JP4954108B2 - 復調装置 - Google Patents
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Description
なお、本発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。また、以下に例示するような種々の変形が可能である。
上述の実施の形態においては、復調装置は、復号部113を備えるように構成したが、これを有さず、無線受信装置は、復号部113と同様の機能を有する復号装置を別途備えるようにしても良い。
上述の実施の形態においては、1フレームに既知シンボルが2つ挿入される構成としたが、これに限らず、1フレームに既知シンボルが3つ以上挿入される構成にしても良い。
上述した実施の形態においては、受信性能として、LLR計算時の分散値を用いた。しかし、受信性能として使用する値は、受信性能が評価できる値であれば、上述の分散値に限らず、どのような値を用いても良い。受信性能として分散値以外の値を用いる場合は、シンボルデマッピング部111は、例えば、軟判定結果のみを受信性能測定部112へ入力しても良い。
また、受信性能として、復号時におけるメトリック値を用いてもよい。図4は、この場合の復調装置の構成を例示する図である。同図に示される受信性能測定/復号部114は、軟判定結果のデータを復号する機能に受信性能測定を行う機能を含む。そして、受信性能測定/復号部114は、データの復号時のメトリック値が最良である復号結果を、受信性能が最良であるものとして選択することにより、受信性能測定を行う。
また、受信性能として、データの復号時に行うCRC判定の結果を使用しても良い。図5は、この場合の復調装置の構成を例示する図である。同図に示されるように、受信性能測定部112は、復号部113の後に処理を実行するように配置される。復号部113は、データの復号時に行うCRC判定の結果を受信性能測定部112に入力する。受信性能測定部112は、復号部113から出力されたデータのCRC部分を観測し、CRC判定の結果が、データ転送に誤りがないこと(正常受信)が検出された復号結果を、受信性能が最良であるものとして選択する。
上述した実施の形態において、周波数オフセット補償部107は、フレームの先頭のデータシンボルについて、周波数オフセット補償量候補値作成部106が作成した複数の周波数オフセット補償量候補値を用いて、周波数オフセットの補償を行い、フレームの2番目以降のデータシンボルについては、当該先頭のデータシンボルに対して受信性能測定部112が選択した軟判定結果に対応する周波数オフセット補償量候補値を用いて、周波数オフセットの補償を行うようにしても良い。
上述した実施の形態において、復調装置の移動速度に応じて、周波数オフセット補償量候補値の作成の有無を決定するように構成しても良い。この場合、復調装置の移動速度を示す移動速度情報を取得する取得部を復調装置が有するように構成する。復調装置は、取得された移動速度情報によって示される移動速度が予め設定された閾値を下回る場合、周波数オフセット補償量候補値作成部106による周波数オフセット補償量候補値の作成を行わず、検出値301のみを使用して周波数オフセットの補償を行うようにしてもよい。尚、閾値は、既知シンボル間の周波数ずれが、既知シンボル間の間隔から算出される既知シンボル間の周波数ずれの検出可能範囲を超える可能性がないように設定すれば良い。
上述した実施の形態においては、周波数オフセット補償部107が行う処理以降の処理を直列で行う例について示した。しかし、これに限らず、周波数オフセット補償部107以降の処理を行う処理部であり同一の処理を行う処理部を複数用意し、これらの処理部を並列に動作させてもよい。図6は、この場合の復調装置の構成を例示する図である。同図においては、周波数オフセット補償部107−1〜107−3と、チャネル推定部108−1〜108−3と、同期検波部109−1〜109−3と、IDFT部110−1〜110−3と、シンボルデマッピング部111−1〜111−3とが備えられ、これらが並列に動作するように構成されている。尚、並列に動作するように備えられる各処理部の数は、3つに限らず、いくつであっても良い。
上述した実施の形態においては、受信性能測定をシンボルデマッピングの後に行うようにした。しかし、これに限らず、受信性能測定をIDFTを行う前に行っても良い。図7は、この場合の復調装置の構成を例示する図である。同図において、受信性能測定部112は、同期検波部109から入力された同期検波後の信号の分散値を用いて受信性能測定を行う。また、同期検波部109は、既知シンボルと既知シンボルのレプリカについても同期検波を行い、受信性能測定部112は、該同期検波後の信号の誤差を測定することで受信性能測定を行ってもよい。
103 レプリカ発生部
104 複素乗算部
105 周波数オフセット推定部(第1算出手段)
106 周波数オフセット補償量候補値作成部(第2算出手段)
107 周波数オフセット補償部(補償手段)
108 チャネル推定部(復調手段)
109 同期検波部(復調手段)
110 IDFT部(復調手段)
111 シンボルデマッピング部(第3算出手段)
112 受信性能測定部(測定手段)
113 復号部(復号手段)
114 受信性能測定/復号部
Claims (8)
- 無線送信装置から受信した信号であって、データシンボルと、前記データシンボル間に挿入され且つ当該復調装置が既知である既知シンボルとを含む受信信号における前記既知シンボル間の位相差を検出し、前記位相差から前記既知シンボル間の周波数ずれを算出する第1算出手段と、
前記周波数ずれを周波数オフセット補償量候補値とすると共に、前記周波数ずれの値にk/T(k = 0,1,…,m;mは正整数,Tは既知シンボル間の間隔)を加算した値及び減算した値を各々周波数オフセット補償量候補値として算出する第2算出手段と、
各前記周波数オフセット補償量候補値を用いて前記データシンボルの周波数オフセットを各々補償する補償手段と、
各前記周波数オフセット補償量候補値に対応して前記周波数オフセットが各々補償された後の各前記データシンボルを各々復調する復調手段と、
前記復調手段の復調の結果である各復調結果の受信性能を測定し、前記受信性能が最良である前記復調結果を選択する測定手段とを備える
ことを特徴とする復調装置。 - 前記復調結果を用いて、所定の分散値を算出する第3算出手段を更に備え、
前記測定手段は、算出された前記所定の分散値を受信性能として測定し、前記所定の分散値の値が最小である前記復調結果を、前記受信性能が最良であるものとして選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の復調装置。 - 無線送信装置から受信した信号であって、データシンボルと、前記データシンボル間に挿入され且つ当該復調装置が既知である既知シンボルとを含む受信信号における前記既知シンボル間の位相差を検出し、前記位相差から前記既知シンボル間の周波数ずれを算出する第1算出手段と、
前記周波数ずれを周波数オフセット補償量候補値とすると共に、前記周波数ずれの値にk/T(k = 0,1,…,m;mは正整数,Tは既知シンボル間の間隔)を加算した値及び減算した値を各々周波数オフセット補償量候補値として算出する第2算出手段と、
各前記周波数オフセット補償量候補値を用いて前記データシンボルの周波数オフセットを各々補償する補償手段と、
各前記周波数オフセット補償量候補値に対応して前記周波数オフセットが各々補償された後の各前記データシンボルを各々復調する復調手段と、
前記復調手段の復調の結果である各復調結果を復号する手段であって、復号の際に各前記復調結果を用いてメトリック値を各々算出する復号手段と、
前記メトリック値を受信性能として測定し、前記復号手段の復号の結果であり且つ前記メトリック値が最良である前記復号結果を、前記受信性能が最良であるものとして選択する測定手段とを備える
ことを特徴とする復調装置。 - 無線送信装置から受信した信号であって、データシンボルと、前記データシンボル間に挿入され且つ当該復調装置がその送信パターンを既知である既知シンボルとを含む受信信号における前記既知シンボル間の位相差を検出し、前記位相差から前記既知シンボル間の周波数ずれを算出する第1算出手段と、
前記周波数ずれを周波数オフセット補償量候補値とすると共に、前記周波数ずれの値にk/T(k = 0,1,…,m;mは正整数,Tは既知シンボル間の間隔)を加算した値及び減算した値を各々周波数オフセット補償量候補値として算出する第2算出手段と、
各前記周波数オフセット補償量候補値を用いて前記データシンボルの周波数オフセットを各々補償する補償手段と、
各前記周波数オフセット補償量候補値に対応して前記周波数オフセットが各々補償された後の各前記データシンボルを各々復調する復調手段と、
前記復調手段の復調の結果である復調結果を復号する手段であって、前記復調結果の復号時に、当該データシンボルの転送に誤りがあるか否かを検出するCRC判定を行う復号手段と、
CRC判定の結果を受信性能として測定し、前記復号手段の復号の結果であり且つ前記CRCの検出結果が否定的である前記復号結果を、前記受信性能が最良であるものとして選択する測定手段とを備える
ことを特徴とする復調装置。 - 前記第2算出手段は、「0」を含む前記周波数オフセット補償量候補値を算出する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の復調装置。 - 前記第2算出手段は、「−fD_max」(fD_max:受信可能な最大速度における最大ドップラー周波数)から「+fD_max」までの範囲で、前記周波数オフセット補償量候補値を算出する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の復調装置。 - 前記補償手段は、フレームの先頭にあるデータシンボルについて、前記周波数オフセット補償量候補値を用いて前記周波数オフセットを補償し、フレームの2番目以降にあるデータシンボルについては、前記先頭のデータシンボルに対して前記測定手段が選択した前記復調結果に対応する前記周波数オフセット補償量候補値を用いて前記周波数オフセットを補償する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の復調装置。 - 当該復調装置の移動速度を示す移動速度情報を取得する取得手段を更に備え、
前記補償手段は、前記移動速度情報によって示される移動速度が閾値以下の場合は、前記第1算出手段が算出した前記周波数ずれのみを用いて、前記周波数オフセットを補償する
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の復調装置。
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