JP3030527B2 - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
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- JP3030527B2 JP3030527B2 JP5185642A JP18564293A JP3030527B2 JP 3030527 B2 JP3030527 B2 JP 3030527B2 JP 5185642 A JP5185642 A JP 5185642A JP 18564293 A JP18564293 A JP 18564293A JP 3030527 B2 JP3030527 B2 JP 3030527B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スタジオ、劇場、舞
台に使用する調光装置、電気炉用電源、変圧器の1次電
圧制御等、交流電源を位相制御して使用する電源装置に
関するものである。
台に使用する調光装置、電気炉用電源、変圧器の1次電
圧制御等、交流電源を位相制御して使用する電源装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電源装置として逆並列に接続した
2個のサイリスタを負荷と直列に接続し、サイリスタの
ゲートに制御信号を与えて、交流入力電源の各半サイク
ルごとにそれぞれサイリスタをスイッチ制御して、負荷
電流を位相制御していた。
2個のサイリスタを負荷と直列に接続し、サイリスタの
ゲートに制御信号を与えて、交流入力電源の各半サイク
ルごとにそれぞれサイリスタをスイッチ制御して、負荷
電流を位相制御していた。
【0003】ところが、サイリスタのスイッチング時に
単位時間当たり、大きな電流変化が生じ、ノイズ発生の
原因になっていた。また、サイリスタはゲート制御信号
を印加した後、サイリスタが自然転流するまでオンを続
けるので電力の利用率が悪いものであった。
単位時間当たり、大きな電流変化が生じ、ノイズ発生の
原因になっていた。また、サイリスタはゲート制御信号
を印加した後、サイリスタが自然転流するまでオンを続
けるので電力の利用率が悪いものであった。
【0004】そこで、最近図5に示すような自己消弧性
のあるバイポーラトランジスタ,MOSFET又はIG
BT等の自己消弧型制御素子4,5と、この制御素子と
逆並列にダイオード6,7を設けた並列回路を2組逆方
向に直列接続した電源装置が提案されている。交流電源
1の零電圧時に駆動装置14からの駆動信号により、制
御素子4,5をオンさせると、例えば交流電源1,自己
消弧型制御素子4,ダイオード7を介して負荷2に図6
の実線で示すように交流電流が供給される。そして、こ
の半サイクルの所定位相で駆動信号をオンからオフへ変
化させると、図6(a)に示すように零にすることがで
きる。また、駆動信号をオフしたのち、この半サイクル
中に駆動信号を出力させ、制御素子をオンさせると、図
6(b)の実線で示すような交流電流が負荷に供給され
る。これにより電力の利用率を向上させることができ
る。
のあるバイポーラトランジスタ,MOSFET又はIG
BT等の自己消弧型制御素子4,5と、この制御素子と
逆並列にダイオード6,7を設けた並列回路を2組逆方
向に直列接続した電源装置が提案されている。交流電源
1の零電圧時に駆動装置14からの駆動信号により、制
御素子4,5をオンさせると、例えば交流電源1,自己
消弧型制御素子4,ダイオード7を介して負荷2に図6
の実線で示すように交流電流が供給される。そして、こ
の半サイクルの所定位相で駆動信号をオンからオフへ変
化させると、図6(a)に示すように零にすることがで
きる。また、駆動信号をオフしたのち、この半サイクル
中に駆動信号を出力させ、制御素子をオンさせると、図
6(b)の実線で示すような交流電流が負荷に供給され
る。これにより電力の利用率を向上させることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、負荷が
変圧器、蛍光灯、誘導コイル等の誘導性の場合には、自
己消弧型制御素子4,5への駆動信号をオフし、自己消
弧型制御素子4,5をオフさせると、自己消弧型制御素
子がオン時に蓄えられた負荷のインダクタクスによるエ
ネルギーが放出されず、過大な振動電圧が発生し、自己
消弧型制御素子が破損することがあった。
変圧器、蛍光灯、誘導コイル等の誘導性の場合には、自
己消弧型制御素子4,5への駆動信号をオフし、自己消
弧型制御素子4,5をオフさせると、自己消弧型制御素
子がオン時に蓄えられた負荷のインダクタクスによるエ
ネルギーが放出されず、過大な振動電圧が発生し、自己
消弧型制御素子が破損することがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、主自己消弧型
制御素子と、この主自己消弧型制御素子と逆並列に接続
されたダイオードとを設けた並列回路を2組逆方向に直
列接続され、前記主自己消弧型制御素子により位相制御
された電圧を、インダクタンス分を有する負荷に供給す
る電源装置において、出力負荷と並列に、フライホイル
用自己消弧型制御素子と、このフライホイル用自己消弧
型制御素子と逆並列に接続されたフライホイルダイオー
ドとを設けた並列回路を2組逆方向に直列接続され、上
記主自己消弧型制御素子が、交流電源電圧の零電位から
通電され、位相制御オフ後に出力が0になるまで、高周
波チョッピングされる自己消弧型制御素子である。
制御素子と、この主自己消弧型制御素子と逆並列に接続
されたダイオードとを設けた並列回路を2組逆方向に直
列接続され、前記主自己消弧型制御素子により位相制御
された電圧を、インダクタンス分を有する負荷に供給す
る電源装置において、出力負荷と並列に、フライホイル
用自己消弧型制御素子と、このフライホイル用自己消弧
型制御素子と逆並列に接続されたフライホイルダイオー
ドとを設けた並列回路を2組逆方向に直列接続され、上
記主自己消弧型制御素子が、交流電源電圧の零電位から
通電され、位相制御オフ後に出力が0になるまで、高周
波チョッピングされる自己消弧型制御素子である。
【0007】
【0008】
【作用】主自己消弧型制御素子の位相制御のオフ時、フ
ライホイル用自己消弧型制御素子をオンさせ、インダク
タンス分に蓄積されたエネルギーがフライホイル用自己
消弧型制御素子を介して放出させる。
ライホイル用自己消弧型制御素子をオンさせ、インダク
タンス分に蓄積されたエネルギーがフライホイル用自己
消弧型制御素子を介して放出させる。
【0009】また、主自己消弧型制御素子が位相制御の
オフ後に高周波スイッチングさせて出力電流を位相制御
のオフ時からソフトダウンさせる。
オフ後に高周波スイッチングさせて出力電流を位相制御
のオフ時からソフトダウンさせる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の電源装置を主
としてブロックで示した図であり、図2は電源装置の各
部の波形図を示す。図1において1は交流電源、2は誘
導性負荷でインダクタンス分2aと抵抗分2bによって
構成されている。3は交流電源と負荷2との間に設けら
れた電源装置である。電源装置は互いに逆方向に直列接
続されたトランジスタ,MOSFET,IGBT等の主
自己消弧型制御素子4,5と、この主制御素子4,5と
それぞれ逆方向にダイオード6,7とが設けられてい
る。負荷2と並列に互いに逆方向に直列接続されたトラ
ンジスタ,MOSFET,IGBT等のフライホイル用
自己消弧型制御素子9,10とこれらフライホイル用自
己消弧型制御素子9,10とそれぞれ逆方向にフライホ
イルダイオード11,12とが設けられている。また、
主制御素子4,5は、主制御素子用駆動装置14の駆動
信号により駆動され、フライホイル用制御素子9,10
はフライホイル用制御素子駆動装置15の駆動信号によ
り駆動される。
としてブロックで示した図であり、図2は電源装置の各
部の波形図を示す。図1において1は交流電源、2は誘
導性負荷でインダクタンス分2aと抵抗分2bによって
構成されている。3は交流電源と負荷2との間に設けら
れた電源装置である。電源装置は互いに逆方向に直列接
続されたトランジスタ,MOSFET,IGBT等の主
自己消弧型制御素子4,5と、この主制御素子4,5と
それぞれ逆方向にダイオード6,7とが設けられてい
る。負荷2と並列に互いに逆方向に直列接続されたトラ
ンジスタ,MOSFET,IGBT等のフライホイル用
自己消弧型制御素子9,10とこれらフライホイル用自
己消弧型制御素子9,10とそれぞれ逆方向にフライホ
イルダイオード11,12とが設けられている。また、
主制御素子4,5は、主制御素子用駆動装置14の駆動
信号により駆動され、フライホイル用制御素子9,10
はフライホイル用制御素子駆動装置15の駆動信号によ
り駆動される。
【0011】次に動作について説明する。今、交流電源
1のA端子の電位がB端子の電位より高い半波の場合、
交流電源1の零電位時刻に、主制御素子用駆動装置14
から主制御素子4に駆動信号が入力し、主制御素子4が
オンし、交流電源1,主制御素子4,ダイオード7,負
荷2,交流電源1に電流が流れる。この時、負荷2のイ
ンダクタンス分2aには図1の矢印方向に電圧が発生
し、エネルギーが蓄積される。
1のA端子の電位がB端子の電位より高い半波の場合、
交流電源1の零電位時刻に、主制御素子用駆動装置14
から主制御素子4に駆動信号が入力し、主制御素子4が
オンし、交流電源1,主制御素子4,ダイオード7,負
荷2,交流電源1に電流が流れる。この時、負荷2のイ
ンダクタンス分2aには図1の矢印方向に電圧が発生
し、エネルギーが蓄積される。
【0012】そして、時刻T1において、図2(b)に
示すように主制御素子用駆動装置14の駆動信号をオフ
し、図2(c)に示すようにフライホイル用制御素子駆
動装置15から駆動信号を出力し、フライホイル用制御
素子10をオンさせる。主制御素子4がオフすると、負
荷2のインダクタンス分2aは図1の矢印と逆方向の電
圧が誘起し、負荷2,フライホイル用制御素子10,フ
ライホイルダイオード11,負荷2に電流が流れ、図2
(a)に示すように電源装置3から出力される電圧は負
荷の抵抗10及び配線の抵抗によって減少する。次に時
刻T2においてフライホイル用制御素子駆動装置15の
駆動信号をオフし、フライホイル用制御素子10をオフ
させ、主制御素子用駆動装置14から駆動信号を出力し
主制御素子4をオンさせる。これにより交流電源1,主
制御素子4,ダイオード7,負荷2,交流電源1に電流
が流れ電源装置3の出力は図2(a)に示すように上昇
する。そして、時刻T3において主制御素子4をオフさ
せ、フライホイル用制御素子10をオンさせる。以下、
この半波において電源装置2の出力が0になるまで繰り
返す。なお、図2(a)における破線は交流電源の電圧
波形を示す。
示すように主制御素子用駆動装置14の駆動信号をオフ
し、図2(c)に示すようにフライホイル用制御素子駆
動装置15から駆動信号を出力し、フライホイル用制御
素子10をオンさせる。主制御素子4がオフすると、負
荷2のインダクタンス分2aは図1の矢印と逆方向の電
圧が誘起し、負荷2,フライホイル用制御素子10,フ
ライホイルダイオード11,負荷2に電流が流れ、図2
(a)に示すように電源装置3から出力される電圧は負
荷の抵抗10及び配線の抵抗によって減少する。次に時
刻T2においてフライホイル用制御素子駆動装置15の
駆動信号をオフし、フライホイル用制御素子10をオフ
させ、主制御素子用駆動装置14から駆動信号を出力し
主制御素子4をオンさせる。これにより交流電源1,主
制御素子4,ダイオード7,負荷2,交流電源1に電流
が流れ電源装置3の出力は図2(a)に示すように上昇
する。そして、時刻T3において主制御素子4をオフさ
せ、フライホイル用制御素子10をオンさせる。以下、
この半波において電源装置2の出力が0になるまで繰り
返す。なお、図2(a)における破線は交流電源の電圧
波形を示す。
【0013】次に交流電源1のB端子の電位がA端子の
電位より高い半波においては、主制御素子駆動装置14
から主制御素子5に駆動信号を入力し、フライホイル用
制御素子駆動装置15からフライホイル用制御素子9に
駆動信号を入力し、上記のA端子の電位がB端子の電位
より高い半波と同様の動作を行う。なお、主制御素子5
がオンしているときには、交流電源1,負荷2,主制御
素子5,ダイオード6,交流電源1に電流が流れ、フラ
イホイル用制御素子9がオンしているときには、負荷
2,フライホイル用制御素子9,フライホイルダイオー
ド12,負荷2に電流が流れる。これにより、主自己消
弧型制御素子がオン時に蓄えられた負荷インダクタンス
のエネルギーは放出され、時刻T1時に過大な振動電圧
が発生することがない。
電位より高い半波においては、主制御素子駆動装置14
から主制御素子5に駆動信号を入力し、フライホイル用
制御素子駆動装置15からフライホイル用制御素子9に
駆動信号を入力し、上記のA端子の電位がB端子の電位
より高い半波と同様の動作を行う。なお、主制御素子5
がオンしているときには、交流電源1,負荷2,主制御
素子5,ダイオード6,交流電源1に電流が流れ、フラ
イホイル用制御素子9がオンしているときには、負荷
2,フライホイル用制御素子9,フライホイルダイオー
ド12,負荷2に電流が流れる。これにより、主自己消
弧型制御素子がオン時に蓄えられた負荷インダクタンス
のエネルギーは放出され、時刻T1時に過大な振動電圧
が発生することがない。
【0014】負荷が白熱ランプなどの抵抗負荷の場合、
主制御素子をオフさせると急激に電流が変化して振動
し、ランプ及び配線からうなりが生じやすい。このよう
な抵抗負荷で主制御素子をオフさせたとき、電流をソフ
トダウンさせるための第2の実施例を図3に示す。すな
わち、図3において図1と異なる点は、フライホイル部
8と負荷2との間に小さなリアクトル21を設けた点で
ある。なお、電源装置3と負荷2との距離があり、巻回
されているような場合には、配線のインダクタンスによ
ってリアクトル21を必要としないこともある。この図
3の電源装置の動作は上記図1の電源装置と同様に行わ
れる。
主制御素子をオフさせると急激に電流が変化して振動
し、ランプ及び配線からうなりが生じやすい。このよう
な抵抗負荷で主制御素子をオフさせたとき、電流をソフ
トダウンさせるための第2の実施例を図3に示す。すな
わち、図3において図1と異なる点は、フライホイル部
8と負荷2との間に小さなリアクトル21を設けた点で
ある。なお、電源装置3と負荷2との距離があり、巻回
されているような場合には、配線のインダクタンスによ
ってリアクトル21を必要としないこともある。この図
3の電源装置の動作は上記図1の電源装置と同様に行わ
れる。
【0015】図4は第3の実施例であり、交流電源の電
源ラインにダイオード25〜28のブリッジ型整流回路
を設け、その整流回路の出力に主自己消弧型制御素子2
9、及び負荷と並列にフライホイルダイオード31〜3
4のブリッジ型整流回路と、その整流回路の出力にフラ
イホイル用自己消弧型制御素子35を設けたものであ
り、制御素子を少なくすることができる。この装置の動
作は図1の第1の実施例の電源装置と同様である。
源ラインにダイオード25〜28のブリッジ型整流回路
を設け、その整流回路の出力に主自己消弧型制御素子2
9、及び負荷と並列にフライホイルダイオード31〜3
4のブリッジ型整流回路と、その整流回路の出力にフラ
イホイル用自己消弧型制御素子35を設けたものであ
り、制御素子を少なくすることができる。この装置の動
作は図1の第1の実施例の電源装置と同様である。
【0016】上記第1ないし第3の実施例では、フライ
ホイル用制御素子を主制御素子のオフ時にはオンとし、
また主制御素子4,5のオン時にはオフさせ、商用電源
周波数より高い高周波チョッピングさせていたが、フラ
イホイル用制御素子9,10にはソフトダウンされる時
刻Tnまで連続してオンさせてもよい。この場合、主制
御素子4,5がオン時にフライホイル用制御素子9,1
0に駆動信号が入力しても、主制御素子4,5側の出力
の電位がフライホイル部の電位より高く、フライホイル
ダイオード11,12に逆バイアスが印加されてフライ
ホイル部には電流は流れない。また、主制御素子4,5
のオフ時のソフトダウンを速く行う場合には、フライホ
イル用制御素子9,10のオンする期間を長くし、緩や
かなソフトダウンを行う場合には時刻T2以後の主制御
素子がオンする期間を長くすればよい。
ホイル用制御素子を主制御素子のオフ時にはオンとし、
また主制御素子4,5のオン時にはオフさせ、商用電源
周波数より高い高周波チョッピングさせていたが、フラ
イホイル用制御素子9,10にはソフトダウンされる時
刻Tnまで連続してオンさせてもよい。この場合、主制
御素子4,5がオン時にフライホイル用制御素子9,1
0に駆動信号が入力しても、主制御素子4,5側の出力
の電位がフライホイル部の電位より高く、フライホイル
ダイオード11,12に逆バイアスが印加されてフライ
ホイル部には電流は流れない。また、主制御素子4,5
のオフ時のソフトダウンを速く行う場合には、フライホ
イル用制御素子9,10のオンする期間を長くし、緩や
かなソフトダウンを行う場合には時刻T2以後の主制御
素子がオンする期間を長くすればよい。
【0017】
【発明の効果】以上のこの発明の電源装置では、主消弧
型制御素子の位相制御のオフ時、フライホイル用自己消
弧型制御素子をオンさせることにより、負荷のインダク
タンス分に蓄積されたエネルギーがフライホイル用自己
消弧型制御素子を介して放出されて、過大な振動電圧が
発生することもなく自己消弧型制御素子を破損すること
もない。又、抵抗負荷の場合、小さなリアクトルを設
け、主自己消弧型制御素子のオフ時、フライホイル用自
己消弧型制御素子をオンさせ、リアクトルに蓄積された
エネルギーをフライホイル型制御素子を介して放出させ
て、ソフトダウンさせることができ、負荷又は配線の振
動によるうなりを防止することができる。
型制御素子の位相制御のオフ時、フライホイル用自己消
弧型制御素子をオンさせることにより、負荷のインダク
タンス分に蓄積されたエネルギーがフライホイル用自己
消弧型制御素子を介して放出されて、過大な振動電圧が
発生することもなく自己消弧型制御素子を破損すること
もない。又、抵抗負荷の場合、小さなリアクトルを設
け、主自己消弧型制御素子のオフ時、フライホイル用自
己消弧型制御素子をオンさせ、リアクトルに蓄積された
エネルギーをフライホイル型制御素子を介して放出させ
て、ソフトダウンさせることができ、負荷又は配線の振
動によるうなりを防止することができる。
【図1】この発明の電源装置の第1の実施例のブロック
図である。
図である。
【図2】図1の電源装置の各部の出力電圧波形図であ
る。
る。
【図3】この発明の電源装置の第2の実施例のブロック
図である。
図である。
【図4】この発明の電源装置の第3の実施例のブロック
図である。
図である。
【図5】従来の電源装置のブロック図である。
【図6】図5の出力電圧波形図である。
1 交流電源 2 負荷 2a インダクタンス分 2b 抵抗分 3 電源装置 4,5,29 主自己消弧型制御素子 6,7,25,26,27,28 ダイオード 8 フライホイル部 9,10 フライホイル用自己消弧型制御素子 11,12 フライホイルダイオード 14 主制御素子用駆動装置 15 フライホイル用制御素子駆動装置 21 リアクトル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 5/00 - 5/48 G05F 1/44 - 1/455
Claims (1)
- 【請求項1】 主自己消弧型制御素子と、この主自己消
弧型制御素子と逆並列に接続されたダイオードとを設け
た並列回路を2組逆方向に直列接続され、前記主自己消
弧型制御素子により位相制御された電圧を、インダクタ
ンス分を有する負荷に供給する電源装置において、出力
負荷と並列に、フライホイル用自己消弧型制御素子と、
このフライホイル用自己消弧型制御素子と逆並列に接続
されたフライホイルダイオードとを設けた並列回路を2
組逆方向に直列接続され、上記主自己消弧型制御素子
が、交流電源電圧の零電位から通電され、位相制御オフ
後に出力が0になるまで、高周波チョッピングされる自
己消弧型制御素子であることを特徴とする電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5185642A JP3030527B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5185642A JP3030527B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715960A JPH0715960A (ja) | 1995-01-17 |
JP3030527B2 true JP3030527B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=16174348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5185642A Expired - Fee Related JP3030527B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3030527B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013249131A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | S & B Foods Inc | 電子レンジ調理用箱及び食品 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0934564A (ja) * | 1995-07-18 | 1997-02-07 | Chiyoda:Kk | 入力波形追従型交流電源装置 |
US6525490B1 (en) * | 2000-10-02 | 2003-02-25 | Patricia Ann Bailey | Power saving circuitry |
ES2268952B1 (es) * | 2005-01-20 | 2008-03-01 | Theslock, S.A. | Regulador de tension monofasico para corriente alterna perfeccionado. |
JP4726202B2 (ja) * | 2005-05-25 | 2011-07-20 | 日本インター株式会社 | 交流電力調整器 |
JP5594263B2 (ja) * | 2011-08-31 | 2014-09-24 | 株式会社デンソー | ハーフブリッジ回路 |
CN102545643B (zh) * | 2012-03-12 | 2014-08-06 | 韩亚兰 | 一种自然续流的交流斩波主电路结构 |
CN104935181B (zh) * | 2014-03-18 | 2017-11-21 | 常州天曼智能科技有限公司 | 具有双输入端的交流斩波器 |
CN110057473B (zh) * | 2019-04-30 | 2021-03-26 | 南京信息职业技术学院 | 一种单线圈振弦传感器的激振电路及其测量电路 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP5185642A patent/JP3030527B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013249131A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | S & B Foods Inc | 電子レンジ調理用箱及び食品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0715960A (ja) | 1995-01-17 |
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