JP5480127B2 - 通信システムおよび小型無線基地局 - Google Patents

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本発明は、小型無線基地局およびそれを有する通信システムに関する。
携帯電話等の無線通信システムでは、より少ない数の広域無線基地局で効率よく広いエリアをカバーするために、それぞれの広域無線基地局は、許容範囲内の最大出力で電波を送信する場合が多い。また、近年、不感地帯の解消や、広域無線基地局の負荷分散、より広い帯域を特定のユーザに提供する等の目的で、小型の基地局であるフェムトセルが注目されている(例えば、下記非特許文献1参照)。
3gpp2 S.R.0126−0"System Requirements for Femto Cell Systems"
ところで、基地局の一種であるフェムトセルを、従来の広域無線基地局の配置方針に従って配置するとすれば、許容範囲内の最大出力で電波を送信することになる。フェムトセルが大きい電力で電波を送信すると、フェムトセルから送信された電波がより遠くまで届き、広域無線基地局からの電波よりも、フェムトセルからの電波の方をより高い強度で受信することができるエリアが広くなる。そのため、広域無線基地局と通信している移動端末の中には、より強い電波を受信することができるフェムトセルへハンドオフするものが多くなる。
しかし、フェムトセルは、収容可能な移動端末の台数が広域無線基地局よりも少なく、近くに多数の移動端末が存在する場合には、ハンドオフを受け入れることで、すぐに収容可能台数に達してしまう場合がある。フェムトセルと通信中の移動端末の台数が収容可能台数に達してしまうと、移動端末は、広域無線基地局よりもフェムトセルから受信する電波の強度が高い場合でも、フェムトセルへのハンドオフが許可されず、広域無線基地局との通信を継続せざるを得ない。
また、フェムトセルの中には、予め定められた種別の移動端末のハンドオフを許容する設定が可能なものがある。そのようなフェムトセルにおいては、広域無線基地局よりもフェムトセルから送信された電波の方を高い強度で受信することができる移動端末であっても、予め定められた種別に該当しなければ、当該フェムトセルへのハンドオフが許可されず、広域無線基地局との通信を継続せざるを得ない。
このように、広域無線基地局よりもフェムトセルから受信する電波の強度が高い場合でも、何らかの事情でフェムトセルにハンドオフできない移動端末にとっては、フェムトセルから送信されている電波は、広域無線基地局との通信を妨害することになる。また、広域無線基地局よりもフェムトセルから受信する電波の強度が高いため、フェムトセルが存在しない場合よりも、広域無線基地局から受信する信号の品質が悪化している。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、小型無線基地局の送信電波が自局と通信していない移動端末に与える影響を低減することにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決するための手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、広域無線基地局と、
小型基地局と、
サーバと
を備える通信システムであって、
前記サーバは、
それぞれの広域無線基地局を識別する基地局IDに対応付けて、当該広域無線基地局と通信中の移動端末を識別する端末ID、および、当該移動端末が当該広域無線基地局から受信した信号の品質を示す信号品質情報を保持する基地局情報保持部を有し、
前記広域無線基地局は、
自局と通信中の移動端末から受信した信号品質情報を、自局の基地局ID、および、通信中の移動端末の端末IDと共に、前記サーバに登録する信号品質登録部を有し、
前記小型基地局は、
自局に隣接する広域無線基地局の基地局IDに対応付けられている端末IDおよび信号品質を前記サーバから取得する信号品質取得部と、
自局の送信電力を制御する電力制御部と
を有し、
前記電力制御部は、
前記信号品質取得部に、自局に隣接する広域無線基地局の基地局IDに対応付けられている端末IDおよび信号品質を前記サーバから取得させてから自局の送信電力を下げ、その後に、再び、前記信号品質取得部に、自局に隣接する広域無線基地局の基地局IDに対応付けられている端末IDおよび信号品質を前記サーバから取得させ、自局の送信電力を下げた後の移動端末の中で、自局の送信電力を下げる前の信号品質よりも品質が良化した移動端末がある場合に、下げた自局の送信電力を維持し、自局の送信電力を下げる前の信号品質よりも品質が良化した移動端末がない場合に、下げた自局の送信電力を下げる前の送信電力に戻すことを特徴とする。
本発明によれば、小型無線基地局の送信電波が自局と通信していない移動端末に与える影響を低減することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
第1の実施形態における通信システム10の構成の一例を示すシステム構成図である。 サーバ20の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。 信号品質保持部21に格納されるデータの構造の一例を示す図である。 第1の実施形態におけるマクロセル30の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるフェムトセル40の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態において、フェムトセル40が送信電力を下げることによる効果を説明するための概念図である。 第1の実施形態におけるフェムトセル40の動作の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態における通信システム50の構成の一例を示すシステム構成図である。 第2の実施形態におけるフェムトセル60の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態におけるフェムトセル60の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、第1の実施形態における通信システム10の構成の一例を示すシステム構成図である。通信システム10は、サーバ20、広域無線基地局の一例であるマクロセル30、および小型無線基地局の一例であるフェムトセル40を備える。サーバ20およびマクロセル30は、通信事業者網11に接続されている。通信事業者網11とインターネット13とはGW(GateWay)12を介して接続されている。フェムトセル40は、インターネット13に接続されている。
エリア300は、マクロセル30から送信される電波が、移動端末14によってデータの復元が可能な程度の強度で届く範囲を示しており、エリア400は、フェムトセル40から送信される電波が、移動端末14によってデータの復元が可能な程度の強度で届く範囲を示している。図1に例示する場面では、移動端末14aはフェムトセル40と通信しており、移動端末14bはマクロセル30と通信しているものとする。
図2は、サーバ20の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。サーバ20は、信号品質保持部21およびデータベース管理部22を有する。
信号品質保持部21には、例えば図3に示すように、それぞれのマクロセル30を識別する基地局ID210に対応付けて、当該マクロセル30と通信中の移動端末14を識別する端末ID211、および、当該移動端末14が当該マクロセル30から受信した信号の品質を示すCQI(Channel Quality Indicator)212が格納される。CQIは、値が高いほど信号の品質が良好であることを示す。
データベース管理部22は、通信事業者網11を介してマクロセル30から、基地局ID、端末ID、およびCQIを含む品質情報登録要求を受信した場合に、当該品質情報登録要求に含まれている基地局IDに対応付けて、当該品質情報登録要求に含まれている端末IDおよびCQIを信号品質保持部21に登録する。
また、データベース管理部22は、通信事業者網11を介してマクロセル30から、基地局IDおよび端末IDを含む品質情報削除要求を受信した場合に、当該品質情報削除要求に含まれている基地局IDに対応付けられている、当該品質情報削除要求に含まれている端末ID、および、当該端末IDに対応付けられているCQIを信号品質保持部21から削除する。
また、データベース管理部22は、通信事業者網11、GW12、およびインターネット13を介してフェムトセル40から、基地局IDを含む品質情報取得要求を受信した場合に、当該品質情報取得要求に含まれている基地局IDに対応付けられている端末IDおよびCQIを信号品質保持部21から読み出してフェムトセル40に通知する。
図4は、第1の実施形態におけるマクロセル30の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。マクロセル30は、データ中継部31、CQI登録部32、ハンドオフ処理部33、無線通信部34、およびアンテナ35を備える。
無線通信部34は、アンテナ35を介して移動端末14との間で無線通信を行う。データ中継部31は、無線通信部34を介して移動端末14から受信したデータを、通信事業者網11を介して宛先の装置へ送信し、通信事業者網11を介して受信したデータを、無線通信部34を介して宛先の移動端末14へ送信する。
CQI登録部32は、無線通信部34がアンテナ35を介して移動端末14と通信を開始した場合に、所定のタイミングで(例えば、数秒毎に)、アンテナ35を介して移動端末14へ送信された信号の品質を示すCQIを、無線通信部34を介して当該移動端末14から取得する。
そして、CQI登録部32は、無線通信部34を介して取得したCQI、当該CQIを報告した移動端末14の端末ID、および自局の基地局IDを含む品質情報登録要求を作成し、作成した品質情報登録要求を、通信事業者網11を介してサーバ20へ送信する。また、CQI登録部32は、無線通信部34が移動端末14と通信を終了した場合に、当該移動端末14の端末IDおよび自局の基地局IDを含む品質情報削除要求を作成し、作成した品質情報削除要求を、通信事業者網11を介してサーバ20へ送信する。
ハンドオフ処理部33は、無線通信部34を介して、通信中の移動端末14から、当該移動端末14の端末ID等を含むハンドオフ要求を受信した場合に、受信したハンドオフ要求を、ハンドオフ先の他のマクロセル30またはフェムトセル40へ、通信事業者網11を介して送信する。そして、通信事業者網11を介してハンドオフ拒否応答を受信した場合、ハンドオフ処理部33は、受信したハンドオフ拒否応答を、無線通信部34を介して、ハンドオフ要求の送信元の移動端末14へ送信する。
一方、通信事業者網11を介してハンドオフ許可応答を受信した場合、ハンドオフ処理部33は、受信したハンドオフ許可応答に基づいて、ハンドオフ要求の送信元の移動端末14を、ハンドオフ先の他のマクロセル30またはフェムトセル40へハンドオフさせるためのハンドオフ処理を実行し、当該移動端末14をハンドオフ先の他のマクロセル30またはフェムトセル40へハンドオフさせる。
また、ハンドオフ処理部33は、通信事業者網11を介して他のマクロセル30やフェムトセル40からハンドオフ要求を受信した場合に、受信したハンドオフ要求に含まれる端末ID等に基づいてハンドオフの可否を判定し、ハンドオフを許可する場合にはハンドオフ許可応答を、ハンドオフを拒否する場合にはハンドオフ拒否応答を、通信事業者網11を介して返信する。
なお、ハンドオフ処理部33は、ハンドオフの可否を、例えば、ハンドオフを許可する移動端末14として予め定められた種別に該当するか否かや、ハンドオフを許可した場合に予め定められた収容台数(例えば100台)を越えるか否か等により判定する。
それぞれの移動端末14は、例えば、通信中の基地局からの電波よりも、受信電力が所定レベル以上であったり、受信信号の品質が所定レベル以上である他の基地局が見つかった場合に、当該他の基地局宛のハンドオフ要求またはハンドオフ判定に必要とする情報を、通信中の基地局へ送信する。
図5は、第1の実施形態におけるフェムトセル40の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。フェムトセル40は、データ中継部41、ハンドオフ処理部42、CQI取得部43、電力制御部44、SNR(Signal to Noise Ratio)測定部45、IOT(Interference over Thermal)測定部46、および無線通信部47を有する。
無線通信部47は、アンテナ48を介して移動端末14との間で無線通信を行い、電力制御部44からの指示に応じて送信電力を増加または減少させる。データ中継部41は、無線通信部47を介して移動端末14から受信したデータを、インターネット13を介して宛先の装置へ送信し、インターネット13を介して受信したデータを、無線通信部47を介して宛先の移動端末14へ送信する。
ハンドオフ処理部42は、無線通信部47を介して、通信中の移動端末14からハンドオフ要求を受信した場合またはハンドオフを必要と判断したときに、ハンドオフ要求をハンドオフ先のマクロセル30または他のフェムトセル40へ、インターネット13を介して送信する。そして、インターネット13を介してハンドオフ拒否応答を受信した場合、ハンドオフ処理部42は、受信したハンドオフ拒否応答を、無線通信部47を介して、ハンドオフ要求の送信元の移動端末14へ送信する。
一方、インターネット13を介してハンドオフ許可応答を受信した場合、ハンドオフ処理部42は、受信したハンドオフ許可応答に基づいて、ハンドオフ対象の移動端末14を、ハンドオフ先のマクロセル30または他のフェムトセル40へハンドオフさせるためのハンドオフ処理を実行し、当該移動端末14をハンドオフ先の他のマクロセル30またはフェムトセル40へハンドオフさせる。
また、ハンドオフ処理部42は、インターネット13を介してマクロセル30や他のフェムトセル40からハンドオフ要求を受信した場合に、受信したハンドオフ要求に含まれる端末ID等に基づいてハンドオフの可否を判定し、ハンドオフを許可する場合にはハンドオフ許可応答を、ハンドオフを拒否する場合にはハンドオフ拒否応答を、インターネット13を介して返信する。
なお、ハンドオフ処理部42は、ハンドオフの可否を、例えば、ハンドオフを許可する移動端末14として予め定められた種別に該当するか否かや、ハンドオフを許可した場合に予め定められた収容可能台数(例えば10台)を越えるか否か等により判定する。また、ハンドオフ拒否応答を返信した場合、ハンドオフ処理部42は、その旨を電力制御部44に通知する。
CQI取得部43は、電力制御部44から指示された場合に、自局に隣接するマクロセル30の基地局IDを含む品質情報取得要求をインターネット13を介してサーバ20へ送信し、サーバ20から返信された端末IDおよびCQIを電力制御部44へ通知する。なお、自局に隣接するマクロセル30の基地局IDは、フェムトセル40が設置される際に、設置業者によって登録されてもよく、アンテナ48を介してマクロセル30から実際に受信した信号から抽出してもよく、通信中の移動端末14から報告されるネイバーリストから抽出してもよい。
SNR測定部45は、電力制御部44から指示された場合に、自局と通信中の移動端末14から送信されているSRS(Sounding Reference Signal)を無線通信部47を介して測定し、測定結果を電力制御部44に通知する。なお、自局と通信中の移動端末14が複数存在する場合、SNR測定部45は、それぞれの移動端末14毎にSRSを測定して電力制御部44に通知する。
IOT測定部46は、電力制御部44から指示された場合に、自局と通信中の移動端末14から電波が送信されていないタイミングで、IOTを無線通信部47を介して測定し、測定結果を電力制御部44に通知する。なお、自局と通信中の移動端末14が複数存在する場合、SNR測定部45は、いずれの移動端末14も通信を行っていないタイミングでIOTを測定して電力制御部44に通知する。
電力制御部44は、所定のタイミングで(例えば1分毎に)、SNR測定部45にSNRの測定を、IOT測定部46にIOTの測定を、それぞれ指示し、IOTがSNRよりも大きいか否かを判定する。通信中の移動端末14が複数存在する場合、電力制御部44は、いずれの移動端末14のSNRよりもIOTが大きいか否かを判定する。
IOTがSNRよりも大きい場合、電力制御部44は、自局の送信電力が予め設定されている最小値(例えば5mW)でなければ、CQI取得部43にCQIの取得を指示する。そして、電力制御部44は、CQI取得部43を介して、隣接基地局と通信中の移動端末14毎のCQIを取得して保持する。
次に、電力制御部44は、無線通信部47に指示して、送信電力を予め定められた量(例えば1dB)分減少させ、所定時間(例えば数秒)経過後、CQI取得部43にCQIの取得を再度指示して、隣接基地局と通信中の移動端末14毎のCQIを再度取得する。
次に、電力制御部44は、送信電力を減少させる前に取得したCQIと、送信電力を減少させた後に取得したCQIとを、対応する移動端末14毎に比較する。そして、CQIの値が高くなった移動端末14が1台でも存在する場合、電力制御部44は、減少させた送信電力を維持する。
送信電力を減少させたことでCQIが高くなった移動端末が存在するということは、自局の送信電力を減少させたことにより、他の基地局と通信している移動端末14が当該他の基地局から受信している信号の品質が改善されたことを示しており、自局の送信電力を減少させる前は、自局から送信された電波が、他の基地局と通信している移動端末14の受信信号の品質を悪化させていたと考えられるからである。
従って、送信電力を減少させたことでCQIが高くなった場合には、電力制御部44は、減少させた送信電力を維持することで、他の基地局と通信している移動端末14の受信信号の品質を改善することができる。
例えば、図1に示すように、移動端末14aがフェムトセル40と通信しており、移動端末14bがマクロセル30と通信している状況で、例えばフェムトセル40の電波の強度を下げると、例えば図6に示すように、フェムトセル40から送信される電波が所定の強度で到達するエリア400が、エリア400aからエリア400bに減少する。これにより、マクロセル30と通信する移動端末14bが、マクロセル30から受信する信号の品質が改善される。
なお、送信電力を減少させる前よりもCQIの値が高くなった移動端末14が1台も存在しない場合、電力制御部44は、減少させた送信電力を元に戻すよう無線通信部47に指示する。送信電力を減少させてもCQIが高くなった移動端末が存在しないということは、自局の送信電力を減少させても、他の基地局と通信している移動端末14が当該他の基地局から受信している信号の品質が改善されないことを示しており、自局の送信電力を減少させる前でも、自局から送信された電波が、他の基地局と通信している移動端末14の受信信号の品質を悪化させていないと考えられるからである。
また、電力制御部44は、所定のタイミングでIOTがSNRよりも大きいと判定した場合だけでなく、ハンドオーバを拒否した旨をハンドオフ処理部42から通知された場合にも、送信電力を減少させる前に取得したCQIと、送信電力を減少させた後に取得したCQIとを比較する。
ハンドオフ処理部42がハンドオーバを拒否したということは、自局にハンドオーバを行った方が信号品質の改善になるが、自局へのハンドオーバが許される種別の移動端末14ではないか、あるいは、自局に収容している移動端末14が既に収容可能台数に達している等により、それができない移動端末14が存在するということである。
そのため、ハンドオフ処理部42がハンドオーバを拒否したタイミングでも、自局の送信電力を減少させてCQIが改善する移動端末14が存在するか否かを判定する。これにより、他の基地局と通信している移動端末14の受信信号の品質をさらに迅速に改善することができる。
図7は、第1の実施形態におけるフェムトセル40の動作の一例を示すフローチャートである。例えば、所定の設定が施された後に電源が投入される等の所定のタイミングで、フェムトセル40は、本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、電力制御部44は、予め定められた最大の電力(例えば20mW)で電波を送信するよう無線通信部47に指示し(S100)、第1のタイマをリセットスタートさせる(S101)。そして、電力制御部44は、第1のタイマの値が予め定められたt1以上になったか否かを判定する(S102)。本実施形態においてt1は、例えば1分に相当する値である。
第1のタイマの値がt1未満の場合(S102:No)、電力制御部44は、ハンドオフ処理部42からハンドオーバを拒否した旨を通知されたか否かを判定する(S107)。ハンドオーバを拒否した旨を通知された場合(S107:Yes)、電力制御部44は、ステップS108に示す処理を実行する。一方、ハンドオーバを拒否した旨を通知されていない場合(S107:No)、電力制御部44は、再びステップS102に示した処理を実行する。
第1のタイマの値がt1以上の場合(S102:Yes)、電力制御部44は、第1のタイマをリセットさせて再びスタートさせる(S103)。そして、電力制御部44は、SNR測定部45に指示してSNRを測定させる(S105)。また、電力制御部44は、IOT測定部46に指示してIOTを測定させる(S105)。
次に、電力制御部44は、IOTがいずれのSNRよりも大きいか否かを判定する(S106)。IOTがいずれかのSNR以下である場合(S106:No)、電力制御部44は、ステップS116に示す処理を実行する。一方、IOTがいずれのSNRよりも大きい場合(S106:Yes)、電力制御部44は、無線通信部47の送信電力が最小であるか否かを判定する(S108)。無線通信部47の送信電力が最小である場合(S108:Yes)、電力制御部44は、ステップS116に示す処理を実行する。
無線通信部47の送信電力が最小でない場合(S108:No)、電力制御部44は、CQI取得部43に指示してCQIを取得して保持し(S109)、無線通信部47に指示して、送信電力を所定量減少させる(S110)。そして、所定時間経過後(S111)、電力制御部44は、CQI取得部43に指示してCQIを再度取得する(S112)。
次に、ステップS109において取得して保持したCQIと、ステップS112において取得したCQIとを、対応する移動端末14毎に比較し、CQIの値が高くなった移動端末14が存在するか否かを判定する(S113)。
CQIの値が高くなった移動端末14が存在しない場合(S113:No)、電力制御部44は、減少させた送信電力を元に戻すよう無線通信部47に指示する。一方、CQIの値が高くなった移動端末14が存在する場合(S113:Yes)、電力制御部44は、第2のタイマをリセットスタートさせる(S115)。
次に、電力制御部44は、第2のタイマの値が予め定められたt2以上になったか否かを判定する(S116)。本実施形態においてt2は、例えば10分に相当する値である。第2のタイマの値がt2未満である場合(S116:No)、電力制御部44は、再びステップS102に示した処理を実行する。
一方、第2のタイマの値がt2以上になった場合(S116:Yes)、電力制御部44は、第2のタイマの値を0にリセットして停止させる(S117)。そして、電力制御部44は、最大の電力で電波を送信するよう無線通信部47に指示し(S118)、再びステップS102に示した処理を実行する。
このように、送信電力を下げた後に例えば10分が経過した場合に再び送信電力を最大値に戻すことにより、フェムトセル40は、自局の電波で受信信号の品質が悪化している移動端末14が存在しなければ、フェムトセル40のカバーエリアを最大に戻すことができる。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本実施形態のフェムトセル40によれば、自局の送信電波が自局と通信していない移動端末14に与える影響を低減することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態では、フェムトセルと通信中の移動端末の受信信号が予め定められた品質以上を保てる範囲で、フェムトセルの送信電力を減少させることにより、他の基地局と通信中の移動端末の受信信号品質への影響を減少させる。
図8は、第2の実施形態における通信システム50の構成の一例を示すシステム構成図である。通信システム50は、広域無線基地局の一例であるマクロセル54、および、小型無線基地局の一例であるフェムトセル60を備える。マクロセル54は、通信事業者網51に接続されている。通信事業者網51とインターネット53とはGW52を介して接続されている。フェムトセル60は、インターネット53に接続されている。図8に例示する場面では、移動端末55aはフェムトセル60と通信しており、移動端末55bはマクロセル54と通信しているものとする。
図9は、第2の実施形態におけるフェムトセル60の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。フェムトセル60は、データ中継部61、電力制御部62、CQI取得部63、および無線通信部64を有する。
無線通信部64は、アンテナ65を介して移動端末55との間で無線通信を行い、電力制御部62からの指示に応じて送信電力を増加または減少させる。また、無線通信部64は、配下のいずれの移動端末55とも通信を行っていない状態から、いずれかの移動端末55と通信を行っている状態に変化した場合に、その旨を電力制御部62に通知する。また、無線通信部64は、配下のいずれかの移動端末55と通信を行っている状態から、いずれの移動端末55とも通信を行っていない状態に変化した場合に、その旨を電力制御部62に通知する。
データ中継部61は、無線通信部64を介して移動端末55から受信したデータを、インターネット53を介して宛先の装置へ送信し、インターネット53を介して受信したデータを、無線通信部64を介して宛先の移動端末55へ送信する。CQI取得部43は、電力制御部44から指示された場合に、自局と通信中のそれぞれの移動端末55に無線通信部64を介してCQIを要求し、移動端末55毎に取得したCQIを電力制御部62に通知する。
電力制御部62の処理については、図10のフローチャートを用いて説明する。電力制御部62は、フェムトセル60の配下のいずれの移動端末55とも通信を行っていない状態から、いずれかの移動端末55と通信を行っている状態に変化した旨を無線通信部64から通知された場合に、本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、電力制御部62は、送信電力を最大にするよう無線通信部64に指示し(S200)、第3のタイマおよび第4のタイマをリセットスタートさせる(S201、S202)。そして、電力制御部62は、CQI取得部63に指示して、自局と通信中の移動端末55毎にCQIの値を取得させ(S203)、自局と通信中の全ての移動端末55のCQIが所定値以上(例えば最大値)であるか否かを判定する(S204)。
自局と通信中の全ての移動端末55のCQIが所定値以上である場合(S204:Yes)、電力制御部62は、現在の自局の送信電力が最小であるか否かを判定する(S205)。現在の自局の送信電力が最小である場合(S205:Yes)、ステップS209に示す処理を実行する。
一方、現在の自局の送信電力が最小ではない場合(S205:No)、電力制御部62は、無線通信部64に指示して、送信電力を予め定められた量(例えば1dB)分減少させ(S206)、ステップS209に示す処理を実行する。
このように、自局と通信中の全ての移動端末55の受信信号が所定の品質以上である場合に、フェムトセル60の送信電力を減少させることにより、図8に示した例のように、配下の移動端末55aと通信するためにフェムトセル60から送信された電波が、他の基地局と通信中の移動端末55bの受信信号品質へ影響与えている状況において、フェムトセル60は、当該移動端末55bへの悪影響を減少させることができる。
また、自局と通信中のいずれかの移動端末55のCQIが所定値未満である場合(S204:No)、電力制御部62は、現在の自局の送信電力が最大であるか否かを判定する(S207)。現在の自局の送信電力が最大である場合(S207:Yes)、ステップS209に示す処理を実行する。
一方、現在の自局の送信電力が最大ではない場合(S207:No)、電力制御部62は、無線通信部64に指示して、送信電力を予め定められた量(例えば1dB)分増加させる(S208)。これにより、フェムトセル60は、自局と通信中の移動端末55aとの通信品質を向上させることができる。
次に、電力制御部62は、第3のタイマの値が予め定められたt3以上になったか否かを判定する(S209)。本実施形態においてt3は、例えば100ミリ秒に相当する値である。第3のタイマの値がt3以上になった場合(S209:Yes)、電力制御部62は、再びステップS203に示した処理を実行する。
一方、第3のタイマの値がt3未満の場合(S209:No)、電力制御部62は、第4のタイマの値が予め定められたt4以上になったか否かを判定する(S210)。本実施形態においてt4は、例えば10分に相当する値である。
第4のタイマの値がt4未満である場合(S210:No)、電力制御部62は、配下のいずれかの移動端末55と通信を行っている状態から、いずれの移動端末55とも通信を行っていない状態に変化した旨を無線通信部64から通知されたか否か、すなわち、配下の全ての移動端末55との間の通信が終了したか否かを判定する(S212)。
配下のいずれかの移動端末55との間の通信が継続している場合(S212:No)、電力制御部62は、再びステップS209に示した処理を実行する。一方、配下の全ての移動端末55との間の通信が終了した場合(S212:Yes)、電力制御部62は、本フローチャートに示した動作を終了する。
また、第4のタイマの値がt4以上になった場合(S210:Yes)、電力制御部62は、送信電力を最大に設定するよう無線通信部64に指示し(S211)、再びステップS203に示した処理を実行する。このように、所定時間毎に送信電力を最大値に戻すことにより、フェムトセル60は、通信中の移動端末55のCQIに基づいて送信電力を減少させることで小さくなったカバーエリアを最大に戻すことができる。
以上、本発明の第2の実施形態について説明した。
なお、本発明は、上記した各実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した各実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明が、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を、他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に、他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現されてもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10・・・通信システム、11・・・通信事業者網、12・・・GW、13・・・インターネット、14・・・移動端末、20・・・サーバ、21・・・信号品質保持部、22・・・データベース管理部、30・・・マクロセル、31・・・データ中継部、32・・・CQI登録部、33・・・ハンドオフ処理部、34・・・無線通信部、35・・・アンテナ、40・・・フェムトセル、41・・・データ中継部、42・・・ハンドオフ処理部、43・・・CQI取得部、44・・・電力制御部、45・・・SNR測定部、46・・・IOT測定部、47・・・無線通信部、48・・・アンテナ、50・・・通信システム、51・・・通信事業者網、52・・・GW、53・・・インターネット、54・・・マクロセル、55・・・移動端末、60・・・フェムトセル、61・・・データ中継部、62・・・電力制御部、63・・・CQI取得部、64・・・無線通信部、65・・・アンテナ

Claims (5)

  1. 広域無線基地局と、
    小型基地局と、
    サーバと
    を備え、
    前記サーバは、
    それぞれの広域無線基地局を識別する基地局IDに対応付けて、当該広域無線基地局と通信中の移動端末を識別する端末ID、および、当該移動端末が当該広域無線基地局から受信した信号の品質を示す信号品質情報を保持する基地局情報保持部を有し、
    前記広域無線基地局は、
    自局と通信中の移動端末から受信した信号品質情報を、自局の基地局ID、および、通信中の移動端末の端末IDと共に、前記サーバに登録する信号品質登録部を有し、
    前記小型基地局は、
    自局に隣接する広域無線基地局の基地局IDに対応付けられている端末IDおよび信号品質を前記サーバから取得する信号品質取得部と、
    自局の送信電力を制御する電力制御部と
    を有し、
    前記電力制御部は、
    前記信号品質取得部に、自局に隣接する広域無線基地局の基地局IDに対応付けられている端末IDおよび信号品質を前記サーバから取得させてから自局の送信電力を下げ、その後に、再び、前記信号品質取得部に、自局に隣接する広域無線基地局の基地局IDに対応付けられている端末IDおよび信号品質を前記サーバから取得させ、自局の送信電力を下げた後の移動端末の中で、自局の送信電力を下げる前の信号品質よりも品質が良化した移動端末がある場合に、下げた自局の送信電力を維持し、自局の送信電力を下げる前の信号品質よりも品質が良化した移動端末がない場合に、下げた自局の送信電力を下げる前の送信電力に戻すことを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記小型基地局は、
    自局と通信中の移動端末から送信された信号のSNR(Signal to Noise Ratio)を測定するSNR測定部と、
    自局と通信している移動端末が電波を送信していないときに、上りリンクの干渉波レベルであるIOT(Interference over Thermal)を測定するIOT測定部と
    をさらに有し、
    前記電力制御部は、
    前記IOT測定部によって測定されたIOTが、前記SNR測定部によって測定されたSNRを越えた場合に、自局の送信電力を下げる前および後のそれぞれの移動端末の信号品質に基づいて、自局の送信電力を制御することを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1または2に記載の通信システムであって、
    前記小型基地局は、
    他の基地局と通信中の移動端末からのハンドオフ要求に基づいてハンドオフ処理を実行するハンドオフ処理部をさらに有し、
    前記電力制御部は、
    前記ハンドオフ処理部によってハンドオフ要求が拒否された場合に、自局の送信電力を下げる前および後のそれぞれの移動端末の信号品質に基づいて、自局の送信電力を制御することを特徴とする通信システム。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の通信システムであって、
    前記電力制御部は、
    自局の送信電力を下げた状態を維持する判定を行った後に、自局の送信電力を下げてから予め定められた時間が経過した場合には、下げた自局の送信電力を下げる前の送信電力に戻すことを特徴とする通信システム。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の小型無線基地局。
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