JP5039184B2 - 基地局及び基地局の省電力方法 - Google Patents

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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

本発明は、基地局及び基地局の省電力方法に関する。
一般家庭又はオフィスなどの建物内において、セル半径が数十メートル以下の狭小セル(フェムトセル:Femto Cell)をカバー範囲とする無線通信基地局装置(フェムトセル基地局、又はHome Node−B等と称される。以下、「フェムトセル基地局」又は「HNB」と記す。)の設置が検討されている。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)LTE(Long term evolution)で検討されているフェムトセル基地局は、例えば、家庭に設置された場合、その家の家族だけにアクセスを制限するなどのように、限られたグループメンバーにだけアクセスを許可することが検討されている。このようなセルはアクセス限定セル(CSG cell: Closed Service Group cell)と呼ばれることもある。
また、アクセスが許可された携帯端末であるUE(User Equipment)は、フェムトセル基地局に優先的に接続する。すなわち、UEがフェムトセル基地局のエリアに入った場合、フェムトセル基地局よりもセル半径が大きい既存の基地局(以下、「マクロセル」又は「マクロ基地局」と記す。)の電波を受信できたとしても、優先的に小セル無線通信基地局装置に接続する。
現在、移動体通信システムではセル半径が狭い(半径数メートル〜数十メートルの)小型基地局(フェムトセル)が開発されており、各住居に設置されることを想定されている。そして、そのメリット活用して移動体通信サービス(音声通話やデータ通信等)の他にホームセキュリティに用いることも検討されている。
自宅などで用いるフェムトセル基地局では、省電力のため不在時に電源をオフにしておきたい要望がある。手動操作では、消し忘れや点け忘れする場合があり、ユーザにとって不便である。オンを判定する手段としては、移動局の送信信号検出やタイマを用いる方法がある。
非在圏だった移動局からの送信信号を受信(ランダムアクセス手順を実行)するために、基地局は同期信号や報知情報送信、ランダムアクセスチャネル受信などの機能が稼動状態でなければ実現できない。また、これらを常時稼動状態とすると省エネ効果は得られない。
さらに、固定的に設定した時刻でのオン/オフでは、登録ユーザの予定外の行動に対応できない。なお、基地局の省電力技術について、3GPPで技術標準化される動きがある。
特許文献1には、移動体通信システムの基地局及びシャットダウン方法が記載されている。特許文献1記載の基地局は、基地局の停止指示を検出すると、移動機が基地局のエリア内に存在するか否かを判定し、移動機が基地局のエリア内に存在しない場合に、基地局を停止するように制御する。
特許文献1記載の装置及び方法は、フェムトセルにおいて、ユーザの不在を検出し、省電力モード(電源オフ又は間欠動作)に遷移する。省電力モードにおいては、電源投入、移動局からの送信信号を受信又はセキュリティシステムと連動によるユーザ検出により省電力モードを解除する。
特開2009−182619号公報
しかしながら、特許文献1記載の基地局及びシャットダウン方法にあっては、移動局からの送信信号の受信により省電力モードを解除する構成となっていたため、移動局は省電力モード解除の送信信号を送らなければならない。また、移動局にとって、適切なタイミングでの省電力モード解除とならない場合がある。
本発明の目的は、移動局にとって適切なタイミングで省電力モードを解除することができる基地局、及び基地局の省電力方法を提供することである。
本発明の基地局は、移動通信システムで使用される基地局であって、周辺基地局に登録移動局の在圏有無を問い合わせる登録移動局在圏問い合わせ部と、自セルに登録移動局が在圏していないことを、省電力モード移行時として検出する登録移動局有無判定部と、周辺セルへの前記登録移動局在圏問い合わせ周期を満了値とする第1タイマと、前記省電力モードを解除するまでの時間を満了値とする第2タイマと、前記省電力モード移行時において、前記第1及び第2タイマをリセット及び起動するタイマ制御部と、前記省電力モード移行時、無線部の電源をオフするとともに、前記第2タイマの満了検出により省電力モード解除の場合、前記無線部の電源をオンする制御を行う無線部電源制御部と、を備える構成を採る。
本発明の基地局の省電力方法は、移動通信システムで使用される基地局の省電力方法であって、周辺基地局に登録移動局の在圏有無を問い合わせるステップと、自セルに登録移動局が在圏していないことを、省電力モード移行時として検出するステップと、前記省電力モード移行時において、周辺セルへの前記登録移動局在圏問い合わせ周期を満了値とする第1タイマと、前記省電力モードを解除するまでの時間を満了値とする第2タイマとをリセット及び起動するタイマ制御ステップと、前記省電力モード移行時、無線部の電源をオフするとともに、前記第2タイマの満了検出により省電力モード解除の場合、前記無線部の電源をオンするステップと、を有する。
本発明によれば、外出中のユーザ(移動局)にとって適切なタイミングで省電力モードを解除することができる。
本発明の実施の形態1に係るフェムトセル基地局の構成を示すブロック図 上記実施の形態1に係るフェムトセル基地局の省電力モード制御を示すフロー図 上記実施の形態1に係るフェムトセル基地局の省電力モード移行時の動作の例を示す図 上記実施の形態1に係るフェムトセル基地局の省電力モード時の動作の例を示す図 上記実施の形態1に係るフェムトセル基地局のタイマ変更パターン記憶部に記憶されているタイマ変更パターンの例を示す図 本発明の実施の形態2に係るフェムトセル基地局の省電力モードの動作の例を示す図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るフェムトセル基地局の構成を示すブロック図である。図1においては、基地局の省電力方法に直接関係しない機能ブロックの記載は省略されている。
本実施の形態は、基地局の省電力方法をフェムトセル基地局の省電力方法に適用した例である。
図1に示すように、フェムトセル基地局100は、無線部101、ベースバンド信号処理部102、基地局制御情報処理部103、無線部電源制御部104、登録移動局有無判定部105、登録移動局記憶部106、第1タイマ111、第2タイマ112、タイマ制御部113、タイマ変更パターン記憶部121、在圏状態判定部122、及び登録移動局在圏問い合わせ部123を備える。
無線部101は、送信時にはベースバンド信号を無線信号に変換して送信する。無線部101は、受信時には受信した無線信号をベースバンド信号に変換する。
ベースバンド信号処理部102は、送信においては、報知情報、ページング情報、ランダムアクセスチャネル、ユーザ毎のデータ及び制御情報の符号化及び変調を行う。ベースバンド信号処理部102は、受信においては、ランダムアクセスチャネル、ユーザ毎のデータ及び制御情報の復調及び復号化を行う。
基地局制御情報処理部103は、局間制御局及び基地局間の有線インタフェース(LTEにおいてはS1及びX2)において伝送される制御データ(C−Plane)及びユーザデータ(U−Plane)の送受信処理を行う。また、基地局制御情報処理部103は、基地局の制御情報を処理し、基地局の制御を行う。
無線部電源制御部104は、無線部101の電源のオン及びオフを制御する。本実施の形態では、無線部電源制御部104は、登録移動局有無判定部105において、自セルに在圏している登録移動局がないことを検出した場合(省電力モード移行の場合)、無線部101をオフにする。また、無線部電源制御部104は、第2タイマ112の満了を検出した場合(省電力モード解除の場合)、無線部101の電源をオンにする。
登録移動局有無判定部105は、自セルに登録移動局が在圏していないことを、省電力モード移行時として検出する。登録移動局がいない状態とは、例えば、自セルにおけるRRC_CONNECTED_UEが存在しない状態を指す。
登録移動局記憶部106は、自フェムトセル基地局100を利用可能な移動局を記憶する。
第1タイマ111は、周辺セルへの登録移動局在圏問い合わせ周期を満了値とするタイマである。
第2タイマ112は、省電力モードを解除するまでの時間を満了値とするタイマである。
タイマ制御部113は、省電力モード移行時において、第1タイマ111及び第2タイマ112をリセット及びタイマを起動する。具体的には、タイマ制御部113は、以下の制御を行う。
タイマ制御部113は、移動局の全てが自局の通信圏外にハンドオーバした際に第1タイマ111及び第2タイマ112を起動し、かつ、登録移動局在圏問い合わせ部123及び第1タイマ111及び第2タイマ112以外を省電力モードに移行させる。
タイマ制御部113は、登録移動局が在圏する基地局に応じて、第1タイマ111及び第2タイマ112の満了時刻を変更する。満了時刻は、移動局が近隣の基地局に在圏する場合は短く、移動局が遠方の基地局に在圏する場合は長くする。
ここで、フェムトセル基地局100は、在圏問い合わせ結果及び問い合わせ時刻を複数回分保持し、これらの情報から移動局の移動方向を推定し、タイマ制御部113は、推定した前記移動方向に基づいて、移動局が自局に近づいている場合は第2タイマ112の満了時刻を短くし、移動局が自局から遠ざかっている場合は第2タイマ112の満了時刻を長くする。
タイマ制御部113は、推定した前記移動方向に基づいて、移動局が同じ基地局にいるとき、又は遠ざかる場合は第2タイマ112をリセットする。
タイマ制御部113は、登録移動局の問い合わせ時に第1タイマ111をリセットする。
タイマ制御部113は、第2タイマ112の時間満了時に、省電力モードに移行した機能を起動する。
タイマ制御部113は、登録移動局在圏問い合わせ結果受信時においては、在圏状態判定部122により決定されたタイマ変更パターンに従い第1タイマ111及び第2タイマ112のタイマ値及びタイマ満了値を更新する。
タイマ変更パターン記憶部121は、登録移動局の在圏セルの変化に応じたタイマ変更パターンを保持する。
在圏状態判定部122は、登録移動局在圏問い合わせ結果受信時において、登録移動局の在圏セルの変化に応じてタイマ変更パターン記憶部121に保持されているタイマ変更パターンを参照し、タイマ変更パターンを決定する。在圏状態判定部122は、決定したタイマ変更パターンをタイマ制御部113に通知する。
登録移動局在圏問い合わせ部123は、第1タイマ111の満了検出時に、基地局制御情報処理部103を介して周辺セルに登録移動局の在圏有無を問い合わせる。周辺基地局は、フェムトセル基地局100の登録移動局の在圏の有無を、例えば、自セルに問い合わせられた移動局がRRC_CONNECTED状態であるどうかにより判定する。
以下、上述のように構成されたフェムトセル基地局100の省電力動作について説明する。
図2は、フェムトセル基地局100の省電力モード制御を示すフローチャートである。
まず、ステップS1で、フェムトセル基地局100は、省電力モードか否かを判別する。省電力モードでない場合は、ステップS2で、フェムトセル基地局100は、省電力モード解除中に、定期的に在圏移動局の有無を判定する。在圏移動局有無判定方法は、例えば、自セルにおけるRRC_CONNECTED_UE数に基づいて判定する。具体的には、RRC_CONNECTED_UE数がゼロか否かを判定し、RRC_CONNECTED_UE数がゼロでない場合は、本フローを終了する。
移動局200の移動に伴い、フェムトセルは自セルのRRC_CONNECTED_UE数がゼロになったことを検出した場合(ステップS2のYes)、ステップS3以降で第1タイマ111及び第2タイマ112の初期化、及び起動後に省電力モードに移行する。
すなわち、ステップS3で、タイマ制御部113は、第1タイマ111を初期化し、ステップS4で、タイマ制御部113は、第2タイマ112を初期化する。
ステップS5で、タイマ制御部113は、第1タイマ111を起動し、ステップS6で、タイマ制御部113は、第2タイマ112を起動する。
ステップS7で、フェムトセル基地局100は、省電力モードに移行し、無線部101の電源をオフにして本フローを終了する。
上記ステップS1で省電力モードの場合、ステップS8で、タイマ制御部113は、第2タイマ112が満了か否かを判別する。
第2タイマ112が満了していない場合、ステップS9で、タイマ制御部113は、第1タイマ111が満了か否かを判別する。第1タイマ111が満了していない場合、本フローを終了する。
第1タイマ111が満了している場合、ステップS10で、登録移動局在圏問い合わせ部123は、周辺セルに対して自フェムトセル基地局に登録している移動局の在圏の有無を問い合わせる。
問い合わせ先となる周辺セルは、フェムトセル基地局設置時に設定し、自セルの位置変更や周辺セルの設置状態に応じて再起動やアップデートにより容易に更新できるものとする。周辺セルへの問い合わせは、基地局の制御や移動局のユーザデータ及び制御データを伝送する有線インタフェースを用いて行う。
ステップS11で、在圏状態判定部122は、周辺セルから報告された問い合わせ結果に基づいて、在圏状態を判定する。在圏状態判定部122は、在圏状態からタイマ変更パターン記憶部121に記憶されているタイマ変更パターンを選択する。
ステップS12で、タイマ制御部113は、在圏状態判定部122により決定されたタイマ変更パターンに従い、第1タイマ111のタイマ値及びタイマ満了値を更新し、ステップS13で、第2タイマ112のタイマ値及びタイマ満了値を更新する。
ステップS14で、フェムトセル基地局100は、前回の在圏セルを更新して本フローを終了する。具体的には、フェムトセル基地局100は、問い合わせ結果受信時に、「現在の在圏セル」を「前回の在圏セル」とし、「現在の在圏セル」を登録移動局の在圏があると報告されたマクロセルとする。
一方、上記ステップS8で第2タイマ112が満了した場合、ステップS15で、フェムトセル基地局100は、省電力モードを解除し、無線部101の電源をオンにして本フローを終了する。
上記省電力モード制御について、図3乃至図5を参照して詳細に説明する。
図3は、フェムトセル基地局100の省電力モード移行時の動作の例を示す図である。図4は、フェムトセル基地局100の省電力モード時の動作の例を示す図である。図5は、フェムトセル基地局100のタイマ変更パターン記憶部121に記憶されているタイマ変更パターンの例を示す図である。
[省電力モード移行時の動作]
図3に示すように、省電力モード移行時には、移動局200は、利用可能なフェムトセルでの在圏状態(図3(1)の地点)を起点に、マクロセル#1(図3(2)の地点)、マクロセル#2(図3(3)及び(4)の地点)の順に、マクロセル#1(図3(10)の地点)まで移動し、最後にフェムトセルに戻る(図3(1)の地点)動きを示している。
フェムトセル基地局100は、省電力モード解除中に、定期的に在圏移動局の有無を判定する。判定方法は、例えば、自セルにおけるRRC_CONNECTED_UE数に基づき判定する(図2のステップS2参照)。
移動局200の移動に伴い、フェムトセルは自セルのRRC_CONNECTED_UE数がゼロになったことを検出した場合、省電力モードに移行する(図2のステップS7参照)。
上記省電力モード移行時に、第1タイマ111及び第2タイマ112を初期化する。続いて、第1タイマ111及び第2タイマ112を起動する。続いて、無線部101の電源をオフにする。
図3では、省電力モード移行において、移動局200がフェムトセル(図3(1)の地点)からマクロセル#1(図3(2)の地点)に移動(ハンドオーバ)するに伴い、RRC_CONNECTED_UE数ゼロと判定し、省電力モードに移行する。
[省電力モード時の動作]
図4に示すように、省電力モード時において、移動局200は、マクロセル#2(図4(4)の地点)に在圏し、その後に、マクロセル#8(図4(5)の地点)に移動してマクロセル#8に在圏している状態を示す。
フェムトセル基地局100は、第1タイマ111の満了を検出した時に、周辺セルに対して自フェムトセル基地局100に登録している移動局の在圏の有無を問い合わせる(図2のステップS10参照)。問い合わせ先となる周辺セルは、フェムトセル基地局100設置時に設定し、自セルの位置変更や周辺セルの設置状態に応じて再起動やアップデートにより容易に更新できる。
フェムトセル基地局100は、周辺セルから報告された問い合わせ結果に基づき、在圏状態を判定する(図2のステップS11参照)。在圏状態からタイマ変更パターン記憶部121に記憶されているタイマ変更パターンを選択する。選択したタイマ変更パターンに従い、第1タイマ111及び第2タイマ112のタイマ値及びタイマ満了値を更新する(図2のステップS12,S13参照)。
図4の状況においては、マクロセル基地局#8から登録移動局が在圏していることが報告され、他のマクロセル基地局(#1〜7、#9及び#10)からは登録移動局の在圏がないことが報告される。
周辺セルは、登録移動局の在圏の有無を、例えば、自セルに問い合わせされた移動局200がRRC_CONNECTED状態であるどうかにより判定する。
ここで、前回の問い合わせ時には、移動局200は、マクロセル#2に在圏しており、マクロセル基地局#2からのみ登録移動局が在圏していることが報告されている。フェムトセル基地局100は、問い合わせ結果受信時に、「現在の在圏セル」を「前回の在圏セル」とし、「現在の在圏セル」を登録移動局の在圏があると報告されたマクロセルとする。図4において、周辺セルからの報告を受信した時に、それまでに「現在の在圏セル」であったマクロセル#2を「前回の在圏セル」とし、「現在の在圏セル」をマクロセル#8とする(図2のステップS14参照)。
[タイマ変更パターン例]
図5に示すように、タイマ変更パターンは、図5のパターンに従い、「前回の在圏セル」であるマクロセル#2と「現在の在圏セル」であるマクロセル#8の組み合わせを参照する。
図5の例では、マクロセル#2からマクロセル#8への移動におけるタイマの制御は、移動局200が、フェムトセルから見て遠ざかる方向への移動である。このため、第1及び第2タイマ112に対する制御はタイマ値をリセットし満了値は延長としている。周辺セルへの問い合わせ周期を長くし、問い合わせ頻度を減らすと共に、省電力モード解除までの時間を長くするためである。
制御の状態は、図5中の状態に限らず、具体的数値や本発明を適用した運用において状況に適した状態を設定することができる。また、自セルの位置変更や周辺セルの設置状態に応じて再起動やアップデートにより容易に更新可能である。
[省電力モード解除の動作]
省電力モード時において、フェムトセル基地局100は、省電力モードを解除するか判定を行う。具体的には、フェムトセル基地局100は、省電力モード中に、第2タイマ112の満了を検出した場合(図2のステップS8のYes参照)、省電力モードを解除し、無線部101の電源をオンにする(図2のステップS15参照)。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、フェムトセル基地局100は、周辺基地局に登録移動局の在圏有無を問い合わせる登録移動局在圏問い合わせ部123と、自セルに登録移動局が在圏していないことを、省電力モード移行時として検出する登録移動局有無判定部105とを備える。また、フェムトセル基地局100は、周辺セルへの登録移動局在圏問い合わせ周期を満了値とする第1タイマ111と、省電力モードを解除するまでの時間を満了値とする第2タイマ112とを備える。また、フェムトセル基地局100は、省電力モード移行時において、第1タイマ111及び第2タイマ112をリセット及び起動するタイマ制御部113と、省電力モード移行時、無線部101の電源をオフし、第2タイマ112の満了検出により省電力モード解除の場合、無線部101の電源をオンする無線部電源制御部104とを備える。
上記構成により、フェムトセル基地局100に登録している移動局200が、再度自セル内に入るまでの時間を周辺のセルでの在圏状態から推定することができ、無線部101の電源オンまでの時刻を動的に変更することができる。したがって、ユーザ(移動局)にとって適切なタイミングで省電力モードを解除(無線部101の電源をオン)することができる。登録移動局の在圏有無に応じて無線部101の電源をオン/オフを制御することで、省電力を実現することができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係るフェムトセル基地局の省電力モードの動作の例を示す図である。図3と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
本発明の実施の形態2における移動無線端末の基本的な構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
本実施の形態は、実施の形態1における移動局の位置情報を、周辺セルにおける登録移動局の在圏有無から、移動局の位置情報を管理サーバが管理する位置情報に代えた構成を採る。
例えば、移動局は、GPS(Global Positioning System)やPRS(Positioning Reference Signals)などを用いて測定し、MME(Mobility Management Entity)などの管理サーバが管理する位置情報とし、問い合わせ先を周辺セルから上記管理サーバに変更する。
位置情報の形態の変更に伴い、タイマ変更パターンを参照するための情報を「前回の在圏セル」及び「現在の在圏セル」からフェムトセル基地局100と移動局との距離に変更する。
タイマ変更パターンの参照においては、フェムトセル基地局100と移動局との距離に幅を持たせたり、距離からタイマ値及びタイマ満了値を直接算出したりするものとする。
動作は実施の形態1と同様であり、同様の効果を得ることができる。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。
例えば、上記実施の形態では、基地局がフェムトセル基地局で説明したが、基地局はピコセルやマイクロセル、IMCS(Inbuilding Mobile Communication System)等であっても構わない。
また、フェムトセル基地局でなくとも、登録したユーザのみ使用可能なCSG(Closed Subscriber Group) Cellもしくは、登録したユーザを優先的にスケジューリングするHybrid Cellであれば適用可能である。
上記各実施の形態では、基地局及び基地局の省電力方法という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、装置はフェムトセル基地局,移動通信システム、方法は省電力制御方法等であってもよい。
さらに、上記フェムトセル基地局を構成する各構成部、例えば、各タイマ、判定部の種類などは前述した実施の形態に限られない。
上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。例えば、バイオ技術の適用等が可能である。
本発明の基地局及び基地局の省電力方法は、フェムトセル基地局を省電力に利用した移動通信システム等の用途に有用である。
100 フェムトセル基地局
101 無線部
102 ベースバンド信号処理部
103 基地局制御情報処理部
104 無線部電源制御部
105 登録移動局有無判定部
106 登録移動局記憶部
111 第1タイマ
112 第2タイマ
113 タイマ制御部
121 タイマ変更パターン記憶部
122 在圏状態判定部
123 登録移動局在圏問い合わせ部
200 移動局

Claims (15)

  1. 移動通信システムで使用される基地局であって、
    周辺基地局に登録移動局の在圏有無を問い合わせる登録移動局在圏問い合わせ部と、
    自セルに登録移動局が在圏していないことを、省電力モード移行時として検出する登録移動局有無判定部と、
    周辺セルへの前記登録移動局在圏問い合わせ周期を満了値とする第1タイマと、
    前記省電力モードを解除するまでの時間を満了値とする第2タイマと、
    前記省電力モード移行時において、前記第1及び第2タイマをリセット及び起動するタイマ制御部と、
    前記省電力モード移行時、無線部の電源をオフするとともに、前記第2タイマの満了検出により省電力モード解除の場合、前記無線部の電源をオンする制御を行う無線部電源制御部と、
    を備える基地局。
  2. 前記登録移動局有無判定部は、
    自セルに登録移動局が在圏していないことを、自セルにおけるRRC_CONNECTED_UEが存在しない状態により判定する、請求項1記載の基地局。
  3. 前記登録移動局在圏問い合わせ部は、
    前記第1タイマ満了時に、周辺基地局へ登録移動局の在圏有無を問い合わせる、請求項1記載の基地局。
  4. 前記タイマ制御部は、
    移動局の全てが自局の通信圏外にハンドオーバした際に前記第1及び第2タイマを起動し、かつ、前記登録移動局在圏問い合わせ部及び前記第1及び第2タイマ以外を前記省電力モードに移行させる、請求項1記載の基地局。
  5. 前記タイマ制御部は、
    登録移動局が在圏する基地局に応じて、前記第1及び第2タイマの満了時刻を変更する、請求項1記載の基地局。
  6. 前記満了時刻は、移動局が近隣の基地局に在圏する場合は短く、移動局が遠方の基地局に在圏する場合は長くする、請求項5記載の基地局。
  7. 在圏問い合わせ結果及び問い合わせ時刻を複数回分保持し、これらの情報から移動局の移動方向を推定する推定部を備える請求項1記載の基地局。
  8. 前記タイマ制御部は、
    推定した前記移動方向に基づいて、移動局が自局に近づいている場合は前記第2タイマの満了時刻を短くし、移動局が自局から遠ざかっている場合は前記第2タイマの満了時刻を長くする、請求項7記載の基地局。
  9. 前記タイマ制御部は、
    推定した前記移動方向に基づいて、移動局が同じ基地局にいるとき、又は遠ざかる場合は前記第2タイマをリセットする、請求項7記載の基地局。
  10. 前記タイマ制御部は、
    登録移動局の問い合わせ時に前記第1タイマをリセットする、請求項1記載の基地局。
  11. 前記タイマ制御部は、
    前記第2タイマの時間満了時に、前記省電力モードに移行した機能を起動する、請求項1記載の基地局。
  12. 登録移動局の在圏セルの変化に応じたタイマ変更パターンを保持するタイマ変更パターン記憶部と、
    前記登録移動局在圏問い合わせ結果受信時において、登録移動局の在圏セルの変化に応じて前記タイマ変更パターン記憶部に保持されているタイマ変更パターンを参照し、タイマ変更パターンを決定する在圏状態判定部とをさらに備え、
    前記タイマ制御部は、
    前記登録移動局在圏問い合わせ結果受信時、前記在圏状態判定部により決定されたタイマ変更パターンに従い前記第1及び第2タイマのタイマ値及びタイマ満了値を更新する、請求項1記載の基地局。
  13. 移動局の位置情報を管理サーバが管理する位置情報とし、前記位置情報の問い合わせ先が管理サーバである、請求項1記載の基地局。
  14. 移動通信システムで使用される基地局の省電力方法であって、
    周辺基地局に登録移動局の在圏有無を問い合わせるステップと、
    自セルに登録移動局が在圏していないことを、省電力モード移行時として検出するステップと、
    前記省電力モード移行時において、
    周辺セルへの前記登録移動局在圏問い合わせ周期を満了値とする第1タイマと、前記省電力モードを解除するまでの時間を満了値とする第2タイマとをリセット及び起動するタイマ制御ステップと、
    前記省電力モード移行時、無線部の電源をオフするとともに、前記第2タイマの満了検出により省電力モード解除の場合、前記無線部の電源をオンするステップと、
    を有する基地局の省電力方法。
  15. 登録移動局の在圏セルの変化に応じたタイマ変更パターンを保持するステップと、
    前記登録移動局在圏問い合わせ結果受信時において、登録移動局の在圏セルの変化に応じて前記保持されているタイマ変更パターンを参照し、タイマ変更パターンを決定するステップとを有し、
    前記タイマ制御ステップでは、
    前記登録移動局在圏問い合わせ結果受信時、前記在圏状態判定部により決定されたタイマ変更パターンに従い前記第1及び第2タイマのタイマ値及びタイマ満了値を更新する、請求項14記載の基地局の省電力方法。
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