JP2015220466A - 基地局 - Google Patents

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武 功刀
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優貴 品田
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Abstract

【課題】消費電力を低減することである。【解決手段】基地局10は、RX11cと状態移行判定部13bと電力制御部12cとTX11bとを有する。RX11cは、基地局10が省電力状態にある時に、接続要求信号を受信する。状態移行判定部13bは、RX11cにより上記接続要求信号を受信した場合に、基地局10の優先度が、基地局10と同一のグループに属する他の基地局の優先度よりも高いか否かを判定する。電力制御部12cは、状態移行判定部13bにより、基地局10の優先度が他の基地局の優先度よりも高いと判定された場合、基地局10を省電力状態から通常状態に復帰させる。TX11bは、電力制御部12cにより上記通常状態に復帰された後、報知信号を無線送信する。【選択図】図2

Description

本発明は、基地局に関する。
従来、無線通信ネットワークでは、基地局は、自局が形成するエリアに移動局が在圏するか否かを判定するため、下り方向のチャネルにより報知信号を常時送信する。移動局は、基地局から送信される報知信号を監視することで、基地局間の移動(ハンドオーバ)や、上り信号の送信、呼出し(ページング)信号の受信等を行う。基地局は、昼夜を問わず、報知信号を送信するため、例えば、真夜中のオフィス街や過疎地域の様に、携帯電話等の移動局を使用する人が少ない場所においても、報知信号等の下り信号は送信されることとなる。
特開2012−39295号公報 特開2013−131969号公報 特開2012−54767号公報 特表2009−510835号公報
基地局は、自局の形成するエリア内に、通信を行う可能性のある移動局が存在するか否かに拘らず、報知信号を送信し続けるため、該送信に伴う不要な電力消費が増加し、電力が浪費されてしまうことがある。換言すれば、電力使用量に対する実際のサービス提供量の比率が低く、基地局において、電力が非効率的に使用されている。しかしながら、基地局が報知信号の送信を停止してしまうと、移動局は報知信号を受信できないため、移動局のユーザが上記エリア内に入った場合に、所望のサービスを受けられなくなる。また、基地局が、消費電力を低減するために送信電力を弱くすると、サービスを受けられるエリアが狭くなってしまう。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、消費電力を低減することのできる基地局を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本願の開示する基地局は、一つの態様において、受信部と判定部と制御部と送信部とを有する。前記受信部は、基地局が省電力状態にある時に、接続要求信号を受信する。前記判定部は、前記受信部により前記接続要求信号を受信した場合に、前記基地局の優先度が、前記基地局と同一のグループに属する他の基地局の優先度よりも高いか否かを判定する。前記制御部は、前記判定部により、前記基地局の優先度が前記他の基地局の優先度よりも高いと判定された場合、前記基地局を省電力状態から通常状態に復帰させる。前記送信部は、前記制御部により前記通常状態に復帰された後、報知信号を無線送信する。
本願の開示する基地局の一つの態様によれば、消費電力を低減することができる。
図1は、本実施例に係る基地局制御システムの全体構成を示す図である。 図2は、本実施例に係る基地局の機能構成を示す図である。 図3は、本実施例に係る移動局の機能構成を示す図である。 図4は、本実施例に係る基地局のハードウェア構成を示す図である。 図5は、本実施例に係る移動局のハードウェア構成を示す図である。 図6は、本実施例に係る基地局制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図7は、本実施例に係る基地局の省電力状態移行後における基地局制御システムの全体構成を示す図である。 図8は、本実施例に係る移動局のパイロット信号送信時における基地局制御システムの全体構成を示す図である。 図9は、本実施例に係る移動局の移動時における基地局制御システムの全体構成を示す図である。 図10は、変形例1に係る基地局制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図11は、変形例1に係る移動局の着信時における基地局制御システムの全体構成を示す図である。 図12は、変形例2に係る基地局制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図13は、変形例3に係る基地局制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図14は、変形例4に係る基地局制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図15は、変形例5に係る基地局制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図16は、変形例6に係る基地局制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図17は、スモールセルとマクロセルとが混在する基地局配置例を示す図である。 図18は、複数のスモールセルが重なり合った基地局配置例を示す図である。 図19は、5つのスモールセルが部分的に重なり合った基地局配置例を示す図である。 図20は、スモールセルとマクロセルとが混在するRF装置配置例を示す図である。 図21は、複数のスモールセルが重なり合ったRF装置配置例を示す図である。 図22は、5つのスモールセルが部分的に重なり合ったRF装置配置例を示す図である。
以下に、本願の開示する基地局の実施例を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施例により、本願の開示する基地局が限定されるものではない。
図1は、本実施例に係る基地局制御システム1の全体構成を示す図である。図1に示す様に、基地局制御システム1は、複数の基地局10、20を有する。複数の基地局10、20は、上位のCN(Core Network)2にそれぞれ有線接続される。CN2は、自局と基地局10、20との間、及び基地局10と基地局20との間において送受信される各種有線信号の伝送制御を行う。複数の基地局10、20は、移動局との間で各種無線信号を送受信可能な通信エリアとなるセルC10、C20をそれぞれ形成する。また、移動局100は、セルC10に在圏し、基地局10からの報知信号を受信し、移動局200は、セルC20に在圏し、基地局20からの報知信号を受信する。
基地局10は、下り信号(例えば、報知信号)の送信を、送信機器の電源オフまたはスリープ状態への移行により、抑制することで、省電力化を図る。例えば、基地局10は、移動局100からのパイロット信号を監視しており、移動局100が基地局10と通信するために、電源起動や発信操作に伴いパイロット信号を送信すると、該パイロット信号の受信を契機として、送信機器の電源オンまたはスリープ状態から通常状態への復帰により、報知信号の送信を開始する。これにより、基地局10は、報知信号を常時送信する必要が無くなる。従って、報知信号の送信に伴う不要な電力消費は、抑制される。その結果、電力の浪費が回避される。
図2は、本実施例に係る基地局10の機能構成を示す図である。図2に示す様に、基地局10は、RRH(Remote Radio Head)部11と、BB(Base Band)部12と、CNT(CoNTrol)部13とを有する。これら各構成部分は、一方向又は双方向に、信号やデータの入出力が可能な様に接続されている。RRH部11は、例えば移動局100との間で、各種の無線信号の送受信を行う。BB部12は、無線信号の変調や復調を行う。CNT部13は、CN2との通信における呼制御、プロトコル制御等を行い、基地局10とCN2との間のIP(Internet Protocol)インタフェースとして機能する。
なお、図2において、ハッチングの施されたブロックは、基地局10が省電力状態の時に電源オフまたはスリープ状態となる部分である。
RRH部11は、増幅器であるPA(Power Amp)11aと、送信機であるTX(Transmitter)11bと、受信機であるRX(Receiver)11cとを有する。なお、RRH部11は、必ずしも基地局10に内蔵されなくてもよく、基地局10とは別体の装置として外部に設置されるものとしてもよい。
BB部12は、RRH送信インタフェース部12aとRRH受信インタフェース部12bと電力制御部12cとを有する。RRH送信インタフェース部12aは、移動局100への送信信号を変調する変調部12a−1を有し、TX11bとの間でデータ通信を行う。RRH受信インタフェース部12bは、移動局100からの受信信号を復調する復調部12b−1を有し、RX11cとの間でデータ通信を行う。電力制御部12cは、基地局10を構成する各部に供給する電力を制御する。
CNT部13は、主制御部13aと状態移行判定部13bと優先度管理情報DB(Data Base)13cと受信状態管理情報DB13dとCNIF(CoreNetwork InterFace)部13eとを有する。主制御部13aは、呼制御、リソース管理、プロトコル制御、装置監視制御等を行う。状態移行判定部13bは、基地局10を省電力状態へ移行させるか、及び省電力状態から復帰させるかの判定を行う。優先度管理情報DB13cは、所定のグループに属する周辺基地局の省電力状態を解除する優先度を示す情報を格納する。受信状態管理情報DB13dは、基地局10及び周辺基地局の受信品質(例えば、CQI(Channel Quality Indicator)値)を移動局毎に格納する。CNIF部13eは、他の基地局20やCN2等のIPネットワークとの間で送受信する有線信号のIPレイヤを管理する。
図3は、本実施例に係る移動局100の機能構成を示す図である。図3に示す様に、移動局100は、送受信制御部101と音声制御部102と画像制御部103と主制御部104と電源制御部105と音声入出力部106と表示部107と入力部108と格納部109とを有する。これら各構成部分は、一方向又は双方向に、信号やデータの入出力が可能な様に接続されている。
送受信制御部101は、増幅器であるPA(Power Amp)101aと、送信機であるTX(Transmitter)101bと、受信機であるRX(Receiver)101cとを有する。また、送受信制御部101は、移動局100への送信信号を変調する変調部101dと、移動局100からの受信信号を復調する復調部101eと、送受信信号の変換を行う信号変換部101fとを有する。更に、送受信制御部101は、呼制御、リソース管理、プロトコル制御、装置監視制御等を行う信号制御部101gを有する。
音声制御部102は、音声コーデック部102aを有し、送受信制御部101側のユーザデータと、音声入出力部106側の入出力信号との変換を行う。同様に、画像制御部103は、画像コーデック部103aを有し、送受信制御部101側のユーザデータと、表示部107側の入出力信号との変換を行う。主制御部104は、OS(Operating System)やアプリケーションプログラム等のプログラム104aを実行することにより、ユーザインタフェースを介した様々な機能を実現する。電源制御部105は、バッテリ105bに蓄電された電力を、電力制御部105aにより、移動局100を構成する各デバイスに供給する。音声入出力部106は、音声制御部102との間で、音声信号の入出力を行う。表示部107は、画像制御部103との間で、画像信号の入出力を行う。入力部108は、ユーザ操作に従い、文字や数字、記号等の入力を行う。格納部109は、主制御部104の実行するプログラム104aを格納する。
続いて、ハードウェア構成について説明する。図4は、本実施例に係る基地局10のハードウェア構成を示す図である。図4に示す様に、基地局10は、ハードウェアの構成要素として、DSP(Digital Signal Processor)10aと、FPGA(Field Programmable Gate Array)10bと、メモリ10cと、RF(Radio Frequency)部10dと、ネットワークIF(Inter Face)部10eとを有する。DSP10aと、FPGA10bとは、スイッチ等のネットワークIF部10eを介して各種信号やデータの入出力が可能な様に接続されている。RF部10dは、アンテナA1を有する。メモリ10cは、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリにより構成される。
基地局10の機能構成とハードウェア構成との対応関係に関し、RRH部11は、RF部10dにより実現される。BB部12は、例えばDSP10a、FPGA10b等の集積回路により実現される。また、CNT部13の内、主制御部13aと状態移行判定部13bとは、例えばDSP10a、FPGA10b等の集積回路により実現される。優先度管理情報DB13cと受信状態管理情報DB13dとは、メモリ10cにより実現される。CNIF部13eは、ネットワークIF部10eにより実現される。
また、上述した移動局100は、例えば携帯電話によって実現される。図5は、本実施例に係る移動局100のハードウェア構成を示す図である。図5に示す様に、移動局100は、ハードウェアの構成要素として、CPU(Central Processing Unit)100aと、メモリ100bと、アンテナA2を有するRF部100cと、表示装置100dと、入力装置100eと、マイク・スピーカ100fとを有する。メモリ100bは、例えば、SDRAM等のRAM、ROM、フラッシュメモリにより構成される。
移動局100の機能構成とハードウェア構成との対応関係に関し、送受信制御部101は、RF部10dにより実現される。音声制御部102と画像制御部103と主制御部104と電源制御部105とは、例えばCPU100a等の集積回路により実現される。音声入出力部106は、マイク・スピーカ100fにより実現される。表示部107は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置100dにより実現される。入力部108は、タッチパネルやボタン等の入力装置100eにより実現される。格納部109は、メモリ100bにより実現される。
以上、基地局10の構成を代表的に説明したが、他の基地局20の構成は、基地局10の構成と同様である。従って、共通する構成要素には、末尾が同一の参照符号を用いると共に、その図示及び詳細な説明は省略する。移動局についても同様に、上述の説明では、移動局100の構成を代表的に説明したが、他の移動局200の構成は、移動局100の構成と同様である。従って、共通する構成要素には、末尾が同一の参照符号を用いると共に、その図示及び詳細な説明は省略する。
次に、動作を説明する。
図6は、本実施例に係る基地局制御システム1の動作を説明するためのフローチャートである。S1では、基地局10の状態移行判定部13bは、自基地局10におけるトラヒックの量を測定する。S2では、状態移行判定部13bは、該測定の結果が、報知信号の送信を停止するための閾値以下であるか否かの判定を行う。
上記判定の結果、トラヒック量の測定値が閾値以下でない場合(S2;No)には、基地局10は、S1の処理を継続するが、閾値以下である場合(S2;Yes)には、自局を省電力状態に移行させる。すなわち、トラヒック量の測定値≦閾値である場合、基地局10の電力制御部12cは、所定のハード(例えば、PA11a、TX11b、RRH送信インタフェース部12a、変調部12a−1)を電源オフまたはスリープ状態に制御して、報知信号の送信を停止する(S3)。なお、トラヒック量は、例えば、基地局10と移動局100との間で実際に送受信されるデータの量であるが、これに限らず、基地局10のセルC10に在圏する移動局の数であってもよい。
ここで、S3では、基地局10は、無線送信系機器を停止させることにより消費電力を低減させる。すなわち、省電力状態においても、基地局10の無線受信系機器(例えば、RX11c、RRH受信インタフェース部12b、復調部12b−1)や、主制御部13a等のCNT部13は、通常通りに動作可能である。従って、基地局10は、報知信号の送信に伴う電力消費を抑制しつつ、移動局からのパイロット信号の受信処理、あるいは、CN2側から移動局への着信処理を正常に実行することができる。
図7は、本実施例に係る基地局10の省電力状態移行後における基地局制御システム1の全体構成を示す図である。図7に示す様に、基地局制御システム1を構成する基地局10、20の内、基地局10は、上記S3において省電力状態に移行したため、基地局20からは報知信号が送信されるが、基地局10からは報知信号が送信されない。移動局100は、基地局10の形成するセルC10内に位置するが、基地局10から報知信号を受信しなくなるため、圏外表示となる(図6のS4)。
その後、セルC10内において、移動局100の電源オン操作または発信操作が有ると(図6のS5)、移動局100は、基地局10との通信を開始するため、基地局10に対し、パイロット信号を送信する(S6)。図8は、本実施例に係る移動局100のパイロット信号送信時における基地局制御システム1の全体構成を示す図である。図8に示す様に、移動局100が基地局10宛に送信するパイロット信号は、移動局100が基地局10との間で通信を開始するためのトリガとなる。
基地局10の電力制御部12cは、上記S6において送信されたパイロット信号の受信を検知すると、所定のハード(例えば、PA11a、TX11b、RRH送信インタフェース部12a、変調部12a−1)を電源オンに制御して、報知信号の送信を再開する(S7)。S8では、基地局10のTX11bは、移動局100に対し、報知信号を送信する。移動局100は、基地局10の形成するセルC10内に位置するため、基地局10から報知信号を受信し、圏内表示となる(S9)。その結果、移動局100は、基地局10との間で、発信シーケンスの実行が可能となる(S10)。
図9は、本実施例に係る移動局200の移動時における基地局制御システム1の全体構成を示す図である。図9に示す様に、移動局200は、移動により、通信中の基地局20との受信品質が劣化すると、隣接する他の基地局10へのハンドオーバを試行する。ところが、基地局10は省電力状態にあるため、現状では、移動局200は、無線通信を維持することができない。そこで、移動局200は、基地局10との通信を新たに開始するため、ハンドオーバ先の基地局10に対し、パイロット信号の送信を行う。基地局10は、上記パイロット信号の受信を検知すると、電力制御部12cにより、PA11a、TX11b、RRH送信インタフェース部12a、変調部12a−1の各ブロックの電源をオンとし、報知信号の送信を開始する。これにより、移動局200は、基地局20から基地局10にハンドオーバ可能となり、無線通信を維持することができる。
上述した様に、基地局10は、トラヒック量の少ない時間帯に報知信号の送信を停止することにより、不要な報知信号の送信を抑制し、消費電力を低減することができる。特に、高密度に配置された複数の基地局10、20においても、適切に省電力状態が継続されるため、基地局10、20の消費電力の低減が可能となる。
(変形例1)
次に、変形例1について説明する。変形例1に係る基地局は、省電力状態から通常状態へ復帰する契機が、上記実施例に係る基地局と異なる。すなわち、上記実施例に係る基地局は、移動局からのパイロット信号の受信を契機として省電力状態を解除するものとしたが、変形例1に係る基地局は、他の基地局からのページング信号の受信を契機として省電力状態を解除する。以下、上記実施例との相違点を中心として説明する。
変形例1に係る基地局及び移動局の構成は、上述した実施例に係る基地局及び移動局の構成と同様である。従って、変形例1では、上記実施例と共通する構成要素には、同一の参照符号を用いると共に、その図示及び詳細な説明は省略する。図10は、変形例1に係る基地局制御システム1の動作を説明するためのフローチャートである。図10は、上記実施例に係る動作の説明において参照した図6と、同様の処理を複数含むことから、共通するステップには、末尾が同一の参照符号を付すと共に、その詳細な説明は省略する。具体的には、図10のステップT1〜T4、T61、T7〜T10の各処理は、図6に示したステップS1〜S4、S6、S7〜S10の各処理にそれぞれ対応する。
移動局100に着信が有ると、基地局20のCNIF部23eは、省電力状態にある基地局10に対し、ページング信号を送信する(T61)。基地局10は、該ページング信号の受信をトリガとして、省電力状態から通常状態に移行(ウェイクアップ)する。通常状態に移行した基地局10のTX11bは、移動局100に対し、報知信号を送信した(T8)後、更に、圏内表示となった移動局100に対し、上記ページング信号を転送する(T62)。その結果、移動局100は、基地局10との間で、着信シーケンスの実行が可能となる(T10)。
図11は、変形例1に係る移動局100の着信時における基地局制御システム1の全体構成を示す図である。図11に示す様に、報知信号の送信を停止している基地局10のセルC10に在圏する移動局100に対し、他の移動局200から着信が有った場合、基地局10は、停止していた報知信号の送信を再開すると共に、ページング信号により、上記着信を移動局100に通知する。
上述した様に、着信シーケンスにおいては、発信シーケンスと異なり、パイロット信号ではなく、ページング信号がウェイクアップ信号となる。変形例1に係る基地局10によれば、移動局100との間の発信シーケンスのみならず、着信シーケンスにおいても、基地局10の消費電力を低減することができる。また、移動局100は、省電力状態にある基地局10のセルC10に在圏する場合に着信が有った場合でも、通常状態にある基地局20のセルC20に在圏する場合と同様に、自局宛の着信を迅速に検知することができる。
(変形例2)
次に、変形例2について説明する。変形例2は、移動局が送信したパイロット信号を受信する基地局の数が、上記実施例と異なる。すなわち、上記実施例に係る基地局制御システムでは、1台の基地局が、移動局からのパイロット信号を受信するものとしたが、変形例1に係る基地局制御システムでは、複数の基地局が、移動局からのパイロット信号を受信する。以下、上記実施例との相違点を中心として説明する。
変形例2に係る基地局及び移動局の構成は、上述した実施例に係る基地局及び移動局の構成と同様である。従って、変形例2では、上記実施例と共通する構成要素には、同一の参照符号を用いると共に、その図示及び詳細な説明は省略する。図12は、変形例2に係る基地局制御システム1の動作を説明するためのフローチャートである。図12は、上記実施例に係る動作の説明において参照した図6と、同様の処理を複数含むことから、共通するステップには、末尾が同一の参照符号を付すと共に、その詳細な説明は省略する。具体的には、図12のステップU11〜U13及びU21〜U23、U4、U5、U16〜U18及びU26〜U28、U9、U10の各処理は、図6に示したステップS1〜S3、S4、S5、S6〜S8、S9、S10の各処理にそれぞれ対応する。
基地局10、20は、移動局100が送信したパイロット信号を受信すると、所定のハード(例えば、PA11a、21a、TX11b、21b、RRH送信インタフェース部12a、22a、変調部12a−1、22a−1)を電源オンに制御して、報知信号の送信を再開する(U17、U27)。これに伴い、主制御部13a、23aは、RRC(Radio Resource Control) Connection Requestタイマをそれぞれ始動させ、移動局100から送信されるRRC Connection Requestを待機する(U111、U121)。
その後、移動局100は、報知信号の送信元である基地局10、20の中から、上記RRC Connection Requestの送信先となる基地局を選択する。例えば、移動局100は、報知信号の受信品質の高い基地局を優先的に選択する。変形例2では、基地局20からの報知信号の受信品質よりも、基地局10からの報知信号の受信品質が高いことから、基地局10が、上記RRC Connection Requestの送信先として選択される。従って、移動局100は、U10の発信シーケンスにおいて、上記RRC Connection Requestを、基地局10宛に送信する。
基地局10の主制御部13aは、上記RRC Connection Requestの受信を検知すると、U111にて始動させたRRC Connection Requestタイマを停止させる(U112)と共に、移動局100との通信を制御する。一方、基地局20は、上記RRC Connection Requestを受信しないため、所定時間の経過に伴い、U121にて始動させたRRC Connection Requestタイマはタイムアウトとなる。U122では、U23と同様に、基地局20の電力制御部22cは、所定のハード(例えば、PA21a、TX21b、RRH送信インタフェース部22a、変調部22a−1)を電源オフまたはスリープ状態に制御して、報知信号の送信を停止する。その結果、基地局20は、再び、省電力状態に移行する。
上述した様に、複数の基地局10、20がパイロット信号を受信した場合には、これらの基地局10、20の内、移動局100によりRRC Connection Requestの送信先として選択された基地局10のみが、報知信号の送信を継続する。移動局100によりRRC Connection Requestを送信されなかった基地局20は、報知信号の送信再開から所定時間の経過(タイムアウト)に伴い、元の省電力状態に戻る。これにより、省電力状態から通常状態に復帰する基地局は最小限に抑えられ、不要な報知信号の送信が回避される。その結果、消費電力の低減が可能となる。
(変形例3)
次に、変形例3について説明する。変形例3は、省電力状態から通常状態に復帰する基地局の選択方法が、上述した変形例2と異なる。すなわち、変形例2に係る基地局制御システムでは、移動局からRRC Connection Requestを受信した基地局が、通常状態に復帰する基地局に選定されるものとしたが、変形例3に係る基地局制御システムでは、優先度が最も高い基地局が選定される。以下、変形例2との相違点を中心として説明する。
変形例3に係る基地局及び移動局の構成は、上述した変形例2に係る基地局及び移動局の構成と同様である。従って、変形例3では、変形例2と共通する構成要素には、同一の参照符号を用いると共に、その図示及び詳細な説明は省略する。図13は、変形例3に係る基地局制御システム1の動作を説明するためのフローチャートである。図13は、変形例2に係る動作の説明において参照した図12と、同様の処理を複数含むことから、共通するステップには、末尾が同一の参照符号を付すと共に、その詳細な説明は省略する。具体的には、図13のステップV11〜V13及びV21〜V23、V4、V5、V16及びV26、V17、V18、V9、V10の各処理は、図12に示したステップU11〜U13及びU21〜U23、U4、U5、U16及びU26、U17、U18、U9、U10の各処理にそれぞれ対応する。
基地局10、20は、移動局100が送信したパイロット信号を受信すると、状態移行判定部13b、23bにより、優先度管理情報DB13c、23cを参照する。優先度管理情報DB13c、23cには、事前にグループ化された近隣基地局(例えば、基地局10、20)内での優先度が設定されている。該優先度は、グループ内の基地局の内、何れの基地局を、省電力状態から通常状態に移行させるかの優先順位を示す。このため、基地局10の状態移行判定部13bは、優先度管理情報DB13cを参照することで、自局のグループ内優先度が1番であるか否かの判定を行うことができる。同様に、基地局20の状態移行判定部23bは、優先度管理情報DB23cを参照することで、自局のグループ内優先度が1番であるか否かの判定を行うことができる。
なお、各基地局10、20は、状態移行判定部13b、23bにより、上記グループ内優先度の判定に先立ち、パイロット信号を受信した他の基地局が同一グループ内に存在するか否かの判定を行うものとしてもよい。そして、該判定の結果、上記パイロット信号を受信した基地局が自局以外に存在する場合に限り、各基地局10、20は、自局のグループ内優先度が他局のグループ内優先度よりも高いか否か、すなわち、通常状態に復帰すべきか否かの判定を行うものとしてもよい。
変形例3では、グループ内基地局の内、基地局10に1番の優先度が設定されているので、基地局10の状態移行判定部13bは、基地局10のグループ内優先度が1番であると判定する(V111)。そして、基地局10の電力制御部12cは、所定のハード(例えば、PA11a、TX11b、RRH送信インタフェース部12a、変調部12a−1)を電源オンに制御して、報知信号の送信を再開する(V17)。
一方、V121では、基地局20の状態移行判定部23bは、基地局20のグループ内優先度が1番以外(例えば、2番)であると判定する。そして、基地局20の電力制御部22cは、V23にて実行した報知信号の送信停止を継続する(V122)。
以上説明した様に、基地局10は、RX11cと状態移行判定部13bと電力制御部12cとTX11bとを有する。RX11cは、基地局10が省電力状態にある時に、移動局100から接続要求信号(例えば、パイロット信号)を受信する。状態移行判定部13bは、RX11cにより上記接続要求信号を受信した場合に、基地局10の優先度が、基地局10と同一のグループに属する他の基地局20の優先度よりも高いか否かを判定する。電力制御部12cは、状態移行判定部13bにより、基地局10の優先度が他の基地局20の優先度よりも高いと判定された場合、基地局10を省電力状態から通常状態に復帰させる。TX11bは、電力制御部12cにより上記通常状態に復帰された後、移動局100に報知信号を無線送信する。また、状態移行判定部13bは、上記接続要求信号を受信した他の基地局20が上記グループ内に存在するか否かを更に判定し、他の基地局20が存在する場合に、基地局10の優先度が他の基地局20の優先度よりも高いか否かを判定するものとしてもよい。
ここで、上記接続要求信号は、例えば、移動局100の電源オン(投入)または移動局100からの発信に伴い、移動局100から送信されるパイロット信号である。また、上記接続要求信号は、移動局100による基地局10へのハンドオーバに伴い、移動局100から送信されるパイロット信号であってもよい。更に、上記接続要求信号は、省電力状態にある基地局10に在圏する移動局100への着信に伴い、他の基地局200から送信されるページング信号であってもよい。
上述した様に、変形例3に係る基地局制御システム1では、複数の基地局を事前にグループ化しておき、複数の基地局10、20がパイロット信号を受信した場合には、上記グループ内での優先度に基づき、優先度の最も高い基地局10のみを通常状態に復帰させる。これにより、優先度の低い他の基地局20は、パイロット信号の受信の有無に拘らず、一旦開始した省電力状態を維持するので、省電力状態から通常状態に復帰する基地局は最小限に抑えられ、不要な報知信号の送信が回避される。その結果、消費電力の低減が可能となる。
また、変形例2と異なり、基地局20は、一旦通常状態に復帰すること無く、図13のV23以降、省電力状態を継続するため、更なる省電力化が可能となる。また、移動局100においても、報知信号が複数の基地局10、20から受信されることがないため、通信相手の基地局を選択する処理が不要となり、移動局100の負荷が軽減される。
なお、基地局に事前に設定されるグループ内優先度は、任意の順位でもよいし、例えば、セルの大きい順、周波数帯域の高い順、周辺環境の良好な順(例えば、遮蔽物、反射物の有無)等であってもよい。また、グループ内優先度は、必ずしも固定的に設定されなくてもよく、例えば、移動局100との距離や受信品質、電波強度、干渉の有無、時間帯等に応じて、動的に変更されるものとしてもよい。
(変形例4)
次に、変形例4について説明する。変形例4は、移動局との間で発信シーケンスを実行する基地局が、上述した変形例3と異なる。すなわち、変形例3に係る基地局制御システムでは、グループ内優先度が最も高い基地局が、移動局との間で発信シーケンスを実行するものとしたが、変形例4に係る基地局制御システムでは、優先度が2番目に高い基地局が発信シーケンスを実行する。以下、変形例3との相違点を中心として説明する。
変形例4に係る基地局及び移動局の構成は、上述した変形例3に係る基地局及び移動局の構成と同様である。従って、変形例4では、変形例3と共通する構成要素には、同一の参照符号を用いると共に、その図示及び詳細な説明は省略する。図14は、変形例4に係る基地局制御システム1の動作を説明するためのフローチャートである。図14は、変形例3に係る動作の説明において参照した図13と、同様の処理を複数含むことから、共通するステップには、末尾が同一の参照符号を付すと共に、その詳細な説明は省略する。具体的には、図14のステップW11〜W13及びW21〜W23、W4、W5、W16及びW26、W17、W18、W9、W10の各処理は、図13に示したステップV11〜V13及びV21〜V23、V4、V5、V16及びV26、V17、V18、V9、V10の各処理にそれぞれ対応する。また、図14のステップW111、W121、W122の各処理は、図13に示したステップV111、V121、V122の各処理にそれぞれ対応する。
W17では、基地局10の電力制御部12cは、所定のハード(例えば、PA11a、TX11b、RRH送信インタフェース部12a、変調部12a−1)を電源オンに制御して、報知信号の送信を再開する。しかしながら、電波状態や通信負荷等、何らかの理由により、上記報知信号が、移動局100に到達しないことがある(W18)。この場合、移動局100は、パイロット信号の送信(W16、W26)時点から所定時間が経過しても、何れの基地局からも報知信号が受信されないことを検知し、パイロット信号の再送を行う(W113、W123)。
W27では、基地局20の電力制御部22cは、上記W123において送信されたパイロット信号の受信を検知すると、所定のハード(例えば、PA21a、TX21b、RRH送信インタフェース部22a、変調部22a−1)を電源オンに制御して、報知信号の送信を再開する。基地局20は、基地局10から事前に、基地局10が報知信号の送信に失敗したことを通知されているため、もしくは、基地局10からの通知ではなく一定時間内に同じ移動局100からのパイロット信号が再送されたことを検知しているため、優先度が2番目に高い自局が省電力状態から通常状態に復帰すべき基地局であることを検知することができる。従って、基地局20は、通常状態に移行後、報知信号を送信する(W124)。
一方、基地局10は、W113で再送されたパイロット信号の受信に伴い、基地局20と同様に、報知信号を送信する(W114)が、移動局100と基地局20との間の発信シーケンスの確立を基地局20から検知すること、または報知信号の送信から所定時間の経過(タイムアウト)の間にRRC Connection Requestを受信できなかったことに伴い、再び省電力状態に戻る。すなわち、基地局10の電力制御部12cは、所定のハード(例えば、PA11a、TX11b、RRH送信インタフェース部12a、変調部12a−1)を電源オフまたはスリープ状態に制御して、報知信号の送信を停止する(W115)。
なお、基地局10は、W18において、報知信号の送信に失敗しているため、該送信の失敗検知後に、W114の報知信号の再送信を行うことなく、省電力状態に移行する(W115)ものとしてもよい。
上述した様に、変形例4に係る基地局制御システム1は、基地局10と移動局100との間に何らかの通信障害が発生した場合等にも、各基地局10、20の省電力化を図りつつ、基地局20と移動局100との通信を、迅速かつ確実に再開することができる。その結果、基地局制御システム1の信頼性が向上する。
(変形例5)
次に、変形例5について説明する。変形例5は、省電力状態から通常状態に復帰する基地局の選択方法が、上述した変形例3と異なる。すなわち、変形例3に係る基地局制御システムでは、グループ内優先度の最も高い基地局が、通常状態に復帰する基地局に選定されるものとしたが、変形例5に係る基地局制御システムでは、受信状態の最も良い基地局が選定される。以下、変形例3との相違点を中心として説明する。
変形例5に係る基地局及び移動局の構成は、上述した変形例3に係る基地局及び移動局の構成と同様である。従って、変形例5では、変形例3と共通する構成要素には、同一の参照符号を用いると共に、その図示及び詳細な説明は省略する。図15は、変形例5に係る基地局制御システム1の動作を説明するためのフローチャートである。図15は、変形例3に係る動作の説明において参照した図13と、同様の処理を複数含むことから、共通するステップには、末尾が同一の参照符号を付すと共に、その詳細な説明は省略する。具体的には、図15のステップX11〜X13及びX21〜X23、X4、X5、X16及びX26、X17、X18、X9、X10の各処理は、図13に示したステップV11〜V13及びV21〜V23、V4、V5、V16及びV26、V17、V18、V9、V10の各処理にそれぞれ対応する。
基地局10、20の各々は、移動局100が送信したパイロット信号を受信すると、状態移行判定部13b、23bにより、受信状態管理情報DB13d、23dを参照する。受信状態管理情報DB13d、23dには、近隣基地局(例えば、基地局10、20)における受信状態を示す情報が格納されている。該受信状態は、何れの基地局を省電力状態から通常状態に移行させるかの指標となる情報であり、例えば、パイロット信号の受信品質である。
但し、各基地局10、20は、受信品質の代わりに、パイロット信号の受信時刻や電波強度等を用いてもよい。受信品質を用いる場合には良好な順に基地局が選択されるが、例えば、受信時刻を用いる場合には早い順に基地局が選択され、電波強度を用いる場合には強い順に基地局が選択される。基地局10の状態移行判定部13bは、受信状態管理情報DB13dを参照することで、自局の受信状態が1番良好であるか否かの判定を行うことができる。同様に、基地局20の状態移行判定部23bは、受信状態管理情報DB23dを参照することで、自局の受信状態が1番良好であるか否かの判定を行うことができる。
各基地局10、20は、移動局100からパイロット信号を受信すると(X16、X26)、CNIF部13e、23eにより、上記パイロット信号の受信状態を示す情報を相互に送受信する(X111)。変形例5では、基地局10、20の内、基地局10の受信状態が最良であるので、基地局10の状態移行判定部13bは、基地局10の受信状態が1番であると判定する(X112)。そして、基地局10の電力制御部12cは、所定のハード(例えば、PA11a、TX11b、RRH送信インタフェース部12a、変調部12a−1)を電源オンに制御して、報知信号の送信を再開する(X17)。
一方、X122では、基地局20の状態移行判定部23bは、基地局20の受信状態が1番以外(例えば、2番)であると判定する。そして、基地局20の電力制御部22cは、X23にて実行した報知信号の送信停止を継続する(X123)。
上述した様に、変形例5に係る基地局制御システム1では、複数の基地局10、20がパイロット信号を受信した場合には、各基地局10、20の受信状態を参照し、受信状態の最も良い基地局10のみを通常状態に復帰させる。これにより、受信状態の良好でない他の基地局20は、パイロット信号の受信の有無に拘らず、一旦開始した省電力状態を維持するので、省電力状態から通常状態に復帰する基地局は最小限に抑えられ、不要な報知信号の送信が回避される。その結果、消費電力の低減が可能となる。
また、変形例2と比較して、基地局20は、一旦通常状態に復帰すること無く、図15のX23以降、省電力状態を継続するため、更なる省電力化が可能となる。また、移動局100においても、報知信号が複数の基地局10、20から受信されることがないため、通信相手の基地局を選択する処理が不要となり、移動局100の負荷が軽減される。
なお、変形例5では、通常状態に復帰させる基地局を決定するための受信状態は、上り方向の信号であるパイロット信号の受信状態であるものとした。しかしながら、上記受信状態は、上り方向の受信状態に限らず、下り方向の信号の受信状態(移動局100側の受信状態)であってもよい。
(変形例6)
次に、変形例6について説明する。変形例6は、移動局との間で発信シーケンスを実行する基地局が、上述した変形例5と異なる。すなわち、変形例5に係る基地局制御システムでは、1回目のパイロット信号の受信時における受信状態が最も良い基地局が、移動局との間で発信シーケンスを実行するものとしたが、変形例6に係る基地局制御システムでは、再送されたパイロット信号の受信時における受信状態が最も良い基地局が発信シーケンスを実行する。以下、変形例5との相違点を中心として説明する。
変形例6に係る基地局及び移動局の構成は、上述した変形例5に係る基地局及び移動局の構成と同様である。従って、変形例6では、変形例5と共通する構成要素には、同一の参照符号を用いると共に、その図示及び詳細な説明は省略する。図16は、変形例6に係る基地局制御システム1の動作を説明するためのフローチャートである。図16は、変形例5に係る動作の説明において参照した図15と、同様の処理を複数含むことから、共通するステップには、末尾が同一の参照符号を付すと共に、その詳細な説明は省略する。
具体的には、図16のステップY11〜Y13及びY21〜Y23、Y4、Y5、Y16及びY26、Y17、Y18、Y9、Y10の各処理は、図15に示したステップX11〜X13及びX21〜X23、X4、X5、X16及びX26、X17、X18、X9、X10の各処理にそれぞれ対応する。また、図16のステップY111、Y112、Y122、Y123の各処理は、図15に示したステップX111、X112、X122、X123の各処理にそれぞれ対応する。更に、図16のステップY113、Y123、Y114、Y115、Y116、Y125、Y126、Y27の各処理は、図15に示したステップX16、X26、X111、X122、X23、X112、X17、X18の各処理にそれぞれ対応する。
Y17では、基地局10の電力制御部12cは、所定のハード(例えば、PA11a、TX11b、RRH送信インタフェース部12a、変調部12a−1)を電源オンに制御して、報知信号の送信を再開する。しかしながら、電波状態や通信負荷等、何らかの理由により、上記報知信号が、移動局100に到達しないことがある(Y18)。この場合、移動局100は、パイロット信号の送信(Y16、Y26)時点から所定時間が経過しても、何れの基地局からも報知信号が受信されないことを検知し、パイロット信号の再送を行う(Y113、Y123)。
各基地局10、20は、移動局100からパイロット信号を受信すると(Y113、Y123)、CNIF部13e、23eにより、上記パイロット信号の受信状態を示す情報を相互に送受信する(Y114)。この時点では、上記Y111の時点と異なり、受信状態が最良の基地局は、基地局10から基地局20に変更しているため、基地局10の状態移行判定部13bは、基地局10の受信状態が1番以外(例えば、2番)であると判定する(Y115)。そして、基地局10の電力制御部12cは、所定のハード(例えば、PA11a、TX11b、RRH送信インタフェース部12a、変調部12a−1)を電源オフまたはスリープ状態に制御して、報知信号の送信を停止する(Y116)。
一方、Y125では、基地局20の状態移行判定部23bは、基地局20の受信状態が1番であると判定する。そして、基地局20の電力制御部22cは、所定のハード(例えば、PA21a、TX21b、RRH送信インタフェース部22a、変調部22a−1)を電源オンに制御して、報知信号の送信を再開する(Y126)。
上述した様に、変形例6に係る基地局制御システム1は、基地局10と移動局100との間に何らかの通信障害が発生した場合等にも、各基地局10、20の省電力化を図りつつ、直近で受信状態が最良の基地局20と移動局100との通信を、迅速かつ確実に再開することができる。その結果、基地局制御システム1の信頼性が向上する。
なお、変形例6においても、各基地局10、20は、受信品質の代わりに、パイロット信号の受信時刻や電波強度等を用いることができる。受信品質を用いる場合には、より受信品質の良好な基地局が優先的に、移動局100の通信相手として選択されるが、例えば、受信時刻を用いる場合には、より受信時刻の早い基地局が優先的に選択される。また、電波強度を用いる場合には、より電波強度の強い基地局が優先的に選択される。
なお、上記実施例及び各変形例では、各基地局10、20は、互いに重なり合わない複数のセルC10、C20を形成するものとした。しかしながら、セルC10、C20の位置関係は、必ずしも図1に示したものに限らない。図17は、スモールセルC10とマクロセルC20とが混在する基地局配置例を示す図である。図17に示す様に、スモールセルC10は、その全部または一部がマクロセルC20に包含されるものとしてもよいし、包含されなくてもよい。
図18は、複数のスモールセルC10、C20が重なり合った基地局配置例を示す図である。図18に示す様に、複数のスモールセルC10、C20は、その全部または一部が重なり合うものとしてもよい。また、複数のセルは、必ずしもスモールセル同士でなくてもよく、マクロセル同士であってもよい。
CN2に接続される基地局は、必ずしも2台に限らず、3台以上であってもよい。図19は、5つのスモールセルが部分的に重なり合った基地局配置例を示す図である。図19に示す様に、基地局10、20と、基地局10、20と同様の構成を有する複数の基地局30、40、50とが、部分的に重なり合う5つのスモールセルC10〜C50を形成するものとしてもよい。なお、部分的に重なり合う複数のセルは、必ずしもスモールセル同士でなくてもよく、マクロセル同士、あるいは異なる種類のセルの混在であってもよい。
更に、複数のセルを形成する装置は、必ずしも基地局装置でなくてもよい。図20は、スモールセルC10−2とマクロセルC10−3とが混在するRF装置配置例を示す図である。図20に示す様に、CBBU(Control Base Band Unit)10−1に接続された複数のRF(Radio Frequency)装置10−2、10−3により、それぞれスモールセルC10−2とマクロセルC10−3とが形成される。スモールセルC10−2は、図20に示す様に、その全部または一部がマクロセルC10−3に包含されるものとしてもよいし、包含されなくてもよい。
図21は、複数のスモールセルC10、C20が重なり合ったRF装置配置例を示す図である。図21に示す様に、複数のスモールセルC10−2、C10−3は、その全部または一部が重なり合うものとしてもよい。また、複数のセルは、必ずしもスモールセル同士でなくてもよく、マクロセル同士であってもよい。
CBBU10−1に接続されるRF装置は、必ずしも2台に限らず、3台以上であってもよい。図22は、5つのスモールセルが部分的に重なり合ったRF装置配置例を示す図である。図22に示す様に、RF装置10−2、10−3と、RF装置10−2、10−3と同様の構成を有する複数のRF装置10−4、10−5、10−6とが、部分的に重なり合う5つのスモールセルC10−2〜C10−6を形成するものとしてもよい。なお、部分的に重なり合う複数のセルは、必ずしもスモールセル同士でなくてもよく、マクロセル同士、あるいは異なる種類のセルの混在であってもよい。
なお、上記各変形例2〜6では、複数の基地局10、20の内、選択された1つの基地局のみが通常状態に復帰し、移動局100との間で発信シーケンスを行うものとした。しかしながら、通常状態に復帰する基地局の数は、複数であってもよい。例えば、移動局100の送信したパイロット信号が緊急呼である場合には、通信の確保が急務であるため、選択されなかった基地局も、パイロット信号の受信を契機として通常状態に復帰し、移動局100との間で発信シーケンスを行うものとしてもよい。これにより、移動局100は、緊急時においても、より確実に基地局との間で通信を確立し、所望の通信相手に発信することができる。従って、基地局制御システム1は、消費電力を増大させることなく、ユーザに対する信頼性を維持することが可能となる。
また、上記実施例及び各変形例では、移動局として携帯電話を想定して説明したが、本発明は、携帯電話に限らず、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等、基地局やRF装置との間で、直接または間接的に無線通信を行う様々な通信機器に対して適用可能である。変形例2、3、5、6では、基地局10は、受信品質を示す指標としてCQI値を用いるものとした。しかしながら、基地局10は、CQI値に限らず、電波強度を表すRSSI(Received Signal Strength Indication)値、あるいは、電波状態を表すSIR(Signal to Interference Ratio)値やSINR(Signal to Interference plus Noise Ratio)値を参照するものとしてもよい。
更に、基地局10の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的態様は、図示のものに限らず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することもできる。例えば、CNT部13の主制御部13aと状態移行判定部13b、あるいは、BB部12のRRH送信インタフェース部12aと変調部12a−1、RRH受信インタフェース部12bと復調部12b−1を、それぞれ1つの構成要素として統合してもよい。反対に、基地局10の状態移行判定部13bに関し、トラヒック量を測定する部分と、報知信号の送信を停止するか否かの判定を行う部分とに分散してもよい。また、メモリ10cを、基地局10の外部装置として、ケーブルやネットワーク経由で接続する様にしてもよい。
また、上記説明では、実施例及び個々の変形例毎に個別の構成、及び動作を説明した。しかしながら、実施例及び各変形例に係る基地局10は、実施例や他の変形例に特有の構成要素を併せて有するものとしてもよい。また、実施例、変形例毎の組合せについても、2つに限らず、3つ以上の組合せ等、任意の形態を採ることが可能である。例えば、変形例3、4に係るグループ内優先度の設定を、変形例5、6に係る受信状態に基づく判定処理に、それぞれ適用するものとしてもよい。すなわち、上記グループ内優先度は、基地局10におけるパイロット信号の受信状態が良好な程、高い優先度となる様に、決定されるものとしてもよい。あるいは、変形例3、4に係るグループ内優先度に基づく判定処理を、図10、図11に示した着信シーケンスに適用するものとしてもよい。更に、1つの基地局が、各構成要素の機能が両立する範囲内で、上記実施例及び変形例1〜6において説明した複数の構成要素を併有するものとしてもよい。
1 基地局制御システム
2 CN(Core Network)
10、20、30、40、50 基地局
10−1 CBBU(Control Base Band Unit)
10−2、10−3、10−4、10−5、10−6 RF(Radio Frequency)装置
10a DSP(Digital Signal Processor)
10b FPGA(Field Programmable Gate Array)
10c メモリ
10d RF(Radio Frequency)部
10e ネットワークIF(Inter Face)部
11 RRH(Remote Radio Head)部
11a PA(Power Amp)
11b TX(Transmitter)
11c RX(Receiver)
12 BB(Base Band)部
12a RRH(Remote Radio Head)送信インタフェース部
12a−1 変調部
12b RRH(Remote Radio Head)受信インタフェース部
12b−1 復調部
12c 電力制御部
13 CNT(CoNTrol)部
13a 主制御部
13b 状態移行判定部
13c 優先度管理情報DB(Data Base)
13d 受信状態管理情報DB(Data Base)
13e CNIF(CoreNetwork InterFace)部
100、200 移動局
100a CPU(Central Processing Unit)
100b メモリ
100c RF(Radio Frequency)部
100d 表示装置
100e 入力装置
100f マイク・スピーカ
101 送受信制御部
101a PA(Power Amp)
101b TX(Transmitter)
101c RX(Receiver)
101d 変調部
101e 復調部
101f 信号変換部
101g 信号制御部
102 音声制御部
102a 音声コーデック部
103 画像制御部
103a 画像コーデック部
104 主制御部
104a プログラム
105 電源制御部
105a 電力制御部
105b バッテリ
106 音声入出力部
107 表示部
108 入力部
109 格納部
A1 基地局用アンテナ
A2 移動局用アンテナ
C10、C20、C30、C40、C50 セル
C10−2、C10−3、C10−4、C10−5、C10−6 セル

Claims (6)

  1. 基地局が省電力状態にある時に、接続要求信号を受信する受信部と、
    前記受信部により前記接続要求信号を受信した場合に、前記基地局の優先度が、前記基地局と同一のグループに属する他の基地局の優先度よりも高いか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により、前記基地局の優先度が前記他の基地局の優先度よりも高いと判定された場合、前記基地局を省電力状態から通常状態に復帰させる制御部と、
    前記制御部により前記通常状態に復帰された後、報知信号を無線送信する送信部と
    を有することを特徴とする基地局。
  2. 前記判定部は、前記接続要求信号を受信した他の基地局が前記グループ内に存在するか否かを更に判定し、前記他の基地局が存在する場合に、前記基地局の優先度が前記他の基地局の優先度よりも高いか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記優先度は、前記基地局における前記接続要求信号の受信状態が良い程、高くなる様に決定されることを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  4. 前記接続要求信号は、前記移動局の電源オンまたは前記移動局からの発信に伴い、前記移動局から送信されるパイロット信号であることを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  5. 前記接続要求信号は、前記移動局による前記基地局へのハンドオーバに伴い、前記移動局から送信されるパイロット信号であることを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  6. 前記接続要求信号は、前記移動局への着信に伴い、前記他の基地局から送信されるページング信号であることを特徴とする請求項1に記載の基地局。
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