JP6054641B2 - 電子レンジ調理用箱及び食品 - Google Patents

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Description

本発明は電子レンジ調理用箱及びその箱内に電子レンジ調理用容器などを収容してなる電子レンジ調理用食品に関する。
特許文献1又は2に記載のように、従来、電子レンジ調理用箱内に、電子レンジ調理用食品を密封して収容した容器を収納して販売し、その需要者は箱から容器を一旦外に取り出して破裂しないように封を開いて再度箱内に容器を入れ、電子レンジで加熱した後、あまり加熱されていない箱ごと取り出して、容器を安全に電子レンジで加熱し取り出すようにした電子レンジ調理用箱及びその箱内に電子レンジ調理用容器などを収容してなる電子レンジ調理用食品は知られている。
特開2011−6108号公報 特開2004−256170号公報
特許文献1の電子レンジ調理用箱は、底板と天板と一対の側板とで角筒状の胴部が形成され、その胴部の後部が閉じられて閉鎖部が形成された状態で、胴部に椀状容器を収納するようになっている。その椀状容器は開口縁部に張り出したフランジが設けてあり、フランジ部分に蓋材をヒートシールなどにより閉じたものである。前記箱の底板は天板より前方に突き出るサイズに設けてあり、底板が前方に広いだけ収容してある椀状容器は前方に滑り出やすい課題がある。
そのため、底板の前方に連接されて折り返される押さえ板はその先端縁が収納した椀状容器の上部開口縁部の前記フランジ部分に係合してその飛出しを防止する構成である。その関係でこの押え板は、底板先端部から天板先端部付近まで傾斜して伸びているから、相当の長さが必要で、尚且つ、折れ曲がらないだけの強度がないと椀状容器の飛び出しを押さえられない。
また、押さえ板が強固な場合には、押さえ板をフランジから取り外して椀状容器を箱から取り出すのが難しくなる課題がある。その結果、販売時の押さえ板は椀状容器のフランジ部に係合しないように椀状容器の下側に底板に敷いた状態で収容するか、椀状容器の蓋材の上側に天板に接するように収容しなければならないから、箱内に電子レンジ調理用容器などを収容してなる電子レンジ調理用食品を購入した需用者が椀状容器を取り出すときと再度収容するときに、押さえ板が邪魔になる課題がある。同時にまた、天板の前方には折り返された押え板を跨いだ状態で先端が底板に係止可能となったカバー板が長大になる課題がある。
また、特許文献2では、底板が2段になっていて上段の底板に容器を嵌合する孔が設けてあり、長大な天板を大きく開かなければ容器の出し入れができない課題があった。
そこで、本発明は、特許請求の範囲の請求項1に記載のように、電子レンジ調理用容器を収容する電子レンジ調理用箱の開口部に、該箱の底板部に連設して高さが開口部の高さ以下の内蓋片部を設けると共に、該内蓋片部を覆う外蓋片部を前記電子レンジ調理用箱の天板部に連設して設けた電子レンジ調理用箱において、前記内蓋片部の一部に、該内蓋片部を前記底板部に密着する方向に開口部内側に折り込んだ状態で前記箱内に収容した電子レンジ調理用容器の開口部側の底部側壁に当接可能なストッパ縁部を設けてなる電子レンジ調理用箱を提供するものである。
また、請求項2に記載のように、請求項1に記載の電子レンジ調理用箱において、前記ストッパ縁部として、内蓋片部を底板部に密着する方向に開口部内側に折り込んだ状態で前記箱内に収容した電子レンジ調理用容器の開口部側の底部側壁に当接可能なストッパ片部を設けてなる電子レンジ調理用箱を提供するものである。
また、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載の電子レンジ調理用箱において、開口部に連設した底板部、天板部、内蓋片部及び外蓋片部が紙製からなる電子レンジ調理用箱を提供するものである。
また、請求項4に記載のように、請求項1、2又は3に記載の電子レンジ調理用箱において、内蓋片部の先端部に、該内蓋片部を前記底板部に密着する方向に開口部内側に折り込んだ状態で前記箱内に収容した電子レンジ調理用容器の開口部側の底部側壁に当接しない凹陥部と、該凹陥部から突出して電子レンジ調理用容器の開口部側の底部側壁に当接するストッパ縁部を設けてなる電子レンジ調理用箱を提供するものである。
また、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱において、電子レンジ調理用容器を収容した状態で内蓋片部の一部に外蓋片部の一部が密着して開口部を閉鎖するように構成すると共に、外蓋片部に天板部との境界から先端部に向かって先細りの切開片部を設け、切開片部を切り開いて開口部を開口可能に設けた電子レンジ調理用箱を提供するものである。
また、請求項6に記載のように、請求項1乃至5のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱において、外蓋片部と天板部の境界から天板部に天板切開片部を設け、開口部を実質的に拡大するように構成した電子レンジ調理用箱を提供するものである。
また、請求項7に記載のように、請求項1乃至6のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱において、電子レンジ調理用箱が正方形を含む直方体からなり、直方体の一壁に前記開口部を設けてなる電子レンジ調理用箱を提供するものである。
また、請求項8に記載のように、請求項1乃至7のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱において、内蓋片部の側片部に掛け欠き部を設け、側壁片部に重なるように折り込んだ前部側片部の縁辺部が前記掛け欠き部に引き掛かることにより、容器底部側壁当接する内蓋片部の折り畳み角度を維持するようにした電子レンジ調理用箱を提供するものである。
また、請求項9に記載のように、請求項1乃至8のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱内に、電子レンジ調理用容器を収容してなる電子レンジ調理用食品を提供するものである。
また、請求項10に記載のように、請求項1乃至9のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱の開口部を開口し、収容した電子レンジ調理用容器の蓋を開口し、開口した電子レンジ調理用容器を収容した前記電子レンジ調理用箱を開口したまま電子レンジ内において加熱するようにした電子レンジ調理用食品を提供するものである。
本発明に係る電子レンジ調理用箱によれば、特許請求の範囲の請求項1に記載のように、電子レンジ調理用容器を収容する電子レンジ調理用箱の開口部に、該箱の底板部に連設して高さが開口部の高さ以下の内蓋片部を設けると共に、該内蓋片部を覆う外蓋片部を前記電子レンジ調理用箱の天板部に連設して設けた電子レンジ調理用箱において、前記内蓋片部の一部に、該内蓋片部を前記底板部に密着する方向に開口部内側に折り込んだ状態で前記箱内に収容した電子レンジ調理用容器の開口部側の底部側壁に当接可能なストッパ縁部を設けてなる構成を有することにより、箱内に容器を収容して底板部に連設した高さが開口部の高さ以下の内蓋片部を底板部に密着する方向に開口部内側に折り込むと、内蓋片部に設けたストッパ縁部が箱内に収容した電子レンジ調理用容器の開口部側の底部側壁に当接し、容器の飛び出しを阻止することができる効果があると共に、高さが開口部の高さ以下の内蓋片部を開口部の内側にも外側にも容易に折曲することができるから、電子レンジ調理用食品を購入した需用者が椀状容器を取り出すとき、或いは再度収容するときに、外側に開けばそのまま容器を出し入れできるのは勿論であるが、内蓋片部を底板部に密着する方向に折り畳んだとしてもストッパ縁部が容器の底部側に潜り込み、その上を滑らせて容器を容易に出し入れすることができる効果がある。そして、底板部に連設して設けた内蓋片部はストッパ縁部を含めて高さが開口部の高さ以下であるから、箱の奥行きや開口部及び外蓋片部のサイズを小さくすることができる効果がある。
また、本発明に係る電子レンジ調理用箱によれば、請求項2に記載のように、請求項1に記載の電子レンジ調理用箱において、前記ストッパ縁部として、内蓋片部を底板部に密着する方向に開口部内側に折り込んだ状態で前記箱内に収容した電子レンジ調理用容器の開口部側の底部側壁に当接可能なストッパ片部を設けてなる構成を有することにより、ストッパ縁部からストッパ片部が立ち上がった状態で容器の開口部側の底部側壁に当接可能となり、容器の飛び出しをより強固に阻止することができる効果があると共に、容器を前記箱内から取り出すときにストッパ片部を引き上げることで、容器の固定を容易に解除することができる効果がある。
また、本発明に係る電子レンジ調理用箱によれば、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載の電子レンジ調理用箱において、開口部に連設した底板部、天板部、内蓋片部及び外蓋片部が紙製からなる構成を有することにより、平面的な板状紙片から組み立てて容易に製作することができる効果がある。
また、本発明に係る電子レンジ調理用箱によれば、請求項4に記載のように、請求項1、2又は3に記載の電子レンジ調理用箱において、内蓋片部の先端部に、該内蓋片部を前記底板部に密着する方向に開口部内側に折り込んだ状態で前記箱内に収容した電子レンジ調理用容器の開口部側の底部側壁に当接しない凹陥部と、該凹陥部から突出して電子レンジ調理用容器の開口部側の底部側壁に当接するストッパ縁部を設けてなる構成を有することにより、凹陥部によって容器の開口部側の底部側壁に2点又は3点保持など部分的に当接して容器を安定させるストッパ縁部を有効に設けることができる効果がある。
また、本発明に係る電子レンジ調理用箱によれば、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱において、電子レンジ調理用容器を収容した状態で内蓋片部の一部に外蓋片部の一部が密着して開口部を閉鎖するように構成すると共に、外蓋片部に天板部との境界から先端部に向かって先細りの切開片部を設け、切開片部を切り開いて開口部を開口可能に設けた構成を有することにより、外蓋片部を天板部との境界から先端部に向かって先細りの切開片部を切り開いて開口部を容易に開口することができる効果がある。
また、本発明に係る電子レンジ調理用箱によれば、請求項6に記載のように、請求項1乃至5のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱において、外蓋片部と天板部の境界から天板部に天板切開片部を設けてなる構成を有することにより、外蓋片部と共に天板切開片部を切り開いて開口部を天板部まで実質的に拡大することができる効果がある。
また、本発明に係る電子レンジ調理用箱によれば、請求項7に記載のように、請求項1乃至6のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱において、電子レンジ調理用箱が正方形を含む直方体からなり、直方体の一壁に前記開口部を設けてなる構成を有することにより、電子レンジ調理用箱を容器を出し入れしやすい直方体にすることができると共に、平面的な板状紙片から組み立てて容易に製作することができる効果がある。
また、本発明に係る電子レンジ調理用箱によれば、請求項1乃至7のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱において、内蓋片部の側片部に掛け欠き部を設け、側壁片部に重なるように折り込んだ前部側片部の縁辺部が前記掛け欠き部に引き掛かることにより、容器底部側壁に当接する内蓋片部の折り畳み角度を維持するようにしたから、容器の飛び出しをより強固に阻止することができる効果がある。
また、本発明によれば、請求項9に記載のように、請求項1乃至8のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱内に、電子レンジ調理用容器を収容して、電子レンジによる加熱された容器の熱さを直接に感じることなく箱ごと電子レンジから取り出すことができる電子レンジ調理用食品を提供する効果がある。
また、本発明によれば、請求項10に記載のように、請求項1乃至9のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱の開口部を開口し、収容した電子レンジ調理用容器の蓋を開口し、開口した電子レンジ調理用容器を収容した前記電子レンジ調理用箱を開口したまま電子レンジ内において加熱するようにし、加熱調理による吹きこぼれ等を生じたときでも、箱ごと容器を電子レンジから安全に取り出すことができる電子レンジ調理用食品を提供する効果がある。
本発明に係る電子レンジ調理用箱の一実施例を示す斜視図。 本発明に係る電子レンジ調理用箱に収容する容器の一実施例を示す斜視図。 本発明に係る電子レンジ調理用箱の一実施例の使用態様を示す斜視図。 本発明に係る電子レンジ調理用箱の一要部の他の実施例を示す説明図。 本発明に係る電子レンジ調理用箱の一要部の他の実施例を示す説明図。 本発明に係る電子レンジ調理用箱の他の実施例を示す斜視図。 本発明に係る電子レンジ調理用箱の他の実施例の使用態様を示す斜視図。 本発明に係る電子レンジ調理用箱の他の実施例を示す斜視図。 本発明に係る電子レンジ調理用箱の他の実施例の使用態様を示す斜視図。 本発明に係る電子レンジ調理用箱の一要部の他の実施例を示す説明図。 本発明に係る電子レンジ調理用箱の他の実施例の展開図。 本発明に係る電子レンジ調理用箱の他の実施例の使用態様を示す斜視図。 本発明に係る電子レンジ調理用箱の一要部の他の実施例を示す説明図。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係る電子レンジ調理用箱には、図1及び図2に記載のように、電子レンジ調理用の容器1を収容する電子レンジ調理用の箱本体10の開口部11に、該箱本体10の底板部12に連設して高さhが開口部11の高さH以下の内蓋片部13を設けると共に、該内蓋片部13を覆う外蓋片部14を前記電子レンジ調理用の箱本体10の天板部15に連設してある。前記内蓋片部13の一部には、図3に記載のように、内蓋片部13を前記底板部12に密着する方向に開口部11内側に折り込んだ状態で、前記箱本体10内に収容した電子レンジ調理用容器1の開口部11側の底部側壁2に当接可能なストッパ縁部20を設けてある。
このことにより、箱本体10内に容器1を収容して底板部12に連設した高さhが開口部11の高さH以下の内蓋片部13を底板部12に密着する方向に開口部11内側に折り込むと、内蓋片部13に設けたストッパ縁部20が箱本体10内に収容した電子レンジ調理用容器1の開口部11側の底部側壁2に当接し、容器1の飛び出しを阻止することができる。
また、内蓋片部13の高さhが開口部11の高さH以下であるから、内蓋片部13の先端が開口部11の上縁部に当たらないから、開口部11の内側にも外側にも容易に折曲することができることとなり、本考案に係る電子レンジ調理用食品を購入した需用者が容器1を取り出すとき、或いは取り出した容器1を再度収容するときに、内蓋片部13を外側に開けばそのまま容器1を出し入れできるのは勿論であるが、内蓋片部13を底板部12に密着する方向に折り畳んだ場合でも、ストッパ縁部20が容器1の底部側に潜り込み、その上を滑らせて容器1を容易に出し入れすることができる。そして、容器1を箱本体10内に収容した状態で折り畳んである内蓋片部13を起立方向に起こすとストッパ縁部20が容器1の底部から上側に抜け出るから、そのまま容器1の開口部11側の底部側壁2に当接してストッパ機能を果たすこととなる。
また、前記のように、内蓋片部13を底板部12に密着する方向に折り畳んだ場合、底板部12に連設して設けた内蓋片部13はストッパ縁部20を含めて高さhが開口部11の高さH以下であるから、箱本体10の奥行きや開口部11及び外蓋片部14のサイズをそれだけ小さくすることができる。
ストッパ縁部20は、上記図示の実施例の場合、内蓋片部13を折り込んだ状態で容器1の底部側壁2に当接するように、容器1の開口部11側の底部側壁2に沿って凹陥した凹陥部21内に設けてあり、図1及び図3に記載のように、凹陥部21の縁部の大部分に全体的に設けてあっても良いが、図4に記載のように、凹陥部21の一部に設けてあっても良い。
また、図4又は図5に記載のように、ストッパ縁部20には、底部側壁2に湾曲又は折曲して弾性的に当接可能なように、切込22
や切欠23を設けることができる。
また、図6又は図7に記載のように、前記ストッパ縁部20を有する内蓋片部13に、内蓋片部13を底板部12に密着する方向に開口部11内側に折り込んだ状態で前記箱本体10内に収容した容器1の開口部11側の底部側壁2の段部2aに当接可能なストッパ片部24を設けてなる構成にすることができる。この図示の実施例の場合、ストッパ片部24の先端部にストッパ縁部20が設けられた構成になり、内蓋片部13と共に折り込んだストッパ片部24の先端部がストッパ縁部20として容器1の開口部11側の底部側壁2の段部2aに当接することとなり、容器1の飛び出しを阻止することができる。
図8及び図9に記載の実施例の場合、ストッパ縁部20は、内蓋片部13を折り込んだ状態で容器1の開口部11側の底部側壁2に沿って凹陥した凹陥部21内に凸設したストッパ片部24設けてある。
また、図10に記載のように、凹陥部21内に2個以上のストッパ片部24を設けることができる。また、図5に記載のように、複数個の切欠23によって、凹陥部21内に複数個のストッパ片部24を設けることができる。このように図10の複数個のストッパ片部24、又は、図5の複数個のストッパ片部24によって、内蓋片部13を折り込んだ状態で容器1の開口部11側の底部側壁2に当接して、容器1を安定して支持することができる。
また、図2に記載の容器1において、底部側壁2は容器側壁3から段部2aを境にその下側に段差を成形して設けてあり、ストッパ縁部20が段部2aの下側に確実に係合するように構成してある。なお、段部2aは図2の実施例の場合は円形容器の外周の全体に渡って設けて、容器1の開口部11側を自由に設定できるように構成してあるが、容器1が角形容器である場合などには、開口部11側と定められた容器側壁3に段部2aを境に底部側壁2を設けることができる。段部2aの高さは内蓋片部13の高さh以下であることは勿論であるが、内蓋片部13の高さhの半分以下が好ましい。
また、図2に記載の容器1において、段部2aは本考案の容器1の底部側壁2に必須の構成要件ではなく、段部2aが明確に存在しない容器1においては底部側壁2は容器1の底部から連続する容器側壁3と同一部分となる。底部側壁2部分の高さは容器側壁3の底部から天板部付近までの容器側壁3の高さであって、背の高い容器1にあっては容器側壁3の高さの略4分の3以下、或いは、半分以下であることが好ましい。
また、図11は、図8及び図9の直方体形状の箱本体10の展開図で、紙製の包装容器として知られている板状の紙製品からなり、16a、16bは左右の側壁片部で、底板部12の折り曲げ線12a、12b、12c、12d及び天板部15の折り曲げ線15a、15b、15c、15dを略直角に折り曲げて、糊代12eを側壁片部16bに貼着し、側壁片部16a,16bの後部壁側片部19を内側に折り込んで、底板部12の後部壁部18aに天板部15の後部側壁18bを重ねて貼着して開口部を残して箱本体10が組み立てられる。
組み上がった箱本体10に、開口部11から容器1と必要ならば具材収容袋等を収容し、側壁片部16a,16bの前部側片部17を内側に折り込んで、底板部12の内蓋片部13に天板部15の外蓋片部14を重ね合わせて、内蓋片部13のストッパ縁部20やストッパ片部24を避けて後部側壁18bを重ねて要部を貼着して開口部11を閉鎖して、本考案に係る電子レンジ調理用箱本体10内に、電子レンジ調理用容器1や電子レンジ調理用具材包装袋を収容してなる電子レンジ調理用食品が完成する。
箱本体1の開口部11を開くには、外蓋片部14を内蓋片部13から貼着部を剥がすことによって行うことができるが、図11の実施例では、外蓋片部14に天板部15との境界15cから先端部に向かって先細りの切開線14aによって外蓋切開片部14bを設け、切開片部14bを切り開いて内蓋片部13から切り離し、開口部11を開口可能に設けた構成にしてある。これによって、外蓋片部14を天板部15との境界15cから先端部に向かって先細りの切開片部14bを切り開いて開口部11を容易に開口することができる。
更に、外蓋片部14と天板部15の境界15cから天板部15に前記切開線14aに連続して切開線15eによって天板切開片部15fを設け、外蓋片部14或いは外蓋切開片部14aと共に天板切開片部15fを切り開いて開口部11を天板部15まで実質的に拡大して開口することができる。15gは天板部15に設けた天板切開片部15fの折り曲げ線である。
また、図13に記載のように、内蓋片部13の側片部13aに掛け欠き部26を設けて、図12に記載のように、側壁片部16a,16bに重なるように折り込んだ前部側片部17の縁辺部が掛け欠き部26に引き掛かることにより、容器1の底部側壁2に当接する内蓋片部13の折り畳み角度を維持し、ストッパ縁部20やストッパ片部のストッパ機能を増大するように構成することができる。
また、図9に記載のように、図8の箱本体10内に蓋を開いた容器1を収容し、内蓋片部13を折り込んで容器1の底部側壁2をストッパ縁部20とストッパ片部24で固定することができるから、電子レンジによる加熱調理中に吹きこぼれ等が生じていたとしても、加熱調理後に容器1を箱本体ごと電子レンジから容易に安全に取り出すことができる。
1 容器
2 底部側壁
3 容器側壁
10 箱本体
11 開口部
12 底板部
13 内蓋片部
14 外蓋片部
14a 外蓋切開片部
15 天板部
15f 天板切開片部
16a,16b 側壁片部
17 前部側片部
18a,18b 後部壁部
20 ストッパ縁部
21 凹陥部
22 切込
23 切欠
24 ストッパ片部
25 折曲線
26 掛け欠き部

Claims (10)

  1. 底部側壁2に段部2aを設けた電子レンジ調理用容器を収容する電子レンジ調理用箱の開口部に、該箱の底板部12に連設して開口部の高さ以下の内蓋片部13を設けると共に、該内蓋部13を覆う外蓋片部を前記電子レンジ調理用箱の天板部に連設して設けた電子レンジ調理用箱において、前記内蓋片部13の部に、該内蓋片部13を前記底板部12に密着する方向に開口部内側に折り込んだ状態で前記箱内に収容した電子レンジ調理用容器の開口部側の底部側壁2に設けた前記段部2aに係合するストッパ縁部20を設けてなる電子レンジ調理用箱。
  2. 請求項1に記載の電子レンジ調理用箱において、前記内蓋片部13の縁部に設けたストッパ縁部20が、内蓋片部13の高さhの半分以下の高さに設けた段部2aに係合する電子レンジ調理用箱。
  3. 請求項1又は2に記載の電子レンジ調理用箱において、内蓋片部13にストッパ片部24を凸設し、ストッパ片部24の先端部に内蓋片部13を底板部12に密着する方向に開口部内側に折り込んだ状態で前記箱内に収容した電子レンジ調理用容器の段部2aに当接可能なストッパ縁部20を設けてなる電子レンジ調理用箱。
  4. 請求項1、2又は3に記載の電子レンジ調理用箱において、内蓋片部13の先端部に、該内蓋片部13を前記底板部12に密着する方向に開口部内側に折り込んだ状態で前記箱内に収容した電子レンジ調理用容器の開口部側の底部側壁2に当接しない凹陥部を設け、該凹陥部に突出する複数個のストッパ片部24を設け、ストッパ片部24の先端部に電子レンジ調理用容器の開口部側の底部側壁の段部2aに当接するストッパ縁部20を設けてなる電子レンジ調理用箱。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱において、電子レンジ調理用容器を収容した状態で内蓋片部の一部に外蓋片部の一部が密着して開口部を閉鎖するように構成すると共に、外蓋片部に天板部との境界から先端部に向かって先細りの切開片部を設け、切開片部を切り開いて開口部を開口可能に設けた電子レンジ調理用箱。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱において、外蓋片部と天板部の境界から天板部に天板切開片部を設けてなる電子レンジ調理用箱。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱において、電子レンジ調理用箱が正方形を含む直方体からなり、直方体の一壁に前記開口部を設けてなる電子レンジ調理用箱。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱において、内蓋片部の側片部に掛け欠き部を設け、側壁片部に重なるように折り込んだ前部側片部の縁辺部が前記掛け欠き部に引き掛かることにより、容器底部側壁当接する内蓋片部の折り畳み角度を維持するようにした電子レンジ調理用箱。
  9. 請求項1乃至7のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱内に、電子レンジ調理用容器を収容してなる電子レンジ調理用食品。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の電子レンジ調理用箱の開口部を開口し、収容した電子レンジ調理用容器の蓋を開口し、開口した電子レンジ調理用容器を収容した前記電子レンジ調理用箱を開口したまま電子レンジ内において加熱するようにした電子レンジ調理用食品。
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