JP6057058B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録ユニットと、該記録ユニットの上部に当該記録ユニットの上部を開閉可能な開閉体とを備える記録装置に関する。
本願において、記録装置には、インクジェットプリンター、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
記録装置の一例としてインクジェットプリンターがある。このインクジェットプリンターにおいて、プリンター機能に加えてスキャナー機能を備えたものがある(特許文献1)。このスキャナー機能を備えたインクジェットプリンターは、複合機と呼ばれている。この複合機は、1台で原稿の読み取りと、用紙への記録を実行することができ、利便性が向上するとともに設置スペースの節約にもなる。
このインクジェットプリンターにおいては、装置本体であるプリンターユニットの上部にスキャナーユニットが前記プリンターユニットに対して前記スキャナーユニットの後端部に設けられた回動軸を支点に回動自在に設けられている。
スキャナーユニットは、筐体であるアッパーフレームと、アッパーフレームに収容された画像読取部と、アッパーフレームの上部に回動自在に支持された上蓋と、上蓋を閉じた際に該上蓋と対向する原稿載置板とを備えている。このスキャナーユニットでは、前記原稿載置板に原稿を載置し、画像読取部を前記スキャナーユニット内に設けられたガイド軸に沿って移動させながら原稿を読み取らせることができる。
ところで、このスキャナーユニットを備えるインクジェットプリンターは、プリンターユニットの上部にスキャナーユニットを備えることから、記録装置の高さが増し、該記録装置の大型化を招いていた。
また、インクジェットプリンターの様なインクカートリッジを備える記録装置では、装置本体内に取り外し可能に配置されるインクカートリッジに収容されるインクの容量には限りがある。このため、このインクジェットプリンターでは、大量の被記録媒体への記録を実行することによりインクカートリッジを交換する回数が増える虞がある。
このため、キャリッジを備える記録装置において、前記キャリッジ側に接続されたインクチューブを装置本体外側に配置された大容量のインクタンクに接続し、大容量インクタンクからキャリッジ側にインクを供給することにより、大量の被記録媒体に記録を実行することを可能にしたインク供給システムを備えた記録装置がある(特許文献2)。
特開2012−109703号公報 特開2008−238787号公報
この様なインク供給システムを備えた記録装置では、キャリッジに接続されたインクチューブをプリンターの筐体から該筐体の外部に延出させ、大容量インクタンクにインクチューブを接続させる必要がある。このため、前記インクチューブを筐体から該筐体の外部へ延出させるために前記筐体内に前記インクチューブが通る空間を形成する必要があった。このため、この記録装置では、前記空間を形成するために前記筐体の高さが増して、前記記録装置の大型化を招きやすい。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、記録装置においてインク収容部から記録ヘッドへインクを供給するインクチューブの通る空間を形成するとともに記録装置の大型化を抑制することのできる記録装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様の記録装置は、媒体に対してインクを吐出する記録ヘッドを備えるヘッドユニットを、前記記録ヘッドの走査方向に移動可能に有する記録ユニットと、前記記録ユニットの上部に設けられ、前記記録ユニットの上部を開閉可能な開閉体と、を備え、前記記録ユニットは、インクを収容するインク収容部から送られるインクを前記ヘッドユニットへと導く、可撓性を有するインクチューブと、前記記録ユニットと前記開閉体との間に、少なくとも前記インクチューブ内のインク流路を遮断しない大きさの、前記インクチューブを通す隙間を形成する隙間形成部材と、媒体を収容する媒体収容部から媒体を送り出す給送手段と、前記記録ユニットから突出する突出位置と前記記録ユニット内に収容される収納位置との間を変位可能に設けられた、排出される媒体を受ける媒体受けトレイと、を備え、前記媒体収容部は、前記媒体受けトレイの下方に、前記媒体受けトレイから独立して前記記録ユニットに対し着脱可能な媒体収容トレイを備え、前記媒体受けトレイは、媒体排出方向上流側に前記給送手段を避ける逃げ部が形成され、前記収納位置において前記逃げ部の内側に前記給送手段が位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記記録ユニットと前記開閉体との間に、少なくも前記インクチューブ内のインク流路を遮断しない大きさの、前記インクチューブを通す隙間を形成することができる。さらに、媒体受けトレイには、前記給送手段を避ける逃げ部が形成されていることから、装置の高さ方向において前記給送手段と媒体受けトレイとを重畳させる必要がなく、前記高さ方向で両者をオーバーラップさせることができ、装置の高さ方向寸法の増大を抑制することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記逃げ部は、前記給送手段を囲むように切り欠き状に形成されていることを特徴とする。
本発明の第3の態様は、第1のまたは第2の態様において、前記媒体収容部は前記媒体収容トレイとして下段側トレイと、当該下段側トレイの上部に当該下段側トレイから独立して設けられる上段側トレイとを備え、前記給送手段は、前記上段側トレイ及び前記下段側トレイのいずれか一方が前記記録ユニットから取り外された状態において、他方にアクセス可能であることを特徴とする。
本態様によれば、下段側トレイと上段側トレイとを備えた構成において、これらのいずれか一方が取り外された状態においても、他方にアクセス可能であるので、媒体収容トレイの装着状態に拘わらず媒体を給送することができる。
本発明の第4の態様は、第3の態様において、前記給送手段は一の給送ローラーを備え、当該一の給送ローラーが、前記上段側トレイ及び前記下段側トレイの双方にアクセス可能であることを特徴とする。
本態様によれば、一の給送ローラーで上段側トレイ及び下段側トレイの双方にアクセスできるので、給送手段を構造簡単にして且つ低コストに構成できる。
本発明の第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記開閉体がスキャナーユニットであることを特徴とする。
本発明の第6の態様の記録装置は、第5の態様において、前記スキャナーユニットは、前記ヘッドユニットの移動方向に沿って走査する読み取りユニットを前記走査方向に案内するガイド部が配設された、前記スキャナーユニットの底面から突出する突状部を備え、前記記録ユニットの奥行き方向において、ユニット手前側から奥方に向かって前記ヘッドユニット、前記突状部、前記スキャナーユニットの回動軸、の順に配置されており、前記記録ユニットの奥行き方向において前記インクチューブは、前記突状部と交差することなく前記ヘッドユニットと前記インク収容部の双方に接続されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記インクチューブは、前記記録ユニットの奥行き方向においてスキャナーユニットの前記突状部と交差することなく、前記インク収容部に接続される。従って、スキャナーユニットの前記突状部とインクチューブとの配置的な干渉を避けることができ、装置全体が高さ方向に大型化する虞を低減することができる。
本発明の第7の態様の記録装置は、第5または第6の態様において、前記ヘッドユニットの移動領域における少なくとも一部の移動領域上方を露呈させる開口部を有するハウジングを備え、前記隙間形成部材は前記記録ユニットの奥行き方向において前記スキャナーユニットの回動軸と反対側に位置する前記スキャナーユニットの自由端側に前記ハウジングの上面に配置されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記スキャナーユニットの自由端側に前記隙間形成部材を設けていることから、前記スキャナーユニットを前記記録ユニットに対して完全に開いた状態にすることなく、前記隙間形成部材の高さに応じて前記スキャナーユニットを前記記録ユニットに変位させることにより前記インクチューブ内のインク流路を遮断しない大きさの、前記インクチューブを通す隙間を形成することができる。そのため、装置高さ方向における前記スキャナーユニットの変位量を小さくすることができることから装置全体が高さ方向に大型化する虞を低減することができる。
本発明の第8の態様の記録装置は、第1から第7のいずれか一の態様において、前記隙間形成部材は、前記走査方向において前記ハウジングの中央に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記ハウジングの中央に前記隙間形成部材を設けることにより、単一の部材で前記隙間を形成することができる。従って、前記隙間を形成するための構成を簡素なものとすることができ、コストダウンを図ることができる。
本発明の第9の態様の記録装置は、第1から第8のいずれか一の態様において、前記隙間形成部材は、前記走査方向において前記ハウジングの両側に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記ハウジングの両側に前記隙間形成部材を設けることから、前記スキャナーユニットの自由端側を2点で支持することができることから、前記スキャナーユニットが外力により前記走査方向に傾いて前記スキャナーユニットにより前記インクチューブの流路が遮断される虞を低減することができる。
本発明の第10の態様の記録装置は、第1から第9のいずれか一の態様において、前記ハウジングの前面に設けられ、頂部が前記ハウジングの上面より上方に位置する前面パネル部を備え、前記インクチューブは、前記隙間形成部材と前記前面パネル部との間を通って前記ハウジングの側方に延びていることを特徴とする。本態様によれば、前記前面パネル部が前記ハウジングの側方へ前記インクチューブを案内することができる。
本発明の第11の態様の記録装置は、第1から第10のいずれか一の態様において、前記隙間形成部材は、少なくとも1つの貫通穴が設けられ、該貫通穴には前記インクチューブが通されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記隙間形成部材に形成された貫通孔に前記インクチューブが通されていることから、前記インクチューブの流路を遮断される虞を低減することができる。
本発明の第12の態様の記録装置は、第1から第11のいずれか一の態様において、前記ハウジングの外側に前記インクチューブが接続されたインク収容部を備えていることを特徴とする。
本態様によれば、前記ハウジングの外側にインク収容部を備えることから、前記インク収容部を大容量化することができ、大量の媒体に記録を実行することができるとともに、インクカートリッジの交換回数を減らすことができることから利便性を向上させることができる。
本発明に係るプリンターの外観斜視図。 本発明に係るプリンターの外観斜視図。 本発明に係るプリンターの外観斜視図。 本発明に係るプリンターの下段側トレイに収容された用紙の用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るプリンターの上段側トレイに収容された用紙の用紙搬送経路を示す側断面図。 給送手段と媒体受けトレイとの配置関係を示す斜視図。 媒体受けトレイの斜視図。 記録ユニットから媒体受けトレイが突出した状態を示す斜視図。 第1の実施例においてスキャナーユニットを開状態とした際の外観斜視図。 第1の実施例においてスキャナーユニットを開状態とした際の側面図。 第1の実施例においてスキャナーユニットを閉状態とした際の外観斜視図。 第1の実施例の変更例におけるスキャナーユニットを開状態とした際の外観斜視図。 第2の実施例においてスキャナーユニットを開状態とした際の外観斜視図。 第3の実施例においてスキャナーユニットを開状態とした際の外観斜視図。 第4の実施例においてスキャナーユニットを開状態とした際の外観斜視図。 (A)、(B)は排紙受けトレイに形成された逃げ部の形状を模式的に示す図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
図1、図2及び図3は本発明に係る「記録装置」の一実施形態であるインクジェットプリンター(以下「プリンター」と言う)10の外観斜視図であり、図4は本発明に係るプリンターの下段側トレイに収容された用紙の用紙搬送経路を示す側断面であり、図5は本発明に係るプリンターの上段側トレイに収容された用紙の用紙搬送経路を示す側断面図であり、図6は給送手段と媒体受けトレイとの配置関係を示す斜視図であり、図7は媒体受けトレイの斜視図であり、図8は記録ユニットから媒体受けトレイが突出した状態を示す斜視図であり、図9は第1の実施例においてスキャナーユニットを開状態とした際の外観斜視図であり、図10は第1の実施例においてスキャナーユニットを開状態とした際の側面図である。
図11は第1の実施例においてスキャナーユニットを閉状態とした際の外観斜視図であり、図12は第1の実施例の変更例におけるスキャナーユニットを開状態とした際の外観斜視図であり、図13は第2の実施例においてスキャナーユニットを開状態とした際の外観斜視図であり、図14は第3の実施例においてスキャナーユニットを開状態とした際の外観斜視図であり、図15は第4の実施例においてスキャナーユニットを開状態とした際の外観斜視図である。更に図16(A)、(B)は排紙受けトレイ8に形成された逃げ部の形状を模式的に示す図である。
尚、後に詳述する様に本実施形態に係るプリンター10は、図9に示す様にインク収容部112やインクチューブ110を備えている。しかしながら図1〜図3ではこれらを省略し、主としてインク収容部112やインクチューブ110を除いたプリンター1の構成について示すものとする。加えてスキャナーユニット14が最大限に閉じた状態では、装置本体12とスキャナーユニット14との間に図10に示す様に空間(隙間)106が形成されるが(後述)、図1〜図3ではこの空間106が形成されないものとして示すものとする。
尚、図4及び図5はプリンター10の用紙搬送経路上に配置されるローラーを図示するために、ほぼ全てのローラーを同一面上に描いているが、その奥行き方向(図4及び図5の紙面表裏方向)の位置は必ずしも一致しているとは限らない(一致している場合もある。)。また、図4において示すX−Y−Z座標系はX方向が記録ヘッドの走査方向、−Y方向が記録装置の奥行き方向、Z方向が装置高さ方向を示している。尚、各図において−Y方向を装置前面側とし、+Y方向側を装置背面側とする。
<<<1.プリンターの全体構成>>>
以下、図1〜図5を参照しつつプリンター10の全体構成について概説する。プリンター10は、媒体の一例としての記録用紙にインクジェット記録を行う「記録ユニット」としての装置本体12の上部に「開閉体」としてのスキャナーユニット14(図4及び図5参照)を備えており、即ちインクジェット記録機能に加えてスキャナー機能を備える複合機として構成されている。
スキャナーユニット14は、装置本体12に対して回動可能に設けられており、回動することにより、閉じた状態(図1)と開いた状態(図8)とをとり得る。スキャナーユニット14において上部のカバー16は開閉可能なカバーであり、当該カバー16を開放することにより、スキャナーユニット14の原稿台18(図4及び図5参照)が表れる様になっている。また、装置本体12は、後述するヘッドユニットすなわちキャリッジ66の移動領域における少なくとも一部の移動領域上方を露呈させる開口部90を形成するハウジング20によって覆われている。
装置本体12の前面には、電源ボタンや各種印刷設定・記録実行を行う操作ボタン、印刷設定内容や印刷画像のプレビュー表示などを行う表示部、等を備えて成る操作パネル22が設けられている。操作パネル22はチルト可能に構成されており、図1は全閉状態を、図2は全開状態を、図3は半開き状態を、それぞれ示している。図1〜図3に示す様に操作パネル22は、ユーザーが操作し易い角度に調整できる様になっている。尚、操作パネル22の開き角は、図示しない角度保持手段により保持され、またボタン操作の為に閉方向の外力を受けた場合であってもその角度が保持される様になっている。
装置前面において操作パネル22の下方にはカバー24が設けられている。カバー24は、下段側トレイ26に設けられた開閉可能なカバーであり、図1はカバー24が閉じた状態を、図2及び図3はカバー24が開いた状態を、それぞれ示している。そしてカバー24を開くことにより、下段側トレイ26、上段側トレイ28及び媒体受けトレイ30が露呈可能となり、下段側トレイ26や上段側トレイ28の着脱作業や、媒体受けトレイ30のスライド動作が実行可能となる。
媒体受けトレイ30は、図示しないモーターによって装置本体12に収納された収納位置(図1参照)と、装置本体12の前方側に突出した突出位置(図3、図4及び図5参照)と、の間をスライド変位可能に設けられており、装置本体12の前方側に突出した突出位置をとることで、記録が行われて排出される記録用紙を受けることができる。尚、本実施形態に係る媒体受けトレイ30はモーターの動力を受けて変位動作するが(自動オープンタイプ)、ユーザー操作により変位動作する構成であっても良い(手動オープンタイプ)。
媒体収容部を構成する、下段側トレイ26とその上部に設けられる上段側トレイ28は、複数枚の記録用紙を収容可能であり、装置本体12に対して着脱可能となっている。
続いて、装置本体12の後方上部には開閉可能な手差しカバー32が設けられている。この手差しカバー32を開くことにより、手差しトレイ34(図4及び図5)を利用した記録用紙の手差しでの給紙が行える様になっている。
続いて、図4及び図5を参照してプリンター10の用紙搬送経路について説明する。本実施形態に係るプリンター10は、装置底部に下段側トレイ26及び上段側トレイ28を備え、当該下段側トレイ26或いは上段側トレイ28から記録用紙を1枚ずつ給送する。
上段側トレイ28は、給送可能位置(図5)と退避位置(図4)との間をスライド変位可能に設けられており、そして図示しないモーターの動力を受けて、給送可能位置(図5)と退避位置(図4)との間を変位する様に構成されている。
尚、図4及び図5においては、下段側トレイ26に収容される用紙を符号P1で、上段側トレイ28に収容される用紙を符号P2で、それぞれ示している(以下、特に区別する必要がない場合は「用紙P」と言う)。また、下段側トレイ26から送り出される用紙P1の通過軌跡を破線T1(図4参照)で、上段側トレイ28から送り出される用紙P2の通過軌跡を破線T2(図5参照)で、それぞれ示している。
図示しないモーターによって回転駆動される給送ローラー(ピックアップローラーとも呼ばれる)36は、回動軸38を中心に揺動する揺動部材40に設けられており、上段側トレイ28が最も装置前方側(図4及び図5において右方向:上段側トレイ28の引き抜き方向側)にスライドした状態、即ち上段側トレイ28が退避位置にあるときは(図4の状態)、下段側トレイ26に収容された用紙P1の最上位のものと接して回転することにより、当該最上位の用紙P1を下段側トレイ26から送り出す。
また上段側トレイ28が最も装置後方側(図4及び図5において左方向:上段側トレイ28の装着方向側であり、用紙送り出し方向側でもある)にスライドした突き当たり位置にあるとき、即ち上段側トレイ28の給送可能位置では(図5の状態)、給送ローラー36が上段側トレイ28に収容された用紙P2の最上位のものと接して回転することにより、当該最上位の用紙P2を上段側トレイ28から送り出す。
尚、本実施形態では図6に示す様に回動軸38は揺動部材40の揺動軸を構成するとともに、図示しないモーターの動力を受けて回転することで、図6に示す様に回動軸38に設けられた伝達歯車42から、歯車輪列44を介し、給送ローラー36へと動力を伝達する。また本実施形態において揺動部材40と給送ローラー36は、用紙Pを給送する給送手段46(図6)を構成する。
尚、本実施形態では一の給送ローラー36により、下段側トレイ26と上段側トレイ28の双方にアクセス可能である。また給送ローラー36は、下段側トレイ26と上段側トレイ28のいずれか一方が装置本体12から取り外された状態であっても、他方にアクセスでき、当該他方のトレイから用紙の給送が可能である。
続いて装置本体12において下段側トレイ26及び上段側トレイ28の先端と対向する位置には、分離斜面48が設けられており、下段側トレイ26が装着された状態では、下段側トレイ26の先端に設けられたストッパー(不図示)が、分離斜面48より奥方(図4及び図5において左側)に入り込み、下段側トレイ26に収容された用紙先端が分離斜面48と当接可能な状態となる。
また上段側トレイ28においては、当該上段側トレイ28が給送可能位置(突き当たり位置:図5)に位置決めされた状態において、上段側トレイ28の先端に設けられたストッパー50が、分離斜面48より奥方に入り込み、上段側トレイ28に収容された用紙先端が分離斜面48と当接可能な状態となる。
そして下段側トレイ26或いは上段側トレイ28から送り出される用紙Pは、その先端が分離斜面48に接しながら下流側に進むことで、給送されるべき最上位の用紙Pと次位以降の用紙Pとの分離が行われる。
分離斜面48の先には、図示しないモーターによって回転駆動される中間ローラー52が設けられており、この中間ローラー52によって用紙Pは湾曲反転させられ、装置前方側へと向かう。中間ローラー52の周囲には、給送経路に沿って中間ローラー52に対して従動回転可能な従動ローラー54、56、58がそれぞれ設けられている。用紙Pは、給送経路に送り込まれると、給送経路に沿って中間ローラー52と従動ローラー54、56、58とに順次挟持されて給送経路下流側へと送られる。
中間ローラー52の先には、図示しないモーターによって回転駆動される搬送駆動ローラー60と、該搬送駆動ローラー60に接して従動回転する搬送従動ローラー62とが設けられており、これらローラーによって用紙Pが記録ヘッド64の下へと送られる。
続いてインクを吐出する記録ヘッド64はキャリッジ66の底部に設けられ、当該キャリッジ66は図示しないモーターによって主走査方向(図4及び図6の紙面表裏方向)に往復動する様に駆動される。また、ハウジング20に形成された開口部90(図9参照)によりキャリッジ66の移動領域における少なくとも一部の移動領域上方が露呈させられている。これにより、スキャナーユニット14が装置本体12に対して開いた状態の際、キャリッジ66に装置本体12の外部からアクセス可能となり、キャリッジ66に取り付けられたインクカートリッジ(図示せず)の着脱作業を行うことが可能となる。
記録ヘッド64と対向する位置には支持部材すなわちプラテン68が設けられ、当該支持部材68によって、用紙Pと記録ヘッド64との間隔が規定される。そして支持部材68の下流側には、図示しないモーターによって回転駆動される排出駆動ローラー70と、当該排出駆動ローラー70に接して従動回転する排出従動ローラー72とを備えた排出手段が設けられている。記録ヘッド64によって記録の行われた用紙Pは、これらローラーにより、上述した媒体受けトレイ30へ向けて排出される。
また、プリンター10において用紙Pの両面に記録を行う場合には、記録ヘッド64によって用紙Pの第1面に記録が行われた後、用紙Pは搬送駆動ローラー60及び排出駆動ローラー70の逆送り動作により前記第1面に記録が実行された際に用紙後端となっていた側が先端となって搬送駆動ローラー60の上流側に戻される。さらに用紙Pは、搬送駆動ローラー60の逆戻り動作により反転経路69へと送られる。反転経路69内に送られた用紙Pは、中間ローラー52と反転ローラー71とにより挟持され、再度給送経路に戻される。
給送経路に戻された用紙Pは、従動ローラー54,56,58を経て中間ローラー52により給送経路下流側の搬送駆動ローラー60へと再度送られる。このとき、用紙Pの第1面と第2面とは湾曲反転させられ、該第2面が記録ヘッド64と対向する。用紙Pは、搬送駆動ローラー60により記録ヘッド64と対向する位置へ送られる。記録ヘッド64により前記第2面の記録が行われた用紙Pは、排出駆動ローラー70により装置前方側に設けられた媒体受けトレイ30へ排出される。
<<<2.スキャナーユニットの構成>>>
続いて、スキャナーユニット14の構成について説明する。スキャナーユニット14は、回動軸74(図4及び図5)を介して装置本体12に回動可能に連結されており、回動することにより装置本体12の上部を開閉する。スキャナーユニット14が開いた状態では、装置本体12の内部にアクセス可能となり、例えばキャリッジ66に搭載されたインクカートリッジ(不図示)の交換作業や紙ジャム処理などを行える様になっている。
スキャナーユニット14は、記録ヘッド64の走査方向と同方向であるX方向に沿って走査する読み取りユニット76が設けられている。読み取りユニット76は、CIS(Contact Image Sensor)或いはCCD(Charge Coupled Device)などのイメージセンサーを搭載して成る。
読み取りユニット76は、Y方向すなわち装置奥行き方向に長い形状を成し、不図示の駆動源から動力を得て、X方向に延設された「ガイド部」としてのガイドレール78にガイドされながら、X方向に移動する。尚、読み取りユニット76の下部には、ガイドレール78と摺接する被ガイド部80が設けられている。また、読み取りユニット76にはスキャナーユニット14の内側底部と接して従動回転する従動ローラー82が設けられている。原稿台18に対する読み取りユニット76の平行(姿勢)は、被ガイド部80と従動ローラー82とによって保たれる。
スキャナーユニット14の底面84には、当該底面84から装置本体12の側へ突出する様に、X方向に延設された突状部86が設けられている。突状部86は、ガイドレール78を配設する為の突状部であり、キャリッジ66の走行領域に面する傾斜面86aと、両面ユニット88に面する垂直面86bと、によって装置奥行き方向(Y方向)の占有領域が構成されている。
以上説明したプリンター10の構成において、図4及び図5の符号A1はユニット奥行き方向(Y方向)におけるキャリッジ66の占有領域、符号A2は突状部86の占有領域、符号A3は中間ローラー52の占有領域、をそれぞれ示している。
図示する様に、本実施形態に係るプリンター10は、装置奥行き方向において、装置手前側(図4及び図5において右側)から奥方(図4及び図5において左側)に向かってスキャナーユニット14の自由端側14a、開口部90内に配置されたキャリッジ66、突状部86、スキャナーユニット14の回動軸74、の順に配置されており、装置奥行き方向において突状部86は、スキャナーユニット14の中央位置(図4及び図5において位置Yc(y1=y2))より回動軸74の側に配置されている。
即ち、スキャナーユニット14の突状部86とキャリッジ66とが、装置奥行き方向において位置をずらして配置されるので、突状部86とキャリッジ66とを重畳して配置する必要がない。このため、キャリッジ66と突状部86とを、高さ方向(Z方向)でオーバーラップさせることができる。従って本実施形態によれば、突状部86とキャリッジ66とを重畳して配置する構成に比して装置の低背化を図ることができる。
<<<3.媒体受けトレイ30の詳細>>>
続いて、図6ないし図8を参照して媒体受けトレイ30について更に詳説する。媒体受けトレイ30は、本実施形態では用紙を受ける用紙受け面30aの全領域が一の部材により形成されており、即ち多段式(引き出し式)ではなく一段式のトレイとして構成されている。より具体的には、本実施形態では媒体受けトレイ30の全体が樹脂材料によって一体的に形成されている。これにより媒体受けトレイとして全体的な剛性の向上が図られているとともに、構造の簡素化により低コスト化が図られている。
媒体受けトレイ30は、その端部(用紙排出方向と交差する方向(用紙幅方向すなわち走査方向)の端部)30bが、装置本体12の基体を構成するフレーム92(図8)に対してスライド可能に支持されている。この媒体受けトレイ30の両端部(用紙排出方向と交差する方向の両端部)には用紙排出方向に沿ってラック部30cが形成されている。ラック部30cはラック&ピニオン機構を構成するラックであり、図示を省略するピニオン歯車が噛合している。そして図示しないモーターの動力により前記ピニオン歯車が回転することにより、媒体受けトレイ30がスライド動作する。尚、本実施形態ではラック部30cは両端部に形成されているが、いずれか一端側にのみ形成されていても良い。
媒体受けトレイ30において用紙排出方向の上流側(図4及び図5において左側、図6ないし図8において左上側)には、給送手段46を避ける逃げ部30dが形成されている。この逃げ部30dは、その幅(用紙幅方向の幅)hが揺動部材40の幅よりやや大きめに設定されており、即ち逃げ部30dは媒体受けトレイ30が収納位置にあるときに(図6の状態)給送手段46を囲むように、切り欠き状に形成され、逃げ部30dの内側で揺動部材40が揺動できる様に設定されている。また、本実施形態では用紙幅方向における給送基準位置は用紙Pの中央に設定されている為、逃げ部30dは、用紙幅方向においてほぼ中央に形成されている。
この逃げ部30dは、以下の様な作用効果を奏する。即ち、媒体受けトレイ30は装置本体12の内部に収納可能に設けられるが、装置本体内に収納された状態において給送手段46と媒体受けトレイ30とを重畳して設けると、装置の大型化(特に、高さ方向寸法の増大)を招き易い。
しかしながら上述した通り、媒体受けトレイ30は、給送手段46を避ける逃げ部30dが形成されているので、装置の高さ方向において給送手段46と媒体受けトレイ30とを重畳させる必要がなく、高さ方向で両者をオーバーラップさせることができ、装置の高さ方向寸法の増大を抑制することができる。
次に媒体受けトレイ30において用紙受け面30aの下流側には、用紙Pの両端部が乗り上がる隆起部30eが形成されており、この隆起部30eに用紙Pの両端(用紙排出方向と交差する方向(用紙幅方向)における両端)が乗り上がることにより、用紙Pにカールが形成される。図8において符号P’及び仮想線で示す用紙はその様なカールが形成された状態を示しており、下流側の両端部が隆起部30eに乗り上がり、またこれに加えて上流側の中央部が逃げ部30dにやや入り込む様な状態となることで、用紙P’にカールが形成される。
これにより、用紙P’の先端が用紙受け面30aからはみ出して垂れ下がり、ひいては落下してしまうことを防止することができる。尚、図7に示す様な用紙P’のカールを形成する為には、逃げ部30dは用紙幅方向の中央部に形成されることが好ましいが、逃げ部30dが用紙幅方向の端部に形成されている様な場合でも、下流側の両端部に隆起部30eが形成されていれば、用紙P’にカールの形成を促すことができる。
本実施形態において逃げ部30dは、図16(A)に示すように平面視した際の底部30sが平坦状に形成されているが、図16(B)に示す逃げ部30d’の底部30s’の様に、排出方向下流側(同図下方向)に向かって幅が狭くなる様に、例えばV字状やU字状に形成しても良い。
加えて媒体受けトレイ30は、用紙Pを受ける用紙受け面30aの下流側に斜面30fが形成され、即ち支持される用紙Pが上向き傾斜となる様に構成されているので、これによっても排出された用紙Pが容易に下方に落下しない様になっている。
■■■第1の実施例■■■■
続いて、図9ないし図11を参照して、プリンター10の第1の実施例について説明する。図9において、装置本体12に対してスキャナーユニット14が開かれた状態を示している。装置本体12は、該装置本体の外観を構成するハウジング20により覆われ、ハウジング20の上面94には開口部90が形成されている。開口部90は、キャリッジ66の移動領域における少なくとも一部の移動領域上方を露呈させている。
ハウジング20の上面94には、装置奥行き方向において開口部90を挟んで、開口部90の装置前方側に前縁部96が形成され、開口部90の装置後方側に後縁部98が形成されている。前縁部96の装置前方側には、操作パネル22が設けられた前面パネル部100が設けられている。前面パネル部100の頂部102は、装置高さ方向において前縁部96より上方に位置するように構成されている(図10参照)。後縁部98は、装置奥行き方向において、キャリッジ66とスキャナーユニット14の突状部86との間に形成されている。
本実施例において、前縁部96にはハウジング20の上面94から上方に突出するとともに前記走査方向における前縁部96の中央部に隙間形成部材104が設けられている。すなわち、隙間形成部材104は、装置奥行き方向においてスキャナーユニット14の自由端側14aに位置する。
隙間形成部材104は、スキャナーユニット14を装置本体12に対して閉じようとする際、スキャナーユニット14の自由端側14aと係合し、スキャナーユニット14を装置本体12に対して半開き状態とする。これにより、前縁部96において、装置奥行き方向において前面パネル部100と隙間形成部材104との間に、かつ装置高さ方向においてハウジング20の前縁部96とスキャナーユニット14の自由端側14aとの間に「隙間」としての空間106が形成される。
また、空間106の装置高さ方向における高さは、隙間形成部材104の装置高さ方向における高さにより規定されている。空間106は、後述するインクチューブ110が通され、少なくともインクチューブ110内のインク流路(図示せず)を遮断しない大きさに形成されている。したがって、隙間形成部材104の前記高さは、少なくともインクチューブ110がスキャナーユニット14の自由端側14aに押しつぶされない高さに設定されている。
また、開口部90に配置されたキャリッジ66には、少なくとも1つのインク中継部108が取り付けられている。本実施例においては、複数のインク中継部108a,108b,108c,108dがキャリッジ66に取り付けられている。インク中継部108は、キャリッジ66の下部に設けられた記録ヘッド64と連通し、インク中継部108から記録ヘッド64にインクを送ることができるように構成されている。
また、インク中継部108には、可撓性のインクチューブ110が接続されている。インク中継部108a,108b,108c,108dにそれぞれ接続されたインクチューブ110a,110b,110c,110dは、装置本体12内において取り回され、ハウジング20の上面94の前縁部96に水平方向(図10参照)に配列されて固定されるともに、空間106を通ってハウジング20の外側に延出させられている。
すなわち、インクチューブ110は、装置奥行き方向においてスキャナーユニット14の自由端側14aに位置している。ここで、インクチューブ110をスキャナーユニット14の回動軸74側に配置すると、インクチューブ110のインク流路を遮断しないようにハウジング20外側に延出させるために装置本体12に対して前記スキャナーユニット14の自由端側14aを大きく開く必要がある。このため、前記スキャナーユニット14の高さ方向における変位量が増大し、プリンター10の高さが増大する。
一方、本実施例のようにインクチューブ110をスキャナーユニット14の自由端側14aに配置すると、回動軸74側に配置する場合よりも装置本体12に対して前記スキャナーユニット14の自由端側14aを大きく開く必要がない。このため、前記スキャナーユニット14の高さ方向における変位量を抑制することができる、すなわちプリンター10の高さを抑制することができる。
また、前面パネル部100はインクチューブ110を空間106に通してハウジング20の外側に延出させるように案内としても機能する。尚、ここでインクチューブ110が水平方向に配列されているとは、厳密にインクチューブ110が水平方向に配列されている状態を指すものではなく、インクチューブ110が装置奥行き方向に沿って並べられていれば、装置高さ方向にずれていても許容するものとする。
また、ハウジング20の外側には、インク収容部112が設けられている。本実施例においてインク収容部112は、ハウジング20の左側方に配置されている。空間106を通ってハウジング20の外側に延びるインクチューブ110a,110b,110c,110dは、それぞれインク収容部112a,112b,112c,112dに接続されている。
したがって、インクチューブ110a,110b,110c,110dは、インク収容部112a,112b,112c,112dからインクをインク中継部108a,108b,108c,108dへと送り、記録ヘッド64にインクを円滑に導くことができる。
また、インクチューブ110は、装置本体12の奥行き方向においてスキャナーユニット14の突状部86と交差することなくキャリッジ66から延出し、ハウジング20の外側に配置されたインク収容部112に接続されている。したがって、スキャナーユニット14の突状部86とインクチューブ110との配置的な干渉を避けることができる。これにより装置全体の高さを低減することができる。
■■■第2の実施例■■■■
続いて図13を参照して、第2の実施例に係るプリンター116について説明する。第2の実施例は、隙間形成部材104が複数設けられている点で第1の実施例と相違する。
第2の実施例において隙間形成部材104は、前縁部96においてハウジング20の前記走査方向における両端部に配置されている。このため、複数の隙間形成部材104(本実施例では2つの隙間形成部材)によりスキャナーユニット14の自由端側14aを支持することとなる。
その結果、前記走査方向においてスキャナーユニット14の両側を隙間形成部材104により支持することから、外力等によりスキャナーユニット14が前記走査方向に傾く虞を低減することができる。その結果、スキャナーユニット14によりインクチューブ110が押し潰される虞を低減することができる。
■■■第3の実施例■■■■
続いて図14を参照して、第3の実施例に係るプリンター118について説明する。第3の実施例は、隙間形成部材に貫通穴が複数設けられている点で第1の実施例と相違する。
第3の実施例において隙間形成部材120は、前記走査方向における前縁部96の中央部に設けられている。隙間形成部材120には少なくとも1つの貫通穴122が設けられている。本実施例における隙間形成部材120には4つの貫通穴122a,122b,122c,122dが形成されている。
各貫通穴122a,122b,122c,122dには、インク中継部108a,108b,108c,108dから延出したインクチューブ110a,110b,110c,110dがそれぞれ通されて貫通穴122a,122b,122c,122dに固定されている。
このため、スキャナーユニット14の自由端側14aが隙間形成部材120と係合した際、インクチューブ110a,110b,110c,110dは、前記装置高さ方向においてスキャナーユニット14の自由端側14aよりも下方に位置することとなる。その結果、本実施例のプリンター118においては、スキャナーユニット14によりインクチューブ110a,110b,110c,110dのインク流路を遮断する虞がなく、あるいは虞が少ない。
したがって、インクチューブ110a,110b,110c,110dは、インク収容部112a,112b,112c,112dから記録ヘッド64に円滑にインクを導くことができる。
■■■第4の実施例■■■■
続いて図15を参照して、第4の実施例に係るプリンター124について説明する。第4の実施例は、隙間形成部材120が複数設けられている点で第3の実施例と相違する。
第4の実施例において隙間形成部材120は、前縁部96においてハウジング20の前記走査方向における両端部に配置されている。このため、複数の隙間形成部材120(本実施例では2つの隙間形成部材)によりスキャナーユニット14の自由端側14aを支持することとなる。その結果、前記走査方向においてスキャナーユニット14の両側を隙間形成部材104により支持することから、外力等によりスキャナーユニット14が前記走査方向に傾く虞を低減することができる。
また、インクチューブ110a,110b,110c,110dは、貫通穴122a,122b,122c,122dに通されていることから、スキャナーユニット14の自由端側14aが隙間形成部材120と係合した際、インクチューブ110a,110b,110c,110dは、前記装置高さ方向においてスキャナーユニット14の自由端側14aよりも下方に位置することとなる。
その結果、スキャナーユニット14によりインクチューブ110のインク流路が遮断される虞がなく、あるいはその虞を低減することができる。したがって、インクチューブ110a,110b,110c,110dは、インク収容部112a,112b,112c,112dから記録ヘッド64に円滑にインクを導くことができる。
<<<第1の実施例ないし第4の実施例の変更例>>>
(1)インクチューブ110a,110b,110c,110dは、インク中継部108a,108b,108c,108dからインク収容部112a,112b,112c,112dまでの間に適宜結束バンド等の結束手段114により束ねる構成としても良い。
(2)インクチューブ110を前縁部96に固定される構成に代えて、後縁部98に固定するすなわちスキャナーユニット14の回動軸74側に配置する構成としてもよく、ハウジング20の上面94において開口部90の周囲を利用して固定する構成としても良い。
(3)インクチューブ110a,110b,110c,110dをハウジング20の左側方から延出させる構成に代えて、インクチューブ110a,110b,110c,110dをハウジング20の右側方から延出させる構成としても良い。
(4)図12に示すように、インクチューブ110a,110bをハウジング20の左側方から延出させ、ハウジング20の左側方に設けられたインク収容部112a,112bにそれぞれ接続し、インクチューブ110c,110dをハウジング20の右側方に設けられたインク収容部112c,112dにそれぞれ接続する構成としても良い。
(5)隙間形成部材104を前縁部96に設ける構成に代えて、後縁部98に設ける構成としても良い。
(6)インク収容部112a,112b,112c,112dは、ハウジング20に一体に形成されていても良く、ハウジング20から間隔をおいて配置されていても良く、インク収容部の一部をハウジング20の右側方に配置し、残りのインク収容部をハウジング20の左側方に配置する構成としても良い。
(7)本実施例ではインク中継部108をインク中継部108a,108b,108c,108dの4つから構成したが、4つに限定するものではなく、インク中継部108をインクの色に対応する数で構成し、例えば6つとしても良い。
(8)装置本体(記録ユニット)12の上部を開閉する開閉体は上記実施形態ではスキャナーユニット14であるが、これに限られず、単なるカバーであっても良いし、或いはスキャナー機能に換えて他の機能を有する機能ユニットであっても良い。
(9)インク収容部(インクタンク)112を複数個として本実施形態に記載したが、例えば黒色など一色のインク用のインク収容部を一つ設け、インクチューブ110も黒色のインク用として1本だけ設ける構成としても良い。
上記説明をまとめると本実施例のプリンター10,116,118,124は、用紙Pに対してインクを吐出する記録ヘッド64を備えるキャリッジ66を、記録ヘッド64の走査方向に移動可能に有する装置本体12と、装置本体12の上部に設けられ、該装置本体12の上部を開閉可能なスキャナーユニット14とを備えている。装置本体12は、インクを収容するインク収容部112から送られるインクをキャリッジ66へと導く、可撓性を有するインクチューブ110と、装置本体12とスキャナーユニット14との間に、少なくともインクチューブ110内のインク流路を遮断しない大きさの、インクチューブ110を通す空間106を形成する隙間形成部材104,120と、用紙Pを収容する上段側トレイ28及び下段側トレイ26から用紙Pを送り出す給送手段46と、装置本体12の奥行き方向に変位可能に設けられ、用紙排出方向上流側に給送手段46を避ける逃げ部30dが形成された、排出される用紙Pを受ける媒体受けトレイ30とを備えている。
スキャナーユニット14は、キャリッジ66の移動方向に沿って走査する読み取りユニット76を前記走査方向に案内するガイドレール78が配設された、スキャナーユニット14の底面から突出する突状部86を備えている。装置本体12の奥行き方向において、装置本体手前側から奥方に向かってキャリッジ66、突状部86、スキャナーユニット14の回動軸74、の順に配置されている。装置本体12の奥行き方向においてインクチューブ110は、突状部86と交差することなくキャリッジ66とインク収容部112の双方に接続されている。
プリンター10,116,118,124は、キャリッジ66の移動領域における少なくとも一部の移動領域上方を露呈させる開口部90を有するハウジング20を備えている。隙間形成部材104,120は装置本体12の奥行き方向においてスキャナーユニット14の回動軸74と反対側に位置する前記スキャナーユニット14の自由端側14aにハウジング20の上面94に配置されている。隙間形成部材104,120は、前記走査方向においてハウジング20の中央に設けられている、あるいはハウジング20の両側に設けられている。
プリンター10,116,118,124は、ハウジング20の前面に設けられ、頂部102がハウジング20の上面94より上方に位置する前面パネル部100を備えている。インクチューブ110は、隙間形成部材104,120と前面パネル部100との間を通ってハウジング20の側方に延びている。
プリンター10,116,118,124は、インクチューブ110を複数本備えている。複数本のインクチューブ110のうち少なくとも1本以上のインクチューブ110が、隙間形成部材104,120と前面パネル部100との間を通ってハウジング20の左側方に延びており、残るインクチューブ110が、ハウジング20の右側方に延びている。
隙間形成部材104,120は、少なくとも1つの貫通穴122が設けられ、該貫通穴122にはインクチューブ110が通されている。また、プリンター10,116,118,124は、ハウジング20の外側にインクチューブ110が接続されたインク収容部112を備えている。
また、本実施形態では本発明に係る装置本体12及びスキャナーユニット14を記録装置の一例としてのインクジェットプリンターに適用したが、その他液体噴射装置一般に適用することも可能である。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10,116,118,124 プリンター、12 装置本体、
14 スキャナーユニット、14a 由端側、16,24 カバー、18 原稿台、
20 ハウジング、22 操作パネル、26 下段側トレイ、28 上段側トレイ、
30 媒体受けトレイ、30a 用紙受け面、30b 端部、30c ラック部、
30d 逃げ部、30e 隆起部、30f 斜面、32 手差しカバー、
34 手差しトレイ、36 給送ローラー、38 回動軸、40 揺動部材、
42 伝達歯車、44 歯車輪列、46 給送手段、48 分離斜面、50 ストッパー、52 中間ローラー、54 従動ローラー、60 搬送駆動ローラー、
62 搬送従動ローラー、64 記録ヘッド、66 キャリッジ、
68 支持部材(プラテン)、69 反転経路、70 排出駆動ローラー、
71 反転ローラー、72 排出従動ローラー、74 回動軸、76 読み取りユニット、
78 ガイドレール、80 被ガイド部、82 従動ローラー、84 底面、
86 突状部、86a 傾斜面、86b 垂直面、88 両面ユニット、90 開口部、
92 フレーム、94 上面、96 前縁部、98 後縁部、100 前面パネル部、
102 頂部、104,120 隙間形成部材、106 空間、
108,108a,108b,108c,108d インク中継部、
110,110a,110b,110c,110d インクチューブ、
112,112a,112b,112c,112d インク収容部、114 結束手段、
122,122a,122b,122c,122d 貫通穴、P,P1,P2 用紙、
T1,T2 用紙給送経路

Claims (15)

  1. 媒体に対してインクを吐出する記録ヘッドを備えるヘッドユニットを、前記記録ヘッドの走査方向に移動可能に有する記録ユニットと、
    前記記録ユニットの上部に設けられ、前記記録ユニットの上部を開閉可能な開閉体と、を備え、
    前記記録ユニットは、インクを収容するインク収容部から送られるインクを前記ヘッドユニットへと導く、可撓性を有するインクチューブと、
    前記記録ユニットと前記開閉体との間に、少なくとも前記インクチューブ内のインク流路を遮断しない大きさの、前記インクチューブを通す隙間を形成する隙間形成部材と、
    媒体を収容する媒体収容部から媒体を送り出す給送手段と、
    前記記録ユニットから突出する突出位置と前記記録ユニット内に収容される収納位置との間を変位可能に設けられた、排出される媒体を受ける媒体受けトレイと、を備え、
    前記媒体収容部は、前記媒体受けトレイの下方に、前記媒体受けトレイから独立して前記記録ユニットに対し着脱可能な媒体収容トレイを備え、
    前記媒体受けトレイは、媒体排出方向上流側に前記給送手段を避ける逃げ部が形成され、前記収納位置において前記逃げ部の内側に前記給送手段が位置する、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記逃げ部は、前記給送手段を囲むように切り欠き状に形成されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の記録装置において、前記媒体収容部は前記媒体収容トレイとして下段側トレイと、当該下段側トレイの上部に当該下段側トレイから独立して設けられる上段側トレイとを備え、
    前記給送手段は、前記上段側トレイ及び前記下段側トレイのいずれか一方が前記記録ユニットから取り外された状態において、他方にアクセス可能である、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項3に記載の記録装置において、前記給送手段は一の給送ローラーを備え、
    当該一の給送ローラーが、前記上段側トレイ及び前記下段側トレイの双方にアクセス可能である、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の記録装置において、前記開閉体がスキャナーユニットである、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項5に記載の記録装置において、前記スキャナーユニットは、前記ヘッドユニットの移動方向に沿って走査する読み取りユニットを前記走査方向に案内するガイド部が配設された、前記スキャナーユニットの底面から突出する突状部を備え、
    前記記録ユニットの奥行き方向において、ユニット手前側から奥方に向かって前記ヘッドユニット、前記突状部、前記スキャナーユニットの回動軸、の順に配置されており、
    前記記録ユニットの奥行き方向において前記インクチューブは、前記突状部と交差することなく前記ヘッドユニットと前記インク収容部の双方に接続されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の記録装置において、前記ヘッドユニットの移動領域における少なくとも一部の移動領域上方を露呈させる開口部を有するハウジングを備え、
    前記隙間形成部材は前記記録ユニットの奥行き方向において前記スキャナーユニットの回動軸と反対側に位置する前記スキャナーユニットの自由端側に前記ハウジングの上面に配置されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項に記載の記録装置において、前記隙間形成部材は、前記走査方向において前記ハウジングの中央に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  9. 請求項に記載の記録装置において、前記隙間形成部材は、前記走査方向において前記ハウジングの両側に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  10. 請求項から請求項9のいずれか1項に記載の記録装置において、前記ハウジングの前面に設けられ、頂部が前記ハウジングの上面より上方に位置する前面パネル部を備え、
    前記インクチューブは、前記隙間形成部材と前記前面パネル部との間を通って前記ハウジングの側方に延びている、
    ことを特徴とする記録装置。
  11. 請求項から請求項10のいずれか1項に記載の記録装置において、前記ハウジングの外側に前記インクチューブが接続された前記インク収容部を備えている、
    ことを特徴とする記録装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の記録装置において、前記隙間形成部材は、少なくとも1つの貫通穴が設けられ、該貫通穴には前記インクチューブが通されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  13. 媒体に対してインクを吐出する記録ヘッドを備えるヘッドユニットを、前記記録ヘッドの走査方向に移動可能に有する記録ユニットと、
    前記記録ユニットの上部に設けられ、前記記録ユニットの上部を開閉可能な開閉体と、
    を備え、
    前記記録ユニットは、インクを収容するインク収容部から送られるインクを前記ヘッドユニットへと導く、可撓性を有するインクチューブと、
    前記記録ユニットと前記開閉体との間に、少なくとも前記インクチューブ内のインク流路を遮断しない大きさの、前記インクチューブを通す隙間を形成する隙間形成部材と、
    媒体を収容する媒体収容部から媒体を装置後方側に向けて送り出す給送手段と、
    前記媒体収容部に収容された媒体の先端と対向配置され、前記給送手段により給送される媒体を分離する分離斜面と、
    前記媒体収容部から送り出された媒体を装置前方側の前記ヘッドユニットに向けて反転させる湾曲反転経路と、
    前記湾曲反転経路の外側経路における装置後方側に配置された従動ローラーと、
    前記ヘッドユニットにより記録の行われた媒体を排出する排出手段と、を有し、
    前記従動ローラーは、鉛直方向から見て前記分離斜面と重なる部位を有する、
    ことを特徴とする記録装置。
  14. 請求項13に記載の記録装置において、前記湾曲反転経路の内側経路を反転ローラーで構成し、
    前記湾曲反転経路の外側経路に配置された前記従動ローラーは、前記反転ローラーとの間で媒体をニップする、
    ことを特徴とする記録装置。
  15. 請求項14に記載の記録装置において、前記従動ローラー及び前記反転ローラーの双方が、鉛直方向から見て前記分離斜面と重なる部位を有する、
    ことを特徴とする記録装置。
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