JP6057638B2 - 情報処理装置、通信システム、及び通信プログラム - Google Patents

情報処理装置、通信システム、及び通信プログラム Download PDF

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Description

この発明は、携帯端末装置と無線通信する情報処理装置、当該情報処理装置を備える通信システム、及び当該情報処理装置に実装される通信プログラムに関する。
特許文献1には、携帯端末装置と無線通信するアクセスポイント(情報処理装置)を備える通信システムが開示されている。この通信システムは、携帯端末装置と、無線LAN(Local Area Network)用のアクセスポイントと、ホームゲートウェイと、からなる。アクセスポイントとホームゲートウェイとは屋内に設置されており、携帯端末装置はユーザに所持されている。そして、アクセスポイントは、ホームゲートウェイを介してインターネットに接続されている。
携帯端末装置は、無線LAN通信部とセルラ通信部とを有する。携帯端末装置は、屋内ではアクセスポイントと無線LAN通信部により無線通信し、屋外では基地局とセルラ通信部により無線通信する。これにより、携帯端末装置は、インターネットに接続されたアクセスポイント及びホームゲートウェイを介して、又は、携帯電話網に接続された基地局を介して、相手方通信装置と通信する。
また、携帯端末装置は、GPS(Global Positioning System)衛星からのGPS電波を受信する。
特許文献1の通信システムでは、GPS電波を受信できないとき、携帯端末装置は、屋内に位置すると推定し、無線LAN通信部を電源オンしてアクセスポイントを定期的にセンシングする。逆に、GPS電波を受信できるとき、携帯端末装置は、屋外に位置すると推定し、無線LAN通信部の電源をオフする。
このため、携帯端末装置が屋外に位置するとき、携帯端末装置の無線LAN通信部はアクセスポイントをセンシングしない。これにより、特許文献1の通信システムでは、アクセスポイントの定期的なセンシングに基づく携帯端末装置の消費電力を低減している。
特開2009−94827号公報
しかしながら、特許文献1の通信システムは、屋内に設置されたアクセスポイント(情報処理装置)の機能が切り替わるものではなかった。
そこで、この発明は、携帯端末装置の位置に応じて自動的な機能の切替を実現できる情報処理装置、通信システム、及び通信プログラムを提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)携帯端末装置と無線通信する無線通信部と、
複数の機能を持ち、各機能を実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記携帯端末装置が自ら計測したその位置情報に基づいて予め設定された範囲内にあることを判断したときに該端末装置から送信されてくる範囲内信号を前記無線通信部により認識したとき、前記複数の機能の内の特定の機能を制限する制限モードと、前記特定の機能の制限を解除する通常モードとを切り替えることを特徴とする情報処理装置。
この構成において、携帯端末装置は、例えばスマートフォンである。情報処理装置は、例えばアクセスポイント又はスマートフォンである。特定の機能は、例えば通信機能、画像表示機能、音声出力機能、又は印刷機能である。そして、特定の機能の制限とは、例えば特定の機能を達成する情報処理装置の各部の電源オフ、当該各部への供給電力の低減である。
この構成では、制御部は、携帯端末装置が自ら計測したその位置情報に基づいて予め設定された範囲内にあることを判断したときに該端末装置から送信されてくる範囲内信号があるか否かを監視し、この範囲内信号の有無で携帯端末装置が前記範囲内に位置することを認識できないとき、すなわち携帯端末装置が前記範囲内に位置しないとき、制限モード又は通常モードのいずれかで動作する。そして、制御部は、携帯端末装置が前記範囲内に位置することを認識したとき、制限モードから通常モードへ、又は通常モードから制限モードへ切り替える。
そのため、携帯端末装置が前記範囲内に位置しないとき、情報処理装置の特定の機能は制限される。又は、携帯端末装置が前記範囲内に位置するとき、情報処理装置の特定の機能は制限される。
例えば、携帯端末装置が前記範囲内に位置することを認識できないとき、その携帯端末装置を所持するユーザがアクセスポイントの近くに存在しないと推定し、アクセスポイントの制御部は通常モードから省電力モード(制限モード)に切り替える。
したがって、この構成の情報処理装置は、携帯端末装置の位置に応じて自動的な機能の切替を実現できる。
(2)前記携帯端末装置が前記範囲内に位置することを示す範囲内信号を前記無線通信部が前記携帯端末装置から受信したとき、前記制御部は、前記制限モードと前記通常モードとを切り替えることが好ましい。
この構成では携帯端末装置が、前記範囲内に位置するとき、範囲内信号を情報処理装置に送信する。そして、その範囲内信号を無線通信部が携帯端末装置から受信したとき、制御部は、携帯端末装置が前記範囲内に位置することを認識する。
(3)前記携帯端末装置が前記範囲内に位置しないことを示す範囲外信号を前記無線通信部が前記携帯端末装置から受信したとき、前記制御部は、前記制限モードと前記通常モードとを切り替えることが好ましい。
この構成では携帯端末装置が、前記範囲内に位置しないとき、範囲外信号を情報処理装置に送信する。範囲外信号を無線通信部が携帯端末装置から受信したとき、制御部は、携帯端末装置が前記範囲内に位置しないことを認識する。
(4)前記制限モードは、前記各機能が消費する消費電力を制限するモードであり、
前記通常モードは、前記消費電力の制限を解除するモードであることが好ましい。
(5)前記制限モードは、前記無線通信部による無線通信の通信内容を制限するモードであり、
前記通常モードは、前記通信内容の制限を解除するモードであることが好ましい。
この構成では、例えば、未成年者がスマートフォン(情報処理装置)を所持し、未成年者の保護者がスマートフォン(携帯端末装置)を所持している場合において、保護者が未成年者の近くに存在しない間に未成年者が情報処理装置で有害なコンテンツに勝手にアクセスしないよう、情報処理装置の通信機能が制限される。
また、本発明の通信システムは、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(6)上記(1)〜(5)のいずれかの情報処理装置と、
自身が前記範囲内に位置するかどうか判定する判定部を有する携帯端末装置と、を備え、
前記携帯端末装置は、前記判定部の判定結果に基づいて、前記携帯端末装置自身が前記範囲内に位置することを示す範囲内信号、又は前記携帯端末装置自身が前記範囲内に位置しないことを示す範囲外信号のいずれかを前記無線通信部に送信する送信部と、を有することを特徴とする。
この構成における通信システムは、上記(1)〜(5)のいずれかの情報処理装置を備えている。そして、情報処理装置の制御部は、携帯端末装置の送信部より送信された範囲内信号または範囲外信号を無線通信部が受信したとき、予め設定された範囲内に携帯端末装置が位置することを範囲内信号または範囲外信号により認識する。
したがって、この構成における通信システムは、上記(1)〜(5)のいずれかの情報処理装置を備えることで、当該情報処理装置と同様の効果を奏する。
(7)前記送信部は、前記範囲内信号を正常に受信したことを示す応答が前記情報処理装置からあった時、前記範囲内信号の送信を停止し、前記範囲外信号を正常に受信したことを示す応答が前記情報処理装置からあった時、前記範囲外信号の送信を停止することが好ましい。
この構成では、携帯端末装置から範囲内信号を受信した時、情報処理装置は、次に範囲外信号を受信するまでの間、通常モードで動作する。一方、携帯端末装置から範囲外信号を受信した時、情報処理装置は、次に範囲内信号を受信するまでの間、制限モードで動作する。
(8)前記携帯端末装置は、現在時刻を計時する計時部と、前記計時部によって計時されている時刻が予め設定された時間帯に含まれるとき、前記送信部による前記範囲内信号または前記範囲外信号の送信を禁止する禁止部と、を有することが好ましい。
この構成では、携帯端末装置を所持するユーザ等が、範囲内信号または範囲外信号を送信する必要性の低い時間帯を予め設定する。これにより、予め設定された時間帯における範囲内信号または範囲外信号の送信が禁止される。
したがって、この構成によれば、予め設定された時間帯における携帯端末装置の動作モードを省電力モード等の制限モードとする事が可能となり、消費電力を低減できる。
(9)前記携帯端末装置は、前記送信部による前記範囲内信号または前記範囲外信号の送信を許可するか禁止するかの選択を受け付ける操作部を有することが好ましい。
この構成では、携帯端末装置を所持するユーザが、範囲内信号または範囲外信号の送信を許可するか禁止するかを操作部で選択できる。
したがって、この構成によれば、当該ユーザの使い勝手に応じて、携帯端末装置の動作モードを省電力モード等の制限モードとする事が可能となり、消費電力を低減できる。
(10)前記携帯端末装置を複数備え、
前記制御部は、前記無線通信部における前記範囲内信号の受信回数と前記範囲外信号の受信回数とに基づいて、前記制限モードと前記通常モードとを切り替えることが好ましい。
(11)前記情報処理装置は、制限する機能の内容を示す制限情報と、前記複数の携帯端末装置のそれぞれが前記範囲内に位置するか否かを示す位置条件とが対応付けて記述された制限テーブルをさらに備え、
前記制御部は、前記複数の携帯端末装置のそれぞれが前記範囲内に位置するか否かを前記範囲内信号または前記範囲外信号より認識し、前記位置条件に対応する前記制限情報に従った前記制限モードで動作することが好ましい。
また、本発明の通信プログラムは、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(12)情報処理装置に実行させる通信プログラムであって、
携帯端末装置と無線通信する通信ステップと、
前記情報処理装置に備えられる複数の機能を実行する実行ステップと、
予め設定された範囲内に前記携帯端末装置が位置することを認識したとき、前記複数の機能の内の特定の機能を制限する制限モードと、前記特定の機能の制限を解除する通常モードとを切り替える切替ステップと、を含むことを特徴とする。
この構成における通信プログラムは、上記(1)の情報処理装置に実装されるプログラムである。
したがって、上記(1)と同様の効果を奏する。
この発明の情報処理装置は、携帯端末装置の位置に応じて自動的な機能の切替を実現できる。
本発明の第1実施形態である通信システム100の主要な構成を示すシステム構成図である。 図1に示す無線LANルータ110の主要な構成を示すブロック図である。 図2に示す通信テーブル130の記述内容を示す図である。 図1に示すスマートフォン101の主要な構成を示すブロック図である。 図4に示すアクセステーブル20の記述内容を示す図である。 図2、図4に示す無線LANルータ110とスマートフォン101の両制御部2、112が行う動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態の変形例における通信テーブル135及び制限テーブル136の記述内容を示す図である。 本発明の第2実施形態である通信システム200の主要な構成を示すシステム構成図である。 図8に示すスマートフォン201の主要な構成を示すブロック図である。 図8に示すスマートフォン101、201の両制御部112が行う動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態である通信システム300の主要な構成を示すシステム構成図である。
《第1実施形態》
以下、本発明の第1実施形態である通信システムについて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態である通信システム100の主要な構成を示すシステム構成図である。通信システム100は、スマートフォン101、102と、ゲーム機105と、無線LAN(Local Area Network)ルータ110と、を備えている。スマートフォン101、ゲーム機105及び無線LANルータ110は建物140の中に位置し、スマートフォン102は建物140の外に位置している。そして、ユーザU1はスマートフォン101を所持し、ユーザU2はスマートフォン102を所持している。ユーザU1、U2は、子供K1の保護者である。
なお、この実施形態では、スマートフォン101、102のそれぞれが、本発明の「携帯端末装置」に相当する。そして、無線LANルータ110が、本発明の「情報処理装置」に相当する。
また、この実施形態では、スマートフォン101、102と無線LANルータ110を用いているが、これに限るものではない。実施の際は、スマートフォン以外の携帯端末装置、例えばノート型パソコン、タブレット型パソコン、ディジタルオーディオプレーヤなどを用いても良い。同様に、無線LANルータ110についても、無線LANルータ以外の情報処理装置、例えばデスクトップ型パソコンを用いても良い。
無線LANルータ110は、インターネットに接続されている。無線LANルータ110は、スマートフォン101、102のアクセスポイントとなっており、通信範囲A内においてスマートフォン101、102と無線通信する。
そのため、スマートフォン101、102のそれぞれは、通信範囲A内(即ち建物140の中)に位置するとき、無線LANルータ110を介して相手方通信装置と通信する。一方、スマートフォン101、102のそれぞれは、通信範囲A外(即ち建物140の外)に位置するとき、基地局98を介して相手方通信装置と通信する。これにより、ユーザU1、U2は、スマートフォン101、102を用いて相手方通信装置に対して通信(例えばメールの送信または受信)を行う。
また、スマートフォン101、102のそれぞれは、GPS(Global Positioning System)衛星99からGPS電波を受信し、自身の位置を測位する。
また、ゲーム機105は、無線LANルータ110を介してインターネットに接続する。これにより、ユーザU1、U2や子供K1は、ゲーム機105を用いてオンラインゲームを行う。
次に、無線LANルータ110の構成について以下説明する。
図2は、図1に示す無線LANルータ110の主要な構成を示すブロック図である。
無線LANルータ110は、制御部112と、記憶部113と、RAM114と、操作部115と、表示部116と、通信部117と、電源部120と、を備えている。
記憶部113は、例えばフラッシュメモリで構成されている。記憶部113は、無線LANルータ110の各部の制御方法が記述された制御プログラムを保存する。この制御プログラムには、通信プログラムPがインストールされている。通信プログラムPは例えば、通信プログラムPの製造元のWebサイトで配布される更新ファイルにより、定期的にアップデートされる。
なお、制御部112は、通信部117を介してそのWebサイトへ定期的にアクセスし、新しいバージョンの更新ファイルが配布されているかどうかを確認する。そして、新しいバージョンの更新ファイルが配布されていることを確認した時、制御部112は、更新ファイルを通信部117を介してダウンロードし、通信プログラムPをアップデートする。
また、記憶部113は、詳細を後述する通信テーブル130を保存する。
制御部112は、例えばCPUで構成されている。制御部112は、前記制御プログラムに従って、無線LANルータ110の各部の動作を制御する。また、制御部112は、前記制御プログラムで処理されるデータをRAM114上に展開する。
操作部115は、ユーザからの操作入力を受け付ける。操作部115は、入力された命令を示す信号を制御部112に伝送する。そして、制御部112は、操作部115から当該信号を受信すると、その命令に従って無線LANルータ110の各部の動作を制御する。
表示部116は、例えば液晶パネルで構成されている。表示部116は、制御部112の指示に従って、現在日時などの各種情報を画面上に表示する。
通信部117は、インターネットに接続されているWANポート117Aと、ゲーム機105に接続されているLANポート117Bとを有する。また、通信部117は、不図示のアンテナを有しており、スマートフォン101、102と通信範囲A内でアンテナを介して無線通信する。また、この実施形態において通信範囲Aは半径10mである。
なお、通信部117は、本発明の「無線通信部」に相当する。また、この通信範囲Aが、本発明の「予め設定された範囲」に相当する。
計時部119は、現在日および現在時刻を計時する。
電源部120は、商用のAC電源からDC動作電源を生成し、無線LANルータ110の各部に対してDC動作電源の供給を行う。
以上より、制御部112は、通信部117による通信機能、RAM114による一時記憶機能、計時部119による計時機能、及び表示部116による画像表示機能を含む複数の機能を持ち、各機能を実行する。
そして、制御部112は、複数の機能の内の特定の機能を制限する制限モードと、特定の機能の制限を解除する通常モードとを有し、いずれかのモードで動作する。この実施形態において特定の機能は、通信機能および画像表示機能である。また、特定の機能の制限とは、表示部116の電源オフ、通信部117への供給電力の低減である。
次に、前記記憶部113に保存されている通信テーブル130の詳細について説明する。
図3は、図2に示す通信テーブル130の記述内容を示す図である。
通信テーブル130には、ESSID(Extended Service Set Identifier)とスマートフォン101、102の機器情報が記述されている。機器情報とは、例えばMAC(Media Access Control address)アドレスやシリアルナンバー、またはスマートフォンをまとめたグループごとにユニークなIDなど、機器を識別可能な情報を意味する。この実施形態では、機器情報としてMACアドレスを用いている。
ユーザU1、U2は、任意の英数字をESSIDとして操作部115で入力し、通信テーブル130に登録する。この実施形態では、「ID_HOME」がESSIDとして通信テーブル130に登録されている。
また、この際、ユーザU1、U2は、スマートフォン101、102のMACアドレスも操作部115で入力し、通信テーブル130に登録する。この実施形態では、スマートフォン101のMACアドレス「000027AA74E1」と、スマートフォン102のMACアドレス「000027AA74E2」とが通信テーブル130に登録されている。
なお、この実施形態では、ESSID及びMACアドレス(機器情報)を同じタイミングで通信テーブル130に登録しているが、これに限るものではない。例えば、まずESSIDを使用してスマートフォン101(又は102)と無線LANルータ110との無線通信経路を確立し、確立した無線通信経路を使用して後からスマートフォン101(又は102)のMACアドレスを通信テーブル130に登録するようにしても良い。
また、ESSID及びMACアドレスの通信テーブル130への登録が操作部115から行われているが、これに限るものではない。例えば各スマートフォン101、102が、無線LANルータ110に赤外線で送信することにより、通信テーブル130へ登録しても良い。
さらに、例えば、無線LANルータ110がカメラなどの撮像装置を備え、各スマートフォン101、102のESSID及びMACアドレスを示す画像データ(例えばQRコード(登録商標))を表示操作部6に表示し、無線LANルータ110の撮像装置によって、その画像データを撮像することにより登録を行っても良い。
次に、スマートフォン101、102を代表して、スマートフォン101の構成について以下説明する。スマートフォン102の構成は、スマートフォン101の構成と同じであるため、説明を省略する。
図4は、図1に示すスマートフォン101の主要な構成を示すブロック図である。スマートフォン101は、制御部2と、記憶部3と、RAM4と、表示操作部6と、無線LAN通信部7Aと、3G(3rd Generation)通信部7Bと、測位部8と、計時部9と、バッテリ10と、を備えている。
ここで、制御部2が、本発明の「禁止部」と「判定部」に相当する。また、無線LAN通信部7Aが、本発明の「送信部」に相当する。
記憶部3は、例えばフラッシュメモリで構成されている。記憶部3は、スマートフォン101の各部の制御方法が記述された制御プログラムを保存する。また、記憶部3は、詳細を後述するアクセステーブル20を保存する。
制御部2は、例えばCPUで構成されている。制御部2は、前記制御プログラムに従って、スマートフォン101の各部の動作を制御する。また、制御部2は、前記制御プログラムで処理されるデータをRAM4上に展開する。
表示操作部6は、例えば液晶タッチパネルで構成されている。表示操作部6は、制御部2の指示に従って、前記制御プログラムに格納されている画像データに基づく画像を画面上に表示する。さらに、表示操作部6は、ユーザからの操作入力を当該画面上で受け付ける。表示操作部6は、入力された命令を示す信号を制御部2に伝送する。そして、制御部2は、表示操作部6から当該信号を受信すると、その命令に従ってスマートフォン101の各部の動作を制御する。
無線LAN通信部7A及び3G通信部7Bは、不図示のアンテナを有している。無線LAN通信部7Aは、後述するESSID「ID_HOME」及び前述したMACアドレス「000027AA74E1」に基づいて、無線LANルータ110と無線通信する。一方、3G通信部7Bは、基地局98と無線通信する。
これにより、無線LAN通信部7Aは、インターネットに接続された無線LANルータ110を介して相手方通信装置と通信する。3G通信部7Bは、携帯電話網に接続された基地局98を介して相手方通信装置と通信する。
測位部8は、不図示のGPSアンテナを有している。測位部8は、図1に示すGPS衛星99からのGPS電波をGPSアンテナで受信する。次に、測位部8は、その受信信号を復調し、復調により得られる測位データをデコードする。そして、測位部8は、デコードしたデータによりスマートフォン101の位置を計測する。最後に、測位部8は、計測により得られた位置情報を制御部2に伝送する。
計時部9は、現在日および現在時刻を計時する。
バッテリ10は、スマートフォン101の各部に対してDC動作電源の供給を行う。
次に、前記記憶部3に保存されているアクセステーブル20の詳細について説明する。
図5は、図4に示すアクセステーブル20の記述内容を示す図である。
アクセステーブル20には、アクセスポイントの名称と、そのアクセスポイントの位置を示す位置情報と、そのアクセスポイントの通信範囲と、そのアクセスポイントのESSIDと、が対応付けて記述されている。
ユーザU1は、無線LANルータ110を含む全てのアクセスポイントに関する各種情報を表示操作部6で入力し、アクセステーブル20に登録する。例えば、ユーザU1は、無線LANルータ110の名称と、無線LANルータ110の位置を示す位置情報と、無線LANルータ110の通信範囲と、無線LANルータ110に設定したESSIDと、を表示操作部6で入力し、アクセステーブル20に登録する。
この実施形態では、無線LANルータ110を表す「AP_HOME」と、無線LANルータ110とは別のアクセスポイントを表す「AP_OFFICE」とがアクセステーブル20に登録されている。さらに、詳細を後述するが、スマートフォン101、201間においてESSID「ID_SMP」で無線通信を行うため、「AP_SMP」がアクセステーブル20に登録されている。
なお、この実施形態では、ユーザU1が全てのアクセスポイントに関する各種情報を表示操作部6で入力し、アクセステーブル20に登録しているが、これに限るものではない。実施の際は、スマートフォン101の表示操作部6に登録ボタンを設け、アクセスポイントの設置位置付近でユーザU1が登録ボタンを押下することによってアクセステーブル20に当該アクセスポイントの各種情報を登録しても良い。具体的には、登録ボタンが押下された時点で無線通信が確立されているアクセスポイントの名称、ESSID、及び通信範囲がアクセステーブル20に登録され、登録ボタンが押下された位置が当該アクセスポイントの位置情報としてアクセステーブル20に登録される。
もしくは、例えば、無線LANルータ110の各種情報を示す画像データ(例えばQRコード(登録商標))を表示部116に表示し、スマートフォン101に設けられているカメラによってその画像データを撮像することにより、無線LANルータ110の前記各種情報をアクセステーブル20に登録しても良い。この場合、無線LANルータ110の画像データを撮像した位置がアクセスポイントの位置情報としてアクセステーブル20に登録される。
また、この実施形態では、アクセスポイントの名称とESSIDとが異なっているが、実施の際は、アクセスポイントの名称とESSIDとが同一であっても良い。
また、この実施形態では、アクセスポイントの通信範囲が固定値としてアクセステーブル20に登録されているが、実施の際は、アクセスポイントの通信範囲が可変値としてアクセステーブル20に登録されていても良い。
詳述すると例えば、スマートフォン101は、無線LANルータ110と通信を行うためのESSIDを用いて無線LAN通信部7Aにより無線LANルータ110をセンシングし、無線LANルータ110を発見した時、すなわち無線LANルータ110との通信が確立した時のスマートフォン101の位置を計測する。スマートフォン101は、この時の位置情報と、アクセステーブル20に登録されている無線LANルータ110の位置を示す位置情報とを比較し、両者間の距離を半径として無線LANルータ110の通信範囲をアクセステーブル20に再登録しても良い。
次に、無線LANルータ110とスマートフォン101の動作について以下説明する。ここで、スマートフォン102の動作は、スマートフォン101の動作と同じであるため、重複部分については説明を省略する。
図6は、図2、図4に示す無線LANルータ110とスマートフォン101の両制御部2、112が行う動作を示すフローチャートである。
まず、スマートフォン101の制御部2は、スマートフォン101の位置を測位部8によって計測する(S1)。
次に、スマートフォン101の制御部2は、S1で計測したスマートフォン101の位置に基づいて、スマートフォン101が、図5に示すアクセステーブル20に登録されているアクセスポイントの通信範囲内に位置するかどうか判定する(S2)。
この実施形態では、制御部2は、アクセステーブル20を参照し、無線LANルータ110の位置情報と通信半径とから通信範囲Aを算出する。そして、制御部2は、S1で計測したスマートフォン101の位置と算出した通信範囲Aとに基づいて、スマートフォン101が無線LANルータ110の通信範囲A内に位置するかどうか判定する。
なお、この実施形態では制御部2がスマートフォン101の位置をS1で計測してS2の判定を行っているが、これに限るものではない。実施の際、制御部2は、S1においてスマートフォン101の位置を計測せずに、図5に示すアクセステーブル20に登録されている全てのアクセスポイントをESSIDを用いて無線LAN通信部7AによりセンシングすることによりS2の判定を行ってもよい。
または、実施の際、制御部2がスマートフォン101の位置をS1で計測し、S1で計測したスマートフォン101の位置に基づいて、スマートフォン101が、図5に示すアクセステーブル20に登録されているアクセスポイントの通信範囲内に位置するかどうか判定し、スマートフォン101が当該通信範囲内に位置していると判定した時、無線LAN通信部7Aを電源オフ状態から電源オン状態へ遷移させ、ESSIDを用いて無線LAN通信部7AによりセンシングすることによりS2の判定を行ってもよい。この構成では、例えばスマートフォン101が無線LANルータ110に近づくまで、無線LAN通信部7Aが電源オフ状態になる。そのため、スマートフォン101の消費電力を低減することができる。
スマートフォン101が、アクセステーブル20に登録されているアクセスポイントの通信範囲内に位置すると判定したとき、制御部2は、スマートフォン101自身が通信範囲内に位置することを示す範囲内信号を、該当するアクセスポイントに無線LAN通信部7Aから送信する(S3)。
この実施形態では、スマートフォン101は無線LANルータ110の通信範囲A内に位置するため、制御部2は、スマートフォン101自身が通信範囲A内に位置することを示す範囲内信号を無線LANルータ110に無線LAN通信部7Aから送信する。
次に、スマートフォン101が、アクセステーブル20に登録されているアクセスポイントの通信範囲内に位置しないと判定した後、又は範囲内信号を送信した後、制御部2は、計時部9を参照し、一定時間待機する(S4)。この後、制御部2は、S1へ戻って動作を継続する。
これにより、スマートフォン101が無線LANルータ110の通信範囲A内に位置する限り、制御部2は、範囲内信号を一定時間毎に無線LANルータ110に無線LAN通信部7Aから送信する。一定時間は、例えば30秒である。
一方、無線LANルータ110の制御部112は、通信プログラムPに従って以下の動作を実行する。
詳述すると、制御部112は、計時部119を参照し、所定時間内に、範囲内信号が通信部117で受信されるかどうか判定する(S101、S102)。所定時間は、一定時間より長い時間が好ましく、例えば90秒である。
所定時間内に、範囲内信号が通信部117で受信されたと判定したとき、即ちスマートフォン101が通信範囲A内に位置することを通信部117により認識したとき、制御部112は、動作モードを前述の制限モードから前述の通常モードに切り替える(S103)。既に通常モードに切り替えられている場合、制御部112は、通常モードのままS103の処理を省略する。S103の後、制御部112は、S101へ戻り、動作を継続する。
この通常モードにおいて通信部117は、前述したようにESSID「ID_HOME」及びMACアドレス「000027AA74E1」に基づいて、スマートフォン101の無線LAN通信部7Aと無線通信する。これにより、スマートフォン101は、インターネットに接続された無線LANルータ110を介して相手方通信装置と通信する。
一方、範囲内信号が通信部117で受信されずに所定時間が経過したとき、即ちスマートフォン101、102の両方が通信範囲A内に位置しないことを通信部117により認識したとき、制御部112は、動作モードを前述の通常モードから前述の制限モードに切り替える(S104)。既に制限モードに切り替えられている場合、制御部112は、制限モードのままS104の処理を省略する。S104の後、制御部112は、S101へ戻り、動作を継続する。
この実施形態では、スマートフォン101、102の両方が通信範囲A内に位置することを認識できないとき、スマートフォン101、102を所持するユーザU1、U2が無線LANルータ110の近くに存在しないと推定し、制御部112は通常モードから省電力モード(制限モード)に切り替える。
省電力モードにおいて制御部112は、表示部116を電源オフする。また、省電力モードにおいて制御部112は、通信部117への供給電力を低減する。具体的には例えば、省電力モードにおいて制御部112は、インターネットに接続されているWANポート117Aとゲーム機105に接続されているLANポート117Bとを電源オフ状態にする。
したがって、無線LANルータ110は、スマートフォン101、102の位置に応じて自動的な機能の切替を実現できる。これにより、スマートフォン101、102が無線LANルータ110の近くに存在しない間、無線LANルータ110は消費電力を低減できる。また、スマートフォン101、102が無線LANルータ110の近くに存在しない間、即ち子供K1の保護者であるユーザU1、U2が子供K1の近くに存在しない間、スマートフォン101、102は、子供K1がゲーム機105で勝手にオンラインゲームを行うことを禁止できる。
また、無線LANルータ110を備える通信システム100及び無線LANルータ110に実装される通信プログラムPも、無線LANルータ110と同様の効果を奏する。
なお、この実施形態では、スマートフォン101が当該範囲内信号を無線LANルータ110に無線LAN通信部7Aから送信しているが、これに限るものではない。
例えば、無線LANルータ110がダイナミックDNSに対応している場合、ユーザU1は、無線LANルータ110の情報として、その他の情報と併せてダイナミックDNSで使用するホスト名(または、ホスト名とパスワード情報)もアクセステーブル20に登録する。そして、スマートフォン101は、3G通信部7Bを介してインターネット上のダイナミックDNSサーバに対してホスト名(または、ホスト名とパスワード情報)を使用して無線ルータ110のアドレス情報を問い合わせて入手する。そして、スマートフォン101は、そのアドレス情報を使用してスマートフォンの3G通信部7Bからインターネットを経由して、無線LANルータ110に範囲内信号を送信しても良い。
この構成では、無線LANルータ110は、制限モードで動作している間、インターネットに接続されているWANポート117Aを電源オン状態にし、LANポート117Bを電源オフ状態にする。
次に、本発明の第1実施形態の変形例について説明する。
図7は、本発明の第1実施形態の変形例における通信テーブル135及び制限テーブル136の記述内容を示す図である。無線LANルータ110は、複数のESSIDを管理する、所謂マルチSSIDに対応していても良い。そして、子供K1の保護者であるユーザU1のスマートフォン101と子供K1の保護者であるユーザU2のスマートフォン102とに、異なるESSIDを割り当てても良い。この変形例では、スマートフォン101にはES1が割り当てられており、スマートフォン102にはES2が割り当てられている。
無線LANルータ110の記憶部113は、通信テーブル130の代わりに、通信テーブル135及び制限テーブル136を記憶する。通信テーブル135には、図7に示すように、スマートフォン101、102に割り当てたESSIDとスマートフォン101、102の機器情報であるMACアドレスとが対応付けて記述されている。
一方、制限テーブル136には、図7に示すように、機能を制限する対象の機器が接続される通信ラインと、制限する機能の内容と、機能を制限するスマートフォン101、102の位置条件と、が対応付けて記述されている。通信ラインはESSID又はポート番号で示されている。また位置条件は、スマートフォン101、102が通信範囲内A内に存在するか否かで示されている。
そして、無線LANルータ110の制御部112は、スマートフォン101、102が通信範囲内A内に存在するか否かを範囲内信号より認識し、位置条件に対応する制限テーブル136の制限内容に従った制限モードで動作する。
例えば、スマートフォン101、102の両方が無線LANルータ110の近くに存在する間、即ち子供K1の保護者であるユーザU1、U2が子供K1の近くに存在する間、制御部112は、通常モードで動作する。このため、ユーザU1、U2が子供K1の近くに存在する間、子供K1は、ゲーム機105で自由にオンラインゲームを行うことができる。
しかし、スマートフォン101だけが無線LANルータ110の近くに存在する間、即ちユーザU1が子供K1の近くに存在してユーザU2が子供K1の近くに存在しない間、制御部112は、WANポート117A及びLANポート117Bを介したインターネット通信においてフィルタリングを行い、子供K1に対して有害なコンテンツをブロックする。
このため、ユーザU1が子供K1の近くに存在してユーザU2が子供K1の近くに存在しない間、子供K1は、ゲーム機105で一部制限の下オンラインゲームを行うことができる。
また、スマートフォン102だけが無線LANルータ110の近くに存在する間、即ちユーザU1が子供K1の近くに存在せずにユーザU2が子供K1の近くに存在する間、制御部112は、ゲーム機105がインターネットへアクセスすることを拒否する。
このため、ユーザU1が子供K1の近くに存在せずにユーザU2が子供K1の近くに存在する間、無線LANルータ110は、子供K1がゲーム機105で勝手にオンラインゲームを行うことを禁止できる。ただし、子供K1は、ゲーム機105で自由にオフオンラインゲームを行うことができる。
そして、スマートフォン101、102の両方が無線LANルータ110の近くに存在しない間、即ちユーザU1、U2の両者が子供K1の近くに存在しない間、制御部112は、ゲーム機105に接続されている通信部117のLANポート117Bと表示部116を電源オフ状態にする。
これにより、無線LANルータ110は、ユーザU1、U2が子供K1の近くに存在しない間、子供K1がゲーム機105で勝手にオンラインゲームを行うことを禁止できる。さらに、表示部116が電源オフされるため、子供K1が操作部115から勝手に無線LANルータ110の設定を変えることも禁止できる。ただし、子供K1は、ゲーム機105で自由にオフオンラインゲームを行うことができる。
なお、制限テーブル136において、制限対象として、ESSIDとポート番号が記述されているが、これに限るものではない。実施の際は、ESSIDとポート番号の代わりに、MACアドレス等の機器情報が記述されていても良い。
《第2実施形態》
以下、本発明の第2実施形態である通信システムについて説明する。
図8は、本発明の第2実施形態である通信システム200の主要な構成を示すシステム構成図である。図9は、図8に示すスマートフォン201の主要な構成を示すブロック図である。この実施形態の通信システム200が前記通信システム100と相違する点は、無線LANルータ110の代わりにスマートフォン201を備える点である。その他の通信システム200の構成については通信システム100と同じである。
なお、この実施形態では、スマートフォン101、102のそれぞれが、本発明の「携帯端末装置」に相当する。そして、スマートフォン201が、本発明の「情報処理装置」に相当する。また、スマートフォン201の無線LAN通信部7A及び3G通信部7Bは、本発明の「無線通信部」に相当する。
詳述すると、図8に示すように、子供K1がスマートフォン201を所持している。ユーザU1、U2は、子供K1の保護者である。ユーザU1はスマートフォン101を所持し、ユーザU2はスマートフォン102を所持している。
そして、図9に示すように、スマートフォン201がスマートフォン101と相違する点は、通信プログラムPを実装する点である。その他のスマートフォン201の構成についてはスマートフォン101と同じである。この通信プログラムPも、第1実施形態と同様に、3G通信部7Bを介してインターネットから定期的にアップデートされる。
また、スマートフォン101、102も、スマートフォン201のESSID「ID_SMP」に基づいて、通信範囲B内においてスマートフォン201と無線LAN通信部7Aにより無線通信することができる。通信範囲Bは例えば12mである。この通信範囲Bは、本発明の「予め設定された範囲」に相当する。
なお、この実施形態では、無線通信が無線LAN通信部7Aにより行われているが、これに限るものではない。実施の際は、スマートフォン101、102、201の全てにブルートゥース(登録商標)通信部を設け、無線通信がブルートゥース通信部により行われてもよい。
以上より、スマートフォン201の制御部2は、無線LAN通信部7A及び3G通信部7Bによる通信機能、RAM4による一時記憶機能、計時部9による計時機能、及び表示操作部6による画像表示機能を含む複数の機能を持ち、各機能を実行する。
そして、制御部2は、複数の機能の内の特定の機能を制限する制限モードと、特定の機能の制限を解除する通常モードとを有し、いずれかのモードで動作する。この実施形態において特定の機能は、通信機能である。また、特定の機能の制限とは、3G通信部7Bによる無線通信における通信内容の制限である。
次に、スマートフォン101、201の動作について以下説明する。ここで、スマートフォン102の動作は、スマートフォン101の動作と同じであるため、重複部分については説明を省略する。
図10は、図8に示すスマートフォン101、201の両制御部112が行う動作を示すフローチャートである。
まず、スマートフォン101の制御部2は、図5に示すアクセステーブル20に登録されているESSID「ID_SMP」を用いて無線LAN通信部7Aによりセンシングする(S21)。
次に、スマートフォン101の制御部2は、S21のセンシング結果に基づいて、スマートフォン101がスマートフォン201の通信範囲B内に位置するかどうか判定する(S22)。
スマートフォン101がスマートフォン201の通信範囲B内に位置すると判定したとき、スマートフォン101の制御部2は、スマートフォン101自身が通信範囲B内に位置することを示す範囲内信号をスマートフォン201に無線LAN通信部7Aから送信する(S23)。
一方、スマートフォン102はスマートフォン201の通信範囲B内に位置しないと判定したとき、スマートフォン101の制御部2は、スマートフォン101自身が通信範囲B内に位置しないことを示す範囲外信号をスマートフォン201に3G通信部7Bからインターネットを経由して送信する(S24)。
そして、スマートフォン101の制御部2は、範囲内信号または範囲外信号を送信した後、計時部9を参照し、一定時間待機する(S25)。この後、スマートフォン101の制御部2は、S21へ戻って動作を継続する。これにより、スマートフォン101の制御部2は、範囲内信号または範囲外信号を一定時間毎にスマートフォン201に無線LAN通信部7A又は3G通信部7Bから送信する。一定時間は、例えば30秒である。
一方、スマートフォン201の制御部2は、通信プログラムPに従って以下の動作を実行する。
詳述すると、スマートフォン201の制御部2は、計時部9を参照し、所定時間内に、範囲内信号または範囲外信号が無線LAN通信部7A又は3G通信部7Bで受信されるかどうか判定する(S201、S202、S203)。所定時間は、一定時間より長い時間が好ましく、例えば90秒である。
所定時間内に、範囲内信号が無線LAN通信部7Aで受信されたと判定したとき、即ちスマートフォン101が通信範囲B内に位置することを無線LAN通信部7Aにより認識したとき、スマートフォン201の制御部2は、動作モードを前述の制限モードから前述の通常モードに切り替える(S204)。既に通常モードに切り替えられている場合、スマートフォン201の制御部2は、通常モードのままS204の処理を省略する。S204の後、スマートフォン201の制御部2は、S201へ戻り、動作を継続する。
一方、所定時間内に範囲外信号が3G通信部7Bで受信されたと判定したとき、又は範囲内信号もしくは範囲外信号が無線LAN通信部7A又は3G通信部7Bで受信されずに所定時間が経過したとき、スマートフォン201の制御部2は、スマートフォン101、102が通信範囲B内に位置しないことを無線LAN通信部7A又は3G通信部7Bにより認識する。そして、スマートフォン201の制御部2は、動作モードを前述の通常モードから前述の制限モードに切り替える(S205)。既に制限モードに切り替えられている場合、スマートフォン201の制御部2は、制限モードのままS205の処理を省略する。S205の後、スマートフォン201の制御部2は、S201へ戻り、動作を継続する。
なお、この実施形態では、スマートフォン101(または102)は、範囲内信号または範囲外信号を一定時間毎にスマートフォン201に無線LAN通信部7A又は3G通信部7Bから送信するが、これに限るものではない。例えば、スマートフォン101(または102)は、通信範囲B内に位置すると判定した時、範囲内信号をスマートフォン201に送信し、スマートフォン201からの応答により範囲内信号をスマートフォン201が正常に受信したことを認識した時、範囲内信号の送信を停止し、通信範囲B内に位置しないと判定した時、範囲外信号をスマートフォン201に送信し、スマートフォン201からの応答により範囲外信号をスマートフォン201が正常に受信したことを認識した時、範囲外信号の送信を停止する構成としても良い。
この構成では、スマートフォン101(または102)から範囲内信号を受信した時、スマートフォン201は、次に範囲外信号を受信するまでの間、通常モードで動作する。一方、スマートフォン101(または102)から範囲外信号を受信した時、スマートフォン201は、次に範囲内信号を受信するまでの間、制限モードで動作する。
この構成により、スマートフォン101(または102)は、一定時間毎に範囲内信号または範囲外信号を送信する必要がなくなり、消費電力を低減できる。同様に、スマートフォン201は、一定時間毎に範囲内信号または範囲外信号を受信する必要がなくなり、消費電力を低減できる。
この実施形態では、スマートフォン101、102の両方が通信範囲B内に位置することを認識できないとき、スマートフォン101、102を所持するユーザU1、U2がスマートフォン201の近くに存在しないと推定し、スマートフォン201の制御部2は通常モードから視聴制限モードに切り替える。
視聴制限モードにおいてスマートフォン201の制御部2は、無線LAN通信部7A又は3G通信部7Bによる無線通信においてフィルタリングを行い、子供K1に対して有害なコンテンツをブロックする。
したがって、スマートフォン201は、スマートフォン101、102の位置に応じて自動的な機能の切替を実現できる。これにより、スマートフォン101、102がスマートフォン201の近くに存在しない間、即ち子供K1の保護者であるユーザU1、U2が子供K1の近くに存在しない間、スマートフォン201は、子供K1がスマートフォン201で有害なコンテンツに勝手にアクセスすることを禁止できる。
また、スマートフォン201を備える通信システム200及びスマートフォン201に実装される通信プログラムPも、スマートフォン201と同様の効果を奏する。
なお、この実施形態では、ユーザU1、U2のいずれかが子供K1の近くに存在していれば、スマートフォン201の制御部2が通常モードに切り替えるが、これに限るものではない。実施の際は、ユーザU1、U2の両方が子供K1の近くに存在する場合に限り、スマートフォン201の制御部2が、通常モードに切り替えてもよい。
この場合、スマートフォン201の制御部2は、範囲外信号の受信回数と範囲内信号の受信回数とをカウントし、互いにMACアドレスの異なるスマートフォン101、102から2つの範囲内信号を受信した場合に限り、通常モードに切り替える。
例えば、スマートフォン201は、スマートフォン101からの範囲内信号を受信した場合にスマートフォン101用のカウンタをセットし、範囲外信号を受信した場合にリセットする。また、スマートフォン102からの範囲内信号を受信した場合にスマートフォン102用のカウンタをセットし、範囲外信号を受信した場合にリセットする。そして、スマートフォン201は、それぞれのカウント値を確認し、カウント値がセットされている場合は該当するスマートフォンが範囲内に存在すると判断する。
《その他の実施形態》
前記各実施形態において、スマートフォン101の制御部2は、計時部9によって計時されている時刻が予め設定された時間帯に含まれるとき、無線LAN通信部7Aによる範囲内信号または範囲外信号の送信を禁止してもよい。
この構成では、スマートフォン101を所持するユーザU1が、範囲内信号または範囲外信号を送信する必要性の低い時間帯(例えば深夜の時間帯)を予め設定する。これにより、予め設定された時間帯における範囲内信号または範囲外信号の送信が禁止される。したがって、この構成によれば、予め設定された時間帯におけるスマートフォン101の消費電力を低減できる。
また、範囲内信号または範囲外信号の送信を禁止することにより、予め設定された時間帯において、情報処理装置の動作モードを省電力モード等の制限モードにする事ができる。
また、前記各実施形態において、スマートフォン101の表示操作部6は、無線LAN通信部7Aによる範囲内信号または範囲外信号の送信を許可するか禁止するかの選択を受け付けてもよい。
この構成では、スマートフォン101を所持するユーザU1が、範囲内信号または範囲外信号の送信を許可するか禁止するかを表示操作部6で選択できる。したがって、この構成によれば、ユーザU1の使い勝手に応じて、スマートフォン101の動作モードを省電力モード等の制限モードとする事により、例えば、消費電力を低減できる。
また、図11に示すように、前記第1実施形態と前記第2実施形態とを組み合わせた通信システム300で実施してもよい。
具体的には、子供K1が所持するスマートフォン201の3G通信部7Bを無効化して無線LAN通信部7Aのみ使用可能にし、スマートフォン201の制御部2が、インターネットに接続されている無線LANルータ110の通信部117とスマートフォン201の無線LAN通信部7Aとの無線通信においてフィルタリングを行ってもよい。
又は、子供K1が所持するスマートフォン201の3G通信部7Bを無効化して無線LAN通信部7Aのみ使用可能にし、無線LANルータ110の通信部117とスマートフォン201の無線LAN通信部7Aとが無線通信している時に、無線LANルータ110の制御部112が、インターネットと無線LANルータ110の通信部117との通信においてフィルタリングを行ってもよい。
これらの構成でも、子供K1に対して有害なコンテンツがブロックされる。これにより、スマートフォン101、102がスマートフォン201の近くに存在しない間、即ち子供K1の保護者であるユーザU1、U2が子供K1の近くに存在しない間、スマートフォン201又は無線LANルータ110は、子供K1がスマートフォン201で有害なコンテンツに勝手にアクセスすることを禁止できる。
最後に、前記各実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2…制御部
3…記憶部
4…RAM
6…表示操作部
7…クレーム
7A…無線LAN通信部
7B…3G通信部
8…測位部
9…計時部
10…バッテリ
20…アクセステーブル
98…基地局
99…GPS衛星
100…通信システム
101、102…スマートフォン
105…ゲーム機
110…無線LANルータ
112…制御部
113…記憶部
114…RAM
115…操作部
116…表示部
117…通信部
117A…WANポート
117B…LANポート
119…計時部
120…電源部
130…通信テーブル
135…通信テーブル
136…制限テーブル
140…建物
200…通信システム
201…スマートフォン
300…通信システム
P…通信プログラム
U1、U2…ユーザ
K1…子供

Claims (12)

  1. 携帯端末装置と無線通信する無線通信部と、
    複数の機能を持ち、各機能を実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記携帯端末装置が自ら計測したその位置情報に基づいて予めユーザによって設定された任意の範囲内にあることを判断したときに該端末装置から送信されてくる範囲内信号を前記無線通信部により認識したとき、前記複数の機能の内の特定の機能を制限する制限モードと、前記特定の機能の制限を解除する通常モードとを切り替えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記携帯端末装置が前記範囲内に位置することを示す範囲内信号を前記無線通信部が前記携帯端末装置から受信したとき、前記制御部は、前記制限モードと前記通常モードとを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記携帯端末装置が前記範囲内に位置しないことを示す範囲外信号を前記無線通信部が前記携帯端末装置から受信したとき、前記制御部は、前記制限モードと前記通常モードとを切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制限モードは、前記各機能が消費する消費電力を制限するモードであり、
    前記通常モードは、前記消費電力の制限を解除するモードであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制限モードは、前記無線通信部による無線通信の通信内容を制限するモードであり、
    前記通常モードは、前記通信内容の制限を解除するモードであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
    自身が前記範囲内に位置するかどうか判定する判定部を有する携帯端末装置と、を備え、
    前記携帯端末装置は、前記判定部の判定結果に基づいて、前記携帯端末装置自身が前記範囲内に位置することを示す範囲内信号、又は前記携帯端末装置自身が前記範囲内に位置しないことを示す範囲外信号のいずれかを前記無線通信部に送信する送信部と、を有することを特徴とする通信システム。
  7. 前記送信部は、前記範囲内信号を正常に受信したことを示す応答が前記情報処理装置からあった時、前記範囲内信号の送信を停止し、前記範囲外信号を正常に受信したことを示す応答が前記情報処理装置からあった時、前記範囲外信号の送信を停止することを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
  8. 前記携帯端末装置は、現在時刻を計時する計時部と、前記計時部によって計時されている時刻が予め設定された時間帯に含まれるとき、前記送信部による前記範囲内信号または前記範囲外信号の送信を禁止する禁止部と、を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の通信システム。
  9. 前記携帯端末装置は、前記送信部による前記範囲内信号または前記範囲外信号の送信を許可するか禁止するかの選択を受け付ける操作部を有することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の通信システム。
  10. 前記携帯端末装置を複数備え、
    前記制御部は、前記無線通信部における前記範囲内信号の受信回数と前記範囲外信号の受信回数とに基づいて、前記制限モードと前記通常モードとを切り替えることを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の通信システム。
  11. 前記情報処理装置は、制限する機能の内容を示す制限情報と、前記複数の携帯端末装置のそれぞれが前記範囲内に位置するか否かを示す位置条件とが対応付けて記述された制限テーブルをさらに備え、
    前記制御部は、前記複数の携帯端末装置のそれぞれが前記範囲内に位置するか否かを前記範囲内信号または前記範囲外信号より認識し、前記位置条件に対応する前記制限情報に従った前記制限モードで動作することを特徴とする請求項10に記載の通信システム。
  12. 情報処理装置に実行させる通信プログラムであって、
    携帯端末装置と無線通信する通信ステップと、
    前記情報処理装置に備えられる複数の機能を実行する実行ステップと、
    前記携帯端末装置が自ら計測したその位置情報に基づいて予めユーザによって設定された任意の範囲内にあることを判断したときに該端末装置から送信されてくる範囲内信号を認識したとき、前記複数の機能の内の特定の機能を制限する制限モードと、前記特定の機能の制限を解除する通常モードとを切り替える切替ステップと、を含むことを特徴とする通信プログラム。
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