JP5304171B2 - 路面μ推定装置及びその方法 - Google Patents
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本発明の課題は、スリップが発生する前に、走行路面の路面μを推定することである。
(実施形態の前提となる技術)
図1はタイヤの特性曲線を示す。このタイヤの特性曲線は、車輪のスリップ角βtと車輪のセルフアライニングトルクMzとの間に成立する関係を示す。例えば、タイヤモデルを実験データを基にチューニングすることで等価特性図(タイヤの特性曲線)を得る。ここで、例えば、マジックフォーミュラ(MagicFormula)を基にタイヤモデルを構築している。
先ず、走行中のセルフアライニングトルクMzとスリップ角βtとを検出する。このとき検出したセルフアライニングトルクMzとスリップ角βtとが示す値(βt,Mz)(同図中に●印で示す値)は、その検出時(実際の走行路面)の路面μのタイヤの特性曲線における値となる。
以上のような手順により、ある路面μにおけるタイヤの特性曲線を基準として、実際の走行路面の路面μを推定できる。
以上の技術の採用により実現した実施形態を次に説明する。
(第1の実施形態)
(構成)
第1の実施形態は、本発明を適用した路面μ推定装置である。図7は、第1の実施形態の路面μ推定装置の構成を示す。路面μ推定装置は、例えば、路面μに応じて走行制御を行う車両に搭載される。同図に示すように、路面μ推定装置は、セルフアライニングトルク検出部1、スリップ角検出部2及び路面μ算出部3を備える。
セルフアライニングトルク検出部1は、セルフアライニングトルクを検出する。セルフアライニングトルク検出部1は、検出したセルフアライニングトルクを路面μ算出部3に出力する。また、スリップ角検出部2は、スリップ角を検出する。スリップ角検出部2は、車輪速度と車体速度との差分を基に、スリップ角を検出する。スリップ角検出部2は、検出したスリップ角を路面μ算出部3に出力する。
図8は、実際の走行路面の路面μの推定値の算出処理の処理手順を示す。同図に示すように、処理を開始すると、先ずステップS1において、セルフアライニングトルク検出部1は、セルフアライニングトルクMzbを検出する。続いてステップS2において、スリップ角検出部2は、スリップ角βtbを検出する。
(1)スリップ角を基に、実際の走行路面の路面μの推定値を算出することもできる。図9は、スリップ角を基に、実際の走行路面の路面μの推定値を算出する場合の処理手順を示す。同図に示すように、処理を開始すると、路面μ算出部3は、先ずステップS11及びステップS12において、前記図8と同様に、セルフアライニングトルクMzb及びスリップ角βtbを検出する。さらに、ステップS13において、路面μ算出部3は、前記図8と同様に、前記ステップS11及びステップS12で検出したセルフアライニングトルクMzbとスリップ角βtbとの比(Mzb/βtb)を算出する。
続いてステップS23において、路面μ算出部3は、基準路面のタイヤの特性曲線の原点(0,0)と実測点とを通る直線が、該タイヤの特性曲線と交わる点の値(βta,Mza)を特定する。ここで、実測点とは、特性マップにおいて、前記ステップS21及びステップS22で検出したセルフアライニングトルクMzbとスリップ角βtbが示す値(βtb,Mzb)である。
図11は、タイヤの特性曲線の他の形態の例であり、横軸がセルフアライニングトルクMzとスリップ角βtとの比(Mz/βt)となり、縦軸がセルフアライニングトルクMzとなる。そして、路面μ算出部3は、同図に示すような基準路面のタイヤの特性曲線からなる特性マップを基に、実際の走行路面の路面μ値μBの推定値を算出する。具体的には、路面μ算出部3は、前述の実施形態の説明と同様に、セルフアライニングトルクMzb及びスリップ角βtbを検出する。路面μ算出部3は、タイヤの特性曲線にて、その検出したセルフアライニングトルクMzbとスリップ角βtbとの比(Mzb/βtb)と同一となるときのセルフアライニングトルクMza(a2)を特定する。そして、路面μ算出部3は、先に検出したセルフアライニングトルクMzb(b2)とタイヤの特性曲線から特定したセルフアライニングトルクMza(a2)との比(Mzb/Mza(=b2/a2))と、該タイヤの特性曲線を得た基準路面の路面μ値μAとを乗算する。路面μ算出部3は、その乗算値を実際の走行路面の路面μの推定値μBとして得る(μB=μA・Mzb/Mza)。
この第1の実施形態における作用及び効果は次のようになる。
(1)セルフアライニングトルク検出手段及びスリップ角検出手段が、走行時の車輪のセルフアライニングトルク及びスリップ角を検出している。そして、比算出手段が、その検出した車輪のセルフアライニングトルクと車輪のスリップ角との比を算出している。そして、推定手段が、その算出した比、基準路面について車輪のセルフアライニングトルクと車輪のスリップ角との相関関係として得られるタイヤの特性曲線(相関関係取得手段)、及び検出したセルフアライニングトルク又はスリップ角の少なくとも一方を基に、該セルフアライニングトルクと該スリップ角との関係を推定している。
具体的には、走行時の車輪のセルフアライニングトルク及びスリップ角を検出し、その検出した車輪のセルフアライニングトルクと車輪のスリップ角との比を算出している。さらに、基準路面について車輪のセルフアライニングトルクと車輪のスリップ角との間の関係として得られるタイヤの特性曲線において、車輪のセルフアライニングトルクと車輪のスリップ角との比が、前記算出した比と同一となるときの、該車輪のセルフアライニングトルク又は該車輪のスリップ角を特定している。そして、その特定した車輪のセルフアライニングトルクと先に検出した車輪のセルフアライニングトルクとの比、又は特定した車輪のスリップ角と先に検出した車輪のスリップ角との比と基準路面の路面μとを基に、走行路面の実路面μを算出している。
また、基準路面のタイヤの特性曲線を用いるといったように、ある1つの路面のタイヤの特性曲線を得るだけで、走行路面の路面μを推定できる。これにより、スリップ角と走行路面の路面μとの関係、又は走行路面の路面μを簡単に推定できる。例えば、路面μが異なる路面についてタイヤの特性曲線を得ておき、実際の走行路面の路面μを得ようとするタイヤの特性曲線がない場合に、既にある各タイヤの特性曲線を補完する等して、実際の走行路面の路面μを推定する方法も考えられる。しかし、このような場合、複数のタイヤの特性曲線を用いること、補完すること等により、路面μの推定精度が低くなる。これに対して、本発明を適用した場合、ある1つの路面のタイヤの特性曲線だけで、走行路面の路面μを推定できるので、簡単に走行路面の路面μを推定しつつも、高い精度でその推定値を得ることができる。
これにより、車輪のセルフアライニングトルクと車輪のスリップ角との関係を簡単な関係として示すことができる。
(3)相関関係取得手段は、一方の座標軸を車輪のセルフアライニングトルクと前記車輪のスリップ角との比とし、他方の座標軸を車輪のセルフアライニングトルクとする関数として、相関関係を得ている。
これにより、車輪のセルフアライニングトルクと車輪のスリップ角との関係を簡単な関係として示すことができる。
これにより、車輪のセルフアライニングトルクと車輪のスリップ角との関係を簡単な関係として示すことができる。
(5)相関関係取得手段は、車輪のセルフアライニングトルクと車輪のスリップ角とをそれぞれ変数とする数式の関数として、相関関係が得ている。
これにより、車輪のセルフアライニングトルクと車輪のスリップ角との関係を簡単な関係として示すことができる。
これにより、時々刻々変化する路面μを簡単に推定することができる。
これにより、時々刻々変化する路面μを簡単に推定することができる。
これにより、時々刻々変化する路面μを簡単に推定することができる。
(構成)
第2の実施形態は、本発明を適用した電動駆動車である。図13は、第2の実施形態の車両の概略構成を示す。同図に示すように、車両は、操舵角センサ21、ヨーレイトセンサ22、横加速度センサ23、前後加速度センサ24、車輪速センサ25、EPSECU(ElectricPower Steering Electronic Control Unit)26、操舵トルクセンサ35、EPS(Electric PowerSteering)モータ27及び車両走行状態推定装置28を備える。
操舵トルクセンサ35は、運転者からの入力トルクとなる操舵トルクを検出する。操舵トルクセンサ35は、検出した操舵トルクを車両走行状態推定装置28に出力する。
図14は、車両走行状態推定装置28の内部構成を示す。同図に示すように、車両走行状態推定装置28は、車体速度演算部41、タイヤスリップ角推定部42、EPSアシストトルク演算部43、セルフアライニングトルク演算部44及び路面μ推定値演算部45を備える。
図15は、車体スリップ角を推定する構成例を示す。同図に示すように、その構成として、車両の状態量(車両の横滑り角β、スリップ角β)を推定する線形2入力オブザーバ51を備える。車両の2輪モデルを基に線形2入力オブザーバ51を構築している。その車両の2輪モデルを、車両の横方向の力とモーメントの釣り合いより、下記(1)式で表すことができる。
そして、この状態方程式を基に、ヨーレイトと横加速度とを入力とし、オブザーバゲインK1として、線形2入力オブザーバ51を作成する。ここで、オブザーバゲインK1は、モデル化誤差の影響を受けにくく且つ安定した推定を行えるように設定した値である。
同図の制御マップでは、車両の横方向加速度Gyの絶対値(|Gy|)が第1しきい値以下である場合、補償ゲインK2が零となる。また、車両の横方向加速度Gyの絶対値が第1しきい値よりも大きい第2しきい値以上の場合、補償ゲインK2が比較的大きい一定値となる。また、車両の横方向加速度Gyの絶対値が第1しきい値と第2しきい値との間にある場合、横方向加速度Gyの絶対値が大きくなるほど、補償ゲインK2が大きくなる。
セルフアライニングトルク演算部44は、EPSアシストトルク演算部43が算出したアシストトルク、運転者からの入力トルク(操舵トルク)及び操舵角情報(操舵角)を用いて、セルフアライニングトルクを算出する。具体的には、下記(7)式により、セルフアライニングトルクSATを算出する。
なお、ここでもEPSアシストトルク演算部43におけるアシストトルクの演算同様に、操舵系の摩擦等によるトルク損失分を補正する。具体的には、操舵角θSTRについての角加速度及び角速度に比例したトルク損失と、摩擦によるトルク損失とがあるので、これらトルク損失を補正する。このとき、慣性に相当するゲインをISTR、粘性に相当するゲインをCSTR、摩擦をRSTRとし、これらパラメータも事前に同定しておく。セルフアライニングトルク演算部44は、算出したセルフアライニングトルクSAT(Mz)を路面μ推定値演算部45に出力する。
路面μ推定値演算部45は、そのようにして得た基準路面のタイヤの特性曲線の特性マップを基に、そのセルフアライニングトルクとスリップ角との関係を推定する。すなわち、実際の走行路面の路面μ(又は最大路面μ)を推定値として算出する(前記図8〜図12の説明参照)。
車両走行中、タイヤスリップ角推定部42は、操舵角センサ21が検出した操舵角、ヨーレイトセンサ22が検出したヨーレイト、横加速度センサ23が検出した横加速度及び車体速度演算部41が算出した車体速度を基に、スリップ角βtを推定する。一方、セルフアライニングトルク演算部44は、操舵トルクセンサ35が検出した操舵トルクTSTR及びEPSアシストトルク演算部43が算出したアシストトルクTEPSを基に、セルフアライニングトルクMzを算出する。そして、路面μ推定値演算部45は、それらセルフアライニングトルクMz及びスリップ角βt、並びに特性マップを基に、実際の走行路面の路面μを推定値として算出する。
この第2の実施形態における作用及び効果は次のようになる。
(1)セルフアライニングトルク検出手段及びスリップ角検出手段が、走行時の車輪のセルフアライニングトルク及びスリップ角を検出している。そして、比算出手段が、その検出した車輪のセルフアライニングトルクと車輪のスリップ角との比を算出している。そして、推定手段が、その算出した比、基準路面について車輪のセルフアライニングトルクと車輪のスリップ角との相関関係として得られるタイヤの特性曲線(相関関係取得手段)、及び検出したセルフアライニングトルク又はスリップ角の少なくとも一方を基に、該セルフアライニングトルクと該スリップ角との関係を推定している。
これにより、車輪のセルフアライニングトルクと車輪のスリップ角とを検出することができれば、その比を基に、時々刻々変化する路面μを推定することができる。すなわち、スリップが発生する前に、路面μを推定することができる。これにより、スリップ角と走行路面の路面μ(又はセルフアライニングトルク)との関係を推定できる。
これにより、左右論の路面μの差分、すなわち、スプリットμ状態を検出できる。
Claims (18)
- 車輪のセルフアライニングトルクを検出するセルフアライニングトルク検出手段と、
前記車輪のスリップ角を検出するスリップ角検出手段と、
前記セルフアライニングトルク検出手段が検出したセルフアライニングトルクと前記スリップ角検出手段が検出したスリップ角との比を算出する比算出手段と、
路面μが既知である基準路面について車輪のセルフアライニングトルクと前記車輪のスリップ角との比を表す相関関係を得る相関関係取得手段と、
前記相関関係が表す比のうち、前記比算出手段が算出した比と同じ値を示すものを特定し、その特定された比を構成する前記セルフアライニングトルクと前記セルフアライニングトルク検出手段が検出したセルフアライニングトルクとの比であるセルフアライニングトルク比、前記特定された比を構成する前記スリップ角と前記スリップ角検出手段が検出したスリップ角との比であるスリップ角比、及び、前記特定された比を構成する前記セルフアライニングトルク及び前記スリップ角を座標とした場合の原点からの距離と前記セルフアライニングトルク検出手段が検出したセルフアライニングトルク及び前記スリップ角検出手段が検出したスリップ角を座標とした場合の原点から距離との比である距離比のうちの一つを求め、求められたセルフアライニングトルク比、スリップ角比又は距離比に、前記基準路面の路面μを乗じることで実際の走行路面の路面μを推定する推定手段と、
を備えることを特徴とする路面μ推定装置。 - 前記相関関係取得手段は、一方の座標軸を前記車輪のセルフアライニングトルクとし、他方の座標軸を前記車輪のスリップ角とする関数として、前記相関関係を得ることを特徴とする請求項1に記載の路面μ推定装置。
- 前記相関関係取得手段は、一方の座標軸を前記車輪のセルフアライニングトルクと前記車輪のスリップ角との比とし、他方の座標軸を前記車輪のセルフアライニングトルクとする関数として、前記相関関係を得ることを特徴とする請求項1に記載の路面μ推定装置。
- 前記相関関係取得手段は、一方の座標軸を前記車輪のセルフアライニングトルクと前記車輪のスリップ角との比とし、他方の座標軸を前記車輪のスリップ角とする関数として、前記相関関係を得ることを特徴とする請求項1に記載の路面μ推定装置。
- 前記相関関係取得手段は、前記車輪のセルフアライニングトルクと前記車輪のスリップ角とをそれぞれ変数とする数式の関数として、前記相関関係が得られることを特徴とする請求項1に記載の路面μ推定装置。
- 前記推定手段は、前記相関関係取得手段により得られる前記関数を基に、前記セルフアライニングトルク検出手段が検出したセルフアライニングトルクと前記スリップ角検出手段が検出したスリップ角との関係を推定することを特徴とする請求項2に記載の路面μ推定装置。
- 前記推定手段は、前記相関関係取得手段により得られる前記関数を基に、前記セルフアライニングトルク検出手段が検出したセルフアライニングトルクと前記スリップ角検出手段が検出したスリップ角との比と、前記セルフアライニングトルク検出手段が検出したセルフアライニングトルクとの関係を推定することを特徴とする請求項3に記載の路面μ推定装置。
- 前記推定手段は、前記相関関係取得手段により得られる前記関数を基に、前記セルフアライニングトルク検出手段が検出したセルフアライニングトルクと前記スリップ角検出手段が検出したスリップ角との比と、前記スリップ角検出手段が検出したスリップ角との関係を推定することを特徴とする請求項4に記載の路面μ推定装置。
- 車両の左右輪それぞれに、前記セルフアライニングトルク検出手段、前記スリップ角検出手段、前記比算出手段、前記相関関係取得手段及び前記推定手段を備えることで、左右輪それぞれについて、前記セルフアライニングトルク検出手段が検出したセルフアライニングトルクと前記スリップ角検出手段が検出したスリップ角との関係を推定することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の路面μ推定装置。
- 車輪のセルフアライニングトルク及びスリップ角を検出し、
前記検出したセルフアライニングトルクとスリップ角との比を算出し、
路面μが既知である基準路面について車輪のセルフアライニングトルクと前記車輪のスリップ角との比を表す相関関係を得ておき、
前記相関関係が表す比のうち、前記比算出手段が算出した比と同じ値を示すものを特定し、その特定された比を構成する前記セルフアライニングトルクと前記セルフアライニングトルク検出手段が検出したセルフアライニングトルクとの比であるセルフアライニングトルク比、前記特定された比を構成する前記スリップ角と前記スリップ角検出手段が検出したスリップ角との比であるスリップ角比、及び、前記特定された比を構成する前記セルフアライニングトルク及び前記スリップ角を座標とした場合の原点からの距離と前記セルフアライニングトルク検出手段が検出したセルフアライニングトルク及び前記スリップ角検出手段が検出したスリップ角を座標とした場合の原点から距離との比である距離比のうちの一つを求め、求められたセルフアライニングトルク比、スリップ角比又は距離比に、前記基準路面の路面μを乗じることで実際の走行路面の路面μを推定することを特徴とする路面μ推定方法。 - 前記相関関係は、一方の座標軸を前記車輪のセルフアライニングトルクとし、他方の座標軸を前記車輪のスリップ角とする関数とすることを特徴とする請求項10に記載の路面μ推定方法。
- 前記相関関係は、一方の座標軸を前記車輪のセルフアライニングトルクと前記車輪のスリップ角との比とし、他方の座標軸を前記車輪のセルフアライニングトルクとする関数とすることを特徴とする請求項10に記載の路面μ推定方法。
- 前記相関関係は、一方の座標軸を前記車輪のセルフアライニングトルクと前記車輪のスリップ角との比とし、他方の座標軸を前記車輪のスリップ角とする関数とすることを特徴とする請求項10に記載の路面μ推定方法。
- 前記相関関係は、前記車輪のセルフアライニングトルクと前記車輪のスリップ角とをそれぞれ変数とする関数とすることを特徴とする請求項10に記載の路面μ推定方法。
- 前記推定値は、前記相関関係により得られる前記関数を基に、前記セルフアライニングトルクと前記スリップ角との関係を推定することを特徴とする請求項11に記載の路面μ推定方法。
- 前記推定値は、前記相関関係により得られる前記関数を基に、前記セルフアライニングトルクと前記スリップ角との比と、前記セルフアライニングトルクとの関係を推定することを特徴とする請求項12に記載の路面μ推定方法。
- 前記推定値は、前記相関関係により得られる前記関数を基に、前記セルフアライニングトルクと前記スリップ角との比と、前記スリップ角との関係を推定することを特徴とする請求項13に記載の路面μ推定方法。
- 車両の左右輪それぞれの、前記セルフアライニングトルクと前記スリップ角との関係を推定することを特徴とする請求項10〜17の何れか1項に記載の路面μ推定方法。
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