JP6057566B2 - 流体ポンプ - Google Patents

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本発明は、流体ポンプに関し、より詳しくは冷却システムを備えた電動流体ポンプに関する。
エンジン等に用いられる流体ポンプとして、例えば図9に示された冷却システムを備えたポンプモータが知られている(例えば特許文献1参照)。このポンプモータは、所定の設置空間を有する中空状ポンプハウジング11を有し、ポンプハウジング11内にはベアリングウォール111と、ベアリングウォール111の近くに配置された隔壁112と、ベアリングウォール111と隔壁112とが相俟って画成されたインペラチャンバー114と、取付チャンバー115と、冷却チャンバー116と、インペラチャンバー114及び冷却チャンバー116に空間的に連通する冷却通路117と、冷却チャンバー116を取り囲んで設けられたステーターチャンバー118と、が区画されている。ポンプハウジング11内において、インペラチャンバー114内にインペラ12が配置され、冷却チャンバー116内にローター13が取り付けられている。駆動軸14は、インペラ12及びローター13と共に連動可能に設けられ、駆動軸14には、冷却チャンバー116及びインペラチャンバー114に空間的に連通する軸孔141が開けてある。ステーターチャンバー118内には、ローター13に対応してステーター15が設けられている。取付チャンバー115内には、ステーター15に電気的に連結された電子制御ユニット16が配置されている。
このポンプモータでは、ローター13が電子制御ユニット16によって回転されると、駆動軸14の回転にインペラ12が連動して回転される。インペラチャンバー114の入り口119を介して流体が流れ込んで出口110から流出するが、流体の一部は冷却通路117より冷却チャンバー116に入り込み、軸孔141を通ってインペラ12のセンター部近くに流入される。インペラ12が回転すると、センター部よりも外側部の圧力が高いため、冷却通路117に入った流体はインペラチャンバー114に円滑に流入することができる。このようにしてローター13、ステーター15及び電子制御ユニット16より発生した熱を流体の流動と共に放出させることができる。
米国特許第5997261号明細書
従来のポンプモータでは、インペラの回転によって発生した圧力差による流体の流れにより冷却することができるが、より大きな冷却効果を得ようとすると、同一構造では流体の冷却通路117での流速や流量を変えることができない問題点がある。所定の冷却効果を得るために、冷却通路117及び対応する部分の断面積の大きさを新たに設計構成しなければならないが、新たな構成や仕様によって出口110から流出した流体の圧力値にも影響を及ぼしてしまうので、製造が煩雑になる問題点もある。
本発明は、ポンプの基本構造や仕様を変えることなく流体の出力圧力値を変更することができ、所望の冷却効果を得ることができる流体ポンプを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、周壁により所定の取付空間を画成する中空状のポンプハウジングであって、前記取付空間内に隔壁ユニットによりインペラチャンバー、冷却チャンバー及び前記インペラチャンバーと前記冷却チャンバーとを連通する冷却通路を画成してなるポンプハウジングと、前記ポンプハウジング内に前記隔壁ユニットによって支持され回転可能に設けられた駆動軸、前記駆動軸内に前記インペラチャンバーと前記冷却チャンバーとを空間的に連通して設けられた連動通路、前記駆動軸と連動可能に連結されており前記インペラチャンバー内に設けられたインペラ及び前記連動通路を貫通して前記駆動軸の回転と連動して回転可能に設けられた螺旋ブレードを有するスラストユニットと、前記駆動軸を回転可能に駆動する駆動ユニットと、を備え、前記駆動軸が前記駆動ユニットによって回転駆動されたとき、前記インペラが前記駆動軸の回転に連動して回転されると、前記インペラチャンバーに導入された流体が所定の輸送方向に従って前記インペラチャンバーを通って流れ、また、前記螺旋ブレードも前記駆動軸の回転に連動して回転されると、前記流体の一部が前記連動通路を流れる量を変えることを特徴とする流体ポンプを提供する。
本発明に係る流体ポンプによれば、インペラチャンバーにおけるインペラの回転による圧力差によって流体がインペラチャンバーから冷却チャンバーへ、また駆動軸内に設置された螺旋ブレードによる螺旋推進力により、流体の流れを変えることができる。また螺旋ブレードによる螺旋推進力を変化させることにより、流体の流れの量をも変えることができる。従って、所望の放熱効率が得られる流体ポンプを得ることができる。
本発明の実施例1に係る電動流体ポンプを示す平面図である。 図1のII―II線における断面図である。 図1において第1のエンドカバーを取り除いた状態を示す平面図である。 実施例1の第2のエンドカバーを示す斜視図である。 実施例1における駆動シャフトとシャフト内に設けられた螺旋ブレードとを示す図である。 本発明の実施例2に係る電動流体ポンプを示す断面図である。 本発明の実施例3に係る電動流体ポンプに用いられた螺旋ブレードを示す図である。 本発明の実施例4に係る電動流体ポンプを示す断面図である。 従来のポンプモータの一例を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
本発明の実施例1に係る電動流体ポンプは、流体が所定の輸送方向29へ流れるように電力で駆動されるものであり、中空状のポンプハウジング2は、概ねスラストユニット3と、駆動ユニット4と、を備えている。なお、流体の一例は水である。
ポンプハウジング2は、周壁21により両端が開放された所定の取付空間を画成するメインハウジング201と、メインハウジング201の両端開口に取り付けられている第1のエンドカバー202及び第2のエンドカバー203と、から中空状筐体に形成されており、筐体内に設けられている隔壁ユニット22に仕切られて所定の複数のチャンバーが画成されている。
隔壁ユニット22には、メインハウジング201の第1のエンドカバー202側の縁部からフランジ状の第1の隔壁221が内向きに突出して設けられており、第2のエンドカバー203の内周面の一部からフランジ状の第2の隔壁222が内向きに突出して設けられている。
第1のエンドカバー202には、外部と空間的に連通する流体の入り口231と出口232とが形成されており、メインハウジング201及び第1のエンドカバー202の間に第1の隔壁221で仕切られて入り口231及び出口232と空間的に連通するインペラチャンバー23が設けられ、第1の隔壁221と第2の隔壁222とにより冷却チャンバー24が画成されている。第1の隔壁221の内側には、インペラチャンバー23と冷却チャンバー24との間を空間的に流通する冷却通路27が形成されている。そして、周壁21の内側に冷却チャンバー24を囲んでステーターチャンバー25が設けられ、第2のエンドカバー203の内側に第2の隔壁222との間に取付チャンバー26が設けられている。
隔壁ユニット22には、第1の隔壁221と第2の隔壁222との間に配置され、且つ冷却チャンバー24とステーターチャンバー25とに仕切る環状隔壁223が更に設けられている。環状隔壁223の一端側には、第1の隔壁221の内側に所定の角度間隔をおいて複数の第1の取付ブロック225、225、・・・が設けられ、複数の第1の取付ブロック225、225、・・・によってそれらの内側に第1の取付孔224が形成されている。環状隔壁223の他端側には、第2の隔壁222より所定の角度間隔をおいて複数の第2の取付ブロック227、227、・・・が冷却通路27へ向かって突出して設けられ、複数の第2の取付ブロック227、227、・・・によってそれらの内側に第2の取付孔226が形成されている。冷却通路27には、複数の第1の取付ブロック225、225、・・・によって仕切られた複数の流通口271、271、・・・が形成されている。
冷却チャンバー24は、流通口271を介してインペラチャンバー23と連通するアッパーチャンバー部241と、第2の隔壁222側のボトムチャンバー部242と、複数の第2の取付ブロック227、227、・・・によって仕切られておりアッパーチャンバー部241とボトムチャンバー部242とを連通する複数の連通チャンバー部243と、を有する。
スラストユニット3は、図1、図2及び図5に示されているように、メインハウジング201のほぼ真ん中に貫通して設けられ、インペラチャンバー23と冷却チャンバー24とを空間的に連通して設けられた連動通路311を有する中空状の駆動軸31と、第1の取付ブロック225、225、・・・の間に駆動軸31を回転可能に支えるように設けられた第1の軸受け32と、第2の取付ブロック227、227、・・・の間に駆動軸31を回転可能に支えるように設けられた第2の軸受け33と、駆動軸31と連動可能に連結されておりインペラチャンバー23内に設けられているインペラ34と、連動通路311を貫通して設けられた螺旋ブレード35と、を有する。駆動軸31が駆動回転されると、インペラ34が連動して回転されることにより、流体が入り口231を介してインペラチャンバー23へ流入し、図1における矢印で示されているように、出口232から流出するようになる。
駆動軸31は、図5に示されているように、囲い壁312によって細長い連動通路311を画成してなる中空状筒体であり、インペラチャンバー23側の第1の冷却口314と冷却チャンバー24側の第2の冷却口315とを有し、囲い壁312の外面に後記のローター41と係合して一緒に回転するための複数のリブ313、313、・・・が突出して設けられている。
螺旋ブレード35は、帯状ブレード部材を用いて例えば右巻きにらせん状に形成されてなるもので、第2の冷却口315側の第1の端351と第1の冷却口314側の第2の端352とを有し、駆動軸31の回転に連動して回転されると、流体を冷却チャンバー24側の第2の冷却口315からインペラチャンバー23側の第1の冷却口314側へ送らせるよう連動通路311内に軸方向に移動不能且つ回転可能に設けられている。
駆動ユニット4は、アッパーチャンバー部241内に設けられたローター41と、ステーターチャンバー25内に設けられたステーター42と、ステーター42と電気的に接続されるように取付チャンバー26内に設けられている電子制御装置43と、を有し、駆動軸31を回転可能に駆動するように構成される。ローター41には、駆動軸31をローター41の回転によって連動回転可能に取り付けるための軸孔411が設けられている。
次に、以上のように構成された本発明に係る流体ポンプの動作を説明する。
流体ポンプに動力が供給されたとき、ステーター42はローター41及び駆動軸31を回転させる磁界を発生させ、駆動軸31が回転される。駆動軸31の回転につれてインペラ34が連動して回転し、入り口231を介して導入された流体が強制的にインペラチャンバー23に向かって流れ、出口232を通って流出する。インペラチャンバー23に流れた流体の一部は冷却通路27を通ってアッパーチャンバー部241に向かって流れ、そして、連通チャンバー部243を通ってボトムチャンバー部242に向かって流れる。このように流体の流れによってステーター42、ローター41、電子制御装置43、第1の軸受け32や、第2の軸受け33等の熱を発散させることができる。
また、インペラ34が回転されたとき、中央付近の圧力が外周の圧力よりも低くなるため、その圧力差により、冷却チャンバー24に流れた流体がボトムチャンバー部242から連動通路311を通ってインペラチャンバー23へ戻って流れるようになる。また、螺旋ブレード35は駆動軸31の回転に連動して回転されると、流体が強制的に第2の冷却口315から連動通路311及び第1の冷却口314を通ってインペラチャンバー23へと流れるようになる。
以上により、インペラチャンバー23におけるインペラ34の回転による圧力差によって流体がインペラチャンバー23から冷却チャンバー24へ、また螺旋ブレード35の回転による螺旋推進力により、流体が連動通路311を通って冷却チャンバー24からインペラチャンバー23へ戻るように流れることができる。また駆動軸31の回転速度を高めれば流体の流速を速めることができる。従って、本発明によれば放熱効率が高く冷却効果が良い流体ポンプを得ることができる。
(実施例2)
図6は、本発明の実施例2に係る電動流体ポンプを示す断面図である。本実施例が、実施例1と異なるところは、螺旋ブレード35Aが、左巻きにらせん状に形成されており、インペラチャンバー23側の第1の端351と冷却チャンバー24側の第2の端352とを有する点である。螺旋ブレード35Aが駆動軸31の回転に連動して回転されると、流体がインペラチャンバー23側の第1の冷却口314から冷却チャンバー24側の第2の冷却口315側へ流れるようになっている。
流体ポンプに動力が供給されたとき、駆動軸31の回転によりインペラ34が連動して回転すると、入り口231を介して導入された流体が強制的にインペラチャンバー23に向かって流れ、出口232を通って流出する。インペラチャンバー23に流れた流体の一部は冷却通路27を通ってアッパーチャンバー部241及びボトムチャンバー部242に向かって流れる。そのとき、流体は第2の冷却口315を通って連動通路311に流れようとするが、螺旋ブレード35Aの巻き方向により冷却通路27を通って連動通路311に流れる流体に対して抵抗を掛けることができるので、連動通路311への流体の量が減る。これにより、入り口231から出口232へ向かって流出する量が増えるので、流体の流出圧力値が大きくなる。
このように、螺旋ブレード35Aの巻き方向を変えることによって、連動通路311を通る流体に対して抵抗力をかけることができるので、流体がインペラチャンバー23を通って出口232から出る圧力値を変えることができる。また、螺旋ブレード35Aの巻きのリード角を変えることによって、流体の流れに対する抵抗性を変えることができる。従って、螺旋ブレード35Aの巻き設計により簡単に流体の流速を変えることができるため、効率よく放熱する構成が簡単に得られる。
(実施例3)
図7は、本発明の実施例3に係る電動流体ポンプに用いられた螺旋ブレードを示す図である。本実施例に用いられる螺旋ブレード35Bは、図示のごとく、4枚のブレード部材353から多重巻き状に構成されている。
この実施例によっても、上記実施例と同様な効果が得られる。
なお、螺旋ブレード35Bのブレード部材353の個数等は図示例に限らず、必要に応じて適宜増減することができ、上記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
(実施例4)
図8は、本発明の実施例4に係る電動流体ポンプを示す断面図である。この実施例4は、上記実施例1と類似する構成を有する他、隔壁ユニット22Aには、取付チャンバー26寄りに第2の隔壁222とある間隔をおいて対向する第3の隔壁228が更に設けられている。ポンプハウジング2A内の第2の隔壁222と第3の隔壁228とにより、冷却チャンバー24と取付チャンバー26との間に補助冷却チャンバー28を画成する。第3の隔壁228には、補助冷却チャンバー28に向かって凹凸面281が形成されている。このようにすると、取付チャンバー26の熱放出効果がより一層向上することができる。
以上の通り、本発明に係る流体ポンプは、駆動軸31内に取り付けられた所定の巻き方向を有する螺旋ブレード35(35A、35B)により、連動通路311を通る流体の流れ量を変えることができるので、ポンプ本体の基本構造や仕様を変えることなく、流体の出力圧力値を変えることができる。また、本発明に係る流体ポンプは螺旋ブレード35(35A、35B)のブレード部材の数、巻き角度により流体の流れの速度や量を変えることができるので、ポンプ本体の基本構造や仕様を変えることなく、所望の冷却効果を得るポンプを構成することができる。
本発明に係る流体ポンプは、冷却システムを備えた駆動軸付きのポンプモータに有用である。
2、2A ポンプハウジング 22、22A 隔壁ユニット
201 メインハウジング 221 第1の隔壁
202 第1のエンドカバー 222 第2の隔壁
203 第2のエンドカバー 223 環状隔壁
21 周壁 224 第1の取付孔
225 第1の取付ブロック 31 駆動軸
226 第2の取付孔 311 連動通路
227 第2の取付ブロック 312 囲い壁
228 第3の隔壁 313 リブ
23 インペラチャンバー 314 第1の冷却口
231 入り口 315 第2の冷却口
232 出口 32 第1の軸受け
24 冷却チャンバー 33 第2の軸受け
241 アッパーチャンバー部 34 インペラ
242 ボトムチャンバー部 35、35A、35B 螺旋ブレード
243 連通チャンバー部 351 第1の端
25 ステーターチャンバー 352 第2の端
26 取付チャンバー 353 ブレード部材
27 冷却通路 4 駆動ユニット
271 流通口 41 ローター
28 補助冷却チャンバー 411 軸孔
281 凹凸面 42 ステーター
29 輸送方向 43 電子制御装置
3 スラストユニット

Claims (7)

  1. 周壁により所定の取付空間を画成する中空状のポンプハウジングであって、前記取付空間内に隔壁ユニットによりインペラチャンバー、冷却チャンバー及び前記インペラチャンバーと前記冷却チャンバーとを連通する冷却通路を画成してなるポンプハウジングと、
    前記ポンプハウジング内に前記隔壁ユニットによって支持され回転可能に設けられた駆動軸、前記駆動軸内に前記インペラチャンバーと前記冷却チャンバーとを空間的に連通して設けられた連動通路、前記駆動軸と連動可能に連結されており前記インペラチャンバー内に設けられたインペラ及び前記連動通路を貫通して前記駆動軸の回転と連動して回転可能に設けられた螺旋ブレードを有するスラストユニットと、
    前記駆動軸を回転可能に駆動する駆動ユニットと、を備え、
    前記駆動軸が前記駆動ユニットによって回転駆動されたとき、前記インペラが前記駆動軸の回転に連動して回転されると、前記インペラチャンバーに導入された流体が所定の輸送方向に従って前記インペラチャンバーを通って流れ、また、前記螺旋ブレードも前記駆動軸の回転に連動して回転されると、前記流体の一部が前記連動通路を流れる量を変え
    前記ポンプハウジングには、前記隔壁ユニットにより、前記冷却チャンバーを囲むステーターチャンバーと、前記インペラチャンバーから離れて前記冷却チャンバーの近くに取付チャンバーと、が更に画成されており、
    前記駆動ユニットは、前記冷却チャンバー内に設けられたローターと、前記ステーターチャンバー内に設けられたステーターと、前記ステーターと電気的に接続されるように前記取付チャンバー内に設けられている電子制御装置と、を有し、
    前記隔壁ユニットは、前記インペラチャンバーと前記冷却チャンバーとに仕切る第1の隔壁と、前記冷却チャンバーと前記取付チャンバーとに仕切る第2の隔壁と、前記第1の隔壁と前記第2の隔壁との間に設けられ前記冷却チャンバーと前記ステーターチャンバーとに仕切る環状隔壁と、を有し、
    前記第1の隔壁には、前記駆動軸が貫通する第1の取付孔と、前記第1の取付孔を取り囲んで設けられた複数の第1の取付ブロックと、が設けられ、
    前記第2の隔壁には、前記駆動軸が貫通する第2の取付孔と、前記第2の取付孔を取り囲んで設けられた複数の第2の取付ブロックと、が設けられ、
    前記スラストユニットは、前記複数の第1の取付ブロックの間に前記駆動軸を回転可能に支えるように設けられた第1の軸受けと、前記複数の第2の取付ブロックの間に前記駆動軸を回転可能に支えるように設けられた第2の軸受けと、を更に有することを特徴とする流体ポンプ。
  2. 前記連動通路は前記インペラチャンバー側の第1の冷却口と、前記冷却チャンバー側の第2の冷却口と、を有し、
    前記螺旋ブレードは、前記第2の冷却口側の第1の端と、前記第1の冷却口側の第2の端と、を有し、
    前記螺旋ブレードが前記駆動軸の回転に連動して、流体を前記第2の冷却口から前記第1の冷却口側へ送らせるように推進することを特徴とする請求項1に記載の流体ポンプ。
  3. 前記連動通路は前記インペラチャンバー側の第1の冷却口と、前記冷却チャンバー側の第2の冷却口と、を有し、
    前記螺旋ブレードは、前記第1の冷却口側の第1の端と、前記第2の冷却口側の第2の端と、を有し、
    前記螺旋ブレードが前記駆動軸の回転に連動して、前記冷却通路を通って前記連動通路に流れる流体に対して抵抗をかけるようにすることを特徴とする請求項1に記載の流体ポンプ。
  4. 前記螺旋ブレードは、複数枚のブレード部材から多重巻き状に構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の流体ポンプ。
  5. 前記ポンプハウジング内には、前記隔壁ユニットにより前記冷却チャンバーと前記取付チャンバーとの間に補助冷却チャンバーが更に画成されており、
    前記隔壁ユニットにおける前記補助冷却チャンバーを画成した一部には、前記補助冷却チャンバーに向かって凹凸面が形成されていることを特徴とする請求項に記載の流体ポンプ。
  6. 前記ローターには、前記駆動軸を前記ローターの回転によって連動回転可能に取り付けるための軸孔が設けられ、
    前記駆動軸は、囲い壁によって前記連動通路を画成してなる中空状筒体であり、前記囲い壁の外面に前記軸孔内に係合するための複数のリブが突出して設けられていることを特徴とする請求項に記載の流体ポンプ。
  7. 前記冷却通路には、前記複数の第1の取付ブロックによって仕切られる複数の流通口が形成され、
    前記冷却チャンバーは、前記流通口を介して前記インペラチャンバーと連通して前記ローターが取り付けられるためのアッパーチャンバー部と、前記第2の隔壁側のボトムチャンバー部と、前記複数の第2の取付ブロックによって仕切られており前記アッパーチャンバー部と前記ボトムチャンバー部との間を連通する複数の連通チャンバー部と、を有することを特徴とする請求項に記載の流体ポンプ。
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