JP4873124B2 - 包装紙箱 - Google Patents

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Description

本発明は、包装袋を収納するための包装紙箱の技術分野に属し、特に、電子レンジで加熱することができるレトルト食品等の調理済み食品を密封充填した包装袋の外装に適用される電子レンジ用の包装紙箱に関するものである。
従来より、レトルト食品等の調理済み食品を密封充填した包装袋を収納した状態で販売され、その包装袋を収納したままで電子レンジにて加熱することを可能とした包装紙箱が種々提案されている。
このような包装紙箱の一つとして、例えば特許文献1,2に記載のものがある。これらの文献に示される扁平箱形の包装紙箱は、内圧を利用して剥離開口させる弱シール部又は脆弱部を有する背貼り部を蒸気逃がし部として設けた包装袋の外装に用いられる。そして、この包装紙箱に入った包装袋を電子レンジにより加熱するに際しては、紙箱に設けた切離開封部を開いて包装袋の背貼り部を外部に露出させ、そのままターンテーブル上に水平横倒し状態に置いて寝かせたまま加熱するようになっている。この電子レンジでの加熱時において、包装袋は加熱による内部蒸気圧で背貼り部が剥離開口し、そこから圧抜きのための水蒸気を外部に向けて円滑に逃がすことができ、また箱自体は熱くならないので、加熱調理後は電子レンジ内から容易に取り出すことができる。
特開2001−39476号公報 特開2002−19776号公報
上記した特許文献1,2に記載の包装紙箱は、調理済み食品を充填した包装袋を収容した状態で販売される。そして、電子レンジでの加熱時には、天壁の部分を開封した後、包装袋を入れたまま、ターンテーブル上で立てることなく寝かせた状態で加熱することができる。特に、特許文献2に記載のものは、開封して立て起こされた天壁の部分が飛散した内容物の楯としての役目を果たすことから、電子レンジからの取出しに際して火傷する恐れが少ないという利点もある。しかしながら、いずれにしても、天壁の部分を開封すると、その天壁の部分だけ全体の長さが大きくなるので、食品の内容量を増量した場合など、箱サイズが少しでも大きくなると、ターンテーブルからはみ出して、回転時に引っ掛かるという問題点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、箱サイズが若干大きくても、電子レンジで加熱した際に水蒸気が外部に逃げることはもちろん、回転時に引っ掛からないないようにした包装紙箱を提供することにある。
上記の問題点を解決するため、本発明の包装紙箱は、内部蒸気圧が所定圧力を越えると開口する背貼り部が蒸気逃がし部として設けられた包装袋の外装に用いられる扁平箱形の包装紙箱であって、水平横倒し状態で見て、上面パネルの内側面に差し込まれる差込みパネルが上辺側に連設してなる開封部分を側面に有しており、その差込みパネルには開口が形成され、差込みパネルの開口における端縁側の縁部に一対の切欠によって凸部分が設けられており、上面パネルの端縁近傍には差込みパネルの凸部分を上側から差し込んで係止できるスリットが形成されていることを特徴としている。
本発明の包装紙箱は、差込みパネルを上面パネルの内側面から引き抜いて開封部分を開けると、その差込みパネルに開口が形成されているので、電子レンジで加熱した際に水蒸気を外部に逃がすことができる。そして、開封部分を開けた後、差込みパネルを上面パネルに被せるようにしてその凸部分を上面パネルのスリットに差し込んで係止することにより、開封部分と差込みパネルがV字状に屈曲して出っ張りが小さくなるので、箱サイズが若干大きくても、ターンテーブルに載せて電子レンジで加熱する際に引っ掛からないないようにすることができる。しかも、差込みパネルには開口があり、さらには開封部分と差込みパネルの側方にも三角状の開口が形成されるので、電子レンジ用として必要な水蒸気を逃がす機能を有したものとなる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明に係る包装紙箱の一例を示す斜視図、図2は図1の包装紙箱を形成するブランクの平面図、図3は図1の包装紙箱の使用状態を示す斜視図である。
図1の包装紙箱は図2のブランクを組み立てて形成される。このブランクは、紙箱用の板紙を打ち抜いて形成したものであり、打抜きと同時に形成される罫線により図示の如く所定の部分に区画されている。
すなわち、上面パネル11の右辺に側面パネル12、下面パネル13、側面パネル14がこの順で連設され、左辺には接着パネル15が連設され、下面パネル13の上辺には蓋パネル16が連設され、その蓋パネル16には通常の紙箱より大きめのサイズをした差込みパネル17が連設されている。また、上面パネル11と下面パネル13の下辺にはそれぞれ閉鎖パネル18,19が連設されており、側面パネル12,14の上辺にはそれぞれフラップ片20,21が連設され、下辺にはそれぞれ折込みパネル22,23が連設されている。
そして、差込みパネル17には大きな長円形の開口24が形成され、その開口24における端縁側の縁部に一対の切欠によって凸部分25が設けられており、上面パネル11の端縁近傍には、組立時においてこの差込みパネル17の凸部分25を上側から差し込んで係止できるスリット26が形成されている。
このブランクは、閉鎖パネル18,19の折返し部18a,19aをそれぞれ折込みパネル22,23に貼り合わせるとともに、接着パネル15を側面パネル14に貼り合わせたサック貼り状態で折り畳まれる。そして、紙箱を組み立てるに際しては、折り畳んだブランクを起こすだけの操作で、閉鎖パネル18,19の部分がオートロックされて箱の底部が形成される。このように箱状としてから、レトルト食品等の調理済み食品を密封充填した包装袋を所定の向きで中に入れ、差込みパネル17を上面パネル11の内側面に差し込んで蓋パネル16を閉じる。これにより、図1に示す包装紙箱Aが形成され、この包装紙箱Aは、下面パネル13に連設する蓋パネル16により箱の開封部分が構成された形態となる。なお、紙箱の分野では常套手段ではあるが、オートロックでの底部の形成を容易とするため、閉鎖パネル18,19と折込みパネル22,23の境界線は押罫と切線を組み合わせたリード罫としている。
この包装紙箱Aを電子レンジにかけるに際しては、まず、差込みパネル17を上面パネル11の内側面に当接する位置から引き抜くことで蓋パネル16を開ける。そして、差込みパネル17を上面パネル11に被せるようにしてその凸部分25を上面パネル11のスリット26に差し込んで係止する。これにより、図3に示すように、蓋パネル16と差込みパネル17がV字状に屈曲して出っ張りが小さくなり、蓋パネル16を伸ばした場合に比べて長さ方向のサイズが小さくなる。したがって、箱サイズが若干大きくてもターンテーブルに載せて電子レンジで加熱する際に引っ掛からないようにすることができる。
そして、電子レンジでの加熱時には、包装袋から出る水蒸気を差込みパネル17の開口24から逃がすことができる。さらに、蓋パネル16と差込みパネル17の側方にも三角状の開口があるので、ここからも水蒸気を逃がすことができる。また、内容物が吹き出した場合でも、蓋パネル16と差込みパネル17が楯の役目を果たして外部に飛び出すのを防止する。
図4は本発明に係る包装紙箱の他の例を示す斜視図、図5は図4の包装紙箱を形成するブランクの平面図、図6は図4の包装紙箱の使用状態を示す斜視図である。
図4の包装紙箱は図5のブランクを組み立てて形成される。このブランクは、紙箱用の板紙を打ち抜いて形成したものであり、打抜きと同時に形成される罫線により図示の如く所定の部分に区画されている。
すなわち、上面パネル31の右辺に側面パネル32、下面パネル33、側面パネル34がこの順で連設され、左辺には接着パネル35が連設され、このうち下面パネル33は通常の箱より上方に長く、この延長したところが蓋部分33aとなっており、その蓋部分33aには通常の紙箱より大きめのサイズをした差込みパネル36が連設されている。このように、図5のブランクでは、通常の蓋パネルがない代わりに、下面パネル33を延長して蓋部分33aとしている。また、上面パネル31と下面パネル33の下辺にはそれぞれ閉鎖パネル37,38が連設されており、側面パネル32,34の上辺にはそれぞれフラップ片39,40が連設され、下辺にはそれぞれ折込みパネル41,42が連設されている。
そして、差込みパネル36には大きな長円形の開口43が形成され、その開口43における端縁側の縁部に一対の切欠によって凸部分44が設けられており、上面パネル31の端縁近傍には、組立時においてこの差込みパネル36の凸部分44を上側から差し込んで係止できるスリット45が形成されている。
このブランクは、閉鎖パネル37,38の折返し部37a,38aをそれぞれ折込みパネル41,42に貼り合わせるとともに、接着パネル35を側面パネル34に貼り合わせたサック貼り状態で折り畳まれる。そして、紙箱を組み立てるに際しては、折り畳んだブランクを起こすだけの操作で、閉鎖パネル37,38の部分がオートロックされて箱の底部が形成される。このように箱状としてから、レトルト食品等の調理済み食品を密封充填した包装袋を所定の向きで中に入れ、差込みパネル36を上面パネル31の内側面に差し込んで蓋部分33aを閉じる。これにより、図4に示す包装紙箱Bが形成され、この包装紙箱Bは、下面パネル33を延長した蓋部分33aにより箱の開封部分が構成された形態となる。なお、紙箱の分野では常套手段ではあるが、オートロックでの底部の形成を容易とするため、閉鎖パネル37,38と折込みパネル41,42の境界線は押罫と切線を組み合わせたリード罫としている。
この包装紙箱Bを電子レンジにかけるに際しては、まず、差込みパネル36を上面パネル31の内側面に当接する位置から引き抜くことで蓋部分33aを開ける。そして、差込みパネル36を上面パネル31に被せるようにしてその凸部分44を上面パネル31のスリット45に差し込んで係止する。これにより、図6に示すように、蓋部分33aと差込みパネル36がV字状に屈曲して出っ張りが小さくなり、蓋部分33aを伸ばした場合に比べて長さ方向のサイズが小さくなる。したがって、箱サイズが若干大きくてもターンテーブルに載せて電子レンジで加熱する際に引っ掛からないようにすることができる。
そして、電子レンジでの加熱時には、包装袋から出る水蒸気を差込みパネル36の開口43から逃がすことができる。さらに、蓋部分33aと差込みパネル36の側方にも三角状の開口があるので、ここからも水蒸気を逃がすことができる。また、内容物が吹き出した場合でも、蓋部分33aと差込みパネル36が楯の役目を果たして外部に飛び出すのを防止する。
以上、2つの例を挙げ、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明による包装紙箱は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
本発明に係る包装紙箱の一例を示す斜視図である。 図1の包装紙箱を形成するブランクの平面図である。 図1の包装紙箱の使用状態を示す斜視図である。 本発明に係る包装紙箱の他の例を示す斜視図である。 図4の包装紙箱を形成するブランクの平面図である。 図4の包装紙箱の使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
A,B 包装紙箱
11 上面パネル
12 側面パネル
13 下面パネル
14 側面パネル
15 接着パネル
16 蓋パネル
17 差込みパネル
18,19 閉鎖パネル
18a,19a 折返し部
20,21 フラップ片
22,23 折込みパネル
24 開口
25 凸部分
26 スリット
31 上面パネル
32 側面パネル
33 下面パネル
33a 蓋部分
34 側面パネル
35 接着パネル
36 差込みパネル
37,38 閉鎖パネル
37a,38a 折返し部
39,40 フラップ片
41,42 折込みパネル
43 開口
44 凸部分
45 スリット

Claims (1)

  1. 内部蒸気圧が所定圧力を越えると開口する背貼り部が蒸気逃がし部として設けられた包装袋の外装に用いられる扁平箱形の包装紙箱であって、水平横倒し状態で見て、上面パネルの内側面に差し込まれる差込みパネルが上辺側に連設してなる開封部分を側面に有しており、その差込みパネルには開口が形成され、差込みパネルの開口における端縁側の縁部に一対の切欠によって凸部分が設けられており、上面パネルの端縁近傍には差込みパネルの凸部分を上側から差し込んで係止できるスリットが形成されていることを特徴とする包装紙箱。
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