JP6062650B2 - 車両用スロットル装置 - Google Patents

車両用スロットル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6062650B2
JP6062650B2 JP2012091315A JP2012091315A JP6062650B2 JP 6062650 B2 JP6062650 B2 JP 6062650B2 JP 2012091315 A JP2012091315 A JP 2012091315A JP 2012091315 A JP2012091315 A JP 2012091315A JP 6062650 B2 JP6062650 B2 JP 6062650B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
position sensor
throttle
accelerator position
cover
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012091315A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013220666A (ja
Inventor
田中 浩一
浩一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2012091315A priority Critical patent/JP6062650B2/ja
Priority to CN2013101196683A priority patent/CN103373421A/zh
Publication of JP2013220666A publication Critical patent/JP2013220666A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6062650B2 publication Critical patent/JP6062650B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、自動二輪車等の車両に用いられるスロットル装置に関する。
従来、例えば自動二輪車等の車両に用いられるエンジンにはスロットルボディが接続されており、このスロットルボディにはスロットルバルブが設けられている。そして、このスロットルバルブを開閉させることで、エンジンへの吸気量を調整できるようになっている。
上記スロットルバルブの開閉方式として、従来、ハンドルに設けられたスロットルグリップの回転を、ケーブル等を介してスロットルバルブに直接伝達する方式(以下、「機械式」と称する。)が用いられていた。しかしながら近年では、この機械式に代わって、スロットルグリップの操作量をアクセルポジションセンサで検出し、このアクセルポジションセンサからの検出信号に基づいて電動モータ等によってスロットルバルブを開閉させる方式(以下、「電子制御式」と称する。)が用いられている。
このような電子制御式のスロットル装置を備えた車両においては、アクセルポジションセンサが上記のスロットルボディに固定されるのが通常である。しかしながら、スロットルボディは、雰囲気温度の高いシリンダヘッドやヘッドカバーの近傍に配置されるため、スロットルボディにアクセルポジションセンサを固定すると、シリンダヘッドやヘッドカバーからの熱の影響でアクセルポジションセンサの特性が変化し、アクセルポジションセンサの出力に生じる誤差が大きくなる傾向がある。
また、スロットルボディの上流側にはエアクリーナーやエアフィルターが配置されるのが通常であり、アクセルポジションセンサをスロットルボディに固定すると、エアクリーナーの容量やエアフィルターの配置に制約が生まれるため、エンジンの出力が低下する虞が有る。更に、ハンドルに設けられるスロットルグリップからエンジンに接続されるスロットルボディまでスロットルケーブルを配索する必要が有り、これに伴って、スロットルケーブルが長くなっていた。
このような課題を解決するものとして、特許文献1には、左右一対のフォーク部材を連結するブリッジ手段にアクセルポジションセンサ(特許文献1では「スロットルセンサ」)を固定する構成が開示されている。
特開2003−267284号公報
しかしながら、このようにブリッジ手段にアクセルポジションセンサを固定すると、ブリッジ手段の高さによってはアクセルポジションセンサの下側に大きな隙間が発生してしまい、前輪が跳ね上げる土や小石等がアクセルポジションセンサに付着して、アクセルポジションセンサの性能に影響を与える虞が有った。
そこで、本発明は上記の事情を考慮し、前輪が跳ね上げる土や小石等からアクセルポジションセンサを確実に保護することが可能なスロットル装置を提供することを目的とする。
本発明は、ハンドルに設けられるスロットルグリップと、該スロットルグリップにスロットルケーブルを介して接続され、前記スロットルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、前輪の上方に配置されるフロントフェンダーと、を備え、前記アクセルポジションセンサは、前記フロントフェンダーの上面に沿って設けられていることを特徴とする。
このような構成を採用することにより、前輪が跳ね上げる土や小石等からフロントフェンダーによってアクセルポジションセンサを確実に保護することが可能となる。
前記アクセルポジションセンサは、側面視において一部が前記ハンドルの回転軸と重なるように配置されていても良い。
このような構成を採用することにより、ハンドルの回転軸から離間した位置にアクセルポジションセンサが配置される場合と比較して、ハンドルの回転軸周りの慣性モーメントを低減することができ、ハンドリング性能を向上させることが可能となる。また、ハンドルの回転に伴うスロットルケーブルの移動範囲を狭くすることができるため、これに伴って、スロットルケーブルの遊びを短くすることが可能となる。
前記アクセルポジションセンサは、少なくとも上側がカバーによって覆われていても良い。
このような構成を採用することにより、上方からの雨水の浸入を防止することが可能となる。
前記カバーは、前記フロントフェンダーと一体に形成されていても良い。
このような構成を採用することにより、カバーとフロントフェンダーを別体に形成する場合よりも部品点数を少なくすることができ、製造コストの削減を図ることが可能となる。特に、樹脂材からフロントフェンダーを成型するような場合には、カバーの庇部分(上側部分)を容易に形成することができる。
前記前輪を下端に軸支する左右一対のフロントフォークを備え、前記アクセルポジションセンサは、前記各フロントフォークに挟まれるように配置されていても良い。
このような構成を採用することで、各フロントフォークによってアクセルポジションセンサを保護することが可能となり、例えばレース等で転倒した際にアクセルポジションセンサが他部品や路面と接触するのを防止し、アクセルポジションセンサの破損を回避することが可能となる。
前記スロットルケーブルは、前記アクセルポジションセンサから上方に導出されて、前記各フロントフォークの間に配索されていても良い。
このような構成を採用することで、アクセルポジションセンサから前方又は後方にスロットルケーブルを導出する場合と比較して、スロットルケーブルの長さを短縮することができると共に、スロットルケーブルの曲がりを小さくすることが可能となる。
本発明によれば、前輪が跳ね上げる土や小石等からアクセルポジションセンサを確実に保護することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車を示す右側面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車において、フロントフェンダーの周辺を示す右側面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車の前部を示す右側面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車において、フロントフェンダーを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車において、ブラケット及びアクセルポジションセンサを示す右側面図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車において、エンジンの概略を示す模式図である。
以下、図面に基づき、本発明の好適な実施形態について説明する。以下、上下、左右、前後の方向は、自動二輪車1に乗車する運転者から見た方向を基準とする。なお、各図に適宜付される矢印Frは、自動二輪車1の前方を示している。
まず、車両としての自動二輪車1の概要について説明する。図1に示されるように、自動二輪車1は例えばオフロード型であり、骨組を構成する車体フレーム2を備えている。車体フレーム2は、例えばツインチューブ型であり、車体フレーム2の前部上端に配置されるヘッドパイプ3と、ヘッドパイプ3から後下方に向かって延設される左右一対のメインフレーム4と、メインフレーム4の下方に設けられるクレードルフレーム5と、メインフレーム4の後部から後上方に向かって延設される左右一対のシートレール6と、を主体として構成されている。
ヘッドパイプ3には、左右一対のフロントフォーク7が支持されている。フロントフォーク7の下端には前輪8が軸支され、前輪8の上方にはフロントフェンダー10が配置されている。フロントフォーク7の上端側にはハンドル11が設けられている。図2に示されるように、ハンドル11の右端部(図面上は左端部)にはスロットルグリップ12が回転可能に設けられ、ハンドル11の左端部(図面上は右端部)にはハンドルグリップ14が設けられている。
図1に示されるように、左右一対のメインフレーム4の間には燃料タンク15が設けられ、燃料タンク15の後方には運転者シート16が設けられ、燃料タンク15の下方にはエンジン17が搭載されている。
左右一対のメインフレーム4の後下部にはピボット軸18が架設され、ピボット軸18にはスイングアーム20の前端部が支持されている。スイングアーム20の後端部には後輪21が軸支され、後輪21の上方にはリヤフェンダー22が設けられている。後輪21とリヤフェンダー22の間には、マフラー23が設けられている。
次に、上記したフロントフェンダー10と、図3に示されるようにフロントフェンダー10の上面側に配置されるカバー24、ブラケット25及びアクセルポジションセンサ26について、順番に説明する。なお、図3及び図4では、フロントフェンダー10の周辺を分かり易く表示するため、手前側(右側)のフロントフォーク7の記載が省略されている。
フロントフェンダー10は、例えば合成樹脂によって形成されている。図4に示されるように、フロントフェンダー10は、前輪8の上側を覆うようにして弧状に湾曲している。図5に示されるように、フロントフェンダー10の前部の左右両側には湾曲凹部30が設けられている。フロントフェンダー10の上面の左右方向中央には、前後方向に沿って溝部31が設けられている。フロントフェンダー10の上面の後端部には、左右一対の窪み部32が設けられている。フロントフェンダー10の後部の左右両側には固定凹部33が形成されており、この固定凹部33が左右一対のフロントフォーク7の間に挟み込まれた状態で、フロントフェンダー10が左右一対のフロントフォーク7に固定されている。
カバー24は、フロントフェンダー10の上面側の後部にフロントフェンダー10と一体に形成されている。カバー24は、フロントフェンダー10と同様に合成樹脂によって形成されている。図3に示されるように、カバー24は中空の部材であり、カバー24の内部には収容空間34が形成され、カバー24の右面には開口部35が形成されている。図5に示されるように、開口部35は着脱可能な蓋部材36によって閉止されている。カバー24の上部右側には、前後一対のケーブル挿通穴37が穿設されている。
図3に示されるように、ブラケット25は、カバー24の収容空間34に収容されている。図6に示されるように、ブラケット25は、下方に向かって後方に傾斜する第1固定板38と、第1固定板38の後方に設けられて下方に向かって前方に傾斜する第2固定板40と、第1固定板38と第2固定板40を連結する連結板41と、によって構成されている。
第1固定板38には第1固定穴42が穿設されており、この第1固定穴42及びフロントフェンダー10に設けられるフェンダー側固定穴(図示せず)に挿入される第1固定ボルト43によって、ブラケット25がフロントフェンダー10の上面側に固定されている(図3参照)。図6に示されるように、第2固定板40の上端と下端には、それぞれ第2固定穴44が穿設されている。
図2、図3に示されるように、アクセルポジションセンサ26は、各フロントフォーク7に挟まれるように配置されている。アクセルポジションセンサ26は、側面視において一部がハンドル11の回転軸(ステアリング軸)と重なるように配置されている(図2及び図3の二点鎖線X参照)。換言すると、ハンドル11の回転軸は、アクセルポジションセンサ26を通過している。図3に示されるように、アクセルポジションセンサ26は、ブラケット25とともにカバー24の収容空間34に収容されている。アクセルポジションセンサ26の下側はフロントフェンダー10によって覆われ、アクセルポジションセンサ26の上側、前後両側及び左側はカバー24によって覆われ、アクセルポジションセンサ26の右側は蓋部材36(図5参照)によって覆われている。つまり、アクセルポジションセンサ26は、密閉された空間に収容されている。
図6に示されるように、アクセルポジションセンサ26の前面の上端と下端には、それぞれセンサ側固定穴45が設けられており、このセンサ側固定穴45とブラケット25の第2固定板40に設けられた各第2固定穴44に挿入される第2固定ボルト46によって、アクセルポジションセンサ26がブラケット25に固定されている。以上のような構成により、アクセルポジションセンサ26は、ブラケット25を介してフロントフェンダー10に固定されており、フロントフェンダー10の上面に沿って設けられている(図3参照)。
図6に示されるように、アクセルポジションセンサ26には、スロットルプーリ47が設けられている。スロットルプーリ47の下部には一対のケーブル接続部48が設けられており、各ケーブル接続部48には、それぞれスロットルケーブル50の下端部が接続されている。各スロットルケーブル50は、スロットルプーリ47に巻き付けられてアクセルポジションセンサ26から上方に導出され、カバー24に設けられたケーブル挿通穴37(図5参照)に挿通されている。図2に示されるように、各スロットルケーブル50は、左右一対のフロントフォーク7の間に配索されており、各スロットルケーブル50の上端部は、スロットルグリップ12に接続されている。つまり、スロットルプーリ47は、スロットルケーブル50を介してスロットルグリップ12に接続されている。
次に、エンジン17の概要について説明する。
エンジン17は、例えば単気筒型エンジンである。図7に示されるように、エンジン17は、クランクケース51と、クランクケース51から上方に延設されるシリンダ52と、シリンダ52の上方に設けられるシリンダヘッド53と、シリンダヘッド53の上面を被覆するヘッドカバー54と、を備えている。
クランクケース51には、クランク軸55が軸支されており、このクランク軸55は、クラッチ及び変速装置(いずれも図示せず)を介して後輪21(図1参照)と接続されている。そして、エンジン17が駆動すると、クランク軸55の回転がクラッチ及び変速装置を介して後輪21に伝達され、後輪21が回転するようになっている。
図7に示されるように、シリンダ52内には、ピストン56が往復運動可能に収納されている。ピストン56は、コンロッド57を介してクランク軸55と接続されており、ピストン56の往復運動がコンロッド57を介してクランク軸55によって回転に変更されるように構成されている。
シリンダ52とシリンダヘッド53の間には、吸気バルブ58及び排気バルブ60によって開閉される燃焼室61が形成されている。シリンダヘッド53の一面(例えば前面)には、燃焼室61と連通する排気管62が接続されている。シリンダヘッド53の他面(例えば後面)には、燃焼室61と連通するスロットルボディ64が接続され、スロットルボディ64には、エアクリーナーやエアフィルター(いずれも図示せず)が設けられている。
スロットルボディ64には、開閉可能なスロットルバルブ65が設けられている。スロットルバルブ65は、アクチュエータである電動モータ66と接続されており、電動モータ66を駆動させることでスロットルバルブ65の開度を調整できるようになっている。電動モータ66は、制御部であるECU67(エンジンコントロールユニット)と接続されており、ECU67によって電動モータ66の駆動が電子制御されている。ECU67は、前記のアクセルポジジョンセンサ26と接続されており、アクセルポジションセンサ26からの検出信号がECU67に出力されるようになっている。
以上のように本実施形態では、スロットルグリップ12と、スロットルケーブル50と、アクセルポジションセンサ26と、ECU67と、電動モータ66と、スロットルボディ64のスロットルバルブ65と、によって電子制御式のスロットル装置が構成されている。
上記の如く構成されたものにおいて、運転者によってスロットルグリップ12が操作されてスロットルグリップ12が回転すると、この操作力がスロットルケーブル50を介してアクセルポジションセンサ26のスロットルプーリ47に伝達され、スロットルプーリ47がスロットルグリップ12の操作量(回転量)に応じて回転する。これに伴って、アクセルポジションセンサ26がスロットルグリップ12の操作量を検出し、アクセルポジションセンサ26からECU67に検出信号が出力される。ECU67は、この検出信号に基づいて電動モータ66の駆動を制御し、電動モータ66によってスロットルバルブ65の開度が調整される。これにより、エンジン17の燃焼室61への吸気量が調整される。
本実施形態では前記のように、アクセルポジションセンサ26がフロントフェンダー10の上面に沿って設けられているため、前輪8が跳ね上げる土や小石等からフロントフェンダー10によってアクセルポジションセンサ26を確実に保護することが可能となる。また、フロントフェンダー10が、アクセルポジションセンサ26への泥避け、水避け、耐熱板の役割を果たす為、アクセルポジションセンサ26の保全性が良くなる。
また、アクセルポジションセンサ26は、一部がハンドル11の回転軸と重なるように配置されているため、ハンドル11の回転軸から離間した位置にアクセルポジションセンサ26が配置される場合と比較して、ハンドル11の回転軸周りの慣性モーメントを低減することができ、ハンドリング性能を向上させることが可能となる。また、ハンドル11の回転に伴うスロットルケーブル50の移動範囲を狭くすることができるため、これに伴って、スロットルケーブル50の遊びを短くすることが可能となる。
また、アクセルポジションセンサ26の上側がカバー24によって覆われているため、上方からの雨水の浸入を防止することが可能となる。本実施形態では特に、アクセルポジションセンサ26が密閉された空間内に収容されているため、アクセルポジションセンサ26に雨水が付着するのを一層効果的に抑制することができる。
また、カバー24がフロントフェンダー10と一体に形成されているため、カバー24とフロントフェンダー10を別体に形成する場合よりも部品点数を少なくすることができ、製造コストの削減を図ることが可能となる。特に、合成樹脂からフロントフェンダー10を成型するような場合には、カバー24の庇部分(上側部分)を容易に形成することができる。
また、アクセルポジションセンサ26が各フロントフォーク7に挟まれるように配置されているため、各フロントフォーク7によってアクセルポジションセンサ26を保護することが可能となる。これに伴って、例えばレース等で転倒した際にアクセルポジションセンサ26が他部品や路面と接触するのを防止し、アクセルポジションセンサ26の破損を回避することが可能となる。
また、スロットルケーブル50がアクセルポジションセンサ26から上方に導出されて各フロントフォーク7の間に配索されているため、アクセルポジションセンサ26から前方又は後方にスロットルケーブル50を導出する場合と比較して、スロットルケーブル50の長さを短縮することができると共に、スロットルケーブル50の曲がりを小さくすることが可能となる。
また、エンジン17の前方に所定の間隔を介して設けられるフロントフェンダー10にアクセルポジションセンサ26を固定することで、スロットルボディ64にアクセルポジションセンサ26を固定する場合と比較して、シリンダヘッド53やヘッドカバー54からの熱の影響をアクセルポジションセンサ26が受けにくくなる。そのため、上記した熱の影響でアクセルポジションセンサ26の特性が変化してアクセルポジションセンサ26の出力に大きな誤差が生じるような不都合を回避することが可能となる。
また、スロットルボディ64にアクセルポジションセンサ26を固定する場合と比較して、スロットルボディ64の周辺に設けられるエアクリーナ(図示せず)の容量を大型化することが可能になると共に、エアフィルター(図示せず)の配置の自由度が高まる。そのため、エンジン17の出力の向上を図ることができる。
本実施形態では、カバー24をフロントフェンダー10と一体に形成したが、他の異なる実施形態では、カバー24をフロントフェンダー10と別体に形成しても良い。
本実施形態では、アクセルポジションセンサ26を密閉された空間に収容する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、アクセルポジションセンサ26を密閉されていない空間に配置しても良い。但し、アクセルポジションセンサ26に雨水が当たるのを防止するためには、少なくともアクセルポジションセンサ26の上側をカバー24によって覆うのが好ましい。
本実施形態では、車両としてのオフロード型の自動二輪車1に本発明の構成を適用したが、他の異なる実施形態では、オンロード型、スクータ型等の他の異なるタイプの自動二輪車に本発明の構成を適用しても良い。また、本実施形態では、エンジン17を駆動源とする自動二輪車に本発明の構成を適用したが、他の異なる実施形態では、電動二輪車等の電動車両に本発明の構成を適用しても良い。
1 自動二輪車(車両)
7 フロントフォーク
8 前輪
10 フロントフェンダー
11 ハンドル
12 スロットルグリップ
26 アクセルポジションセンサ
28 カバー
50 スロットルケーブル

Claims (5)

  1. ハンドルに設けられるスロットルグリップと、
    該スロットルグリップにスロットルケーブルを介して接続され、前記スロットルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサと、
    前輪の上方に配置されるフロントフェンダーと、
    前記前輪を下端に軸支する左右一対のフロントフォークと、を備え、
    前記アクセルポジションセンサは、前記フロントフェンダーの上面に沿って設けられ、前記各フロントフォークに挟まれるように配置され、少なくとも上側がカバーによって覆われていることを特徴とする車両用スロットル装置。
  2. 前記アクセルポジションセンサは、側面視において一部が前記ハンドルの回転軸と重なるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用スロットル装置。
  3. 前記カバーは、前記フロントフェンダーと一体に形成されていることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の車両用スロットル装置。
  4. 前記スロットルケーブルは、前記アクセルポジションセンサから上方に導出されて、前記各フロントフォークの間に配索されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの請求項に記載の車両用スロットル装置。
  5. 前記カバーにはケーブル挿入穴が設けられ、前記スロットルケーブルは前記ケーブル挿入穴に挿通され、前記フロントフォークに沿って配索されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの請求項に記載の車両用スロットル装置。
JP2012091315A 2012-04-12 2012-04-12 車両用スロットル装置 Active JP6062650B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012091315A JP6062650B2 (ja) 2012-04-12 2012-04-12 車両用スロットル装置
CN2013101196683A CN103373421A (zh) 2012-04-12 2013-04-08 车辆用节气门装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012091315A JP6062650B2 (ja) 2012-04-12 2012-04-12 車両用スロットル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013220666A JP2013220666A (ja) 2013-10-28
JP6062650B2 true JP6062650B2 (ja) 2017-01-18

Family

ID=49459394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012091315A Active JP6062650B2 (ja) 2012-04-12 2012-04-12 車両用スロットル装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6062650B2 (ja)
CN (1) CN103373421A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018043569A1 (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3333943B2 (ja) * 1992-09-07 2002-10-15 ヤマハ発動機株式会社 電動スクータ
JP4010834B2 (ja) * 2002-03-19 2007-11-21 本田技研工業株式会社 スロットルセンサの取付構造
CN2705611Y (zh) * 2004-05-17 2005-06-22 江门中裕摩托集团有限公司 环保节能摩托车
JP4293955B2 (ja) * 2004-08-23 2009-07-08 ヤマハ発動機株式会社 車両
JP2011016414A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Honda Motor Co Ltd ハイブリッド式鞍乗り型車両
JP5220701B2 (ja) * 2009-07-08 2013-06-26 本田技研工業株式会社 ハイブリッド式鞍乗り型車両
JP5497551B2 (ja) * 2010-06-25 2014-05-21 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
JP5427735B2 (ja) * 2010-08-31 2014-02-26 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Also Published As

Publication number Publication date
CN103373421A (zh) 2013-10-30
JP2013220666A (ja) 2013-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10526982B2 (en) Internal combustion engine with supercharger for saddle-ride type vehicle
JP5546878B2 (ja) 鞍乗型車両
JP5519302B2 (ja) 鞍乗型車両
JP4531029B2 (ja) V型内燃機関の吸気装置
JP5901255B2 (ja) 多連スロットル装置
JP2015045320A (ja) 車両のエアクリーナ装置
JP5184503B2 (ja) 鞍乗型車両
JP6088965B2 (ja) 小型車両の吸気装置
JP5874527B2 (ja) 自動二輪車の吸気制御装置
JP5215092B2 (ja) エンジンとこれを備えた乗物
JP6062650B2 (ja) 車両用スロットル装置
JP5292512B2 (ja) 鞍乗り型車両の吸気系の配置構造
JP4890519B2 (ja) 車両用エンジン
JP5494401B2 (ja) 車両のアクセルポジションセンサ配置構造
JP5259561B2 (ja) 鞍乗型車両
JP2012207543A (ja) 鞍乗型車両
JP5806830B2 (ja) 鞍乗型車両
JP6189165B2 (ja) 自動二輪車
JP5129773B2 (ja) 車両用エンジンの吸気制御装置
JP5189845B2 (ja) 車両
JP3890898B2 (ja) スクータ型自動二輪車の2次空気供給装置
JP5869611B2 (ja) 鞍乗型車両
JP5856215B2 (ja) 鞍乗型車両
JP6867342B2 (ja) 鞍乗型車両の制御装置配置構造
JP6011319B2 (ja) 自動二輪車の吸気系

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150910

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6062650

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150