JP6053576B2 - 振動型駆動装置、および撮像装置 - Google Patents
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Description
振動型駆動装置には、ねじ部を介して互いに嵌合している振動子と移動体、および前記振動子を加振する圧電素子を有するものがある。
以下に、従来のネジ駆動型の振動型駆動装置について説明する(例えば、特許文献1参照)。
回転軸を持つねじ付きシャフトと、これに係合するナットを備えている。ナットには圧電素子が固定されており、この圧電素子によってナットに、回転軸の方向に1次の曲げ振動を励振する。
±90度の位相シフトで直行する曲げモードを励起させることによって円軌道を描かせ、ナットを軌道方向に動かしている。
これにより前記ねじ付きシャフトを回転させると同時に軸方向へ移動させることができる。
しかしながら、このような従来例の構成では駆動体または移動体をバネ部品などにより加圧した場合、移動体が軸方向に移動した時に、その移動距離に伴って加圧力が変化してしまうという課題を有している。
前記振動子における弾性部の前記楕円運動によってロータを前記振動子に対して相対駆動するように構成された振動型駆動装置であって、
前記ロータは、前記弾性部に形成された第1のネジ部に係合するネジ部を備えた第1のロータと、前記シャフトに形成された第2のネジ部に係合するネジ部を備えた第2のロータと、を有し、
前記第1のロータと前記第2のロータとが、該第1と第2のロータの間に設けられたバ
ネ部材を介して、一体となって駆動可能に構成されていることを特徴とする。
本実施例の振動型駆動装置は、電気−機械エネルギー変換素子と、シャフトによって支持された弾性部を有し、該電気−機械エネルギー変換素子に駆動信号を印加することにより前記弾性部に楕円運動を発生させる振動子を備えている。
具体的には、図1において1は第1の弾性体、2は第2の弾性体、3は圧電素子(電気−機械エネルギー変換素子)、4はシャフト、5はナットである。
第1の弾性体1、第2の弾性体2は、積層圧電素子3を介してシャフト4及び下部ナット5によって、所定の挟持力が付与されるように締め付けられている。
第1の弾性体1、第2の弾性体2、圧電素子3、シャフト4及び下部ナット5は棒状の振動子9を構成している。
また、シャフト4の紙面上部の外径側には雄ネジ11(第2のネジ部)が形成されている。シャフト4の上部は不図示の別部品に固定されている。
6は第1のロータ(移動体)であり、内径の側面に雌ネジ12が形成されており、第1の弾性体1の雄ネジ10と係合している。雄ネジ10と雌ネジ12のピッチは等しい。
7は第2のロータであり、内径の側面に雌ネジ13が形成されており、シャフト4の雄ネジ11と係合している。雄ネジ11と雌ネジ13のピッチは等しい。
第1のロータ6と第2のロータ7の間にはバネ部材である加圧バネ8が設置されており、軸方向に所定の加圧力が付与されている。
本実施例では、バネ部材として加圧バネを用いて説明するが、引張りバネを用いることで軸方向に加圧力を付与することも可能である。
圧電素子3には、それぞれが2つの電極からなる電極群が含まれ、不図示の電源から、それぞれの電極群に位相の異なる交流電界が印加されると、上記した棒状の振動子9に、直交する2つの曲げ振動が励振される。
この結果、第1の弾性体1の雄ネジ10に楕円運動が形成され、雄ネジ10に押圧された第1のロータ6が摩擦駆動される。
これによって、第1のロータ6と第2のロータ7がネジ山に沿って、加圧バネ8が一体になってシャフト4の軸周りに回転しながら、軸方向に移動することになる。
第1のロータ6が図1において上方に移動した場合も雄ネジ11に接触することがなく、第1のロータの移動可能な距離を大きくすることができる。
雄ネジ10のピッチと雄ネジ11のピッチが一致していることが好ましい。一致していることによって、第1のロータが軸方向の上下に移動した際も、第1のロータ6と第2のロータ7の間隔が一定に保たれるので、それぞれのロータの加圧力を一定にすることができる。
雄ネジ11と雌ネジ13との間に働く摩擦力は振動型駆動装置の負荷となるために、これらの摩擦力はできるだけ小さいほうが好ましい。よって、シャフト4と第2のロータ7は摩擦係数の小さい材料で構成されることが好ましい。またはグリスなどの潤滑剤を塗布してもよい。
反対に、雄ネジ10と雌ネジ12については、振動子9の振動を、摩擦力を介して第1のロータ1に伝達、駆動しているために、ある程度の摩擦力が必要になると同時に、耐摩耗性も必要となる。そのため雄ネジ10及び雌ネジ12は耐摩耗性が高く、摩擦係数も高い材料であることが望ましい。
第1のロータ6の移動速度はネジのピッチと径、振動子の振動振幅と周波数によって適宜、調節が可能である。
本発明は、このような構成に限定されるものではなく、前記ロータの前記シャフトの軸方向への移動を規制して、前記振動子を前記シャフトの軸方向に駆動可能にしてもよい。要するに、弾性体の楕円運動によってロータと振動子とが相対駆動することが可能にされているものであればよい。
例えば、ロータを固定することで振動子が回転し、軸方向に駆動することも可能である。また、ロータを回転自由で、かつ、軸方向に対して拘束することで振動子を軸方向に駆動することも可能である。
また、振動子を回転自由で、かつ、軸方向のみに固定にすることでロータを軸方向に駆動することも可能である。
回転自由で、かつ、軸方向に対しての拘束は、例えば転がり軸受等で実現可能である。
回転する振動子に対しての給電は例えばスリップリングを振動子と同軸上に配置することによって実現可能である。
本実施例においては、圧電素子3を第1の弾性部と該第1の弾性部とは別の第2の弾性部による2つの弾性部で挟持するランジュバン型の振動子で構成される実施例を示したが、特にこれに限定されるものではない。
2:第2の弾性体
3:圧電素子
4:シャフト
5:ナット
6:第1のロータ
7:第2のロータ
8:加圧バネ
9:振動子
10:雄ネジ1
11:雄ネジ2
12:雌ネジ1
13:雌ネジ2
Claims (14)
- 電気−機械エネルギー変換素子と、シャフトによって支持された弾性部を有し、前記電気−機械エネルギー変換素子に駆動信号を印加することにより前記弾性部に楕円運動を発生させる振動子を備え、
前記振動子における弾性部の前記楕円運動によってロータを前記振動子に対して相対駆動するように構成された振動型駆動装置であって、
前記ロータは、前記弾性部に形成された第1のネジ部に係合するネジ部を備えた第1のロータと、前記シャフトに形成された第2のネジ部に係合するネジ部を備えた第2のロータと、を有し、
前記第1のロータと前記第2のロータとが、該第1と第2のロータの間に設けられたバネ部材を介して、一体となって駆動可能に構成されていることを特徴とする振動型駆動装置。 - 前記第1のロータの内径が、前記弾性部の外径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の振動型駆動装置。
- 前記電気−機械エネルギー変換素子は、前記シャフトによって支持された弾性部を構成する第1の弾性部と、該第1の弾性部とは別の第2の弾性部との間に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の振動型駆動装置。
- 前記第1のネジ部と、前記第2のネジ部のピッチが等しいことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記第1のネジ部の外径が、前記第2のネジ部の外径よりも大きいことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記第2のネジ部と該第2のネジ部と係合する前記第2のロータのネジ部は、摩擦係数の小さい材料で形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記第2のネジ部と、該第2のネジ部と係合する前記第2のロータのネジ部との間には潤滑剤が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記第1のネジ部と該第1のネジ部と係合する前記第1のロータのネジ部は、耐摩耗性が高く、摩擦係数の高い材料で形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記第1のロータの移動速度は、前記第1のネジ部におけるネジのピッチと径、前記振動子の振動振幅と前記駆動信号の周波数によって調節が可能に構成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記振動子の前記シャフトの軸方向への移動を規制して、前記ロータを前記軸方向に駆動するように構成されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記ロータの前記シャフトの軸方向への移動を規制して、前記振動子を前記シャフトの軸方向に駆動するように構成されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- 前記バネ部材は加圧バネであることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の振動型駆動装置。
- レンズと、
前記レンズを駆動する請求項1から12のいずれか1項の振動型駆動装置と、
を備えた撮像装置。 - ステージと、
前記ステージを駆動する請求項1から12のいずれか1項の振動型駆動装置と、
を備えた装置。
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