JP3124911U - マイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体とその包装用箱体 - Google Patents

マイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体とその包装用箱体 Download PDF

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Abstract

【課題】 扁平状のマイクロ波加熱用包装袋を寝かせた状態で加熱することができると共に、包装袋の内容物が蒸気と一緒に包装箱体周囲に飛散するのを防止することができるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体を提供するものである。
【解決手段】 蒸気圧で開口する逃圧部Tを備えたマイクロ波加熱用包装袋Wを内部に収容した箱体1に、箱体の正面部11及び両側面部13に連続して切り開き開口10用の切込線20を設けてなるマイクロ波加熱用箱体1において、該切込線20の両端部Oを両側面部13に連続して背面部14との境界に到達する位置にまで設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体。
【選択図】 図3

Description

本考案は、マイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体に関する。
近年、密封状態の包装袋に食品等の内容物を収容し、この包装袋に蒸気圧で開口する逃圧部を設けて包装袋を開口することなくマイクロ波で加熱することができるようにしたマイクロ波加熱用包装袋が使用されている。
また、このマイクロ波加熱用包装袋を包装箱体に収容した状態で、前記逃圧部から放出される蒸気を逃がすために包装箱体の一部を開口してマイクロ波で加熱するようにした包装箱体も使用されている。
従来、この包装箱体は、包装袋の内容物が漏れ出さないように逃圧部を上にして立てた状態で加熱することができるように構成されたものが多く使用されている。しかし、マイクロ波加熱用包装袋は扁平状のものが多く、包装箱体も薄型のものが多いことから、この包装箱体を立てた状態に保つために、包装箱体の構造が複雑になっていた。
この包装箱体の構造を簡素化したものとして、包装箱体の正面部の上面部寄り部分を立て起こし、内部の密封包装食品を偏平状に寝かせた姿勢のままでマイクロ波に入れて加熱することができる包装箱体が、下記特許文献1に開示されている。
特許第3463296号公報
特許文献1に記載の包装箱体は、正面部破断用ライン、それに連なる両側面部破断用ライン、さらにそれに連なる一対の背面部破断用ラインを破断することで、該正面部の上面部寄りの部分をほぼ90度の角度に立て起こし、上面部を背面部と同じ平面上に位置させて開くようにしてあり、加熱時に包装箱体の正面部の上面部寄り部分が大きく開口する。このため、密封包装食品をマイクロ波加熱装置に入れて加熱したときに、扁平状に寝かせた包装袋の蒸気逃がし部から蒸気と一緒に食品の一部が漏れ出す場合も考えられ、この漏れ出した食品が包装箱体の上記開口した部分から飛散してマイクロ波加熱装置の内面を汚す恐れがあるという課題があった。
そこで、本考案は、扁平状のマイクロ波加熱用包装袋を寝かせた状態で加熱することができると共に、包装袋の内容物が蒸気と一緒に包装箱体周囲に飛散するのを防止することができるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体を提供するものである。
本考案は、上記課題を解決するために、蒸気圧で開口する逃圧部を備えたマイクロ波加熱用包装袋を内部に収容した箱体に、箱体の正面部及び両側面部に連続して切り開き開口用の切込線を設けてなるマイクロ波加熱用箱体において、該切込線の両端部を両側面部に連続して背面部との境界に到達する位置にまで設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体を提供するものである。
また、本考案は、上記の包装箱体において、前記切込線の両端部を前記境界を越えて背面部に至るまで設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体を提供するものである。
また、本考案は、上記の包装箱体において、前記背面部に前記切込線の両端部を結ぶ線に沿って折曲線を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体を提供するものである。
また、本考案は、上記の包装箱体において、前記切込線の両端部を結ぶ線に沿って前記背面部の一部に切込を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体を提供するものである。
また、本考案は、上記の包装箱体において、前記側面部の切込線を、前記正面部から背面部に向かって傾斜して設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体を提供するものである。
また、本考案は、上記の包装箱体において、包装箱体の正面部に切り開き開口用切込線により逃圧部に対面して開口蓋部を形成してなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体を提供するものである。
また、本考案は、上記の包装箱体において、前記開口蓋部に把持片部を形成したマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体を提供するものである。
また、本考案は、上記の包装箱体において、マイクロ波加熱用包装袋と共にライス容器を内部に収容したマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体を提供するものである。
また、本考案は、上記の包装箱体において、切り開き開口からライス容器を取り出し可能に収容してなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体を提供するものである。
また、本考案は、上記の包装箱体において、正面部を平板状に設けると共に、背面部に側面部の一端部に沿って円弧状に湾曲した湾曲部を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体を提供するものである。
また、本考案は、上記の装箱体において、正面部を平板状に設けると共に、湾曲部に収容蓋部を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体を提供するものである。
また、本考案は、上記の包装箱体において、湾曲部を切り開き開口用切込線の両端部よりも箱体の一端部側に位置して設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体を提供するものである。
また、本考案は、上記の包装用箱体において、箱体の側面部に覗き窓を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体及びその包装用箱体を提供するものである。
本考案に係る包装箱体及びその包装用箱体によれば、蒸気圧で開口する逃圧部を備えたマイクロ波加熱用包装袋を内部に収容した箱体に、箱体の正面部及び両側面部に連続して切り開き開口用の切込線を設けてなるマイクロ波加熱用箱体において、該切込線の両端部を両側面部に連続して背面部との境界に到達する位置にまで設けてなる構成を有することにより、マイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体の正面部とその両側の側面部の切り開き開口用切込線を背面部の境界まで切り開いて、扁平状のマイクロ波加熱用包装袋を寝かせた状態で箱ごとマイクロ波装置で加熱すると、包装袋が膨張して開口蓋部を押し上げたとしても、切込線により切り離された正面部とその両側に連続する側面部が、背面部を前記切込線の両端部を結ぶ線に沿って屈曲又は湾曲させて、包装袋を逃圧部が上を向いた高さのある状態で収容すると共に、逃圧部の上側を正面部が斜めに覆うこととなるから、容器の内容物が蒸気と一緒に包装箱体周囲に飛散するのを防止することができる効果がある。
また、本考案は、上記の包装箱体において、前記切込線の両端部を前記境界を越えて背面部に至るまで設けてなる構成を有することにより、背面部を切込線を境に確実に折り曲げることができる効果がある。
また、本考案は、上記の包装箱体において、前記背面部に前記切込線の両端部を結ぶ線に沿って折曲線を設けてなる構成を有することにより、背面部を折曲線を境に確実に折り曲げることができる効果がある。
また、本考案は、上記の包装箱体において、前記切込線の両端部を結ぶ線に沿って前記背面部の一部に切込を設けてなる構成を有することにより、背面部を切込を境に確実に折り曲げることができる効果がある。
また、本考案は、上記の包装箱体において、前記側面部の切込線を、前記正面部から背面部に向かって傾斜して設けてなる構成を有することにより、切込線に沿って正面部から側面部にかけて円滑に切り離しができると共に、開口部を大きくすることができる効果がある。
また、本考案は、上記の包装箱体において、包装箱体の正面部に切り開き開口用切込線により逃圧部に対面して開口蓋部を形成してなる構成を有することにより、逃圧部の上方を対面する開口蓋部で覆うことができるから、包装袋の内容物が蒸気と一緒に包装箱体の周囲に飛散するのを阻止することができる効果がある。
また、本考案は、上記の包装箱体において、前記開口蓋部に把持片部を形成した構成を有することにより、開口蓋部の切り開きを容易にする効果がある。
また、本考案は、上記の包装箱体において、マイクロ波加熱用包装袋と共にライス容器を内部に収容した構成を有することにより、切り開き開口部からライス容器のみを取り出した後、包装袋を内容物が蒸気と一緒に包装箱体の周囲に飛散する恐れのないライス容器の空間だけ大型の箱体内に収容した状態で、マイクロ波装置でそのまま包装袋を加熱することができる効果がある。
また、本考案は、上記の包装箱体において、切り開き開口からライス容器を取り出し可能に収容してなる構成を有することにより、切り開き開口からライス容器を取り出すことができる効果がある。
また、本考案は、上記の包装箱体において、正面部を平板状に設けると共に、背面部に側面部の一端部に沿って円弧状に湾曲した湾曲部を設けてなる構成を有することにより、正面部を切り開いて平板状の開口蓋部等を形成することができると共に、湾曲部を含めて背面部全体に円滑で連続的な商品表示面を形成することができる効果がある。
また、本考案は、上記の包装箱体において、正面部を平板状に設けると共に、湾曲部に収容蓋部を設けてなる構成を有することにより、背面部と一体な湾曲部で広い収容蓋部を形成することができるから、広い蓋部開口から内容物の収容作業を容易に行える効果がある。
また、本考案は、上記の包装箱体において、湾曲部を切り開き開口用切込線の両端部よりも箱体の一端部側に位置して設けてなる構成を有することにより、切り開き開口を大きくすることができる効果がある。
また、本考案は、上記の包装用箱体において、箱体の側面部に覗き窓を設けてなる構成を有することにより、内容物の状態を見ることができる効果がある。
以下図示する実施例により本考案を詳細に説明する。
図1乃至図5に記載の実施例1において、本考案は、蒸気圧で開口する逃圧部Tを備えたマイクロ波加熱用包装袋Wを収容した包装箱体1において、図示の実施例で太線で表した切り開き開口用切込線20として、逃圧部Tに対面する包装箱体1の正面部11に正面切込線21を施して上広状の開口蓋部12を形成する一方、該切込線20を両側の側面部13に側面切込線22として連続して設け、該切込線22の側面部13と背面部14との境界に両端部Oが至るように設けてなるマイクロ波加熱用包装袋Wを収容した包装箱体1を提供するものである。
本考案実施例1に係る蒸気圧で開口する逃圧部Tを備えたマイクロ波加熱用包装袋Wを収容した包装箱体1によれば、マイクロ波加熱用包装袋Wを収容した包装箱体1の、逃圧部Tに対面する正面部11とその両側の側面部13の切り開き開口用の切込線20を背面部14の境界Oまで切り開いて、扁平状のマイクロ波加熱用包装袋Wを寝かせた状態で箱体1ごとマイクロ波で加熱すると、図3に記載のように、包装袋Wが膨張して開口蓋部12を押し上げると、切込線20により切り離された正面部14の開口蓋部12とその両側に連続する側面部16が、背面部14を切込線20の端部O−Oを境に湾曲又は屈曲することとなる。図4は背面部14における切込線20の端部Oの位置を示すものである。
このことにより、包装箱体1は、レンジ底板R上において背面部側上縁部Pと下縁部Qとを着地した形で湾曲又は屈曲し、包装袋Wを逃圧部Tが上を向いた状態に維持すると共に、逃圧部Tの上側を開口蓋部12で斜めに覆うことができるから、包装袋Wの内容物が蒸気と一緒に噴出しても、傾斜した前記開口蓋部12とその両側に連続する上側面部16が、包装箱体1の上面部17及び背面部14の折曲面部18と相まって、包装箱体1の上面部17を越える方向に飛散するのを防止することができる。19は包装箱体1の上面部17に相対する下面部である。
また、本考案は、図2に記載のように、前記背面部14に前記切込線20の両端部Oを結ぶ線O−Oに沿って折曲線15を設けることができ、背面部14を折曲線15を境に確実に折り曲げることができるように構成することができる。
また、折曲線15は、図5に記載のように、切込線20の両端部Oを結ぶ線O−Oに沿って一部に設けることができ、この場合、図5に記載の如く、切込線20の両端部Oに連続して設けることにより、切込線20に連続する折曲線15に沿って容易に折り曲げることができる。
また、本考案は、前記背面部14に設けた折曲線15の一部又は全部に間欠的な切込による切込線26を設けることができ、背面部14の折曲線15の折り曲げ強度を適宜に調整することができる。 また、加熱後に背面部14の折曲面部18を折曲線15又は切込線26で容易に折り曲げ又は切り離して、加熱した包装容器Wを包装箱体1内から簡単に取り出すことができるように構成することも可能である。
なお、折曲線15は押圧による凹溝状の連続した折曲容易な形態として設けてあるのに対して、切込線26はミシン目或いは切込の一部に切り離し容易な連結部を設けたもの、又は、背面部14の一面側に板厚の途中まで切込みを入れた折り曲げ又は切り離し容易な形態で構成することができる。
また、本考案は、図示の実施例ように、前記側面部13の切込線22を、前記正面部11から背面部13に向かって傾斜して設けた構成にすることにより、正面切込線21に沿って正面部11から側面部13にかけて側面切込線22を円滑に切り離すことができると共に、開口蓋部12の開口10を大きくすることができる。
また、本考案は、図示の実施例のように、前記開口蓋部12に、正面切込線21にV字状、U字状又は円弧状等の湾曲部23を設けることにより、切り開き開口用の把持片部24を形成した構成にすることができ、開口蓋部12を把持片部24から容易に切り離すことができる。
なお、把持片部24の凹又は凸の形状、凹凸形状の大きさ、位置は適宜に設定することができる。また、例えば、把持片部24の内側に切込による切取用孔を設けて、切取用孔を押し込み等により切り離して、その孔を利用して開口蓋部12を引き開ける構成にすることも可能である。
また、切り開き開口用切込線20は、図示の実施例において、例えば、正面切込線21の把持片部24を形成する湾曲部23は上からの押し込みによって切り離し易いように円弧状の線状に連続する切込からなり、その連続する正面切込線21は把持片部24を持って上に引き上げたときに連続して切り離し易いようにY字状の切込からなり、また、箱の角部では直線的に真っ直ぐな切込25を施して円滑な切り離しを容易にしている。
また、側面部13の切込線22から背面部14の折曲線15に連続して切込線26を設けることも可能である。
また、開口蓋部12に、例えば、両側の切込25を施した正面部11と側面部13の境界の角部を結ぶ線C−C又は該結ぶ線C−Cに平行する線に沿って前記折曲線15と同様の折曲線を設け、開口蓋部12をこの折込線を境に内側又は外側に折り込んで、蒸気の噴出する方向を変えるように構成することも可能である。
図6乃至図12に記載の実施例2において、先の実施例1と同一の機能を有する構成部分については、同一の符号を付して重複する部分についてはその説明を省略するが、本考案の実施例2に係る包装用箱体1は、図12の展開図から組み立てられ、図10に記載のように、ライス容器Kと、蒸気圧で開口する逃圧部Tを備えたマイクロ波加熱用包装袋Wとを内部に収容して使用され、図6の正面図及び図9の側面図の太い破線で描かれた切込線20、21、22に沿って切り開き、図7の背面図の折り曲げ線15で折り曲げて図10のように開口蓋部12を開口した後、ライス容器Kのみを取り出して、図11に記載のように開口蓋部12をほぼ閉じた状態で包装袋Wを箱体1ごと背面部14を下にして電子レンジで加熱し、包装袋Wが膨らんで逃圧部Tから内容物が蒸気と一緒に噴出しても、開口蓋部12で覆われている箱体1から周囲に飛散するのを阻止することができるようにしたものである。
従って、実施例2の包装箱体1においては、例えば、カレーを収容したマイクロ波加熱用包装袋Wと共にライス容器Kを内部に収容してカレーライスのセットとして販売することができ、切り開き開口部10からライス容器Kのみを取り出した後、包装袋Wを内容物が蒸気と一緒に包装箱体の周囲に飛散する恐れのないライス容器Kの空間だけ大型の箱体1内に収容した状態で、マイクロ波装置でそのまま包装袋Wを加熱することができる。
また、上記実施例2の包装箱体1においては、マイクロ波加熱用包装袋Wと共にライス容器Kを重ねて内部に収容し、切り開き開口10からライス容器を取り出した後、箱内に残った包装袋Wをそのままマイクロ波装置でそのまま包装袋Wを加熱することができる。
また、上記実施例2の包装箱体においては、正面部11を平板状に設けると共に、背面部14に側面部13の一端部に沿って円弧状に湾曲した湾曲蓋部27を設けて、正面部11を切込線20に沿って切り開いて平板状の開口蓋部12を形成することができると共に、湾曲蓋部27を含めて背面部14の全体に円滑で連続的な商品表示面を形成することができる。
従って、本考案箱体1を正面部11を裏側に、背面部14を表面側にして商品棚に配列して展示し、優れた商品表示効果が得られる。
また、実施例2では、上記の如く、包装箱体1において、正面部11を平板状に設けると共に、背面部14に連続して湾曲蓋部27を設けてなる構成を有することにより、背面部14と一体な湾曲蓋部27で広い収容蓋部開口を形成することができるから、広い蓋部開口から内容物の収容作業を容易に行える効果がある。
また、実施例2では、上記の包装箱体1において、湾曲蓋部27を切り開き開口用切込線22の両端部Oよりも箱体1の上端部側に位置して設けてなる構成を有することにより、切り開き開口10を大きくとることができる。湾曲蓋部27に切り開き開口用切込線22の両端部Oを設けた場合には、切込線20に沿って切り開いて平板状の開口蓋部12が湾曲蓋部27と共に大きく展開する形で開いてしまい、切り開き開口10を閉じれなくなる恐れがある。
また、実施例2では、上記の包装箱体1において、箱体1の側面部13に覗き窓28を設けてなる構成を有することにより、内容物の状態を見ることができる。
覗き窓28の形状は、図示の菱形状に限らず、円形状、楕円形状、長方形状、スリット状、渦巻き状、又はその組み合わせなどの自由な形状にすることができ、また、大きさにより1個でも良いが、2から10個以上まで複数個又は多数個を設けても良い。
また、覗き窓28は、打ち抜きの透孔でも良いが、透明な閉じた窓であっても良い。
なお、図12の展開図において、左端の糊代29は右端の側面部13に貼着され、正面部11の上端部の掛止片30は、ライス容器K等を収容後に湾曲蓋部27の切込掛止部31に差し込んで、湾曲蓋部27を強固に掛止めるものである。また、32は湾曲蓋部27の折り込み片部であり、33,34は湾曲蓋部27の内側に折り込まれる蓋部開口の側面部13の折り畳み片であり、35,36は下面部19の底部折り畳み片である。
本考案包装箱体の一実施例を示す正面方向から見た斜視図。 その一実施例の背面方向から見た斜視図。 その一実施例の一使用状態を示す一部縦断側面図。 その実施例の背面図。 その他の実施例の背面図。 本考案包装箱体の他の一実施例を示す正面図。 その背面図。 その平面図。 その側面図。 その実施例の一使用状態を示す斜視図。 その実施例の他の使用状態を示す一部縦断側面図。 その展開図。
符号の説明
1 包装箱体
10 開口
11 正面部
12 開口蓋部
13 側面部
14 背面部
15 折曲線
16 上側面部
17 上面部
18 折曲面部
19 下面部
20 切り開き開口用切込線
21 正面切込線
22 側面切込線
23 湾曲部
24 把持片部
25 切込
26 切込線
27 湾曲蓋部
28 覗き窓
29 糊代
30 掛止片
31 切込掛止片
32 折り込み片部
33、34 折り畳み片
35、36 底部折り畳み片

Claims (26)

  1. 蒸気圧で開口する逃圧部を備えたマイクロ波加熱用包装袋を内部に収容した箱体に、箱体の正面部及び両側面部に連続して切り開き開口用の切込線を設けてなるマイクロ波加熱用箱体において、該切込線の両端部を両側面部に連続して背面部との境界に到達する位置にまで設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体。
  2. 請求項1に記載の包装箱体において、前記切込線の両端部を前記境界を越えて背面部に至るまで設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体。
  3. 請求項1又は2に記載の包装箱体において、前記背面部に前記切込線の両端部を結ぶ線に沿って折曲線を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体。
  4. 請求項1、2又は3に記載の包装箱体において、前記切込線の両端部を結ぶ線に沿って前記背面部の一部に切込を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の包装箱体において、前記側面部の切込線を、前記正面部から背面部に向かって傾斜して設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の包装箱体において、包装箱体の正面部に切り開き開口用切込線により逃圧部に対面して開口蓋部を形成してなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体。
  7. 請求項6に記載の包装箱体において、前記開口蓋部に把持片部を形成したマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の包装箱体において、マイクロ波加熱用包装袋と共にライス容器を内部に収容したマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体。
  9. 請求項8に記載の包装箱体において、切り開き開口からライス容器を取り出し可能に収容してなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の包装箱体において、正面部を平板状に設けると共に、背面部に側面部の一端部に沿って円弧状に湾曲した湾曲部を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体。
  11. 請求項10に記載の包装箱体において、正面部を平板状に設けると共に、湾曲部に収容蓋部を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体。
  12. 請求項10又は11に記載の包装箱体において、湾曲部を切り開き開口用切込線の両端部よりも箱体の一端部側に位置して設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体。
  13. 請求項1乃至12のいずれかに記載の包装用箱体において、箱体の側面部に覗き窓を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容した包装箱体。
  14. 蒸気圧で開口する逃圧部を備えたマイクロ波加熱用包装袋を内部に収容するための箱体に、箱体の正面部及び両側面部に連続して切り開き開口用の切込線を設けてなるマイクロ波加熱用箱体において、該切込線の両端部を両側面部に連続して背面部との境界に到達する位置にまで設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容するための包装用箱体。
  15. 請求項14に記載の包装用箱体において、前記切込線の両端部を前記境界を越えて背面部に至るまで設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容するための包装用箱体。
  16. 請求項14又は15に記載の包装用箱体において、前記背面部に前記切込線の両端部を結ぶ線に沿って折曲線を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容するための包装用箱体。
  17. 請求項14、15又は16に記載の包装用箱体において、前記切込線の両端部を結ぶ線に沿って前記背面部の一部に切込を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容するための包装用箱体。
  18. 請求項14乃至17のいずれかに記載の包装用箱体において、前記側面部の切込線を、前記正面部から背面部に向かって傾斜して設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容するための包装用箱体。
  19. 請求項14乃至18のいずれかに記載の包装用箱体において、包装用箱体の正面部に切り開き開口用切込線により逃圧部に対面して開口蓋部を形成してなるマイクロ波加熱用包装袋を収容するための包装用箱体。
  20. 請求項19に記載の包装用箱体において、前記開口蓋部に把持片部を形成したマイクロ波加熱用包装袋を収容するための包装用箱体。
  21. 請求項14乃至20のいずれかに記載の包装用箱体において、マイクロ波加熱用包装袋と共にライス容器を内部に収容可能なマイクロ波加熱用包装袋を収容するための包装用箱体。
  22. 請求項21に記載の包装用箱体において、切り開き開口からライス容器を取り出し可能に設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容するための包装用箱体。
  23. 請求項14乃至22のいずれかに記載の包装用箱体において、正面部を平板状に設けると共に、背面部に側面部の一端部に沿って円弧状に湾曲した湾曲部を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容するための包装用箱体。
  24. 請求項23に記載の包装用箱体において、正面部を平板状に設けると共に、湾曲部に収容蓋部を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容するための包装用箱体。
  25. 請求項23又は24に記載の包装用箱体において、湾曲部を切り開き開口用切込線の両端部よりも箱体の一端部側に位置して設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容するための包装用箱体。
  26. 請求項14乃至25のいずれかに記載の包装用箱体において、包装用箱体の側面部に覗き窓を設けてなるマイクロ波加熱用包装袋を収容するための包装用箱体。
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JP2017171362A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 凸版印刷株式会社 電子レンジ調理用包装箱

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