JP6058398B2 - 車両の経路追跡システム及び方法 - Google Patents

車両の経路追跡システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6058398B2
JP6058398B2 JP2012550493A JP2012550493A JP6058398B2 JP 6058398 B2 JP6058398 B2 JP 6058398B2 JP 2012550493 A JP2012550493 A JP 2012550493A JP 2012550493 A JP2012550493 A JP 2012550493A JP 6058398 B2 JP6058398 B2 JP 6058398B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
speed
wheel
path
difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012550493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013517988A5 (ja
JP2013517988A (ja
Inventor
ジャニック オヴィネ,
ジャニック オヴィネ,
クリストフ ブエ,
クリストフ ブエ,
ベルトラン グリュイエール,
ベルトラン グリュイエール,
ティエリー フィリッペ,
ティエリー フィリッペ,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renault SAS
Original Assignee
Renault SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renault SAS filed Critical Renault SAS
Publication of JP2013517988A publication Critical patent/JP2013517988A/ja
Publication of JP2013517988A5 publication Critical patent/JP2013517988A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6058398B2 publication Critical patent/JP6058398B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/17Using electrical or electronic regulation means to control braking
    • B60T8/1755Brake regulation specially adapted to control the stability of the vehicle, e.g. taking into account yaw rate or transverse acceleration in a curve
    • B60T8/17555Brake regulation specially adapted to control the stability of the vehicle, e.g. taking into account yaw rate or transverse acceleration in a curve specially adapted for enhancing driver or passenger comfort, e.g. soft intervention or pre-actuation strategies
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T2250/00Monitoring, detecting, estimating vehicle conditions
    • B60T2250/03Vehicle yaw rate
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T2270/00Further aspects of brake control systems not otherwise provided for
    • B60T2270/86Optimizing braking by using ESP vehicle or tire model

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、自動車車両の経路追跡の分野に関し、とりわけ車両がアンダステアする時に経路を維持及び修正するシステム及び方法に関する。
本発明は、自動車車両が方向転換中であり、かつ利用者の側から駆動トルクの要求がある時に、自動車車両の経路追跡に応用される。
方向転換の際に、前車軸に対するトルクの要求があれば、前輪駆動車両は、アンダステアする、すなわちその回転半径が、ルートによって画定されるカーブよりも大きい傾向がある。車両が前進する場合に、車両がオーバステアする傾向がある。
車両の偏揺れ速度、横方向加速、ドリフトのような幾つかの物理量を観察して、自動車車両の経路を制御することが知られている。これらの物理量は、ジャイロスコープ及び/又は加速度センサによって測定される。測定値は、運転者の意思を表す車両モデルと比較される。比較に応じて、システムは、この偏差を減少させるために設定点を決定する。設定点は、各車輪に取り付けられる独立した電動機、操縦される差動装置又はブレーキのような1つ以上の車輪に対する抗力の変動を発生させ得る要素に対して適用される。
そのため、特許文献1は、自動車車両を安定させる方法を記載している。この方法は、アンダステアのインジケータを計算するステップを含み、計算は、設定偏揺れと、車両の測定された偏揺れとの比に基づく。設定偏揺れは、車両のジオメトリ、回転角、及び車両の速度に応じて決まる。
特許文献2は、自動車車両の経路の逸脱を減少させる方法を記載する。この方法は、舵取り角センサ、横加速度を測定する加速度計、各車輪の速度センサ、及び偏揺れ角を評価することを可能にする適切な回転センサからのデータ収集による誤差を評価するステップを含む。この文献において、この方法が、計算の点で非常に面倒なこと、及び強力な計算機か、このタスクのみに充てられる計算機を備えることが妥当であると記載されている。
提示した文献の短所は、経路の逸脱を判断するために必要な時間、及び調整の困難さである。なぜならば調整は、所与の瞬間での車両に固有のパラメータ(空気タイヤ、積荷、重心の位置)によって決まるからである。これらの短所は、経路の逸脱を非常に激しく減少させるシステムを作用させることを強いる、誤差範囲をもたらす。これらの文献を読むと明らかになる短所は、主にモデルの管理による面倒な計算、及び専用の計算機のメモリ管理である。
仏国特許出願公開第2893294号明細書 仏国特許出願公開第2845656号明細書
以上のことに鑑みて、本発明の目的は、加速下の経路の逸脱を迅速に検出し、それによって、運転者をできるだけ混乱させないために、逸脱を迅速に修正できることである。
もう1つの目的は、運転者の意思に正確に従って設定点を適用できることである。
これらの目的を達成するために、前車軸及び後車軸の各車輪に瞬間速度センサを含む自動車車両の経路追跡システムが提案される。このシステムは、同じ車軸の車輪間の速度偏差を計算する手段と、各車軸の速度偏差間の差を計算する手段と、この差を記憶された閾値と比較する手段とを含む。
このことにより、車両の経路の逸脱を迅速に検出することが可能である。
好適には、閾値は、車両の経路の逸脱を効果的に判断するため車両速度及びステアリングホイール角度のマッピングのために決定できる。
変形形態によれば、システムは、後車軸の車輪の速度偏差に応じて、又は車両のステアリングホイール角度の測定信号に応じて車両の経路を判断する手段を含むことができる。
特定の実施形態において、このシステムは、車両のステアリングホイール角度を測定する手段と、駆動トルクを測定する手段と、速度修正設定値を決定する手段と、速度修正設定値を適用する手段と含むことができ、前記手段は、車両のステアリングホイール角度びトルクの測定値がある値を超える時に、速度修正設定値を適用することが可能である。このことは、経路及び運転者が望む出力に速度修正設定値を適応させる利点を示す。
このシステムは、経路内側の前輪に対して速度修正設定値を適用できる速度修正設定値を適用する手段を含むことができる。
もう1つの形態によれば、
− 各前車軸及び後車軸の車輪の速度偏差を計算するステップと、
− 各前車軸及び後車軸間の速度偏差の差を計算するステップと、
− 速度偏差の差を記憶された閾値と比較するステップとを含む車両の経路追跡方法も提案される。
一実施形態において、この方法は、車両のステアリングホイール角度び駆動トルクの測定結果に応じて適用すべき設定値を決定するステップを含むことができる。
変形形態において、この方法は、後車軸の車輪の速度偏差に応じて、又は車両のステアリングホイール角度の信号に応じて車両の経路を判断するステップを含むことができる。
一変形形態によれば、方法は、経路内側の前輪に対して修正設定値を適用するステップを含むことができる。
本発明の他の特徴及び利点は、以下に続く詳細な説明、非限定的な例を読めば明らかとなるであろう。理解のために以下の図面を参照されたい。
本発明による車両の概略図である。 左カーブにおいてアンダステアする車両の概略図である。 左カーブにおいて経路の逸脱を検出及び修正する方法の主たるステップの概略図である。 経路追跡システムの概略図である。 左カーブにおいて車両の経路の逸脱を修正する際の経路追跡システムの概略図である。
図1を参照すると、エンジン(図示せず)によって駆動される自動車車両1は、4つの車輪2〜5(左側前輪2、右側前輪3、左側後輪4、及び右側後輪5)を含む。各車輪2〜5は、車輪2〜5の速度ωavg、ωavd、ωarg及びωardを測定することを可能にする、瞬間速度センサ6〜9をそれぞれ備える。
制動装置10は、左側フロントブレーキキャリパ11及び右側フロントブレーキキャリパ12おいて異なる制動圧力を発生させることが可能であり、この制動装置10は、例えばESC(電子安定制御)アクチュエータ型の装置であっても良い。その上、ESC装置は、車輪に瞬間速度センサを含むという利点を有する。
車両1は、前輪2及び3を方向付けることを可能にする方向制御装置に作用するステアリングホイール13を含む。ステアリングホイール13は、ステアリングホイール13の角度aを測定することを可能にするステアリングホイール13の角度センサ14を備える。
車両1は、駆動トルクMを測定することを可能にする駆動トルクセンサ15と、車両1の速度vを測定する車両1の速度センサ16含む。
車両1は、様々な装置を検査及び制御することを可能にする計算機17を備える。計算機17は、例えば速度センサ6〜9、駆動トルクセンサ15、及びステアリングホイール13の角度センサ14に由来する情報を接続によって受けることができる。計算機17は、制動装置10を制御することもできる。計算機17は、その上車両1の経路を制御する方法を実施することを可能にする。
図3に示すように、方法は、ωavg、ωavd、ωarg及びωardと指標付けされた速度センサ6〜9からの信号を取得するステップ100を含む。方法は、前車軸の車輪の速度偏差Aav及び後車軸車輪の速度偏差Aarを計算するステップ101も含む。換言すると、ステップ101は、次式(1)及び(2)に従って速度偏差を計算することを可能にする。
av=(ωavd−ωavg) (1)
Aar=(ωard−ωarg) (2)
次にステップ102は、次式(3):
(ωavd−ωavg)−(ωard−ωarg) (3)
に従って前車軸車輪の速度偏差Aavと、後車軸車輪の速度偏差Aarとの差を計算することを可能にする。
次のステップ103は、ステップ102の計算結果と記憶された閾値εとを比較することを可能にする。閾値εは、示された例において、車両1のステアリングホイール13の角度a及び車両1の速度v(図中の点線)のマッピングのために決定できる。
車両1の経路を診断するステップ104は、ステップ103の結果を考慮する。(ωavd−ωavg)−(ωard−ωarg)<εの場合に、方法は、経路の逸脱を検出せず、比較器の出力として値0を送信し、それにより、方法はステップ100から反復される。反対の場合、すなわち図2に示すように経路の逸脱δに相当する、(ωavd−ωavg)−(ωard−ωarg)>εの場合に、方法は、経路の逸脱を検出し、比較器の出力として値1を送信し、それにより、ステップ110に方法が進む。
ステップ110は、前輪2又は3のいずれが経路内側の前輪であるかを、車両の経路修正のために、内側の前輪に関連するブレーキキャリパを制御する目的で決定することを可能にする。内側前輪2又は3は、車両1のカーブに対して経路内側の前輪であり、換言すると、内側前輪は、カーブにおいて最短距離を走行する前輪である。内側前輪2又は3は、後車軸車輪の速度偏差Aarの代数値によって決定される。変形形態によれば、内側前輪2又は3は、ステアリングホイール13の角度aの値によって決定できる。
図2に例示した例において、内側前輪は、図1に例示された左側前輪2であり、本明細書において以下で、図2に表した事例を検討する。
ステップ111は、車両1の経路の逸脱を減少させるために内側前輪の設定速度Ωavgを計算することを可能にする。修正は、前車軸車輪の速度差Aav及び後車軸車輪の速度差Aarが同じになるようにすることを目的とする。この等しいことを前提にして、設定速度を内側前輪2又は3について割り出すことができる。図2に示した事例において、内側前輪2の速度は、式(4)によって得られる。
Aav=Aar、式(1)及び(2)参照。
ωavd−Ωavg=ωard−ωarg
avg=ωavd−(ωard−ωarg) (4)
ステップ112は、設定速度Ωavgを、内側前輪の瞬間速度ωavgと比較することを可能にする。比較手段は、図2に示した実施形態でのように、設定速度Ωavgと、車輪の瞬間速度ωavgとの間の差であっても良いが、これらの速度の比であっても良いであろう。
示した実施形態において、方法は、左側前輪の速度ωavgが設定速度Ωavgに到達するために、適用せねばならない速度修正設定値T を計算するステップ113を含む。与えるべき速度修正設定値T は、例えば比例積分計算によって計算できる。
ステップ114は、次式(5):
=f(T) (5)
に従って、速度修正設定値Tに応じて左側前輪2のブレーキキャリパに対して制動装置10によって適用される設定値Fの値を計算することを可能にする。
ステップ115は、ステアリングホイール13の角度a及び駆動トルクMのような幾つかの値に応じた設定値の条件付き適用を可能にする。
ステップ116は、左側前輪2のブレーキキャリパのためにステップ114で計算した設定値Fの値に関して制動装置10を制御することを可能にする。
図2に示した例によれば、左側前輪にブレーキがかけられ、それにより、アンダステアを妨げるように車輪速度が減少する。
右カーブにおいて経路の逸脱を有する場合に、内側前輪は、右側前輪3であろう。図3に示す方法には、変更がないが、ステップ111の式(4)は、文字が異なることに注意すべきである。右側前輪3の設定速度は、式(6)によって得られる。
Ωavd=Wavg+(Ward−ωarg) (6)
設定値は、前輪の速度を操縦することを可能にするシステムによって適用される。これらのシステムは、制御式差動装置、ブレーキ及び独立エンジンである(ただしすべてを網羅するのではない)設定値は、ブレーキの作用によって、又は独立エンジン及び制御式差動装置の場合にこの車輪に対して伝達されるトルクを減少させて、内側前輪の速度を結局低下させることになる。
図4に示すように、システムの計算機は、速度センサ6及び7によって送信される信号から前車軸車輪の速度Aavを計算する第1手段200を含む。速度センサ8及び9によって送信される信号から後車軸車輪の速度Aarを計算する第2手段201を含む。
式(1)及び(2)によって与えられる各車軸速度偏差(Aav及びAar)間の差を計算する第3手段202があり、この第3計算手段202の後には、この差を記憶された閾値εと比較する手段203が続く。閾値εは、示した実施形態によれば、舵取り角センサ14によって送信されるステアリングホイールの角度a及び速度センサ16によって送信される速度vに応じて決定される。
第4計算手段204は、第3比較手段203の結果により、経路の逸脱があるか否かを判断することを可能にする。第4手段204は、経路の逸脱の場合に、いずれの前輪が車両1によって画定されるカーブ内側の前輪であるか判断することを可能にする。第4手段204は、舵取り角aから、又は図中点線で示された後車軸の車輪の速度差Aarから内側前輪を判断する。第4手段204が、車両1の経路の逸脱ありと判断すると、第4手段204は、図5に示す内側前輪の設定速度を計算する第5手段205を始動させる。
図2に示す例において、内側前輪は、左側前輪である。設定速度を計算する第5手段205は、左側前輪の設定速度Ωavgを計算するために、後輪速度差Aarを考慮に入れ、かつ右側前輪の速度ωavdを考慮に入れる。式(6)を参照されたい。
第6手段206が、左側前輪の設定速度Ωavgを、左側前輪の瞬間速度ωavgと比較するこの比較は、示した例によれば、これら2つの速度間の差であり得る。
次に第7手段207は、到達すべき設定速度Ωavgと、この同じ車輪の瞬間速度ωavgとの間の差から、例えば比例積分計算によって、適用すべき内側前輪の速度修正設定値T を計算することを可能にする。この速度修正設定値T は、示した実施形態によれば、左側前輪のブレーキキャリパによって適用される圧力を介して設定速度Ωavg間速度ωavgとの間の偏差を低下させることを目的とする。示した例によれば、第7手段207は、修正設定値T から、左側前輪のブレーキキャリパに対して制動装置10によって適用する圧力の設定値F を計算することを可能にする。
示した実施形態によれば、経路追跡システムは、幾つかのパラメータが、ある値を超す場合に圧力設定値を適用する第8手段208を含む。示した例において、これらのパラメータは、角度センサ14に由来する舵取り角a、トルクセンサ15に由来する駆動トルクM、及び手段204に由来する車両の経路の逸脱であっても良い。特にパラメータとして経路の逸脱の値を取ることは、システムの不適切な修正を減少させることを可能にする。
示した実施形態において、設定速度は、内側前輪に対してブレーキキャリパを作動させる従来の制動装置により達成される。
もう1つの実施形態によれば、車輪の速度は、従来の制動装置でなく、例えば駆動トルクを駆動輪に対して配分する制御式差動装置、各駆動輪に必要な機械エネルギーを供給する個別のエンジン、又は車輪の速度を制御することを可能にする他のあらゆる手段によって制御され得る。
システムによっては、本発明により提案される解決策と同じ性能を確保するようである。このようなシステムとして、機械的差動装置、ブレーキによる機械的差動装置の模倣、経路制御(ESC)のアンダステアの制御を挙げることができる。本発明の解決策は、ESCのアンダステアを制御するこれらのシステムと、本発明の方法が予防的に作用することにおいて異なる。記載された本発明は、このアンダステア段階に到達する前に介在し、従って経路検査システムESCの介在を抑えることになる。本発明は、経路の逸脱の迅速な検出を可能にすることを主要な利点とする。
記載された本発明のもう1つの利点は、経路制御が、アンダステアを遅くし、かつ低下させるように、エンジンを切り、かつ車両を強く制動する一方で、作用が漸進的運転者に混乱を与えないとであ。この利点は、後輪の速度に従って、内側前輪に対して速度設定を適用することから生じる。

Claims (6)

  1. 前車軸及び後車軸の各車輪(2〜5)の速度を測定する瞬間速度センサ(6〜9)を含む自動車車両(1)の経路追跡システムであって、
    前記瞬間速度センサ(6〜9)の測定に基づいて、前車軸の左右の車輪間の速度偏差(Aav)及び後車軸の左右の車輪間の速度偏差(ar)を計算する手段(200、201)と、
    前記前車軸の左右の車輪間の速度偏差(Aav)及び前記後車軸の左右の車輪間の速度偏差(ar)間の差を計算する手段(202)と、
    この差を記憶された閾値(ε)と比較する手段(203)と、
    前記比較する手段(203)による比較に基づいて、前記差が閾値(ε)より大きい場合に、前記車両の経路が逸脱していると判断し、前記差が閾値(ε)より小さい場合に、前記車両の経路が逸脱していないと判断す、車両経路判断手段(204)と、
    前記車両の経路が逸脱していると前記車両経路判断手段(204)が判断した場合に、前記前車軸の左右の車輪間の速度偏差(Aav)及び前記後車軸の左右の車輪間の速度偏差(Aar)を均衡させる手段(205〜207)とを含み、
    前記車両経路判断手段(204)は、前記後車軸の左右の車輪の速度偏差(Aar)、または車両のステアリングホイール(13)の角度(a)に基づいて、いずれの前輪が内側前輪であるかを判断し、
    前記車両の経路が逸脱していると前記車両経路判断手段(204)が判断した場合に、前記均衡させる手段が、前記内側前輪を制動することを特徴とするシステム。
  2. 閾値の記憶されたマッピングを含み、前記比較する手段(203)は、車両の速度(v)及び車両のステアリングホイール(13)の角度(a)に基づいて前記閾値(ε)を決定する請求項1に記載のシステム。
  3. 前記車両のステアリングホイール(13)の角度(a)を測定する手段(14)と、
    駆動トルク(M)を測定する手段(15)と、
    前記前車軸の左右の車輪間の速度偏差(Aav)及び前記後車軸の左右の車輪間の速度偏差(ar)間の差が前記閾値(ε)より大きい場合に、前記内側前輪の速度を減少させるための速度修正設定値(T)を決定する手段(207)と、
    前記速度修正設定値(T)を適用する手段(208)とをさらに含み、
    前記手段(208)は、前記車両の前記ステアリングホイール(13)の角度(a)及び前記トルク(M)の測定値がある値を超える時に、前記速度修正設定値(T)を適用する求項1または2に記載のシステム。
  4. 自動車車両の経路追跡方法であって、
    瞬間速度センサおよび計算機によって、前車軸及び後車軸の各車輪(2〜5)の速度を測定するステップと、
    前記測定するステップで測定された速度に基づいて、前記計算機によって、前車軸の左右の車輪の速度偏差(Aav)及び後車軸の左右の車輪の速度偏差(ar)を計算するステップと、
    前車軸の左右の車輪間の速度偏差(Aav)及び後車軸の左右の車輪間の速度偏差(ar)の差を前記計算機によって計算するステップと、
    前記計算機によって、前記速度偏差の差を記憶された閾値(ε)と比較するステップと、
    前記比較するステップでの比較に基づいて、前記計算機によって、前記差が閾値(ε)より大きい場合に、前記車両の経路が逸脱していると判断し、前記差が閾値(ε)より小さい場合に、前記車両の経路が逸脱していないと判断す、車両経路判断ステップと
    前記車両の経路が逸脱していると前記車両経路判断ステップで判断された場合に、前記前車軸の左右の車輪間の速度偏差(Aav)及び前記後車軸の左右の車輪間の速度偏差(Aar)を均衡させるステップとを含み、
    前記車両経路判断ステップは、前記後車軸の左右の車輪の速度偏差(Aar)、または車両のステアリングホイール(13)の角度(a)に基づいて、いずれの前輪が内側前輪であるかを判断し、
    前記車両の経路が逸脱していると前記車両経路判断ステップで判断された場合に、前記均衡させるステップでは、前記計算機が制動装置に前記内側前輪への制動をかけさせる
    ことを特徴とする方法。
  5. 車両の速度(v)及び前記車両のステアリングホイール(13)の角度(a)に基づいて、前記計算機によって、前記閾値(ε)を決定するステップをさらに含む請求項に記載の方法。
  6. 前記前車軸の左右の車輪の速度偏差(Aav)及び前記後車軸の左右の車輪の速度偏差(ar)間の差が前記閾値(ε)より大きい場合に、前記計算機によって、前記内側前輪の速度を調整するために適用すべき速度修正設定値(T)を決定するステップと、
    前記車両の前記ステアリングホイール(13)の角度(a)及び前記トルク(M)の測定値がある値を超える時に、前記制動装置によって、前記内側前輪へ前記速度修正設定値(T)を適用するステップと
    をさらに含む請求項又はに記載の方法。
JP2012550493A 2010-01-29 2011-01-20 車両の経路追跡システム及び方法 Active JP6058398B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1050627A FR2955943B1 (fr) 2010-01-29 2010-01-29 Systeme et procede de suivi de la trajectoire d'un vehicule
FR1050627 2010-01-29
PCT/FR2011/050104 WO2011092415A1 (fr) 2010-01-29 2011-01-20 Systeme et procede de suivi de la trajectoire d'un vehicule

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013517988A JP2013517988A (ja) 2013-05-20
JP2013517988A5 JP2013517988A5 (ja) 2016-06-23
JP6058398B2 true JP6058398B2 (ja) 2017-01-11

Family

ID=42651443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012550493A Active JP6058398B2 (ja) 2010-01-29 2011-01-20 車両の経路追跡システム及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9399451B2 (ja)
EP (1) EP2528788B1 (ja)
JP (1) JP6058398B2 (ja)
CN (1) CN102822023B (ja)
FR (1) FR2955943B1 (ja)
WO (1) WO2011092415A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2992926B1 (fr) * 2012-07-03 2015-07-31 Renault Sa Systeme et procede de suivi de la trajectoire d'un vehicule
FR3017095B1 (fr) 2014-02-03 2017-05-12 Renault Sas Procede de suivi de trajectoire d'un vehicule automobile et vehicule associe

Family Cites Families (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01114523A (ja) * 1987-10-27 1989-05-08 Fuji Heavy Ind Ltd 4輪駆動車の駆動力制御装置
DE3912014C2 (de) * 1989-04-12 1998-07-09 Bayerische Motoren Werke Ag Verfahren zur Ermittlung des Reibwertes zwischen der Fahrbahn und den Reifen eines Fahrzeuges
JP3032232B2 (ja) * 1990-04-16 2000-04-10 日産自動車株式会社 車両の旋回挙動制御装置
DE4111614A1 (de) * 1991-04-10 1992-10-15 Bayerische Motoren Werke Ag Verfahren zur erkennung querdynamischer instabilitaeten bei einem zweiachsigen fahrzeug in kurven
JP3257269B2 (ja) * 1994-02-04 2002-02-18 トヨタ自動車株式会社 車両旋回挙動制御装置
JPH07228235A (ja) * 1994-02-15 1995-08-29 Toyota Motor Corp 車両の旋回挙動制御装置
JPH07260810A (ja) * 1994-03-18 1995-10-13 Honda Motor Co Ltd 車輪速度補正装置
JP3268124B2 (ja) * 1994-06-27 2002-03-25 富士重工業株式会社 車両のトルク配分制御装置
DE19620584B4 (de) * 1996-05-22 2005-11-03 Continental Teves Ag & Co. Ohg Verfahren zur Emittlung eines Eintrittkriteriums in die elektronischen Bremskraftverteilung
US6059065A (en) * 1996-08-06 2000-05-09 Denso Corporation Driving torque control method and apparatus for a four-wheel drive vehicle
JP3424456B2 (ja) * 1996-08-22 2003-07-07 三菱自動車工業株式会社 車両用路面摩擦係数推定装置
JPH1086801A (ja) * 1996-09-19 1998-04-07 Tokico Ltd 制動力配分システム
DE19648909A1 (de) * 1996-11-26 1998-05-28 Teves Gmbh Alfred Verfahren und Vorrichtung zur Verbesserung des Regelverhaltens einer blockiergeschützten Bremsanlage
JPH10167037A (ja) * 1996-12-10 1998-06-23 Unisia Jecs Corp 車両運動制御装置
JP3231256B2 (ja) * 1997-01-27 2001-11-19 住友電気工業株式会社 初期補正係数演算装置
JP3690034B2 (ja) * 1997-02-06 2005-08-31 トヨタ自動車株式会社 車輪駆動力制御装置
JPH10264794A (ja) * 1997-03-24 1998-10-06 Mazda Motor Corp 車両の姿勢制御装置
DE19816432B4 (de) * 1997-04-16 2008-07-10 Volkswagen Ag Verfahren zur Bremsdruckregelung eines Kraftfahrzeuges
JP3572920B2 (ja) * 1997-12-26 2004-10-06 三菱自動車工業株式会社 車両用路面摩擦係数推定装置
JP3509654B2 (ja) * 1999-08-31 2004-03-22 トヨタ自動車株式会社 車輌の制御装置
JP3660865B2 (ja) * 2000-10-24 2005-06-15 住友電気工業株式会社 車両の姿勢制御装置
JP2002160511A (ja) * 2000-11-27 2002-06-04 Aisin Seiki Co Ltd タイヤ空気圧推定装置
JP4233794B2 (ja) * 2002-02-12 2009-03-04 株式会社日立製作所 四輪駆動車の駆動力配分制御装置
DE60320245T2 (de) * 2002-04-26 2009-05-14 Jtekt Corp. Antriebskraftübertragungseinrichtung
EP1364848B1 (en) * 2002-05-22 2006-04-05 Nissan Motor Company, Limited Vehicle dynamics control system for a four-wheel-drive vehicle
FR2845656B1 (fr) 2002-10-14 2005-08-05 Delphi Tech Inc Procede permettant de reduire le survirage et le sous-virage d'un vehicule a moteur; dispositif programme associe; vehicule equipe d'un tel dispositif
US20050029862A1 (en) * 2003-08-08 2005-02-10 Toshihisa Kato Vehicle motion control apparatus
JP4657622B2 (ja) * 2004-04-27 2011-03-23 株式会社アドヴィックス 旋回制御装置、旋回制御方法および旋回制御プログラム
US7421328B2 (en) * 2004-09-07 2008-09-02 Advics Co., Ltd. Vehicle slip state determination system and traveling state control system
JP4526342B2 (ja) * 2004-09-27 2010-08-18 株式会社アドヴィックス 4輪駆動車両の運動制御装置
US7318629B1 (en) * 2005-05-12 2008-01-15 Kelsey-Hayes Company Steer by brake control system
JP4696224B2 (ja) * 2005-07-19 2011-06-08 三菱自動車工業株式会社 4輪駆動車の差動制限制御装置
DE102005053864A1 (de) * 2005-11-11 2007-05-16 Bosch Gmbh Robert Fahrdynamikregelungssystem mit erweiterter Bremsfunktion
JP4730065B2 (ja) * 2005-11-14 2011-07-20 株式会社アドヴィックス 車両の運動制御装置
US7873457B2 (en) * 2006-04-26 2011-01-18 Magna Steyr Fahrzeugtechnik Ag & Co Kg Clutch control system for power transfer unit in four-wheel drive vehicle
JP4984822B2 (ja) * 2006-10-26 2012-07-25 株式会社アドヴィックス 車両の制動制御装置、及び車両の制動制御方法
JP4568302B2 (ja) * 2007-05-18 2010-10-27 株式会社日立製作所 加加速度情報を用いた車両の前後加速度制御装置
JP2009255711A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ空気圧低下検出方法及び装置、並びにタイヤ減圧判定のプログラム
JP5018623B2 (ja) * 2008-05-01 2012-09-05 トヨタ自動車株式会社 車両安定化制御装置
JP4757333B2 (ja) * 2009-08-05 2011-08-24 本田技研工業株式会社 車両の駆動力制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2528788A1 (fr) 2012-12-05
CN102822023A (zh) 2012-12-12
FR2955943A1 (fr) 2011-08-05
CN102822023B (zh) 2015-09-23
FR2955943B1 (fr) 2012-06-15
US20130024048A1 (en) 2013-01-24
EP2528788B1 (fr) 2017-05-03
WO2011092415A1 (fr) 2011-08-04
JP2013517988A (ja) 2013-05-20
US9399451B2 (en) 2016-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016095825A1 (zh) 电动车辆、电动车辆的主动安全控制系统及其控制方法
JP5035419B2 (ja) 路面摩擦係数推定装置及び路面摩擦係数推定方法
KR101500070B1 (ko) 도로경사 추정 시스템
JP5830554B2 (ja) 四輪操舵車両の制御方法
JP5880927B2 (ja) 車両用姿勢制御装置
JP5029442B2 (ja) 車両姿勢角推定装置及びプログラム
JP2001356131A (ja) 横方向加速度の推定方法および装置並びにブレーキ操作の実施方法
JP6106261B2 (ja) 車両におけるアクティブ操舵システム用の非線形補償制御装置
JP2007216942A (ja) 横すべり角推定装置、自動車、及び横すべり角推定方法
JP2007112367A (ja) 車両タイヤ状態検出方法および車両タイヤ状態検出装置
US9026334B2 (en) Vehicle attitude control system
CN110920605B (zh) 一种车辆控制方法及设备
KR101134896B1 (ko) 타이어 힘 센서를 이용한 휠 속도 산출 장치 및 그 방법과 이를 이용한 섀시 제어 시스템
JP5251177B2 (ja) 車両走行状態推定装置
JP5206490B2 (ja) 車両接地面摩擦状態推定装置及びその方法
JP5540641B2 (ja) タイヤ状態推定装置
JP6058398B2 (ja) 車両の経路追跡システム及び方法
KR101997432B1 (ko) 차량 자세 제어장치 및 그 제어방법
JP6428497B2 (ja) 車両制御装置
JP2008049884A (ja) 車両制御装置、自動車およびタイヤ横力推定方法
JP2013517988A5 (ja)
JPS6283247A (ja) 車両運動状態推定装置
JP5304171B2 (ja) 路面μ推定装置及びその方法
EP3800116B1 (en) Tire force estimating device and tire force estimating method
JP3166472B2 (ja) 路面摩擦係数検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150428

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160202

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20160502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6058398

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250