JP2013229758A - 通信システム、通信装置、隣接通信装置及び通信制御方法 - Google Patents

通信システム、通信装置、隣接通信装置及び通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】外部電源が電力を供給できなくなった場合の通信接続の中断を効率的に抑えることができる通信システム、通信装置、隣接通信装置及び通信制御方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る通信システム100は、電源装置に接続されている通信装置101−1と、通信装置101−1に隣接する隣接通信装置101−7とから構成される通信システム100において、通信装置101−1は、電力供給源が外部電源から電源装置に切り替わったことを検出すると、当該検出結果を隣接通信装置101−7に送信し、隣接通信装置101−7は、検出結果を受信すると、無線リソースを確保し、通信装置101−1と接続中の通信端末103−1から接続要求を受信すると、通信端末103−1に対して確保した無線リソースを割り当てる通信システムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信システム、通信装置、隣接通信装置及び通信制御方法に関するものである。
携帯電話やPHS(Personal Handy-phone System)といった無線通信システムにおける基地局には、無停電電源装置(UPS:Uninterruptible Power Supply)が接続されているものがある。このような基地局は、通常は、図9の経路931のように、外部電源である商用電源から電力供給を受ける。停電により商用電源からの電力供給が絶たれると、基地局901は、経路933のように、併設されている無停電電源装置907(のバッテリ935)から電力供給を受け、運用を継続することができる。
しかし、無停電電源装置からの電力供給量には限りがある。そのため、停電が長時間に及び、無停電電源装置のバッテリが切れてしまうと、基地局に接続されていた通信端末は、通信を継続できなくなってしまう。そこで、近年、無停電電源装置のバッテリ消費を抑える技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の基地局は、停電が生じた場合には、停電前に使用していた変調方式を、データレートは低いが消費電力の少ない変調方式に変更する。これにより、基地局の運用時間を引き延ばすことが可能になる。また、特許文献1の基地局は、停電時であっても高速通信が必要な場合には、停電前に使用していた変調方式を変更せずに使用する。
特開2005−252370号公報
しかし、商用電源が電力を供給できなくなる状況は、地震や津波等の災害発生といった非常事態に起因することが多い。このような場合には、ユーザは、救助要請や安否確認等のために一斉に電話をかけることになり、通信回線が輻輳し易くなる。そのため、特許文献1の基地局は、高速通信を維持するために、変調方式を変更できず、無停電電源装置のバッテリ消費を抑えることが困難になってしまう。バッテリが切れると、基地局の運用が停止し、当該基地局によって確立されている接続は切断される。よって、運用を停止した基地局と接続していた通信端末は、通信を継続できなくなってしまう。
従って、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、外部電源が電力を供給できなくなった場合の通信接続の中断を効率的に抑えることができる通信システム、通信装置、隣接通信装置及び通信制御方法を提供することにある。
上述した諸課題を解決すべく、第1の観点に係る通信システムの発明は、
電源装置に接続されている通信装置と、当該通信装置に隣接する隣接通信装置とから構成される通信システムにおいて、
前記通信装置は、電力供給源が外部電源から前記電源装置に切り替わったことを検出すると、当該検出結果を前記隣接通信装置に送信し、
前記隣接通信装置は、
前記検出結果を受信すると、無線リソースを確保し、
前記通信装置と接続中の通信端末から接続要求を受信すると、当該通信端末に対して前記無線リソースを割り当てる
通信システムである。
また、第2の観点に係る発明は、第1の観点に係る通信システムにおいて、前記隣接通信装置は、前記通信装置と接続中の複数の通信端末から接続要求を受信すると、前記隣接通信装置から遠い通信端末から優先的に無線リソースを割り当てることを特徴とするものである。
また、第3の観点に係る発明は、第2の観点に係る通信システムにおいて、前記隣接通信装置は、前記通信端末から前記隣接通信装置に接続要求が届くまでの遅延時間が長いほど、前記通信端末は前記隣接通信装置から遠いと判断することを特徴とするものである。
また、第4の観点に係る発明は、第1乃至3のいずれか1つの観点に係る通信システムにおいて、前記通信装置は、自装置と接続中の通信端末に関する情報を前記隣接通信装置に送信し、当該隣接通信装置は、前記情報から前記通信装置と接続中の通信端末について把握することを特徴とするものである。
また、第5の観点に係る発明は、第1乃至4のいずれか1つの観点に係る通信システムにおいて、前記通信装置は、電力供給源が前記外部電源から前記電源装置に切り替わったことを検出すると、自装置と接続中の通信端末の接続先を前記隣接通信装置に変更するハンドオーバ処理を実行することを特徴とするものである。
また、第6の観点に係る発明は、第1乃至5のいずれか1つの観点に係る通信システムにおいて、前記隣接通信装置は、前記検出結果を受信したときに、空きの無線リソースが存在しない場合、自装置と接続中の通信端末の接続先を他の隣接通信装置に変更するハンドオーバ処理を実行することを特徴とするものである。
また、第7の観点に係る発明は、第1乃至6のいずれか1つの観点に係る通信システムにおいて、前記通信装置は、電力供給源が前記外部電源から前記電源装置に切り替わったことを検出すると、所定の時間間隔において前記電源装置の電力供給を停止することを特徴とするものである。
また、第8の観点に係る発明は、第1乃至7のいずれか1つの観点に係る通信システムにおいて、電力供給源が前記外部電源から前記電源装置に切り替わったことを検出した通信装置が複数存在する場合、当該複数の通信装置は、各通信装置からの検出結果同士が衝突しないように当該検出結果を前記隣接通信装置に送信することを特徴とするものである。
また、第9の観点に係る発明は、第1乃至8のいずれか1つの観点に係る通信システムに用いられる通信装置であって、
前記隣接通信装置と通信する通信部と、
電力供給源が前記外部電源から前記電源装置に切り替わったことを検出すると、当該検出結果を前記隣接通信装置に送信するように前記通信部を制御する制御部と
を備える通信装置ある。
また、第10の観点に係る発明は、第1乃至8のいずれか1つの観点に係る通信システムに用いられる隣接通信装置であって、
前記通信装置と通信する通信部と、
前記通信部が前記検出結果を受信すると、無線リソースを確保し、その後、前記通信部が前記通信装置と接続中の通信端末から接続要求を受信すると、当該通信端末に対して前記無線リソースを割り当てる制御部と
を備える隣接通信装置ある。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、本発明を方法として実現させた第11の観点に係る通信制御方法は、
電源装置に接続されている通信装置と、当該通信装置に隣接する隣接通信装置とから構成される通信システムにおける通信制御方法であって、
前記通信装置が、電力供給源が外部電源から前記電源装置に切り替わったことを検出するステップと、
前記通信装置が、当該検出結果を前記隣接通信装置に送信するステップと、
前記隣接通信装置が、前記検出結果を受信するステップと、
前記隣接通信装置が、無線リソースを確保するステップと、
前記隣接通信装置が、前記通信装置と接続中の通信端末から接続要求を受信するステップと、
前記隣接通信装置が、前記通信端末に対して前記無線リソースを割り当てるステップと
を含む通信制御方法である。
上記のように構成された本発明に係る通信システム、通信装置、隣接通信装置及び通信制御方法によれば、外部電源が電力を供給できなくなった場合の通信接続の中断を効率的に抑えることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る概略的な通信システム構成図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る基地局の概略構成を示す機能ブロック図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る運用停止基地局を含む通信システムの概略的な構成図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る無線リソースを示す説明図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る基地局の処理を示すフローチャートである。 図6は、本発明の一実施形態に係る隣接基地局の処理を示すフローチャートである。 図7は、本発明の一実施形態に係る基地局のサービスエリアを示す図である。 図8は、本発明の一実施形態に係る基地局のサービスエリアを示す図である。 図9は、従来の無停電電源装置の説明図である。
以下、本発明の通信装置を基地局に適用した場合の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る概略的な通信システム構成図である。通信システム100は、複数の基地局101(101−1〜101−19)と、複数の通信端末103(103−1〜103−7)とから構成されている。通信システム100は、ハンドオーバが行われるシステムであり、例えばPHSやLTE(Long Term Evolution)システムである。以下、通信システム100はPHSであるとする。基地局101と通信端末103とは、無線接続を確立して通信する。図1では、基地局101−1は通信端末103−1と通信し、基地局101−3は通信端末103−2と通信し、基地局101−7は通信端末103−3〜103−6と通信し、基地局101−17は通信端末103−7と通信している。なお、本実施形態では、複数の基地局101の数を19としているが、本発明の基地局101の数は19に限定されるものではなく、基地局101の数を2つ以上にすることができる。また、同様に、本実施形態では、複数の通信端末103の数を7としているが、本発明の通信端末103の数は7に限定されるものではなく、通信端末103の数を1つ以上にすることができる。
領域105−1〜105−19はそれぞれ、基地局101−1〜101−19のセル(サービスエリア)を示している。このセル105は、通信端末103が、基地局101からある変調クラスで送信された電波を受信できる領域を示すものである。つまり、変調クラスによって、セル105の範囲は変わり、変調クラスが下位であるほど(ビットレートが小さい変調クラスであるほど)セル105の範囲は大きくなる。また、基地局101は、一般的に見通しの良い場所に設置されているため、移動局103よりも受信感度は良く、ある基地局101からの電波は、当該基地局101のセル外に位置する他の基地局101に届くことがある。
図2は、本発明の一実施形態に係る基地局の概略構成を示す機能ブロック図である。本実施形態の基地局101は、電源装置107に接続され、通信部111と、ベースバンド部113と、記憶部115と、制御部117とを備えている。通信部111と、ベースバンド部113と、記憶部115とは、制御部117に接続されている。
電源装置107は、基地局101の各機能ブロックをはじめとして基地局101の全体に電力を供給するものであり、無停電電源装置、交流電源、直流電源等である。電源装置107は、基地局101の筐体の内部又は外部に設置することができる。電源装置107は、商用電源等の外部電源に接続され、外部電源から電力が供給されると、当該電力を基地局101に供給する。また、電源装置107は、外部電源からの電力の一部を利用して、電源装置107内部のバッテリを充電することができる。停電により外部電源からの電力供給が絶たれると、電源装置107は、バッテリに充電されている電力を基地局101に供給する。
また、電源装置107は、制御部117に接続され、停電時には、外部電源からの電力供給が断絶された旨、つまり電力供給源が外部電源から電源装置107に切り替わった旨を示す信号を基地局101の制御部117に送る。
通信部111は、アンテナを介して移動局103又は他の基地局101と、無線通信により、データ(信号)を送受信するものである。通信部111は、受信した信号(受信信号)に対して低雑音での増幅及びダウンコンバート等を行い、当該信号をベースバンド部113に送る。また、通信部111は、ベースバンド部113からの信号に対しアップコンバート及び増幅等を行い、送信信号を生成する。そして、通信部111は、アンテナを介して当該送信信号を移動局103又は他の基地局101に送信する。なお、基地局同士が有線によるネットワークを構築している場合、通信部111は、当該ネットワークを介して、他の基地局101と信号を送受信することもできる。当該ネットワークには、基地局同士を直接接続するものや、基地局101を管理する管理装置(例えば、EMS(エレメント管理システム)やNMS(ネットワーク管理システム))(図示せず)を介して基地局同士を接続するものが含まれうる。図2においては、通信部111を一つの機能ブロックとして表現しているが、本発明は、通信部111を有線通信及び無線通信双方の機能を有する1つのハードウェアによって実現することに限定されるものではない。例えば、通信部111を有線通信及び無線通信の用途に応じた別個のハードウェアにより実現することもできる。
ベースバンド部113は、通信部111からの受信信号に対してAD変換や高速フーリエ変換などを行うことにより、受信信号を復調し、ベースバンド信号を取り出す。そして、ベースバンド部113は、ベースバンド信号を制御部117に送る。また、ベースバンド部113は、制御部117からのベースバンド信号に対して逆高速フーリエ変換やDA変換などを行うことにより、ベースバンド信号を変調する。そして、ベースバンド部113は、変調されたベースバンド信号を通信部111に送る。
記憶部115は、各種情報を記憶するものであり、ワークメモリ等としても機能する。
制御部117は、基地局101の各機能ブロックをはじめとして基地局101の全体を制御及び管理している。制御部117は、CPU(中央処理装置)等の任意の好適なプロセッサ上で実行されるソフトウェアとして構成したり、処理ごとに特化した専用のプロセッサ(例えばDSP(デジタルシグナルプロセッサ))によって構成したりすることもできる。制御部117が行う処理については、後述の図5及び6の説明にて詳述する。
以下、基地局101−1〜101−4が、停電によって外部電源からの電力供給を受けられなくなったとする。停電後、電源装置107のバッテリが切れると、図3のように、基地局101−1〜101−4は運用を停止し、当該基地局101−1〜101−4と通信している通信端末103−1及び103−2は、通信を継続できなくなる。そのため、電源装置107のバッテリが切れる前に、通信端末103−1及び103−2はハンドオーバにより接続先の基地局を変更する必要がある。図3において点線で示されている基地局101−1〜101−4のセル105−1〜105−4は、基地局101−1〜101−4の運用停止を意味する。なお、図2に示された基地局101に関する機能ブロック及び当該基地局101に接続されている電源装置107は、基地局101−1〜101−19において共通であり、基地局101−1〜101−19に関する機能ブロック及び電源装置の参照符号には、それぞれ対応する基地局番号(1〜19)を付して説明する。
以下、電源装置107−1〜107−4から電力を受ける基地局101−1〜101−4を基地局と称し、基地局101−1〜101−4全てにおいて共通する事項の説明においては、基地局101−1〜101−4を区別せず、基地局101と表現する。また、基地局101の周囲に存在し、外部電源から電力が供給されている基地局101−5〜101−19を隣接基地局と称する。そして、隣接基地局に関する参照符号には、「a」を付して説明する。隣接基地局101a−5〜101a−19全てにおいて共通する事項の説明においては、隣接基地局101a−5〜101a−19を区別せず、隣接基地局101aと表現する。なお、隣接基地局101aは、外部電源から電力が供給されるため、隣接基地局101aに電源装置が接続されている必要はない。
図4〜図6を用いて、基地局101及び隣接基地局101aの処理について説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る無線リソースを示す説明図である。図5は、本発明の一実施形態に係る基地局の処理を示すフローチャートである。図6は、本発明の一実施形態に係る隣接基地局の処理を示すフローチャートである。
停電前、基地局101−1は、通信端末103−1と通信し、基地局101−3は、通信端末103−2と通信している。通信システム100がPHSである場合、例えば基地局101−1は、図4のように、タイムスロットに分割された無線リソース(タイムスロットT1−1及びT5−1)を通信端末103−1に割り当てて、通信端末103−1と通信する。タイムスロットT2−1〜T4−1及びT6−1〜T8−1は、通信端末との通信に使用されず、空いている。図4では、基地局101及び隣接基地局101aの送信(Tx)用として4つのタイムスロット(T1〜T4、T9〜T12)が、受信(Rx)用として4つのタイムスロット(T5〜T8、T13〜T16)が示されている。なお、図4のタイムスロットの参照符号に添えられている1、7及び17は、基地局番号に対応するものである。
停電により外部電源からの電力供給が断絶されると、電源装置107は、外部電源からの電力供給が断絶された旨を示す信号を基地局101の制御部117に送る。そして、制御部117は、外部電源からの電力供給が断絶された旨を示す信号の受信により、基地局101への電力供給源が外部電源から電源装置107に切り替わったことを検出する(ステップS101)。
電力供給源の変更により、基地局101は、電源装置107から電力供給を受けることになるが、本発明では、基地局101が、電源装置107のバッテリが切れるまで、途切れなく電力供給を受けることができる。また、制御部117は、所定の時間間隔において電力供給を停止するように電源装置107を制御することもできる。所定の時間間隔は、単発の間隔、又は規則的若しくは不規則的に連続する複数の間隔である。例えば、所定の時間間隔を、基地局番号が偶数の基地局(101−2、101−4)に対しては、電力供給源の変更直後を基準とする規則的な30分間隔とし、基地局番号が奇数の基地局(101−1、101−3)に対しては、電力供給源の変更から30分経過後を基準とする規則的な30分間隔とすることができる。
この場合、電力供給源の変更直後から30分経過までは、図7のように、基地局101−1及び101−3が電源装置107−1及び107−3からの電力により運用し、基地局101−2及び101−4は運用を停止することになる。また、電力供給源の変更から30分経過から更に30分経過までは、図8のように、基地局101−2及び101−4が電源装置107−2及び107−4からの電力により運用し、基地局101−1及び101−3は運用を停止することになる。
また、所定の時間間隔は、予め定められていることに限定されるものではなく、制御部117は、全ての基地局101が運用している状態及び全ての基地局101が運用を停止している状態を避けるように、基地局同士の通信によりリアルタイムで所定の時間間隔を決定することもできる。更に、電源装置107から電力供給を受ける基地局101のうち、運用基地局に対する運用停止基地局の数の割合を場所に応じて、変更することもできる。例えば、基地局が密集している地域(例えば、都会)では、運用を停止する基地局が多くても、サービスエリアを維持しやすいため、この割合を大きくすることができる。また、反対に、基地局が疎らな地域(例えば、郊外)では、この割合を小さくする。
制御部117は、電力供給を停止する時間間隔においては(ステップS102のYes)、電力供給を停止するように電源装置107を制御し、基地局101の運用を停止する。
基地局101が電源装置107から電力供給を受ける場合は(ステップS102のNo)、制御部117は、電力供給源が電源装置107に切り替わったことを示す信号(検出結果)を隣接基地局101aに無線又は有線で送信するように通信部111を制御する(ステップS103)。基地局101による検出結果の送信タイミングは、隣接基地局101aの受信期間内となる。基地局101及び隣接基地局101aの送受信期間が同期されている場合には、基地局101は、自局の受信期間に検出結果を送信することになる。
ここで、基地局101−1〜101−4が同時に検出結果を送信すると、検出結果同士が衝突するおそれがある。そのため、基地局101−1〜101−4は、それぞれの検出結果同士が衝突しないように検出結果を隣接基地局101aに送信することができる。具体的には、制御部117−1〜117−4は、送信タイミングをずらして検出結果を送信するように通信部111−1〜111−4を制御することができる。送信タイミングをずらすために、例えば、異なる送信タイミングを予め基地局毎に割り当てて、制御部117−1〜117−4は、当該タイミングを検出結果送信用に設定しておくことができる。また、基地局101−1〜101−4は、基地局同士の通信により、各々で決定した自局の送信タイミングの情報を共有し、送信タイミングが同じ又は近い場合に、送信タイミングがずれるようにリアルタイムで変更していくこともできる。
更に、基地局101毎に、検出結果送信用に異なる周波数帯の無線リソースが割り当てられている場合、基地局101は、自局に割り当てられた検出結果送信用の無線リソースを使用して、検出結果を送信することができる。この場合、基地局101毎に使用される周波数帯が異なるため、送信タイミングが同じでも検出結果同士が衝突することはない。
制御部117は、検出結果だけでなく、自局と接続中の通信端末103に関する情報を隣接基地局101aに送信するように通信部111を制御することもできる(ステップS104)。通信端末に関する情報とは、識別番号のような通信端末を一意に特定できる情報である。例えば、基地局101−1は、通信端末103−1に関する情報を送信する。なお、基地局101は、通信端末に関する情報も、検出結果と同様、通信端末に関する情報同士が衝突しないように送信することができる。
そして、制御部117は、自局と接続中の通信端末103の接続先を隣接基地局101aに変更するハンドオーバ処理を実行する(ステップS105)。制御部117は、ハンドオーバ処理として、例えば、ハンドオーバを実行するように指示する信号を接続中の通信端末103に送信する。また、制御部117は、ハンドオーバを実行するように直接的に指示せずに、自局の送信電力を下げ、通信端末103にとって隣接基地局101aからの電波の方が強くみえるようにすることにより、間接的にハンドオーバの実行を通信端末103に促すこともできる。電波が強いとは、例えば、RSSI(Received Signal Strength Indicator:受信信号強度)の値が大きいことを意味する。制御部117のハンドオーバ処理の開始により、通信端末103は、通信接続の確立を要求する信号(接続要求)を隣接基地局101aに送信することになる。通信端末103は、接続要求に、当該要求の送信元である通信端末に関する情報(識別番号)を含めることができる。
基地局101が、検出結果及び自局と接続中の通信端末に関する情報を送信すると、隣接基地局101aの通信部111aは、検出結果及び通信端末に関する情報を受信する(ステップS201及びS202)。そして、制御部117aは、検出結果及び通信端末に関する情報を記憶部115aに記憶させる。
そして、隣接基地局101aの制御部117aは、空いている無線リソース(空き無線リソース)が存在するかを確認する(ステップS203)。空き無線リソースが存在する場合(ステップS203のYes)、制御部117aは、当該無線リソースを基地局101と接続中の通信端末用として確保する(ステップS204)。なお、制御部117aは、空き無線リソースを全て確保せずに、基地局101と接続中の通信端末数に応じて、空き無線リソースの一部を確保することもできる。
空き無線リソースが存在しない場合(ステップS203のNo)、制御部117aは、隣接基地局101aと接続中の通信端末103の接続先を他の隣接基地局101aに変更するハンドオーバ処理を実行する(ステップS205)。例えば、図1のように、隣接基地局101a−7は、通信端末103−3〜103−6と通信し、図4のように、全ての無線リソースが通信端末103−3〜103−6に割り当てられているとする。つまり、制御部117a−7は、送受信毎に1番目のタイムスロット(T1−7、T5−7、T9−7、T13−7)を通信端末103−3に、2番目のタイムスロット(T2−7、T6−7、T10−7、T14−7)を通信端末103−4に、3番目のタイムスロット(T3−7、T7−7、T11−7、T15−7)を通信端末103−5に、4番目のタイムスロット(T4−7、T8−7)を通信端末103−6に割り当てている。そこで、制御部117a−7は、ハンドオーバ処理の実行により、例えば通信端末103−6に接続先を変更させる。制御部117a−7のハンドオーバ処理の実行により、通信端末103−6は、接続要求を他の隣接基地局101aに送信することになる。
通信端末103−6の位置は、接続中の隣接基地局101a−7だけでなく、隣接基地局101a−17のセル105−17内でもある。隣接基地局101a―17は、図4より、通信端末103−7と2番目のタイムスロット(T2−17、T6−17、T10−17、T14−17)を使用して通信しているが、他のタイムスロットは空いている。そのため、通信端末103−6が、接続要求を隣接基地局101a−17に送信すると、隣接基地局101a−17は、例えば、空いている1番目のタイムスロット(T9−17、T13−17)を通信端末103−6に割り当て、通信接続が確立される。これにより、通信端末103−6のハンドオーバ(図4のハンドオーバ1)は完了する。
通信端末103−6のハンドオーバの完了後、隣接基地局101a−7の4番目のタイムスロット(T12−7、T16−7)が空くので、制御部117a−7は、当該タイムスロットを確保する(ステップS204)。
続いて、隣接基地局101aに通信端末103からの接続要求が届くと、通信部111aは、当該接続要求を受信する(ステップS206)。すると、制御部117aは、この接続要求が基地局101と接続中の通信端末103からの接続要求か否かを判断する(ステップS207)。当該判断は、例えば、受信された通信端末に関する情報(識別番号)に基づいて行われる。制御部117aは、接続要求に含まれる識別番号が、記憶部115aに記憶されている識別番号と一致する場合、当該接続要求は、基地局101と接続中の通信端末103からの接続要求であると判断できる。
ステップS207において、接続要求が基地局101と接続中の通信端末103から送信されたものである場合(ステップS207のYes)、制御部117aは、通信端末103にステップS204で確保した無線リソースを割り当てる(ステップS208)。例えば、隣接基地局101a−7が通信端末103−1からの接続要求を受信すると、制御部117a−7は、確保した4番目のタイムスロット(T12−7、T16−7)を通信端末103−1に割り当て、通信接続が確立される。これにより、通信端末103−1のハンドオーバ(図4のハンドオーバ2)は完了し、通信端末103−1は通信を継続することができる。
ステップS207において、制御部117aは、基地局101と接続中の複数の通信端末103から接続要求を受信した場合、制御部117aは、隣接基地局101aから遠い通信端末から優先的に確保した無線リソースを割り当てることができる。例えば、隣接基地局101a−7が、通信端末103−1及び103−2から接続要求を受信した場合、制御部117a−7は、通信端末103−2、103−1の順で無線リソースを割り当てることになる。
制御部117aは、隣接基地局101aと通信端末103との距離を、例えば、接続要求の遅延時間を利用することにより、特定することができる。接続要求の遅延時間とは、通信端末103が接続要求を送信してから隣接基地局101aに届くまでの時間である。遅延時間が大きいほど、通信端末103は、隣接基地局101aから遠いことになる。制御部117aは、当該遅延時間を、例えば、接続要求に含められた参照シンボル(パイロット信号)と、予め記憶部115aに記憶されている理想的な参照シンボルとの相関演算といった従来公知の算出方法により求めることができる。
制御部117aは、隣接基地局101aと通信端末103との距離を、接続要求の信号品質値を利用して特定することもできる。信号品質値とは、例えば、SNR(Signal to Noise Ratio)、SINR(Signal to Interference and Noise Ratio:信号対干渉雑音比)などであり、信号品質値は、通信端末が基地局から離れるほど小さくなる。信号品質値の利用は、相関演算結果において遅延分散が大きく、遅延時間の特定が難しい場合に特に有効である。
なお、本発明は、制御部117aが、隣接基地局101aと通信端末103との距離を特定する上で、遅延時間、信号品質値のうちいずれか1つのみを利用することに限定されるものではない。制御部117aは、遅延時間、信号品質値の双方を利用して、隣接基地局101aと通信端末103との距離を特定することもできる。
ステップS207において、接続要求が基地局101と接続中の通信端末103から送信されたものではない場合(ステップS207のNo)、制御部117aは、ステップS204で確保した無線リソースをこの通信端末103に割り当てない。なお、ステップS204で確保した無線リソース以外に空きの無線リソースが存在する場合、制御部117a−7は、確保した無線リソース以外の空きの無線リソースを通信端末103に割り当てることもできる。
このように本実施形態では、基地局101−1は、電力供給源が外部電源から電源装置107−1に切り替わったことを検出すると、当該検出結果を隣接基地局101a−7に送信し、隣接基地局101a−7は、検出結果を受信すると、無線リソースT12−7及びT16−7を確保し、基地局101と接続中の通信端末103−1から接続要求を受信すると、通信端末103−1に対して確保した無線リソースを割り当てる。隣接基地局101a−7が通信端末103−1用に無線リソースを確保するため、通信端末103−1は、確実にハンドオーバによって接続先を隣接基地局101a−7に変更することができる。よって、通信端末103−1は、電源装置107−1のバッテリ切れにより基地局101−1が運用を停止しても、通信を中断することなく継続できる。
また本実施形態では、隣接基地局101a−7は、基地局101と接続中の複数の通信端末103−1及び103−2から接続要求を受信すると、隣接基地局101a−7から遠い通信端末103−2から優先的に無線リソースを割り当てることができる。隣接基地局101aが、隣接基地局101aから近い通信端末103から優先的に無線リソースを割り当てた場合、いずれの隣接基地局101aからも遠い通信端末103(例えば、運用が停止されることになるサービスエリアの中心に位置する端末)は、ハンドオーバにより接続先を変更できなくなるおそれがある。そのため、隣接基地局101aが、隣接基地局101aから遠い通信端末103から優先的に無線リソースを割り当てることにより、通信が中断される通信端末103を最小限に抑えることができる。
また本実施形態では、隣接基地局101aは、通信端末103から隣接基地局101aに接続要求が届くまでの遅延時間が長いほど、通信端末103は隣接基地局101aから遠いと判断することができる。隣接基地局101aは、隣接基地局101aと通信端末103との距離を特定するために、接続要求の信号品質値を利用することもできる。しかし、通信端末103にとって隣接基地局101aがNLOS(Non Line Of Sight)環境に位置する場合、信号品質値は、伝搬距離に伴う劣化だけでなく、障害物に因る劣化によって小さくなる。そのため、信号品質値は、基地局と通信端末との間の距離を反映し難い場合がある。よって、このような状況では、隣接基地局101aは、遅延時間の利用により、隣接基地局101aと通信端末103との距離を精度良く特定することができる。
また本実施形態では、基地局101は、自局101と接続中の通信端末103に関する情報を隣接基地局101aに送信し、当該隣接基地局101aは、受信した通信端末103に関する情報から基地局101と接続中の通信端末103について把握することができる。隣接基地局101aは、基地局101と接続中の通信端末103に関する情報を受信しておくことにより、当該情報と同一の情報を含む接続要求を受信した場合に、基地局101と接続中の通信端末103に確実に無線リソースを割り当てることができる。
また本実施形態では、基地局101は、電力供給源が外部電源から電源装置107に切り替わったことを検出すると、自局101と接続中の通信端末103の接続先を隣接基地局101aに変更するハンドオーバ処理を実行することができる。これにより、通信端末103は、基地局101から接続先の変更を指示され、ハンドオーバのための処理(例えば、接続要求の送信)等を開始し、接続先を変更することが可能になる。
また本実施形態では、隣接基地局101a−7は、検出結果を受信したときに、空きの無線リソースが存在しない場合、自局101a−7と接続中の通信端末103−6の接続先を他の隣接基地局101a−17に変更するハンドオーバ処理を実行することができる。これにより、隣接基地局101a−7は、災害発生等により電話が集中し、自局101a−7の無線リソースが不足している場合にも、無線リソースを確保することができる。よって、隣接基地局101a−7は、基地局101−1と接続中の通信端末103−1に確実に無線リソースを割り当てることができる。
また本実施形態では、基地局101は、電力供給源が外部電源から電源装置107に切り替わったことを検出すると、所定の時間間隔において電源装置107の電力供給を停止することができる。これにより、電源装置107の消費電力を抑え、基地局101の運用時間を引き延ばすことができる。
また本実施形態では、電力供給源が外部電源から電源装置107に切り替わったことを検出した基地局101が複数存在する場合、当該複数の基地局101は、各基地局101からの検出結果同士が衝突しないように当該検出結果を隣接基地局101aに送信することができる。これにより、外部電源からの電力供給が絶たれた基地局101が複数存在する場合にも、衝突による検出結果のデータ損失が回避され、確実に検出結果が隣接基地局101aに届くことになる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
例えば、各部材、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
上述の本発明の実施形態の説明において、通信装置は基地局であるとしたが、本発明はこの態様に限定されるものではない。例えば、通信装置を、基地局と通信端末との間で送受信される信号を中継する中継装置とすることができる。外部電源からの電力供給が絶たれた中継装置に接続されている通信端末の接続先をハンドオーバにより変更する場合に本発明を適用することができる。
また、上述の本発明の実施形態の説明において、制御部117aは、受信した接続要求が基地局101と接続中の通信端末103からの接続要求か否かを判断するために、通信端末に関する情報を利用するとしたが、本発明は、この態様に限定されるものではない。例えば、制御部は、当該判断のために、接続要求の遅延時間や接続要求の信号品質値などを利用することができる。
制御部は、電波が隣接基地局のセルエッジから隣接基地局に届くまでの遅延時間を遅延時間閾値として記憶部に予め記憶させておく。そして、制御部は、算出した遅延時間が遅延時間閾値以上である場合(又は遅延時間閾値よりも大きい場合)、外部電源からの電力供給が絶たれた基地局と接続中の通信端末からの接続要求を受信したと判断することができる。
また、制御部は、隣接基地局のセルエッジからの電波の信号品質値を信号品質閾値として記憶部に予め記憶させておく。そして、制御部は、受信した接続要求の信号品質値が信号品質閾値以下である場合(又は信号品質閾値未満である場合)、外部電源からの電力供給が絶たれた基地局と接続中の通信端末からの接続要求を受信したと判断することができる。
100 通信システム
101−1〜101−4 基地局
101a−5〜101a−19(101−5〜101−19) 隣接基地局(基地局)
103−1〜103−7 通信端末
105−1〜105−19 セル
107 電源装置
111 通信部
113 ベースバンド部
115 記憶部
117 制御部
T1−1〜T16−1、T1−7〜T16−7、T1−17〜T16−17 タイムスロット

Claims (11)

  1. 電源装置に接続されている通信装置と、当該通信装置に隣接する隣接通信装置とから構成される通信システムにおいて、
    前記通信装置は、電力供給源が外部電源から前記電源装置に切り替わったことを検出すると、当該検出結果を前記隣接通信装置に送信し、
    前記隣接通信装置は、
    前記検出結果を受信すると、無線リソースを確保し、
    前記通信装置と接続中の通信端末から接続要求を受信すると、当該通信端末に対して前記無線リソースを割り当てる
    通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムにおいて、前記隣接通信装置は、前記通信装置と接続中の複数の通信端末から接続要求を受信すると、前記隣接通信装置から遠い通信端末から優先的に無線リソースを割り当てることを特徴とする通信システム。
  3. 請求項2に記載の通信システムにおいて、前記隣接通信装置は、前記通信端末から前記隣接通信装置に接続要求が届くまでの遅延時間が長いほど、前記通信端末は前記隣接通信装置から遠いと判断することを特徴とする通信システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信システムにおいて、前記通信装置は、自装置と接続中の通信端末に関する情報を前記隣接通信装置に送信し、当該隣接通信装置は、前記情報から前記通信装置と接続中の通信端末について把握することを特徴とする通信システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信システムにおいて、前記通信装置は、電力供給源が前記外部電源から前記電源装置に切り替わったことを検出すると、自装置と接続中の通信端末の接続先を前記隣接通信装置に変更するハンドオーバ処理を実行することを特徴とする通信システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の通信システムにおいて、前記隣接通信装置は、前記検出結果を受信したときに、空きの無線リソースが存在しない場合、自装置と接続中の通信端末の接続先を他の隣接通信装置に変更するハンドオーバ処理を実行することを特徴とする通信システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信システムにおいて、前記通信装置は、電力供給源が前記外部電源から前記電源装置に切り替わったことを検出すると、所定の時間間隔において前記電源装置の電力供給を停止することを特徴とする通信システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の通信システムにおいて、電力供給源が前記外部電源から前記電源装置に切り替わったことを検出した通信装置が複数存在する場合、当該複数の通信装置は、各通信装置からの検出結果同士が衝突しないように当該検出結果を前記隣接通信装置に送信することを特徴とする通信システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の通信システムにおいて用いられる通信装置であって、
    前記隣接通信装置と通信する通信部と、
    電力供給源が前記外部電源から前記電源装置に切り替わったことを検出すると、当該検出結果を前記隣接通信装置に送信するように前記通信部を制御する制御部と
    を備える通信装置。
  10. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の通信システムにおいて用いられる隣接通信装置であって、
    前記通信装置と通信する通信部と、
    前記通信部が前記検出結果を受信すると、無線リソースを確保し、その後、前記通信部が前記通信装置と接続中の通信端末から接続要求を受信すると、当該通信端末に対して前記無線リソースを割り当てる制御部と
    を備える隣接通信装置。
  11. 電源装置に接続されている通信装置と、当該通信装置に隣接する隣接通信装置とから構成される通信システムにおける通信制御方法であって、
    前記通信装置が、電力供給源が外部電源から前記電源装置に切り替わったことを検出するステップと、
    前記通信装置が、当該検出結果を前記隣接通信装置に送信するステップと、
    前記隣接通信装置が、前記検出結果を受信するステップと、
    前記隣接通信装置が、無線リソースを確保するステップと、
    前記隣接通信装置が、前記通信装置と接続中の通信端末から接続要求を受信するステップと、
    前記隣接通信装置が、前記通信端末に対して前記無線リソースを割り当てるステップと
    を含む通信制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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