶しておき、ステップS11で取得した各サーバ13aのCPU稼働率の平均値と外気温度とから、必要風量を決定する。
なお、サーバ13aの発熱量はサーバ13aの消費電力に関係し、サーバ13aの消費電力はサーバ13aのCPU稼働率に関係する。本実施形態では、サーバ13aの稼働状態を示す情報としてサーバ13aのCPU稼働率を採用しているが、サーバ13aの稼働状態を示す情報として、サーバ13aの消費電力やCPU温度等を採用してもよい。
例えばPDU(Power Distribution Unit)を使用して各サーバ13aの消費電力を検出し、各サーバ13aの消費電力の平均値と外気温度とから必要風量を決定することができる。この場合、予め制御部30に消費電力と外気温と必要風量との関係を示すデータを記憶させておくことが重要である。
ステップS13で必要風量を決定した後、ステップS15に移行する。ステップS15において、制御部30は、ステップS13で決定した風量を得るために冷却ファンユニット12のみを稼働させたときの消費電力Aと、サーバファン13bのみを稼働させたときの消費電力Bとを計算する。消費電力A,Bを計算するために、予め制御部30に、冷却ファンユニット12の消費電力と風量との関係を示すデータと、サーバファン13bの消費電力及び風量のデータとを記憶させておく。
次に、ステップS16に移行し、制御部30は、冷却ファンユニット12のみを稼働させたときの消費電力Aが、サーバファン13bのみを稼働させたときの消費電力Bよりも大きいか否かを判定する。
ステップS16で制御部30が、冷却ファンユニット12のみを稼働させたときの消費電力Aがサーバファン13bのみを稼働させたときの消費電力Bよりも大きいと判定した場合はステップS17に移行し、それ以外の場合はステップS18に移行する。
ステップS16からステップS17に移行した場合、制御部30は稼働状態のサーバ13aのサーバファン13bを稼働し、冷却ファンユニット12を停止状態とする。その後、ステップS11に戻り、処理を継続する。
一方、ステップS16からステップS18に移行した場合、制御部30は冷却ファンユニット12を稼働し、サーバファン13bを停止状態とする。その後、ステップS11に戻り、処理を継続する。
このように、本実施形態では、外気温が設定温度以上であり且つCPU稼働率が設定値以上である場合を除き、外気温とサーバの稼働状態とに応じて冷却ファンユニット12及びサーバファン13bのいずれか一方を稼働状態とし、他方を停止状態とする。これにより、サーバ13aを適切に冷却しつつ、データセンターで消費する電力を削減できるという効果を奏する。
以下、本実施形態に係る冷却方法の稼働例について、冷却ファンユニット12及びサーバファン13bを常に同時に稼動する比較例と比較しながら説明する。
(稼働例1)
例えば、1ラック当たり40台のサーバ13aが収納され、コンテナ10内に配置された3台のラック13に合計120台のサーバ13aが収納されているものとする。稼働状態のサーバ13aが1台のみの場合、CPU稼働率の平均値は小さな値となり、必要風量も小さくなる。このため、制御部30は、冷却ファンユニット12の各冷却ファン12aを最小回転数で回転させることになる。そのときの冷却ファンユニット12の消費電力は400Wである。
サーバの1台当たりの消費電力(サーバファン13bの消費電力を含む)が500Wであるとすると、冷却ファンユニット12とサーバファン13bとを両方稼働させる比較例では、消費電力が900W(=400W+500W×1台)となる。
一方、本実施形態では、冷却ファンユニット12を停止するので、消費電力はサーバ1台で消費する電力、すなわち500Wとなり、比較例に比べて400Wの電力を削減できる。
(稼働例2)
3台のラック12に収納された120台のサーバがいずれもCPU稼働率が100%の状態で稼働しているものとする。この場合、CPU稼働率の平均値は100%となり、必要風量が大きくなる。このため、制御部30は、冷却ファンユニット12の各冷却ファン12aを最大回転数で回転させることになる。そのときの冷却ファンユニット12の消費電力は2kWである。
従って、冷却ファンユニット12とサーバファン13bとを両方稼働させる比較例では、消費電力が62kW(500W×120台+2kW)となる。
一方、本実施形態では、外気温が設定温度以下であるとすると、制御部30は各サーバ13aのサーバファン13bを停止状態とし、冷却ファンユニット12を稼働させることになる。このときのサーバ13aの1台当たりの消費電力(但し、サーバファン13bの消費電力を除く)は250Wであるので、120台のサーバ13aと冷却ファンユニット12とで消費する電力は、32kW(=250W×120台+2kW)となる。従って、比較例に比べて30kWの電力を削減できる。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
(変形例1)
稼働状態のサーバ13bのサーバファン13bのみを稼働させた場合、ホットアイル23の暖かいエアーが停止状態のサーバ13b内を通ってコールドアイル22側に移動し、コールドアイル22のエアーの温度が高くなることが考えられる。
そこで、変形例1では、図5に示すようにコールドアイル22とホットアイル23との差圧を検出する差圧センサ26を設ける。この差圧センサ26の出力は制御部30に伝達され、制御部30はコールドアイル22の圧力がホットアイル23の圧力よりも高くなるように、冷却ファンユニット12を制御する。
制御部30は、そのときの冷却ファンユニット12の消費電力を計算し、冷却ファンユニット12のみを稼働させたときの消費電力と、稼働状態のサーバ13aのサーバファン13bと冷却ファンユニット12とを同時に稼働させたときの消費電力とを計算する。そして、制御部30は、消費電力が少なるほうを採用し、冷却ファンユニット12のみ、又は冷却ファンユニット12とサーバファン13bとの両方を稼働させる。
(変形例2)
停止状態の冷却ファン12a又はサーバファン13bは、エアーの流れを阻害する。そこで、変形例2では、図6に示すように、冷却ファン12a又はサーバファン13bの向き(図6中に二点差線で示す)を、駆動装置27によりエアーの流れ方向(図6中に白抜き矢印で示す)に垂直な状態と平行な状態とに移動できるようにする。
制御部30は、冷却ファンユニット12の冷却ファン12a又はサーバファン13bのいずれか一方を停止状態にしたときに、駆動装置27を駆動して停止状態の冷却ファン12a又はサーバファン13bの向きを、エアーの流れ方向に対し垂直となるように配置する。
図7はサーバファン13bを停止状態にしてその向きをエアーの流れ方向に対し垂直となるように配置した例を示す模式図である。また、図8は、冷却ファンユニット12の冷却ファン12aを停止状態にしてその向きをエアーの流れ方向に対し垂直になるように配置した例を示す模式図である。
このように停止状態の冷却ファン12a又はサーバファン13bの向きを変更することにより、稼働状態の冷却ファン12a又はサーバファン13bの負荷が軽減され、消費電力がより一層削減される。
以上の諸実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)筐体と、
前記筐体内に収納された複数の電子機器と、
前記複数の電子機器にそれぞれ設けられた第1の冷却ファンと、
前記筐体から離隔して配置され、前記筐体内の前記電子機器にエアーを供給する第2の冷却ファンが設けられた冷却ファンユニットと、
前記電子機器に導入されるエアーの温度を検出する温度センサと、
前記温度センサの出力及び前記電子機器の稼働状態に応じて前記第1の冷却ファン及び前記冷却ファンユニットを制御する制御部と
を有することを特徴とする電子機器冷却システム。
(付記2)前記制御部は、前記電子機器の稼働状態と必要風量とエアーの温度との関係を示すデータに基づいて必要風量を決定し、前記必要風量を確保するのに必要な消費電力が少なくなるように前記第1の冷却ファン及び前記冷却ファンユニットを制御する
ことを特徴とする付記1に記載の電子機器冷却システム。
(付記3)更に、前記制御部により駆動され、前記第1の冷却ファン及び前記第2の冷却ファンのうち停止状態にある冷却ファンの向きを変更する駆動装置を有することを特徴とする付記1又は2に記載の電子機器冷却システム。
(付記4)前記制御部は、前記温度センサの出力及び前記電子機器の稼働状態に応じて、前記第1の冷却ファン及び前記冷却ファンユニットのいずれか一方を停止状態にすることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器の冷却システム。
(付記5)前記筐体のエアー導入側の圧力と排出側の圧力との差を検出する差圧センサを有し、前記制御部は、前記筐体のエアー導入側の圧力が排出側の圧力よりも高くなるように、前記冷却ファンユニットを稼働させることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器冷却システム。
(付記6)前記制御部は、前記温度センサによる検出温度が設定温度以上であり、前記電子機器の平均稼働率が設定値以上のときは、前記第1の冷却ファン及び前記冷却ファンユニットの両方を稼働させることを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の電子機器冷却システム。
(付記7)前記筐体がラックであり、前記電子機器がサーバであることを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の電子機器冷却システム。
(付記8)前記筐体及び前記冷却ファンユニットはモジュール化された構造物内に配置され、該構造物内には外気が導入されることを特徴とする付記1乃至7のいずれか1項に記載の電子機器冷却システム。
(付記9)筐体内に収納され、各々に第1の冷却ファンが設けられた複数の電子機器を冷却する電子機器冷却方法において、
前記筐体内の前記電子機器にエアーを供給する第2の冷却ファンが設けられた冷却ファンユニットを前記筐体から離隔した位置に配置し、
前記電子機器に導入されるエアーの温度と前記電子機器の稼動状態とに応じて前記第1の冷却ファン及び前記冷却ファンユニットの稼動状態を制御することを特徴とする電子機器の冷却方法。
10…コンテナ、11a…吸気口、11b…排気口、12…冷却ファンユニット、12a…冷却ファン、13…ラック、13a…サーバ、13b…サーバファン、15…仕切り板、16…ダンパー、21…外気導入部、22…コールドアイル、23…ホットアイル、24…暖気循環路、25…温度センサ、26…差圧センサ、27…駆動装置、30…制御部。

Claims (5)

  1. 外気を取り入れる吸気口とエアーを外部に排出する排気口とが設けられた構造物と、
    前記構造物内に配置された筐体と、
    前記筐体内に収納された複数の電子機器と、
    前記複数の電子機器にそれぞれ設けられた第1の冷却ファンと、
    前記筐体と前記吸気口との間に配置され、前記筐体内の前記電子機器にエアーを供給する第2の冷却ファンが設けられた冷却ファンユニットと、
    前記電子機器に導入されるエアーの温度を検出する温度センサと、
    前記温度センサの出力及び前記電子機器の稼働状態に応じて前記第1の冷却ファン及び前記冷却ファンユニットのうちのいずれか一方を選択して停止状態にする制御部と
    を有することを特徴とする電子機器冷却システム。
  2. 前記制御部は、前記電子機器の稼働状態と必要風量とエアーの温度との関係を示すデータに基づいて必要風量を決定し、前記必要風量を確保するのに必要な消費電力が少なくなるように前記第1の冷却ファン及び前記冷却ファンユニットのうちのいずれか一方を選択して停止状態にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器冷却システム。
  3. 更に、前記制御部により駆動され、前記第1の冷却ファン及び前記第2の冷却ファンのうち停止状態にある冷却ファンの向きを変更する駆動装置を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器冷却システム。
  4. 前記筐体のエアー導入側の圧力と排出側の圧力との差を検出する差圧センサを有し、前記制御部は、前記筐体のエアー導入側の圧力が排出側の圧力よりも高くなるように、前記冷却ファンユニットを稼働させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器冷却システム。
  5. 外気を取り入れる吸気口とエアーを外部に排出する排気口とが設けられた構造物内に筐体を配置し、前記筐体内に収納した複数の電子機器を冷却する電子機器冷却方法において、
    前記複数の電子機器の各々に第1の冷却ファンを設け、
    前記吸気口と前記筐体との間に、前記筐体内の前記電子機器にエアーを供給する第2の冷却ファンが設けられた冷却ファンユニットを配置し、
    前記電子機器に導入されるエアーの温度と前記電子機器の稼動状態とに応じて前記第1の冷却ファン及び前記冷却ファンユニットのうちのいずれか一方を選択して停止状態にすることを特徴とする電子機器の冷却方法。
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