JP6060668B2 - 信号検出装置、信号検出方法及びプログラム - Google Patents

信号検出装置、信号検出方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は信号検出装置、信号検出方法及びプログラム関する。
近年、無線通信システムにおいては、限られた電波資源の有効活用のため、周波数利用効率の向上が求められている。そのためには、同一周波数に複数の信号を混在させて伝送する方式が利用されている。例えば関連する方式では、異なる局から同一周波数に二つの信号を重畳し混信信号として伝送する。そして、受信側で、あらかじめレプリカ信号として保持していた参照信号を混信信号から減算して単一信号に分離し、周波数利用効率の向上を実現している。
また、例えば、特許文献1では、受信信号の独立成分分析により信号分離する手法が示されている。特許文献2では、受信信号のレプリカを推定して混信信号を分離する信号分離装置が提案されている。
しかし、このような混信分離技術は、受信機で取得された受信信号は混信信号であることを前提としている。一般に混信信号の分離を行う場合、まず受信信号のスペクトラム表示を行い、混信分離処理を行う対象とすべき信号を決定する。しかし、上述の関連する技術の信号は、その受信信号を観測しただけでは処理対象となる混信信号の有無が不明である。そのため、信号を受信した後、混信信号の検出が必要であるという課題がある。
特開2008―92363号公報 特開2007―97103号公報
上述のように、受信信号を観測しただけでは、受信信号が混信信号かどうか不明であるという課題がある。
本発明は、受信した信号が混信信号であるかどうかを検出する、信号検出装置、信号検出方法及びプログラムを提供することを目的とする。
一態様にかかる信号検出装置は、
信号を受信し、抽出した複数のシンボルを所定の点を中心点として集合させる集合手段と、
一定期間における、前記集合手段により集合したシンボルの位相と一つ前の期間にあったシンボルとの位相差を推定し、シンボルの前記位相差を所定の期間、観測することにより、前記位相差の平均値を推定する推定手段と、
前記推定手段により得られた前記位相差の平均値と閾値を比較することにより、受信信号が混信信号か単一信号かを判別する手段とを備える。
一態様にかかる信号検出方法は、
信号を受信し、抽出した複数のシンボルを所定の点を中心点として集合させるステップと、
一定期間における、前記ステップにより集合したシンボルの位相と一つ前の期間にあったシンボルとの位相差を推定し、シンボルの前記位相差を所定の期間、観測することにより、前記位相差の平均値を推定するステップと、
前記位相差の平均値と閾値を比較することにより、受信信号が混信信号か単一信号かを判別するステップと、
を備える。
一態様にかかるプログラムは、
信号を受信し、抽出した複数のシンボルを所定の点を中心点として集合させるステップと、
一定期間における、前記ステップにより集合したシンボルの位相と一つ前の期間にあったシンボルとの位相差を推定し、シンボルの前記位相差を所定の期間、観測することにより、前記位相差の平均値を推定するステップと、
前記位相差の平均値と閾値を比較することにより、受信信号が混信信号か単一信号かを判別するステップと、
をコンピュータに実行させる。
本発明によると、受信した信号を観測し、計算処理することにより混信信号であるかどうかを検出する信号検出方法を提供することができる。
本発明の実施の形態1の信号検出装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す逓倍処理部13の説明図である。 図1に示す座標移動部15の説明図である。 図1に示す逓倍処理部16の説明図である。 図1に示す位相差推定部17の説明図である。 図1に示す混信信号判別部19の説明図である。 本発明の実施の形態2の信号検出装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3の信号検出装置の構成を示すブロック図である。 図8に示す位相差推定部21の説明図である。 図8に示す位相差減算部22の説明図である。 本発明の実施の形態1のフローチャートである。 本発明の実施の形態2のフローチャートである。 本発明の実施の形態3のフローチャートである。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施形態を、図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態の構成を示すブロック図である。本実施の形態において、信号検出装置1は、シンボルレート推定部11と、シンボル同期部12と、逓倍処理部13と、シンボル集合中心点推定部14と、座標移動部15と、逓倍処理部16と、位相差推定部17と、位相差平均値推定部18と、混信信号判別部19から構成される。
ここで、シンボルレート推定部11は、受信信号のシンボルレートを推定する。シンボル同期部12は、シンボルレート推定部11によって推定されたシンボルレートによりシンボル同期を行う。逓倍処理部13は、シンボル同期によって検出されたシンボルを抽出し、逓倍する。シンボル集合中心点推定部14は、逓倍処理部13によって逓倍された、コンスタレーション上のシンボル集合の中心点を推定する。座標移動部15は、シンボル集合中心点推定部14によって推定された、シンボル集合の中心座標を座標の原点に移動する。逓倍処理部16は、座標移動部15によって移動されたシンボルをさらに逓倍する。
位相差推定部17は、逓倍処理部16によって逓倍されたシンボルについて、あるサンプル区間におけるシンボルの位相と一つ前のサンプル区間にあったシンボルとの位相差を推定する。位相差平均値推定部18は、位相差推定部17により推定された一定時間位相差の平均値を求める。混信信号判別部19は、位相差平均値推定部18により推定された平均値から混信信号であるかどうかを判別する。
本実施の形態では、対象とする受信信号のシンボルレートを、シンボルレート推定部11で推定する。シンボル同期部12は、推定されたシンボルレートにより、データ列からシンボル間の区切りを見つけ、読み出し、受信信号のシンボル同期を行う。逓倍処理部13は、同期した受信信号を抽出し、逓倍処理を行う。この際、受信信号が混信信号である場合、例えばBPSK(Binary Phase-Shift Keying)変調方式の混信信号の場合、図2-aのように、シンボルが回転するように観測できる。
これは各送信機のキャリア周波数は非同期であり、誤差を有しているためである。以下その特性を利用する。なお、混信信号ではなく単一の信号の場合は図2−bのシンボルが同期された状態のようなコンスタレーション(ディジタル変調波の観測表示)となる。逓倍処理を行った後は、シンボルの平均値を算出することで、シンボル集合の中心をシンボル集合点中心推定部14で推定する。
座標移動部15は、推定されたシンボル集合の中心点を各シンボルから減算することで、シンボル集合の中心点をコンスタレーション上の原点に移動させる(図3−a、図3−b)。移動させたシンボルに対して再び逓倍処理を逓倍処理部16において行う。シンボルを逓倍することにより、シンボルがコンスタレーション上の一点に表示されるようになる(図4)。また、単一信号の場合はすでに一点に表示されている。再び逓倍処理をしたシンボルのあるサンプル区間のシンボル位相と一つ前のサンプル区間のシンボル位相を推定し、その差を位相差推定部17で推定する(図5)。推定された位相差を一定時間取得し、位相差平均値推定部18で位相差の平均値を推定する。
混信信号判別部19は、受信信号の平均値に閾値を設定しておく。混信信号の各々の周波数はほぼ同一であるが、各送信機のキャリア周波数は非同期であり、キャリア周波数のオフセットが生じる。そのため混信信号のシンボルは一方のシンボルと中心に対して回転しているように見える。このことから、混信信号の場合、位相差推定部17で推定する位相差はキャリア周波数オフセットであり、ほぼ一定の値となるため、その分布は正規分布のように急峻なものとなる。また平均値は0より大きい値になる(図6−a)。
受信信号が混信信号でない場合はシンボルが回転せず、熱雑音などがシンボルに影響する。そのためあるサンプル区間のシンボル位相と一つ前のサンプル区間のシンボル位相差は一定とならず、ばらばらな値となる。そして、その分布は正規分布のようになるが、平均値が0になる(図6−b)。以上のことを利用し、受信信号の位相差の平均値がある閾値より大きければシンボルが回転していると判断し、混信信号であると判別する。受信信号の平均値が閾値より小さければ混信信号ではなく、単一の信号であると判別し結果を出力する。
処理の説明
上記の処理をフローチャート化したものが図11である。
信号検出装置1は、受信信号を受信し、シンボルレート推定部11で信号のシンボルレートを推定し、シンボル同期部12でシンボルの同期を行う(S10)。次に、逓倍処理部13で同期した受信信号を抽出し、逓倍処理を行う(S11)。次に、シンボル集合中心点推定部14で、シンボルの平均値を算出し、シンボル集合の中心を推定し、座標移動部15で推定されたシンボル集合の中心点を各シンボルから減算し、シンボル集合の中心点をコンスタレーション上の原点に移動する(S12)。
次に、逓倍処理部16は、移動させたシンボルに対して再び逓倍処理を行う(S13)。次に、移送推定部17は、該逓倍処理をしたシンボルのあるサンプル区間のシンボル位相と一つ前のサンプル区間のシンボル位相を推定し、位相差平均値推定部18でその差を推定し、推定された位相差を一定時間取得し、平均値を推定する(S14)。次に、混信信号判別部19は、受信信号の位相差の平均値と閾値を比較する(S15)。その結果、混信信号判別部19は、閾値以上の場合(S15:YES)、混信信号と判断する(S17)。混信信号判別部19は、閾値以下の場合(S15:NO)、単一信号と判断する(S16)。
上記の方法を用いると、受信信号が混信信号か単一信号かを判別することができる。
(実施の形態2)
図7は本発明の第2の実施の形態の信号検出装置2の構成を示すブロック図である。本実施の形態は基本的に図1のブロック図にキャリア周波数推定部20を付加した構成となっている。
本実施の形態は、対象とする受信信号の混信信号判別を行うところまでは、第1の実施形態と同一である。混信信号判別部19で混信信号であると判別された場合、キャリア周波数推定部20は、位相差推定部17で推定した位相差平均値から混信信号のキャリア周波数のオフセットを推定する。そして、キャリア周波数推定部20は、もともと推定されている第一キャリア周波数に第一キャリア以外のキャリア周波数のオフセットを加算し、混信信号に含まれる第一信号以外のキャリア周波数を推定する。ここで、キャリア周波数推定部20に混信信号分離機能を持たせてもよい。混信信号の分離の際には各々のキャリア周波数を求める必要がある。
この方法を用いると、受信信号のレプリカを生成して混信信号を分離する、信号分離装置で利用することが可能となる。
処理の説明
上記の処理をフローチャート化したものが図12である。ステップS20からS27までは実施の形態1と同様である。
受信信号が混信信号の場合(S27)、キャリア周波数推定部20は、第一キャリア周波数に第一キャリア以外のキャリア周波数のオフセットを加算する(S28)。キャリア周波数推定部20は、混信信号に含まれる第一信号以外のキャリア周波数を推定する(S29)。キャリア周波数推定部20は、レプリカ信号を生成し、混信信号を分離する(S29A)。
上記の方法を用いると混信信号を分離することができる。
(実施の形態3)
図8は本発明の第3の実施の形態の信号検出装置3の構成を示すブロック図である。本実施形態は基本的に図1のブロック図に位相差推定部21と、位相差減算部22と変調方式識別部23を付加した構成である。
本実施形態は、対象とする受信信号の混信信号判別を行うところまでは、第1の実施形態と同一である。
座標移動部15でシンボルの座標移動を行った後に、位相差推定部21はシンボルの位相差を推定する。混信信号のシンボルは、混信している信号の変調方式によりその位相差が異なる。
例えばBPSK信号が混信している場合、そのコンスタレーションからシンボルの位相差は、キャリア周波数のオフセットΔφも考慮すると、0°+Δφもしくは180°+Δφとなる。QPSK (Quadrature Phase Shift Keying)信号の場合のシンボルの位相差は、0°+Δφ、90°+Δφ、180°+Δφ、270°+Δφとなる(図9)。ここで、キャリア周波数オフセットΔφは位相差推定部17で推定されているので、各位相差の値からΔφを位相差減算部22で減算すれば、BPSK信号の位相差分布は0°もしくは180°となり、QPSK信号の位相差分布は0°、90°、180°、270°となる(図10)。
変調方式により位相差分布は異なるので、その位相差情報をあらかじめ検出装置から読み書き可能な記録媒体に保存する。実際に位相差情報を取得した際はその保存しておいた値と比較し、変調方式推定部23で変調方式を推定する。ここで、変調方式推定部23に混信信号を分離する機能を持たせてもよい。
混信信号の分離の際には各々の変調方式を求める必要があるため、受信信号のレプリカを生成して混信信号を分離するような信号分離装置において利用することが可能となる。
処理の説明
上記の処理をフローチャート化したものが図13である。ステップS30からS37までは実施の形態1と同様である。
位相差推定部21は、ステップS32の後、シンボルの位相差を推定して記憶し、位相差減算部22でステップS34から得られたキャリア周波数オフセットを減算処理する(S38)。次に、変調方式推定部23は、S34で取得し保存しておいた位相差情報の値と比較し、変調方式を推定する(S39)。変調方式推定部23は、変調方式結果を出力する(S40)。変調方式推定部23は、レプリカ信号を生成し、混信信号を分離する(S41)。
上記の方法を用いると、変調方式を推定し、受信信号のレプリカを生成して混信信号を分離することができる。
その他の実施の形態
上記の実施の形態で説明した信号検出方法は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)を含む半導体処理装置を用いて実現されてもよい。また、これらの処理は、少なくとも1つのプロセッサ(e.g. マイクロプロセッサ、MPU、DSP(Digital Signal Processor))を含むコンピュータシステムにプログラムを実行させることによって実現されてもよい。具体的には、これらの送信信号処理又は受信信号処理に関するアルゴリズムをコンピュータシステムに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを作成し、当該プログラムをコンピュータに供給すればよい。
これらのプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記の実施の形態はBPSK、QPSKを用いた信号検出方法を例示した。本発明はそれ以外も8PSK、π/4 shift QPSK、直角位相振幅変調(QAM:Quadrature Amplitude Modulation)等の通信規格に用いてもよい。また、上記に限らず、同一周波数に複数の信号を重畳する通信方式であれば、本発明を適用してもよい。
さらに、上述した実施の形態は本件発明者により得られた技術思想の適用に関する例に過ぎない。すなわち、当該技術思想は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
信号を受信し、抽出した複数のシンボルを所定の点を中心点として集合させる集合手段と、
一定期間における、前記集合手段により集合したシンボルの位相と一つ前の期間にあったシンボルとの位相差を推定し、シンボルの前記位相差を所定の期間、観測することにより、前記位相差の平均値を推定する推定手段と、
前記推定手段により得られた前記位相差の平均値と閾値を比較することにより、受信信号が混信信号か単一信号かを判別する手段とを備えた、
信号検出装置。
(付記2)
前記集合手段は、
同期した複数のシンボルを抽出し、逓倍処理を行い、所定の点に集合させる手段と、
その後、前記複数のシンボルの平均値を算出することで、前記複数のシンボルの集合の中心を推定する手段と、
推定されたシンボル集合の前記中心点の座標を、各シンボルから減算することで、シンボル集合の前記中心点を座標の原点に移動させる手段と、
移動したシンボルをさらに逓倍する手段と、
を含む、
付記1の信号検出装置。
(付記3)
受信信号が混信信号と判別された場合に、前記位相差の平均値から第一の信号の周波数を推定し、前記第一の信号の周波数に基づいて、他の信号の周波数のオフセットを推定する手段と、
推定した前記第一の信号の周波数に前記他の信号の周波数の前記オフセットを加算し、混信信号に含まれる前記他の信号の周波数を推定する手段と、
前記他の信号の周波数に基づいて、前記他の信号のレプリカ信号を生成し、前記混信信号を分離する手段と、
を備える、
付記1又は2の信号検出装置。
(付記4)
受信信号が混信信号と判別された場合に、前記集合したシンボルの位相差を推定し、前記位相差の分布から受信信号の変調方式を推定する手段と、
前記推定された変調方式に基づいて第一の信号を推定し、前記第一の信号に基づいて、前記オフセットを用いて他の信号を推定する手段と、
前記他の信号のレプリカ信号を生成し、前記混信信号を分離する手段と、
を備える、
付記1〜3いずれかに記載の信号検出装置。
(付記5)
信号を受信し、抽出した複数のシンボルを所定の点を中心点として集合させるステップと、
一定期間における、前記ステップにより集合したシンボルの位相と一つ前の期間にあったシンボルとの位相差を推定し、シンボルの前記位相差を所定の期間、観測することにより、前記位相差の平均値を推定するステップと、
前記位相差の平均値と閾値を比較することにより、受信信号が混信信号か単一信号かを判別するステップと、
を備えた信号検出方法。
(付記6)
前記複数のシンボルを所定の点を中心点として集合させるステップは、
同期した複数のシンボルを抽出し、逓倍処理を行い、所定の点に集合させるステップと、
その後、前記複数のシンボルの平均値を算出することで、前記複数のシンボルの集合の中心を推定するステップと、
推定されたシンボル集合の前記中心点の座標を、各シンボルから減算することで、シンボル集合の前記中心点を座標の原点に移動させるステップと、
移動したシンボルをさらに逓倍するステップと、
を含む、
付記5の信号検出方法。
(付記7)
受信信号が混信信号と判別された場合に、前記位相差の平均値から第一の信号の周波数を推定し、前記第一の信号の周波数に基づいて、他の信号の周波数のオフセットを推定するステップと、
推定した前記第一の信号の周波数に前記他の信号の周波数の前記オフセットを加算し、混信信号に含まれる前記他の信号の周波数を推定するステップと、
前記他の信号の周波数に基づいて、前記他の信号のレプリカ信号を生成し、前記混信信号を分離するステップと、
を備える、
付記5の信号検出方法。
(付記8)
受信信号が混信信号と判別された場合に、前記集合したシンボルの位相差を推定し、前記位相差の分布から受信信号の変調方式を推定するステップと、
前記推定された変調方式に基づいて第一の信号を推定し、前記第一の信号に基づいて、前記オフセットを用いて他の信号を推定するステップと、
前記他の信号のレプリカ信号を生成し、前記混信信号を分離するステップと、
を備える、
付記5〜7いずれかに記載の信号検出方法。
(付記9)
信号を受信し、抽出した複数のシンボルを所定の点を中心点として集合させるステップと、
一定期間における、前記ステップにより集合したシンボルの位相と一つ前の期間にあったシンボルとの位相差を推定し、シンボルの前記位相差を所定の期間、観測することにより、前記位相差の平均値を推定するステップと、
前記位相差の平均値と閾値を比較することにより、受信信号が混信信号か単一信号かを判別するステップと、
をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記10)
前記複数のシンボルを所定の点を中心点として集合させるステップは、
同期した複数のシンボルを抽出し、逓倍処理を行い、所定の点に集合させるステップと、
その後、前記複数のシンボルの平均値を算出することで、前記複数のシンボルの集合の中心を推定するステップと、
推定されたシンボル集合の前記中心点の座標を、各シンボルから減算することで、シンボル集合の前記中心点を座標の原点に移動させるステップと、
移動したシンボルをさらに逓倍するステップと、
を含む、
付記9記載のプログラム。
(付記11)
受信信号が混信信号と判別された場合に、前記位相差の平均値から第一の信号の周波数を推定し、前記第一の信号の周波数に基づいて、他の信号の周波数のオフセットを推定するステップと、
推定した前記第一の信号の周波数に前記他の信号の周波数の前記オフセットを加算し、混信信号に含まれる前記他の信号の周波数を推定するステップと、
前記他の信号の周波数に基づいて、前記他の信号のレプリカ信号を生成し、前記混信信号を分離するステップと、
をさらにコンピュータに実行させる、
付記9又は10記載のプログラム。
(付記12)
受信信号が混信信号と判別された場合に、前記集合したシンボルの位相差を推定し、前記位相差の分布から受信信号の変調方式を推定するステップと、
前記推定された変調方式に基づいて第一の信号を推定し、前記第一の信号に基づいて、前記オフセットを用いて他の信号を推定するステップと、
前記他の信号のレプリカ信号を生成し、前記混信信号を分離するステップと、
をさらにコンピュータに実行させる、
請求項9〜11いずれかに記載のプログラム。
1 信号検出装置
2 信号検出装置
3 信号検出装置
11 シンボルレート推定部
12 シンボル同期部
13 逓倍処理部
14 シンボル集合中心点推定部
15 座標移動部
16 逓倍処理部
17 位相差推定部
18 位相差平均値推定部
19 混信信号判別部
20 キャリア周波数推定部
21 位相差推定部
22 位相差減算部
23 変調方式推定部

Claims (9)

  1. 信号を受信し、抽出した複数のシンボルを所定の点を中心点として集合させる集合手段と、
    一定期間における、前記集合手段により集合したシンボルの位相と一つ前の期間にあったシンボルとの位相差を推定し、シンボルの前記位相差を所定の期間、観測することにより、前記位相差の平均値を推定する推定手段と、
    前記推定手段により得られた前記位相差の平均値と閾値を比較することにより、受信信号が混信信号か単一信号かを判別する手段とを備え、
    前記集合手段は、
    同期した複数のシンボルを抽出し、逓倍処理を行い、所定の点に集合させる手段と、
    その後、前記複数のシンボルの平均値を算出することで、前記複数のシンボルの集合の中心を推定する手段と、
    推定されたシンボル集合の前記中心点の座標を、各シンボルから減算することで、シンボル集合の前記中心点を座標の原点に移動させる手段と、
    移動したシンボルをさらに逓倍する手段と、
    を含む、
    信号検出装置。
  2. 受信信号が混信信号と判別された場合に、前記位相差の平均値から混信信号のキャリア周波数のオフセットを推定する手段と、
    もともと推定されている第一キャリア周波数に、推定された前記混信信号のキャリア周波数のオフセットを加算し、混信信号に含まれる他の信号の周波数を推定する手段と、
    前記他の信号の周波数に基づいて、前記他の信号のレプリカ信号を生成し、前記混信信号を分離する手段と、
    を備える、
    請求項1記載の信号検出装置。
  3. シンボル集合の前記中心点を座標の原点に移動させた後に、前記移動したシンボルの位相差を推定する手段と、
    推定された前記移動したシンボルの位相差から前記推定手段により推定された前記位相差を減算する手段と、
    前記減算する手段により取得された位相差の分布から混信信号の変調方式を推定する手段と、
    前記推定された変調方式に基づいて、混信信号に含まれる他の信号のレプリカ信号を生成し、前記混信信号を分離する手段と、
    を備える、
    請求項1記載の信号検出装置。
  4. 信号を受信し、抽出した複数のシンボルを所定の点を中心点として集合させるステップと、
    一定期間における、前記ステップにより集合したシンボルの位相と一つ前の期間にあったシンボルとの位相差を推定し、シンボルの前記位相差を所定の期間、観測することにより、前記位相差の平均値を推定するステップと、
    前記位相差の平均値と閾値を比較することにより、受信信号が混信信号か単一信号かを判別するステップと、
    を備え
    前記複数のシンボルを所定の点を中心点として集合させるステップは、
    同期した複数のシンボルを抽出し、逓倍処理を行い、所定の点に集合させるステップと、
    その後、前記複数のシンボルの平均値を算出することで、前記複数のシンボルの集合の中心を推定するステップと、
    推定されたシンボル集合の前記中心点の座標を、各シンボルから減算することで、シンボル集合の前記中心点を座標の原点に移動させるステップと、
    移動したシンボルをさらに逓倍するステップと、
    を含む、信号検出方法。
  5. 受信信号が混信信号と判別された場合に、前記位相差の平均値から混信信号のキャリア周波数のオフセットを推定するステップと、
    もともと推定されている第一キャリア周波数に、推定された前記混信信号のキャリア周波数のオフセットを加算し、混信信号に含まれる他の信号の周波数を推定するステップと、
    前記他の信号の周波数に基づいて、前記他の信号のレプリカ信号を生成し、前記混信信号を分離するステップと、
    を備える、
    請求項4記載の信号検出方法。
  6. シンボル集合の前記中心点を座標の原点に移動させた後に、前記移動したシンボルの位相差を推定するステップと、
    推定された前記移動したシンボルの位相差から前記位相差の平均値を推定するステップにより推定された前記位相差を減算するステップと、
    前記減算するステップにより取得された位相差の分布から混信信号の変調方式を推定するステップと、
    前記推定された変調方式に基づいて、混信信号に含まれる他の信号のレプリカ信号を生成し、前記混信信号を分離するステップと、
    を備える、
    請求項記載の信号検出方法。
  7. 信号検出方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記信号検出方法は、
    信号を受信し、抽出した複数のシンボルを所定の点を中心点として集合させるステップと、
    一定期間における、前記ステップにより集合したシンボルの位相と一つ前の期間にあったシンボルとの位相差を推定し、シンボルの前記位相差を所定の期間、観測することにより、前記位相差の平均値を推定するステップと、
    前記位相差の平均値と閾値を比較することにより、受信信号が混信信号か単一信号かを判別するステップと、
    を備え、
    前記複数のシンボルを所定の点を中心点として集合させるステップは、
    同期した複数のシンボルを抽出し、逓倍処理を行い、所定の点に集合させるステップと、
    その後、前記複数のシンボルの平均値を算出することで、前記複数のシンボルの集合の中心を推定するステップと、
    推定されたシンボル集合の前記中心点の座標を、各シンボルから減算することで、シンボル集合の前記中心点を座標の原点に移動させるステップと、
    移動したシンボルをさらに逓倍するステップと、
    を含む、
    ログラム。
  8. 受信信号が混信信号と判別された場合に、前記位相差の平均値から混信信号のキャリア周波数のオフセットを推定するステップと、
    もともと推定されている第一キャリア周波数に、推定された前記混信信号のキャリア周波数のオフセットを加算し、混信信号に含まれる他の信号の周波数を推定するステップと、
    前記他の信号の周波数に基づいて、前記他の信号のレプリカ信号を生成し、前記混信信号を分離するステップと、
    をさらにコンピュータに実行させる、
    請求項記載のプログラム。
  9. シンボル集合の前記中心点を座標の原点に移動させた後に、前記移動したシンボルの位相差を推定するステップと、
    推定された前記移動したシンボルの位相差から前記位相差の平均値を推定するステップにより推定された前記位相差を減算するステップと、
    前記減算するステップにより取得された位相差の分布から混信信号の変調方式を推定するステップと、
    前記推定された変調方式に基づいて、混信信号に含まれる他の信号のレプリカ信号を生成し、前記混信信号を分離するステップと、
    をさらにコンピュータに実行させる、
    請求項記載のプログラム。
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